JP6991935B2 - 車両用補強部材とその製造法 - Google Patents

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Description

本発明は車両用補強部材とその製造法に関する。特に、自動車等車両の側部に強度構成部材として配設されるピラー部材のヒンジリンフォースメントとその製造法に関する。
自動車等車両の側部には、車両用構造部材としてピラー部材を備える。ピラー部材には、自動車の前方から通称Aピラーと称されるフロントピラー、通称Bピラーと称されるセンタピラー、通称Cピラーと称されるリヤピラーがある。このピラー部材において、自動車の側面衝突(側突)対応のため、その構造上の強度が特に要求される。そのためセンタピラーには、その強度を補強するためヒンジリンフォースメントが車両用補強部材として配設されている。
ところで、前述したピラー部材には、周辺の他の構成部材を取付けるための取付部が設定されることがある。したがって、そのための強度も必要とされる。例えば、センタピラーには、車両の側部に設置される扉(ドア)を係止するストライカが配置される。そして、センタピラーの補強部材であるヒンジリンフォースメントには、このストライカを取付けるための平面形状の取付平面部が形成される。
センタピラーの構造は、長尺状で、断面ハット形状のアウタパネルと、平板状のインナパネルとによって閉断面に形成される。そして、この閉断面内に補強部材のヒンジリンフォースメントが配設されて、アウタパネルに溶接等で接合されて、センタピラーを補強している。
補強部材のヒンジリンフォースメントの構造は、センタピラーの閉断面内に配設されるため、アウタパネルの断面ハット形状の内面形状に対応した断面コの字状で、長尺状に形成されている。断面コの字状の構成は、幅方向(車両前後方向)中央部位置の天板部と、この天板部における幅方向両端の稜線から屈曲形成されて延設される一対の縦壁部とから形成される。そして、このヒンジリンフォースメントには、前述した他の構成部材であるストライカを取付けるための平面形状のストライカ取付平面部が、縦壁部に形成される。
なお、補強部材のヒンジリンフォースメントの成形は、プレス成形により行われる。1枚の鋼板をプレス成形により屈曲成形して、断面コの字状に形成する(特許文献1参照)。そして、プレス成形には、通常、絞りプレス成形型と曲げプレス成形型が用いられている。
特開2013-220807号公報 特開2002-254114号公報 特開2015-66584号公報
ところで、補強部材のヒンジリンフォースメントの材質は、近年の側突性能向上の要請から、材料強度を高める傾向にある。プレス成形において高強度材料を用いる場合、プレス成形過程において一度生じた成形上のシワ(皺)は、その成形過程において潰して平面化することは困難である。すなわち、材料強度が高くない場合には、成形過程中にシワができた場合でも、その成形の最後のプレス成形時にシワを潰して平面形状化することが可能である。しかし、高強度材料の場合にはシワが一度できると、高強度ゆえにその後のプレス成形過程でシワを潰すことが困難とされている。まして、プレス成形後においてシワを他の手段により取ることは困難である。なお、ここで問題としているシワとはプレス成形に生じるうねりを意味する。
そのため、上述したヒンジリンフォースメントの縦壁部に形成するストライカ取付平面部のように、プレス成形後にうねりのシワのない精度の良い平面形状が要求される場合には、プレス成形中にシワが発生しないようにプレス成形することが必要とされる。
而して、本発明は上述した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、他の構成部材を取付けるための平面形状の取付平面部を有する車両用補強部材を、高強度の材料を用いてプレス成形する場合であっても、プレス成形中に取付平面部にうねりのシワが発生するのを防止ないし抑制することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る車両用補強部材とその製造法は次の手段をとる。
本発明の第1の発明は、車両用構造部材の内側に配置され、プレス成形により断面コの字状に形成される長尺状の車両用補強部材であって、前記断面コの字状は、幅方向中央部位置の天板部と、該天板部における幅方向両端の稜線から屈曲形成されて延設される一対の縦壁部とを有して形成され、前記一対の縦壁部における少なくとも一方の縦壁部には、長尺状の一部の範囲に他の構成部材を取付けるための平面形状の取付平面部が形成されており、前記取付平面部は当該取付平面部が形成される縦壁部をプレス成形する際の車両幅方向の内方端縁の形状が、成形方向に曲線形状の凸形状とされている車両用補強部材である。
本発明の第2の発明は、上述した第1の発明の車両用補強部材であって、前記車両用構造部材は車両の側部位置に設置されるピラー部材であり、当該車両用補強部材は前記ピラー部材を補強するヒンジリンフォースメントである車両用補強部材である。
本発明の第3の発明は、上述した第1の発明又は第2の発明の車両用補強部材であって、前記他の構成部材は車両の扉を係止するためのストライカであり、前記縦壁部に形成される前記取付平面部はストライカ取付平面部である車両用補強部材である。
本発明の第4の発明は、上述した第1の発明~第3発明のいずれかの発明の車両用補強部材をプレス成形により製造する車両用補強部材の製造法であって、前記車両用補強部材に形成する前記取付平面部をプレス成形するプレス成形型のダイフェースが、長尺状方向で見てその周辺の部位を形成するダイフェースよりプレス成形方向に曲線形状で凸形状とされている車両用補強部材の製造法である。
本発明の第5の発明は、上述した第4の車両用補強部材の製造法であって、前記プレス成形型は、絞りプレス成形型と曲げプレス成形型とから成り、この両プレス成形型のダイフェース形状は、上述した第4の発明と同様にプレス成形方向に曲線形状で凸形状とされている車両用補強部材の製造法である。
上述した本発明の手段によれば、他の構成部材を取付けるための平面形状の取付平面部を有する車両用補強部材を、高強度の材料を用いてプレス成形する場合であっても、プレス成形中に取付平面部にうねりのシワが発生するのを防止ないし抑制することができる。
自動車等車両の側部に配置されるセンタピラーの一例を示す全体図である。 図1のII-II矢視断面図である。 第2工程後(最終形態)のヒンジリンフォースメントにおける第2天板部を車幅方向外方から見た正面図である。 図3に示すヒンジリンフォースメントをIV矢視方向から見た車両後方側の第2縦壁部を示す側面図である。 図3に示すヒンジリンフォースメントをV矢視方向から見た車両前方側の第2縦壁部を示す側面図である。 図5におけるストライカ取付平面部箇所VIを拡大して示す拡大図である。 第2縦壁部に形成される溶接用突出部を拡大して示す斜視図である。 ヒンジリンフォースメントの絞り成形工程の概略構成を示す概念図である。 ヒンジリンフォースメントの曲げ成形工程の概略構成を示す概念図である。 センタピラーにストライカを取付けた状態を示す断面図である。 第1工程後(絞り成形工程後)のヒンジリンフォースメントにおける第2天板部を車幅方向外方から見た正面図である。 図11に示すヒンジリンフォースメントをXII矢視方向から見た車両後方側の第2縦壁部を示す側面図である。 図11に示すヒンジリンフォースメントをXIII矢視方向から見た車両前方側の第2縦壁部を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の車両用構造部材は、自動車等車両の側部に設置されるピラー部材におけるセンタピラーであり、車両用補強部材はセンタピラーを補強するヒンジリンフォースメントである。なお、各図に適宜示す方向表示は、自動車等車両の通常の姿勢状態における方向を示し、矢印FRは車両前方方向、矢印UPは車両上方向、矢印INは車幅方向の内側方向を示す。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として示す。
図1は自動車等車両用のセンタピラー10の概略構成を示し、図2は図1のII-II矢視断面を示す。なお、図1のセンタピラー10は自動車等車両の進行方向左側に設置された構成を示す。上掲の背景技術でも説明したように、自動車等車両の側部には、車両用構造部材としてピラー部材が配設される。ピラー部材には、自動車の前方から通称Aピラーと称されるフロントピラー(不図示)、通称Bピラーと称されるセンタピラー10、通称Cピラーと称されるリヤピラー(不図示)がある。このピラー部材において、自動車の側面衝突(側突)対応の要請からセンタピラー10の強度が重要視されている。そのため、図2に示すように、センタピラー10には、その強度を補強するためヒンジリンフォースメント20が車両用補強部材として配設されている。本実施形態では、近年の高強度化の要請から後述もするように高張力鋼板が用いられている。
図1及び図2に示すように、センタピラー10は、当該センタピラー10の車幅方向外側部を構成する長尺状のアウタパネル12と、センタピラー10の車幅方向内側部を構成する長尺状のインナパネル14とを備える。そして、更に、アウタパネル12の内側に配設されるヒンジリンフォースメント20を備えて構成される。
アウタパネル12は、車幅方向内側方向に開口する断面ハット形状に形成されており、第1天板部12Aと、第1縦壁部12Bと、第1フランジ部12Cとにより構成される。第1天板部12Aは図2で見て下方側(車幅方向外方側)に配置されており、その両端の稜線から図2で見て上方に向けて左右一対の第1縦壁部12Bが配置されている。左右一対の第1縦壁部12Bの配置は図2で見て上方(車幅方向内方側)に向けてその間隔が広がる方向に傾斜して形成されている。第1フランジ部12Cは図2で見て一対の第1縦壁部12Bの上端に一体的に接続された状態で、互いに反対方向に伸出形成されて配置されている。なお、第1フランジ部12Cの配置方向は第1天板部12Aの配置方向と同方向とされている。
なお、左右対称形状として配置される第1縦壁部12Bおよび第1フランジ部12Cについて、区別して説明する必要があるときは、図2で見て右側(車両後方側)に配設される部材には、当該部材の符号の後にrを付して示す。また、図2で見て左側(車両前方側)に配設される部材には、当該部材の符号の後にfを付して示す。
図2に示すように、インナパネル14は、略平板状に形成されており、車両前後方向の両側縁部(図2で見て左右両端部)から第2フランジ部14Cが外側方向に延出形成されている。そして、インナパネル14の両第2フランジ部14Cは、アウタパネル12の両第1フランジ部12Cに車幅方向に重ね合わされて、スポット溶接によって溶接接合されて閉断面を形成している。なお、図1において、黒丸印により、図2において、×印により溶接個所を示している。また、溶接接合はスポット溶接に限らず、レーザ溶接等、他の溶接によって溶接接合されてもよい。
図1に示すように、センタピラー10は車両上下方向へ延びる長尺状の形態として配設されている。そして、長尺方向の中央部位置が車幅方向外方向に凸状に突出した緩やかな湾曲形状として配設されている。且つ、センタピラー10の下端位置より上端位置が車両後方となる傾斜形状として配設されている。
従って、図1及び図2に示すように、長尺状のセンタピラー10は車両上下方向へ延びる閉断面構造に形成され、内側に一つの閉空間を形成している。なお、センタピラー10は、アウタパネル12の上端に形成された略T字状の取付部16を介してルーフサイドレール18に接合されている。また、センタピラー10はアウタパネル12の下端に形成された略T字状の取付部17を介してサイドシル19に接合されている。
アウタパネル12は引張強度が1180MPa以上の鋼板部材である。本実施形態では1470MPaの高張力鋼板が用いられている。アウタパネル12は常温プレス又はホットスタンプにより成形される。インナパネル14は、アウタパネル12の引張強度と同等、若しくは、アウタパネル12の引張強度よりも小さい鋼板部材が用いられる。本実施形態では590MPaの鋼板部材が用いられている。そして、インナパネル14は常温プレスにより成形される。
次に、センタピラー10の閉空間内に配置されるヒンジリンフォースメント20について説明する。図2に良く示されるように、ヒンジリンフォースメント20はセンタピラー10のアウタパネル12の内面に沿って配設される。そして、ヒンジリンフォースメント20は第2天板部20Aと、第2縦壁部20Bとから構成される。なお、本実施形態における第2天板部20Aが本発明の「天板部」に相当し、本実施形態における第2縦壁部20Bが本発明の「縦壁部」に相当する。
ヒンジリンフォースメント20は、前述したように、センタピラー10のアウタパネル12の内面に沿って配設されるため、概略断面コの字状の形状とされている。そして、第2天板部20Aはアウタパネル12の第1天板部12Aの内側に配置されている。図2で見て左右の第2縦壁部20Bはアウタパネル12の第1縦壁部12Bの内側に配置されており、第2天板部20Aの両端の稜線L1から図2で見て上方に向けて一体的に接続されて形成されている。この左右の両第2縦壁部20Bの配置形態は、第1縦壁部12Bと同様に、図2で見て上方に向けてその間隔が広がる方向に傾斜して形成されている。
なお、アウタパネル12の場合と同様に、左右対称に配設されるヒンジリンフォースメント20の第2縦壁部20Bについて、左右区別して示す必要があるときは、図2で見て右側(車両後方側)に配設される部材には、当該部材の符号の後にrを付して示す。また、図2で見て左側(車両前方側)に配設される部材には、当該部材の符号の後にfを付して示す。
ところで、図1に示すセンタピラー10の前後位置(図1で見て左右位置)には、自動車等車両の開閉扉(不図示)が配置される。センタピラー10の前部位置には前部扉(フロントドア)が配置され、後部位置には後部扉(リヤドア)が配置される。前部扉はフロントピラーに設置される開閉ヒンジにより開閉されるようになっており、センタピラー10に取付けられるストライカ30により前部扉をセンタピラ―10に係止する構成となっている。ストライカ30は図1に示すようにセンタピラー10の前方側の下方位置に配置される。図2のセンタピラーの断面位置はストライカ30が設置される位置とは異なっているが、前方側に形成される第1縦壁部12Bf及び第2縦壁部20Bfに配置されるストライカ30への配置位置をイメージとして示すため、ストライカ30を仮想線で示した。
図10はセンタピラー10にストライカ30を配置した具体的構成を示す。なお、当該図においてアウタパネル12、インナパネル14及びヒンジリンフォースメント20は線図で簡略化して示した。この図10からも分かるように、ストライカ30は前方側の第1縦壁部12Bf及び第2縦壁部20Bfに配置される。そして、ストライカ取付座31がボルトナット等の締着手段36により第1縦壁部12Bf及び第2縦壁部20Bfに固定されて取付けられる。なお、アウタパネル12の外側に配設されているのは化粧板38である。
図3から図5はヒンジリンフォースメント20の全体構成を示す。なお、図3から図5のヒンジリンフォースメント20は、後述するプレス成形後の製品としての形態を示している。そして、図3はヒンジリンフォースメント20の第2天板部20Aを車幅方向外方から見た状態を示す。図4は図3のヒンジリンフォースメント20をIV矢視方向から見た車両後方側の第2縦壁部20Brを示す。図5は図3に示すヒンジリンフォースメント20をV矢視方向から見た車両前方側の第2縦壁部20Bfを示す。これらの図に良く示されるようにヒンジリンフォースメント20は長尺状に形成されており、図4および図5に示すように車幅方向外方に向けて凸状に緩やかに湾曲した形状に形成されている。
ヒンジリンフォースメント20は、プレス成形により形成される。そして、側突性能を高めるために、プレス成形材料として高張力鋼板が用いられている。その引張強度は980MPa以上とされる。本実施形態では1180MPaの高張力鋼板を用いた。なお、プレス鋼板の厚さは約1mm~2mmで、1枚の高張力鋼板を常温プレス又はホットスタンプによりプレス成形する。
図3~図5には図示を省略したが、図2に示されるように、第2天板部20Aは、センタピラー10のアウタパネル12における第1天板部12Aの内側面にスポット溶接により溶接接合される。そのため、第2天板部20Aには溶接用突出部22が車幅方向外側へ所定高さ突出して形成されている。溶接用突出部22は車両上下方向に沿って間欠的に配置されている。
溶接用突出部22の外側表面、つまり、溶接用座面23は、スポット溶接によるアウタパネル12の第1天板部12Aとの接合強度を確保するために、図2に示すように、平面状に形成されている。また、各溶接用突出部22の形状は、本実施形態では半円形または円形で形成されているが、矩形、三角形、楕円形、六角形等、様々な形状とすることができる。
なお、センタピラー10とヒンジリンフォースメント20との溶接接合は、アウタパネル12の第1縦壁部12Bとヒンジリンフォースメント20の第2縦壁部20Bとの間も、図2に×印で示すように行われている。そのため、図4及び図5に示す一対の第2縦壁部20Br,20Bfには溶接用突出部25が形成されている。しかし、図4及び図5に示す一対の第2縦壁部20Br,20Bfへの溶接用突出部25の図示は、都合により省略されている。なお、溶接用突出部25はアウタパネル12の一対の第1縦壁部12B側に突出して形成されており、車両上下方向に間欠的に配置されている。そして、その溶接用座面26で第1縦壁部12Bの内側面にスポット溶接により溶接接合されている。
図7は第2縦壁部20Bに形成される溶接用突出部25を模式的に示す。各溶接用突出部25は、それぞれ各第2縦壁部20Bから車両前後方向外側へ所定高さT1突出して形成されている。各溶接用突出部25は、図2および図7に示すように、一対の第2縦壁部20Bと第2天板部20Aとの間で形成される各稜線L1から、第2縦壁部20Bの車幅方向内側端縁までの全幅に渡って車両前後方向外側へ突出している。各溶接用突出部25は、稜線L1側の端縁の第1幅W1が、車幅方向内側の端縁の第2幅W2よりも狭い正面視横台形状に形成されている。また、各溶接用突出部25の稜線L1側の端縁部は、稜線L1に沿って車幅方向斜め内側に面削ぎされている。
各溶接用突出部25の外側表面、つまり、各溶接用座面26は、スポット溶接によるアウタパネル12の各第1縦壁部12Bとの接合強度を確保するために、図2および図7に示すように、平面状に形成されている。従って、各溶接用座面26は、各稜線L1から、第2縦壁部20Bの車幅方向内側端縁までのほぼ全幅に渡って平面状で、稜線L1側の端縁27の幅が、車幅方向内側の端縁28の幅よりも狭い正面視横台形状に形成されている。
ところで、図5に示す車両前方側に配設される第2縦壁部20Bfには、前述した前部扉の開閉を係止するためのストライカ30を取付けるためのストライカ取付平面部32が、下方部における一部の範囲に形成されている。図5において網掛けして示した個所がストライカ取付平面部32である。同箇所を図6に拡大して示した。なお、図6にはストライカ30が配設される位置関係を仮想線で示した。ストライカ30は当該ストライカ30を固定した平板形状のストライカ取付座31を介してセンタピラー10の第1縦壁部12B及びヒンジリンフォースメント20の第2縦壁部20Bに取付けられる。そのため、ストライカ取付平面部32はうねりのシワのない平面形状に形成されることが要求される。
図6に示すストライカ取付平面部32は、プレス成形により車両幅方向の内方端縁形状32Aが、図6で見て下方(車両幅方向内方)に凸形状とされて形成されている。凸形状は滑らかで緩やかな曲線形状で形成されている。このストライカ取付平面部32の形成は、ヒンジリンフォースメント20のプレス成形により形成される。
したがって、次に、図8および図9に基づいてヒンジリンフォースメント20のプレス成形について説明する。本実施形態のプレス成形は、第1工程として絞り成形が行われ、第2工程として曲げ成形が行われる。図8は絞り成形工程の成形型の配置を示し、図9は曲げ成形工程を行う成形型の配置を示している。いずれも図5におけるVII-VII線断面個所のストライカ取付平面部32のプレス成形を示すものである。なお、ヒンジリンフォースメント20におけるプレス成形方向は、図4及び図5に白抜き矢印Pで示した。
図8は第1工程の絞り成形工程を示す。絞り成形の成形型は、固定型の絞り用下型40と、可動型の絞り用上型42と、下型40の両側に配置されるクッション型44とから成る。上型42は前方側の第2縦壁部20Bfを絞り成形する部位42Aと、後方側の第2縦壁部20Brを絞り成形する部位42Bとが一体型とされている。なお、クッション型44は絞り用上型42の動きに従動する構成とされている。
上記の構成において本実施形態が特徴とする構成は、上型42の第2縦壁部20Bfを成形する部位42Aのダイフェース形状にある。このダイフェース形状は図5及び図6にD1として実線で示す形状である。この形状はストライカ取付平面部32を成形する箇所が、前述した当該ストライカ取付平面部32のプレス成形方向の端部縁形状32Aに対応した凸形状とされている。すなわち、滑らかで緩やかな曲線の凸形状とされている。なお、従来の通常の凸形状とされていないストライカ取付平面部のダイフェース形状を破線D1aで示した。図8にも従来のダイフェース形状位置を破線で示した。この部分の絞り深さが周辺に比べて深いことを意味する。
図9は第2工程の曲げ成形工程を示す。曲げ成形の成形型は、固定型の曲げ用下型50と、可動型の曲げ用上型52と、プレス成形品を押さえるパッド54とから成る。上型52は第2縦壁部20Bfを曲げ成形する上型52Aと、第2縦壁部20Brを曲げ成形する上型52Bとが別体とされている。パッド54は第1工程で絞り成形されたプレス加工品(ワーク)を下型50上に載置固定するものであり、パッド54によりワークを押さえながら曲げ成形加工する。
上記の構成において本実施形態が特徴とする構成は、第2縦壁部20Bfを曲げ成形する上型52Aのダイフェース形状を、前述の絞り成形における上型42の第2縦壁部20Bfを成形する部位42Aのダイフェース形状と同様の形状とすることにある。すなわち、上型52Aのダイフェース形状を図5および図6にD2として実線で示す形状とすることにある。その形状は、第2工程の曲げ成形においても、ストライカ取付平面部32を成形する箇所が、ストライカ取付平面部32のプレス成形方向の端部縁形状32Aに対応した凸形状とする形状である。そして、その凸形状は滑らかで緩やかな曲線の凸形状とされている。なお、従来のダイフェース形状位置、第1工程の絞り成形の場合と同様に破線D2aで示した。
本実施形態においては、ヒンジリンフォースメント20のプレス成形は、上述した第1工程の絞り成形工程と、第2工程の曲げ成形工程により行われる。そして、第1工程の絞り成形工程後のヒンジリンフォースメント20の成形途中の形態を図11から図13に示した。第2工程の曲げ成形工程後のヒンジリンフォースメント20の最終形態が前述した図3から図5に示す形態である。なお、成形途中の形態を示す図11はヒンジリンフォースメント20の第2天板部20Aを車幅方向外方から見た状態を示す。図12は図11のヒンジリンフォースメント20をXII矢視方向から見た車両後方側の第2縦壁部20Brを示す。図13は図11に示すヒンジリンフォースメント20をXIII矢視方向から見た車両前方側の第2縦壁部20Bfを示す。そして、これら各図にもプレス成形方向を、白抜き矢印Pで示した。ヒンジリンフォースメント20のプレス成形はP矢印方向から汎用の方法にて行われる。なお、図11から図13における溶接用突出部22、25の図示は、図3から図5の場合と同様に省略されている。
なお、第2工程の曲げ成形を示す図9において、第2縦壁部20Bを仮想線で示した状態は,図8に示す第1工程の絞り成形後におけるヒンジリンフォースメント20の断面形状を示している。すなわち、図11から図13の状態である。この状態から図9に示す曲げ成形の上型52により、仮想線状態から実線状態に矢印で示すようにプレス成形される。
本実施形態が特徴とするプレス成形は、車両前方側の第2縦壁部20Bfに形成されるストライカ取付平面部32をプレス成形する点にある。当該ストライカ取付平面部32をプレス成形するに際して、第1工程の絞り成形工程、及び第2工程の曲げ成形工程とも、ストライカ取付平面部32を成形する上型42A,52Aのプレス成形方向の端部縁のダイフェース形状が凸形状とされている。これにより両工程におけるプレス成形は、その成形方向の端部縁の成形が凸形状の中央位置から両側に押しやられる成形となり、成形時の余肉はストライカ取付平面部32に滞ることがなく、両側方向に移行し排除される。その結果、ストライカ取付平面部32のプレス成形において、その平面形成部に面うねりが生じることがない。すなわち、面うねりによるシワの発生が防止ないし抑制される。
プレス成形材料として高張力鋼を用いる場合は、プレス成形中に平面形成部に面うねり等のシワが一度発生すると、そのシワを潰して平面状化することが困難である。本実施形態では第1工程の絞り工程からストライカ取付平面部32を成形するダイフェース形状を凸形状としたので、プレス成形途中においてもシワの発生が防止ないし抑制される。これにより、ストライカ取付平面部32を精度の良い平面状に形成することができる。その結果、当該ストライカ取付平面部32にストライカ30を精度良く確実に取付けることができる。
なお、本実施形態では、プレス成形を絞り成形と曲げ成形の2工程で行う。このため絞り成形工程により成形されたプレス加工品(ワーク)には、当該成形によりショックラインの軌跡が形成される。そして当該ショックラインはその後の曲げ成形によっても消されることがないが、平面度形成に影響を及ぼすものではない。
以上、本発明を特定の実施形態について説明したが、本発明はその他各種の形態でも実施可能なものである。
例えば、上記実施形態の車両用構造部材はセンタピラーであり、車両用補強部材はそのためのヒンジリンフォースメントであったが、その他のピラー部材およびそのための車両用補強部材であってもよい。また、ピラー部材以外の車両用構造部材およびそのための車両用構造部材であってもよい。
また、車両用補強部材のヒンジリンフォースメントの縦壁部に取付ける他の構成部材は車両用扉を係止するストライカであったが、その他の構成部材であってもよい。
また、他の構成部材はヒンジリンフォースメントの一方側の縦壁部に配設するものであったが、両側の縦壁部に配設する構成であってもよい。
また、ヒンジリンフォースメントのプレス成形は、絞り成形と曲げ成形の二工程で行ったが、一工程で行うものであってもよいし、三工程以上で行うものであってもよい。
なお、最後に上述の「課題を解決するための手段」における各発明に対応する上記実施形態の作用効果を付記しておく。
先ず、本発明の第1の発明によれば、車両用補強部材の縦壁部に形成される取付平面部の形状は、プレス成形する際の車両幅方向の内方端縁の形状が、成形方向に曲線形状の凸形状とされている。これにより取付平面部のプレス成形は、その成形方向の端部縁の成形が凸形状の中央位置から両側に押しやられる成形となり、成形時の余肉は取付平面部に滞ることがなく、両側方向に移行し排除される。なお、このプレス成形作用はプレス成形過程の初期から終了まで一貫して行われる。したがって、取付平面部におけるシワの発生を防止ないし抑制することができて、精度の良い平面形状を形成することができる。このため、他の構成部材を精度良く取付けることができる。





次に、本発明の第2の発明によれば、車両用構造部材がピラー部材であり、車両用補強部材がヒンジリンフォースメントである。このため、ヒンジリンフォースメントに形成される他の構成部材を取付るための取付平面部をシワの発生を防止ないし抑制した平面形状とすることができる。したがって、ヒンジリンフォースメントによって補強されるピラー部材の構成を精度の良いものとすることができる。
次に、本発明の第3の発明によれば、ヒンジリンフォースメントの縦壁部に取付ける他の構成部材は車両の扉を係止するためのストライカであり、そのための取付平面部はストライカ取付平面部である。このためストライカ取付平面部をシワの発生を防止ないし抑制した平面形状とすることができて、ストライカを精度よく取付けることができる。
次に、本発明の第4の発明によれば、車両用補強部材に形成される取付平面部をプレス成形するダイフェースが、長尺状方向で見てその周辺の部位を形成するダイフェースよりプレス成形方向に曲線形状で凸形状とされている。このようなダイフェースのプレス成形型を用いてヒンジリンフォースメント等の車両用補強部材をプレス成形することにより、ストライカ取付平面部等の取付平面部をシワの発生を防止ないし抑制した平面形状とすることができる。
次に、本発明の第5の発明によれば、プレス成形型は、絞りプレス成形型と曲げプレス成形型とから成り、この両プレス成形型のダイフェース形状は、両型とも、プレス成形方向に曲線形状で凸形状とされている。絞りプレス成形型と曲げプレス成形型の二つの成形型を用いてプレス成形することにより、ストライカ取付平面部等の取付平面部のシワの発生を、より確実に防止ないし抑制することができる。
10 センタピラー(車両用構造部材)
12 アウタパネル
12A 第1天板部
12B 第1縦壁部
12C 第1フランジ部
14 インナパネル
14C 第2フランジ部
16 T字状の取付部
17 T字状の取付部
18 ルーフサイドレール
20 ヒンジリンフォースメント(車両用補強部材)
20A 第2天板部
20B 第2縦壁部
22 溶接用突出部
23 溶接用座面
25 溶接用突出部
26 溶接用座面
30 ストライカ
31 ストライカ取付座
32 ストライカ取付平面部
32A 端部縁形状
36 締着手段
38 化粧板
40 絞り用下型
42 絞り用上型
44 クッション型
50 曲げ用下型
52 曲げ用上型
54 パッド

Claims (5)

  1. 車両用構造部材の内側に配置され、プレス成形により断面コの字状に形成される長尺状の車両用補強部材であって、
    前記断面コの字状は、幅方向中央部位置の天板部と、該天板部における幅方向両端の稜線から屈曲形成されて延設される一対の縦壁部とを有して形成され、
    前記一対の縦壁部における少なくとも一方の縦壁部には、長尺状の一部の範囲に他の構成部材を取付けるための平面形状の取付平面部が形成されており、
    前記取付平面部は当該取付平面部が形成される縦壁部をプレス成形する際の車両幅方向の内方端縁の形状が、成形方向に曲線形状の凸形状とされている、車両用補強部材。
  2. 請求項1に記載の車両用補強部材であって、
    前記車両用構造部材は車両の側部位置に設置されるピラー部材であり、当該車両用補強部材は前記ピラー部材を補強するヒンジリンフォースメントである、車両用補強部材。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用補強部材であって、
    前記他の構成部材は車両の扉を係止するためのストライカであり、前記縦壁部に形成される前記取付平面部はストライカ取付平面部である、車両用補強部材。
  4. 請求項1~請求項3のいずれかの請求項に記載の車両用補強部材をプレス成形により製造する車両用補強部材の製造法であって、
    前記車両用補強部材に形成する前記取付平面部をプレス成形するダイフェースが、長尺状方向で見てその周辺の部位を形成するダイフェースよりプレス成形方向に曲線形状で凸形状とされているプレス成形型により車両用補強部材をプレス成形する、車両用補強部材の製造法。
  5. 請求項4に記載の車両用補強部材の製造法であって、
    前記プレス成形型は、絞りプレス成形型と曲げプレス成形型とから成り、この両プレス成形型のダイフェース形状は、前記請求項4に記載すると同様にプレス成形方向に曲線形状で凸形状とされている、車両用補強部材の製造法。
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