JP7346377B2 - 車両用センターピラー部材とその製造法 - Google Patents

車両用センターピラー部材とその製造法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用センターピラー部材とその製造法に関する。特に、テーラードブランク材を用いて、天板部の両側に縦壁部を有する断面ハット型形状の車両用センターピラー部材をプレス成形により形成する技術に関する。
自動車等車両には、車両の側部に車両用構造部材として車両用センターピラー部材(通称、Bピラーと称される)が備えられる。車両用センターピラー部材は車両の側部における車両前後方向の中央部位置に配置される部材であり、車高方向に長尺形状に配置される。車両用センターピラー部材は長手方向に直交する断面形状がハット型形状となっている。このハット型断面形状の幅方向の中央部が天板部であり、その両側部が縦壁部となっている。縦壁部は車両の車幅方向に配設される部材となっている。天板部と縦壁部との境界は屈曲して形成されており長手方向に稜線が形成される。両側に形成される2本の稜線間の幅、すなわち天板部の幅は、通常、長手方向で変化した幅となっている。通常、上方から下方に向けて広がって形成される。
車両用センターピラー部材は鋼板製とされており、プレス成形される。そして、車両用センターピラー部材の軽量化を図るために、強度が要求される部位のみ鋼板の板厚を厚くしたり、材料強度が高い鋼板を用いたりして、複数の部材を接合して形成されるテーラードブランク材が用いられてプレス成形される(下記特許文献1参照)。
ところで、テーラードブランク材は複数の部材が溶接等により接合されて形成されるものであるので、接合される隣接する部材間には接合ラインが形成される。テーラードブランク材を用いてハット型断面形状の車両用センターピラー部材をプレス成形する場合には、ハット型断面形状の縦壁部にプレス荷重が作用してプレス成形加工される。このプレス成形加工において、従来は、プレス成形方向とテーラードブランク材の接合ラインの形成方向とが考慮された配置とはなってなく、現実には一致しない方向となっている。
特開2018-122733号公報
図13は従来の車両用センターピラー部材110の縦壁部124におけるテーラードブランク材TBの接合ラインWとプレス成形方向Yとを示す。図13に示すように、従来の場合は、プレス成形方向Yとテーラードブランク材TBの接合ラインWの方向とは異なった方向となっている。そして、図13ではテーラードブランク材TBのA部位TB9は材料強度の高い部位となっており、B部位TB8は材料強度の低い部位となっている。
図13に示すようにプレス成形方向Yとテーラードブランク材TBの接合ラインWの形成方向が異なっていると、プレス成形時にテーラードブランク材TBのA部位TB9とB部位TB8との接合ラインW位置に引張強度差が生じ、接合ラインWに割れが生じる恐れがある。図13では引張り強度差により割れが生じる恐れがある位置を斜線で示した。
詳細には、材料強度の高いA部位TB9はプレス成形時にプレス成形方向Yに鋼板の肉が動きにくく、材料強度の低いB部位TB8はプレス成形時にプレス成形方向Yに鋼板の肉が動き易い。このようにA部位TB9とB部位TB8の接合ラインWに材料の引張強度差があると、材料強度の高い側が動かず低い側が動くため、材料強度の低い側がプレス成形方向Yに引っ張られて、A部位TB9とB部位TB8の接合ラインWに割れが生じる恐れがある。
而して、本発明は上述した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、ハット型断面形状の車両用センターピラー部材をテーラードブランク材を用いてプレス成形する際に、ハット型断面形状の縦壁部に形成されるテーラードブランク材の接合ラインを、プレス成形時におけるプレス成形方向と同一方向とすることにより、プレス成形時に縦壁部の接合ラインから割れが生じるのを防止ないし抑制することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る車両用センターピラー部材は、次の手段をとる。
本発明の第1の発明は、長手方向に複数の部材が接合されて形成されるテーラードブランク材が、天板部の両側に縦壁部を有する断面ハット型形状にプレス成形により長尺形状に形成されてなる車両用センターピラー部材であって、前記縦壁部におけるテーラードブランク材の複数の部材を接合する接合ラインは、プレス成形時におけるプレス成形方向と同一方向とされて形成されている車両用センターピラー部材である。
本発明の第2の発明は、上述した第1の発明の車両用センターピラー部材であって、 前記天板部におけるテーラードブランク材の複数の部材を接合する接合ラインは、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成される接合ラインが延長形成されて、長手方向に凹凸嵌合される形態として形成されている車両用センターピラー部材である。
本発明の第3の発明は、上述した第2の発明の車両用センターピラー部材であって、前記天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成されており、両方向からの交点の1点で角接合されて形成されている車両用センターピラー部材である。
本発明の第4の発明は、上述した第2の発明の車両用センターピラー部材であって、 前記天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成されており、両方向からの交点付近で円弧形状に形成されて接合されている車両用センターピラー部材である。
本発明の第5の発明は、上述した第2の発明の車両用センターピラー部材であって、 前記天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成された接合ラインの間に、他の直線状接合ラインが形成されており、この他の直線状接合ラインと前記延長して形成された接合ラインの交点の2点で角接合されて形成されている車両用センターピラー部材である。
本発明の第6の発明は、上述した第1の発明~第5の発明のいずれかの発明の車両用センターピラー部材であって、当該車両用センターピラー部材において前記接合ラインが形成される位置は、当該車両用センターピラー部材における下方部に設定される後部ドアの取付ヒンジと車体のサイドシルへの接合部との間のハの字形状に広がって形成される位置である車両用センターピラー部材である。
本発明の第7の発明は、上述した第1の発明~第6の発明のいずれかの発明の車両用センターピラー部材を、テーラードブランク材を用いてプレス成形する製造法であって、 前記断面ハット型の縦壁部の接合ラインをプレス成形方向と同一方向に配置して成形する車両用センターピラー部材の製造法である。
上述した手段の本発明によれば、ハット型断面形状の車両用センターピラー部材をテーラードブランク材を用いてプレス成形する際に、ハット型断面形状の縦壁部に形成されるテーラードブランク材の接合ラインを、プレス成形時におけるプレス成形方向と同一方向とすることにより、プレス成形時に縦壁部の接合ラインから割れが生じるのを防止ないし抑制することができる。
本実施形態の車両用センターピラー部材の外観構成を示す斜視図である。 図1におけるII-II線断面の基本構成を模式的に示す断面図である。 車両用センターピラー部材のプレス成形工程における上死点から上刃が下降してブランクホルダと上刃でテーラードブランク材に接触した時点を示す図である。 車両用センターピラー部材のプレス成形工程における成形途中工程を示す図である。 車両用センターピラー部材のプレス成形工程における成形後(下死点)工程を示す図である。 車両の側方から見た車両用センターピラー部材の側面図である。 図6のVII矢視図である。 テーラードブランク材に形成する第2接合ラインの第1形成例を示す図である。 同第2接合ラインの第2形成例を示す図である。 同第2接合ラインの第2形成例を示す図である。 本実施形態の図6に対応する従来の車両側方から見た車両用センターピラー部材の側面図である。 図11のXII矢視図である。 従来の縦壁部におけるテーラードブランク材の接合ラインとプレス成形方向を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、乗用自動車の車体側部に配設される車両用センターピラー部材の場合である。なお、図示を用いた説明における上下、前後、左右等の方向表示説明は、当該図示状態における方向を示したものである。但し、個別に特に示した表示は、当該表示による。また、当該構成部品が左右に存在する場合に、左右の部品を個別に指称する場合は、当該部品を示す符号の後尾に、左側の部品にはLを付し、右側の部品にはRを付して示す。
<車両用センターピラー部材10の基本構成>
図1は車両用センターピラー部材10の外観構成の斜視図を示す。詳細には、車両用センターピラー部材10は、通常、主構成部材としての外側部材と、補強部材としての内側部材とから構成されるが、図1は主構成部材の外側部材の場合を示している。車両用センターピラー部材10は、車両の車高方向(図1で見て上下方向)に長尺形状に配設されており、上下端の取付部12、14と、中間の梁部16とからなっている。上端の取付部12はルーフ18に接合され、下端の取付部14はサイドシル20に接合されている。なお、通常、上下端の取付部12、14は、ルーフ18やサイドシル20との結合面積を広くするためにT字状に形成され、絞りなどの複雑な形状となっている。中間の梁部16は比較的単純な形状となっている。
<断面ハット型形状>
図2は図1におけるII-II線断面の基本構成を模式的に示している。図2に示すように車両用センターピラー部材10は断面ハット型形状に形成されている。断面ハット型形状は、中央位置の天板部22と、天板部22の両側に位置する縦壁部24と、縦壁部24の更に両側に位置するフランジ部26とを有して形成されている。なお、図2で見て、縦壁部24は左側の縦壁部24Lと右側の縦壁部24Rとからなっており、フランジ部26も左側のフランジ部26Lと右側のフランジ部26Rとからなっている。図1に示すように、天板部22と縦壁部24との境界は稜線27が形成され、左右の稜線27L、27R間の幅は長手方向で変化した幅となっている。本実施形態の場合は、上方から下方に向けて広がった幅となっている。
<後部ドアの取付ヒンジ28>
図1に示すように、中間の梁部16における天板部22には、車両用センターピラー部材10の後方位置(図2で見て右側位置)に配設される後部ドア(不図示)を取付ける取付ヒンジ28が設定されている。後部ドアの取付ヒンジ28は2個設定されており、上下方向で見て、上方部に設定される上部取付ヒンジ28Uと,下方部に設定される下部取付ヒンジ28Dとから構成されている。なお、図1に示される車両用センターピラー部材10は,長手方向に複数の部材が接合されて形成されるテーラードブランク材TBがプレス成形により形成されるが、図1にはテーラードブランク材TBを形成する接合ラインの図示は省略されている。
<プレス成形>
図3~図5は車両用センターピラー部材10のプレス成形工程を示す。図3は上死点から上刃30が下降してブランクホルダ34と上刃30でテーラードブランク材TBに接触した時点を示す。図4は成形途中工程を示す。図5は成形後(下死点)工程を示す。
このプレス成形工程は、一般的な絞り成形工程を示すものであり、下方に配置されるポンチ32に対して、可動配置される上刃30を上方から下方に移動させることによりテーラードブランク材TBを絞り成形して、図1に示す断面ハット型形状の車両用センターピラー部材10に成形する。なお、可動配置される上刃30を上方から下方に移動させる成形方向が、本発明におけるプレス成形時におけるプレス成形方向である。
図3に示す成形前(上死点)工程は、テーラードブランク材TBを上刃30とブランクホルダ34とにより挟持して、ポンチ32の上方位置にセットした成形前状態である。なお、上刃30とブランクホルダ34は、この状態から一体的状態で下降移動する。
図4に示す成形途中工程は、図3の状態から上刃30を下降移動させてテーラードブランク材TBをポンチ32の上面に当接させて絞り成形している途中状態を示す。なお、図4の状態で破線で示すテーラードブランク材TBの位置状態は、図3に示す成形前のテーラードブランク材TBの位置状態を示している。
図5に示す成形後(下死点)工程は、上刃30がプレス成形の下死点まで移動した状態で、断面ハット型の車両用センターピラー部材10に成形し終えた状態を示す。なお、図5に破線で示すテーラードブランク材TBの位置状態は、図4の場合と同様に、図3に示す成形前のテーラードブランク材TBの位置状態を示している。なお、本実施形態のプレス成形における上刃30は上型と称されることもあり、同様に、ポンチ32およびホルブランクホルダ34は下型と称されることもある。
<車両用センターピラー部材10の実施形態>
次に、車両用センターピラー部材10の実施形態を、図6及び図7に基づいて説明する。図6は車両の側面方向から見た側面図を示し、図7は図6のVII矢視図を示す。なお、図6及び図7において、実線状態はプレス成形後の車両用センターピラー部材10を示し、二点鎖線の状態は、プレス成形前のテーラードブランク材TBの状態を示している。したがって、二点鎖線で示す状態のテーラードブランク材TBの状態が、プレス成形により実線で示す車両用センターピラー部材10となる。
図6に二点鎖線で示すようにテーラードブランク材TBは、長手方向に3部材が接合されて長尺形状に形成されている。3部材は上部部材TB1と中央部材TB2と下部部材TB3とからなっており、上部部材TB1と中央部材TB2は第1接合ライン36で一体的に接合されており、中央部材TB2と下部部材TB3は第2接合ライン38で一体的に接合されている。一体的接合は通常は溶接で行われる。なお、上部部材TB1は上述した上端の取付部12に相当する部位であり、下部部材TB3は下端の取付部14に相当する部位である。一般的には、中央部材TB2の強度は、上部部材TB1及び下部部材TB3より強い部材とされている。
本実施形態では、第1接合ライン36は、上端の取付部12と梁部16との間に形成されており、第2接合ライン38は、梁部16と下端の取付部14との間に形成されている。詳細には、第2接合ライン38は、後部ドアを取付ける取付ヒンジ28の下部取付ヒンジ28Dと、サイドシル20(図1参照)への接合部との間に形成されている。なお、接合されるテーラードブランク材TBの組み合わせ方法は、強度が同じで板厚が厚い部材と板厚の薄い部材を組み合わせる方法と、同じ板厚で強度が異なる部材を組み合わせる方法と、強度も板厚も異なる部材を組み合わせる方法がある。材質は一般的には鋼鈑同士の組み合わせであるが、アルミ等の異質材料との組み合わせもある。
<本実施形態の特徴構成>
本実施形態が特徴とする点は、テーラードブランク材TBにおける断面ハット型形状の縦壁部24の接合ライン36、38の形状を、図7に示すようにプレス成形方向Yと同じ方向として形成することにある。図7には、第1接合ライン36における図6で見て左側の縦壁部24Lに形成される第1接合ライン36が左側縦壁部第1接合ラインL1(以下、単に「線L1」と称する)として示されており、右側の縦壁部24Rに形成される第1接合ライン36が右側縦壁部第1接合ラインR1(以下、単に「線R1」と称する)として示されている。同様に、第2接合ライン38における図6で見て左側の縦壁部24Lに形成される第2接合ライン38が左側縦壁部第2接合ラインL2(以下、単に「線L2」と称する)として示されており、右側の縦壁部24Rに形成される第2接合ライン38が右側縦壁部第2接合ラインR2(以下、単に「線R2」と称する)として示されている。なお、図7においては、理解の便宜上、右側の縦壁部24Rの線R2も実線で示した。
図7に本実施形態のプレス成形方向がY矢印方向として示されている。本実施形態では、このプレス成形方向Yと、前述した左側の縦壁部24Lに形成される線L1、L2を同じ方向となるように形成するものである。同様に、このプレス成形方向Yと、前述した右側の縦壁部24Rに形成される線R1、R2も同じ方向となるように形成するものである。なお、本実施形態のプレス成形方向Yは、プレス成形後の車両用センターピラー部材10の形状のスプリングバックする変形を考慮して設定される。車両用センターピラー部材10の上部(L1側)と車両用センターピラー部材10の下部(L2側)とのスプリングバックの変形量の違いが、Y方向において、鋼板の引張強度により5%~10%が見込まれる。
左側の縦壁部24Lに形成される線L1、L2と、右側の縦壁部24Rに形成される線R1、R2とを、プレス成形方向Yと同一方向とするのは、上述したプレス成形工程において、絞り成型加工のプレス荷重が作用するためである。
このため、上述した図3から図5に示すプレス成形においては、図3に示すプレス成型工程において、図6に二点鎖線で示すテーラードブランク材TBが載置されて、図4及び図5のプレス成型工程が行われて、実線で示す車両用センターピラー部材10に成形される。そして、図4及び図5のプレス成型工程の絞り成型時において、図7に示すプレス成形方向Yと、左側及び右側の縦壁部24L、24Rに形成される第1接合ライン36と第2接合ライン38の各線L1、L2、R1、R2の方向が同一方向となるようにされている。
<第2接合ライン38の各種形成例>
次に、上記実施形態における、車両用センターピラー部材10を形成するテーラードブランク材TBの下方部に設定される第2接合ライン38の各種の形成例について説明する。なお、第2接合ライン38は、図6に良く示されるように、後部ドアの取付ヒンジ28の下部取付ヒンジ28Dと車体のサイドシル20(図1参照)との接合部との間のハの字形状に広がって形成される位置に形成される。図8~図10は、テーラードブランク材TBに形成される第2接合ライン38の各種の形成例を示す。
図6に示すように、接合ライン36、38は、テーラードブランク材TBの複数の部材12、16、14を接合する接合ラインであり、第2接合ライン38は梁部16と下端の取付部14とを接合するラインである。第2接合ライン38は、テーラードブランク材TBの状態において、車両用センターピラー部材10における両側の縦壁部24L、24Rに形成される線L2、R2が延長形成されて、天板部22の位置において長手方向に凹凸嵌合52される形態として形成される。
<第2接合ライン38の第1の形成例>
図8は第2接合ライン38の第1の形成例を示す。第1の形成例は、テーラードブランク材TBの状態にあって、天板部22における第2接合ライン38の凹凸嵌合52の形態が、図6に示す縦壁部24L、24Rに形成された線L2、R2から直線状に形成されており、両方向からの交点付近で円弧形状40に形成されて接合された形態である。
上述した第1の形成例の形態によれば、第2接合ライン38の凹凸嵌合52の形態が円弧形状40であるので、車両用センターピラー部材10のプレス成形時、又は車両の側面衝突時(側突時)における応力集中を避けることができる。
<第2接合ライン38の第2の形成例>
図9は第2接合ライン38の第2の形成例を示す。第2の形成例は、テーラードブランク材TBの状態にあって、天板部22における第2接合ライン38の凹凸嵌合52の形態が、図6に示す縦壁部24L、24Rに形成された線L2、R2から直線状に形成された線50、51の間に、他の直線状接合ライン42が形成されており、この他の直線状接合ライン42と前述の縦壁部24L、24Rから延長して形成された延長線50、51との交点の2点44、46で角接合されて形成される形態である。
上述した第2の形成例の形態によれば、車両用センターピラー部材10を形成するために組み合わせるテーラードブランク材TBの1個の部材の長手方向の長さを、上述した第1の形成例及び後述する第3の形成例の場合に比べ短くすることができる。これにより、歩留まりを良くすることができる。
<第2接合ライン38の第3の形成例>
図10は第2接合ライン38の第3の形成例を示す。第3の形成例は、テーラードブランク材TBの状態にあって、天板部22における第2接合ライン38の凹凸嵌合52の形態が、図6に示す縦壁部24L、24Rに形成された線L2、R2から直線状に形成されており、両方向からの交点48の1点で角接合された形態である。なお、この第3の形成例は、図6に示された第2接合ライン38と同じ形態である。
上述した第3の形成例の形態によれば、第2接合ライン38は単純な形態であるので、第2接合ライン38が形成し易い。
<本実施形態の作用効果>
図11及び図12は従来の車両用センターピラー部材10を示す。図11は先に説明した本実施形態の図6に対応した従来図であり、図12は、同様に、先に説明した本実施形態の図7に対応した従来図である。この図11及び図12において、本実施形態の図6及び図7に対応する部位には同じ符号を付して示し、詳細説明は省略した。
従来の一般的な第2接合ライン38は、図11の図示状態から分かるように、テーラードブランク材TBの状態にあっては、直線状に形成されている。このため、プレス成型時には、左側の縦壁部24Lに位置する線L2、及び右側の縦壁部24Rに位置する線R2の方向は、図12に示すように、プレス成形方向Yとは異なった方向となる。この状態は
従来で説明した図13の状態であり、かかる状態のように縦壁部24L、24Rの接合ラインの線L2、R2がプレス成形方向Yと異なった方向であると、図13で説明したように、線L2、R2において引張り強度差が生じ、第2接合ライン38に割れが生じる恐れがある。
これに対して、上述した本実施形態によれば、図6に示される、断面ハット型形状の車両用センターピラー部材10の左側の縦壁部24Lに形成される第1接合ライン36の線L1及び第2接合ライン38の線L2、並びに左側の縦壁部24Lに形成される第1接合ラインの線R1及び第2接合ライン38の線R2は、図7に示されるように、プレス成形方向Yと同一方向となるように形成される。これにより、従来のように第1接合ライン36及び第2接合ライン38に割れが生じるようなことを防止ないし抑制することができる。
特に、上記実施形態において、第2接合ライン38が形成される車両用センターピラー部材10の下方部の位置は、後部ドアの下部取付ヒンジ28Dと車体のサイドシル20への接合部との間にハの字形状に広がって形成される部位となっている。このような部位に接合ラインが形成される場合には、割れが生じやすいので、効果が大きい。
<その他の実施形態>
以上、本発明の特定の実施形態について説明したが、本発明は、その他各種の形態でも実施できる。
例えば、上記実施形態ではテーラードブランク材TBを構成する部材が3部材であり、その接合ラインが2本であったが、これに限らない。
また、断面ハット型形状の天板部22における接合ラインの形態は、図8~図10の形態に限らず、その他の形態であってもよい。
<「課題を解決するための手段」に記載した各発明の作用効果>
なお、最後に上述の「課題を解決するための手段」における各発明に対応する上記実施形態の作用効果を付記しておく。
先ず、第1の発明によれば、断面ハット型形状のセンターピラー部材の縦壁部に形成されるテーラードブランク材の接合ラインは、プレス成形時におけるプレス成形方向と同一方向として形成される。これにより、テーラードブランク材の隣接する部位に強度差があったとしても、プレス成形時に接合ラインに生じる引張応力が小さく、センターピラー部材の縦壁部の接合ラインから割れが生じるのを防止ないし抑制することができる。
次に、第2の発明によれば、車両用センターピラー部材の天板部におけるテーラードブランク材の接合ラインは、長手方向に凹凸嵌合される形態として形成される。これにより、テーラードブランク材の長手方向の接合嵌合は凹凸嵌合されるため、幅方向の組み合わせが精度良く行われる。
次に、第3の発明によれば、上述の第2の発明における天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成されており、両方向からの交点の1点で角接合された形態である。この形態によれば、接合ラインは単純な形態であるので、接合ラインが形成し易い。
次に、第4の発明によれば、上述の第2の発明における天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成されており、両方向からの交点付近で円弧形状に形成されて接合された形態である。この形態によれば、車両用センターピラー部材のプレス成形時、又は車両の側面衝突時(側突時)における応力集中を避けることができる。
次に、第5の発明によれば、上述の第2の発明における天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成された接合ラインの間に、他の直線状接合ラインが形成されており、この他の直線状接合ラインと前述の縦壁部から延長して形成された延長線の交点の2点で角接合されて形成される形態である。この形態によれば、車両用センターピラー部材を形成するために組み合わせるテーラードブランク材の1個の部材の長手方向の長さを、上述した第3の発明及び第4の発明に比べ短くすることができる。これにより、歩留まりを良くすることができる。
次に、第6の発明によれば、車両用センターピラー部材に接合ラインが形成される位置は、車両用センターピラー部材の下方部に設定される後部ドアの取付ヒンジと車体のサイドシルへの接合部との間のハの字形状に広がって形成される位置である。当該位置のハの字形状に広がって形成される位置の縦壁部に形成される接合ラインは、特に、プレス成形時に割れが生じ易いので、効果が大きい。
次に、第7の発明の車両用センターピラー部材の製造法によれば、前述した第1の発明~第6の発明における作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
10 車両用センターピラー部材
12 上端の取付部
14 下端の取付部
16 梁部
18 ルーフ
20 サイドシル
22 天板部
24 縦壁部
24L 左側の縦壁部
24R 右側の縦壁部
26 フランジ部
26L 左側のフランジ部
26R 右側のフランジ部
27 稜線
28 取付ヒンジ
28U 上部取付ヒンジ
28D 下部取付ヒンジ
30 上刃
32 ポンチ
34 ブランクホルダ
36 第1接合ライン
38 第2接合ライン
40 円弧形状
44 交点
46 交点
48 交点
50 延長線
51 延長線
52 凹凸嵌合
Y プレス成形方向
TB テーラードブランク材
L1 左側縦壁部第1接合ライン(線L1)
R1 右側縦壁部第1接合ライン(線R1)
L2 左側縦壁部第2接合ライン(線L2)
R2 右側縦壁部第2接合ライン(線R2)

Claims (6)

  1. 長手方向に複数の部材が接合されて形成されるテーラードブランク材が、天板部の両側に縦壁部を有する断面ハット型形状にプレス成形により車両の車高方向に長尺形状で車幅方向に湾曲して形成され、かつ前記天板部の幅が変化して形成されてなる車両用センターピラー部材の製造法であって、
    前記縦壁部におけるテーラードブランク材の複数の部材を接合する接合ラインは、車両前後方向から見た場合においてプレス成形後状態時におけるプレス成形方向と同一方向とされて形成されている車両用センターピラー部材の製造法
  2. 請求項1に記載の車両用センターピラー部材の製造法であって、
    前記天板部におけるテーラードブランク材の複数の部材を接合する接合ラインは、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成される接合ラインが延長形成されて、長手方向に凹凸嵌合される形態として形成されている車両用センターピラー部材の製造法
  3. 請求項2に記載の車両用センターピラー部材の製造法であって、
    前記天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成されており、両方向からの交点の1点で角接合されて形成されている車両用センターピラー部材の製造法
  4. 請求項2に記載の車両用センターピラー部材の製造法であって、
    前記天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成されており、両方向からの交点付近で円弧形状に形成されて接合されている車両用センターピラー部材の製造法
  5. 請求項2に記載の車両用センターピラー部材の製造法であって、
    前記天板部における接合ラインの凹凸嵌合の形態は、テーラードブランク材の状態において、前記両側の縦壁部に形成された接合ラインから直線状に形成された接合ラインの間に、他の直線状接合ラインが形成されており、この他の直線状接合ラインと前記延長して形成された延長線との交点の2点で角接合されて形成されている車両用センターピラー部材の製造法
  6. 請求項1~請求項5の何れかの請求項に記載の車両用センターピラー部材の製造法であって、
    当該車両用センターピラー部材において前記接合ラインが形成される位置は、当該車両用センターピラー部材における下方部に設定される後部ドアの取付ヒンジと車体のサイドシルへの接合部との間のハの字形状に広がって形成される位置である車両用センターピラー部材の製造法
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