JP2001106118A - 車体上部構造、車体上部構造の組立方法 - Google Patents

車体上部構造、車体上部構造の組立方法

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JP2001106118A
JP2001106118A JP28475099A JP28475099A JP2001106118A JP 2001106118 A JP2001106118 A JP 2001106118A JP 28475099 A JP28475099 A JP 28475099A JP 28475099 A JP28475099 A JP 28475099A JP 2001106118 A JP2001106118 A JP 2001106118A
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pillar
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joint
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肉厚増を抑制し、軽量化を可能としながら荷
重伝達効率の向上を可能とする。 【解決手段】 センターピラー7及びサイドルーフレー
ル11と、サイドルーフレール11間を結合するボウル
ーフ21とから成る車体上部構造において、センターピ
ラー7のアウター部9とサイドルーフレール11のイン
ナー部17とを一体に形成すると共に、前記サイドルー
フレール11のアウター部13とボウルーフ21とを一
体に形成し、センターピラー7及びサイドルーフレール
11のアウター部13相互に、センターピラー7の上部
で主に車幅方向に重なるように接合して固着されると共
に車体前後方向中間部よりも同両側部が低くなる形状、
又は車体前後方向中間部よりも同両側部が高くなる形状
に形成されたピラー側接合部33及びレール側接合部3
5を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センターピラー及
びサイドルーフレールを含む車体上部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車体上部構造としては、例えば図
22に示すようなものがある(特開平6−286650
号公報参照)。図22は、ボディサイド構造体1の分解
斜視図を示しており、このボディサイド構造体1はボデ
ィサイドアウタ3とボディサイドインナ5とからなり、
アルミニウム合金、マグネシウム合金等の鋳物で形成さ
れている。
【0003】前記ボディサイドアウタ3は、センターピ
ラー7のアウター部9とサイドルーフレール11のアウ
ター部13とを備えている。前記ボディサイドインナ5
は、センターピラー7のインナー部15とサイドルーフ
レール11のインナー部17とを備えている。これらボ
ディサイドアウター3及びボディサイドインナー5を接
合してボディサイド構造体1が形成される。
【0004】前記サイドルーフレール11のアウター部
13には、図23のように、前記センターピラー7のア
ウター部9の上端側においてルーフ取付部19が一体に
設けられ、該ルーフ取付部19に車幅方向に渡されたボ
ウルーフ21の端部が溶接などによって結合されてい
る。
【0005】従って、かかる軽金属を用いた構造によ
り、部品点数を少なくし、車体組立を容易化することが
できると共に、軽量化を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造において、車両側面衝突によりセンターピラー7のア
ウター部9に車幅方向内側へ荷重が作用したとき、該荷
重がセンターピラー7のアウター部9からサイドルーフ
レール11のアウター部13へ、さらにはボウルーフ2
1へと伝達される構造であるため、サイドルーフレール
11のインナー部17は荷重伝達にさほど寄与すること
がなく、荷重伝達効率が悪いものとなっていた。
【0007】また、ボウルーフ21は、サイドルーフレ
ール11のアウター部13のルーフ取付部19に結合さ
れているだけであるため、この部分に応力集中が起こり
やすい構造となっている。
【0008】従って、従来の構造では、センターピラー
7、サイドルーフレール11のアウター部9,13や、
ルーフ取付部19、ボウルーフ21などを厚肉にして強
度、剛性を向上させる必要があり、軽金属を用いて材料
的には軽量化を図ることはできるが、厚肉にすることに
よって思うように軽量化を図ることができないという問
題があった。
【0009】本発明は、側面衝突時に荷重を効率良く伝
達することができる構造とすることによって、厚肉化を
抑制し、より軽量化を図ることのできる車体上部構造、
車体上部構造の組立方法の提供を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、アウ
ター部及びインナー部から成るセンターピラー及びサイ
ドルーフレールと、該サイドルーフレール間を結合する
ボウルーフとから成る車体上部構造において、前記セン
ターピラーのアウター部とサイドルーフレールのインナ
ー部とを一体に形成すると共に、前記サイドルーフレー
ルのアウター部とボウルーフとを一体に形成し、前記セ
ンターピラー及びルーフサイドレールのアウター部相互
に、前記センターピラーの上部で主に車幅方向に重なる
ように接合して固着されると共に車体前後方向中間部が
同両側部よりも低くなる形状、又は車体前後方向中間部
が同両側部よりも高くなる形状に形成されたピラー側接
合部及びレール側接合部を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の車体上
部構造であって、前記レール側接合部は、前記サイドル
ーフレールに設けられた下方への延長部の下端に設けら
れるとともに前記ピラー側接合部は前記レール側接合部
の位置に応じて前記センターピラーのアウター部上端よ
り下方位置に設けられたことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
車体上部構造であって、前記ピラー側接合部は、前記レ
ール側接合部に車幅方向外側から重なっていることを特
徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1又は2記載の
車体上部構造であって、前記ピラー側接合部及びレール
側接合部の少なくとも一方に上下方向に向いた溝部を設
け、該溝部により前記ピラー側接合部及びレール側接合
部の接合を行うことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項4記載の車体上
部構造であって、前記溝部は、前記ピラー側接合部に設
けられ、前記ピラー側接合部と前記サイドルーフレール
のインナー部との間に、補強用のリブ部を設けたことを
特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1又は2記載の
車体上部構造であって、前記サイドルーフレールのイン
ナー部の車幅方向内外の少なくとも片面に、前記センタ
ーピラーに対応する位置で補強用のリブ部を設け、該リ
ブ部が、前記ボウルーフ又は前記センターピラーのイン
ナー部に接合されたことを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
に記載の車体上部構造であって、前記ピラー側接合部及
びレール側接合部は、車幅方向から見てほぼV字形状に
形成されていることを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、請求項1〜6の何れか
に記載の車体上部構造であって、前記ピラー側接合部及
びレール側接合部は、車幅方向から見てほぼU字形状に
形成されていることを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項1〜6の何れか
に記載の車体上部構造であって、前記ピラー側接合部及
びレール側接合部は、車幅方向から見てほぼ階段状の段
差の組み合わせによるほぼV字形状に形成されているこ
とを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項1〜9の何れ
かに記載の車体上部構造であって、前記センターピラー
のアウター部とサイドルーフレールのインナー部とを前
記ピラー側接合部を含めて軽金属の鋳物で一体に形成す
ると共に、前記サイドルーフレールのアウター部とボウ
ルーフとを前記レール側接合部を含めて軽金属の鋳物で
一体に形成したことを特徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項1〜10の何
れかに記載の車体上部構造であって、前記センターピラ
ー側を起立させると共に前記サイドルーフレールのイン
ナー部上に同アウター部が位置するようにサイドルーフ
レールのアウター部及びボウルーフ側を配置し、その後
サイドルーフレールのアウター部及びボウルーフ側を下
降させ、前記ピラー側接合部に前記レール側接合部を接
合させて組み立てることを特徴とする。
【0021】
【発明の効果】請求項1の発明では、センターピラーの
アウター部とサイドルーフレールのインナー部とを一体
に形成し、サイドルーフレールのアウター部とボウルー
フとを一体に形成するため、部品点数を少なくし、車体
組立を容易にすることができる。しかも、車体側面衝突
時にセンターピラーに車幅方向内側への荷重が作用した
とき、一方ではセンターピラーのアウター部からピラー
側接合部及びレール側接合部を介してサイドルーフレー
ルのアウター部に荷重が伝達され、さらにはボウルーフ
側へ伝達されることになる。また、他方ではセンターピ
ラーのアウター部からサイドルーフレールのインナー部
へ荷重が伝達され、このサイドルーフレールのインナー
部からもボウルーフ側へ荷重が伝達されることになる。
従って、荷重の伝達効率を大きく向上させることができ
る。更に、ピラー側接合部及びレール側接合部は車体前
後方向中間部が両側部よりも低くなるように形成され、
又はピラー側接合部及びレール側接合部は車体前後方向
中間部が両側部よりも高くなるように形成ているため、
ピラー側接合部及びレール側接合部間の結合長さを直線
的に結合する場合に比べて長くすることができ、結合強
度を向上させることができる。更に、ピラー側接合部及
びレール側接合部の上記形状によって、車体上下方向及
び前後方向の力、捩れ力のいずれに対しても結合強度を
向上し、荷重伝達効率を向上させることができる。従っ
て、センターピラーやサイドルーフレールボウルーフの
肉厚増を抑制することができ、より一層の軽量化を図る
ことができる。
【0022】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、ピラー側接合部及びレール側接合部の位置が
センターピラーの上端よりも下方位置になるため、ピラ
ー側接合部及びレール側接合部間に働くモーメント発生
を抑制し、接合部間に働く荷重を軽減することができ
る。従って、センターピラーのアウター部からピラー側
接合部及びレール側接合部を介してサイドルーフレール
のアウター部側へ荷重を確実に伝達することができ、荷
重伝達効率をより向上させることができる。
【0023】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、センターピラーに車幅方向の荷重が作
用したとき、ピラー側接合部からレール側接合部へ面圧
として荷重を伝達することができ、両接合部の高い接合
強度によって荷重伝達効率を確実に向上させることがで
きる。
【0024】請求項4の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、溝部によりピラー側接合部及びレール
側接合部の接合を行うことにより、車幅内側方向、同外
側方向のいずれに対しても面当たりすることができ、い
ずれの方向の荷重に対しても接合強度を確実に向上させ
ることができ、荷重伝達効率をより向上させることがで
きる。
【0025】請求項5の発明では、請求項4の発明の効
果に加え、リブ部によってピラー側接合部を補強するこ
とができ、ピラー側接合部とレール側接合部との接合強
度を向上し、より伝達効率を向上させることができる。
またリブ部によってセンターピラーのアウター部からサ
イドルーフレールのインナー部へ確実に荷重を伝達し、
荷重伝達効率をより向上させることができる。
【0026】請求項6の発明では、請求項1又は2の発
明の効果に加え、サイドルーフレールのインナー部がリ
ブ部によって補強され、同時にピラー側接合部及びレー
ル側接合部、サイドルーフレールのアウター部及びイン
ナー部で形成される閉断面の変形を抑制することがで
き、結合剛性強度が向上し、荷重伝達効率をより向上さ
せることができる。
【0027】請求項7の発明では、請求項1〜6の何れ
かの発明の効果に加え、ピラー側接合部及びレール側接
合部のほぼV字形状によって車体上下方向及び前後方向
の力、さらには捩り力に対して高い接合強度を保つこと
ができ、より確実に荷重伝達効率を向上させることがで
きる。
【0028】請求項8の発明では、請求項1〜6の何れ
かの発明の効果に加え、ピラー側接合部及びレール側接
合部のほぼU字形状によって、請求項7と略同様な作用
効果を奏することができる。
【0029】請求項9の発明では、請求項1〜6の何れ
かの発明の効果に加え、ピラー側接合部及びレール側接
合部の略階段状の段差の組み合わせによるほぼV字形状
によって、請求項7と略同様な作用効果を奏することが
でき、又結合長さをより長くすることができる。
【0030】請求項10の発明では、請求項1〜9の何
れかの発明の効果に加え、軽金属の鋳物で形成すること
によって、部品点数を少なくし、車体組立を容易にする
と共に、より軽量化を図ることができる。
【0031】請求項11の発明では、請求項1〜10の
何れかの発明の効果に加え、組付の際にピラー側接合部
及びレール側接合部がガイド機能を奏し、車体組付を容
易に行うことができると共に、相互の位置決めも確実に
行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1〜図13は
本発明の第1実施形態を示している。尚、図22,図2
3で説明した構成と対応する構成部分には同符合を付し
て説明し、また重複した説明は省略する。
【0033】図1は本発明の第1実施形態を適用した要
部の分解斜視図、図2は一部を組み付けた状態の要部分
解斜視図、図3はさらに一部を拡大した要部の分解斜視
図、図4は分解状態の要部概略側面図、図5は結合状態
の概略要部側面図、図6は図5のVI−VI線矢視断面
図、図7は図5のVII−VII線矢視断面図である。
【0034】まず図1〜図4のように、センターピラー
7のアウター部9とサイドルーフレール11のインナー
部17とが一体に形成されている。またサイドルーフレ
ール11のアウター部13とボウルーフ21とが一体に
形成されている。センターピラー7のインナー部15の
上端には結合部23のみが設けられている。前記センタ
ーピラー7のアウター部9の下端には、サイドシル25
のアウター部27が一体に形成されている。センターピ
ラー7のインナー部15の下端には、サイドシル25の
インナー部29が一体に形成されている。
【0035】尚、図1では図示はしていないが、サイド
ルーフレール11のインナー部17及びサイドシル25
のアウター部27は車体前後方向に一体に又は別部材を
接合して延びており、図22の構造と同様にボディサイ
ド構造体1のボディサイドアウタ3の一部を構成し、サ
イドルーフレール11のインナー部17の図示しない前
後端部には、フロントルーフレール、リヤルーフレール
を結合する結合部が突設されている。
【0036】また、サイドシル25のインナー部29は
車体前後方向に一体に又は別部材を接合して延び、セン
ターピラー7のインナー部15、結合部23、サイドシ
ル25のインナー部29などは図22の構造と同様にボ
ディサイド構造体1のボディサイドインナ5の一部を構
成している。
【0037】さらに前記サイドルーフレール11のアウ
ター部13は車体前後方向に一体に又は別部材を接合し
て延び、図示はしないがその前後端部にフロントルーフ
レール、リヤルーフレールのアウター部が一体に形成さ
れ、あるいは別部材として構成されたフロントルーフレ
ール、リヤルーフレールのアウター部が結合され、ルー
フ構造体31を構成している。
【0038】前記図示しないフロントルーフレール、リ
ヤルーフレールのインナー部は、例えば別部材として構
成され、前記サイドルーフレール11のインナー部17
の前後端部の図示しない結合部に結合されるものであ
る。
【0039】かかるボディサイドアウタ3、ボディサイ
ドインナ5、及びルーフ構造体31は、それぞれアルミ
合金、マグネシウム合金などの軽金属の鋳物によって形
成されている。
【0040】一方、本実施形態においては、特に図2〜
図4のように、センターピラー7及びサイドルーフレー
ル11のアウター部9,13相互にピラー側接合部33
とレール側接合部35とが格別に設けられている。
【0041】前記ピラー側接合部33及びレール側接合
部35は、図2〜図4、特に図4のハッチングのように
示すように、車体前後方向中間部が同両側部がよりも低
くなる形状、例えば車幅方向から見てほぼV字形状に形
成されている。このピラー側接合部33及びレール側接
合部35は、センターピラー7の上部で主に車幅方向に
重なるように接合して固着されるもので、本実施形態に
おいては、ピラー側接合部33はレール側接合部35に
車幅方向外側から重なっている。但し、レール側接合部
35をピラー側接合部33の車幅方向外側から重なる構
成にすることもできる。
【0042】更に説明すると、前記センターピラー7の
アウター部9は、図1〜図3、特に図3のように略ハッ
ト断面形状を呈し、ピラー側壁37と前後壁39,4
1、及び結合フランジ43,45とからなっている。そ
してセンターピラー7のアウター部9の上端47は、そ
の断面を変化させながら前記サイドルーフレール11の
インナー部17に一体に結合されている。
【0043】前記ピラー側接合部33は、袋状に形成さ
れ前記センターピラー7のアウター部9の上端47より
下方位置に設けられている。このピラー側接合部33
は、結合フランジ43,45の部分では略水平に設けら
れ、前後壁39,41の部分では結合フランジ43から
側壁37へ向かって僅かに下降傾斜するように設けら
れ、側壁37の部分ではほぼV字形状を呈するように設
けられている。
【0044】前記レール側接合部35は、サイドルーフ
レール11のアウター部13に突設された延長部49の
下端に設けられている。延長部49は前記センターピラ
ー7のアウター部9のハット断面形状と略同様なハット
断面形状を呈している。すなわち、延長部49は、車幅
方向外側の側壁51と同内側の結合フランジ53,55
と、前後壁57,59とからなっている。
【0045】前記レール側接合部35は、前記ピラー側
接合部33に差し込まれるように、延長部49の下端に
突設され、その突設形状は前記ピラー側接合部33に対
応しており、側壁51側においてほぼV字形状を呈して
いる。
【0046】組立に際しては、まずボディサイド構造体
1側において、ボディサイドアウタ3とボディサイドイ
ンナ5とを合わせ、センターピラー7においてはアウタ
ー部9とインナー部15とが溶接Wによって結合され、
サイドシル25においてはアウター部27とインナー部
29とが溶接によって結合される。またセンターピラー
7のインナー部15の接合部23は、図6のようにサイ
ドルーフレール11のインナー部17に溶接Wによって
結合される。
【0047】次に、ボディサイド構造体1を立てて、セ
ンターピラー7側を起立させると共に、サイドルーフレ
ール11のインナー部17上に、ルーフ構造体31のサ
イドルーフレール11のアウター部13が位置するよう
に配置し、その後、サイドルーフレール11のアウター
部13及びボウルーフ21側、すなわちルーフ構造体3
1側を下降させてピラー側接合部33にレール側接合部
35を接合させ、両接合部33,35間を図5、図6、
図7のように溶接Wによって接合する。この接合によっ
て、図5(a)、(b)のように接合部33,35間が
車幅方向から見てほぼV字形状に接合されることにな
る。
【0048】この組み付けに際し、各接合部33,35
がほぼV字形状のため、上方から下降させて組み付ける
とき、多少の位置ずれがあってもピラー側接合部33に
対し、レール側接合部35が誘い込まれるような状態と
なって、ガイド機能が奏され、容易に組み付けることが
できる。
【0049】また、各接合部33,35の嵌合によっ
て、接合時の位置決めも確実に行わせることができ、組
付を極めて容易に行うことができる。
【0050】図8,図9は側面衝突時に発生するモーメ
ントのイメージを示している。図8のように、センター
ピラー7に車体側方から入力Fが作用すると、センター
ピラー7にはサイドシル25とサイドルーフレール11
との間で入力点を中心に曲げモーメントMが作用する。
また図9のように、センターピラー7からの入力によ
り、サイドシル25には、センターピラー7の下端点を
中心に、サイドルーフレール11にはセンターピラー7
の上端点を中心に曲げモーメントが発生する。
【0051】従って、本実施形態のように、ピラー側接
合部33、レール側接合部35の接合位置がセンターピ
ラー7の上端47よりやや下方位置に位置する場合に
は、位置が下がった分、側方からの入力Fに対してモー
メント発生が少なく、接合部33,35の接合面に作用
する荷重を低減することができる。従って、接合強度を
維持することができ、荷重伝達を確実に行わせることが
できる。
【0052】図10は側面衝突時の側方からの入力Fを
示し、図11は入力Fが作用した際のセンターピラー7
の変形状況を示している。この図11のように、入力F
に対しフロア側の潰れ変形によってセンターピラー7の
下端側が車幅方向内側へ変位する。図12にその際のセ
ンターピラー7上部の荷重伝達状況を示している。この
図12のように、センターピラー7のアウター部9から
の荷重が上方部でサイドルーフレール11のインナー部
17に伝達され、ボウルーフ21側へ効率的に伝えるこ
とができる。
【0053】従って、図11,図13のように、センタ
ーピラー7自身は、その上下中間部などが室内方向に変
形するようなことはなく、上端が上方に伸びあがるよう
な変形になる。つまり、センターピラー7上部の室内方
向の変形を抑えながら十分な荷重分散を行うことができ
る。
【0054】またピラー側接合部33は、レール側接合
部35に対し、車幅方向外側に位置して接合されている
ので、荷重を溶接部Wの結合力及び接合部33,35間
の面圧として受けることができ、高い接合強度を得るこ
とができる。従って、センターピラー7のアウター部9
側からサイドルーフレール11のアウター部13を介し
てボウルーフ21側へ荷重伝達を確実に行わせることが
できる。
【0055】図13はピラー側接合部33及びレール側
接合部35をほぼV字形状としたことによる詳細な作用
を示している。図13の(a)は荷重状況を示す側面図
であり、(b)は上下左右方向荷重による作用、(c)
は捩り荷重に対する作用を示す要部側面図である。
【0056】まず本実施形態においては、ピラー側接合
部33、レール側接合部35をほぼV字形状にしたた
め、溶接部W全体の溶接長が(L1+L2)になり、単
純に横方向に直線的に溶接した場合に比較して、全体の
溶接長さを長くし、溶接強度を高めることができる。
【0057】また単純に、横方向に直線的に溶接した場
合には、センターピラー7に作用する上下方向荷重F1
と、横方向荷重F2に対して溶接強度に差が出やすくな
るが、図13(b)のようにセンターピラー7に上下方
向荷重F1又は横方向荷重F2が作用した場合に溶接W
部には分力としてσ1、σ2(溶接線に対して垂直方向
の荷重)が働き、溶接強度の差を抑制することができ
る。
【0058】即ち、垂直方向の分力σ1は、接合部3
3,35間の溶接の引張り力となる。一般に溶接強度は
剪断強度より引張り強度が高いため、高い接合部強度を
得ることができる。また圧縮方向の分力σ2は、接合部
33,35間の面当たり荷重として受けられるので、溶
接部での高い接合強度を確保することができる。従っ
て、上下方向荷重F1、横方向荷重F2に対して荷重伝
達を確実に行うことができる。
【0059】センターピラー7に捩り荷重Tが作用した
場合にも、高い接合強度が得られる。図14に示すよう
に、一般に部材に捩り荷重Tが作用すると、最大引張り
応力発生面は約45度方向に沿った面になる。従って、
図13(a)、(c)のように、捩り荷重Tに対して接
合部33,35形状がV字形状のため、溶接面が前述し
た部材内に発生する最大応力発生面に略平行になる。溶
接W部には引張り荷重σ4が主に働くため、前記同様高
い溶接部強度を得ることができる。また圧縮方向荷重σ
3は、前述と同様に接合部33,35間の面当たり荷重
として受けられるので、溶接部での高い接合強度を確保
することができる。
【0060】以上より、縦方向、横方向、さらには捩り
方向とあらゆる荷重方向に対して高い接合強度を得るこ
とができる。こうして縦方向、横方向、捩り方向の荷重
がセンターピラー7に作用した場合でも、その荷重をセ
ンターピラーのアウター部9から接合部33,35を介
し、延長部49からルーフサイドレール11のアウター
部13へ、さらにはボウルーフ21へと確実に伝達する
ことができる。また前記のように荷重はセンターピラー
7のインナー部15からルーフサイドレール11のイン
ナー部17へ伝達され、さらにはボウルーフ21側へ伝
達されることになる。こうして全体としてセンターピラ
ー7への入力をサイドルーフレール11やボウルーフ2
1へ確実に分散することができ、センターピラー7など
の変形を抑制しつつエネルギー吸収を行うことができ
る。
【0061】従って、センターピラー7やサイドルーフ
レール11などの板厚を特に増加する必要がなく、重量
増を大幅に抑制することができる。
【0062】(第2実施形態)図15は本発明の第2実
施形態に係る要部断面図である。尚、第1実施形態と対
応する構成部分には同符合を付して説明し、また重複し
た説明は省略する。
【0063】本実施形態においては、ピラー側接合部3
3に上方向に向いた溝部61を設けたものである。溝部
61は外側壁63aと内側壁63bとで構成されてい
る。この溝部61に対し、レール側接合部35が上方か
ら嵌合するように接合され、溶接Wによって結合されて
いる。
【0064】組付に際しては、ルーフ構造体31を上方
から下降させることによって、ピラー側接合部33の溝
部61にレール側接合部35を嵌合させることができ
る。従って、溝部61に対するピラー側接合部35の嵌
合によって、両者の車幅方向への位置決めをより確実に
行うことができる。またこのような結合構造により、車
両側面衝突時に、車幅方向の荷重が作用した際にも第1
実施形態と略同様な作用効果を奏することができる。
【0065】一方、本実施形態においては、センターピ
ラー7に車幅方向の荷重が作用した際、車幅方向内側に
対しては溝部61の外側壁63aがレール側接合部35
に面当たりすることによって荷重を直接伝達することが
できるため、溶接Wに発生する荷重を低減でき、高い接
合強度を得ることができる。また車幅方向外側への荷重
に対しては、内側壁63bがレール側接合部35に面当
たりすることによって、同様な作用効果を奏することが
できる。
【0066】尚、本実施形態においては、溝部61をピ
ラー側接合部33に設けたが、レール側接合部35側に
溝部を設け、この溝部に溝のないピラー側接合部33を
嵌合させるように結合し、同様な作用効果を奏すること
ができる。さらにピラー側接合部33及びレール側接合
部35の双方に溝部を設け、相互の溝部を嵌合させるこ
とによっても同様な作用効果を奏することができる。
【0067】図16は第2実施形態の変形例に係る実施
形態の要部断面図を示している。本実施形態において
は、ピラー側接合部33とサイドルーフレール11のイ
ンナー部との間に補強用のリブ65を設けたものであ
る。リブ部65は、1つあるいはインナー部17に沿っ
て車体前後方向複数、所定間隔で設けることもできる。
【0068】かかる構造によって、ピラー側接合部33
の強度、剛性が高まり、インナー部17への荷重伝達効
率を向上させ、ひいてはボウルーフ21側への荷重伝達
を効率良く行わせることができる。
【0069】さらにピラー側接合部33とレール側接合
部35との溶接W時の熱がリブ部65を介して伝達分散
させることができ、溶接熱による材料強度の低下を防止
することができる。従って、確実な荷重伝達を維持する
ことができる。
【0070】(第3実施形態)図17,図18は本発明
の第3実施形態に係り、図17は要部の断面図、図18
はセンターピラー7のアウター部9の要部側面図を示し
ている。尚、第1実施形態と対応する構成部分には同符
合を付して説明し、また重複した説明は省略する。
【0071】本実施形態において、ピラー側接合部33
及びレール側接合部35の構成は第1実施形態と同様で
ある。一方、本実施形態においては、サイドルーフレー
ル11のインナー部17の車幅方向内外の両面に前記セ
ンターピラー7に対応する位置で補強用のリブ部67,
69,71を設けたものである。サイドルーフレール1
1のインナー部17の車幅方向の外面に設けられたリブ
部67は図17,図18のように、車幅方向に所定間隔
をおいて3箇所に設けられ、同内面に設けられたリブ部
69,71も前記外面側のリブ部67と同様に車体前後
方向に所定間隔を有して3箇所に設けられている。
【0072】前記インナー部17の外面に設けられたリ
ブ部67は、その上端がボウルーフ21側に接合され、
インナー部17の内面に設けられたリブ部69,71は
その端部がセンターピラー7のインナー部15の結合部
23に接合された構成となっている。特に、リブ部69
はその上端がセンターピラー7のインナー部15の接合
部23に接合され、同下端がセンターピラーのアウター
部9に結合されている。リブ部71はその下端が溶接W
を介し、センターピラー7のインナー部15の接合部2
3に対し結合され、同上端がサイドルーフレール11の
インナー部17の上端に結合されている。
【0073】従って、本実施形態においては、第1実施
形態と略同様な作用効果を奏することができる他、サイ
ドルーフレール11のインナー部17の強度がリブ部6
7,69,71によって補強され、側面衝突時にセンタ
ーピラー7に作用する荷重をサイドルーフレール11の
インナー部17及びリブ部67,69,71を介してボ
ウルーフ21側へ確実に伝達することができる。またリ
ブ部67,69,71によって、ピラー側接合部33及
びレール側接合部35の接合を介しサイドルーフレール
11のアウター部13とインナー部17とで形成される
閉断面構造の変形を抑制し、結合強度、剛性を向上する
ことができる。従って、サイドルーフレール11の変形
を抑制しながらセンターピラー7に作用した荷重をサイ
ドルーフレール11を介し、ボウルーフ21側へ確実に
伝達し、確実なエネルギー吸収を行うことができる。
【0074】図19〜図21はピラー側接合部33とレ
ール側接合部35との接合形状の変形例を示したもの
で、上記第1実施形態から第3実施形態の何れにも適用
できるものである。
【0075】まず、図19に示したものは、車体前後方
向中間部が同両側部よりも高くなる形状としてほぼ逆V
字形状に接合したものである。また図20は車体前後方
向中間部が同両側部よりも低くなる形状として、車幅方
向から見てほぼU字形状に形成したものである。図21
はピラー側接合部33及びレール側接合部35を車幅方
向から見て略階段状の段差の組み合わせによるほぼV字
形状に形成したものである。
【0076】そして、これら図19〜図21の形状にお
いても、上記各実施形態の作用効果を奏することができ
る。また図21の場合には、階段状とすることで溶接長
さをさらに長くすることができ、より結合強度を向上
し、より確実に荷重を伝達することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係り、センターピラー
のアウター部、インナー部及びボウルーフなどの関係を
示す分解斜視図である。
【図2】第1実施形態に係り、センターピラーとサイド
ルーフレール、ボウルーフの関係を示す分解斜視図であ
る。
【図3】第1実施形態に係り、センターピラーとサイド
ルーフレールとの関係を示す要部拡大分解斜視図であ
る。
【図4】第1実施形態に係り、センターピラーとサイド
ルーフレールとの関係を示す要部拡大分解概略側面図で
ある。
【図5】第1実施形態に係り、(a)は組立状態を示す
要部側面図、(b)はピラー側接合部とレール側接合部
との関係を示す要部拡大側面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視断面図である。
【図7】図5のVII−VII線矢視断面図である。
【図8】第1実施形態に係り、センターピラーに車体側
方から入力が作用したときの入力点を中心にした曲げモ
ーメントの説明図である。
【図9】第1実施形態に係り、センターピラーからの入
力によりサイドシル及びサイドルーフレールに発生する
モーメントを示す説明図である。
【図10】第1実施形態に係り、センターピラーに対す
る入力を示す説明図である。
【図11】第1実施形態に係り、センターピラーの変形
を示す説明図である。
【図12】第1実施形態に係り、荷重伝達状態を示す断
面図である。
【図13】第1実施形態に係り、(a)は荷重状態を示
す要部側面図、(b)は上下前後方向の荷重によって接
合部に作用する応力の説明図、(c)は捩り荷重による
接合部に作用する応力の説明図である。
【図14】第1実施形態に係り、捩り荷重による最大応
力発生面の説明図である。
【図15】本発明の第2実施形態に係る要部断面図であ
る。
【図16】第2実施形態の変形例に係る実施形態の要部
断面図である。
【図17】本発明の第3実施形態に係る要部断面図であ
る。
【図18】第3実施形態に係り、リブ部の配置状態を示
す要部側面図である。
【図19】接合部の形状の変形例を示す要部側面図であ
る。
【図20】接合部の形状の他の変形例に係る要部側面図
である。
【図21】接合部の形状のさらに他の変形例に係る要部
側面図である。
【図22】従来例に係るボディサイド構造体の分解斜視
図である。
【図23】従来例に係り、ボウルーフの接合を示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
7 センターピラー 9 センターピラーのアウター部 11 サイドルーフレール 13 サイドルーフレールのアウター部 15 センターピラーのインナー部 17 サイドルーフレールのインナー部 21 ボウルーフ 33 ピラー側接合部 35 レール側接合部 61 溝部 65,67,69,71 リブ部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウター部及びインナー部から成るセン
    ターピラー及びサイドルーフレールと、該サイドルーフ
    レール間を結合するボウルーフとから成る車体上部構造
    において、 前記センターピラーのアウター部とサイドルーフレール
    のインナー部とを一体に形成すると共に、前記サイドル
    ーフレールのアウター部とボウルーフとを一体に形成
    し、 前記センターピラー及びルーフサイドレールのアウター
    部相互に、前記センターピラーの上部で主に車幅方向に
    重なるように接合して固着されると共に車体前後方向中
    間部が同両側部よりも低くなる形状、又は車体前後方向
    中間部が同両側部よりも高くなる形状に形成されたピラ
    ー側接合部及びレール側接合部を設けたことを特徴とす
    る車体上部構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車体上部構造であって、 前記レール側接合部は、前記サイドルーフレールに設け
    られた下方への延長部の下端に設けられると共に前記ピ
    ラー側接合部は前記レール側接合部の位置に応じて前記
    センターピラーのアウター部上端より下方位置に設けら
    れたことを特徴とする車体上部構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の車体上部構造であ
    って、 前記ピラー側接合部は、前記レール側接合部に車幅方向
    外側から重なっていることを特徴とする車体上部構造。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の車体上部構造であ
    って、 前記ピラー側接合部及びレール側接合部の少なくとも一
    方に上下方向に向いた溝部を設け、 該溝部により前記ピラー側接合部及びレール側接合部の
    接合を行うことを特徴とする車体上部構造。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車体上部構造であって、 前記溝部は、前記ピラー側接合部に設けられ、 前記ピラー側接合部と前記サイドルーフレールのインナ
    ー部との間に、補強用のリブ部を設けたことを特徴とす
    る車体上部構造。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の車体上部構造であ
    って、 前記サイドルーフレールのインナー部の車幅方向内外の
    少なくとも片面に、前記センターピラーに対応する位置
    で補強用のリブ部を設け、 該リブ部が、前記ボウルーフ又は前記センターピラーの
    インナー部の少なくとも一方に接合されたことを特徴と
    する車体上部構造。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の車体上部
    構造であって、 前記ピラー側接合部及びレール側接合部は、車幅方向か
    ら見てほぼV字形状に形成されていることを特徴とする
    車体上部構造。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6の何れかに記載の車体上部
    構造であって、 前記ピラー側接合部及びレール側接合部は、車幅方向か
    ら見てほぼU字形状に形成されていることを特徴とする
    車体上部構造。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6の何れかに記載の車体上部
    構造であって、 前記ピラー側接合部及びレール側接合部は、車幅方向か
    ら見てほぼ階段状の段差の組み合わせによるほぼV字形
    状に形成されていることを特徴とする車体上部構造。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9の何れかに記載の車体上
    部構造であって、 前記センターピラーのアウター部とサイドルーフレール
    のインナー部とを前記ピラー側接合部を含めて軽金属の
    鋳物で一体に形成すると共に、前記サイドルーフレール
    のアウター部とボウルーフとを前記レール側接合部を含
    めて軽金属の鋳物で一体に形成したことを特徴とする車
    体上部構造。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10の何れかに記載の車体
    上部構造であって、 前記センターピラー側を起立させると共に前記サイドル
    ーフレールのインナー部上に同アウター部が位置するよ
    うにサイドルーフレールのアウター部及びボウルーフ側
    を配置し、その後サイドルーフレールのアウター部及び
    ボウルーフ側を下降させ、前記ピラー側接合部に前記レ
    ール側接合部を接合させて組み立てることを特徴とする
    車体上部構造の組立方法。
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