JP6980971B2 - 結束バンド工具の材料供給剪断押進機構、自動バンド結束工具及び自動バンド結束方法 - Google Patents

結束バンド工具の材料供給剪断押進機構、自動バンド結束工具及び自動バンド結束方法 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2018年2月2日に中国専利局に提出された、出願番号が2018101066432であり、名称が「自動バンド結束工具」である中国出願、及び2019年1月29日に中国専利局に提出された、出願番号が2019100878080であり、名称が「結束バンド工具の材料供給剪断押進機構及び自動バンド結束方法」である中国出願に基づいて優先権を主張し、その全ての内容が、参照により本出願に組み込まれる。
本発明は、結束設備の技術分野に属し、殊に、結束バンド工具の材料供給剪断押進機構、自動バンド結束工具及び自動バンド結束方法に関する。
一般のプラスチック結束バンドは、ヘッド部がスクエアなものである。従来の自動バンド結束工具は、結束バンドのスクエアなヘッド部を利用して位置決めを行って自動結束作業を実現するものである。これに対して、自動車、電車、オートバイ及びその他の一部の交通手段では、一体化固定結束バンドが広く使用されている。上記の一体化固定結束バンドは、一般の結束バンド機能を備えるものとヘッド部固定要素との組み合わせにより構成される。結束バンドヘッド部の固定要素は、おもに、車体フレーム又は家電のハウジングにかけられる。通常の一体化固定結束バンドのヘッド部要素として、おもに、杉先端状と蝶状の組み合わせ型、杉先端状と翼状の組み合わせ型、矢印状と蝶状の組み合わせ型、又は矢印状と翼状の組み合わせ型、ロック孔付きの平板型等が挙げられる。一体化固定結束バンドのヘッド部の形状が不規則で、多種類であるため、大部分の一体化固定結束バンドは、振動盤による材料供給に適しないとともにパイプにより材料供給することもできないので、自動工具による位置決め及び自動材料供給が比較的に困難である。既に市販の各種の自動結束バンド機器及び工具は、設計理念及び方法が一体化固定結束バンドの自動化に適しない。自動車ケーブルハーネス業界の大型グローバル企業の話により、複数の有名な自動車メーカ及び自動車ケーブルハーネス業界のグローバル企業は、自社又はいくつの有名な工具メーカと提携して、過去30年間にわたって一体化固定結束バンドに適する自動バンド結束工具の研究、開発を試みていたが、30年余の努力が実を結ばなかった。
本開示は、結束バンドの手作業の労働強度が高く、効率が低下するという技術的課題を解決できる自動バンド結束工具を提供することを目的とする。
本開示は、おもに、異なる形状のヘッド部を備える単体又は連設の一体化固定結束バンド又はラベル付き結束バンドの自動結束のために設計されるものであるが、形状の規則のヘッド部を備える単体又は連設の一般の結束バンドの自動結束作業にも適する。これからの説明を簡単にするため、異なるタイプの結束バンドを単に結束バンドと称する。
本開示に係る自動バンド結束工具は、スライドブロックと、ガイドレールと、第1ガイド爪と、第2ガイド爪と、シャーシーと、テンションホイールと、切断カッターと、ステッピング材料供給機構と、材料押進ロッドとを有し、前記第1ガイド爪及び前記第2ガイド爪が、回動中心ピンを介して前記シャーシーに取り付けられ、前記切断カッター及び前記テンションホイールが、前記シャーシー内に取り付けられ、前記ガイドレールが、前記シャーシーに隣接し、前記スライドブロックが、前記ガイドレールと係合して前記ガイドレールの長手方向に沿ってスライドし、前記第1ガイド爪、前記第2ガイド爪、前記スライドブロック及び前記ガイドレールの対称中心面が前記自動バンド結束工具の中心面に設けられ、前記ステッピング材料供給機構が、前記シャーシー又は前記自動バンド結束工具のハウジングに取り付けられ、結束周期ごとに、既定ピッチで、装着される結束バンドを、結束バンドの対称中心面を前記自動バンド結束工具の中心面と重ね合わせる位置まで搬送することができ、前記材料押進ロッドが、前記シャーシー又は前記自動バンド結束工具のハウジングに取り付けられ、前記自動バンド結束工具の中心面に位置する前記結束バンドを前記スライドブロックに押して予め位置決めし、前記スライドブロックにより、前記結束バンドをプリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせる。
前記ステッピング材料供給機構は、前記結束バンドを回動割出送りするように構成される間欠割出運動するホイール、又は前記結束バンドを水平ステッピング移動させるように構成される水平ステッピング移動する材料駆動ピン、又は前記結束バンドを揺動ステッピング搬送するように構成される往復に揺動する材料駆動ピンを含む。
前記間欠割出運動するホイール、前記水平ステッピング移動する材料駆動ピン及び前記往復に揺動する材料駆動ピンは、いずれも、結束周期ごとに、1本の前記結束バンドを、結束バンドの対称中心面を前記自動バンド結束工具の中心面と重ね合わせる位置まで搬送することができる。
前記ホイールの外円周に前記結束バンドのヘッド部の形状に合わせる複数の倣い窪みが設けられ、各前記倣い窪みが既定ピッチで前記ホイールの外円周に均一に配置される。
好ましくは、前記スライドブロック及び前記ガイドレールが、前記ホイールの円周の内側に位置し、前記材料押進ロッドが、前記ホイールの円周の外側に取り付けられ、前記ホイールの中心に接近する方向へ前記結束バンドを前記スライドブロックに押すように構成され、
或いは、前記スライドブロック及び前記ガイドレールが、前記ホイールの円周の外側に位置し、前記材料押進ロッドが、前記ホイールの円周の内側に取り付けられ、前記ホイールの中心から離間する方向へ前記結束バンドを前記スライドブロックに押すように構成される。
好ましくは、前記スライドブロックは、前記ガイドレールと係合し、前記ガイドレールは、前記スライドブロックの5つの空間自由度を拘束し、前記スライドブロックが前記ガイドレールでスライドしかできないように構成される。
好ましくは、前記スライドブロックに、前記結束バンドのヘッド部を係止するように構成される凸リブ、又は前記結束バンドのヘッド部を係止するように構成される前記結束バンドのヘッド部の形状に合わせる倣い窪みが設けられる。
好ましくは、前記結束バンドは、連設結束バンドであり、前記自動バンド結束工具は、前記連設結束バンドにおける各結束バンドを前記連設結束バンドにおける結束バンド連設板から分離する材料剪断カッターをさらに有し、前記材料剪断カッターが前記スライドブロック又は前記材料押進ロッドに取り付けられる。
前記材料剪断カッターに凸リブが設けられる。
好ましくは、前記材料剪断カッターは、エア動力又は電気動力により駆動される。
好ましくは、前記結束バンドは、連設結束バンドであり、前記ホイールに位置決め柱が設けられ、前記連設結束バンドの結束バンド連設板に前記位置決め柱とはまり合う位置決め孔が設けられ、
或いは、前記ホイールに位置決め孔が設けられ、前記連設結束バンドの結束バンド連設板に前記位置決め孔とはまり合う位置決め柱が設けられる。
好ましくは、前記ホイールに、前記ホイールの周方向に沿って均一に配置される複数のピッチピンが設置され、前記ホイールに、輪郭が前記ピッチピンの外周面に当接し、前記ホイールを回動駆動するインデックスカムがさらに枢接され、
或いは、前記ホイールに、前記ホイールの周方向に沿って均一に配置されるピッチピン及び前記ピッチピンに外挿されるピッチローラが設置され、前記ホイールに、輪郭が前記ピッチローラの外周面に当接し、前記ホイールを回動駆動し又は前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現するように構成されるインデックスカムがさらに枢接され、
或いは、前記ホイールの円周に内歯が設けられ、ギヤが前記ホイールの内歯と噛合することにより、前記ホイールを駆動又はロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
或いは、前記ホイールに円周に外歯が設けられ、ギヤが前記ホイールの外歯と噛合することにより、前記ホイールを駆動又はロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
或いは、前記ホイールに、前記ホイールの周方向に沿って間隔をあけて配置される複数のピッチピンが設置され、前記自動バンド結束工具が、前記シャーシーに枢接され、前記ピッチピンを動かして回動送りするインデックスカムと、前記シャーシーに弾性的に接続され、前記ホイールをロックするように常に隣り合う2つの前記ピッチピンの間に係入する傾向があるロックブロックと、をさらに有し、
或いは、前記ホイールの円周に、ラチェット歯が均一に設けられ、ラチェット爪を設置して前記ホイールを回動駆動し、ロックブロックを設置して前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
或いは、前記ホイールの円周に、不完全歯部と凹円弧部とが交互に均一に設けられ、不完全ギヤの歯を設けて前記ホイールの不完全歯部と噛合させて前記ホイールを回動駆動し、前記不完全ギヤの外凸円弧部が前記ホイールの凹円弧部とはまり合って前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
或いは、前記ホイールに、径方向溝と凹円弧部とが交互に均一に設けられ、駆動ピンと外凸円弧部とが取り付けられる駆動盤が設置され、前記駆動盤における駆動ピンが前記ホイールの溝と噛合して前記ホイールを回動駆動し、前記駆動盤における外凸円弧部が前記ホイールの凹円弧部とはまり合って前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現する。
好ましくは、前記ステッピング材料供給機構は、水平ステッピング移動する材料駆動ピンを備え、材料ガイド板と、材料供給エアシリンダと、材料駆動ピンエアシリンダとをさらに備え、前記材料ガイド板は、前記シャーシーに固設され、前記連設結束バンドをガイドするように構成され、前記材料供給エアシリンダは、前記シャーシーに取り付けられ、前記材料駆動ピンエアシリンダは、前記材料供給エアシリンダの動力出力端に取り付けられ、前記材料駆動ピンは、前記材料駆動ピンエアシリンダの動力出力端に固設され、
前記材料供給エアシリンダは、前記材料駆動ピンエアシリンダを直線で1前記既定ピッチを押進するように構成され、前記材料駆動ピンエアシリンダは、前記材料駆動ピンを前記連設結束バンドの結束バンド連設板における位置決め孔に挿入し、前記連設結束バンドを水平ステッピング移動させて駆動するように構成される。
好ましくは、前記結束バンド連設板を前記材料ガイド板に押し付けるように構成される材料押圧部材をさらに有し、
前記材料押圧部材が前記シャーシーに取り付けられる。
好ましくは、前記材料押圧部材は、材料押圧板と、前記材料押圧板に枢接される材料押圧ローラとを備え、前記材料押圧板と前記シャーシーとの間にバネが接続され、前記バネの付勢により、前記材料押圧ローラが前記結束バンド連設板を前記材料ガイド板に押し付け、又は前記材料押圧ローラが前記結束バンド連設板を前記ホイールに押し付ける。
好ましくは、前記ステッピング材料供給機構は、往復に揺動する材料駆動ピンを備え、材料ガイド板と、揺動ホルダと、材料駆動ピンエアシリンダとをさらに備え、前記材料ガイド板は、前記シャーシーに固設され、前記連設結束バンドをガイドするように構成され、前記揺動ホルダは、前記シャーシーに枢接されるとともに材料ガイド方向に沿って往復に揺動することができ、前記材料駆動ピンエアシリンダが、前記揺動ホルダに取り付けられ、前記材料駆動ピンが、前記材料駆動ピンエアシリンダの動力出力端に固設され、
前記揺動ホルダは、1前記既定ピッチ揺動するように構成され、前記材料駆動ピンエアシリンダは、前記材料駆動ピンを前記連設結束バンドの結束バンド連設板における位置決め孔に挿入し、前記連設結束バンドを揺動送りして駆動するように構成される。
好ましくは、前記ステッピング材料供給機構、前記第1ガイド爪、前記スライドブロック、前記材料押進ロッド及び前記切断カッターは、エア動力又は電気動力により駆動される。
好ましくは、前記第2ガイド爪は、エア動力又は電気動力により駆動され、又は手動引き金によりリンクを介して駆動される。
好ましくは、前記シャーシーに取り付けられるスクラップ箱をさらに有し、前記スクラップ箱が切断スクラップを収集するように構成される。
好ましくは、前記スクラップ箱は、底部にスクラップ出口が設けられ、前記スクラップ出口にスクラップ箱ドアが設置され、前記スクラップ箱ドアがドア回動軸を介して前記スクラップ箱の箱本体に枢接される。
本開示は、さらに、結束バンドの手作業が効率が低下する技術的課題を解決できる自動バンド結束方法を提供することを目的とする。
本開示に係る自動バンド結束方法は、単体の結束バンドの結束に適用され、
結束バンドをステッピング材料供給機構に配置し、ステッピング材料供給機構を動作させて、結束バンドを、結束バンドの対称中心面と自動バンド結束工具の中心面とが同一面になる位置まで搬送するステップS1と、
材料押進ロッドを動作させて、結束バンドをスライドブロックまで押して予め位置決めするステップS2と、
スライドブロックを運動させて、結束バンドを、ステップS2におけるプリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ、スライドブロックのスライド過程において、結束バンドのバンド本体を第1ガイド爪及び第2ガイド爪内のガイド溝で巻かせ、結束バンド尾部を結束バンドヘッド部の孔に通らせるように第1ガイド爪を回動させるステップS3と、
テンションホイールを回動させて結束バンドを緊張させ、切断カッターにより緊張になっている結束バンドを切断するステップS4と、
結束バンドヘッド部をスライドブロックから脱離させ、スライドブロックを、ガイドレールに沿って結束位置からプリ位置決め位置に戻すステップS5とを含む。
本開示は、さらに、手動結束バンドの作業効率が低下で、連設結束バンドの結束に不便であるという技術的課題を解決できるもう一種の自動バンド結束方法を提供することを目的とする。
本開示に係る自動バンド結束方法は、連設結束バンドの結束に適用され、
結束バンドをステッピング材料供給機構に配置し、ステッピング材料供給機構を動作させて、結束バンドを、結束バンドの対称中心面と自動バンド結束工具の中心面とが同一面になる位置まで搬送するステップS10と、
材料剪断カッターを動作させて、ステップS10における既定位置まで運動した結束バンドを連設結束バンドの結束バンド連設板から分離するステップS20と、
材料押進ロッドを動作させて、ステップS20における結束バンド連設板から分離された結束バンドをスライドブロックに押して予め位置決めするステップS30と、
スライドブロックを運動させて、結束バンドを、ステップS30におけるプリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ、スライドブロックのスライド過程において、結束バンドのバンド本体を第1ガイド爪及び第2ガイド爪内のガイド溝で巻かせ、結束バンド尾部を結束バンドヘッド部の孔に通らせるように第1ガイド爪を回動させるステップS40と、
テンションホイールを回動させて結束バンドを緊張させ、切断カッターにより緊張になっている結束バンドを切断するステップS50と、
結束バンドヘッド部をスライドブロックから脱離させ、スライドブロックを、ガイドレールに沿って結束位置からプリ位置決め位置に戻すステップS60とを含む。
本開示は、下記の有益な効果を有する。
該自動バンド結束工具を利用して結束操作を行うとき、結束バンドをステッピング材料供給機構に配置し、ステッピング材料供給機構の間欠の材料供給の特徴を利用して、結束バンドを1本ずつ結束バンドの対称中心面と自動バンド結束工具の中心面とが同一面になる位置まで搬送し、そして、材料押進ロッドを動作させて、結束バンドをスライドブロックまで押して予め位置決めし、そして、スライドブロックを運動させて、結束バンドを、プリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ、スライドブロックのスライド過程において、結束バンドのバンドを第1ガイド爪及び第2ガイド爪内のガイド溝で巻かせ、第1ガイド爪を回動させて、結束バンド尾部を結束バンドヘッド部の孔に通らせ、最後に、テンションホイールを回動させて結束バンドを緊張させ、切断カッターにより緊張になっている結束バンドを切断する。連設結束バンドを用いて結束操作を行う場合、材料押進ロッドの動作の前に結束バンドを結束バンド連設板から分離してから結束操作を実現するように、該自動バンド結束工具に材料剪断カッターを設置してもよい。
本開示は、さらに、結束バンドの手作業が効率低下で、連設結束バンドの結束に不便である技術的課題を解決できる結束バンド工具の材料供給剪断押進機構を提供することを目的とする。
本開示に係る結束バンド工具の材料供給剪断押進機構は、間欠割出機構と、材料剪断機構と、材料押進機構と、スライドブロック機構とを有し、順に、以下のように動作し、前記間欠割出機構が、1回で1本の結束バンドを前記材料剪断機構の作業位置まで搬送し、前記材料剪断機構が、結束バンドを連設結束バンドの結束バンド連設板から分離し、前記材料押進機構が、分離された結束バンドをスライドブロック内に押入して位置決めし、スライドブロック機構が、結束バンドを、プリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ、前記間欠割出機構、材料剪断機構、材料押進機構及びスライドブロック機構のいずれも、電気動力により駆動され、コントローラにより時系列に動作し、間欠割出機構、材料剪断機構、材料押進機構が1つのモータにより駆動されて時系列に動作する。
本開示に係る結束バンド工具の材料供給剪断押進機構、自動バンド結束工具及び自動バンド結束方法は、結束バンドの自動結束を実現でき、人工結束作業の労働強度が大きいかつ結束効率が低いという欠陥を改善した。そして、該自動バンド結束工具は、単体又は連設のヘッド部形状の不規則の一体化固定結束バンドの自動結束作業に適するとともに、単体又は連設のヘッド部形状の規則の一般のナイロン結束バンドの自動結束作業にも適し、汎用性が優れ、結束操作が極めて便利である。
本開示における実施例による、連設結束バンドに適用する自動バンド結束工具の斜視図である。 本開示における実施例による、単体結束バンド又は連設結束バンドに適用する自動バンド結束工具の斜視図である。 本開示における実施例による、結束バンドが装着され、材料押圧板が開放され、スライドブロック及びガイドレールがホイールの円周の内側に位置し、材料押進ロッドがホイールの上方に位置するときの、連設結束バンドに適用する自動バンド結束工具の斜視図である。 本開示における実施例による、結束バンドが装着され、材料押圧板により圧下され、スライドブロック及びガイドレールがホイールの円周の内側に位置し、材料押進ロッドがホイールの上方に位置するときの、連設結束バンドに適用する自動バンド結束工具の斜視図である。 本開示における実施例による、結束バンドが装着され、ホイールがスライドブロック及びガイドレールの上方に位置し、材料押進ロッドがホイールの円周の内側に位置するときの、単体結束バンド又は連設結束バンドに適用する自動バンド結束工具の斜視図である。 図7に対応する平面図である。 本開示に係る、ホイールとしてステッピング材料供給機構を利用し、スライドブロック及びガイドレールがホイールの円周の内側に位置し、材料押進ロッドがホイールの上方に位置するときの、自動バンド結束工具の正面図である。 図9に対応する平面図である。 本開示に係る、ホイールとしてステッピング材料供給機構を利用し、スライドブロック及びガイドレールがホイールの円周の内側に位置し、材料押進ロッドがホイールの上方に位置し、結束バンドが装着されるときの、自動バンド結束工具の正面図である。 図8におけるA−A線に沿う断面図である。 ギヤによりホイールの間欠割出運動を駆動するときの、図10におけるB−B線に沿う断面図である。 材料剪断カッターにより結束バンドを連設板から分離するときの、図8におけるA−A線に沿う断面図である。 材料押進ロッドにより結束バンドをスライドブロックに押入し、材料剪断カッターが退避するときの、図8におけるA−A線に沿う断面図である。 スライドブロックにより結束バンドを第1ガイド爪及び第2ガイド爪内のガイド溝に押入するときの、図8におけるA−A線に沿う断面図である。 第1ガイド爪の引き動作により、結束バンドの尾部を結束バンドのヘッド部の孔に挿入するときの、図8におけるA−A線に沿う断面図である。 切断カッターにより緊張になっている結束バンドを切断し、第2ガイド爪が開放され、結束バンドがスライドブロックから脱離しようとするときの、図8におけるA−A線に沿う断面図である。 トグル機構及びエアシリンダを用いて材料剪断カッターを駆動する場合の、図8におけるA−A線に沿う断面図である。 インデックスカムによりホイールを回動駆動するときの、図15におけるC−C線に沿う断面拡大図である。 インデックスカムによりホイールをロックするときの、図16におけるD−D線に沿う断面拡大図である。 インデックスカムによりホイールを回動駆動するときの、図16におけるD−D線に沿う断面拡大図である。 図22に対応する平面図である。 本開示における実施例による、ホイールがスライドブロック及びガイドレールの上方に位置し、材料押進ロッドがホイールの円周の内側に位置するときの、自動バンド結束工具の正面図である。 材料押進ロッドがホイールの円周の内側に位置するときの、図21におけるE−E線に沿う断面図である。 本開示における実施例による、水平移動ステッピング材料供給機構を用いる場合の、連設結束バンドに適用する自動バンド結束工具の斜視図である。 水平移動ステッピング材料供給機構を用い、連設結束バンドに適用するもの、図26に対応する平面図である。 本開示における実施例による自動バンド結束工具の図25におけるF−F線に沿う断面正面図である。 水平移動ステッピング材料供給機構を用い、材料駆動ピンが退避状態となるときの、図26におけるG−G線に沿う断面図である。 水平移動ステッピング材料供給機構を用い、材料駆動ピンが連設結束バンドの連設板の位置決め孔に挿入されるときの、図26におけるG−G線に沿う断面図である。 水平移動ステッピング材料供給機構を用い、材料駆動ピンにより連設結束バンドを1ピッチ送るときの、図26におけるG−G線に沿う断面図である。 本開示における実施例による、往復に揺動する材料駆動ピンによって材料供給を行う場合の、自動バンド結束工具の正面図である。 材料駆動ピンにより連設結束バンドを押動しようとするときの、図30におけるH−H線に沿う断面図である。 材料駆動ピンにより連設結束バンドを1ピッチ送るときの、図30におけるH−H線に沿う断面図である。 本開示における実施例による、連設結束バンドに適用する完全電動式自動バンド結束工具の斜視図である。 本開示における実施例による完全電動式自動バンド結束工具の正面図である。 図34に対応する平面図である。 本開示における実施例による、外殻が外された完全電動式自動バンド結束工具の斜視図である。 本開示における実施例による、外殻、ガイド爪、テンションホイール機構が外され、おもにホイールの割出、材料剪断カッター、及び材料押進ロッドによる協働動作を示す、完全電動式自動バンド結束工具の斜視図である。 ホイールの割出動作が完了したばかり、材料剪断カッターカムが材料剪断カッターエジェクタロッドリンクに作用しようとするときの、図35におけるT−T線に沿う断面図である。 材料剪断カッターカムが材料剪断カッターエジェクタロッドリンクに作用しようとし、材料剪断カッターエジェクタロッドにより材料剪断カッターを上へ押動し、材料剪断カッターにより結束バンドを結束バンド連設板から分離するときの、図35におけるT−T線に沿う断面図である。 材料押進ロッドカムが材料押進ロッドリンクに作用しようとし、材料押進ロッドにより結束バンド及び材料剪断カッターを下へ押動し、結束バンドがスライドブロック内で位置決めされるときの、図35におけるT−T線に沿う断面図である。 図38、図39、図40に対応する右側面図である。 本開示における実施例による、スライドブロックにおける一部の凸リブと、図における矢印の方向においてガイドレール内で上下にスライド可能な材料剪断カッターとを一体に構成される、ガイドレール、スライドブロック及び材料剪断カッターの組立を示す斜視図である。 外殻、ガイド爪、テンションホイール機構が外され、おもにホイールの割出、材料剪断カッター、及び材料押進ロッドからなる協働動作機構を示し、スライドブロックが結束バンドのプリ位置決め位置に位置するときの、図34に対応する背面図である。 外殻、ガイド爪、テンションホイール機構が外され、おもにホイールの割出、材料剪断カッター、及び材料押進ロッドからなる協働動作機構を示し、スライドブロックが結束バンドとともに結束位置まで送られたときの、図34に対応する背面図である。 材料押進ロッドが上端に退避し、結束バンドがスライドブロック内で位置決めされるときの、図35におけるT−T線に沿う断面図である。 図45に対応する底面図である。 第2ガイド爪を閉じ、スライドブロックが(結束バンドとともに)結束作業位置まで送られたときの、図35におけるT−T線に沿う断面図である。 第1ガイド爪が内へ揺動し、結束バンドの尾部を結束バンドのヘッド部の孔に挿入するときの、図35におけるT−T線に沿う断面図である。 テンションホイールがモータの駆動により結束バンドを引っ張り、切断カッターがモータの駆動により結束バンドを切断し、第2ガイド爪が開放され、結束バンドのヘッド部がスライドブロックから脱離するときの、図35におけるT−T線に沿う断面図である。 外殻が外され、リンク機構を介して第2ガイド爪が引き金と接続され、第2ガイド爪が開き状態にあり、スライドブロックが結束バンドのプリ位置決め位置に位置し、テンションホイールがモータによって駆動されることを示す、図34に対応する背面図である。 外殻が外され、第2ガイド爪が引き金及びリンクの駆動により閉じられ、スライドブロックにより結束バンドを結束位置まで送り、テンションホイールがモータにより駆動されることを示す、図34に対応する背面図である。 外殻が外され、第2ガイド爪が引き金及びリンクの駆動により閉じられ、スライドブロックにより結束バンドを結束位置まで送り、第1ガイド爪がカムの駆動により内へ引かれ、テンションホイールがモータにより駆動されることを示す、図34に対応する背面図である。 外殻が外され、第2ガイド爪がカムにより駆動され、第2ガイド爪が開き状態にあり、スライドブロックが結束バンドのプリ位置決め位置に位置することを示す、図34に対応する背面図である。 外殻が外され、第2ガイド爪がカムにより駆動され、第2ガイド爪が閉じ状態にあり、スライドブロックが結束バンドを結束位置まで送ることを示す、図34に対応する背面図である。 カムによりピッチローラを駆動し、ロックブロックによりホイールをロックする、図37及び図41に示す間欠割出機構の代替案を示す。 不完全ギヤによりホイールを駆動又はロックする、図37及び図41に示す間欠割出機構の代替案を示す。 飛行機ヘッド形状、キノコヘッド形状、杉先端形状等のヘッド部形状の不規則の一体化固定結束バンド、ラベル付き結束バンド、及びヘッド部形状が規則の一般の結束バンドの斜視図である。
ここで、図1〜図32は、おもに、スライドブロック、第1ガイド爪、第2ガイド爪、テンションホイール、切断カッター、ステッピング材料供給機構、材料剪断カッター及び材料押進ロッドが電気動力又はエア動力により駆動される設計案を示す。図33〜図56は、おもに、スライドブロック、第1ガイド爪、第2ガイド爪、テンションホイール、切断カッター、ステッピング材料供給機構(間欠割出機構)、材料剪断カッター及び材料押進ロッドが全電動駆動される設計案を示す。
図面におけるA−A断面、E−E断面、F−F断面、G−G断面は自動バンド結束工具の中心面であり、予め位置決めされた結束バンドの対称中心面でもある。
以下、図面及び具体的な実施形態を参照しながら本開示をさらに説明する。
図1、図3、図4、図6、図7、図8、図9、図10、図11、図12、図13、図14、図15、図16、図17、図18、図19及び図20に示すように、本実施例による自動バンド結束工具は、スライドブロック1と、ガイドレール2と、第1ガイド爪3と、第2ガイド爪4と、シャーシー5と、テンションホイール6と、切断カッター7と、ステッピング材料供給機構8と、材料押進ロッド9とを有する。第1ガイド爪3及び第2ガイド爪4は、回動中心ピンを介してシャーシー5に取り付けられる。切断カッター7及びテンションホイール6は、シャーシー5内に取り付けられる。ガイドレール2は、シャーシー5に固設される。スライドブロック1は、ガイドレール2と係合してガイドレール2の長手方向に沿ってスライド可能である。スライドブロック1は、ガイドレール2の長手方向に沿ってスライド可能であり、その他の5つの空間自由度がガイドレール2により拘束される。第1ガイド爪3、第2ガイド爪4、スライドブロック1及びガイドレール2の対称中心面は、同一面となるように自動バンド結束工具の中心面に設けられる。ここで、図8に示すA−A断面及び図25に示すF−F断面は、該自動バンド結束工具の中心面である。
図10、図12、図13、図14、図15、図16に示すように、エアシリンダ固定ホルダ102がシャーシー5に取り付けられ、スライドブロックエアシリンダ101のシリンダチューブがエアシリンダ固定ホルダ102に取り付けられる。スライドブロックエアシリンダ101のピストンロッドが接続スリーブ103を介してスライドブロック1と接続され、スライドブロック1が、スライドブロックエアシリンダ101によりガイドレール2においてスライドするように駆動される。スライドブロック1に垂直方向のガイド溝が設けられ、材料剪断カッター30は、スライドブロック1に取り付けられてスライドブロック1の垂直方向のガイド溝内でスライド可能であり、即ち、材料剪断カッター30は、スライドブロック1内で上下にスライド可能である。材料剪断カッター30は、スライドブロック1とともにガイドレール2の長手方向に沿ってスライド可能である。材料剪断カッターエアシリンダ301は、シリンダチューブを介してエアシリンダ固定ホルダ102に取り付けられ、材料剪断カッターエアシリンダ301の作用ロッドが材料剪断カッターエジェクタロッド302として機能する。材料剪断カッターエアシリンダ301のピストンロッドがはみ出すとき、材料剪断カッター30が上へ押動されて結束バンド20を結束バンド連設板202から分離し、材料を剪断することを実現する。或いは、材料剪断カッター30は、材料押進ロッド9に取り付けられて材料押進ロッド9とともに上下にスライドする。単体の結束バンドに対して、前記材料剪断カッター30が不要である。
図1、図3、図4、図6〜図20に示すように、具体的に、ステッピング材料供給機構8は、間欠割出運動可能なホイール801である。ホイール801は、少なくとも3つのセンタリングホイール806又は軸受を介してシャーシー5又は自動バンド結束工具のハウジング10に取り付けられ、ホイール801の円周に結束バンド20のヘッド部の形状に合わせる倣い窪み807が均一に配置され、各倣い窪み807にそれぞれ1本の結束バンドが装着される。結束に用いられる結束バンドが連設結束バンドである場合、ホイール801に位置決め柱802が設けられ、連設結束バンドの結束バンド連設板202に、位置決め柱802を挿入することができるように位置決め柱802とはまり合うことができる位置決め孔203が設けられる。材料押圧板501、材料押圧ローラ502は、バネの付勢により、連設結束バンドの結束バンド連設板202を材料ガイド板821に押し付ける(バネを図示しない)。ホイール801は、結束周期ごとに、固定のピッチで1本の結束バンド20を、結束バンドの対称中心面と自動バンド結束工具の中心面とが同一面になる位置まで搬送する。材料剪断カッターエアシリンダ301により、材料剪断カッターエジェクタロッド302を介して、材料剪断カッター30を突き出し、材料剪断カッター30により結束バンド20を結束バンド連設板202から分離する。材料押進ロッド9が材料押進エアシリンダ901の作用ロッドの端部に固定取付され、材料押進エアシリンダ901のシリンダチューブが材料押進エアシリンダホルダ902に取り付けられ、材料押進エアシリンダホルダ902がシャーシー5又はハウジング10に固定取付される。スライドブロック1は、ガイドレール2と係合し、スライドブロック1の5つの空間自由度がガイドレール2により拘束され、スライドブロック1がガイドレール2においてスライドしかできない。スライドブロック1に、結束バンド20のヘッド部を係止するための凸リブ104が設計される。材料押進ロッド9は、分離された結束バンドヘッド部201をスライドブロック1に押して予め位置決めする。
図13〜図17に示すように、結束バンドヘッド部201がスライドブロック1に押されて予め位置決めされたあと、材料押進ロッド9が上に向かって上端点に退避する。スライドブロック1は、スライドブロックエアシリンダ101の駆動により、結束バンド20をガイドレール2の右端から左端まで即ち結束バンド20がプリ位置決め位置から結束位置まで移動させるようにスライドする。前記スライドブロック1のスライド過程において、結束バンド20のバンド本体が第1ガイド爪3と第2ガイド爪4内のガイド溝で巻かれる。さらに、第1ガイド爪3が第1ガイド爪回動軸31の回りに回動することによって、結束バンド20の尾部を結束バンドヘッド部201の孔に通らせる。そして、テンションホイール6の回動により結束バンド20を緊張させ、切断カッター7により緊張になっている結束バンド20を切断する。そして、結束バンド20のヘッド部は、前記スライドブロック1から脱離され、スライドブロック1は、結束バンドのプリ位置決め位置に退避し、次の結束周期まで待機する。 なお、本実施例では、該自動バンド結束工具は、上記のようにホイール801に位置決め柱802が設けられ、結束バンド連設板202に位置決め孔203が設けられるように構成されるが、これに限定されず、その他の設計を用いてもよい。例えば、ホイール801に位置決め孔が設けられ、結束バンド連設板202に位置決め柱が設けられてもよく、結束バンド連設板202のホイール801に対する位置決めを実現できればよい。
なお、本実施例では、「第1ガイド爪3、第2ガイド爪4、スライドブロック1及びガイドレール2の対称中心面が同一面である又は重ね合わせるように自動バンド結束工具の中心面に設置される」とは、第1ガイド爪3、第2ガイド爪4、スライドブロック1及びガイドレール2の対称中心面を重ね合わせて設置するとともに、該重ね合わせ面を自動バンド結束工具の中心面と重ね合わせる(図8におけるA−A線に沿う断面及び図25におけるF−F線に沿う断面は、前記自動バンド結束工具の中心面である)。つまり、スライドブロック1が結束バンド20を右から左へスライドさせるように駆動する場合、結束バンド20は、第1ガイド爪3に到着したとき、第1ガイド爪3のガイド溝の底面に沿って円弧状に巻かれ、さらに移動すると、第2ガイド爪4のガイド溝の底面に沿って円弧状に巻かれる。これよって結束操作を実現する。
なお、本実施例では、上記のようにスライドブロック1に凸リブを設けて結束バンド20のヘッド部を位置決めするように構成されるが、これに限定されず、その他の設計を用いてもよい。例えば、スライドブロック1に、結束バンド20のヘッド部の形状に合わせる倣い窪み104を設けてもよく、結束バンド20のヘッド部に対する位置決めを実現できればよい。
図17に示すように、本実施例では、材料剪断カッターエアシリンダ301のピストンロッドと材料剪断カッター30との間にトグル機構303を設置してもよい。このようにして、材料剪断カッター30の剪断力が増大し、連設結束バンドにおける各結束バンド20を結束バンド連設板202から確実かつすばやく切り落とすことができるので、本実施例による自動バンド結束工具の作業の信頼性を向上させることができる。
図17に示すように、本実施例では、材料剪断カッターエアシリンダ301は水平に設置され、トグル機構303が材料剪断カッターエアシリンダ301のピストンロッドと材料剪断カッターエジェクタロッド302との間に接続される。ピストンロッドが水平方向においてはみ出したり引っ込んだりすると、材料剪断カッターエジェクタロッド302が上下方向において運動する。このようにして、ハウジング10が縦方向において占める空間が大幅に抑えられ、該自動バンド結束工具は、構成全体としてよりコンパクトになる。
図10と図11に示すように、本実施例では、ホイール801に内歯又は外歯が設けられ、これによって、該ホイール801がギヤ811の駆動により間欠割出運動可能になる。
なお、本実施例では、ホイール801の間欠割出運動が上記のギヤ機構により駆動されるが、これに限定されず、その他の設計を用いてもよい。具体的に、図15、図16、図18、図19及び図20を参照できる。具体的に、ホイール801は、インデックスカム804により駆動されて間欠割出運動を行う。図18及び図20に示すように、インデックスカム804がカム軸805に外挿され、カム軸805により動力がインデックスカム804に伝達される。インデックスカム804の輪郭の上昇縁がホイール801に固定される1つのピッチローラ803と接触し、このとき、インデックスカム804の回動によりホイール801を回動駆動する。図19に示すように、インデックスカム804の輪郭の等半径縁は、ホイール801に固定される2つのピッチローラ803と接触し、このとき、ホイール801が止まってロックされる状態となる。ホイール801及びインデックスカム804の回動方向は、図18、図19及び図20における矢印に示される。該インデックスカム804は、2つの機能を有するカムである。
なお、本実施例では、上記のように、スライドブロック1及びガイドレール2がホイール801の円周の内側に位置し、材料押進ロッド9がホイール801の円周の外側に位置するように構成されるが、これに限定されず、その他の設計を用いてもよい。具体的に、図2、図5、図21、図22、図23を参照できる。具体的に、スライドブロック1及びガイドレール2がホイール801の円周の外側に位置し、材料押進ロッド9がホイール801の円周の内側に位置する。そして、ホイール801の円周外面に、結束バンドヘッド部201の形状に合わせる複数の倣い窪み807が均一に配置され、各倣い窪み807内に1本の結束バンド20が装着される。ホイール801は回動するごとに1既定ピッチ進み、材料押進ロッド9により結束バンドヘッド部201をスライドブロック1に押して予め位置決めする。
本実施例では、間欠割出運動するホイール801を利用して結束バンド20の自動結束を実現する自動バンド結束工具の構成は、単体の結束バンドに適用されるとき、ホイール801が「カートリッジクリップ」に相当する。操作者が手動で材料を供給して単体の結束バンドを1本ずつホイール801に装着でき、とても便宜である。
なお、本実施例では、該自動バンド結束工具は、上記の間欠割出運動するホイール801を用いて結束バンド20のステッピング送り動作を実現するが、これに限定されず、その他の設計を用いてもよい。具体的に、図24〜図29を参照できる。具体的に、ステッピング材料供給機構8は、水平ステッピング運動する材料駆動ピン826と、材料ガイド板821と、材料供給エアシリンダ823と、材料供給エアシリンダホルダ822と、材料駆動ピンエアシリンダ825とを備える。材料ガイド板821は、シャーシー5に固設され、連設結束バンドの送りをガイドする。材料供給エアシリンダ823は、シャーシー5に取り付けられる。材料駆動ピンエアシリンダ825は、材料供給エアシリンダ823の動力出力端に取り付けられる。材料駆動ピン826は、材料駆動ピンエアシリンダ825の動力出力端に固設される。そして、連設結束バンドの水平ステッピング移動を駆動するように、材料供給エアシリンダ823は、材料駆動ピンエアシリンダ825を直線で1既定ピッチ押進することに用いられ、材料駆動ピンエアシリンダ825は、材料駆動ピン826を連設結束バンドの結束バンド連設板202における位置決め孔に挿入することに用いられる。
このような水平ステッピング移動を利用して連設結束バンドの前送りを実現する方式は、構成が簡単で、コストが比較的に低い。そして、エア動力の駆動は、環境汚染がほとんど生じない。
図24〜図29に示すように、本実施例では、該自動バンド結束工具は、結束バンド連設板202を材料ガイド板821に押し付けるための材料押圧部材を有する。材料押圧部材はシャーシー5に取り付けられる。具体的に、材料押圧部材は、材料押圧板501と、材料押圧板501に枢接される材料押圧ローラ502とを含む。材料押圧板501とシャーシー5との間にバネが接続され、バネの付勢により、材料押圧ローラ502が結束バンド連設板202を材料ガイド板821に押し付けることができる。
このような水平ステッピング移動を利用する自動バンド結束工具の作業は、以下の通りである。初期状態では、材料押圧板501及び材料押圧ローラ502がバネの付勢により連設結束バンドの結束バンド連設板202を材料ガイド板821に押し付け、そして、材料駆動ピンエアシリンダ825が押出し、材料駆動ピン826を連設結束バンド連設板202における位置決め孔に挿入する。ここで、材料供給エアシリンダ823のストロークが連設結束バンドのピッチに等しく設定され、材料供給エアシリンダ823により直線で連設結束バンドを1ピッチ押動する。1回の材料供給が完了したあと、材料駆動ピンエアシリンダ825は、材料駆動ピン826を退避させるように駆動し、材料供給エアシリンダ823は、材料駆動ピンエアシリンダ825及び材料駆動ピン826を退避させるように駆動し、次回の材料供給まで待機する。
図24〜図29に示すように、本実施例では、材料駆動ピンエアシリンダ825が材料駆動エアシリンダホルダ824を介して材料供給エアシリンダ823のピストンロッドに固設される。
また、本実施例では、該自動バンド結束工具は、結束バンド20のステッピング送り動作を実現するため、上記の間欠割出運動するホイール801及び水平ステッピング運動する材料駆動ピン826を利用できるが、その他の設計を用いてもよい。具体的に、図30、図31及び図32を参照できる。具体的に、ステッピング材料供給機構8は、往復に揺動する材料駆動ピン826と、材料ガイド板821と、揺動ホルダ834と、揺動ホルダ回動軸837と、材料駆動ピンエアシリンダ825とを備える。揺動ホルダ834は、揺動ホルダ回動軸837を介してシャーシー5に枢接されるとともに、材料ガイド方向に沿って往復に揺動することができる。材料駆動ピンエアシリンダ825が揺動ホルダ834に取り付けられ、材料駆動ピン826が材料駆動ピンエアシリンダ825のピストンロッドに固設される。
図30〜図32に示すように、このような揺動送りを利用する自動バンド結束工具も、上記の材料押圧部材を有し、材料押圧原理及び材料押圧過程が同様であるため、ここでは説明を省略する。
このような揺動ステッピング移動を利用する自動バンド結束工具の作業は、以下の通りである。初期状態では、材料押圧板501及び材料押圧ローラ502がバネの付勢により連設結束バンドの結束バンド連設板202を材料ガイド板821に押し付け、そして、材料駆動ピンエアシリンダ825のピストンロッドがはみ出し、材料駆動ピン826を連設結束バンドの結束バンド連設板202における位置決め孔に挿入する。そして、揺動ホルダ834の揺動により、連設結束バンドを1ピッチ押動し、材料供給を実現する。1回の材料供給が完了したあと、材料駆動ピンエアシリンダ825は、材料駆動ピン826を退避させるように駆動し、揺動ホルダ834は、材料駆動ピンエアシリンダ825及び材料駆動ピン826を退避させるように駆動し、次回の材料供給まで待機する。
本実施例では、ステッピング材料供給機構8が、電気動力により駆動されてもよく、エア動力により駆動されてもよく、電気動力とエア動力との組み合わせにより駆動されてもよい。
また、本実施例では、第1ガイド爪3、スライドブロック1、材料押進ロッド9、切断カッター7及び材料剪断カッター30が、電気動力により駆動されてもよく、エア動力により駆動されてもよく、電気動力とエア動力との組み合わせにより駆動されてもよい。
図23に示すように、本実施例では、第2ガイド爪4が、エア動力により駆動されてもよく、電気動力により駆動されてもよい。さらに、第2ガイド爪4と引き金11との間にリンクを設置し、引き金11を手動操作してリンクを動かし、第2ガイド爪4を、第2ガイド爪回動軸41の回りに回動させてもよい。ここで、引き金11は、引き金中心軸118の回りに回動する。
図23に示すように、本実施例では、該自動バンド結束工具は、シャーシー5に取り付けられる切断スクラップを収集するためのスクラップ箱12をさらに有する。このようにして、切断スクラップに対する効果的な収集が実現され、スクラップによる環境汚染が抑えられるとともにスクラップの跳ね上がりによる人身傷害のリスクが低減されるので、安全性が大幅に高められる。
具体的に、スクラップ箱12は、テンションホイール6の下方に設置され、シャーシー5における結束バンド20の尾部がはみ出す通路と連通する。そして、スクラップ箱12は、底部にスクラップ出口が開設され、スクラップ出口に、ドア回動軸122を介してスクラップ箱12の箱本体に枢接されるスクラップ箱ドア121が設置される。
該自動バンド結束工具は、一定時間の作業を行ったあと、スクラップ箱ドア121を回動させて開くことによって、スクラップ箱12におけるスクラップに対する一括処理を実現する。
該自動バンド結束工具により、形状が不規則のヘッド部を備える一体化固定結束バンドの自動結束が実現される。そして、図1に示すように、一般の結束バンドを用いて自動結束操作を行う場合、スライドブロック1における凸リブ又は倣い窪み104及びホイール801における倣い窪み807を、一般の結束バンドのヘッド部に合わせる形状に形成させてもよい。このようにして、該自動結束バンド工具は、形状が規則のヘッド部を備える一般の結束バンドの自動結束に適するようになる。
本実施例では、結束バンド20は、ナイロン結束バンドであってもよい。
また、本実施例は、自動バンド結束方法をさらに提供する。該自動バンド結束方法は、単体の結束バンドを用いて結束を行う場合、下記のステップを含む。
S1では、結束バンド20をステッピング材料供給機構8に配置し、ステッピング材料供給機構8を1ピッチ回動するように間欠割出運動させて、結束バンド20を、結束バンド20の対称中心面を自動バンド結束工具の中心面と重ね合わせる位置まで搬送する。
S2では、材料押進ロッド9を動作させて、結束バンド20をスライドブロック1まで押して予め位置決めする。
S3では、スライドブロック1を運動させて、結束バンド20を、ステップS2におけるプリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ、スライドブロック1のスライド過程において、結束バンド20のバンド本体を第1ガイド爪3及び第2ガイド爪4内のガイド溝で巻かせ、結束バンド尾部を結束バンドヘッド部201の孔に通らせるように第1ガイド爪3を回動させる。
S4では、テンションホイール6を回動させて結束バンド20を緊張させ、切断カッター7により緊張になっている結束バンド20を切断する。
S5では、結束された結束バンドヘッドをスライドブロック1から脱離させ、スライドブロック1を、結束バンドの結束作業位置から結束バンドがプリ位置決め位置に戻す。
連設結束バンドを用いて自動バンド結束工具で結束を行う場合、先に材料剪断カッター30により、プリ位置決め位置に移動してきた結束バンド20を結束バンド連設板202から分離し、そして、スライドブロック1のスライドにより、上記の分離された結束バンドのバンド本体を第1ガイド爪3及び第2ガイド爪4におけるガイド溝に搬送する。
図33〜図36に示すように、本実施例では、第1ガイド爪3、スライドブロック1、材料押進ロッド9、切断カッター7及び材料剪断カッター30のいずれもモータにより駆動される。図33は本開示における実施例の斜視図であり、図34はその正面図であり、図35はその平面図であり、図36は外殻を外して内部の主要部品のレイアウトを示す斜視図であり、ホイール801、材料押進ロッド9及び材料剪断カッター30が1つのモータ800により駆動される連動機構を示す。モータ100、減速ボックス110、モータ600、減速ボックス610、モータ800、ギヤボックス813は、いずれもシャーシー5に取り付けられる。
図37〜図41に示すように、本実施例では、ホイール801、材料押進ロッド9及び材料剪断カッター30が1つのモータ800(図36を参照)により駆動される連動機構とスライドブロック1との運動関係を主に示し、その他の部品を省略する。
図37は、ホイール801、材料押進ロッド9、材料剪断カッター30及びスライドブロック1の組立を示す斜視図であり、モータ800、ギヤボックス813及びハウジング等のその他の部品を省略する。図36と図37に示すように、モータ800の動力はギヤボックス813によりギヤ軸812(ギヤ軸812が減速ボックス813の出力軸である)に伝達され、ギヤ軸812にギヤ820が外挿され、ギヤ820により動力がインデックスカム804及びカム軸907に伝達される。具体的に、カム軸907に、その軸方向に沿って間隔をあけて材料剪断カッターカム308と材料押進ロッドカム908とが設置され、材料剪断カッターカム308及び材料押進ロッドカム908がカム軸907に固定外挿され、材料剪断カッターエジェクタロッドリンク305及び材料押進ロッドリンク904がリンク中心軸905の軸線の回りに回動可能に設置される。インデックスカム804とホイール801の軸線は、空間において垂直するように立体交差して配置される。インデックスカム804は、一周回動するごとにホイール801が1ピッチ回動し、よってホイール801が間欠割出運動する。該インデックスカム804は、自己ロック機能も備える2つの機能を有するカムである。
図38は、インデックスカム804のホイール801に対する割出動作が完了したばかりである状態を示す。このとき、ギヤ820は、インデックスカム804を続けて回動させるように駆動し、ホイール801がインデックスカム804によりロックされて停止する。カム軸907は、ギヤ820の駆動により、材料剪断カッターカム308の上昇縁がカムローラ307に作用するように駆動することで、材料剪断カッターエジェクタロッドリンク305を、リンク中心軸905の時計回りに回動させる。これによって、材料剪断カッターエジェクタロッドリンク305が、ピン軸304を介して材料剪断カッターエジェクタロッド302の上への運動を駆動し、材料剪断カッターエジェクタロッド302が、材料剪断カッター30を、スライドブロック1内で上へスライドして結束バンド20を結束バンド連設板202から分離するように駆動する。
図39は、材料剪断カッター30が、結束バンド20を結束バンド連設板202からすでに切断、分離した状態を示す。このとき、ギヤ820は、インデックスカム804を続けて回動させるように駆動し、ホイール801がインデックスカム804によりロックされて停止する。カム軸907は、ギヤ820の駆動により、材料押進ロッドカム908の上昇縁がカムローラ906に作用するように駆動することで、材料押進ロッドリンク904を、リンク中心軸905の反時計回りに回動させる。これによって、材料押進ロッドリンク904が、ピン軸903を介して材料押進ロッド9の下への運動を駆動し、材料押進ロッド9が、切断された結束バンド20を材料剪断カッター30の底板へ押圧する。このとき、材料剪断カッターカム308の下降縁はカムローラ307と接触し、材料剪断カッターエジェクタロッド戻しバネ309により材料剪断カッターエジェクタロッド302を下方へ引っ張って元の位置に戻す。
図40は、材料押進ロッド9が、切断された結束バンド20及び材料剪断カッター30をともに下に向かってスライドブロック1内へ押して位置決めする状態を示す。このとき、ギヤ820は、インデックスカム804を続けて回動させるように駆動し、ホイール801がカム804によりロックされて停止する。このとき、カム軸907は、ギヤ820の駆動により、材料押進ロッドカム908の下降縁がカムローラ906と接触するように駆動し、材料押進ロッド戻しバネ909により材料押進ロッド9を上へ引っ張って元の位置に戻す。
モータ800の作業過程において、動力が、ギヤボックス810を経由して中間のギヤ820に出力され、これによって、中間のギヤ820と噛合する上方のギヤ820及び下方のギヤ820を回動させる。ここで、下方のギヤ820は、インデックスカム804を回動駆動し、インデックスカム804でホイール801の割出送りを実現する。また、上方のギヤ820は、カム軸907を回動駆動し、材料剪断カッターカム308は、カム軸907の回動とともに回動し、材料剪断カッター30を上昇させて、材料切断動作を実現する。また、材料押進ロッドカム908は、カム軸907の回動とともに回動し、材料押進ロッド9の押下動作を実現する。ホイール801が回動送りされ、そして、材料剪断カッター30が上昇して材料を切り、さらに、材料押進ロッド9が材料剪断カッター30を下へ押し、最後に、材料押進ロッド9が最高位置(図38)に退避することによって、1つの作業サイクルが終わる。したがって、材料供給、材料切断及び材料剪断カッター30の戻りが実現される。複数の作業サイクルの繰り返しにより、連設結束バンドの自動切断動作が実現される。
このような全電力駆動の設計により、ホイール801による材料供給、材料剪断カッター30の上昇による材料切断及び材料押進ロッド9の材料押圧動作は、1つのモータ800の駆動で実現される。そして、各ステップは、順に行われ、互いに干渉しないので、動力装置のコストが抑えられるとともに、レイアウトがよりコンパクトになり、自動化が比較的に高くなる。さらに、ギヤ820の連続回動過程において、上記の動作を完成できるので、コントロールのロジックが簡略化される。
図41は、図38、図39及び図40に対応する右側面図であり、矢印方向が結束バンド20の材料供給方向を表す。
図42〜図44に示すように、本実施例では、図42は、スライドブロック1と、ガイドレール2と、材料剪断カッター30と、結束バンド20と、スライドブロック1を駆動するための揺動アーム111、ピン軸112及びリンク113との組立関係を示す斜視図である。図43及び図44は、該自動バンド結束工具の部分構成の模式図である。
図42に示すように、材料剪断カッター30は、L字形に形成され、垂直部分と水平部分とを含む。垂直部分は、材料を剪断するための剪断部であり、水平部分は、ガイドレール2においてスライドするスライド部である。4本の凸リブ104のうち、2本の凸リブ104がスライドブロック1と一体に形成され、その他の2本の凸リブ104が材料剪断カッター30と一体に形成されて材料剪断カッター30とともに図42に示す矢印方向でスライドブロック1に対して上下にスライド可能に構成される。
又は、4本の凸リブ104は、全部材料剪断カッター30と一体に形成されて、材料剪断カッター30とともに図42における矢印に示す方向でスライドブロック1に対して上下にスライド可能に構成される。
又は、4本の凸リブ104は、全部スライドブロック1と一体に形成される。
図43に示すように、材料剪断カッターエジェクタロッド302及び材料押進ロッド9が元の位置に戻ったあと、モータ100が減速ボックス110を介して揺動アーム111を駆動して反時計回りの方向(図43における矢印の方向)で回動させ、揺動アーム111がピン軸112を介してリンク113を駆動する。リンク113は、ピン軸114を介して、スライドブロック1を結束バンド20とともにプリ位置決め位置からガイドレール2に沿って結束位置までスライドさせ、即ち図43における右側から左側へ運動し、図44に示す位置まで運動するように駆動する。
図44に示すように、結束が完了したあと、結束バンドヘッド部201がスライドブロック1から脱離し、モータ100が揺動アーム111を駆動して時計回り方向(図44における矢印の方向)で回動させ、揺動アーム111がピン軸112を介してリンク113を駆動する。リンク113は、ピン軸114を介して、スライドブロック1を結束バンド20とともに結束位置からガイドレール2に沿ってプリ位置決め位置までスライドさせるように駆動する。
本実施例では、図50〜図52は、該自動バンド結束工具の縦断面模式図である。引き金11は、図50〜図52に示すように、L形を呈し、引き金中心軸118を介してシャーシー5に枢接され、シャーシー5からはみ出している引き部とシャーシー5の内部に位置する接続部とを備える。具体的に、第2ガイド爪リンク43は、一端に長孔が開設され、ピン軸45が該長孔に挿着されるとともに引き金11の一端に固設される。第2ガイド爪リンク43の中部がリンク中心軸44を介してシャーシー5に枢接される。第2ガイド爪リンク43は、他端にも長孔が開設され、該長孔にピン軸42が挿着され、該ピン軸42が第2ガイド爪4の端部に固設される。第2ガイド爪4は、W形に形成され、第2ガイド爪中心軸41に外挿され、第2ガイド爪中心軸41がシャーシー5に固定取付される。
図50〜図52に示すように、引き金11を利用して第2ガイド爪4の第1ガイド爪3に対する閉じを実現する原理は、以下の通りである。引き金11の引き部を引き、引き金11を引き金中心軸118の回りに回動させる。接続部は、引き金11の回動により、ピン軸45を介して、第2ガイド爪リンク43をリンク中心軸44の反時計回りに回動させるように駆動する。そして、第2ガイド爪リンク43は、ピン軸42を介して、第2ガイド爪4を第2ガイド爪中心軸41の時計回りに回動させるように駆動する。よって、第1ガイド爪3に対する閉じが実現される。
図45〜図49は、該自動バンド結束工具の自動結束構成を示すものである。図45〜図49に示すように、本実施例では、図45、図47、図48及び図49が図35におけるT−T線に沿う断面図である。図45において、第2ガイド爪4は開き状態となり、このとき、結束バンド20がスライドブロック1内で位置決めされ、プリ位置決め位置に位置している。結束作業は、以下のようになる。図47に示すように、引き金11を引いて第2ガイド爪4を第1ガイド爪3に対して閉じ、スライドブロック1は、結束バンド20を、ガイドレール2の右端から左端までスライドさせ、即ち、プリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせるように駆動する。スライドブロック1がスライドするうちに、結束バンド20のバンド本体は、第1ガイド爪3及び第2ガイド爪4内のガイド溝で巻かれる。図48に示すように、第1ガイド爪3は、モータ600の駆動により第1ガイド爪中心軸31の回りに回動して結束バンド20の尾部を結束バンドヘッド部201の孔に通らせる。テンションホイール6は、モータ600の駆動により回動して結束バンド20を緊張させる。切断カッター7は、モータ600の駆動により緊張になっている結束バンド20を切断する。よって、結束を完成させる。図49に示すように、結束が完了したあと、第2ガイド爪4が開けられ、結束バンドヘッド部201がスライドブロック1から脱離したあと、モータ100は、揺動アーム111を時計回りに回動するように駆動する。揺動アーム111は、ピン軸112を介してリンク113を駆動し、リンク113は、ピン軸114を介して、スライドブロック1を結束バンドのプリ位置決め位置に戻るように駆動する。そして、次の結束周期まで待機する。
図36、図50、図51及び図52に示すように、図36において、モータ600は、減速ボックス610を介して周期コントロールギヤ620を駆動する。周期コントロールギヤ620が緊張ギヤ630を駆動する。周期コントロールギヤ620にセンシング部621が設けられ、周期コントロールギヤ620の端面にセンサ622が配置される。センサ622は、センシング部621を検出すれば信号を送信し、モータ600の作動を停止させる。周期コントロールギヤ620は、結束緊張周期ごとに、一周回動する。第1ガイド爪カム38は、周期コントロールギヤ620と同軸に固定連結される。図50〜図52に示すように、第1ガイド爪カム38は、従動リンク36を従動リンク中心軸37の反時計回りに回動させるように駆動する。従動リンク36は、ピン軸35を介して、リンク33をリンク中心軸34の時計回りに回動させるように駆動する。リンク33は、ピン軸32を介して、前記第1ガイド爪3を第1ガイド爪中心軸31の反時計回りに回動させるように駆動する。第1ガイド爪3が第1ガイド爪中心軸31の反時計回りに回動することによって、結束バンド尾部を結束バンドヘッド部の孔に通らせる。本実施例では、第1ガイド爪3及び第2ガイド爪4は、バネを利用して復位する。
なお、本実施例では、センサ622が磁気センサである場合、センシング部621として磁気センサに対応する磁石を利用することが可能であり、センサ622が近接センサである場合、センシング部621として近接センサに対応する突起を利用することが可能であり、センサ622が光電センサである場合、センシング部621として光電センサに対応する孔を利用することが可能である。
図53及び図54に示すように、本実施例では、引き金11の代わりに、第2ガイド爪カム47で前記第2ガイド爪4を駆動する。第2ガイド爪カム47は、周期コントロールギヤ620と同軸に固定連結され、反時計回りの方向(図53及び図54に示す矢印の方向)で回動する。第2ガイド爪カム47がローラ46を駆動し、ローラ46がピン軸45に外挿され、ピン軸45が第2ガイド爪リンク43に固設され、リンク中心軸44がシャーシー5に固設される。ローラ46は、第2ガイド爪リンク43をリンク中心軸44の反時計回りに回動させるように駆動する。第2ガイド爪リンク43は、ピン軸42を介して、第2ガイド爪4を第2ガイド爪中心軸41の時計回りに回動させるように駆動して、第1ガイド爪3に対して閉じる。戻しバネ119により第2ガイド爪4を戻し、引き金戻しバネ117(図12〜図17を参照)により引き金11を戻す。
図55に示すように、本実施例では、ホイール801を駆動する機構の代替案を主に示す。図55において、インデックスカム(単動式)804がピッチローラ803に作用し、ロックブロック809がピン軸814に外挿されるとともにピン軸814の回りに揺動でき、ピン軸814がシャーシー5に固設される。バネ815の押力で、ロックブロック809の2つの傾斜面を2つの隣り合うピッチローラ803の円周外面に密接させる。カム804は、一周回動するごとに、ホイール801のピッチピン808を動かして1ピッチ回動させる。ロックブロック809は、割出したあとのホイールをロックする。ホイール801がロックされる状態で、インデックスカム804が続けて回動すると、順に、以下の作動を行う。カム308の上昇縁の作用より材料剪断カッターエジェクタロッド302が上昇し、材料剪断カッターエジェクタロッド戻しバネ309が材料剪断カッターエジェクタロッド302にかけられ、材料剪断カッターエジェクタロッド戻しバネ309が材料剪断カッターエジェクタロッド302を下方に引っ張って元の位置に戻す。また、カム308の頂点により材料剪断カッターエジェクタロッド302を最高点に押したとき又は最高点に押したあと、カム908の上昇縁により材料押進ロッド9を下へ運動させ、材料押進ロッド戻しバネ909が材料押進ロッド9にかけられ、材料押進ロッド戻しバネ909により材料押進ロッド9を上へ運動させて元の位置に戻す。図55に示す構成はラチェット機構の作動原理と類似する。
図56に示すように、カムの代わりに、不完全ギヤ810の噛合を利用してホイール801の間欠割出運動を駆動する。不完全ギヤ810の円周には、1つの歯と外凸円弧部としか備えず、ホイール801に、均一に配置されるとともに不完全ギヤ810の歯と噛合できる複数の凹歯部が設けられる。さらに、ホイール801に、均一に配置されるとともに不完全ギヤ810の外凸円弧部に合わせる複数の凹円弧部が設けられる。不完全ギヤ810の歯がホイール801における凹歯部と噛合するとき、不完全ギヤ810の外凸円弧部がホイール801の凹円弧部と接触せず、ホイール801が割出運動状態となる。不完全ギヤ810の歯が前記ホイール801における凹歯部と噛合しないとき、不完全ギヤ810の外凸円弧部がホイール801の凹円弧部と接触し、ホイール801が割出ロック状態となる。不完全ギヤ810が回動し続けると、順に、以下の作動を行う。カム308の上昇縁の作用により材料剪断カッターエジェクタロッド302が上昇し、カム908の上昇縁の作用により材料押進ロッド9が下へ運動する。不完全ギヤ810をホイール801の円周の外側に設置してもよい。不完全ギヤ810がホイール801の円周の外側に設置される場合、その作動原理がジェネバ機構の作動原理と類似する。或いは、上記の不完全ギヤ810とホイール801とからなる不完全ギヤ機構の代わりに、ジェネバ機構を用いる。即ち、ホイール801に、均一に配置される径方向溝と均一に配置される凹円弧部とが設置され、そして、不完全ギヤ810の代わりに駆動盤が設置され、駆動盤に駆動ピンと外凸円弧部とが取り付けられる。駆動盤における駆動ピンがホイール801の溝と噛合して前記ホイール801を回動駆動する。駆動盤における外凸円弧部とホイール801の凹円弧部とがはまり合うとき、ホイールがロックされ、ホイールの間欠割出運動が実現される。
このような、図55及び図56に示す不完全ギヤ810又は単動式のインデックスカム804を利用してホイール801に対する割出送りを実現する設計により、割出機構の製造難易度が低減され、したがって該自動バンド結束工具の制造コストが抑えられる。そして、不完全ギヤ810又はインデックスカム804をホイール801の内部に設置することにより、外部の空間が大幅に省かれ、該自動バンド結束工具がよりコンパクトになる。
図57に示すように、本実施例では、飛行機ヘッド形状、キノコヘッド形状、杉先端形状等のヘッド部形状の不規則の一体化固定結束バンド、ラベル付き結束バンド、及びヘッド部形状の規則の一般の結束バンド(図面における最下端の結束バンド20は、ヘッド部形状の規則の一般の結束バンドである)が示される。具体的な結束バンドヘッド部形状に対応してスライドブロック1、又は材料剪断カッター30、又はスライドブロック1及び材料剪断カッター30の両方に凸リブ104を合理的に配置すれば、本開示は、各種のヘッド部形状の不規則の連設結束バンド、又はラベル付き結束バンド、又はヘッド部形状の規則の一般の結束バンドに対する自動結束を実現できる。
図33及び図36に示すように、本実施例では、自動バンド結束工具のコントローラ000は、ケーブル001を介して外部電源と連通し、各モータ又は電磁弁のオン、オフ動作又は起動、停止をコントロールする。該自動バンド結束工具が高空又は野外の作業で独立して使用することができるように、電池及びコントローラ000をすべてハウジング10内に内蔵し、又は充電可能な電池とハウジングとをスナップフィット又はねじを介して接続して自動バンド結束工具と一体に形成させることが可能である。
上記の明細書の開示及び示唆をもとに、当業者は上記の実施形態に対して適当に変更や改良することもできる。このため、本開示は、上記に開示、説明された具体的な実施形態に限定されず、本開示に対する一部の改良や変更も本開示の特許請求の範囲の保護範囲に属する。また、本明細書ではいくつの特定の用語を使用したが、これらの用語は、説明を簡単にするためのものに過ぎず、本開示を限定するものではない。
本開示に係る結束バンド工具の材料供給剪断押進機構、自動バンド結束工具及び自動バンド結束方法は、結束バンドの自動結束を実現でき、人工結束作業の労働強度が大きいかつ結束効率が低いという欠陥を改善した。そして、本開示は、異なるヘッド部形状を備える単体又は連設の連設結束バンド又はラベル付き結束バンドの自動結束のために設計されるものであるが、ヘッド部形状の規則の単体又は連設の一般の結束バンドの自動結束作業にも適し、汎用性が優れ、結束操作が極めて便利である。
000 コントローラ
001 ケーブル
1 スライドブロック
101 スライドブロックエアシリンダ
102 エアシリンダ固定ホルダ
103 接続スリーブ
104 凸リブ
100 モータ
11 引き金
110 減速ボックス
111 揺動アーム
112 ピン軸
113 リンク
114 ピン軸
117 引き金戻しバネ
118 引き金中心軸
119 戻しバネ
2 ガイドレール
20 結束バンド
201 結束バンドヘッド部
202 結束バンド連設板
203 位置決め孔
3 第1ガイド爪
31 第1ガイド爪中心軸
32 ピン軸
33 リンク
34 リンク中心軸
35 ピン軸
36 従動リンク
37 従動リンク中心軸
38 第1ガイド爪カム
30 材料剪断カッター
301 材料剪断カッターエアシリンダ
302 材料剪断カッターエジェクタロッド
303 トグル機構
304 ピン軸
305 材料剪断カッターエジェクタロッドリンク
307 カムローラ
308 材料剪断カッターカム
309 材料剪断カッターエジェクタロッド戻しバネ
31 第1ガイド爪回動軸
4 第2ガイド爪
41 第2ガイド爪中心軸
42 ピン軸
43 第2ガイド爪リンク
44 リンク中心軸
45 ピン軸
46 ローラ
47 第2ガイド爪カム
5 シャーシー
501 材料押圧板
502 材料押圧ローラ
503 材料押圧ローラ軸
6 テンションホイール
600 モータ
610 減速ボックス
620 周期コントロールギヤ
621 センシング部
622 センサ
630 緊張ギヤ
7 切断カッター
8 ステッピング材料供給機構
800 モータ
801 ホイール
802 位置決め柱
803 ピッチローラ
804 インデックスカム
805 カム軸
806 センタリングホイール
807 倣い窪み
808 ピッチピン
809 ロックブロック
810 不完全ギヤ
811 ギヤ
812 ギヤ軸
813 ギヤボックス
820 ギヤ
814 ピン軸
815 バネ
821 材料ガイド板
822 材料供給エアシリンダホルダ
823 材料供給エアシリンダ
824 材料駆動エアシリンダホルダ
825 材料駆動ピンエアシリンダ
826 材料駆動ピン
834 揺動ホルダ
837 揺動ホルダ回動軸
9 材料押進ロッド
901 材料押進エアシリンダ
902 材料押進エアシリンダホルダ
903 ピン軸
904 材料押進ロッドリンク
905 リンク中心軸
906 カムローラ
907 カム軸
908 材料押進ロッドカム
909 材料押進ロッド戻しバネ
10 ハウジング
12 スクラップ箱
121 スクラップ箱ドア
122 ドア回動軸

Claims (20)

  1. スライドブロックと、ガイドレールと、第1ガイド爪と、第2ガイド爪と、シャーシーと、テンションホイールと、切断カッターと、ステッピング材料供給機構と、材料押進ロッドとを有する自動バンド結束工具であって、
    前記第1ガイド爪及び前記第2ガイド爪は、回動中心ピンを介して前記シャーシーに取り付けられ、
    前記切断カッター及び前記テンションホイールは、前記シャーシー内に取り付けられ、
    前記ガイドレールは、前記シャーシーに隣接し、
    前記スライドブロックは、前記ガイドレールと係合して前記ガイドレールの長手方向に沿ってスライドし、
    前記第1ガイド爪、前記第2ガイド爪、前記スライドブロック及び前記ガイドレールの対称中心面は、前記自動バンド結束工具の中心面に設けられ、
    前記ステッピング材料供給機構は、前記シャーシー又は前記自動バンド結束工具のハウジングに取り付けられ、結束周期ごとに、既定ピッチで、装着される結束バンドを、結束バンドの対称中心面を前記自動バンド結束工具の中心面と重ね合わせる位置まで搬送することができ、
    前記材料押進ロッドは、前記シャーシー又は前記自動バンド結束工具のハウジングに取り付けられ、前記自動バンド結束工具の中心面における前記ガイドレールの長手方向に垂直の方向に沿って、前記自動バンド結束工具の中心面に位置する前記結束バンドを前記スライドブロックに押して予め位置決めし、前記スライドブロックにより、前記結束バンドをプリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ
    前記自動バンド結束工具は、前記結束バンドを連設結束バンドの結束バンド連設板から分離する材料剪断カッターをさらに有し、
    前記材料剪断カッターが前記スライドブロック又は前記材料押進ロッドに取り付けられる
    ことを特徴とする自動バンド結束工具。
  2. 前記ステッピング材料供給機構は、前記結束バンドを回動割出送りするように構成される間欠割出運動するホイール、又は前記結束バンドを水平ステッピング移動させるように構成される水平ステッピング移動する材料駆動ピン、又は前記結束バンドを揺動ステッピング搬送するように構成される往復に揺動する材料駆動ピンを含み、
    前記間欠割出運動するホイール、前記水平ステッピング移動する材料駆動ピン及び前記往復に揺動する材料駆動ピンは、いずれも、結束周期ごとに、1本の前記結束バンドを、結束バンドの対称中心面を前記自動バンド結束工具の中心面と重ね合わせる位置まで搬送することができる
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動バンド結束工具。
  3. 前記ホイールの外円周に前記結束バンドのヘッド部の形状に合わせる複数の倣い窪みが設けられ、各前記倣い窪みが既定ピッチで前記ホイールの外円周に均一に配置されることを特徴とする請求項2に記載の自動バンド結束工具。
  4. 前記スライドブロック及び前記ガイドレールが、前記ホイールの円周の内側に位置し、前記材料押進ロッドが、前記ホイールの円周の外側に取り付けられ、前記ホイールの中心に接近する方向へ前記結束バンドを前記スライドブロックに押すように構成され、
    或いは、前記スライドブロック及び前記ガイドレールが、前記ホイールの円周の外側に位置し、前記材料押進ロッドが、前記ホイールの円周の内側に取り付けられ、前記ホイールの中心から離間する方向へ前記結束バンドを前記スライドブロックに押すように構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動バンド結束工具。
  5. 前記スライドブロックは、前記ガイドレールと係合し、
    前記ガイドレールは、前記スライドブロックの5つの空間自由度を拘束し、前記スライドブロックが前記ガイドレールでスライドしかできないように構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動バンド結束工具。
  6. 前記スライドブロックに、前記結束バンドのヘッド部を係止するように構成される凸リブ、又は前記結束バンドのヘッド部を係止するように構成される前記結束バンドのヘッド部の形状に合わせる倣い窪みが設けられることを特徴とする請求項1に記載の自動バンド結束工具。
  7. 前記結束バンドは、連設結束バンドであることを特徴とする請求項2に記載の自動バンド結束工具。
  8. 前記材料剪断カッターは、エア動力又は電気動力により駆動されることを特徴とする請求項7に記載の自動バンド結束工具。
  9. 記ホイールに位置決め柱が設けられ、前記連設結束バンドの結束バンド連設板に前記位置決め柱とはまり合う位置決め孔が設けられ、
    或いは、前記ホイールに位置決め孔が設けられ、前記連設結束バンドの結束バンド連設板に前記位置決め孔とはまり合う位置決め柱が設けられる
    ことを特徴とする請求項8に記載の自動バンド結束工具。
  10. 前記ホイールに、前記ホイールの周方向に沿って均一に配置される複数のピッチピンが設置され、前記ホイールに、輪郭が前記ピッチピンの外周面に当接し、前記ホイールを回動駆動するインデックスカムがさらに枢接され、
    或いは、前記ホイールに、前記ホイールの周方向に沿って均一に配置されるピッチピン及び前記ピッチピンに外挿されるピッチローラが設置され、前記ホイールに、輪郭が前記ピッチローラの外周面に当接し、前記ホイールを回動駆動し又は前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現するように構成されるインデックスカムがさらに枢接され、
    或いは、前記ホイールの円周に内歯が設けられ、ギヤが前記ホイールの内歯と噛合することにより、前記ホイールを駆動又はロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
    或いは、前記ホイールに円周に外歯が設けられ、ギヤが前記ホイールの外歯と噛合することにより、前記ホイールを駆動又はロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
    或いは、前記ホイールに、前記ホイールの周方向に沿って間隔をあけて配置される複数のピッチピンが設置され、前記自動バンド結束工具が、前記シャーシーに枢接され、前記ピッチピンを動かして回動送りするインデックスカムと、前記シャーシーに弾性的に接続され、前記ホイールをロックするように常に隣り合う2つの前記ピッチピンの間に係入する傾向があるロックブロックと、をさらに有し、
    或いは、前記ホイールの円周に、ラチェット歯が均一に設けられ、ラチェット爪を設置して前記ホイールを回動駆動し、ロックブロックを設置して前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
    或いは、前記ホイールの円周に、不完全歯部と凹円弧部とが交互に均一に設けられ、不完全ギヤの歯を設けて前記ホイールの不完全歯部と噛合させて前記ホイールを回動駆動し、前記不完全ギヤの外凸円弧部が前記ホイールの凹円弧部とはまり合って前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現し、
    或いは、前記ホイールに、径方向溝と凹円弧部とが交互に均一に設けられ、駆動ピンと外凸円弧部とが取り付けられる駆動盤が設置され、前記駆動盤における駆動ピンが前記ホイールの溝と噛合して前記ホイールを回動駆動し、前記駆動盤における外凸円弧部が前記ホイールの凹円弧部とはまり合って前記ホイールをロックして、前記ホイールの間欠割出運動を実現する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項9に記載の自動バンド結束工具。
  11. 前記ステッピング材料供給機構は、水平ステッピング移動する材料駆動ピンを備え、材料ガイド板と、材料供給エアシリンダと、材料駆動ピンエアシリンダとをさらに備え、
    前記材料ガイド板は、前記シャーシーに固設され、前記連設結束バンドをガイドするように構成され、
    前記材料供給エアシリンダは、前記シャーシーに取り付けられ、
    前記材料駆動ピンエアシリンダは、前記材料供給エアシリンダの動力出力端に取り付けられ、
    前記材料駆動ピンは、前記材料駆動ピンエアシリンダの動力出力端に固設され、
    前記材料供給エアシリンダは、前記材料駆動ピンエアシリンダを直線で1前記既定ピッチを押進するように構成され、
    前記材料駆動ピンエアシリンダは、前記材料駆動ピンを前記連設結束バンドの結束バンド連設板における位置決め孔に挿入し、前記連設結束バンドを水平ステッピング移動させて駆動するように構成される
    ことを特徴とする請求項7に記載の自動バンド結束工具。
  12. 前記結束バンド連設板を前記材料ガイド板に押し付けるように構成される材料押圧部材をさらに有し、
    前記材料押圧部材は、前記シャーシーに取り付けられる
    ことを特徴とする請求項11に記載の自動バンド結束工具。
  13. 前記材料押圧部材は、材料押圧板と、前記材料押圧板に枢接される材料押圧ローラとを備え、
    前記材料押圧板と前記シャーシーとの間にバネが接続され、
    前記ステッピング材料供給機構が材料ガイド板を備える場合、前記バネの付勢により、前記材料押圧ローラが前記結束バンド連設板を前記材料ガイド板に押し付け、
    前記ステッピング材料供給機構が間欠割出運動するホイールを備える場合、前記バネの付勢により、前記材料押圧ローラが前記結束バンド連設板を前記ホイールに押し付ける
    ことを特徴とする請求項12に記載の自動バンド結束工具。
  14. 前記ステッピング材料供給機構は、往復に揺動する材料駆動ピンを備え、材料ガイド板と、揺動ホルダと、材料駆動ピンエアシリンダとをさらに備え、
    前記材料ガイド板は、前記シャーシーに固設され、前記連設結束バンドをガイドするように構成され、
    前記揺動ホルダは、前記シャーシーに枢接されるとともに材料ガイド方向に沿って往復に揺動することができ、
    前記材料駆動ピンエアシリンダが、前記揺動ホルダに取り付けられ、前記材料駆動ピンが、前記材料駆動ピンエアシリンダの動力出力端に固設され、
    前記揺動ホルダは、1前記既定ピッチ揺動するように構成され、
    前記材料駆動ピンエアシリンダは、前記材料駆動ピンを前記連設結束バンドの結束バンド連設板における位置決め孔に挿入し、前記連設結束バンドを揺動送りして駆動するように構成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の自動バンド結束工具。
  15. 前記ステッピング材料供給機構、前記第1ガイド爪、前記スライドブロック、前記材料
    押進ロッド及び前記切断カッターは、エア動力又は電気動力により駆動されることを特徴とする請求項1に記載の自動バンド結束工具。
  16. 前記第2ガイド爪は、エア動力又は電気動力により駆動され、又は手動引き金によりリンクを介して駆動されることを特徴とする請求項1に記載の自動バンド結束工具。
  17. 前記シャーシーに取り付けられるスクラップ箱をさらに有し、前記スクラップ箱が切断スクラップを収集するように構成されることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の自動バンド結束工具。
  18. 前記スクラップ箱は、底部にスクラップ出口が設けられ、前記スクラップ出口にスクラップ箱ドアが設置され、前記スクラップ箱ドアがドア回動軸を介して前記スクラップ箱の箱本体に枢接されることを特徴とする請求項17に記載の自動バンド結束工具。
  19. 請求項7〜9、11〜14のいずれか1項に記載の自動バンド結束工具を利用して連設結束バンドで結束するとき、
    結束バンドをステッピング材料供給機構に配置し、ステッピング材料供給機構を動作させて、結束バンドを、結束バンドの対称中心面を自動バンド結束工具の中心面と重ね合わせる位置まで搬送するステップS10と、
    材料剪断カッターを動作させて、ステップS10における既定位置まで運動した結束バンドを連設結束バンドの結束バンド連設板から分離するステップS20と、
    材料押進ロッドを動作させて、ステップS20における結束バンド連設板から分離された結束バンドをスライドブロックに押して予め位置決めするステップS30と、
    スライドブロックを運動させて、結束バンドを、ステップS30におけるプリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ、スライドブロックのスライド過程において、結束バンドのバンド本体を第1ガイド爪及び第2ガイド爪内のガイド溝で巻かせ、結束バンド尾部を結束バンドヘッド部の孔に通らせるように第1ガイド爪を回動させるステップS40と、
    テンションホイールを回動させて結束バンドを緊張させ、切断カッターにより緊張になっている結束バンドを切断するステップS50と、
    結束バンドヘッド部をスライドブロックから脱離させ、スライドブロックを、ガイドレールに沿って結束位置からプリ位置決め位置に戻すステップS60と、
    を含むことを特徴とする自動バンド結束方法。
  20. 結束バンド工具の材料供給剪断押進機構であって、
    間欠割出機構と、材料剪断機構と、材料押進機構と、スライドブロック機構と、ガイドレールとを有し、前記スライドブロック機構は、前記ガイドレールと係合して前記ガイドレールの長手方向に沿ってスライドし、
    順に、以下のように動作し、
    前記間欠割出機構が、1回で1本の結束バンドを、結束バンドの対称中心面を前記結束バンド工具の中心面と重ね合わせる位置まで搬送し、
    前記材料剪断機構が、結束バンドを連設結束バンドの結束バンド連設板から分離し、
    前記材料押進機構が、前記結束バンド工具の中心面における前記ガイドレールの長手方向に垂直の方向に沿って、分離された結束バンドをスライドブロック内に押入して位置決めし、
    スライドブロック機構が、結束バンドを、プリ位置決め位置から結束作業位置までスライドさせ、
    前記間欠割出機構、材料剪断機構、材料押進機構及びスライドブロック機構のいずれも、電気動力により駆動され、コントローラにより時系列に動作し、
    間欠割出機構、材料剪断機構、材料押進機構が1つのモータにより駆動されて時系列に動作する
    ことを特徴とする結束バンド工具の材料供給剪断押進機構。
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