JP6980880B2 - 端部構造 - Google Patents

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本発明は、排水手段を備える端部構造を、優れた意匠性で且つ高い支持強度にて実現でき、更には様々な形状の排水手段を適用できる端部構造に関する。
従来、屋根の樋としては、軒先に設ける軒樋が一般的に広く知られている。
例えば特許文献1には、複数の通孔を設けた屋根受け金具7や水切り8を介して軒樋9を取り付けた構造が記載され、特許文献2には、軒樋吊具を介して軒樋4を取り付けた構造が記載され、これらの軒樋9,4としては、丸型や箱形の断面構造が記載されている。
また、特許文献3には、軒樋1の前方を化粧カバー材4で覆う構成が記載され、特許文献4には、樋受面24を有する軒樋受金物20の前面側に化粧モール27を取り付ける構成が記載されている。
特開2000−355979号公報 特開2002−317539号公報 特開2006−233536号公報 特開2003−239474号公報
しかしながら、前記特許文献1,2の樋構造は、軒先としての意匠性が乏しく、雨水を受けるためだけの機能のみを採用したものであり、見栄えが悪く、意匠性に乏しいものであった。
また、前記特許文献3,4の樋金具は、前述のように軒樋や軒樋受金物に化粧材を取り付けて軒先を装飾するので、意匠性が改善されるものの、金具の形状や軒樋の形状に制約を受け、汎用性の低いものであった。さらに、これらの構造では、樋吊り金具等が躯体側のみに固定された片持ち状であるため、降雪時等に破損する恐れのあるものであった。また、室内への漏水リスク、構造的に複雑でコスト高になるなどのデメリットもあった。さらに、屋根勾配毎に部材を変更する必要があった。しかも軒樋を化粧材で覆う構造では、メンテナンスが困難となるという欠点もあった。
そこで、本発明は、排水手段を備える端部構造を、優れた意匠性で且つ高い支持強度にて実現でき、更には様々な形状の排水手段を適用できる端部構造を提案することを目的とする。
本発明は、上記に鑑み提案されたものであって、建築物の端部に配する端部構造であって、その配設状態において、上部軒先唐草の軒先端と水平面材である下部材の先端とがヒンジ構造を介して回動自在に連結され、前記上部軒先唐草上に、傾斜面材である上部材が敷設されており、形成される内部空間には、排水手段が設けられていることを特徴とする端部構造を提案するものである。
本発明の端部構造は、その配設状態において、何れか一方が略傾斜状に、他方が略水平状に、配される上部材と下部材とがそれらの先端で連結されている構造であり、例えば軒先構造では下部材の先端と上部軒先唐草軒先端がヒンジ構造を介して回動自在に連結され、前記上部軒先唐草上に、傾斜面材である上部材が敷設されているので、優れた意匠性を有し、しかも高い支持強度を有するものであって、内部空間に設ける排水手段として、防水シートや様々な形状の軒樋等を適用できる。
本発明の第1参考例(軒先構造)の端部構造を示す斜視図であり、内部構造を見せるために一部構成を欠載して示している。 (a)本発明の第2参考例の端部構造を示す側断面図、(b)用いた上部材、排水手段(軒樋)、下部材を示す側面図である。 (a)本発明の第1実施例の端部構造を示す側断面図、(b)用いた軒先カバー材、排水手段(軒樋)、上部軒先唐草、下部材を示す側面図である。 本発明の第3参考例の端部構造を示す側断面図である。 本発明の第4参考施例の端部構造を示す側断面図である。 本発明の第5参考例の端部構造を示す側断面図である。 本発明の第6参考例の端部構造を示す側断面図である。
本発明は、建築物の端部に配する端部構造であって、その配設状態において、上部軒先唐草の軒先端と水平面材である下部材の先端とがヒンジ構造を介して回動自在に連結され、前記上部軒先唐草上に、傾斜面材である上部材が敷設されており、形成される内部空間には、排水手段を設けてなることを特徴とする。
なお、「傾斜面材である上部材」とは、その配設状態において、上部材が略傾斜状の配設状態を維持し、水平面材である下部材とは、その配設状態において、下部材が略水平状の配設状態を維持することを意味している。
本発明の端部構造を構成する上部材、下部材は、何れか一方が略傾斜状の面材、他方が略水平状の面材を含むものであれば、設置部位の条件(排水部を兼ねる場合の下部材の長さ、屋根勾配、取り合い等)や作業性等を勘案して長さを設定すればよく、それぞれ通し材でも所定長さのものを用いてもよいし、所定長さや異なる長さのものを組み合わせて用いるようにしてもよい。なお、複数の排水部を兼ねる下部材を組み合わせる場合、その性能上、止水処理を施した連結を行うことが好ましい。
なお、上部材は、下地の延長状(延出状)にあり、軒先であれば下地の軒先方向の延長状(下地勾配に沿う)に形成され、けらばであれば下地の外側に延出状に形成される。
また、上部材、下部材は、それらの先端で連結されているものであるが、この連結については、例えば後述する第1実施例のようにヒンジ構造を介して回動自在に連結されたものとする。
そして、これらの上部材、下部材において、前述のように連結される先端を一端とした際の奥端(他端)は、ビス等の固着具を用いて建築下地や表層(外装)材と一体的に固定されていることが望ましい。建築下地としては、具体的には垂木、野地板、鼻隠し等がある。
例えば前記上部材を傾斜面材とし、前記下部材を水平面材とした場合、水平面材の後端を建築下地に固定した状態で説明すると、水平面材の先端と傾斜面材の下端が連結されるので、傾斜面材の上端を建築下地等に固定することにより、両部材の先端に生ずる荷重を傾斜面材が引っ張り上げる状態となり、これらの水平面材及び傾斜面材は安定に取り付けられるものとなる。
即ち下部材の先端と上部材の下端が連結されるので、上部材の上端を建築下地等に固定することにより、両部材の先端に生ずる荷重を上部材が引っ張り上げる状態となり、これらの上部材及び下部材は安定に取り付けられる。
前記排水手段は、前述のように形成される内部空間に設けられるものであれば、特にその具体的構成を特定するものではなく、例えば樋状に形成した下部材自体の内面であってもよいし、防水シートを配設した構成でもよく、下部材(の内面)に防水処理を施したものでもよい。或いは後述する図示実施例のようにこの排水手段として別部材の軒樋等を採用してもよく、例えばその端部を直接的に建築下地に固定してもよいし、前記下部材等を介して間接的に建築下地に固定してもよい。
このような構成を有する本発明の端部構造は、上部軒先唐草の軒先端と水平面材である下部材の先端とがヒンジ構造を介して回動自在に連結され、前記上部軒先唐草上に、傾斜面材である上部材が敷設された構造であるため、優れた意匠性を有し、しかも高い支持強度を有するものであって内部空間に設ける排水手段として、防水シートや様々な形状の軒樋等を適用できる。
図1に示す本発明の第1参考例の端部(軒先)構造は、建築物の外装構造6の端部(軒先)に傾斜面材である上部材2の下端に設けられた係合部23と、水平面材である下部材3の先端に設けられた延出片34とが遊嵌状に設けた構成であって、前記上部材2と前記下部材3とは、それぞれの先端で連結されている構成である。また、これらの部材2,3より形成される内部空間には、排水手段1として軒樋を設けている。
図2に示す第2参考例でも同様であって、前記第1参考例とは下部材3,3'及び軒樋1,1'の一部形状、外壁6D,6D'の配設角度が相違する以外は殆ど共通する構成である。
前記上部材2は、これらの第1,第2参考例の配設状態においては、略傾斜状に配される部材であって、これらの第1,第2参考例では、前記外装構造の外装面を軒側へ延在させた延長面上に位置すると共に前記軒樋1,1'の上方に位置するものであり、複数の通孔211を備えて落ち葉除けを兼ねる軒先カバー材である。
この上部材(軒先カバー材)2は、略平坦状の面板部21の傾斜上側(外装構造側)寄りに複数の横長の通孔211を備え、その傾斜上端22を略L字状に立ち上げ、外装構造の軒端に取り付けられた納め材5cにビス固定(ビス2b)している。また、この上部材2の先端(下端)は、前記面板部21の傾斜下端に相当するが、裏面側へ略鉛直状に延在して裏面側へ跳ね上げ状に折り返されたレ字状の係合部23を形成している。
前記下部材3,3'は、これらの第1,第2参考例の配設状態においては、略水平状に配される部材であって、これらの第1,第2参考例では、前記上部材2及び前記軒樋1の下方に位置するものであり、前記軒樋1,1'を下面側から隠す軒天カバー材である。
この下部材(軒天カバー材)3,3'は、略平坦状の平面部31をほぼ中央に有し、その軒先側の端部は傾斜状に立ち上げられ(外側傾斜片32)、その上端を軒先側へ折曲され(支持片33)、更にその先端を下方へ折曲されており(延出片34)、前記平面部31の外装構造側の端部を第1参考例では鉛直状に、第2参考例ではやや内側へ傾斜状に立ち上げられた(内側縦片35,35')構成である。この下部材3,3'の前記支持部33は、前記上部材2の面板部21の水下側を支持する部位であり、前記内側縦片35,35'は、その表面及び下端に沿うように取り付けられる表皮材6e1,6e2と共に外壁6D,6D'にビス固定(ビス3b)されている。なお、この下部材3,3'の先端(軒先端)は、前記延出片34に相当する。
そして、前記上部材2の先端(下端)である係合部23は、下部材3,3'の先端である延出片34に遊嵌状に係合しており、深く且つ遊嵌状に係合しているので、角度調整可能に連結されている。そのため、上部材2の傾斜角度を容易に調整して配設することができるため、様々な外装構造に適用することが可能であると共に、これらの部材の配設施工やビス打ち等に際して容易に施工作業を実施することができる。
これらの第1,第2参考例において排水手段1,1'として用いる軒樋は、略中央が平坦状の幅広な排水部11を備える樋材であって、その軒先側を傾斜状に立ち上げて傾斜状に下る軒先側端12とし、その外壁6D,6D'側を第1参考例では鉛直状に、第2参考では傾斜状に立ち上げた外壁側端13,13'とした。なお、これらの軒樋1,1'の前記軒先側端12は、前述の連結部分に差し込むように挿着されており、前記外壁側端13,13'は、前記下部材3(の内側縦片35,35')と共に外壁6D,6D'に取り付ける(ビス固定する)ようにした。
これらの各部材からなる軒樋構造は、下段の部材から順に(下部材3,3'→軒樋1,1'→上部材2)施工することが一般的であるが、特にこれに限定するものではない。
まず、前記下部材3,3'の内側縦片35,35'を、外壁6D,6D'の表面に沿わせることにより、その平面部31を略水平面状に維持する。
次に、前記軒樋1,1'の排水部11が前記下部材3,3'の平面部31に受支されるように配設すると共に、その軒先側端12を前記下部材3,3'の支持片33に沿わせ、その外壁側端13,13'を内側縦片35,35'に沿わせてビス固定(ビス3c)する。
最後に前記上部材2を固定するのであるが、その軒側の先端に形成した係合部23を前記下部材3,3'の延出片34に係合すると共に、略L字状に形成した傾斜上端22を納め材5cにビス固定(ビス2b)して固定している。
前記建築物の外装構造6は、傾斜勾配が形成されるように組み付けられた躯体5Aの表面に野地材5Bが敷設され、更にその上面に裏面側にバックアップ材6Bを配した横葺き外装材6Aを吊子6cにて段状に取り付けた横葺き外装構造であり、前記バックアップ材6Bの上面には排水溝61が形成され、隣り合うバックアップ材6B,6Bは相じゃくり状に重合されて連続状の断熱層を形成している。
また、前記野地材5Bの軒端には、前記納め材5cが固定ビス5dにて取り付けられ、更に所定間隔で前記吊子6cがビス5eにて取り付けられている。また、この外装構造6の軒端には第1参考例では鉛直状に、第2参考例では傾斜状に外壁6D,6D'が設置され、その表面及び下端に沿うように表皮材6e1,6e2が取り付けられ、その内方には略水平状に天井材6Fが配設されている。なお、前記図1の6Gは、断面矩形状の構造材である。
このように本発明の第1,第2参考例の端部(軒先)構造は、それぞれ略傾斜状、略水平状に配した上部材2と下部材3,3'とを先端で連結した構成であり、形成される内部空間に排水手段1,1'として軒樋を配設する構造であるため、優れた意匠性を有し、しかも高い支持強度を有するものであって、更には様々な形状の軒樋1,1'を適用できるものである。
また、この軒先構造は、上部材2も下部材3,3'も生ずる荷重は、固定された建築下地に負担させることができるため、軒樋1,1'に不要な荷重耐性を求めることがない。
更に、これらの第1,第2参考例では、横葺き外装材6Aの裏面に雨水等が浸入したとしても、前記バックアップ材6Bの表面に排水溝61を形成しているため、確実に軒先に排水して軒樋1,1'に導くことができる。
図3(a)に示す本発明の第1実施例の端部(軒先)構造は、上部材2"と下部材3"とがヒンジ構造を介して回動自在に連結された構成である。
前記上部材2"は、図3(b)に示すようにその配設状態において略傾斜状に配される軒先カバー材2A"と、角度調整を可能とするヒンジ構造を備える上部軒先唐草2B"とからなり、前記下部材3"は、その配設状態において略水平状に配される部材であって、前記上部軒先唐草2B"とヒンジ構造を介して連結される連結部としてC字状部36を有する軒天カバー材である。
前記軒先カバー材2A"は、この第1実施例では野地材5Bの表面を軒側へ延在させた延長面上に位置する(=外装面の延長面から段状に位置する)と共に、複数の通孔211を備えて落ち葉除けを兼ねる面板部21"の傾斜下端から更に下方へ傾斜状に延在して裏面側へ折り返され状の係合部23"を形成している以外は前記第1参考例の上部材2とほぼ同様であり、同一符号を付して説明を省略する。
前記上部軒先唐草2B"は、長く延在する軒先延在片24と、後述する下部材3"とヒンジ構造を形成する受け部25と、上方へ凸状に隆起する支持部26とを有する通し材(連続材)である。
これらの軒先カバ材ー2A"と上部軒先唐草2B"とは、前記上部軒先唐草2B"の軒先延在片24に前記軒先カバー材2A"の係合部23"を係合させることにより一体化されて上部材2"を形成する。
前記下部材3"は、この第1実施例でも、前記上部材2"及び後述する軒樋1"の下方に位置する軒天カバー材であって、略平坦状の平面部31"をほぼ中央に有し、その軒先側には、前記上部軒先唐草2B"とヒンジ構造を形成するC字状部36を有し、前記平面部31"の外装構造側の端部は鉛直状に立ち上げられた(内側縦片37)構成である。
そして、前記上部材2"を構成する上部軒先唐草2B"は下部材3"とヒンジ構造を介して連結されているので、角度調整可能に連結されている。そのため、上部材2"の傾斜角度を容易に調整して配設することができるため、様々な外装構造に適用することが可能であると共に、これらの部材の配設施工やビス打ち等に際して容易に施工作業を実施することができる。
この第1実施例における排水手段1"である軒樋は、前記第1,第2参考例の軒樋1,1'に比べて排水部11"がやや小さく(=幅狭で浅く)形成されている以外はほぼ同様であり、その軒先側を傾斜状に立ち上げて傾斜状に下る軒先側端12"を前記上部材2"を形成する二部材2A",2B"の連結部分に差し込むように配設する点でも同様である。但し、その外壁6D側を傾斜状に立ち上げた外壁側端13"については、外装構造の軒端に取り付けられた納め材5cに沿わせる(ビス固定していない)ようにした。
これらの各部材からなる軒樋構造は、図3(b)に示すように下段の部材から順に(下部材3"→上部軒先唐草2B"→軒樋1"→軒先カバー材2A")施工することが一般的であるが、特にこれに限定するものではない。
まず、前記下部材3"の内側縦片37を、外壁6Dの表面に沿わせてビス固定(ビス3c)することにより、その平面部31"を略水平面状に維持する。
次に、前記下部材3"のC字状部36に、前記上部軒1先唐草2B"の受け部25を取り付けてヒンジ構造を形成する。
その後、前記軒樋1"の排水部11"が前記下部材3"の平面部31"に受支されるように配設すると共に、その軒先側端12"を前記上部軒先唐草2B"の支持部26に沿わせ、その外壁側端13"を納め材5cに沿わせる。
最後に前記軒先カバー材2A"を固定するのであるが、その先端に形成した係合部23"を前記上部軒先唐草2B"の軒先延在片24に係合すると共に、略L字状に形成した傾斜上端22を納め材5cにビス固定(ビス2c)して固定している。
また、前記建築物の外装構造6についても、前記第1,第2参考例とほぼ同様の横葺き外装構造であり、図面に同一符号を付して説明を省略するが、この外装構造6の軒端には、その表面に沿うように表皮材6e1,6e2を取り付けている点でも同様であり、前記第1参考例と同様に外壁6Dを鉛直状に立設させている。
このように本発明の第1実施例の端部(軒先)構造は、それぞれ略傾斜状、略水平状に配した上部材2"と下部材3"とを先端で連結した構成であり、その間に軒樋1"を配設する構造であるため、優れた意匠性を有し、しかも高い支持強度を有するものであって、更には様々な形状の軒樋1"を適用できるものである。
また、この軒先構造は、上部材2"も下部材3"も生ずる荷重は、固定された建築下地に負担させることができるため、軒樋1"に不要な荷重耐性を求めることがない。
図4に示す本発明の第3参考例の端部(軒先)構造は、上部材7Aは、その配設状態において略傾斜状に配される軒先カバー材であって、下部材8Aは、排水手段(排水部10A)を兼ねる軒天カバー材であり、それぞれL字状に形成された先端72,82が係合状に連結された構成である。
前記上部材7Aは、この第3参考例の配設状態においては、略傾斜状に配される部材であって、この第3参考例では、前記第1実施例と同様に野地材5Bの表面を軒側へ延在させた延長面上に位置するものであり、複数の通孔711を備えて落ち葉除けを兼ねる面板部71を備える軒先カバー材である。
また、この上部材7Aの先端72は、前記面板部71の下端に相当するが、裏面側へ略鉛直状に延在して裏面側へ略水平状に折り返されたL字状の係合部を形成している。
前記下部材8Aは、この第3参考例の配設状態においては、略水平状に配される部材であって、この第3参考例では、前記上部材7Aの下方に位置するものであり、排水手段(軒樋=排水部10A)を兼ねる軒天カバー材である。
この下部材(軒天カバー材)8Aは、略平坦状の平面部81をほぼ中央に有し、その軒先側の端部は段状(4段)に立ち上げられ(外側段状片83)、前記平面部81の外装構造側の端部は略鉛直状に立ち上げられた(内側縦片84)構成である。この下部材8Aの前記平面部81は、排水部10Aの底面に相当する部位であり、前記外側段状片83及び前記内側縦片84が、排水部10Aの側面に相当する部位である。なお、この下部材8Aの先端82は、前記外側段状片83の上端を軒先側へ折曲され、更にその先端を上方へ立ち上げられたL字状の係合部を形成している。
前記上部材7Aの先端72と前記下部材8Aの先端82とは、前述のようにそれぞれL字状の係合部であって、先端72が先端82の外側に沿うように係合させるが、予め先端72が内側へ弾性が作用するように成形するか、先端82が外側へ弾性が作用するように成形するか、その両方の弾性が作用するように成形することにより、継続的に安定な係合状態が維持される。
この第3参考例における建築物の外装構造6'は、前記第1、第2参考例、及び第1実施例と同様に傾斜勾配が形成されるように組み付けられた躯体5Aの表面に野地材5Bが敷設され、更にその上面に裏面側に裏貼り材62が添装された横葺き外装材6A'を吊子6c'にて段状に取り付けた横葺き外装構造である。なお、図中、6c"は末端用の吊子、6B'は断熱材である。
また、前記野地材5Bの軒端には、該野地材5Bの表面に沿う横片と略鉛直状に垂下する縦片とからなる納め材5c'が固定ビス5dにて取り付けられいるが、前記上部材7Aの面板部71の上端及び前記末端用の吊子6c"と共にビス固定されている。
更に、この外装構造6'の軒端には、前記第1参考例や第1実施例と同様に鉛直状に外壁6Dが設置され、その表面及び下端に沿うように表皮材6e1,6e2が取り付けられ、その内方には断面矩形状の構造材6Gや略水平状に配設される天井材6Fが位置している。
このように本発明の第3参考例の端部(軒先)構造は、それぞれ略傾斜状、略水平状に配した上部材7Aと下部材8AとをL字状の先端72,82で連結した構成であり、下部材8A自体に排水手段(排水部10A)を有する構造であるため、使用部材の点数が少ないものである。
また、この軒先構造は、上部材7Aも下部材8Aも生ずる荷重は、固定された建築下地に負担させることができる。
図5に示す第4参考例、図6に示す第5参考例、図7に示す第6参考例は、前記第3参考例と同様に上部材7B〜7Dは、その配設状態において略傾斜状に配される軒先カバー材であって、下部材8B〜8Dは、排水手段(排水部10B〜10D)を兼ねる軒天カバー材である点で共通する構成である。
そのうち、第4参考例は、下部材(軒天カバー材)8Bの外側段状片83bが同じように段状でも3段に形成されている以外は前記第3参考例と殆ど同一の構成であるため、図面に同一符号を付して説明を省略する。
これらの第4参考例及び第5参考例の外側段状片83,83bを比較すると明らかなように、段数の多い(屈曲角数が多い)第4参考例(外側段状片83)の方が、段数の少ない第5参考例(外側段状片83b)に比べて容易に屈曲変形させることができる。
また、第5参考例及び第6参考例は、下部材7C,7Dの先端82c,82dが、外側段状片83c,83dの上端を軒先側へ延在し、更にその下方へ折り下げた横L字状に形成されている以外は、それぞれ前記第3参考例、前記第4参考例と殆ど同一の構成であるため、図面に同一符号を付して説明を省略する。
前記第3参考例(第4参考例も同様)では、それぞれL字状に形成した先端72,82を、それぞれの縦片及び横片が重合状になるように係合させたが、この第5参考例(第6参考例も同様)では、L字状の先端72と横L字状の先端82cは、一片のみが重合状となるように係合されるものである。
これらの第3〜第6参考例に示すように上部材7A〜7Dと下部材8A〜8Dとの先端の連結については特に限定するものではないが、上部材7A〜7Dの先端72〜72dとしては、面板部71の下端を折り下げた縦面(縦片)を有し、下部材8A〜8Dの先端82〜82dとしては立ち上げ片でも折り下げ片でもよいが、縦面(縦片)を有して重合状に係合させることが望ましい。
1,1" 排水手段(軒樋)
10A 排水部(排水手段、軒樋)
2 上部材(軒先カバー材)
2" 上部材
2A" 軒先カバー材
2B" 上部軒先唐草
3,3" 下部材(軒天カバー材)
36 ヒンジ構造(C字状部)
5A 躯体
5B 野地材
6A 横葺き外装材
6D,6D" 外壁
7A 上部材(軒先カバー材)
8A 下部材(軒天カバー材兼軒樋)

Claims (1)

  1. 建築物の端部に配する端部構造であって、
    その配設状態において、上部軒先唐草の軒先端と水平面材である下部材の先端とがヒンジ構造を介して回動自在に連結され、前記上部軒先唐草上に、傾斜面材である上部材が敷設されており、
    形成される内部空間には、排水手段が設けられていることを特徴とする端部構造。
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