JP2529013Y2 - 建物軒先構造 - Google Patents
建物軒先構造Info
- Publication number
- JP2529013Y2 JP2529013Y2 JP9696191U JP9696191U JP2529013Y2 JP 2529013 Y2 JP2529013 Y2 JP 2529013Y2 JP 9696191 U JP9696191 U JP 9696191U JP 9696191 U JP9696191 U JP 9696191U JP 2529013 Y2 JP2529013 Y2 JP 2529013Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- parapet
- gutter
- tip
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Building Awnings And Sunshades (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建物の軒先鼻隠し、すな
わち建物軒先構造に関する。
わち建物軒先構造に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の軒先構造については、特開昭62
−280447号公報、実開昭63−34826号公報
が開示されている。前者に記載された軒先構造は、軒樋
の周囲に雪等を堆積させたり、樋内に侵入させたりする
ことなく、屋根面を流れる雨水を軒樋によって円滑に排
出させるようにしたものであり、後者に記載された雨受
け兼用鼻隠し取り付け金具は軒先の鼻隠しを良好になし
得るようにしたものである。
−280447号公報、実開昭63−34826号公報
が開示されている。前者に記載された軒先構造は、軒樋
の周囲に雪等を堆積させたり、樋内に侵入させたりする
ことなく、屋根面を流れる雨水を軒樋によって円滑に排
出させるようにしたものであり、後者に記載された雨受
け兼用鼻隠し取り付け金具は軒先の鼻隠しを良好になし
得るようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記両公報何れに記載
された建物の軒先構造においても、デザイン上の要請か
ら軒先は屋根材と一体化している。而して、軒樋は軒先
から奥に引っ込んで取り付けられるようになっており、
雨水と共に軒樋に流れ込んだごみや枯葉等の除去が困難
となっている。
された建物の軒先構造においても、デザイン上の要請か
ら軒先は屋根材と一体化している。而して、軒樋は軒先
から奥に引っ込んで取り付けられるようになっており、
雨水と共に軒樋に流れ込んだごみや枯葉等の除去が困難
となっている。
【0004】本考案は上記の事情に基づきなされたもの
で、軒樋の掃除を容易になし得るようにした建物軒先構
造を提供する。
で、軒樋の掃除を容易になし得るようにした建物軒先構
造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の建物軒先構造
は、軒天先端に軒先全長にわたる軒樋を支持する複数個
の樋受を設け、前記樋受の先端にはパラペットの一側縁
を可回動に支持させ、屋根材先端には前記パラペット先
端をスナップ的に係合させる先端部を具えたパラペット
受を取り付けたことを特徴とする。
は、軒天先端に軒先全長にわたる軒樋を支持する複数個
の樋受を設け、前記樋受の先端にはパラペットの一側縁
を可回動に支持させ、屋根材先端には前記パラペット先
端をスナップ的に係合させる先端部を具えたパラペット
受を取り付けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成の本考案の建物軒先構造においては、
パラペットを可回動としてあるため、軒樋の掃除に際し
て軒樋上面を開放することができ、前記掃除を容易に行
うことができる。
パラペットを可回動としてあるため、軒樋の掃除に際し
て軒樋上面を開放することができ、前記掃除を容易に行
うことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1は本考案一実施例の斜視図、図2はその納ま
り断面図、図3はその軒樋掃除状態における断面図であ
る。 図1において、軒天1の先端適所にはそれぞれ図
には1個のみ示した複数の樋受金具2が取り付けられて
いる。これ等の樋受金具2には、軒天1上面に取り付け
られた屋根材3の先端下面に一側縁を接し、軒先全長に
わたる軒樋4が支持されている。
する。図1は本考案一実施例の斜視図、図2はその納ま
り断面図、図3はその軒樋掃除状態における断面図であ
る。 図1において、軒天1の先端適所にはそれぞれ図
には1個のみ示した複数の樋受金具2が取り付けられて
いる。これ等の樋受金具2には、軒天1上面に取り付け
られた屋根材3の先端下面に一側縁を接し、軒先全長に
わたる軒樋4が支持されている。
【0008】また、前記樋受金具2の先端下面にはバラ
ペット5の一側縁に設けたコ字状切欠6と協働して蝶番
を構成する突出部7が設けられている。すなわち、パラ
ペット5は前記コ字状切欠6およびこれに嵌入した前記
突出部7を貫通するピン8によって、前記樋受4先端下
面に可回動に取り付けられている。なお、前記コ字状切
欠6と突出部7先端との間には、水抜きとなる間隙9が
形成されている。
ペット5の一側縁に設けたコ字状切欠6と協働して蝶番
を構成する突出部7が設けられている。すなわち、パラ
ペット5は前記コ字状切欠6およびこれに嵌入した前記
突出部7を貫通するピン8によって、前記樋受4先端下
面に可回動に取り付けられている。なお、前記コ字状切
欠6と突出部7先端との間には、水抜きとなる間隙9が
形成されている。
【0009】の先端の内向きの屈曲部5aをップ的に係
合させる屈曲部10aを先端に具え、屈曲部5a、10
aのスナップの係合によりパラペット5を支持固定する
パラペット受10が設けられている。
合させる屈曲部10aを先端に具え、屈曲部5a、10
aのスナップの係合によりパラペット5を支持固定する
パラペット受10が設けられている。
【0010】上記構成の実施例において、軒樋4の掃除
を行うにはパラペット5の屈曲部5aとパラペット受1
0の屈曲部10aとのスナップ的係合を解除し、パラペ
ット5をピン8を中心として図1、図3の矢符Aで示す
ように下方に向けて回動させる。すると、軒樋4の上面
は開放され軒樋4内に雨水と共に流入堆積したごみや枯
葉等を容易に除去することができる。
を行うにはパラペット5の屈曲部5aとパラペット受1
0の屈曲部10aとのスナップ的係合を解除し、パラペ
ット5をピン8を中心として図1、図3の矢符Aで示す
ように下方に向けて回動させる。すると、軒樋4の上面
は開放され軒樋4内に雨水と共に流入堆積したごみや枯
葉等を容易に除去することができる。
【0011】
【考案の効果】上記から明らかなように本考案の建物軒
先構造は、パラペットを可回動としてあるため、軒樋の
掃除に際して軒樋上面を開放することができ、前記掃除
を容易に行うことができるので、建物の保守管理上極め
て有益である。
先構造は、パラペットを可回動としてあるため、軒樋の
掃除に際して軒樋上面を開放することができ、前記掃除
を容易に行うことができるので、建物の保守管理上極め
て有益である。
【図1】本考案一実施例の斜視図。
【図2】図1の納まり断面図。
【図3】図1の軒樋掃除状態における断面図。
1………軒天 2………樋受 3………屋根材 3a……突条部 4………軒樋 5………パラペット 5a、10a…屈曲部 6………コ字状切欠 7………突出部 8………ピン 9………空隙 10………パラペット受
Claims (1)
- 【請求項1】 軒天先端に軒先全長にわたる軒樋を支持
する複数個の樋受を設け、前記樋受の先端にはパラペッ
トの一側縁を可回動に支持させ、屋根材先端には前記パ
ラペット先端をスナップ的に係合させる先端部を具えた
パラペット受を取り付けたことを特徴とする建物軒先構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9696191U JP2529013Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 建物軒先構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9696191U JP2529013Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 建物軒先構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545119U JPH0545119U (ja) | 1993-06-18 |
JP2529013Y2 true JP2529013Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=14178850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9696191U Expired - Lifetime JP2529013Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 建物軒先構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529013Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7023599B2 (ja) * | 2016-07-01 | 2022-02-22 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 端部構造 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP9696191U patent/JP2529013Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545119U (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |