JP3133893U - 開閉蓋付き雨樋 - Google Patents

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文夫 樋口
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Abstract

【課題】
本考案は開閉蓋B付きの雨樋であって、多雪地帯でも屋根に雨樋Aを取付けることによって家屋の汚損腐朽を防ぐことのできる雨樋を提供する。
【解決手段】
雨樋Aを屋根軒端より内側に設けること、雨樋Aに開閉する蓋Bを設けることを構成とし、普常期は蓋Bを開放して雨水を受け、積雪期には蓋Bを閉じて屋根上の積雪による損害を防ぐ構成とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は多雪地帯で用いる開閉蓋付きの雨樋に関する。
多雪地帯での雨樋は、冬期屋根からの滑雪や雪氷塊の巻き込み或はツララの付着等様々な悪現象や悪条件によって毎年被害を受けているのが現状であって、その度に修理をやむなくされ、これによる費用も多額になっている。このため家庭によっては雨樋を設けない屋根も数多く見受けられる。
しかし、雨樋を設けていない屋根は、降った雨水を直接地面に落すため地盤をいため建物を汚損腐朽させること、また2階の屋根から1階の屋根に落ちる雨音がうるさいこと、さらには出入りに不便であるという悪い影響を与えている。
特開平11−350675号公報
屋根の積雪は、家内の暖房が進んできている近頃では融雪や雪の緩みが早まり、一気に雪崩のように滑落することや、また日中の暖気と夜間の冷気の繰返しによって屋根上の雪は徐々に滑下して軒端に巻き込むように溜るもの、或はツララとなって残るもの等様々な形となって、それぞれに雨樋をいため破損の原因となっている。
考案者はこの雪国での雨樋の様々な問題点を解決するため永年試作検討を加えた結果本考案に到達したものであって、本考案は雨樋に開閉自在の蓋を設けること、雨樋を屋根の軒端より内側に設けることを構成要件とするものである。
このような構成とすることによって積雪期は雨樋の蓋を閉じておくことによって屋根からの落雪や雪塊の巻き込みに触れることなく、またツララにも接することなく雨樋Aの破損を防ぎ、無雪期にあっては雨樋Aの蓋Bを外方に開放することによって屋根からの雨水を受けて、本来の雨樋としての役割を果す雨樋を提供することができる。図示していないが、雨樋の一端には従来通りの立樋を設けることは勿論である。
本考案の開閉蓋付き雨樋は、上述のように雨樋Aに開閉する蓋Bを設けることによって雨樋の積雪による破損を防ぎ、しかも雨樋本来の作用も達することができ、年間を通して有効に利用することができるという作用効果を奏する。
添付図面により本考案を実施するための最良の形態を説明すると、図1及び図2は共に本考案の開閉蓋B付きの雨樋Aの実施例図で、図1は屋根(5)の軒先の内側、即ち外壁側(図示していない)に取付けた実施例図であって、本考案の雨樋Aは図示されるように、軒端側の上端に開閉可能な蓋Bを設ける。
そして、この雨樋Aの外壁側の他端は長く形成されて雨受け板(1)を形成し、しかも内側に向けて傾く如く取付ける。この内方に向ける角度は任意である。このように本考案の開閉蓋付きの雨樋Aは、図示されているように雨樋Aは軒端Xよりも内側に位置されているため、通常の季節は蓋Bを開放しておき、雪の降る季節は蓋Bを矢印aのように閉じておく。
このように雨樋Aの蓋Bを開閉可能とすることで冬期において屋根(5)上の積雪は軒端からの滑落、巻き込み、あるいはツララ等の現象が生じても雨樋Aに触れることがなく、これによる雨樋Aを損傷することがない。また雪のない季節は蓋Bを図示のように開放することによって、屋根(5)から落ちる雨水を受け、雨樋Aに流して通常の作用を行うことによって家屋の損傷を防ぐことができる。
また図2は雨樋Aの別の実施例図で、この図は屋根軒端に鼻隠し板(8)が設けてある形式の場合であって、このような屋根の場合には雨樋Aの雨受け板(1)を短く形成して鼻隠し板(8)の内側に取付けることによって、雨樋Aは軒端よりも内側に構成されていて、蓋Bを矢印aの如く季節によって開閉することによって、雨樋Aの破損を防ぐと共に蓋Bを開放することによって雨水を受けて雨樋A本来の目的を達することができる。
この蓋Bの開閉としては、例えば図示していないが、支持筒と軸棒の2重構成とし、支持筒は雨樋Aの外側上端に固定し、軸棒に開閉蓋Bを櫛状に凸部を設け、外筒としての支持筒に開放窓を設けて支持筒を通して固定し、軸棒を支持筒の外側に突出させ、この突出部にギヤー、ワイヤーによって手動或は電動等で容易に作動させることができるが、この操作は任意とする。
上述のように本考案の蓋付き雨樋は、多雪地帯の雨樋として適しているため従来雨樋を設けることの少ない雪国の屋根に適しているため、本案の雨樋を設けることによって家の汚損腐朽が防げ耐久年も向上するためこの雨樋の利用の可能性はきわめて大きいものと確信する。
雨受板を長く形成した雨樋Aの使用の実施例図 鼻隠し板のある屋根に利用する実施例図
符号の説明
1 雨受板
3 回転軸
5 屋根板
8 鼻隠し板
A 雨樋
B 雨樋の蓋
X 軒端

Claims (1)

  1. 雨樋Aにおいて、雨樋Aの外側上辺に回転軸(3)を設け、該回転軸(3)に蓋Bを開閉可能に装着し、雨樋Aを軒端より内側に位置させたことを特徴とした開閉蓋付き雨樋。























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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020204260A (ja) * 2016-07-01 2020-12-24 元旦ビューティ工業株式会社 端部構造

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