JP4687419B2 - 集水器 - Google Patents

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Description

本願発明は、積雪地における使用に適した集水器に関するものである。
従来、住宅等の建物の軒先には、軒樋とこれを流れる雨水を集めて下方に流す集水器とがしばしば取り付けられている(たとえば特許文献1,2,3参照)。
特開昭61−124530号公報 特開昭63−85737号公報 特開昭62−7128号公報
他方、積雪地においては、集水器に雪が溜まり、その重みで集水器が破損する恐れがあった。
上記特許文献2には、この破損を防ぐことを目的として、集水器に補強材を取り付けることが記載され、上記特許文献3には、集水器の上方を覆う保護板を着脱自在に屋根軒先に取り付けることが記載されている。
本願発明は、これら従来技術とは全く異なるさらに別の、積雪による破損を防ぐことのできる集水器を提供することを課題としている。
本願発明の集水器は、上記の課題を解決するものとして、第1には、軒樋に装着される集水器本体と集水器本体に対して回動自在に取り付けられる飾り体とを備え、飾り体への積雪荷重によって回動する回動機構により飾り体が回動して雪を落下させることを特徴とする。
第2には、回動機構が、飾り体の左右の側板に設けられた軒樋挿通部と、集水器本体に対して飾り体を回動自在に取付可能ならしめるスライド回動部と、飾り体の回動時に集水器本体の雨水排水部が逃げる開口部と、飾り体の回動を抑制する回動ストッパーと、その正面板に設けられた受け板とを備えていることを特徴とする。
上記のとおりの特徴を有する本願発明によれば、集水器が集水器本体と飾り体との2部材で構成されており、且つ飾り体が集水器本体に対して回動自在とされていることで、積雪時の雪の重みによって飾り体が回動して雪を落とすことができ、これにより、積雪による集水器本体の破損を防ぐことができるようになる。
図1〜図3は、本願発明の一実施形態を示したものである。
まず、集水器本体1は、軒樋3(図2参照)からの雨水を集めて下方に流す容器状構造を有しており、その左右の側板11に設けられた軒樋嵌合部12、次述の飾り体2を回動自在に取付可能ならしめるスライド回動部13、および雨水を外部に流す雨水排水部14を備えている。
軒樋嵌合部12は、軒樋3と嵌合して軒樋3に装着できるように、軒樋3の断面形状に沿った断面形状を有している。図1および図2では、断面半円状の軒樋3に対して断面半円状に開口したものとなっており、さらに、軒樋3の上端部31が嵌合される嵌合凹部121を有している。
スライド回動部13は、軒樋嵌合部12の開口形状に沿って、左右の側板11の外側面に突出して設けられており、さらに、図3にも例示したように、次述の飾り体2に設けられたスライド回動部23と嵌合する溝状のスライドガイド部131を有している。
雨水排水部14は、集水器本体1を構成する集水板10の底部分から排水管体を垂下して設けられている。
一方、飾り体2は、集水器本体1に対して回動自在に取り付けられる形状構造を有しており、その左右の側板21に設けられた軒樋挿通部22、集水器本体1に対して飾り体2を回動自在に取付可能ならしめるスライド回動部23、飾り体2の回動時に集水器本体1の雨水排水部14が逃げる開口部24、積雪のない通常時の飾り体2の回動を抑制する回動ストッパー25、およびその正面板20に設けられた受け板26を備えている。
軒樋挿通部22は、集水器本体1の軒樋嵌合部12に嵌合された軒樋3が通るように、軒樋3の断面形状に沿った断面形状を有している。図1および図2では、上記軒樋嵌合部12と同様に、断面半円状に開口したものとなっている。
スライド回動部23は、軒樋挿通部22の開口形状に沿って、左右の側板21の外側面に突出して設けられており、さらに、集水器本体1のスライド回動部13と嵌合するスライドレール部231を有している。図3に例示したようにこのスライドレール部231が、上記スライド回動部13のスライドガイド部131に嵌まり、これに沿ってスライド回動する。
開口部24は、飾り体2を構成する正面板20に、その回動時に集水器本体1の雨水排水部14が正面板20にぶつかることのないように開口した形状として設けられている。
回動ストッパー25は、正面板20の上端部に飾り体2の内方に突出して設けられており、飾り体2が集水器本体1と合体した状態で、集水器本体1の集水板10の正面上端部が引っ掛る状態となり、積雪により飾り体2が回動するときに積雪荷重により集水器本体1を乗り越えて引っ掛り状態が外れるようになっている。
受け板26は、正面板20の上端部から上方に立ち上がり、且つ正面外方に適度に傾斜して設けられており、ある程度の雪を受けることができる形状となっている。この受け板26への積雪が飾り体2の回動動作のトリガーになるといえる。
以上のとおりの集水器本体1および飾り体2は、スライド回動部13,23を介してスライド回動自在に合体し、1つの集水器を構成する。
そして、図2に例示したように、この集水器と軒樋3とを装着し、より具体的には集水器本体1の軒樋嵌合部12の嵌合凹部121と軒樋3の上端部31を装着させて固定しておき、その状態で積雪が生じたときには、飾り体2の受け板26に積もった雪の重みが受け板26からスライド回動部23に伝わり、回動ストッパー25がはずれて、集水器本体1のスライド回動部13を軸にして受け板26とともに飾り体2がぐるりと回動することとなる。回動動作は、自由状態のスライド回動部23のスライドレール部231が固定状態のスライド回動部13のスライドガイド部131に沿ってスライド回動することにより行われる。
これにより、受け板26は、軒樋3および集水器が取り付けられている建物(図示無し)から離れる方向に回動し、これにつられて雪が外側に落とされることとなり、積雪の重みが軽減されて集水器の破損を効果的に防ぐことができるようになる。
積雪季節を過ぎた後は、飾り体2を元の位置にスライド回動させて戻すことができる。
本願発明の一実施形態を示した分解斜視図。 飾り体の動作について説明するための図。 回動機構の拡大図。
符号の説明
1 集水器本体
10 集水板
11 側板
12 軒樋嵌合部
121 嵌合凹部
13 スライド回動部
131 スライドガイド部
14 雨水排水部
2 飾り体
20 正面板
21 側板
22 軒樋挿通部
23 スライド回動部
231 スライドレール部
24 開口部
25 回動ストッパー
26 受け板
3 軒樋
31 上端部

Claims (2)

  1. 軒樋に装着される集水器本体と集水器本体に対して回動自在に取り付けられる飾り体とを備え、飾り体への積雪荷重によって回動する回動機構により飾り体が回動して雪を落下させることを特徴とする集水器。
  2. 回動機構が、飾り体の左右の側板に設けられた軒樋挿通部と、
    集水器本体に対して飾り体を回動自在に取付可能ならしめるスライド回動部と、
    飾り体の回動時に集水器本体の雨水排水部が逃げる開口部と、
    飾り体の回動を抑制する回動ストッパーと、
    その正面板に設けられた受け板とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の集水器。
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