JP6967267B2 - 穀粉加工食品及びその製造方法 - Google Patents
穀粉加工食品及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6967267B2 JP6967267B2 JP2017140372A JP2017140372A JP6967267B2 JP 6967267 B2 JP6967267 B2 JP 6967267B2 JP 2017140372 A JP2017140372 A JP 2017140372A JP 2017140372 A JP2017140372 A JP 2017140372A JP 6967267 B2 JP6967267 B2 JP 6967267B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alginate
- agar
- gel
- water
- dry composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
- Noodles (AREA)
Description
まず、実施例で使用した資材は下記の通りである。
アルギン酸ナトリウム(1):イナゲルGS−20 伊那食品工業社製
(重量平均分子量Mw200000)
アルギン酸ナトリウム(2):イナゲルGS−30 伊那食品工業社製
(重量平均分子量Mw250000)
アルギン酸ナトリウム(3):イナゲルGS−50 伊那食品工業社製
(重量平均分子量Mw500000)
アルギン酸カリウム(1):イナゲルGP−20 伊那食品工業社製
(重量平均分子量Mw200000)
アルギン酸アンモニウム(1):イナゲルGA−20 伊那食品工業社製
(重量平均分子量Mw200000)
寒天(1):伊那寒天M−13(高融点寒天) 伊那食品工業社製
寒天(2):伊那寒天UM−11(高融点寒天) 伊那食品工業社製
寒天(3):伊那寒天S−10 伊那食品工業社製
寒天(4):伊那寒天カリコリカン(高融点寒天) 伊那食品工業社製
塩化ナトリウム:食卓塩 JT製
塩化カルシウム:富田製薬社製
塩化カリウム:富田製薬社製
塩化アンモニウム:赤穂化成社製
ヘキサメタリン酸ナトリウム:エフシー化学社製
リン酸1水素カルシウム:太平化学社製
クエン酸ナトリウム:磐田化学社製
また、特に指定がない限り、%は重量%を示すものとする。
(1)アルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウム(2価カチオン)及びナトリウム(1価カチオン)のモル比
ICP(ICPE−9000島津製作所社製)を使用して、乾燥物中のカルシウム量(2価カチオン量)(重量%)とナトリウム量(1価カチオン量)(重量%)を測定した。アルギン酸塩の重量平均分子量(Mw)は、HPLCを使用してGPC用により測定した。下記に示すとおり、アルギン酸塩を含まない寒天のみの乾燥物を同様に作製し、カルシウム量(2価カチオン量)(重量%)とナトリウム量(1価カチオン量)(重量%)を測定し、乾燥物中のアルギン酸塩に含まれるカルシウム量(2価カチオン量)とナトリウム量(1価カチオン量)を算出した。アルギン酸塩中に含まれる1価カチオン量、2価カチオン量、アルギン酸塩の重量平均分子量(Mw)を使用して乾燥物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウム及びナトリウムのモル比を算出した。
B:Aに含まれる寒天と同重量の寒天のみで作製した乾燥物中のカルシウム含量(2価カチオン量)(重量%)
C:寒天・アルギン酸塩乾燥物中のナトリウム含量(1価カチオン量)(重量%)
D:Cに含まれる寒天と同重量の寒天のみで作製した乾燥物中のナトリウム含量(1価カチオン量)(重量%)
乾燥物各2.0gについて、20℃の蒸留水600gに30分間浸漬し吸水膨潤させ、150μm篩を使用しよく水切りを行った後、この膨潤物の重量を測定し、以下の式により吸水量を算出した。
同様に乾燥物各2.0gについて、90℃の蒸留水600gに3分間浸漬し吸水膨潤させ、150μm篩を使用しよく水切りを行った後、この膨潤物の重量を測定し、以下の式により吸水量を算出した。
乾燥組成物の平均粒子径を300μmに粉砕し調整した粒子状乾燥組成物1gを300mLのビーカーに入れ、これに90℃の蒸留水300gを加え吸水膨潤させ、更にビーカーを沸騰水中に3分間浸し、膨潤粒子が溶液とならず形状が維持されているかを確認した。
○:形状を維持
△:形状は維持しているが、膨潤が悪い
×:形状を維持せず溶解またはほとんど溶解
粒度分布測定機(MICROTRAC MT3000、日機装社製)を使用し、99.5%エタノールを分散液として測定した。
実施例または比較例で作製した平均粒子径300μmの乾燥物各2.0gを95℃の蒸留水600g中に5分間浸漬した後、150μm篩を使用して固形物のみを取り除いた。固形物を取り除いた蒸留水を蒸発乾固し、乾燥物から溶け出した固形物の重量(g)を測定した。この固形物重量から、1価カチオン量(Na)(g)と2価カチオン量(Ca)(g)を差し引いて、下記の式により、溶け出した寒天またはアルギン酸Naの量を測定した。なお、1価カチオン量(Na)と2価カチオン量(Ca)は上記(1)と同様にICPを使用して測定した。
表1に示した配合の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(1)とアルギン酸ナトリウム(1)を水に分散溶解後、高圧釜を使用し110℃に加温し溶解した後、更に表2に示した塩化ナトリウムを加えた。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(10mm角×20cm)に切断した。この麺状ゲル化物を表2に示した濃度の塩化カルシウム溶液に5時間浸漬した。この時の塩化カルシウム液量は1000g、ゲル量は500gとした。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥させ、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例1〜5及び比較例2〜3の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。塩化ナトリウムを使用しなかったものも同様に作製した(比較例1)。得られた乾燥組成物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比とナトリウムのモル比、およびそれらの比を表2に記載し、各粒子径における吸水量、形状の維持について結果を表3に示した。
*1:乾燥物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比
*2:乾燥物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するナトリウムのモル比
*3:膨潤粒子がほとんど溶解し測定不能
(注):極わずか溶け出しが観察されたが外観には問題のない程度であった。
*4:乾燥物中Ca:Na(モル比)
*5:膨潤粒子が溶解し測定不能
*6:寒天が少なすぎて冷却後の成形ができない
*7:乾燥物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカリウムのモル比
*8:乾燥物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するアンモニウムのモル比
*9:乾燥物中Ca:K又はNH3(モル比)
実施例20及び比較例11はCa:K
実施例21及び比較例12はCa:NH3
表4に示した配合の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(2)とアルギン酸ナトリウム(2)を水に分散溶解後、加温し沸騰溶解した。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(10mm角×20cm)に切断した。この麺状ゲル化物を表5に示した濃度の塩化カルシウム及び塩化ナトリウムの混合溶液に5時間浸漬した。この時の塩化カルシウム液量は1000g、ゲル量は500gとした。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥し乾燥物とし、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例6〜9、比較例5〜7の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。また、塩化ナトリウムを使用しなったもの(比較例4)も同様に作製した。実験例1と同様に物性を測定し表6に記載した。
表7に示した配合(重量%)にて寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(3)とアルギン酸ナトリウム(3)を水に分散溶解後、加温し沸騰溶解した(作製量1000g)。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(10mm角×10cm)に切断した。この麺状ゲル化物500gを0.20重量%濃度の塩化カルシウム溶液1000gに5時間浸漬した。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥し乾燥物とした。この乾燥物に食塩0.5gを水10gに溶解し噴霧しさらに乾燥させ、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例10〜14及び比較例8〜9の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。実験例1と同様に物性を測定し表8に記載した。
表9に示した配合(重量%)にて寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(4)とアルギン酸ナトリウム(3)を水に分散溶解後、加温し沸騰溶解した(作製量1000g)。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、キューブ状(10mm角×10mm角)に切断した。このキューブ状ゲル化物500gを0.18重量%濃度の塩化カルシウム溶液1000gに5時間浸漬した。浸漬後、キューブ状ゲルを取り出し0.2%塩化ナトリウム溶液1000gに5時間浸漬した。その後、キューブ状ゲルを取り出し40℃にて真空凍結乾燥し乾燥物とし、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例15〜18の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。実験例1と同様に物性を測定し表10に記載した。
寒天(3)及びアルギン酸ナトリウム(2)よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(3)6gとアルギン酸ナトリウム(3)14gを水に分散溶解後、加温し沸騰溶解した(作製量1000g)。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、板状(15mm×30mm×H5mm)に切断した。この板状ゲル化物500gを0.15重量%濃度の塩化カルシウム溶液1000gに5時間浸漬した。浸漬後、板状ゲルを取り出し、0.2%食塩水1000gに5時間浸漬した。その後、板状ゲルを取り出し50℃にて真空乾燥を行い、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例19の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。実験例1と同様に物性を測定し表11に記載した。食塩水に浸漬しなかったものも同様にして作製し比較例10とした。
表12に示した配合(重量%)にて寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(3)と表12に示すアルギン酸塩を水に分散溶解後、加温し沸騰溶解した(作製量各1000g)。これを高さ10mmの容器に充填し冷却凝固させた後に、0.8%濃度の乳酸カルシウム溶液1000gに10時間浸漬した。浸漬後、ゲル化物を取り出し、キューブ状(10mm角×10mm角)に切断した。このキューブ状ゲルを実施例20においては0.6%塩化カリウム溶液1000gに5時間浸漬し、実施例21においては0.5%塩化アンモニウム溶液1000gに5時間浸漬した。その後、キューブ状ゲルを取り出し、ゲルを冷凍後50℃にて乾燥を行い、これらの乾燥組成物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例20、21の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。実験例1と同様に物性を測定し表12に記載した。塩化カリウム溶液または塩化アンモニウム溶液に浸漬しなかったものも同様にして作製し比較例11、12とした。
寒天(2)及びアルギン酸ナトリウム(1)よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(2)10gとアルギン酸ナトリウム(1)10gを水に分散溶解後、加温し沸騰溶解した(作製量1000g)。この溶液500gを60℃に冷却後、10℃に冷却した金属板に、直径4mmの穴から滴下し不定形粒子状に冷却凝固させた。この不定形粒子状ゲル化物を20℃の0.2%塩化カルシウム溶液1000gに1時間浸漬した後、不定形粒子状ゲルを取り出し、さらに0.5%食塩水1000gに0.5時間浸漬した。その後、取り出した粒子状ゲルを80℃にて送風乾燥を行い、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例22の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。実験例1と同様に物性を測定し表14に記載した。食塩水に浸漬しなかったものも同様にして作製し比較例13とした。
実施例1〜22、及び比較例1〜12(比較例9は除く)で得られた平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物1gに水300gを加え密封し、121℃、20分のレトルト処理を行った。処理後の20℃における粒子状乾燥組成物の粒子形状の維持と外観を調べ表15に記載した。
表16に示す配合(重量%)にてアルギン酸塩よりなる乾燥物を作製した。具体的には、アルギン酸ナトリウムを水に分散溶解後、加温し沸騰溶解した(作製量1000g)。この溶液500gを0.2%塩化カルシウム溶液1000gに直径5mmのオリフィスから押し出し5時間浸漬した。浸漬後、麺状ゲルを取り出し0.2%塩化ナトリウム溶液1000gに5時間浸漬した。その後、麺状ゲルを取り出し40℃にて真空凍結乾燥し乾燥物とし、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン)を使用して粉砕し、平均粒子径300μmの粒子状に調整し、比較例13〜16のアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。実験例1と同様に物性を測定し表17に記載した。
表18に示した配合の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(3)とアルギン酸ナトリウム(3)を水に分散溶解後、高圧釜を使用し105℃に加温し溶解した後、更に表19及び20に示した塩化ナトリウムを加えた。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(10mm角×15cm)に切断した。この麺状ゲル化物を表19及び20に示した濃度の塩化カルシウム溶液に表19及び20に示した時間浸漬した。この時の塩化カルシウム液量は1000g、ゲル量は500gとした。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥させ、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例37〜43及び比較例17〜23の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。得られた乾燥物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比とナトリウムのモル比、およびそれらの比を表19及び20に記載し、各粒子径における吸水量、形状の維持について結果を表21に示した。
表22に示した配合の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(4)とアルギン酸ナトリウム(2)を水に分散溶解後、高圧釜を使用し110℃に加温し溶解した後、更に表23に示した塩化ナトリウムを加えた。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(4mm角×15cm)に切断した。この麺状ゲル化物を表23に示した濃度の塩化カルシウム溶液に表23に示した時間浸漬した。この時の塩化カルシウム液量は1000g、ゲル量は500gとした。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥させ、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製およびジェット粉砕機、アイシン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径10μm、300μm、1mm及び2mmの粒子状に調整し、実施例44〜45、比較例24〜29の寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した。得られた乾燥物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比とナトリウムのモル比、およびそれらの比を表23に記載し、各粒子径における吸水量、形状の維持について結果を表24に示した。
寒天(1)または寒天(3)のみを使用して表25の配合で実験例3と同様な形態のゲルを作製した(作製量1000g)。具体的には、水に寒天を入れ、寒天(1)は110℃で、寒天(3)は97℃で溶解し、冷却してゲル化させた。これを所定の大きさに切断し、60℃にて乾燥させ、これらの乾燥物について、さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径300μmの粒子状に調整した粒子状乾燥組成物を得た(比較例30、31)。また、寒天(3)及びアルギン酸ナトリウム(3)を使用して表25の配合で実験例3と同様に、比較例33、34の寒天及びアルギン酸塩よりなる平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を作製した。比較例33、34の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥物の物性を測定し表25に記載した。また、実施例1〜45、比較例1〜34について、溶け出し率(%)を測定した。溶け出し率の結果を表26に示した。
表27に示した配合の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(3)とアルギン酸ナトリウム(2)を水に分散溶解後、高圧釜を使用し105℃に加温し溶解した後、更に塩化ナトリウム60gを加えた。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(4mm角×15cm)に切断した。この麺状ゲル化物を0.15%濃度の塩化カルシウム溶液に3時間浸漬した。この時の塩化カルシウム液量は1000g、ゲル量は500gとした。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥させ、実施例46の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。
得られた乾燥組成物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比とナトリウムのモル比、およびそれらの比を表28に記載し、粒子状乾燥組成物の吸水量、溶け出し率、形状の維持について結果を表29に示した。
表30に示した配合の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(3)とアルギン酸ナトリウム(2)を水に分散溶解後、高圧釜を使用し105℃に加温し溶解した後、更に表31に示した塩類を加えた。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(4mm角×15cm)に切断した。この麺状ゲル化物を0.15%濃度の塩化カルシウム溶液に3時間浸漬した。この時の塩化カルシウム液量は1000g、ゲル量は500gとした。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥させ、寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した(実施例47、比較例37〜45)。さらに粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径を300μmに調整して粒子状乾燥組成物を作製した。
得られた乾燥組成物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比とナトリウムのモル比、およびそれらの比を表32、33に記載し、吸水量、溶け出し率、形状の維持について結果を表34に示した。
得られた乾燥組成物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比とナトリウムのモル比、およびそれらの比を表35に記載し、粒子状乾燥組成物の吸水量、溶け出し率、形状の維持について結果を表36に示した。
表37に示した配合の寒天及びアルギン酸塩よりなる乾燥組成物を作製した。具体的には、寒天(4)とアルギン酸ナトリウム(1)を水に分散溶解後、高圧釜を使用し110℃に加温し溶解した。これを容器に充填し冷却凝固させた後に、麺状(4mm角×15cm)に切断した。この麺状ゲル化物を表38に示した1価カチオン溶液に1時間浸漬した。この時の1価カチオン溶液の液量は1000g、ゲル量は500gとした。このゲルを取り出した後に0.20%濃度の塩化カルシウム溶液に3時間浸漬した。この時の塩化カルシウム液量は1000gとした。浸漬後、麺状ゲルを取り出し60℃にて乾燥させ、粉砕機(ハンマーミル、ホソカワミクロン社製)を使用して粉砕し、平均粒子径を300μmに調整して寒天及びアルギン酸塩よりなる粒子状乾燥組成物を作製した(実施例51〜54)。
得られた乾燥組成物中に含まれるアルギン酸塩のモノマー単位に対するカルシウムのモル比とナトリウムのモル比、およびそれらの比を表39に記載し、粒子状乾燥組成物の吸水量、溶け出し率、形状の維持について結果を表40に示した。
以下、上記実験例1〜15において作成した寒天とアルギン酸塩の乾燥組成物(「粒子状乾燥組成物」と記載することがある)を使用して、各種穀粉加工食品を作成した。
表41及び42に示した配合にて、うどんを作製した(作製量2kg)。実験例1で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め20倍重量(乾燥組成物に対し:以後の実験例でも同様)の水に分散し膨潤させた後、小麦粉、残りの水に食塩を溶かした液を混ぜ合わせ、製麺機(さぬきM305型P,さぬき麺機株式会社製)を使用して常法により厚さ3mmのうどんの生麺を作製した。この生麺を15分間茹で上げ、ゆであがりを評価した。さらに生麺を60℃にて乾燥し、含水量10%の乾燥麺を得た。この乾燥麺を茹で上げ、茹で時間や食感を評価した。結果を表43に示した。
1.生麺等を茹でたときの食感と経時的な延び
加水して製造した麺を茹で上げ、食感を確認した。食感は10名のパネラーにより次のような評価で行った。
◎:腰またはつるみがあり良好な食感
〇:◎より劣るが良好な食感
△:市販されている通常のものに近い食感
×:腰またはつるみが弱く食感に劣る
◎:延びが少なく良好な食感
〇:◎より劣るが延びが少なく良好な食感
△:延びが感じられ食感が悪くなっている
×:市販されている通常のものと同程度に延びており食感が悪い
加水して製造した麺を茹で上げたのちに、乾燥を行い乾燥物とした。この乾燥麺を茹で上げて食感を確認した。このとき、その麺での最適な食感になる茹で時間を測定した。この時の食感を、乾燥組成物を加えていないものと比較して次のような評価で行った。
◎:乾燥組成物を添加していないものに比べ腰があり良好な食感
〇:◎より劣るが乾燥組成物を添加していないものに比べ腰があり良好な食感
△:乾燥組成物を添加していないものと同程度な食感
×:腰がなく食感が悪い
表44及び45に示した配合にて、そばを作製した(作製量2kg)。実験例2で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め20倍重量部の水に分散し膨潤させた後、そば粉、小麦粉、残りの水を混ぜ合わせ、製麺機(さぬきM305型P,さぬき麺機株式会社製)を使用して常法により厚さ1.5mmのそばの生麺を作製した。この生麺を1.5分間茹で上げ、茹であがりを評価した。さらに生麺を60℃にて乾燥し、含水量10%の乾燥麺を得た。この乾燥麺を茹で上げて茹で時間や食感を評価した。結果を表46に示した。
表47及び48に示した配合にて中華麺を作製した(作製量2kg)。実験例3及び4で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め20倍重量部の水に分散し膨潤させた後、小麦粉、残りの水に塩を溶解した液、かんすいを混ぜ合わせ、製麺機(さぬきM305型P,さぬき麺機株式会社製)を使用して常法により厚さ1.5mmのそばの生麺を作製した。この生麺を1.5分間茹で上げ、茹であがりを評価した。さらに生麺を170℃のヤシ油で油調することにより乾燥し、含水量5%の乾燥麺を得た。この乾燥麺を90℃の湯に浸漬して湯戻しして時間や食感を評価した。結果を表49に示した。
表50及び51に示した配合にてスパゲティーを作製した(作製量2kg)。実験例5〜7で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物と小麦粉、卵、塩を混ぜ合わせ、押し出し機を使用して常法により直径1.5mmのスパゲティーを作製した。この生麺を6分間茹で上げ、茹であがりを評価した。さらに生麺を50℃で乾燥し、含水量5%の乾燥麺を得た。この乾燥麺を沸騰した湯で茹でて食感を評価した。結果を表52に示した。
表53及び54に示した配合にて素麺を作製した(作製量2kg)。実験例10で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め10倍重量の水に分散し膨潤させた後、小麦粉、残りの水に塩を溶かした液を混ぜ合わせ、押し出し機を使用して常法により直径1.0mmの素麺を作製した。この生麺を3分間茹で上げ、茹であがりを評価した。さらに生麺を50℃で乾燥し、含水量5%の乾燥麺を得た。この乾燥麺を沸騰した湯で茹でて食感を評価した。結果を表55に示した。
表56及び57に示した配合にて素麺を作製した(作製量2kg)。実験例11で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め20倍重量部の水に分散し膨潤させた後、米粉(日ノ本穀粉社製)、残りの水を混ぜ合わせ、押し出し機を使用して常法により直径2.0mmの米麺を作製した。この生麺を6分間茹で上げ、茹であがりを評価した。さらに生麺を50℃で乾燥し、含水量5%の乾燥麺を得た。この乾燥麺を沸騰した湯で茹でて食感を評価した。結果を表58に示した。
表59及び60に示した配合にてギョーザの皮を作製した(作製量1kg)。実験例13〜15で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め20倍重量の水に分散し膨潤させた後、小麦粉(日清製粉社製)をミックスし、残りの水に塩を溶解した液を混ぜ合わせ練合わせた後、麺棒を使用して延ばしギョーザの皮を作製した。このギョーザの皮に具材を包み6分間茹で上げ、茹であがりを評価した。結果を表61に示した。
ギョーザの皮の食感は、10名のパネラーにより次のような評価で行った。
〇:柔らかいく適度な弾力を有する
△:〇より弾力に劣る
×:弾力がない。
表62及び63に示した配合にてうどんを作製した(作製量2kg)。実験例1の実施例4で作製した乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め20倍重量の水に分散し膨潤させた後、小麦粉、残りの水に食塩を溶解した液を混ぜ合わせ、製麺機(さぬきM305型P,さぬき麺機株式会社製)を使用して常法により厚さ3mmのうどんの生麺を作製した。この生麺を15分間茹で上げ、ゆであがりを評価した。さらに生麺を60℃にて乾燥し、含水量10%の乾燥麺を得た。この乾燥麺を茹で上げて茹で時間や食感を評価した。結果を表64に示した。
表65に示した配合にてうどんを作製した(作製量2kg)。乾燥組成物として、実験例2の実施例8で作製したものを使用した。乾燥組成物の添加方法は表66に示した。乾燥組成物、小麦粉、残りの水に食塩を溶解した液を混ぜ合わせ、押し出し機を使用して常法により厚さ2.5mmのうどんを作製した。このうどんを10分間茹で上げ、ゆであがりを評価した。さらに生うどんを60℃にて乾燥し、含水量10%の乾燥うどんを得た。この乾燥うどんを茹で上げて茹で時間や食感を評価した。結果を表67に示した。
表68に示した配合にてタピオカパールを作製した(作製量1kg)。実験例5の実施例19で作製した乾燥組成物の、平均粒子径300μmの粒子状乾燥組成物を使用した。具体的には、粒子状乾燥組成物を予め20倍重量の水に分散し膨潤させた後、タピオカデンプン、残りの水を混ぜ合わせ、常法により直径3mmのタピオカパールを作製した。これを60℃にて乾燥し、含水量10%の乾燥タピオカを得た。この乾燥タピオカを茹で上げて茹で時間や食感を評価した。結果を表69に示した。
**1:弾力と噛みごたえがあるが**2より劣る。1時間経過後、若干弾力が減るが問題ない程度。
**2:弾力と噛みごたえがあり美味しい。1時間経過後もほぼ同様な食感。
**3:弾力と噛みごたえがあり美味しい。1時間経過後もほぼ同様な食感。
**4:弾力と噛みごたえがあり美味しい。1時間経過後もほぼ同様な食感。
**5:弾力と噛みごたえがあるが**2より劣る。1時間経過後、若干弾力が減るが問題ない程度。
**6:弾力と噛みごたえはあるが**1より劣る。1時間経過後は弾力と噛みごたえが低減して美味しくない。
Claims (4)
- 平均粒子径が5μm〜2mmの乾燥組成物及び穀粉を含む原料に水を加えて混錬して作成された混練物を生地とした乾燥時の含水量が20%以下の乾燥食品であって、
前記乾燥組成物は、
寒天及びアルギン酸塩を重量比率1:1〜1:20で含有し、
前記アルギン酸塩には、1価カチオンの塩と2価カチオンの塩とが含まれ、
前記アルギン酸塩のモノマー単位に対し、2価カチオンが0.04〜0.30倍モルであり、さらに1価カチオンが0.10〜0.70倍モルであり、
前記2価カチオンと前記1価カチオンとのモル比が1.0:0.35〜1.0:8.70であって、
20℃の蒸留水及び90℃の蒸留水に吸水膨潤し、平均粒子径が300μmの場合において、前記20℃の蒸留水及び前記90℃の蒸留水にも前記乾燥組成物の30〜200倍の重量を有するゲルになる
ことを特徴とする乾燥食品。 - 前記1価カチオンの塩が、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム及びアルギン酸アンモニウムのうちいずれか一以上であり、前記2価カチオンの塩が、アルギン酸カルシウムであることを特徴とする請求項1記載の乾燥食品。
- 前記乾燥食品が、うどん、そば、中華麺(ラーメン)、スパゲティー、素麺、米粉麺、タピオカパール、マカロニ、またはひやむぎであることを特徴とする請求項1または2記載の乾燥食品。
- 平均粒子径が5μm〜2mmの乾燥組成物及び穀粉を含む原料に水を加えて混錬して生地を作成する工程を備え、乾燥時の含水量が20%以下の乾燥食品の製造方法であって、
前記乾燥組成物は、
寒天及びアルギン酸塩を重量比率1:1〜1:20で含有し、
前記アルギン酸塩には、1価カチオンの塩と2価カチオンの塩とが含まれ、
前記アルギン酸塩のモノマー単位に対し、2価カチオンが0.04〜0.30倍モルであり、さらに1価カチオンが0.10〜0.70倍モルであり、
前記2価カチオンと前記1価カチオンとのモル比が1.0:0.35〜1.0:8.70であって、
20℃の蒸留水及び90℃の蒸留水に吸水膨潤し、平均粒子径が300μmの場合において、前記20℃の蒸留水及び前記90℃の蒸留水にも前記乾燥組成物の30〜200倍の重量を有するゲルになり、
前記寒天及び前記アルギン酸塩が溶解した混合溶液を得る工程と、
前記混合溶液を冷却して寒天ゲルを得る工程と、
前記アルギン酸塩に2価カチオンを反応させてアルギン酸塩ゲルを得る工程と、
前記寒天ゲル及びアルギン酸塩ゲルを脱水乾燥する工程と、
前記各工程中、前記各工程間又は前記脱水乾燥する工程後に、1価カチオンを添加する工程と、を備えた製造方法により得られる
ことを特徴とする乾燥食品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017140372A JP6967267B2 (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | 穀粉加工食品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017140372A JP6967267B2 (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | 穀粉加工食品及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019017329A JP2019017329A (ja) | 2019-02-07 |
JP6967267B2 true JP6967267B2 (ja) | 2021-11-17 |
Family
ID=65352394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017140372A Active JP6967267B2 (ja) | 2017-07-19 | 2017-07-19 | 穀粉加工食品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6967267B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7205262B2 (ja) | 2019-02-01 | 2023-01-17 | 株式会社デンソー | 警報装置 |
WO2020241650A1 (ja) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | トイメディカル株式会社 | ナトリウム排出粒子 |
-
2017
- 2017-07-19 JP JP2017140372A patent/JP6967267B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019017329A (ja) | 2019-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104507331B (zh) | 干燥组合物和含有该干燥组合物的食品 | |
JP6724104B2 (ja) | 大麦粉末を含む食品 | |
EP2926665A1 (en) | Rice dough composition, and rice dough prepared therefrom | |
JP6967267B2 (ja) | 穀粉加工食品及びその製造方法 | |
JP3969512B2 (ja) | 食物繊維強化麺類 | |
JP7210136B2 (ja) | 糖質制限麺 | |
JP5800124B2 (ja) | 米様食品及びその製造方法 | |
JP6383560B2 (ja) | 乾燥組成物、吸水膨潤剤及びそれを含有する食品 | |
JP6423238B2 (ja) | 麺類の製造方法 | |
JP2010207151A (ja) | コンニャク含有麺及びその製造方法 | |
KR20140146066A (ko) | 전분 가공품의 개질방법 | |
JP2016123388A (ja) | ドウ組成物からなる多層積層体と層状食品 | |
JP6588755B2 (ja) | ピックル液 | |
JPS6274255A (ja) | フライ食品用パン粉およびその利用 | |
TW201633929A (zh) | 穀類加工食品用鬆散改良劑及穀類加工食品 | |
JP6910048B2 (ja) | 電子レンジ調理用食品及びその製造方法 | |
JP7018273B2 (ja) | 麺類の品質改善用組成物、その製造方法、及び麺類 | |
JP7235498B2 (ja) | こんにゃく粉末の製造方法 | |
WO2021084803A1 (ja) | 加熱調理用固形状ペースト組成物及びその製造方法 | |
JP7399513B1 (ja) | 澱粉含有組成物の物性改良剤及び澱粉含有組成物の物性改良方法、並びに澱粉含有組成物 | |
JP4504897B2 (ja) | 麺類の製造方法 | |
JP2020080701A (ja) | 飲食品、及び飲食品の製造方法 | |
JP6995610B2 (ja) | フライ麺類の製造方法およびフライ麺類の吸油を低減させる方法 | |
JP6463406B2 (ja) | 湯伸び抑制剤、及び湯伸び耐性麺の製造方法 | |
JP6886665B2 (ja) | グルコマンナンを含む乾物の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210413 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210614 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211012 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6967267 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |