JP6964404B2 - 風呂給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、風呂給湯装置に係り、特に浴槽への入浴または出浴を検出する風呂給湯装置に関する。
従来、浴室内の入浴事故を防ぐために、風呂給湯装置に設置された水位センサにより浴槽内への人の入浴および出浴を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−83606号公報
風呂給湯装置には、自動または手動で浴槽へ湯水を注湯する機能を有しているものがある。注湯時、湯水は、浴槽と接続された配管を通り浴槽へ注湯される。
ここで、水位センサは、浴槽内の圧力を検知することにより浴槽内の水位を検出する。水位センサが注湯される湯水が流れる配管に設置された場合、注湯の影響を受けてしまい水位センサは浴槽内の圧力を正しく検出することができない。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、注湯中の浴槽への入浴または出浴を好適に検出することができる風呂給湯装置を提供することを目的とする。
本発明に係る風呂給湯装置は、上述した課題を解決するために、浴槽内の水位を検出する水位センサと、前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、前記注湯手段は、予め設定された設定水位になるよう湯はりし、湯はり完了後は設定水位を維持するよう自動で前記注湯運転し、前記算出手段は、前記湯はりが完了した時点の水位である湯はり完了水位または記憶された過去の前記湯はりが完了した時点の水位である湯はり学習水位を前記推定水位とする。
また、本発明に係る風呂給湯装置は、浴槽内の水位を検出する水位センサと、前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、前記注湯手段は、予め設定された設定水位になるよう湯はりし、前記算出手段は、記憶された過去の前記湯はりが完了した時点の水位である湯はり学習水位を前記推定水位とする。
また、本発明に係る風呂給湯装置は、浴槽内の水位を検出する水位センサと、前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、前記入出浴判定手段は、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位が前記推定水位に所定値を加えた水位以上であると判定した場合、前記人は前記浴槽に入浴したと判定する。
また、本発明に係る風呂給湯装置は、浴槽内の水位を検出する水位センサと、前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、前記注湯手段が前記注湯運転を開始する前の水位に前記注湯運転により増加する水位を加えた水位である推定水位を算出する算出手段と、前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、前記入出浴判定手段は、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位が前記推定水位から所定値を引いた水位以下であると判定した場合、前記人は前記浴槽から出浴したと判定する。
また、本発明に係る風呂給湯装置は、浴槽内の水位を検出する水位センサと、前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、前記注湯運転が開始された場合、入浴または出浴の検出は前記注湯運転終了後になる旨を報知する報知手段と、を備えた。
本発明に係る風呂給湯装置においては、注湯中の浴槽への入浴または出浴を好適に検出することができる。
本実施形態における貯湯式風呂給湯装置の概略的なシステム構成図。 貯湯式風呂給湯装置の機能ブロック図。 本実施形態における給湯装置により実行される手動注湯運転中における入出浴検出処理を説明するフローチャート。 図3の処理において人と給湯装置との動作を説明するためのタイムチャート。 本実施形態における給湯装置により実行される入浴検出に基づく自動注湯運転中における入出浴検出処理を説明するフローチャート。 図5の処理において人と給湯装置との動作を説明するためのタイムチャート。 本実施形態における給湯装置により実行される水位減少に伴う自動注湯運転中における入出浴検出処理を説明するフローチャート。
本発明に係る給湯装置の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態における貯湯式風呂給湯装置1の概略的なシステム構成図である。
図2は、貯湯式風呂給湯装置1の機能ブロック図である。
貯湯式風呂給湯装置(給湯装置)1は、貯湯タンクユニット3と、ヒートポンプユニット4と、風呂リモコン5と、台所リモコン10とを主に有している。また、給湯装置1は、浴槽7と、シャワー8と、カラン9と接続されている。
貯湯タンクユニット3は、湯水を貯湯する貯湯タンク11を有している。貯湯タンク11は、貯湯タンク11内の貯湯温度を検出する複数の貯湯温度センサ12を側面の上下方向にわたって有している。貯湯タンク11底部には、貯湯タンク11に市水を供給する給水管13が接続される。給水管13は、市水の給水圧を一定の圧力に減圧する減圧弁14を有している。また、貯湯タンク11頂部には、貯湯タンク11内の過圧を逃す過圧逃し弁16が接続されている。
貯湯タンク11頂部には、貯湯タンク11から出湯する出湯管18が接続されている。出湯管18は、給水管13から分岐された給水バイパス管20と給湯混合弁19を介して接続されている。給水バイパス管20は、給水温度を検出する給水温度センサ25を有している。
給湯混合弁19は、給水バイパス管20からの湯水と出湯管18からの湯水とを給湯設定温度になるよう混合する。給湯混合弁19は、給湯管24と接続されており、給湯混合弁19で混合された湯水は給湯管24によりシャワー8およびカラン9へ導かれる。給湯管24は、給湯流量センサ26と、給湯温度センサ27と、流量調整弁28とを有している。給湯流量センサ26および給湯温度センサ27は、給湯管24を流れる湯水の流量および温度をそれぞれ検出する。流量調整弁28は、開度を調整することにより給湯管24を流れる湯水の流量を調整(制限)する。
給湯管24は、湯水を風呂循環回路40へ供給する湯はり管32と接続されている。湯はり管32は、湯はり流量センサ33と、湯はり温度センサ34と、湯はり開閉弁35とを有している。湯はり流量センサ33および湯はり温度センサ34は、湯はり管32から供給される湯水の流量および温度をそれぞれ検出する。湯はり開閉弁35は、湯はり管32を開閉する電磁弁である。
貯湯タンクユニット3は、浴槽7の湯水(浴水)を浴槽7と風呂熱交換器41との間で循環させる風呂循環回路40を有している。風呂循環回路40は、戻り管42と、風呂熱交換器41と、往き管43とを主に有している。戻り管42は、浴水を風呂熱交換器41へ戻す。風呂熱交換器41は、貯湯タンク11内上部に設けられ、貯湯タンク11内の湯の熱で浴水を加熱する。往き管43は、風呂熱交換器41で加熱された湯水を浴槽7側へ供給する。
風呂循環回路40は、風呂三方弁45を介して戻り管42と往き管43とをバイパスする熱交バイパス管46を有している。風呂三方弁45は、戻り管42からの湯水を風呂熱交換器41に流通させるか、往き管43にバイパスさせるかを切り替える。
また、戻り管42は、水位センサ48と、風呂温度センサ49と、風呂循環ポンプ50とを有している。水位センサ48は、浴槽7からの圧力を検出することにより浴槽7内の水位を検出する。風呂温度センサ49は、循環する湯水の温度を検出する。風呂循環ポンプ50は、風呂循環回路40に浴水を循環させる。往き管43は、風呂循環回路40の浴水の循環の有無を検出する流水スイッチ51を有している。
貯湯タンクユニット3は、貯湯タンクユニット3を電気的に制御する貯湯制御部55を有している。貯湯制御部55は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従って貯湯タンクユニット3を電気的に制御する。すなわち、貯湯制御部55は、貯湯温度センサ12、給水温度センサ25、給湯流量センサ26、給湯温度センサ27、湯はり流量センサ33、湯はり温度センサ34、水位センサ48、風呂温度センサ49、および流水スイッチ51の検出値を取得し、この検出値に基づいて貯湯タンクユニット3の各種弁などの作動を制御する。また、貯湯制御部55は、風呂リモコン5および台所リモコン10を介してユーザの指示を受け付け、各部を制御し指示を実行する。すなわち、貯湯制御部55は、風呂リモコン5および台所リモコン10で指示された給湯設定温度や、風呂設定温度、設定湯量などに基づいて給湯運転、風呂自動運転、風呂追いだき運転、注湯運転などを実行する。貯湯制御部55は、後述する報知時間などをカウントするタイマーを有する。
貯湯タンクユニット3は、加熱往き管65および加熱戻り管66を介して、貯湯タンク11内の湯水を主に深夜時間帯に沸き上げるヒートポンプユニット4と接続される。ヒートポンプユニット4は、これら加熱往き管65および加熱戻り管66と、冷媒回路61と、加熱制御部62と、外気温度センサ63とを有している。
加熱往き管65は、貯湯タンク11底部から取り出した湯水を流通させる。加熱往き管65は、貯湯タンク11からの湯水を供給する加熱循環ポンプ64と、加熱往き管65から冷媒水熱交換器68に流入する湯水の温度を検出する入水温度センサ69とを有している。加熱戻り管66は、ヒートポンプユニット4で加熱された湯水を貯湯タンク11上部へ戻す。加熱戻り管66は、冷媒水熱交換器68から加熱戻り管66へ流出する湯水の温度を検出する沸き上げ温度センサ70を有している。
冷媒回路61は、圧縮機71、冷媒水熱交換器68、膨張弁72、および蒸発器73が冷媒サイクル配管74で環状に接続された回路である。圧縮機71は、冷媒を圧縮し高温冷媒とする。冷媒水熱交換器68は、高温冷媒と貯湯タンク11からの湯水とを熱交換する。膨張弁72は、冷媒水熱交換器68で放熱された冷媒を減圧し、低温低圧の冷媒とする。蒸発器73は、低温低圧の冷媒を蒸発させる。また、蒸発器73には、送風機75により熱源となる外気が送風される。
外気温度センサ63は、ヒートポンプユニット4が設置されている屋外の外気温度を検出する。加熱制御部62は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従ってヒートポンプユニット4を電気的に制御する。すなわち、加熱制御部62は、入水温度センサ69、沸き上げ温度センサ70、および外気温度センサ63の検出値を取得し、冷媒回路61などの作動を制御する。
浴室6には、浴槽7、シャワー8および風呂リモコン5が設けられている。風呂リモコン5は、浴室に設置された報知手段として設けられる。風呂リモコン5は、表示部91と、スピーカ92と、スイッチ類93と、通話部94とを有している。表示部91は、給湯装置1に関する各種の情報(給湯設定温度、風呂設定温度、風呂設定湯量、残湯量、給湯装置1の作動状態など)を表示する。スイッチ類93は、風呂自動運転スイッチ、設定スイッチ、メニュースイッチなどを有する。設定スイッチは、給湯設定温度、風呂設定温度および風呂設定湯量を設定する指示を受け付ける。風呂自動運転スイッチは、風呂自動運転を開始または停止する指示を受け付ける。風呂自動運転は、風呂設定温度および湯量に基づいて浴槽7内の湯を設定湯量(水位)および温度になるよう自動で湯はりし、湯はり完了後は保温時間が経過するまで設定湯量および温度を維持するよう自動で保温・注湯運転する。メニュースイッチは、給湯装置1の詳細な設定を行う階層構造のメニュー設定画面を呼び出す。通話部94(インターホン)は、台所リモコン10と通信し、浴室6内の人と台所内の人との間で通話を行わせる。
風呂リモコン5は、焦電センサ98を有している。焦電センサ98は、浴室6内における人の有無を検出する人感センサとして設けられる。焦電センサ98は、検出エリア内の熱源の温度変化量を検出することにより、浴室6に人がいることを検出する。具体的には、焦電センサ98は、人が移動したときや手足などを動かすことによる検出エリアの温度変化を検出することにより、浴室6内に人が在室しているか否か(動いているかどうか)を検出する。風呂リモコン5は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従って風呂リモコン5を電気的に制御する風呂リモコン制御部97を有している。風呂リモコン制御部97は、スイッチ類93の指示信号や貯湯制御部55からの信号を受け、表示部91に予め定められた必要な情報を表示させる。
シャワー8およびカラン9は、浴室6内や、浴室6外の台所や洗面所などに設けられる。給湯管24は、流量調整弁28の下流側で分岐しており、浴室6に設けられたシャワー8と各所のカラン9へ並列に給湯している。
台所リモコン10は、台所やリビングなど浴室6外に設置されたリモコンである。台所リモコン10は、風呂リモコン5とほぼ同様の機能有する表示部101と、スピーカ102と、スイッチ類103と、通話部104とを有している。台所リモコン10は、MPUなどの論理回路を有し、メモリを参照しつつ予め記憶されているプログラムに従って台所リモコン10を電気的に制御する台所リモコン制御部107を有している。台所リモコン制御部107は、スイッチ類103の指示信号や貯湯制御部55からの信号を受け、表示部101に予め定められた必要な情報を表示させる。上述した貯湯制御部55、加熱制御部62、風呂リモコン制御部97および台所リモコン制御部107は、互いに必要な情報を送受信可能に接続されている。
本実施形態における給湯装置1は、浴室6内の人の状況を把握し、同居者などの浴室6外の人にその旨を報知することができる。例えば、給湯装置1は、焦電センサ98の検出結果に基づいて人が浴室6に在室していること、および水位センサ48の検出結果に基づいて人が浴槽7に入浴していることを検出した場合、タイマーにより報知時間までカウントを開始する。給湯装置1は、焦電センサ98が報知時間到達時においても未だ人が浴室6に在室していることを検出した場合、報知時間に到達した旨を台所リモコン10により報知する。これにより、同居者などの浴室6外の人は、浴室6内の人の状況を好適に把握することができる。
このような報知機能を実現するために水位を検出する水位センサ48は、浴槽7内の圧力を検出することにより浴槽7内の水位を検出する。水位センサ48は、浴槽7へ給湯する湯水が流れる戻り管42に設置されている。水位センサ48が設けられた戻り管42を湯水が流れることで戻り管42内の空気を抜き、水位センサ48の検出精度を確保するためである。その一方、注湯運転時は、水位センサ48が注湯時の圧力の影響を受けてしまい浴槽7内の圧力を正しく検出することができない不感期間となる。この結果、給湯装置1は、注湯運転中は浴槽7に人が入浴したか、または出浴したか否かを検出することができない。
これに対し、本実施形態における給湯装置1は、注湯運転中における入出浴を注湯運転終了後に検出することにより、上述した報知機能を好適に実現することができる。以下、注湯運転中における入出浴検出処理を具体的に説明する。
注湯運転および後述する風呂自動運転は、浴槽へ湯または水を注湯する注湯手段としての貯湯制御部55、貯湯タンク11、各種配管、各種センサなどにより実施される。注湯運転は、浴槽7の湯水が予め設定された目標水位となるように、または予め設定された湯量が注湯されるように、貯湯制御部55の制御により浴槽7へ湯または水が注湯される。この注湯運転には、3通りの運転方法がある。第1の注湯運転は、風呂リモコン5または台所リモコン10のスイッチ類93を介して受け付けた指示に基づく手動注湯運転である。第2の注湯運転は、浴槽7に人が入浴したことを検出した場合に自動的に実施される入浴検出に基づく自動注湯運転である。第3の注湯運転は、水位が所定値減少した場合に自動的に実施される水位減少に伴う自動注湯運転である。以下、第1から第3の注湯運転時における入出浴検出処理について説明する。以下の入出浴検出処理は、例えば風呂自動運転が実行されている間、実行される。
まず、第1の注湯運転である手動注湯運転時における入出浴検出処理についてフローチャートおよびタイムチャートを用いて説明する。
図3は、本実施形態における給湯装置1により実行される手動注湯運転中における入出浴検出処理を説明するフローチャートである。
図4は、図3の処理において人と給湯装置1との動作を説明するためのタイムチャートである。
図4においては、注湯運転が開始された後に人が浴槽7へ入浴し、注湯運転が終了し水位センサ48の不感期間が終了した後に出浴した例が示されている。また、図4および後述する図6における各動作説明の後の括弧書きは、各動作に対応する図3および後述する図5の各ステップ名に関する記載である。
図3の入出浴検出処理は、図4に示すように、風呂リモコン5または台所リモコン10のスイッチ類93、103を介してユーザより風呂自動運転の指示を受け付け、注湯手段としての貯湯制御部55などが予め設定された設定水位になるよう湯はりした後に開始される。また、貯湯制御部55などは、湯はり終了後は設定水位を維持するよう自動で注湯運転する。
ステップS1において、貯湯制御部55は、水位センサ48の検出結果を所定周期で(例えば500ms毎に)取得し、得られた所定時間分(例えば3秒分)の検出結果の移動平均値(以下単に「現在水位」という)を算出し記憶手段としてのメモリなどに記憶する。得られた現在水位は、所定時間分記憶され、必要に応じて読み出すことができるようになっている。ステップS2において、貯湯制御部55は、入浴フラグがメモリに記憶されている(入浴フラグがOFF)か否かを判定する。
貯湯制御部55は入浴フラグがOFFであると判定した場合(ステップS2のYes)、すなわち人が入浴中ではないと判定した場合、ステップS5に進む。貯湯制御部55は入浴フラグがOFFではないと判定した場合(ステップS2のNo)、すなわち人が入浴中であると判定した場合、ステップS3において、水位センサ48の検出結果に基づいて浴槽7から人が出浴したか否かを判定する。例えば、貯湯制御部55は、新たに得られた現在水位を所定時間前(例えば30秒前)の現在水位(以下単に「比較水位」という)と比較する。貯湯制御部55は、比較水位−所定値(例えば3cm)≧現在水位が成立する場合は出浴したと判定し、成立しない場合は出浴していないと判定する。なお、所定値は人の体積により増加する水位を考慮して決定される。貯湯制御部55は出浴していないと判定した場合(ステップS3のNo)、ステップS5に進む。一方、貯湯制御部55は出浴したと判定した場合(ステップS3のYes)、ステップS4において、メモリに記憶された入浴フラグをOFFする。
ステップS5において、貯湯制御部55は、注湯運転を開始する指示を受け付ける受付手段としてのスイッチ類93、103を介して、注湯運転を開始する指示を受け付けたか否かを判定する。貯湯制御部55は指示を受け付けていないと判定した場合(ステップS5のNo)、水位取得ステップS1に戻り以降の処理を繰り返す。一方、貯湯制御部55は指示を受け付けたと判定した場合(ステップS5のYes)、ステップS6において、注湯運転を開始する指示を受け付けた時の現在水位を算出し記憶する。ステップS7において、貯湯制御部55は注湯運転を開始する。ステップS8において、貯湯制御部55は、推定現在水位(S1)を算出し記憶する。推定現在水位は、算出手段としての貯湯制御部55により算出される注湯運転終了後に推定される水位(推定水位)であり、注湯運転開始前の水位(現在水位)に注湯運転により増加する水位を加えた水位である。注湯運転による増加水位は、注湯開始からの積算注湯量と浴槽断面積とから算出される。浴槽断面積は、過去の自動風呂運転における湯はりの注湯量(例えば10回分の平均値)と水位とから予め算出され記憶されている。
ステップS9において、貯湯制御部55は、風呂リモコン制御部97に入浴または出浴の検出は注湯運転終了後になる旨を報知させる。風呂リモコン制御部97は、風呂リモコン5の表示部91やスピーカ92から文字や音で報知する。注湯運転中であるステップS7からステップS11とステップS11の終了後浴槽7の圧力が安定するまで(例えば注湯運転終了後15秒)は、水位センサ48が水位を検出できない不感期間である。このため、入浴または出浴の検出を期待している浴室6内の人に不快感や心配を与えることがないように、ステップS9は実行される。なお、貯湯制御部55、風呂リモコン制御部97および風呂リモコン5は、報知手段として機能する。また、報知は、台所リモコン10からも行ってもよい。
ステップS10において、貯湯制御部55は、注湯量が予め設定された注湯運転の目標注湯量に到達したか否かを判定する。貯湯制御部55は目標注湯量に到達していないと判定した場合(ステップS10のNo)、目標注湯量に到達するまで注湯運転を継続する。一方、貯湯制御部55は目標注湯量に到達したと判定した場合(ステップS10のYes)、ステップS11において注湯運転を終了する。
ステップS12において、貯湯制御部55は、現在水位(S2)を算出し記憶する。ステップS13において、貯湯制御部55は、入浴フラグがメモリに記憶されている(入浴フラグがON)か否かを判定する。すなわち、貯湯制御部55は、注湯運転開始前に浴槽7に人が入浴していたか否かを判定する。貯湯制御部55は入浴フラグが記憶されていないと判定した場合(ステップS13のNo)、すなわち入浴していないと判定した場合、ステップS14において、入出浴判定手段としての貯湯制御部55は推定水位記憶ステップS8で記憶された推定現在水位(S1)と、水位記憶ステップS12で記憶された現在水位(S2)とを読み出し、推定現在水位(S1)+所定値≦現在水位(S2)が成立するか否かを判定する。すなわち、貯湯制御部55は、注湯運転中に人が入浴したか否かを判定する。貯湯制御部55は推定現在水位(S1)+所定値≦現在水位(S2)が成立しないと判定した場合(ステップS14のNo)、すなわち人は注湯運転中に入浴していないと判定した場合、水位取得ステップS1に戻り以降の処理を繰り返す。一方、貯湯制御部55は推定現在水位(S1)+所定値≦現在水位(S2)が成立すると判定した場合(ステップS14のYes)、すなわち人が入浴したと判定した場合、ステップS15において、入浴フラグをメモリに記憶する。
貯湯制御部55は入浴フラグが記憶されていると判定した場合(ステップS13のYes)、すなわち追いだき開始前に浴槽7に人が入浴していると判定した場合、ステップS16において、入出浴判定手段としての貯湯制御部55は推定現在水位(S1)と現在水位(S2)とを読み出し、推定現在水位(S1)−所定値≧現在水位(S2)が成立するか否かを判定する。すなわち、貯湯制御部55は、注湯運転中に人が出浴したか否かを判定する。貯湯制御部55は推定現在水位(S1)−所定値≧現在水位(S2)が成立しないと判定した場合(ステップS16のNo)、すなわち人は注湯運転中に出浴していないと判定した場合、水位取得ステップS1に戻り以降の処理を繰り返す。一方、貯湯制御部55は推定現在水位(S1)−所定値≧現在水位(S2)が成立すると判定した場合(ステップS16のYes)、すなわち人が出浴したと判定した場合、ステップS17において、メモリに記憶された入浴フラグをOFFする。ステップS15およびS17の後は、水位取得ステップS1に戻り以降の処理を繰り返す。
次に、第2の注湯運転である入浴検出に基づく自動注湯運転中における入出浴検出処理についてフローチャートおよびタイムチャートを用いて説明する。
図5は、本実施形態における給湯装置1により実行される入浴検出に基づく自動注湯運転中における入出浴検出処理を説明するフローチャートである。
図6は、図5の処理において人と給湯装置1との動作を説明するためのタイムチャートである。図6においては、人の入浴に伴い注湯運転が開始され、水位センサ48の不感期間中に出浴した例が示されている。図5および後述する図7の入出浴検出処理は、図6に示すように、風呂リモコン5または台所リモコン10を介して風呂自動運転開始の指示を受け付けた後に開始される。
ステップS21において、貯湯制御部55は、受け付けた風呂自動運転開始の指示に基づいて風呂自動運転を開始する。ステップS22において、貯湯制御部55は、予め設定された湯はりの設定湯量や設定温度に基づいて湯はりする。ステップS23において、貯湯制御部55は、設定湯量の湯はりが完了した時点の水位である湯はり完了水位(S11)を取得(算出)し記憶する。湯はり完了水位(S11)は、後述するステップS37において、注湯運転終了後に推定される水位である推定水位として用いられる。ステップS24において、貯湯制御部55は、浴槽7に人が入浴したか否かを判定する。具体的には、水位記憶ステップS23で記憶した湯はり完了水位(S11)と、予め記憶された湯はり学習水位とを読み出し、湯はり完了水位(S11)≧湯はり学習水位+所定値が成立するか否かを判定する。湯はり学習水位は、メモリに記憶された、過去の自動風呂運転における湯はりが完了した時点の水位(例えば10回分の平均値)である。ステップS24においては、貯湯制御部55は風呂自動運転の湯はり運転中に人が入浴したか否かを判定している。貯湯制御部55は湯はり完了水位(S11)≧湯はり学習水位+所定値が成立しないと判定した場合(ステップS24のNo)、すなわち人は湯はり中に入浴していないと判定した場合、ステップS26に進む。一方、貯湯制御部55は湯はり完了水位(S11)≧湯はり学習水位+所定値が成立すると判定した場合(ステップS24のYes)、すなわち人は湯はり中に入浴したと判定した場合、ステップS25において、入浴フラグをメモリに記憶する。
ステップS26において、貯湯制御部55は、湯はり運転を終了し、保温時間が経過するまで設定水位および温度を維持するよう自動で保温・注湯運転する。ステップS27において、貯湯制御部55は、注湯量を算出する。具体的には、貯湯制御部55は、現在水位を算出し、この現在水位と湯はり完了水位(S11)との差分から湯はり完了時の水位を維持するために必要な注湯量を算出する。注湯量の算出には、湯はり完了水位(S11)に代えて、湯はり学習水位を用いてもよい。
ステップS28からステップS30は、図3の入浴フラグ判定ステップS2から入浴フラグOFFステップS4とほぼ同様であるため、説明を省略する。
貯湯制御部55はステップS29において出浴していないと判定した場合(ステップS29のNo)、注湯量算出ステップS27に戻り以降の処理を繰り返す。
ステップS31において、貯湯制御部55は、水位センサ48の検出結果に基づいて、注湯運転が行われていない場合に浴槽7に人が入浴したか否かを判定する。具体的には、比較水位+所定値≦現在水位が成立するか否かを判定する。なお、ステップS31においては、比較水位+所定値≦現在水位が成立することに加え、焦電センサ98により浴室6内に人が在室していることを検出したことを入浴検出の条件としてもよい。貯湯制御部55は入浴していないと判定した場合(ステップS31のNo)、注湯量算出ステップS27に戻り以降の処理を繰り返す。一方、貯湯制御部55は入浴したと判定した場合(ステップS31のYes)、ステップS32において、入浴フラグをメモリに記憶する。
ステップS33において、貯湯制御部55は注湯運転を開始する。貯湯制御部55は、注湯量算出ステップS27において算出された注湯量を目標注湯量として注湯運転する。ステップS34からステップS36は、図3の目標量到達判定ステップS10から水位記憶ステップS12とほぼ同様であるため、説明を省略する。
ステップS37において、入出浴判定手段としての貯湯制御部55は、水位記憶ステップS23で記憶された湯はり完了水位(S11)と、水位記憶ステップS36で記憶された現在水位(S12)とを読み出し、湯はり完了水位(S11)+所定値≦現在水位(S12)が成立するか否かを判定する。すなわち、貯湯制御部55は、注湯運転終了後も継続して人が入浴しているか、または注湯運転中に出浴したかを判定する。なお、注湯量算出ステップS27において湯はり完了水位(S11)が目標注湯量として用いられた場合、注湯終了後に推定される推定水位は湯はり完了水位(S11)となる。湯はり学習水位が目標注湯量として用いられた場合、推定水位は湯はり学習水位となる。
貯湯制御部55は湯はり完了水位(S11)+所定値≦現在水位(S12)が成立しないと判定した場合(ステップS37のNo)、すなわち人が出浴したと判定した場合、ステップS38においてメモリに記憶された入浴フラグをOFFする。貯湯制御部55は湯はり完了水位(S11)+所定値≦現在水位(S12)が成立すると判定した場合(ステップS37のYes)とステップS38の後は、注湯量算出ステップS27に戻り以降の処理を繰り返す。
次に、第3の注湯運転である水位減少に伴う自動注湯運転中における入出浴検出処理についてフローチャートを用いて説明する。
図7は、本実施形態における給湯装置1により実行される水位減少に伴う自動注湯運転中における入出浴検出処理を説明するフローチャートである。
ステップS41からステップS50は、図5の自動運転開始ステップS21から入浴フラグOFFステップS30とほぼ同様であるため、説明を省略する。
ステップS51において、貯湯制御部55は、水位センサ48により取得された現在水位が、湯はり完了水位または湯はり学習水位から所定値減少したか否かを判定する。すなわち、貯湯制御部55は、水位減少に伴う自動的な注水が必要かどうか判定する。例えば、貯湯制御部55は、湯はり完了水位または湯はり学習水位を読み出し、(湯はり完了水位または湯はり学習水位)−現在水位≦3cmが成立するか否かを判定し、成立する場合には自動的な注水が必要だと判定する。貯湯制御部55は水位が所定値減少していないと判定した場合(ステップS51のNo)、注湯量算出ステップS47に戻り以降の処理を繰り返す。一方、貯湯制御部55は水位が所定値減少したと判定した場合(ステップS51のYes)、ステップS52に進む。ステップS52からステップS55は、図5の注湯開始ステップS33から水位記憶ステップS36とほぼ同様であるため、説明を省略する。
ステップS56からステップS60は、図3の入浴または出浴を判定するステップS14およびS16で用いられる推定現在水位(S1)が湯はり完了水位(S21)または湯はり学習水位に代わる以外は、図3の入浴フラグ判定ステップS13から入浴フラグOFFステップS17とほぼ同様であるため、説明を省略する。
なお、図5の注湯開始ステップS33の後および図7の注湯開始ステップS52の後に、図3の報知ステップS9を実行してもよい。
このような第1から第3の注湯運転中における入出浴検出処理は、水位センサ48の不感期間である注湯運転中の浴室6内の人の入出浴を正しく検出することができ、上述した入浴から退室までのタイマーによる報知時間のカウントを正しく行うことができる。この結果、同居者などの浴室6外の人は浴室6内の人の状況を好適に把握することができ、特に高齢者などの入浴事故を未然に防止することができる。
また、注湯運転中においては入出浴の検出が注湯運転終了後になる旨を報知するため、使用者に対しても不快感や不安感を与えることがない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、図3の入出浴検出処理における報知ステップS9は省略してもよい。
風呂自動運転の湯はり中における入浴を検出するための図5のステップS24およびS25と図7のステップS44およびS45は、省略してもよい。
焦電センサ98を一例として説明した人感センサは、浴室6のドアに設けられたドア開閉センサ、画像処理により浴室6内の人の有無を検出するCCDイメージセンサ、エリアセンサ、サーモグラフィであってもよい。
給湯装置1は、ヒートポンプユニット4に代えて、貯湯タンク11に電熱ヒータ式の加熱手段を有したり、ガスバーナや石油バーナで加熱する瞬間式熱交換器(風呂熱交換器)を有したり、コージェネレーションシステムの廃熱回収装置を有してもよい。
1 貯湯式風呂給湯装置(給湯装置)
3 貯湯タンクユニット
4 ヒートポンプユニット
5 風呂リモコン
6 浴室
7 浴槽
10 台所リモコン
48 水位センサ
55 貯湯制御部
93 スイッチ類
97 風呂リモコン制御部

Claims (9)

  1. 浴槽内の水位を検出する水位センサと、
    前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、
    前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、
    前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、
    前記注湯手段は、予め設定された設定水位になるよう湯はりし、湯はり完了後は設定水位を維持するよう自動で前記注湯運転し、
    前記算出手段は、前記湯はりが完了した時点の水位である湯はり完了水位または記憶された過去の前記湯はりが完了した時点の水位である湯はり学習水位を前記推定水位とする、風呂給湯装置。
  2. 浴槽内の水位を検出する水位センサと、
    前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、
    前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、
    前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、
    前記注湯手段は、予め設定された設定水位になるよう湯はりし
    前記算出手段は、記憶された過去の前記湯はりが完了した時点の水位である湯はり学習水位を前記推定水位とする、風呂給湯装置。
  3. 前記入出浴判定手段は、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位が前記推定水位に所定値を加えた水位以上であると判定した場合、前記人は前記浴槽に入浴したと判定する請求項1または2記載の風呂給湯装置。
  4. 浴槽内の水位を検出する水位センサと、
    前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、
    前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、
    前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、
    前記入出浴判定手段は、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位が前記推定水位に所定値を加えた水位以上であると判定した場合、前記人は前記浴槽に入浴したと判定する、風呂給湯装置。
  5. 前記入出浴判定手段は、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位が前記推定水位から所定値を引いた水位以下であると判定した場合、前記人は前記浴槽から出浴したと判定する請求項1から4のいずれか一項記載の風呂給湯装置。
  6. 前記注湯運転が開始された場合、入浴または出浴の検出は前記注湯運転終了後になる旨を報知する報知手段をさらに備えた請求項1から5のいずれか一項記載の風呂給湯装置。
  7. 浴槽内の水位を検出する水位センサと、
    前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、
    前記注湯手段が前記注湯運転を開始する前の水位に前記注湯運転により増加する水位を加えた水位である推定水位を算出する算出手段と、
    前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、を備え、
    前記入出浴判定手段は、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位が前記推定水位から所定値を引いた水位以下であると判定した場合、前記人は前記浴槽から出浴したと判定する、風呂給湯装置。
  8. 浴槽内の水位を検出する水位センサと、
    前記浴槽へ湯または水を注湯する注湯運転を行い、前記注湯運転中は前記水位センサを前記水位を正しく検出できない不感期間にする注湯手段と、
    前記注湯運転終了後の水位として推定される推定水位を算出する算出手段と、
    前記推定水位と、前記不感期間の後に前記水位センサにより検出された水位と、を比較し、前記不感期間中に人が前記浴槽に入浴したことまたは前記浴槽から出浴したことを前記不感期間の後に判定する入出浴判定手段と、
    前記注湯運転が開始された場合、入浴または出浴の検出は前記注湯運転終了後になる旨を報知する報知手段と、を備えた風呂給湯装置。
  9. 前記算出手段は、前記注湯手段が前記注湯運転を開始する前の水位に前記注湯運転により増加する水位を加えた水位を前記推定水位とする請求項8記載の風呂給湯装置。
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