JP5105280B2 - 給湯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リモコンによって設定した温度の湯を供給可能な給湯装置に関するものである。
従来、この種の給湯装置としては、台所に設けられた台所用リモコンと、浴室内に設けられた浴室用リモコンとを備え、給湯温度等の設定について、通常は台所リモコンを優先し、入浴等の浴室を利用する際に台所用リモコンに対して浴室用リモコンを優先するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−195649号公報
従来の給湯装置では、台所用リモコンから浴室リモコンに優先権を自動的に切り換えるために、浴室内に赤外線人感センサ等の人体検知センサを設け、人体検知センサによって浴室内の人を検知して優先権を切り替えるようになっている。しかし、浴室内は、温度、湿度等の環境の変化が大きく、誤検知によって、浴室内の人が検知されず優先権が切り替わらなかったり、不要に浴室リモコンに優先権が切り替わったりするおそれがある。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浴室内の人を確実に検知することのできる給湯装置を提供することにある。
発明は前記目的を達成するために、台所に設けられた台所用リモコンと、浴室内に設けられた浴室用リモコンとを備えた給湯装置において、前記浴室内の状態を検知する状態検知センサと、台所用リモコンに対して浴室用リモコンが優先となる時間帯の過去のデータを記憶する記憶手段と、浴室用リモコンに対して台所用リモコンが優先される状態において、状態検知センサによって浴室内の所定の状態が検知されるとともに、記憶手段に記憶されたデータから設定される浴室用リモコンが優先となる時刻になると、台所用リモコンに対して浴室用リモコンを優先する制御手段を備えている。
これにより、状態検知センサによって浴室内の所定の状態が検知されるとともに、記憶手段に記憶されたデータから設定される浴室用リモコンが優先となる時刻になると、台所用リモコンに対して浴室用リモコンが優先されることから、浴室内に赤外線人感センサ等の人体検知センサを設置することなく、確実に浴室の利用が検知される。
本発明によれば、浴室内に赤外線人感センサ等の人体検知センサを設置することなく、確実に浴室の利用を検知することができるので、浴室の利用の誤検知を防止することが可能となる。
図1乃至図2は本発明の第1実施形態を示すもので、図1は給湯装置の概略構成図、図2はリモコンの優先切り替えに関する制御部の動作を示すフローチャートである。
この給湯装置は、水を加熱するためのヒートポンプユニット10と、ヒートポンプユニット10において加熱した温水を貯えるためのタンクユニット20と、タンクユニット20や浴室及び台所に水を供給するための給水管30と、タンクユニット20に貯えられた温水を浴室及び台所に供給するための給湯管40と、ヒートポンプユニット10とタンクユニット20との間に水を循環させるための第1循環回路50と、タンクユニット20と浴室の浴槽61の間に浴槽61の水を循環させるための第2循環回路60とを備えている。この給湯装置は、ヒートポンプユニット10において加熱した温水をタンクユニット20に貯え、タンクユニット20に貯えられた温水を、台所での洗い物用の温水や浴室での入浴用の温水として供給する他、浴槽61に貯められた湯の追い炊きの熱源として供給するものである。
ヒートポンプユニット10は、電動の圧縮機11、ガスクーラ12、膨張弁13及び蒸発器14を有し、これらを銅またはステンレス等の管によって順次接続することにより冷媒回路10aが構成されている。また、冷媒回路10aには、高圧側が超臨界状態となる二酸化炭素が冷媒として充填されている。ガスクーラ12は、冷媒−水熱交換器であり、水側の流路が第1循環回路50の一部となっている。蒸発器14は、冷媒−空気熱交換器であり、その近傍には冷媒と熱交換する空気を流通させるための送風機14aが設けられている。
タンクユニット20は、貯湯タンク21と、第2循環回路60を流通する浴槽61の水と貯湯タンク21内の温水を熱交換するための追い炊き用熱交換器22と、貯湯タンク21と追い炊き用熱交換器22との間に温水を循環させるための第3循環回路23とを有している。
貯湯タンク21は、ステンレスまたは繊維強化プラスチック(FRP)等からなり、貯えた温水の放熱を抑制するために、グラスウールまたは発泡ウレタン等の断熱材によって外部が覆われている。
追い炊き用熱交換器22は、水−水熱交換器であり、一方の流路が第2循環回路60の一部となっており、他方の流路が第3循環回路23の一部となっている。
第3循環回路23は、貯湯タンク21の上部、追い炊き用熱交換器22、循環ポンプ23a、貯湯タンク21の下部の順に、銅管またはステンレス管によって接続することにより構成され、循環ポンプ23aによって貯湯タンク21の上部の温水が追い炊き用熱交換器22を流通して貯湯タンク21の下部に戻るようになっている。
給水管30は、貯湯タンク21の下部に接続された第1給水管31と、給湯管40に接続された第2給水管32と、浴室及び台所の水栓Aに接続された第3給水管33とを有している。第1給水管31、第2給水管32及び第3給水管33の上流側の給水管30には、上水道から供給される水を所定の圧力に減圧して流通させるための減圧弁30aが設けられている。
給湯管40は、一端側が貯湯タンク21の上部に接続され、他端側が貯湯タンク21の温水と第2給水管32を流通する水とを混合するための第1混合弁40a及び第2混合弁40bに接続された第1給湯管41と、一端側が第1混合弁40aに接続され、他端側が浴室及び台所の水栓Aに接続された第2給湯管42と、一端側が第2混合弁40bに接続され、他端側が第2循環回路60に接続された第3給湯管43とを有している。給湯管40には、第1給水管31から貯湯タンク21内に流入する水の圧力によって、貯湯タンク21の上部の温水が流通するようになっている。また、第3給湯管43には、流路を開閉するための電磁弁43aが設けられている。
第1循環回路50は、貯湯タンク21の下部、循環ポンプ51、ガスクーラ12、貯湯タンク21の上部を順に銅管、ステンレス管または架橋ポリエチレン管等によって接続することにより構成され、循環ポンプ51によって貯湯タンク21の下部の水がガスクーラ12を流通し、貯湯タンク21の上部に流入するようになっている。
第2循環回路60は、浴槽61、循環ポンプ62、追い炊き用熱交換器22、浴槽61を順に銅管ステンレス管または架橋ポリエチレン管等によって接続することにより構成され、循環ポンプ62によって浴槽61の湯が追い炊き用熱交換器22を流通し、浴槽61に戻されるようになっている。
また、この給湯装置は、タンクユニット20に設けられ、運転制御を行うための制御部70と、台所及び浴室にそれぞれ設けられ、運転の操作及び設定を行うための台所用リモコン71と及び浴室用リモコン72とを備えている。
制御部70は、マイクロコンピュータによって構成され、その記憶手段としてのメモリには、湯沸かし運転等の動作、運転モードの設定、台所用リモコン71と浴室用リモコン72の優先権の切り替えに関するプログラムや、過去の温水の使用状況等や過去の台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となった時間帯等のデータが記憶されている。また、制御部70には、第1混合弁40a、第2混合弁40b、台所用リモコン71及び浴室用リモコン72が接続されている。制御部70は、台所用リモコン71または浴室用リモコン72の温水の設定温度に応じた出力信号を第1混合弁40a及び第2混合弁40bに送信するようになっている。更に、制御部70は、過去の所定期間に台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となった時間帯から、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先する判断基準となる時間帯を設定するようになっている。本実施形態では、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先する判断基準となる時間帯を、過去の所定期間における台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先になった各時刻の前後に一定の時間を加えた時間帯の和集合としている。
台所用リモコン71及び浴室用リモコン72は、それぞれ通信ケーブルによって制御部70に接続されており、浴槽61への温水の供給や追い炊き等の運転に関するスイッチ、供給される温水の温度を設定するための温度設定スイッチ、台所用リモコンと浴室用リモコンの優先権を切り替えるための優先スイッチ、台所と浴室の間で会話するための通話スイッチ等の複数のスイッチ71a,72aと、運転状態及び設定温度等を表示するための表示部71b,72bとを有している。また、台所と浴室の間で会話を可能とするために、台所用リモコン71及び浴室用リモコン72には、それぞれスピーカ71c,72cと状態検知センサとしてのマイク71d,72dが設けられている。
以上のように構成された給湯装置において、例えば夜間等の設定された時間帯となるか、または、台所用リモコン71または浴室用リモコン72によって湯沸かし運転の操作がされると、圧縮機11、送風機14a及び循環ポンプ51を運転し、湯沸かし運転を行う。これにより、圧縮機11から吐出された冷媒は、ガスクーラ12を流通して放熱した後に膨張弁13を介して蒸発器14に流入して吸熱し、圧縮機11に吸入される。また、貯湯タンク21の下部の水は、循環ポンプ51によって第1循環回路50を流通し、ガスクーラ12において冷媒と熱交換することにより加熱され、貯湯タンク21の上部側に貯えられる。予め設定された温度の温水が貯湯タンク21に所定の量が貯えられると、圧縮機11、送風機14a及び循環ポンプ51を停止する。
また、台所または浴室において水栓Aから供給される温水は、貯湯タンク21の上部の温水が第1給湯管41を流通し、第1混合弁40aにおいて第2給水管32を流通する水と混合されて台所用リモコン71または浴室用リモコン72において設定された設定温度の温水となり、第2給湯管42を流通することにより供給される。
また、浴槽61に温水を貯めるときに供給される温水は、貯湯タンク21の上部の温水が第1給湯管41を流通し、第2混合弁40bにおいて第2給水管32を流通する水と混合されて台所用リモコン71または浴室用リモコン72において設定された設定温度の温水となり、第3給湯管43及び第2循環回路60を流通することにより供給される。
また、追い炊き運転は、循環ポンプ23a,62を運転することにより、第2循環回路60を浴槽61の温水を循環させ、第3循環回路23を貯湯タンク21の温水を循環させる。これにより、浴槽61の温水は、追い炊き用熱交換器22において貯湯タンク21の上部の温水と熱交換することにより加熱され、浴槽61に戻される。
制御部70は、通常、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71を優先するようになっており、台所用リモコン71において設定された温度の温水が各水栓Aから供給される。台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先させる場合には、浴室用リモコン72の優先の切り替えを行うためのスイッチ72aを操作することによって優先権を浴室用リモコン72側に切り替える。また、浴室用リモコン72が優先となっているときに台所用リモコン71を優先させる場合には、台所用リモコン71の優先の切換を行うためのスイッチ71aを操作することによって優先権を台所用リモコン71側に切り替える。
また、制御部70は、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71が優先となっている場合に、浴室の利用と判断して優先権を浴室用リモコン72側に切り替えるとともに、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となっている場合に、浴室の利用終了と判断して優先権を台所用リモコン71側に切り替えるための自動優先切り替え手段を備えている。この自動優先切換手段に関する制御部70の動作を、図2のフローチャートを用いて説明する。
まず、通常の状態において、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71を優先し(ステップS1)、浴室用リモコン72を優先する設定時刻t1になり(ステップS2)、更に、浴室用リモコン72のマイク72dによって検出される音量Dが所定音量D1以上となると、(ステップS3)、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先する(ステップS4)。また、台所用リモコン71から浴室用リモコン72へ優先権を切り替える際に、温水の設定温度Tが所定温度Th以上に設定されていることが検知されると(ステップS5)、温水の設定温度Tを標準の設定温度Ts(Th≧Ts)に変更する(ステップS6)。次に、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先している状態において、浴室用リモコン72の優先を解除して台所用リモコン71を優先する設定時刻t2になり(ステップS7)、浴室用リモコン72のマイク72dによって検出される音量Dが所定音量D2(D1>D2)以下となると(ステップS8)、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71を優先する(ステップS1)。
このように、本実施形態の給湯装置によれば、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71が優先している状態で、浴室用リモコン72を優先する設定時刻t1になるとともに、浴室用リモコン72のマイク72dによって所定以上の音量D1が検出されると、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先するようにしたので、浴室内に赤外線人感センサ等の人体検知センサを設置することなく、確実に浴室の利用を検知することができ、浴室の利用の誤検知を防止することが可能となる。
また、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先している状態において、浴室用リモコン72の優先を解除して台所用リモコン71を優先する設定時刻t2になるとともに、浴室リモコン72のマイク72dによって検出される音量が所定以下の音量D2となると、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71を優先するようにしたので、優先を切り替える操作を必要とすることなく、台所用リモコン71を優先することができ、操作性を向上させることが可能となる。
また、台所用リモコン71から浴室用リモコン72へ優先権を切り替える際に、温水の設定温度Tが所定温度Th以上に設定されている場合には、温水の設定温度Tを標準の設定温度Tsに変更するようにしたので、浴室の水栓Aやシャワーから不用意に熱い温度の温水が供給されることを防止することができ、安全性の向上を図ることが可能となる。
尚、前記実施形態では、浴室の利用及び浴室の利用終了の判断を、過去の所定期間に台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となった時間帯から設定される浴室用リモコン72を優先する時間帯と浴室用リモコン72のマイク72dによる音量の検出の2つの判断基準によって行うようにしたものを示したが、過去の所定期間に台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となった時間帯から設定される浴室用リモコン72を優先する時間帯と浴室用リモコン72のマイク72dによる音量の検出のみに限られるものではない。
浴室の利用及び浴室の利用終了の判断の判断基準としては、過去の所定期間に台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となった時間帯から設定される浴室用リモコン72を優先する時間帯と浴室内の音量の他、浴室内の温度、浴室内の湿度または浴室内の明るさを判断基準として用いても良い。この場合、浴室の利用及び浴室の利用終了の判断は、過去の所定期間に台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となった時間帯から設定される浴室用リモコン72を優先する時間帯、浴室内の音量、浴室内の温度、浴室内の湿度及び浴室内の明るさのうち、少なくとも2以上の判断基準を用いることにより、前記実施形態と同様に、確実に浴室の利用を検知することが可能である。
浴室内の温度を優先切り替えの判断基準とする場合、浴室内に設けられた温度センサによって検出された温度が、第1所定温度以上のときに浴室用リモコン72を優先すると判断し、第2所定温度(第1所定温度≧第2所定温度)より低くなったときに浴室リモコン72の優先を解除すると判断する。
浴室内の湿度を優先切り替えの判断基準とする場合、浴室内に設けられた湿度センサによって検出された湿度が、第1所定湿度以上のときに浴室用リモコン72を優先すると判断し、第2所定湿度(第1所定湿度≧第2所定湿度)より低くなったときに浴室リモコン72の優先を解除すると判断する。
浴室内の明るさを優先切り替えの判断基準とする場合、浴室内に設けられた照度センサによって検出された照度が、第1所定照度以上のときに浴室用リモコン72を優先すると判断し、第2所定照度(第1所定照度≧第2所定照度)より低くなったときに浴室リモコン72の優先を解除すると判断する。
また、前記実施形態では、本実施形態では、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先する判断基準となる時間帯を、過去の所定期間における台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先になった各時刻の前後に一定の時間を加えた時間帯の和集合としたものを示したが、過去の所定期間における台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となった時間帯のうち、浴室用リモコン72が優先となった頻度の高い時刻から浴室用リモコン72の優先が解除されて台所用リモコン71が優先となった頻度の高い時刻までの時間帯等を設定するようにしてもよい。
図3は本発明の第2実施形態を示すもので、リモコンの優先切り替えに関する制御部の動作を示すフローチャートである。尚、前記実施形態と同様の構成部分には同一の符号を付して示す。
この給湯装置の制御部70は、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71が優先となっている場合に、浴室用リモコン72の操作を検知することにより浴室の利用と判断して優先権を浴室用リモコン72側に切り替えるとともに、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72が優先となっている場合に、浴室用リモコン72の操作が所定時間以上無いことを検知することにより浴室の利用終了と判断して優先権を台所用リモコン71側に切り替える自動優先切り替え手段を備えている。この自動優先切換手段に関する制御部70の動作を、図3のフローチャートを用いて説明する。
まず、通常の状態において、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71を優先し(ステップS11)、浴室用リモコン72のスイッチ72aが操作されると(ステップS12)、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先する(ステップS13)。また、台所用リモコン71から浴室用リモコン72へ優先権を切り替える際に、温水の設定温度Tが所定温度Th以上に設定されていることが検知されると(ステップS14)、温水の設定温度Tを標準の設定温度Ts(Th≧Ts)に変更する(ステップS15)。次に、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先している状態において、浴室用リモコン72のスイッチ72aの操作が所定時間t3以上検知されないと(ステップS16)、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71を優先する(ステップS11)。
このように、本実施形態の給湯装置によれば、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71が優先している状態で、浴室用リモコン72の操作が検知されると、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先するようにしたので、浴室内に赤外線人感センサ等の人体検知センサを設置することなく、確実に浴室の利用を検知することができ、浴室の利用の誤検知を防止することが可能となる。
また、台所用リモコン71に対して浴室用リモコン72を優先している状態において、浴室用リモコン72の操作が所定時間以上されないと、浴室用リモコン72に対して台所用リモコン71を優先するようにしたので、優先を切り替える操作を必要とすることなく、台所用リモコン71を優先することができ、操作性を向上させることが可能となる。
本発明の第1実施形態を示す給湯装置の概略構成図 リモコンの優先切り替え制御に関する制御部の動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態を示す給湯装置のリモコンの優先切り替え制御に関する制御部の動作を示すフローチャート
符号の説明
70…制御部、71…台所用リモコン、72…浴室用リモコン、72a…スイッチ、72d…マイク。

Claims (3)

  1. 台所に設けられた台所用リモコンと、浴室内に設けられた浴室用リモコンとを備えた給湯装置において、
    前記浴室内の状態を検知する状態検知センサと、
    台所用リモコンに対して浴室用リモコンが優先となる時間帯の過去のデータを記憶する記憶手段と、
    浴室用リモコンに対して台所用リモコンが優先される状態において、状態検知センサによって浴室内の所定の状態が検知されるとともに、記憶手段に記憶されたデータから設定される浴室用リモコンの操作が優先となる時刻になると、台所用リモコンに対して浴室用リモコンを優先する制御手段を備えた
    ことを特徴とする給湯装置。
  2. 前記台所用リモコンに対して浴室用リモコンが優先される状態において、状態検知センサによって浴室内の前記所定の状態以外の他の所定の状態が検知されるとともに、記憶手段に記憶されたデータから設定される台所用リモコンが優先となる時刻になると、台所用リモコンに対する浴室用リモコンの優先を解除する制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項記載の給湯装置。
  3. 前記台所用リモコンに対して浴室用リモコンを優先する際に、供給する湯の設定温度が第1所定温度以上の場合に、設定温度を第1所定温度以下の第2所定温度とする制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の給湯装置。
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