JPH04203834A - 電気器具の運転制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は無線によるリモコン送受信手段を存する電気器
具の運転制御装置に関するものである。

従来の技術 従来のこの種の制御装置は、例えば第８図および第９図
に石油給湯機を例として示すと、熱交換器１と、熱交換
器１を加熱するバーナ２と、ノ＼−ナ２へ気化部を送る
気化部３と、気化部３に内蔵され、油を気化させるヒー
タ４と、気化部の温度を検出する気化部温度検出手段（
サーミスタ等）５と、気化部３−・燃料油を供給する燃
焼量調節手段（電磁ポンプ等）６と、カラン７の開閉に
よる流水を検出する流水センサ８と、出湯温度および運
転／停止、予約運転等を設定するリモコン９と、出湯温
度を検出する出湯温度検出手段（サーミスタ等）１０と
、気化部温度検出手段５からの気化部温度検出信号と、
流水センサ８からの流量信刊と、出湯温度検出手段１０
からの出湯温度信号と、リモコン９からの運転信号を入
力し、気化可能温度を運転中に維持し、かつ設定温度と
出湯温度の偏差に応じた燃焼量調節信号を燃焼量調節手
段６へ出力する燃焼量制御手段１１と、給４機内部のオ
イルタンク１２に外部タンク１３より油を汲み上げる汲
み上げポンプ１４とにより構成されていた。また、第９
回のようにリモコン９は、機器の運転を動作させる運転
スイッチ１５、運転ランプ１６、タイマ１７により予約
運転をさせる予約運転スイノヂ１８および予約運転ラン
プ１９、給湯温度を設定する′７Ｊ：ｊ温設定ボリュー
ム２０とを有していた。

この構成により、リモコン９の運転スイッチ１５がオフ
よりオンされた時、または、予約運転スイッチ１８をオ
ンし、タイマ１７の設定時間経過した時燃焼量制御手段
１１は、気化部３が所定の設定温度を維持するように、
ヒータ４へ通電制御信号を出力し、その後、カラン７の
開栓時、燃焼１１ｉ１節手段６により気化部３への燃料
供給を制御し、リモコン９からの設定温度に出湯温度を
一致させるように調節（いわゆるフィードバック制御）
を行なっていた。また、第１０図（ａ）〜（ｇ）に示す
ように１週間の給湯機の使用パターンニこ応じてその都
度タイマ１７を用いてこまめ己こ予約運転させていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、カラン７の開栓す
なわち、給湯の開始から短時間で所望の設定温度で給湯
するためには、常に気化部３の温度を所定の気化可能温
度に保つ必要がある。従って、気化部３のヒータは、通
常、朝の使用開始より、就寝時頃までほぼ１日中通電状
態にするために、電気代が高くなり、不経済であるとい
う課題があった。また、使用時刻を想定してタイマ１７
により予約運転させる場合には、いくつかの時間帯を設
定する必要があり予約設定が煩わしく、特に１日置き、
平日と休日等のように周期的に生活パターンが変化する
ときは、その都度予約をやり直す必要があり使いかって
が悪いものであった。

本発明はかかる従来の課題を解消するもので、使用者が
機器を使用する室における入室実態を周期的な入室パタ
ーンとして把握することにより運転制御機器の自動省力
化運転、すなわち、電源の大切や低消費電力運転や通常
運転等を使用者の機器利用可能性パターンに応じて自動
的に行なうことにより、経済的で利便性の高い運転制御
装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の運転制御装置は、使
用者が在室か否かを検出し、在室判定信号を出力する在
室検出手段と、前記在室判定信号を空間へ無線信号とし
て送信する送信手段と、時刻を計る計時手段と、前記送
信手段からの無線信号を入力し、前記在室判定信号を出
力する受信手段と、前記計時手段からの計時信号をもと
に各時刻における在室、不在のデータを記憶するための
記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各時刻に対する
在室、不在のデータから生活パターンの周期性を抽出す
る周期性パターン抽出手段と、前記受信手段からの在室
判定信号を入力し、前記手段からの在室判定信号を入力
し、前記計時手段からの計時信号により各時刻における
在室、不在を前記記憶手段に記憶させ、かつ前記記憶手
段に記憶された各時刻における在室判定信号を前記周期
性パターン抽出手段へ出力し、前記周期性パターン抽出
手段からの周期性パターンを入力し、周期性パターンに
応じて在学中時間帯およびその近傍は通常運転状態に、
在学中時間帯およびその近傍以外は運転停止状態または
低消費電力運転状態に維持する運転制御手段とを備えた
ものである。

作用 本発明は上記の構成によって、運転機器の利用（操作）
可能な室または空間における使用者の在室／不在をセン
サで監視し、使用者の在室状況を一定期間（数日、１週
間等）に渡り運転機器使用可能パターンとして記憶し、
この運転機器使用可能パターンより周期性パターンを抽
出し、以降周期性パターンに対応した自動予約運転、す
なわち在室時間帯近傍には、運転機器の電源をオンにし
、あるいはスタンバイ制御状態にし、常時通常運転可能
状態を実現し、在室時間帯近傍以外（不在時）になると
、自動的に運転オフまたは低消費電力運転に維持する合
理的な自動節電運転を提供する。

また使用者の在室を検出するセンサは、移動可能なリモ
コン等に搭載され、在室検出信号は無線信号で運転機器
本体に伝送されるためセンサと運転機器本体を直接配線
する必要はなく、また検出感度を最適にする位置調整が
自由にできるのでさらに利便性を向上させる。

実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

なお、従来例の第８図、第９図と同一部　　。

材には同一符号を付して、詳細な説明を省略している。

第１図は本発明の制御装置の制御ブロンク図である。２
１は、在室者の存在を検出するための音声入力手段とし
てのマイク、２２はマイク２１からの音声信号を不在時
の暗騒音レヘルと比較し、在室か不在かを検出す在室検
出手段（音声認識装置等の音声検出手段）、２３は、在
室検出手段２２からの在室判定信号と運転スイッチ１５
からの゛運転信号と湯温設定ボリューム２０からの給湯
設定温度とを入力し、給湯機本体に内蔵された本体側受
信手段（ＲｘＲ）２４へ無線信号で出力するリモコン側
送信手段（ＴｘＨ）、２５は本体側送信手段（ＴｘＨ）
２６からのバーナ２の着火信号等を受信するリモコン側
受信手段（ＲｘＲ）、２７はリモコン側送信手段（Ｔｘ
Ｈ）２３からの運転信号と予約運転信号と、リモコン側
受信手段（ＲｘＲ）２５からの着火信号を入力し、運転
ランプ１６、予約運転ランプ１９、着火ランプ２８を表
示出力させる表示制御手段、２９は時刻を計る計時手段
、３０．３１は、各時刻における機器の使用、不使用を
記憶するための記憶手段、すなわち、平日分のデータを
記憶する平日データエリア３０と、体日分のデータを記
憶する休日データエリア３１である。３２は、記憶手段
３０．３１に記憶された各時刻に対する機器の使用、不
使用のデータから使用パターンの周期性を抽出する周期
性パターン抽出手段、３３は本体側受信手段（Ｒｘ　Ｈ
）２４からの在室判定信号や運転信号や給湯設定温度を
入力し、本体側送信手段（ＴｘＨ）２６ヘハーナ２の着
火を検出する着火検出手段としてのフレームロッド３４
からの着火信号を出力するとともに、計時手段２９から
の計時信号により各時刻における在室、不在を記憶手段
３０．３１に記憶させ、かつ記憶手段３０．３１に記憶
された各時刻における在室判定信号を周期性パターン抽
出手段３２へ出力し、周期性パターン抽出手段３２から
の周期性パターンを入力し、平日と休日の周期性パター
ンに応じて運転信号がオン（運転中）のとき、すなわち
運転スイッチ１５がオンまたは在室判定信号がオン（在
室）のときに気化部３を、所定の気化部設定温度（ＴＳ
）に維持しバーナ２を燃焼可能状態に、在室判定信号が
オフ（不在室）のとき運転オフまたは、気化部の設定温
度を所定レベル低く維持することにより低消費電力運転
を行ない、給湯時には出湯温度の偏差に応した燃焼量調
節信号を燃焼量ｌ！節平手段へ出力する運転制御手段で
ある。

第２回は、在室検出手段２２を搭載したリモコン９の外
観斜視図、第３図は、浴室外壁に設置された給湯機本体
の外観斜視図である。３５はリモコン９の無線送受信用
アンテナ、３６は給湯機本体側の送受信アンテナである
。

上記構成において、動作を第４図、第５図のフローチャ
ート、第６図のタイムチャートをもとに説明する。

まず、第４図において、運転制御手段３３の動作を中心
に説明すると、 ■　計時手段２９より計時信号を入力する。

■　在室判定手段２２より在室判定信号を入力する。

■　在室判定信号の有無を判定し、在室ならば■へ、不
在室ならば■へ移行する。

■　在室の場合、現時刻に対する在室信号を周期性デー
タとする。

■　不在室の場合、現時刻に対する不在室信号を周期性
データとする。

■　現時刻を平日データエリア３０に該当するか（、す
なわち月曜日〜金曜日のデータエリアか）をチエツクし
、該当すれば平日データエリア３０ヘデータを記憶する
。

■　現時刻を休日データエリア３１に該当するか（すな
わち土曜日１日曜日のテ′−タエリア）をチエ・７りし
、８亥当すればイ木日データエリア３１ヘデータを記憶
する。

従って、１日における各時間帯での給湯＋１ｊ用可能場
所における使用者の在室、不在を平日と休日の各パター
ンを判別巳で、周期性テークとして記憶することとなる
。

次に、第５図において、運転制御手段３３の動作を中心
に説明する。

■　計時手段２９より計時信号を入力し、現時刻を検知
する。

■　現時刻が平日データエリア３０の時刻帯；こ相当す
るかをチエツクし、相当すれば、周期性バクーン抽出手
段３２からの第１０図（ａ）〜（ｅｊの周期性データの
５周期分（５日分）の在室判定信号の論理和演算結果（
周期性パターン・第６図（ａ））の現時刻相当分を在室
判定信号として入力する。

［相］　現時刻が休日データエリア３１の時刻帯Ｃコ相
当するかをチエツクし、相当すれば、周期性パターン抽
出手段３２からの第１０図（ｆ）〜（匂の周期性データ
の２周期分（２日分）の在室判定信号の論理和演算結果
（周期性パターン：第６図（ｂ））の現時刻相当分を在
室判定信号として人力する。

■　現時刻と■、■で入力された現時刻付近の周期性パ
ターンにおける在室判定信号とから現時刻より所定の時
間以内に在室の可能性があるか否かを判定し、可能性有
りであれば＠へ、それ以外であれば■へ移行する。

＠　気化部内のヒータの設定温度と気化部検出温度を比
較し、設定温度以下であれば、ヒータへ通電信号を出力
しく＠”）、設定温度以上であれば、ヒータへの通電を
オフ（＠”）する。

＠　現時点で、在室判定手段２２により在室か否かを判
定し、在室中であれば、＠へ、不在であれば＠゛へ移行
する。

第６図においては、周期性パターン抽出手段３２の動作
に従って得られた平日および休日骨の論理和演算結果（
ａ）、　（ｂ）と（ａ）およびい）に対する各使用可能
時間帯の開始直前（ＴＡ時間前）に気化部３のヒータ４
に通電出力することにより、使用可能性開始時刻には即
座に燃焼可能となる待機状態に入っていることを示す（
第６図（ａｌと第６図［有］）の下側部分の図）。

また、フローチャートには、図示巳でいないが同様に在
室可能性終了時刻よりＴＢ時間後自動的にヒータ通電を
オフさせる。

よって、給湯利用可能な室の在室状況を平日と休日の周
期的なパターンに対応じて給湯利用可能時間帯付近にお
いてのみ、即座に燃焼ローＪ能状態を実現し、これ以外
の時間帯において、自動での通電電力量低酸運転を行な
う。

なお、上記実施例のように、記憶手段３０．３１　（平
日データエリア、休日データエリア）は、平日と休日の
ように曜日によって限定されるものでなく、一定時間毎
や、数日、数十日単位にすることも可能である。また、
上記実施例のように、ヒータ内蔵の気化部３を有する運
転機器に限定されるものでなく、暖房機能付便座等の暖
房機器や予熱を必要とする運転機器や、通常運転時に大
電力を必要とする運転機器の節約運転に対しても同等の
効果が得られる。

上記実施例では、不在時は運転オフとしているが、気化
部設定温度（Ｔ　ｓ　）を低い温度とし、給湯可能時間
帯になった際、気化部加熱の立ち上がり時間を短縮する
ように設定できることは言うまでもない。

なお、上記実施例のように、在室検出手段２２は、音声
信号のみを検出するものに限定されるものでなく、第７
図（ａ）、　（ｂ）に示すように光結合センサ３６の人
体検知時の光遮断状態の第７図（ａ）と不在時の光結合
状態の第７図（ｂ）とを区別することによる方式や、給
湯カラン設置場所に超音波センサを設置しく図示せず）
送受信波の位相差を検出することにより在室が否かを検
出する方式、赤外線の人体の有無に対する反射の有無に
よって検出する方式、カメラ等を用いて人体を画像信号
として捕らえる方式等が考えられ、同等の効果を有する
。

さらに、使用者の在室を検出するセンサは、移動可能な
リモコン等に搭載され、在室検出信号は無線信号で運転
機器本体に伝送されるためセンサと運転機器本体を直線
配線する必要はなく施工性に優れる。また検出感度を最
適にする位置調整が自由にできるのでさらに使いかつて
を向上させる。

また、無線信号は、電波のみならず赤外線等でも可能で
あることはいうまでもない。

発明の効果 以上の様に本発明の電気器具の運転制御装置によれば次
の効果が得られる。

１）　使用者の在室／不在を自動監視し、周期性パター
ンを抽出することにより周期性パターンに対応した自動
節約運転を行なうことができる。機器利用可能時間帯付
近、すなわち在室時間帯近傍には、運転機器の電源をオ
ンにし、あるいはスタンバイ制御状態にし、常時通常運
転可能状態を寞現し、在室時間帯近傍以外（不在時）に
なると、自動的に運転オフまたは低消費電力運転に維持
する合理的な自動節電運転を提供できる。

２）　使用者の在室を検出するセンサは、移動可能なリ
モコン等に搭載され、在室検出信号は無線信号で運転機
器本体に伝送されるため、センサと運転機器本体を直接
配線する必要はなく施工性に優れる。また検出感度を最
適にする位置調整が随時自由にできるので使いかつてを
向上させる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におりる電気器具の運転制御
装置を石油給湯機に用いたブロック図、第２図は同制御
装置のリモコンの外観斜視図、第３図は同制御装置の浴
室外壁に設置された給湯機本体の外観斜視図、第４図、
第５図は同制御装置の動作を説明するフローチャート、
第６図（ａ）、　（ｂ）は同制御装置の動作タイミング
を説明するタイムチャート、第７図（ａ）、　（ｂ）は
同制御装置の在室検出手段の他の実施例を示す構成図、
第８図は従来の週間分の使用パターン図である。 ２１・・・・・マイク、２２・・・・・在室検出手段、
２３・・・・・・送信手段、２４−・・・・受信手段、
２９・・・・・計時手段、３０゜３１・・・・・記憶手
段、３２・・・・・・周期性パターン抽出手段、３３・
・・・ｉ！　転ｆｆｄＪ　ｔｉｌｌ　手段、３４・・・
・・・フレームロンド、３５・・・・無線送受信用アン
テナ、３６・・・・・・送受信アンテナ。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　明　ばか２名菓　２　
図 第３図 １１１４図 第５図 第　６　「」 ７５　　　　　　　　　　　　Ｔ２　　　　　　　　　
　　　Ｔ８　　　　　　　　　　オ６　　　　　　　　
　　１２　　　　　　　　　　　ｎｔ　　　　　　　　
　１第　７　図 １８　　図 第９図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）使用者が在室か否かを検出し、在室判定信号を出
   力する在室検出手段と、前記在室判定信号を空間へ無線
   信号として送信する送信手段と、前記送信手段からの無
   線信号を入力し、前記在室判定信号を出力する受信手段
   と、時刻を計る計時手段と、前記計時手段からの計時信
   号をもとに各時刻における在室、不在のデータを記憶す
   るための記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各時刻
   に対する在室、不在のデータから生活パターンの周期性
   を抽出する周期性パターン抽出手段と、前記受信手段か
   らの在室判定信号を入力し、前記計時手段からの計時信
   号により各時刻における在室、不在を前記記憶手段に記
   憶させ、かつ前記記憶手段に記憶された各時刻における
   在室判定信号を前記周期性パターン抽出手段へ出力し、
   前記周期性パターン抽出手段からの周期性パターンを入
   力し、周期性パターンに応じて在室中時間帯およびその
   近傍は通常運転状態に、在室中時間帯およびその近傍以
   外は運転停止状態または低消費電力運転状態に維持する
   運転制御手段とを備えた電気器具の運転制御装置。
2. （２）在室検出手段は、マイク等を用いた音声検出手段
   、または室内等の所定の空間に設置された光結合センサ
   の人体の通過による光遮断を検出したり、室内等の所定
   の空間に設置された赤外線の人体に対する反射を利用す
   る光人体検出手段、または超音波センサの送受信波の位
   相差を検出することにより人体検知する超音波人体検出
   手段、または監視カメラ等により人体の動きを映像信号
   として捕らえる動作映像信号検出手段とした特許請求の
   範囲第１項記載の電気器具の運転制御装置。
3. （３）周期性パターン抽出手段は、記憶手段からの１周
   期分の在室判定信号を所定の複数周期分だけ論理和演算
   した結果を周期性パターンとして出力する特許請求の範
   囲第１項記載の電気器具の運転制御装置。