JP2005061780A - システムの運転予約制御方法 - Google Patents

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Daisuke Konishi
大輔 小西
Masanori Yamashita
昌則 山下
Takeshi Sakata
武司 坂田
Tomio Miyake
富雄 三宅
Hidekazu Fukui
秀和 福井
Eiichi Tsuji
栄一 辻
Hironobu Fujii
宏信 藤井
Takehiro Shimizu
武浩 清水
Masakuni Morikawa
正邦 森川
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Abstract

【課題】 その都度の運転予約時刻の設定登録に伴う煩雑さを回避しつつも、ユーザに対し運転予約状況を明確かつ容易に確認させ得るシステムの予約運転制御方法を提供する。
【解決手段】 1週間分の運転予約時刻をユーザ自身の登録により、あるいは、ユーザのスイッチ操作やふろ水位監視等による信号検出に基づく実際の入浴時刻からの自動設定・学習により設定し、1週間を運転のサイクル単位として予約運転制御する。リモコン51の表示部517の表示欄517cに対し1週間分の運転予約時刻(作動開始時刻及び作動停止時刻)を各曜日毎に「19:00」のように表示すると共に、運転予約時刻が非設定の曜日には「…:…」と非設定である旨を表示する。「19:00」と「…:…」との一方を色違い、太く又はサイズを大にして際立たせ、予約運転が行われない曜日を明確に確認させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、運転制御の実行によりユーザが使用価値を享受し得るふろシステムや暖房システム等のシステムを、予約運転制御により自動的に作動を開始させたり停止させたりするために用いられる予約運転制御方法に関する。
従来、この種のシステムの予約運転制御方法として、ふろ給湯器の運転作動を対象とするものが知られている(例えば特許文献1参照)。このものでは、運転予約時刻をユーザが設定し予約運転スイッチをON操作すれば、その運転予約時刻に基づいてふろ給湯器を自動的に作動開始させて浴槽に湯張りするという予約運転を実行し、上記予約運転スイッチをユーザがOFF操作しない限り、翌日や翌々日も繰り返し上記の設定した運転予約時刻に基づく予約運転が実行されるようにしている。
特開平10−220869号公報
ところが、上記従来の予約運転制御方法においては、1回設定登録した運転予約時刻に基づいて予約運転が毎日繰り返されるため、ユーザの生活パターンに合致しなければ、その都度、予約運転スイッチをOFFにしてユーザ自身のマニュアル操作によりふろ給湯器の作動を開始させたり停止させたりするか、あるいは、再度その日の運転予約時刻の設定登録を事前に変更し直すかのいずれかの操作をしなければならず、煩雑さを招くという不都合がある。この不都合は、その煩雑さゆえに運転予約機能のメリット自体が活かせないことにもなりかねない。
これを解決するために、ユーザの生活パターンのサイクルである1週間を予約運転のサイクル単位とし、1週間分の各曜日毎の運転予約時刻についてユーザからの設定登録を予め受け付けて記憶し、1週間毎に各曜日の運転予約時刻に基づいて予約運転を実行させることが考えられる。しかしながら、この場合には、ユーザとしては各曜日についてどの時刻に運転予約したかを全て記憶しているわけではなく、当日の予約運転が何時開始されるかが不明であるとかえって不便になるという事情がある。その上に、各曜日の毎日入浴する場合はともかくとして、例えばある曜日には入浴しないという予約設定をしている場合には、予約運転により自動で入浴できると思い込んでいたのにその日は実は予約設定していない日であったりという考え違いも生じ得る。
また、このような不都合は上記のふろ給湯器を対象とする予約運転制御方法のみならず、他の暖房システムやコジェネレーションシステム等を対象とした予約運転制御方法においても同様に生じ得る。例えば、居間、寝室、子供部屋等に床暖房端末が設置されてそれぞれの床暖房端末に温水を循環させて暖房を行うという暖房システムの運転予約においても、 1週間の各曜日毎の生活パターンの違いにより暖房使用パターンの違いともなって表れる。例えば、平日は朝に子供が登校し父親が出勤するまでの間は家族全員が暖房を使用し、その後の昼間はユーザ宅に残った主婦のみが居間での暖房を使用し、夕方からは帰宅した子供部屋でも暖房を使用し、夜に父親が帰宅すると再び全員が各部屋で暖房を使用することになる。その一方、土曜日や日曜日にはユーザ宅の家族全員が昼間も各部屋で暖房を使用することになる。このため、毎日同じ運転予約時刻に基づく予約運転ではなくて1週間分の各曜日毎の運転予約時刻の設定登録を行った場合に、どの曜日にどの部屋の暖房端末が予約運転されるのかについてユーザ自身が不明となることに起因して、上記のふろ給湯器における運転予約の場合と同様の不都合を招くことになる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、その都度の運転予約時刻の設定登録に伴う煩雑さを回避しつつも、ユーザに対し運転予約時刻の設定状況をより明確にかつ容易に確認させ得るシステムの予約運転制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1又は第2の発明では、予め設定された運転予約時刻に基づいてシステムの運転開始、又は、システムの運転開始及び運転停止を自動的に実行するシステムの予約運転制御方法を対象としてそれぞれ次の特定事項を備えることとした。
すなわち、第1の発明では、所定の設定日数毎を予約運転制御を実行するサイクル単位として予め上記設定日数分の各日についての運転予約時刻の登録を受け付けて設定する第1のステップと、上記運転予約時刻に基づく予約運転制御を実行するか否かについての選択指令の入力を受け付ける第2のステップと、上記予約運転制御を実行する旨の選択指令を受け付けたとき、上記設定日数分の各日毎に、設定された運転予約時刻を表示手段に表示しかつ運転予約時刻の非登録日には運転予約時刻が非設定である旨を表示する第3のステップとを備えるようにした(請求項1)。
また、第2の発明では、所定の設定日数毎を予約運転制御を実行するサイクル単位として上記設定日数分の各日毎にユーザの運転使用状況に関する入力信号及び/又は検出信号を取得し、その取得したときの時刻情報に基づいて運転予約時刻を設定登録する第1のステップと、上記運転予約時刻に基づく予約運転制御を実行するか否かについての選択指令の入力を受け付ける第2のステップと、上記予約運転制御を実行する旨の選択指令を受け付けたとき、上記設定日数分の各日毎に、設定された運転予約時刻を表示手段に表示しかつ運転予約時刻の非登録日には運転予約時刻が非設定である旨を表示する第3のステップとを備えるようにした(請求項2)。
上記の第1の発明の場合にはユーザ自身による登録を受け付けて設定された設定日数分の各日毎の運転予約時刻を用い、あるいは、上記の第2の発明の場合にはユーザ自身の登録操作ではなくてユーザの運転使用状況に関する入力信号、検出信号、又は、双方の信号を取得した時刻に基づき自動設定された上記設定日数分の各日毎の運転予約時刻を用い、予約運転制御の実行の選択指令が入力されていれば、それぞれ設定日数分の各日に自動的に運転開始されたり、これに加えて運転停止されたりという予約運転制御が実行され、これが設定日数毎に繰り返される。これにより、上記設定日数毎のユーザの生活パターンに応じた時刻(運転予約時刻)にシステムが自動運転され、1日毎に単一の運転予約時刻に基づいて自動運転が繰り返される従来の予約運転制御における煩雑さが解消されることになる。このような予約運転制御が実行される際には、第3のステップにより、設定されている運転予約時刻が設定日数分の各日毎に表示手段に表示されるため、ユーザは何時に自動運転が行われるかを確実に確認することが可能になる一方、運転予約時刻が設定されていない日には運転予約時刻が非設定である旨の表示が上記表示手段によりなされるため、その日には自動運転が行われないことを確実に確認することが可能になる。このため、ユーザの思い込みによる錯誤を回避し得る一方、ユーザの都合で予定外の運転を行わせたい場合にはユーザ自身による運転操作が必要であることを確実に認識させ得ることになる。以上により、設定日数をサイクル単位として予約運転制御を実行させることにより、その都度の運転予約時刻の設定登録に伴う煩雑さを回避しつつも、上記の表示手段に対する表示形態により、設定日数の各日毎にその日が予約運転による自動運転が行われる日か否か、及び、自動運転が行われる場合にはその運転予約時刻の設定状況をユーザに対し明確にかつ容易に確認させ得ることになる。
なお、上記の「設定日数」としては、システムを使用するユーザの生活パターンもしくは業務パターン等の1サイクルを単位として定めればよく、生活パターンであると通常は1週間を設定すればよい。また、上記の「運転予約時刻」とは、運転開始時刻(運転のための作動を開始する時刻)、あるいは、その運転開始時刻及び運転停止時刻(運転の作動を停止する時刻)の双方を意味する。つまり、予約運転においては運転の開始さえ自動で実行されればユーザにとっては便宜であり、運転の停止はユーザがシステムをそれまで使用中であるため予約による自動であってもユーザ自身の停止操作であっても不便はないからである。
上記の第1の発明又は第2の発明においては、次のような種々の特定事項を追加することにより、さらなる作用を得ることができる。すなわち、第1としては、上記第3のステップにおいて運転予約時刻の表示と、運転予約時刻が非設定である旨の表示とのいずれか一方の表示の太さ、サイズ及び色の少なくとも1つを他方の表示とは異ならせて表示するようにする(請求項3)。このようにすることにより、運転予約時刻が非設定である旨の表示部分が運転予約時刻の表示部分と比べ際立ち、運転予約時刻が非設定である旨の表示をユーザに対しより強く認識させてより確実に認識させることが可能になる。
第2としては、上記第3のステップにおいて運転予約時刻の表示として時刻を表す記号と数字との組み合わせを表示する一方、運転予約時刻が非設定である旨の表示として時刻を表す記号と横棒線との組み合わせを表示するようにする(請求項4)。このようにすることによっても、上記と同様に運転予約時刻が非設定である旨の表示部分に数字部分がなくて横棒線が表示されるため、数字が表示された運転予約時刻の表示部分と比べ際立ち、運転予約時刻が非設定である旨の表示をユーザに対しより強く認識させてより確実に認識させることが可能になる。
第3としては、上記予約運転制御を実行しない旨の選択指令を受け付けたとき、表示手段に対する運転予約時刻の表示を禁止しかつ予約運転は実行されない旨を表示する第4のステップをさらに備える(請求項5)。設定日数が経過する途中の日にユーザによる予約運転スイッチのOFF操作等により予約運転制御を実行しない旨の選択指令を受けたときには、第3ステップでの運転予約時刻の表示をキャンセルして禁止し、代わりに予約運転は実行されない旨の表示が行われるため、ユーザは自己の操作により予約運転が取り消されたことを確実に確認した上で、自己の意思に基づく運転操作を行うことが可能になる。なお、上記の「予約運転は実行されない旨の表示」としては、その旨を表す文字表示等により直接的に表示しても、上記の運転予約時刻が非設定である旨の表示と同様に表示しても、いずれでもよい。この第4のステップにおいて予約運転は実行されない旨の表示を太さ、サイズ及び色の少なくとも1つを他の表示と異ならせて表示するようにしてもよい(請求項6)。このようにすることにより、予約運転が取り消されたことをユーザに対しより確実に認知させることが可能になる。
第4としては、上記第3のステップにおいて上記設定日数分の各日毎の全ての表示内容を運転予約の登録対象の各日と対応付けた状態で1つの表示部に表示し、この表示を上記設定日数が経過する間継続させるようにする(請求項7)。このようにした場合には、表示手段に対しサイクル単位である設定日数分の全ての運転予約時刻等が表示されるため、当日の運転予約時刻等の情報のみならず設定日数分に含まれる何日か先の将来の運転予約時刻等に関する情報をいつでも確認することができ、予めの心積もりを立て得る。加えて、過去もしくは将来に拘わらず、設定日数分の全てを一目で確認でき、各日の運転予約時刻の把握や、運転予約時刻が非設定である日がいつであるかの把握が、1日毎に表示する場合と比べ、飛躍的に容易になる。これにより、ユーザにとって極めて便宜となる。
第5として、上記第3のステップにおいて現在時刻を基準に未来の24時間分の時間軸を表示し、その時間軸に対し、設定された運転予約時刻に対応する時間帯範囲と、運転予約時刻が非設定の時間帯範囲とに分けて色分け表示するようにする(請求項8)。このようにした場合には、現時点から先の24時間分の運転予約状況が一目で認識・確認することができ、ユーザにとって便宜となる。しかも、上記の運転予約状況が運転予約により自動運転される時間帯と、運転予約時刻が非設定で自動運転は行われない時間帯とが色分け表示されるため、その運転予約状況の把握が極めて容易にかつ確実なものとなる。なお、上記の「24時間分の時間軸」とは一直線状に表示しても、円環状に表示してもいずれでもよい。
以上の予約運転制御方法が適用されるシステムとしては、その運転制御の実行により浴槽に湯張りして入浴可能にするふろシステムを対象にして、上記設定日数を1週間にすることができ(請求項9)。あるいは、その運転制御の実行により暖房端末に温水を循環供給して暖房使用を可能にする暖房システムを対象にして、上記設定日数を1週間にすることができる(請求項10)。ふろシステムに適用する場合には、1週間の各曜日毎に設定された運転予約時刻に基づき自動的に湯張り、沸き上げ等の運転が行われて入浴が可能な状態になる。また、暖房システムに適用する場合には、1週間の各曜日毎に設定された運転予約時刻に基づき自動的に暖房運転が行われ暖房端末に温水が循環供給されて暖房使用が可能な状態になる。これらの際に、上述の如き表示手段への表示によってユーザは1週間の各曜日毎の予約運転状況を確実に確認し得ることになる。
以上、説明したように、請求項1〜請求項10のいずれかのシステムの予約運転制御方法によれば、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ユーザ自身による登録により設定された設定日数分の各日毎の運転予約時刻を用いる請求項1、あるいは、ユーザの運転使用状況に関する情報に基づき自動設定した上記設定日数分の各日毎の運転予約時刻を用いる請求項2のいずれにおいても、予約運転制御実行の選択指令の入力により、設定日数毎に予約運転による自動運転が繰り返されるため、上記設定日数毎のユーザの生活パターンに応じた時刻にシステムが自動運転され、1日毎に単一の運転予約時刻に基づいて自動運転が繰り返される従来の予約運転制御における煩雑さを解消することができる。しかも、この際に、運転予約時刻が設定日数分の各日毎に表示手段に表示されるため、ユーザは何時に自動運転が行われるかを確実に確認することができる一方、運転予約時刻が設定されてない日には運転予約時刻が非設定である旨の表示が上記表示手段によりなされるため、その日には自動運転が行われないことを確実に確認することができる。以上により、設定日数をサイクル単位として予約運転制御を実行させることにより、その都度の運転予約時刻の設定登録に伴う煩雑さを回避しつつも、上記の表示手段に対する表示により、設定日数の各日毎にその日が予約運転による自動運転が行われる日か否か、及び、自動運転が行われる場合にはその運転予約時刻の設定状況をユーザに対し明確にかつ容易に確認させることができるようになる。
特に、請求項3によれば、当日が予約運転の実行される日であるか、実行されない日であるかの区別や、実行されるとすればそれはどの時刻かを、ユーザに対しより強く認識させてより確実に認識させることができる。
また、請求項4によれば、運転予約時刻が非設定である旨の表示を際立たせて、予約運転は行われないことをユーザに対しより強く認識させてより確実に認識させることができる。
請求項5によれば、設定日数が経過する途中の日にユーザが予約運転制御をキャンセルしたときには、運転予約時刻の表示がキャンセルされて代わりに予約運転は実行されない旨の表示を行うようにしているため、ユーザに対し自己の操作により予約運転が取り消されたことを確実に確認させることができる。この場合において、請求項6によれば、その予約運転が取り消されたことをユーザに対しより一層確実に認知させることができるようになる。
請求項7によれば、表示手段に対しサイクル単位である設定日数分の全ての運転予約時刻等が表示されるため、設定日数分の全てを一目で確認することができ、各日の運転予約状況を極めて容易に把握・確認することができる。しかも、当日の運転予約時刻等の情報のみならず設定日数分に含まれる何日か先の将来の運転予約時刻等に関する情報をいつでも確認することができ、予めの心積もりを立て得て、ユーザにとって極めて便宜となる。
請求項8によれば、現時点から先の24時間分の運転予約状況が一目で認識・確認することができ、ユーザにとって便宜となる上に、運転予約状況を時間帯別の色分け表示により極めて容易にかつ確実に把握することができるようになる。
さらに、請求項9によれば、ふろシステムに対し本発明を適用することにより、ユーザの1週間の入浴パターンに合致した予約運転制御が実行される一方、その1週間分の予約運転状況を確実にかつ容易に確認することができるようになる。又、請求項10によれば、暖房システムに対し本発明を適用することにより、ユーザの1週間の暖房使用パターンに合致した予約運転制御が実行される一方、その1週間分の予約運転状況を確実にかつ容易に確認することができるようになる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
第1実施形態はふろシステムの予約運転制御方法を対象とするものであり、図1は上記のふろシステムを構成するふろ給湯器100や、これと浴槽200との接続構成を示している。つまり、第1実施形態は上記ふろ給湯器100の運転制御についての予約運転制御に係るものである。
上記のふろ給湯器100は、給湯回路2と、浴槽200内の湯水の追い焚きを行う追い焚き回路3と、上記給湯回路2と追い焚き回路3とを互いに連結して給湯回路2から追い焚き回路3を介して浴槽200への湯張りのための注湯を行う注湯回路4と、予約運転制御手段を含むコントローラ5とを備えたものである。なお、図1には、ふろ給湯器100として1缶2回路式のものを図示しているが、これに限らず、2缶2回路式のもの、あるいは、風呂釜機能のみに構成されたもののいずれのふろ給湯器に予約運転制御方法を適用してもよい。
上記給湯回路2は、水道管等に接続された給水路11から給湯用加熱部としての給湯用熱交換器12に入水された水を上記の熱交換缶体6に設置された燃焼バーナ13の燃焼熱により熱交換加熱し、加熱後の湯水を出湯路14を通して下流端の給湯栓15まで給湯させるようになっている。上記給水路11と出湯路14との間には上記熱交換器12をバイパスするバイパス路16が設けられて、バイパス制御弁17の位置制御による開度調整により上記出湯路14からの出湯に対する水の混合比が変更調整されて上記給湯栓15等に対する給湯温度の調整が可能となっている。
上記給水路11には、入水流量センサ18と、入水温度センサ19とが配設されている一方、上記出湯路14には、上記熱交換器12の出口近傍位置で熱交換缶体4から出湯された直後の出湯温度を検出する缶体温度センサ20と、給湯流量制御弁21と、上記給湯栓15もしくは後述の注湯回路4に供給される湯水の温度を検出する給湯温度センサ22とが配設されている。
上記追い焚き循環回路3は追い焚き用加熱部としての追い焚き用熱交換器31と、浴槽200からの湯水を熱交換器31に戻す戻り路32及び熱交換器31で上記燃焼バーナ13により追い焚きされた湯水を浴槽200に供給する往き路33からなる循環路34と、循環させるための循環ポンプ35とを備えている。上記循環ポンプ35は戻り路32の途中に介装され、この循環ポンプ35の吐出側の戻り路32には戻り湯の温度検出により浴槽200内の湯水温度を検出するふろ温度センサ36と、流水の通過によりフラッパ37aが開いてON信号が出力される水流スイッチ37とがそれぞれこの順で介装されている。
また、上記注湯回路4は、上記給湯回路2の出湯路14から分岐して給湯回路2で加熱された湯水を上記循環路34に注湯して浴槽200に湯張りするための注湯路41と、上記給水路11側が停電等に起因する断水等の発生により負圧状態に陥るときに上記注湯路41を大気開放する負圧破壊弁42とを備えている。上記注湯路41はその上流端が給湯流量制御弁21の下流側位置の出湯路14から分岐し、下流端側が2方に分岐して一方端411が上記循環ポンプ35の吸い込み側の戻り路32に対し接続され、他方端412が往き路33の途中位置に対し逆止弁413を介して接続されている。上記注湯路41には、注湯流量を検出する注湯流量センサ42と、開閉制御により注湯実行又は停止の切換を行う注湯弁43と、給湯回路2側への逆流入を阻止するための二段配置の逆止弁44,44と、上記循環路34側位置に湯水の内圧検出により浴槽200内の水位を検出するふろ水位センサ38とが介装されている。なお、図1中の符号201は浴室内に設置された人体検知センサ201であり、この人体検知センサ201は赤外線センサ等を利用して入浴者の浴室への入室・退室を検知してコントローラ5に出力するようになっている。
さらに、上記熱交換缶体6には燃焼バーナ13に対し燃焼用空気を供給する送風ファン61が配設され、上記燃焼バーナ13には燃料ガスを供給するガス供給管62が接続されている。このガス供給管62には元ガス電磁弁及び電磁比例弁が介装され、上記送風ファン61、元ガス電磁弁、電磁比例弁及び燃焼バーナ13等により燃焼系7が構成され、この燃焼系7を缶体温度センサ20等の検出値に基づいて制御することにより燃焼バーナ13の燃焼作動制御が行われる。
上記のふろ給湯器100は、MPU、メモリ等を備え各種の制御用プログラムが格納されたコントローラ5によって、給湯運転、注湯運転、追い焚き運転及び予約運転等の各種の運転制御が表示手段を兼ねるリモコン51からの出力及び上記の各種センサからの出力等に基づいて行われるようになっている。すなわち、上記コントローラ5は、図2に示すように上記給湯回路2により給湯栓15に対する給湯運転を行う給湯制御部52と、注湯回路4により浴槽200に湯張りする注湯運転を行う注湯制御部53と、追い焚き回路3により浴槽200内の湯水を所定温度まで焚き上げる追い焚き運転を行う追い焚き制御部54と、ユーザによる事前の予約登録により又はユーザの使用状況についての検出情報に基づく学習により定められた運転予約時刻に基づいて自動運転を実行する予約運転制御部55とを備えている。
上記リモコン51は、図3に最も基本的な形態を示すように表示手段を実現する液晶等の表示部511と、電源投入のON・OFFを切換える電源スイッチ512と、予約運転を実行させるか否かのON・OFFを切換える予約運転スイッチとしての週間予約スイッチ513と、ふろ自動運転を実行させるか否かのON・OFFを切換えるふろ自動スイッチ514と、ふろ温度もしくは給湯温度の入力設定・運転予約時刻の設定登録・現在時刻の調整等の設定のための選択スイッチ515及び設定スイッチ516とを基本要素として備えたものである。そして、上記表示部511には、「現在時刻」の文字及び現在時刻の表示欄511aと、「予約時刻」の文字及び予約時刻の表示欄511bとが設定されている。上記週間予約スイッチ513がONされると、予約運転制御を実行する旨の選択指令がコントローラ5に出力される一方、OFFにされると、予約運転制御を実行しない旨の選択指令がコントローラ5に出力されることになる。
上記給湯制御部52による給湯制御は次のようにして行われる。すなわち、給湯栓15の開操作により給水路11に所定の水道管から最低作動流量(MOQ;例えば3リットル/分)以上の入水があり、それが入水流量センサ18により検出されると、上記燃焼系7の燃焼作動制御を開始し、次いで、入水温度センサ19からの入水温度及び給湯温度センサ22からの給湯温度の各検出値等に基づいてリモコン51にユーザが設定した設定給湯温度になるように燃焼作動量が制御される。そして、上記給湯栓15がユーザにより閉操作されると、上記入水流量センサ18の検出入水流量が最低作動流量未満ひいてはゼロになるため、上記の燃焼作動を停止して給湯運転制御を終了する。
上記注湯制御部53による注湯制御はリモコン51のふろ自動スイッチ514がユーザによりON操作されてON指令が出力されると開始される。すなわち、上記注湯弁43を開いて上記の給湯制御と同様にして所定の設定注湯温度の出湯になるように燃焼制御系7による燃焼制御を行う。これにより、出湯路14から注湯路41を通して追い焚き回路3に注湯され、次いで上述の如き経路で浴槽200に注湯される。この注湯は浴槽200内に所定の湯張り量(水位)だけ湯張りされるまで一段階もしくは複数段階に分けて実行される。
上記追い焚き制御部54による追い焚き制御は次のようにして行われる。すなわち、リモコン51の追い焚きスイッチをユーザが個別にON操作するか、あるいは、前段階に上記のふろ自動スイッチ514をユーザがON操作してON指令が出力されている場合には注湯制御による湯張りが終了すると、追い焚き指令がコントローラ5に出力され、この追い焚き指令を受けて開始される。まず、循環ポンプ35の作動を開始し、この作動開始により水流スイッチ37からON信号が出力されれば、上記燃焼系7の燃焼作動制御が開始されて燃焼バーナ13が燃焼作動される。この燃焼作動はふろ戻り温度センサ36により検出される温度が設定ふろ温度を維持するように行われる。つまり、ふろ戻り温度センサ36の検出温度が設定ふろ温度よりも低ければ燃焼作動され、設定ふろ温度以上であれば燃焼作動が停止される。
以上の如く、リモコン51のふろ自動スイッチ514がユーザにより1回押されるとON指令が出力され、これにより、上記の注湯制御による湯張りの実行、引き続いて追い焚き制御による設定ふろ温度までの沸かし上げ及びその後の保温からなるふろ自動運転が実行される一方、上記ふろ自動スイッチ514がユーザにより再度押されるとOFF指令が出力されて以上の制御は終了される。つまり、ユーザが入浴しようとするときはふろ自動スイッチ514をONにし、入浴が終了すればOFFにするという操作が行われる。
上記予約運転制御部55は、基本予約処理部551と、学習処理部552と、表示処理部553と、電子時計554とを備えている。この予約運転制御部55による予約運転は予め定められた1週間分の運転予約時刻(作動開始時刻及び作動停止時刻)に基づいて上記注湯制御及び追い焚き制御を自動的に実行及び終了させるものである。つまり、上記運転予約時刻に基づいてふろ自動スイッチ514のON・OFF切換操作なしにON指令及びOFF指令を生成し出力するものである。そして、このような予約運転はリモコン51の週間予約スイッチ513がユーザによりON切換えされている期間のみ上記ふろ自動運転が自動的に実行され、OFF切換えされると上記予約運転は停止されて本来のユーザ自身によるふろ自動スイッチ514のON・OFF操作に基づくふろ自動運転が実行されることになる。
以下、上記予約運転制御部55による予約運転制御について詳細に説明する。この予約運転制御の基本となる運転予約時刻の設定は、ユーザによるマニュアル設定と、学習による自動設定の2通りが用意されている。マニュアル設定は、1週間をサイクル単位として日曜日から土曜日までの各日毎に上記作動開始時刻と作動停止時刻とをユーザ自身が登録する。この登録はリモコン51の選択スイッチ515及び設定スイッチ516を用いて所望の時刻を入力設定することにより行う。このようにして入力設定された1週間分の各時刻が上記基本予約処理部551により各曜日の運転予約時刻として登録される。
学習による自動設定は、ユーザによる入浴使用に関するスイッチ操作に基づく出力信号や、ユーザの入浴状況に関する検出信号を日曜日から土曜日までの1週間分の各日毎に自動的に取得し、その取得した時刻を上記電子時計554から得て1週間分の上記作動開始時刻及び作動停止時刻として設定し、ユーザの1週間分の各曜日毎の入浴パターンを割り出すようにするものである。その後、1週間毎に順次学習して更新していくことになる。このような自動設定は上記学習処理部552により行われる。
上記のスイッチ操作に基づく出力信号を取得して順次学習する場合には、次のようにして行う。すなわち、ユーザがふろ自動スイッチ514をON操作した時刻と、OFF操作した時刻とを1週間分収集して記憶し、以後、次の1週間分の収集した各日の時刻情報に基づいて学習・更新する。具体的には、まず、日曜日から土曜日までの各曜日に最初にふろ自動スイッチ514をON操作した時刻をその曜日における作動開始時刻として記憶し、上記各曜日に最後にOFF操作した時刻をその曜日における作動停止時刻として記憶設定する。次に、次週の1週間の各曜日についてもふろ自動スイッチ514を最初にON操作した時刻と、最後にOFF操作した時刻とを収集し、それらの時刻が前週に記憶設定された作動開始時刻及び作動停止時刻と相違するときは同じ曜日毎にそれぞれ中間の時刻(平均化した時刻)を新しい作動開始時刻及び作動停止時刻として更新設定する。以後、同様に次々週についてもさらに平均化により作動開始時刻及び作動停止時刻として記憶された時刻を更新設定する。また、同じ曜日であっても、次週にはふろ自動スイッチ514がON操作されなかった場合には前週の作動開始時刻及び作動停止時刻を維持する一方、次々週もその同じ曜日にはON操作されなかった場合等のように連続する場合にはその曜日の作動開始時刻及び作動停止時刻として記憶設定された時刻をクリア(キャンセル)する。以上は、ふろ自動スイッチ514の操作によりユーザの運転使用状況に関する入力信号を取得するものである。
上記のユーザの入浴状況に関する検出信号を取得して順次学習する場合には、次のようにして行う。すなわち、日曜日から土曜日までの各曜日毎に、湯張り完了後に浴槽200に最初に入浴した時刻を取得し、その取得時刻に湯張り及び沸き上がりが完了するであろう時刻をその曜日の作動開始時刻として記憶設定し、その日に最後に入浴した時刻を取得してその時刻の所定時間経過後の時刻をその曜日の作動停止時刻として記憶設定する。具体的には、上記の入浴した時刻の取得はふろ水位センサ38による水位検出値の変動を監視することにより行い、湯張り完了後に最初に所定の水位上昇を検出した時刻よりも所定時間前(例えば20分前)の時刻を作動開始時刻として設定し、その日の最後に所定の水位上昇を検出した時刻よりも所定時間後(例えば10分後)の時刻を作動停止時刻として設定する。上記の検出した時刻は電子時計554から取得する。そして、このような時刻の取得、作動開始時刻及び作動停止時刻の記憶設定、次週以降の平均化による更新設定、及び、クリア処理等を上記のふろ自動スイッチ514のON操作及びOFF操作による自動設定の場合と同様にして行う。以上は、ふろ水位センサ38による検出信号を、ユーザの運転使用状況に関する検出信号として利用する場合であるが、上記ふろ水位センサ38による水位検出の代わりに又は水位検出と併用して、人体検知センサ201による浴室への入・退室検知を検出信号として用い、その検出信号を取得したときの各時刻を用いてもよい。
このようなユーザの入浴状況に関する検出信号の取得時刻に基づく学習を、上記のスイッチ操作に基づく出力信号の取得時刻に基づく学習に併用したり、当初の所定の期間(数週間分)は上記スイッチ操作による出力信号の取得時刻に基づく学習を経た後に上記検出信号の取得時刻に基づく学習に移行したり、すればよい。
そして、上記予約運転制御部55は、週間予約スイッチ512がON操作されている限り、設定された上記の作動開始時刻になればふろ自動スイッチ514のON操作がなくても自動的にON指令を出力して湯張り、沸き上げ、保温等の各制御を実行させ、設定された上記の作動停止時刻になればそれらの制御を終了させる。これが1週間分の運転予約時刻(作動開始時刻及び作動停止時刻)に基づいて1週間毎に繰り返されることになる。
これにより、ユーザが運転予約時刻をその都度(毎日・毎回・曜日毎)設定しなくても、1週間通して予約運転制御によるふろ自動運転が実行されて所望の時刻になれば入浴することができるようになる上に、1週間の各曜日毎の生活パターンに合致した時刻に自動的に入浴することができるようになる。しかも、学習により、季節の移り変わりに応じて運転予約時刻が自動的に生活パターンに合致したものに変化してゆくため、個々のユーザ毎に特有の生活パターンに合致せさることができるばかりでなく、季節変化に伴う生活パターンの変化にも追従させてその変化後の生活パターンにも合致した自動運転を実現させることができる。
ここで、上記の1週間の生活パターンについてさらに言及すると、ユーザの生活パターンは月曜日から金曜日までの平日と、土曜日及び日曜日の休日とでは異なる上に、平日の中でも曜日によって生活パターンが異なったり休日といえども同じ生活パターンでもない。このため、各曜日の生活パターンの違いによって、入浴の時間帯や入浴に費やす時間の長さ等の入浴パターンも異なることになる。例えば、平日は汚れや汗を落とすことを主目的に入浴し、休日はのんびりとリラックスするために入浴するという入浴パターンの場合には、入浴に費やす時間の長さが相違する。また、平日の内でも金曜日等のウイークエンドは翌日が休日であれば夜遅くにのんびりと入浴したり、間の水曜日には入浴を省略しても木曜日の夜は必ず入浴したりというように曜日毎に特有の入浴パターンがある。さらに、休日であっても、土曜日は夜遅くまで起きていて入浴は夜遅くになるものの、日曜日は翌日からの仕事に備え夜の早い時間帯に既に入浴を済ませておくといった入浴パターンも考えられる。加えて、子供がいるユーザ宅では平日の早い時間帯に子供が入浴し、父親が夜の遅い時間帯に入浴する一方、休日は子供と一緒に時間をかけて入浴するという入浴パターンも考えられる。
しかるに、1日毎にその日に入浴する時刻を予約設定するというように毎回設定作業をする必要があると、各曜日の生活パターンや入浴パターンに応じて運転予約時刻を毎回設定し直す必要があり、その煩雑さゆえに運転予約機能のメリット自体が活かせないことにもなりかねない。これらの不都合を、上記の1週間分の運転予約時刻の設定、そして、1週間をサイクル単位として予約運転制御の実行等により解消することができる。
一方、ユーザに対してはリモコン51の表示部511に予約運転についての情報が表示される。これは表示処理部553により実行される。すなわち、週間予約スイッチ512がONされていれば、上記表示部511に対し表示欄511aへの現在時刻の表示(図3(a)には現在時刻として「AM10:10」と表示)に加えて、その日に予約運転制御により作動が自動的に開始される作動開始時刻が表示欄511bに表示する(図3(a)には作動開始時刻として「PM6:10」と表示)。一方、その日が作動開始時刻が非設定の日である場合、つまり入浴しないと予定されている日である場合や、上記週間予約スイッチ512がOFFにされている場合には、図3(b)に示すように上記表示欄511bには作動開始時刻は非表示とされ、代わりに作動開始時刻の設定はない旨の表示を行う。この運転予約時刻の設定のない旨の表示は、同図には「…:…」を表示しているが、より積極的に「設定なし」あるいは「予約なし」等の表示を行うようにしてもよい。
このような表示もしくは非表示を見ることによりユーザはその日に何時になれば入浴することができるか、もしくは、その日は自動では入浴のための運転は行われない、ということを確実に認識することができる。このため、予約運転を選択していたが入浴したい時刻を変えたい場合もしくは入浴の予定は無かったがやはり入浴したい場合には、週間予約スイッチ513をOFFした上でふろ自動スイッチ514をON操作すればよいということや、週間予約スイッチ513をOFFにしているため入浴するにはふろ自動スイッチ514をON操作しなければならないということを、ユーザに分かり易く認識させることができる。
リモコンの51の表示部511として図3には最も基本的な形態を示したが、例えば図4に示すように1週間分の運転予約時刻を全て表示させるようにすることができる。すなわち、図4のリモコン51は、比較的大画面の表示部517を備え、日曜日から土曜日までの1週間分の各曜日の固定表示欄517aと、各曜日毎に具体的な日付を表示する日付表示欄517bと、各曜日毎に上側に作動開始時刻及び下側に作動停止時刻とを対にして表示する予約時刻表示欄517cとを備えている。加えて、給湯用の設定温度の表示欄517dと、ふろ用の設定温度及び設定湯張り水位の表示欄517eと、現在時刻の表示欄517fとを備えている。このリモコン51による表示の場合には、1週間分の運転予約時刻(作動開始時刻及び作動停止時刻)の全てを一目で確認することができる上に、どの日が自動運転により入浴可能な日か否かをも一目でかつ予め確認することができる。例えば、図4の例では水曜日の15日の日は運転予約時刻の設定がなされてなく、「…:…」という表示がなされているため、これにより、その日は自動では入浴可能な状態にはならないことを把握することができる。従って、上記の水曜日に入浴したければ、週間予約スイッチ513をOFFにした上でふろ自動スイッチ514をON操作しなければならないことを用意に認識することができる。なお、図4中の符号516は設定スイッチである。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態の学習処理部552とは異なる学習処理部555(図2参照)を備えている点でのみ異なり、他の構成は第1実施形態と同じものを備えたものである。
本第2実施形態の学習処理部555は、ユーザの入浴状況に関する検出信号に基づきユーザの入浴した時刻を日曜日から土曜日までの1週間分の各曜日毎に収集し、その収集した時刻に基づいて1週間分の各曜日毎の作動開始時刻及び作動停止時刻を設定し、以後、同様に検出した時刻情報に基づき各曜日毎に学習により作動開始時刻及び作動停止時刻を更新設定していくようになっている。なお、システムの使用開始の最初の段階(例えば最初の1週間)は、第1実施形態で説明した基本予約処理部551により設定された運転予約時刻を用いるか、あるいは、第1実施形態で説明したユーザのふろ自動スイッチ514のON・OFF操作に基づく出力信号を取得しこれに基づいて設定した運転予約時刻を用いるようにしてもよい。
より詳細に説明すると、日曜日から土曜日までの各曜日毎に、先ず、湯張り完了後に浴槽200内の水位が所定量以上上昇した時刻をふろ水位センサ38による水位検出値の変動と電子時計554とから取得し、これを記憶する。つまり、その日に入浴した時刻(入浴時刻)を記憶する。この入浴時刻は子供や父親等が入浴するため、1日のうちに複数回検出される全てを記憶する。そして、各曜日毎にその日分として記憶された複数の入浴時刻から互いに近接して集中する時間帯を抽出し、その各時間帯毎に現実に誰かが入浴しているものと判定する。つまり、複数の入浴時間が集中する時間帯が1日の間に複数あり、それらの時間帯の間が所定時間以上離れて入浴時刻の検出が行われなければ、例えば子供が早い時間帯に入浴し、遅い時間帯に父親が入浴するというように1日の間に何回かに分けて入浴が生じていると判定する。そして、その入浴時刻が集中する各時間帯の始期から所定時間前(例えば20分前)の時刻を作動開始時刻として設定し、上記各時間帯の終期から所定時間後(例えば10分後)の時刻を作動停止時刻として設定する。上記の集中する時間帯が1日の内に1回出現すれば入浴は1回だけである一方、1日の内に複数回出現すればその回数分の入浴があったと判定する。そして、翌週の同じ曜日毎に上記と同様に入浴時刻を取得し、取得した入浴時刻に基づいて得られる作動開始時刻及び作動停止時刻と、それまでに設定されている作動開始時刻及び作動停止時刻と平均化することで、新たな作動開始時刻及び作動停止時刻の更新設定(つまり学習)を行う。なお、この場合も、上記ふろ水位センサ38による水位検出の代わりに又は水位検出と併用して、人体検知センサ201による浴室への入・退室検知の各時刻を用いてもよい。
そして、上記予約運転制御部55は、週間予約スイッチ513がON操作されている限り、設定された上記の作動開始時刻になればふろ自動スイッチ514のON操作がなくても自動的にON指令を出力して湯張り、沸き上げ、保温等の各制御を実行させ、設定された上記の作動停止時刻になればそれらの制御を終了させる。これが1週間分の運転予約時刻(作動開始時刻及び作動停止時刻)に基づいて各曜日毎に実行され、そして、学習を継続しながら1週間毎に繰り返されることになる。
一方、上記の運転予約時刻は図5に示すように24時間表示により運転予約時刻を表示し得るリモコン51を用いて表示される。すなわち、このリモコン51の表示部518は、24時間タイマ表示欄518aと、給湯の設定温度の表示欄518bと、ふろ用の設定温度及び設定湯張り水位の表示欄518cとを備えている。上記24時間タイマ表示欄518aには、24時間分の時間軸である円形帯と、この円形帯の外周囲に午前0時から翌日の午前0までの24時間分の刻みマーク(図例では白丸)とが表示され、円形帯の中央位置には現在時刻(図例では「AM9:45」)が数字で表示されると共に、現在時刻が矢印の時計針により表示されている。そして、上記刻みマークの内の作動開始時刻に対応する刻みマークと、作動停止時刻に対応する刻みマークとが通常の刻みマーク(白丸)とは異なる形態(色や形状)で表示されており(図例では黒丸)、併せてその作動開始時刻から作動停止時刻までの範囲の上記円形帯の円弧部分が他とは異なる色に着色されて表示されている。図例では、午後6時、午後7時、午後11時、午前0時、午前6時及び午前7時の各刻みマークが黒丸により表示され、他の刻みマークが白丸により表示されている。また、上記円形帯の内の午後6時〜午後7時、午後11時〜午前0時、及び、午前6時〜午前7時の3つの円弧部分が着色されて表示されている。これにより、午後6時に作動開始され午後7時に作動停止され、午後11時に再び作動開始され午前0時に作動停止し、午前6時に再び作動開始され午前7時に作動停止するという3つの時間帯に予約運転によるふろ自動運転が行われることが確認できるようになっている。これは1番目の時間帯(午後6時〜7時)に子供が入浴し、2番目の時間帯(午後11時〜午前0時)に帰宅した父親が入浴し、3番目の翌朝の時間帯(午前6時〜7時)に朝風呂をするという入浴パターンの場合の運転予約状況を示している。
以上によれば、第1実施形態と同様に、ユーザが運転予約時刻をその都度(毎日・毎回・曜日毎)設定しなくても、1週間通して予約運転制御によるふろ自動運転が実行されて所望の時刻になれば入浴することができるようになる上に、1週間の各曜日毎の生活パターンに合致した時刻に自動的に入浴することができるようになる。しかも、学習により、季節の移り変わりに応じて運転予約時刻が自動的に生活パターンに合致したものに変化してゆくため、個々のユーザ毎に特有の生活パターンに合致せさることができるばかりでなく、季節変化に伴う生活パターンの変化にも追従させてその変化後の生活パターンにも合致した自動運転を実現させることができる。
その上に、この第2実施形態の場合には、各曜日の1日の間でもユーザ宅の生活パターンに応じてふろ自動運転を実際に入浴するであろう時間帯毎に自動的にON・OFFさせることができ、無駄に保温のための運転を継続することを回避して省エネルギー化を実現させることができる。すなわち、例えば、上記の1番目の子供が入浴する時間帯から帰宅した父親が入浴する2番目の時間帯までふろ自動運転のON状態を継続させた場合には、1番目の時間帯の終期から2番目の時間帯の始期までの間(午後7時〜午後11時までの間)に実際には入浴していないにも拘わらず、保温のための運転が継続されて無駄な燃料が消費されるのに対し、本実施形態では実際の入浴時間帯を検出・判定してふろ自動運転のON・OFFをきめ細かく繰り返すようにし得るため、上記の保温のための無駄な運転継続を省略することができる。
加えて、上述の図5のリモコン51による表示によれば、現時点から24時間先までの運転予約状況を一目で確実に確認することができる。その上、上記24時間を表す円形帯が予約運転の実行される時間帯と、実行されない時間帯とに分けて色分け表示されるため、予約運転が行われる時間帯と行われない時間帯とが容易にかつ確実に確認することができる。これらにより、運転予約による自動運転が確実に実行されるとの安心感と、非実行の時間帯に入浴したい場合には週間予約スイッチ513をOFFにしてふろ自動スイッチ514を自らONにするというマニュアル操作をすればよいという認識とを確実にユーザに与えることができる。
<他の実施形態>
なお、本発明は上記第1及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1及び第2実施形態では、ふろシステムを対象として予約運転制御方法を適用したものを示したが、これに限らず、本発明の予約運転制御方法を暖房システムに適用するようにしてもよい。かかる暖房システムとしては、例えばユーザ宅の各部屋に設置した床暖房端末や浴室乾燥暖房端末等に対し温水式暖房装置から温水を循環供給するようにした暖房システムが挙げられる。このような暖房システムにおいて、その暖房運転を運転予約時刻に基づいて自動的に作動を開始させたり停止させたりする予約運転において、上記の各実施形態と同様に、1週間をサイクル単位として運転予約時刻の予約登録、学習処理及び暖房リモコンへの表示処理を適用すればよい。
上記の暖房システムへの適用は、ユーザの1週間の各曜日毎の生活パターンの違いがユーザ宅の暖房システムの暖房使用パターンの違いともなって表れるからである。例えば、平日は朝に子供が登校し父親が出勤するまでの間は家族全員が各部屋で暖房を使用し、その後の昼間はユーザ宅に残った主婦のみが暖房を使用し、夕方からは帰宅した子供部屋でも暖房を使用し、夜に父親が帰宅すると再び全員が暖房を使用することになる。その一方、土曜日や日曜日にはユーザ宅の家族全員が暖房を使用することになる。このため、暖房システムの運転予約においても、上記実施形態のふろシステムにおける運転予約の場合と同様の不都合を有しており、これを本発明の適用により解消させることができる。
本発明の実施形態を実施するふろシステムのふろ給湯器を示す模式図である。 コントローラの構成を示すブロック図である。 リモコンの正面図であり、図3(a)は予約時刻を表示した場合を、図3(b)は予約時刻を非表示にし場合をそれぞれ示す。 図3とは異なるリモコンの正面図である。 図3及び図4とは異なるリモコンの正面図である。
符号の説明
55 予約運転制御部
100 ふろ給湯器(ふろシステムの構成要素)
200 浴槽(ふろシステムの構成要素)
513 週間予約スイッチ(予約運転制御を実行するか否かについての選択指令の入力用スイッチ)
511,517,518 リモコンの表示部(表示手段)
551 基本予約処理部
552,555 学習処理部
553 表示処理部

Claims (10)

  1. 予め設定された運転予約時刻に基づいてシステムの運転開始、又は、システムの運転開始及び運転停止を自動的に実行するシステムの予約運転制御方法であって、
    所定の設定日数毎を予約運転制御を実行するサイクル単位として予め上記設定日数分の各日についての運転予約時刻の登録を受け付けて設定する第1のステップと、
    上記運転予約時刻に基づく予約運転制御を実行するか否かについての選択指令の入力を受け付ける第2のステップと、
    上記予約運転制御を実行する旨の選択指令を受け付けたとき、上記設定日数分の各日毎に、設定された運転予約時刻を表示手段に表示しかつ運転予約時刻の非登録日には運転予約時刻が非設定である旨を表示する第3のステップと
    を備えていることを特徴とするシステムの予約運転制御方法。
  2. 予め設定された運転予約時刻に基づいてシステムの運転開始、又は、システムの運転開始及び運転停止を自動的に実行するシステムの予約運転制御方法であって、
    所定の設定日数毎を予約運転制御を実行するサイクル単位として上記設定日数分の各日毎にユーザの運転使用状況に関する入力信号及び/又は検出信号を取得し、その取得したときの時刻情報に基づいて運転予約時刻を設定登録する第1のステップと、
    上記運転予約時刻に基づく予約運転制御を実行するか否かについての選択指令の入力を受け付ける第2のステップと、
    上記予約運転制御を実行する旨の選択指令を受け付けたとき、上記設定日数分の各日毎に、設定された運転予約時刻を表示手段に表示しかつ運転予約時刻の非登録日には運転予約時刻が非設定である旨を表示する第3のステップと
    を備えていることを特徴とするシステムの予約運転制御方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記第3のステップにおいて運転予約時刻の表示と、運転予約時刻が非設定である旨の表示とのいずれか一方の表示の太さ、サイズ及び色の少なくとも1つを他方の表示と異ならせて表示するようにする、システム予約運転制御方法。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記第3のステップにおいて運転予約時刻の表示として時刻を表す記号と数字との組み合わせを表示する一方、運転予約時刻が非設定である旨の表示として時刻を表す記号と横棒線との組み合わせを表示するようにする、システムの予約運転制御方法。
  5. 請求項1又は請求項2に記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記予約運転制御を実行しない旨の選択指令を受け付けたとき、表示手段に対する運転予約時刻の表示を禁止しかつ予約運転は実行されない旨を表示する第4のステップを備えている、システムの予約運転制御方法。
  6. 請求項5に記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記第4のステップにおいて予約運転は実行されない旨の表示を太さ、サイズ及び色の少なくとも1つを他の表示と異ならせて表示するようにする、システム予約運転制御方法。
  7. 請求項1又は請求項2に記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記第3のステップにおいて上記設定日数分の各日毎の全ての表示内容を運転予約の登録対象の各日と対応付けた状態で1つの表示部に表示し、この表示を上記設定日数が経過する間継続させるようにする、システムの予約運転制御方法。
  8. 請求項1又は請求項2に記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記第3のステップにおいて現在時刻を基準に未来の24時間分の時間軸を表示し、その時間軸に対し、設定された運転予約時刻に対応する時間帯範囲と、運転予約時刻が非設定の時間帯範囲とに分けて色分け表示するようにする、システムの予約運転制御方法。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記システムはその運転制御の実行により浴槽に湯張りして入浴可能にするふろシステムであり、上記設定日数は1週間である、システムの予約運転制御方法。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載のシステムの予約運転制御方法であって、
    上記システムはその運転制御の実行により暖房端末に温水を循環供給して暖房使用を可能にする暖房システムであり、上記設定日数は1週間である、システムの予約運転制御方法。
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