JPH11344258A - 電気温水器の沸き上げ制御装置 - Google Patents

電気温水器の沸き上げ制御装置

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Publication number
JPH11344258A
JPH11344258A JP15289298A JP15289298A JPH11344258A JP H11344258 A JPH11344258 A JP H11344258A JP 15289298 A JP15289298 A JP 15289298A JP 15289298 A JP15289298 A JP 15289298A JP H11344258 A JPH11344258 A JP H11344258A
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JP
Japan
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hot water
boiling
reservation
amount
day
Prior art date
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Pending
Application number
JP15289298A
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English (en)
Inventor
Kaoru Katayama
馨 片山
Akira Shinoda
昭 篠田
Fujie Tsunoda
藤江 角田
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Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Electric Appliances Co Ltd filed Critical Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Priority to JP15289298A priority Critical patent/JPH11344258A/ja
Publication of JPH11344258A publication Critical patent/JPH11344258A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、予約操作の煩わしさを無くして簡単
に予約操作を行える。 【解決手段】1週間単位で各曜日毎に温水タンク1内の
残湯量を残湯量検知部20で検出してこれら残湯量及び
沸き上げ温度を沸き上げデータとして沸き上げデータメ
モリ17に蓄積し、湯水の沸き上げ動作の際に沸き上げ
データメモリ17に蓄積されている過去の沸き上げデー
タに基づいて温度調節部23で温水タンク1内の湯水の
沸き上げ温度を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定期間単位例え
ば1週間単位で各曜日毎に設定された沸き上げ有無の予
約に従って各曜日ごとに温水タンク内の湯水の沸き上げ
動作を行なう電気温水器の沸き上げ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気温水器の沸き上げの予約方式として
は、例えば1週間単位で各曜日ごとに沸き上げの有無を
設定する方式と、例えば今日から何日間だけ沸き上げを
行わないと設定する方式とに大別される。
【0003】これら予約方式では、いずれも各曜日ごと
の沸き上げの有無を設定する際にユーザがリモートコン
トローラに設けられた各種ボタン、例えば各曜日を選択
するためのボタンやその曜日の沸き上げの有無を設定す
るボタン、その曜日の沸き上げ温度を設定するためのボ
タンなどの数多くのボタンを操作する必要がある。この
ため予約を設定するために各ボタン等の操作の仕方を理
解するのに多くの時間が必要となり、電気温水器に対す
る使い勝手が良いとは言えない。
【0004】特に来客時や家族構成による入浴の有無に
も関連して毎日の使用湯量が季節によっても大きく変動
するが、この変動に合わせて必要湯量を確保し、無駄な
沸き上げを防止する上でも、沸き上げ温度の設定は有効
に機能するものとなるが、予約操作を行うユーザは、一
般的に家庭の主婦であることが多く、さらには予約操作
に不慣れな者であることもある。このような事から予約
操作は、より一層の簡略化が必要となっている。
【0005】一方、予約を1週間単位で行う際の操作
は、例えば今週1週間の各曜日の全てに沸き上げの予約
がされている場合に、一時的にある曜日だけは沸き上げ
を行わないような変更設定を行った場合や、その逆にそ
の曜日しか沸き上げを行わなかったのをその週のみは他
の曜日も沸き上げを行うように変更設定した場合、その
週が終わって次の週になったときに、先週に変更設定し
た曜日の予約内容を元に戻さないと、先週に変更設定さ
れた予約設定で各曜日の沸き上げが行われてしまう。
【0006】例えば、1週間単位での予約設定が済んで
いる週に、例えば木曜日だけは湯を使用しないことから
木曜日のみ湯水の沸き上げを解除する予約の変更を行っ
た場合、次の週において予約を変更したことをうっかり
忘れると、その週の木曜日になったときに湯水の沸き上
げが行われず、翌日に湯を使用したくても温水タンク内
に残湯量が無く、湯を使用することができなくなる。
【0007】又、このような電気温水器では、湯の使用
により残湯量が減少して所定の少量以下になると、リモ
ートコントローラにより残湯量の減少を検知し、この残
湯量をリモートコントローラ内の残湯量表示器に表示す
るとともに音響を用いて報知し、使用者の視覚と聴覚と
に知らせることが行われている。
【0008】しかしながら、リモートコントローラが使
用者のいるところから遠方に設置されている場合、残湯
量の減少を表示及び音響を用いて知らせても、使用者が
残湯量の減少を容易に認識することが出来ないことが多
い。このように残湯量の減少を知らないで使用者が湯を
使用すると、湯切れとなってしまうことがある。又、温
水タンクの水栓を止め忘れするなどして湯を垂れ流しし
てしまうと、これでも湯切れとなってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように例えば1
週間単位で予約操作を行うのに数多くのボタンを操作し
たり、沸き上げ湯量の確保にも関連する沸き上げ温度の
設定も煩わしくなって、その機能があっても有効に活用
されていない等、決して使い勝手は良いとは言えない。
【0010】又、1週間単位での予約操作を一時的に変
更設定した場合、その週が終了したときに再度変更設定
して元の予約設定に戻さなければならない。又、リモー
トコントローラが遠方に設置されている場合、使用者が
残湯量の減少を容易に認識することが出来ず、湯切れを
起こすことがある。
【0011】そこで本発明は、沸き上げ温度の設定を含
み予約操作の煩わしさを無くして簡単に予約操作ができ
る電気温水器の沸き上げ制御装置を提供することを目的
とする。
【0012】又、本発明は、一時的な予約の変更をして
も元に戻す操作を無くして使い勝手を向上させた電気温
水器の沸き上げ制御装置を提供することを目的とする。
又、本発明は、残湯量の減少を使用者に確実に報知でき
る電気温水器の沸き上げ制御装置を提供することを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、所定
期間単位で各日毎に設定された沸き上げ有無の予約に従
って温水タンク内の湯水の沸き上げ動作を行なう電気温
水器の沸き上げ制御装置において、各日毎に温水タンク
内の残湯量を検出し、少なくとも各日毎の残湯量及び沸
き上げ温度を沸き上げデータとして実績蓄積する残湯量
蓄積手段と、各日毎の温水タンク内の湯水の沸き上げ動
作の際に、残湯量蓄積手段に蓄積されている過去の沸き
上げデータに基づいて温水タンク内の湯水の沸き上げ有
無の判別と沸き上げ温度を調節する沸き上げ温度調節手
段と、を備えた電気温水器の沸き上げ制御装置である。
【0014】請求項2によれば、所定期間単位で各日毎
に設定された沸き上げ有無の予約に従って温水タンク内
の湯水の沸き上げ動作を行なう電気温水器の沸き上げ制
御装置において、各日毎に温水タンク内の湯水の沸き上
げ動作の予約の仮設定を行う仮設定手段と、この仮設定
手段で仮設定された沸き上げ動作が終了して次の所定期
間に移ると仮設定を解除して、仮設定される以前の所定
期間単位で設定された沸き上げ予約に戻る予約復帰手段
と、を備えた電気温水器の沸き上げ制御装置である。
【0015】請求項3によれば、請求項1又は2記載の
電気温水器の沸き上げ制御装置において、所定期間単位
を週単位とし、この週単位で設定された各曜日における
特定時間帯毎の沸き上げ予約に従って温水タンク内の湯
水の沸き上げ動作を行なう。
【0016】請求項4によれば、請求項1又は2記載の
電気温水器の沸き上げ制御装置において、温水タンク内
の残湯量を検知する残湯量検知手段と、この残湯量検知
手段により検知された残湯量が予め設定された量以下に
減少すると、残湯量の減少を報知するとともに温水タン
クからの給湯を停止する給湯停止手段と、この給湯停止
手段による給湯停止を解除する給湯停止解除手段とを備
えた。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は電気温水器の沸き
上げ制御装置の構成図である。温水タンク1の底部に
は、ヒータ2が設けられるとともに、温水タンク1の側
面には複数の残湯センサ3a〜3cと沸き上げセンさ3
dが設けられている。これらのセンサ3a〜3dは、温
水タンク1の上方から例えば60リットル用の残湯セン
サ3a、120リットル用の残湯センサ3b、180リ
ットル用の残湯センサ3c、全量沸き上げ検出用の沸き
上げセンサ3dとなっている。例えば120リットル用
の残湯センサ3bにより検出された湯温が湯とする所定
温度以上の温度であり、180リットル用の残湯センサ
3cにより検出された湯温が湯とする所定温度以下であ
れば、温水タンク1中で残湯センサ3bの取り付け位置
よりも上方の湯温は、湯とする所定温度以上となるの
で、残湯量は120リットルとなる。又、沸き上げセン
サ3dは、設定温度が全量沸き上げを検出するとともに
温水タンク1に給水される水の温度を検出する兼用セン
サとしても機能するものとなる。
【0018】又、ヒータ2には、リレー4の接点4aを
介して深夜電力などを供給するための電力線5が接続さ
れている。電源検知部6は、特定時間帯(例えば深夜電
力時間帯23:00〜7:00)に入ったときに電力線
5から供給される深夜電力を受電して直流電力に変換
し、この直流電力をリモートコントローラ7に供給する
機能を有している。
【0019】なお、温水タンク1からの給湯は、温水タ
ンク1の上部に連結された給湯管8を介した先止め式の
開閉コックで行われるが、この給湯管8には後述する常
開形の電磁弁9が設けられている。
【0020】一方、リモートコントローラ7は、1週間
単位で各曜日(日、月、火、水、木、金、土)毎に設定
された沸き上げ有無の予約に従って温水タンク1内の湯
水の沸き上げ動作を行なう機能を有するもので、CPU
から成る制御部10を有し、この制御部10に対して入
力部11、出力部12、設定部13、表示部14、プロ
グラムメモリ15、予約メモリ16及び沸き上げデータ
メモリ17が接続され、かつ制御部10から発せられる
各指令により沸き上げ制御部18、タイマ19、残湯量
検知部20、ピークシフト部21、残湯量蓄積部22、
温度調節部23、仮設定部24、予約復帰部25及び給
湯停止部26などが作動するものとなっている。
【0021】入力部11は、各残湯センサ及び沸き上げ
センサ3a〜3dなどからの各出力信号を取り込む機能
を有し、出力部12は、リレー4に対して通電制御信号
(通電信号、遮断信号)などを出力する機能を有してい
る。
【0022】設定部13は、1週間単位で各曜日毎の沸
き上げ有無の予約を手動操作設定(以下、通常予約設定
と称する)するためのもので、図2に示すように各曜日
のボタン13a、予約設定切替えのボタン13b、各曜
日毎に沸き上げ動作の予約の仮設定を行うための仮設定
ボタン(仮設定については仮設定部23で説明する)1
3c、湯温調節のボタン13d、さらには昼間自動追焚
きのボタンなどが設けられている。このうち湯温調節ボ
タン13dは、温水タンク1内の沸き上げ湯温を「最
高」、「高め」、「標準」、「低め」のいずれかに設定
するためのものである。
【0023】さらに、設定部13には、通電中を表示す
るための通電中ランプ13e及び温水タンク1内の残湯
量(60リットル、120リットル、180リットル以
上)を表示するための各残湯量ランプ13f、給湯が停
止されたときに給湯を復帰させるための給湯復帰ボタン
13gが設けられている。なお、これら通電中ランプ1
3e及び各残湯量ランプ13fは、表示部14に設けら
れるものであり、このように設定部13と表示部14と
を一体的に設けてもよいし分けて設けてもよい。
【0024】プログラムメモリ15には、通常予約設定
として1週間単位で各曜日毎に設定された沸き上げ有無
の予約に従って温水タンク1内の湯水の沸き上げ動作を
実行するするための図3〜図8に示す沸き上げ制御フロ
ーチャートに従ったプログラム、図9に示す沸き上げ有
無の予約の仮設定(以下、暫定予約沸き上げと称する)
を行うための仮設定フローチャートに従ったプログラ
ム、及び図10に示す残湯量が所定量以下に減少したと
きに給湯を停止するための給湯停止フローチャートに従
ったプログラムが格納されている。
【0025】予約メモリ16には、設定部13で設定さ
れた通常予約での1週間における各曜日の沸き上げ有無
などの湯温の通常予約設定データが記憶されている。沸
き上げデータメモリ17には、図11に示すように後述
する残湯量蓄積部21の作動により蓄積された過去の週
の各曜日毎における沸き上げ温度「最高」「高め」「標
準」「低め」及び温水タンク1内の残湯量が実績データ
として記憶されている。
【0026】沸き上げ制御部18は、予約メモリ16に
記憶されている各曜日の沸き上げ有無と沸き上げ設定温
度との通常予約データ及び沸き上げデータメモリ17に
蓄積された過去の週の各曜日毎における沸き上げ温度を
読み出し、かつ電源検知部6により直流電力が供給され
たときに特定時間帯に入ったことを検知してタイマ19
のカウント動作を開始させ、先に読み出した通常予約の
データ及び沸き上げ温度に基づき図12に示すようにピ
ークシフト部20により決定されるピークシフト運転の
有無と有の場合には深夜電力時間帯のピークシフト時間
の終了直後から又無しの場合に直ちにリレー4に対して
通電信号を送出して温水タンク1内のヒータ2に通電を
開始させ、温水タンク1内の湯温が設定温度に達すると
リレー4に対して遮断信号を送出してヒータ2への通電
を遮断させる機能を有している。
【0027】タイマ19は、常時曜日や時刻のカウント
を行う機能と、沸き上げ制御部18からのタイマ動作開
始指令を受けてカウント動作を開始し、ピークシフト部
20により決定されたピークシフト時間が経過すると、
カウント終了信号を送出する機能とを有している。
【0028】残湯量検知部20は、各残湯センサ及び沸
き上げ3a〜3dから出力される各検知信号を取り込
み、これら検知信号に基づいて温水タンク1内の残湯量
及び沸き上げ無を検知する機能を有している。
【0029】ピークシフト部21は、残湯量検知部20
により検知された温水タンク1内の残湯量、温水タンク
1への給水温度及び設定部19に設定された温水タンク
1内の湯の沸き上げ設定温度に基づいて図12に示す深
夜電力時間帯のピークシフト時間を演算し決定する機能
を有している。
【0030】残湯量蓄積部22は、設定切り換えによる
選択予約がない場合に各曜日毎に残湯量検知部20によ
り検知された温水タンク1内の残湯量を受け取り、この
残湯量を沸き上げデータとして沸き上げデータメモリ1
7に蓄積する機能を有している。
【0031】沸き上げ温度調節部23は、各曜日毎の温
水タンク1内の湯水の沸き上げ動作の際に、沸き上げデ
ータメモリ17に蓄積されている過去の沸き上げ実績デ
ータに基づいて温水タンク1内の湯水の沸き上げ温度を
調節する機能を有している。例えば、沸き上げ温度変更
の境界の残湯量を120リットルに設定した場合、先週
のある曜日の沸き上げデータが温水タンク1の沸き上げ
温度が「最高」の設定で行われ、かつその日の残湯量が
180リットルであれば、今週の同曜日の残湯量が12
0リットルよりも多いことから沸き上げ温度は「最高」
よりも1段低い「高め」の設定に調節される。
【0032】仮設定部24は、図9に示す仮設定フロー
チャートに従い、各曜日毎に温水タンク1内の暫定予約
沸き上げの仮設定を行い、かつ仮設定を行った次の週の
各曜日毎に仮設定が行われているかを判断し、仮設定さ
れていればその暫定予約沸き上げ動作を行う機能を有し
ている。例えば、今週の各曜日の沸き上げ有が既に予約
されている場合、その週のある曜日のみだけ沸き上げを
無しにしたい場合にその暫定予約を行う機能を有するも
ので、図2に示す仮設定ボタン13cの操作を受けて予
約メモリ16に記憶されている所望曜日の予約データを
変更する機能を有している。この場合、仮設定部24
は、変更する前の予約のデータを保持する機能を有して
いる。
【0033】予約復帰部25は、仮設定部24で暫定予
約された曜日の沸き上げ動作が終了して次の1週間に移
ると、その曜日の暫定予約を解除(リセット)して暫定
予約される以前の週に設定されていた通常設定予約に戻
す機能を有している。
【0034】給湯停止部26は、図10に示す給湯停止
フローチャートに従い、残湯量検知部20により検知さ
れた残湯量が予め設定された量例えば60リットル以下
に減少すると、残湯量の減少を表示部13に表示すると
ともに前述した常開形の電磁弁9に対して閉の制御信号
を送出して温水タンク1からの給湯を停止する機能を有
している。すなわち、沸き上げ途上や沸き上げ前に必要
とする最少湯量を確保させ、必要時に湯切れの無いよう
に構成されている。
【0035】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて時間帯別電力料金制度の適用機とした図3〜図8に
示す沸き上げ制御フローチャートに従って説明する。 (a) 先ず、手動操作設定された通常予約設定による週間
予約沸き上げについて説明する。
【0036】制御部10は、ステップ#1において通常
予約設定があるか否かを判断し、通常予約設定であけれ
ば次のステップ#2において暫定予約沸き上げであるか
否かを判断する。
【0037】これらの判断の結果、通常予約設定であれ
ば制御部10は、図5に示すステップ#3に移って現在
の時刻が特定時間帯(例えば深夜電力時間帯23:00
〜7:00で使用電力料金が割安になる)であるか又は
特定時間帯外(昼間電力時間帯で使用電力料金が割高に
なる)であるかを判断し、この判断の結果、現在の時刻
が特定時間帯外であれば、ステップ#4に移って特定時
間帯外の沸き上げとして設定部13に昼間自動追焚きの
設定がなされているか否かを確認する。
【0038】この昼間自動追焚きの設定の確認の結果、
昼間自動追焚きの設定が無ければ制御部10は、ステッ
プ#3及び#4を繰り返して特定時間帯に入るまで温水
タンク1内の残湯量に関係なくヒータ1への通電を停止
したまま待機する。
【0039】この待機中に昼間自動追焚きの設定がなさ
れると、制御部10は、ステップ#5に移って残湯量検
知部20により検知された温水タンク1内の残湯量が予
め設定された所定量以上を確保しているか否かを確認
し、この確認の結果、残湯量が所定量以上例えば120
リットル以上確保されていれば、上記ステップ#3〜#
5を繰り返して特定時間帯に入るまで残湯量の監視を行
う。この残湯量の監視中に温水タンク1内の湯が使用さ
れ、その残湯量が所定量を下回ると、制御部10は、図
6に示すステップ#6に移って沸き上げ制御部18に対
して昼間自動追焚きの指令を発する。
【0040】この沸き上げ制御部18は、昼間自動追焚
きの指令を受けてリレー4に対して通電信号を送出し、
温水タンク1内のヒータ2に通電を開始させる。このヒ
ータ2への通電により温水タンク1内の湯水は沸き上げ
設定温度まで所定量又は全量が沸き上げられる。
【0041】この昼間自動追焚きによる沸き上げが達成
するまで制御部10は、ステップ#7と#8とを繰り返
し、沸き上げが達成するとステップ#9に移って追焚き
終了の指令を沸き上げ制御部18に発する。この沸き上
げ制御部18は、追焚き終了の指令を受けてリレー4に
対して遮断信号を送出し、ヒータ2への通電を遮断す
る。この昼間自動追焚きにより所定量又は全量に対し補
充沸き上げが行われ、特定時間帯で沸き上げがなされる
までの間の使用湯量の湯切れが解消される。
【0042】ところで、本装置は、時間帯別電力料金制
度の適用機としているので、使用電力量の料金負担度の
高い特定時間帯外でのヒータ2への通電による沸き上げ
を極力押さえて割安な特定時間帯内での沸き上げを優先
して、必要な湯量が確保されるように制御することが望
まれる。
【0043】このような事から湯の使用による特定時間
帯外での昼間自動追焚きにおいても所定量以上の湯量が
確保されている限りは、特定時間帯外での追焚きが規制
されるユーザサイドで手動選択設定できる昼間自動追焚
きの選択ボタン等の手段が設定部13に設けられてい
る。
【0044】このようにここでの昼間自動追焚きは、特
定時間帯外での湯の使用量を予測して必要なときの湯切
れを防止する補助的な機能として用いられるので、ラン
ニングコストの面からも不必要な高温で沸き上げるより
は、例えば給水される水温から季節に応じた沸き上げ温
度が自動設定される配慮もされている。
【0045】これに対して昼間自動追焚きの設定が無い
状態で特定時間帯に入ると、制御部10は、図5に示す
ステップ#3から#10に移って常時曜日や時刻のカウ
ントを行うタイマ19からの信号を受け、曜日を繰り上
げて沸き上げに対する当日の曜日の更新を行う。なお、
この曜日の更新は、特定時間帯の終了をもって行うよう
にしてもよい。
【0046】次に制御部10は、ステップ#11におい
て予約メモリ16に記憶されている通常予約データを読
み出し、本日にあたる曜日に沸き上げ有りの通常予約の
設定がなされているか否かを判断し、この判断の結果、
予約が無ければステップ#12に移って特定時間帯の終
了が判断される。
【0047】ここで、当日の予約の設定が有れば、制御
部10は、ステップ#13に移って特定時間帯に入ると
同時にピークシフト部21に対してピークシフト時間算
出の指令を発する。
【0048】このピークシフト部21は、ピークシフト
時間算出の指令を受けると、残湯量検知部20により検
知された温水タンク1内の現状の残湯量、温水タンク1
への給水温度及び設定部13に設定された温水タンク1
内の湯の沸き上げ温度に基づいて特定時間帯内での沸き
上げに要する時間とこの時間から求められる図11に示
す深夜電力時間帯のピークシフト時間の有無を含む沸き
上げを遅延させるシフト時間を決定する。そして、ピー
クシフト部21は、ピークシフト運転であればステップ
#14において決定したピークシフト時間をタイマ19
にセットする。
【0049】このピークシフト時間が経過するまでの
間、制御部10は、ステップ#15と#16とを繰り返
し、ピークシフト時間を算出する基になった温水タンク
1内の残湯量を残湯量検知部20から受け、この残湯量
が湯の使用により所定量以上の変動がないか否かを監視
する。
【0050】このようにして残湯量の変動がなくピーク
シフト時間が経過すると、制御部10は、ステップ#1
5から#17に移って沸き上げ制御部18に対して沸き
上げの指令を発する。この沸き上げ制御部18は、沸き
上げの指令を受けてリレー4に対して通電信号を送出
し、温水タンク1内のヒータ2に通電を開始させる。こ
のヒータ2への通電により温水タンク1内の湯水は沸き
上げ温度まで沸き上げられる。
【0051】このようなピークシフト時間を設けた沸き
上げ動作は、沸き上げが達成されるヒータ2への通電停
止時刻と特定時間帯の終了時刻とを略一致するか、又は
その近傍で前後するように予め設定されているが、ピー
クシフト時間を特定時間帯の開始される前半部と特定時
間帯の終了する後半部とに分けてもよい。例えば、算出
されたピークシフト時間の4分の3の時間を特定時間帯
の前半部に配分し、残りのピークシフト時間4分の1を
沸き上がり変動の余剰分として特定時間帯の後半部に配
分してもよい。
【0052】この場合、沸き上がり誤差の変動分を特定
時間帯の後半部で吸収する図12に示す余裕時間が形成
される。この余裕時間の形成により特定時間帯内で沸き
上げが達成されずにそのまま特定時間帯外に継続される
ようなことが解消される。又、特定時間帯の後半部に余
裕時間を残しているので、特定時間帯の後半部での沸き
上げ途中に湯の使用があつて残湯量が減少してもヒータ
2への通電を自動延長でき、又沸き上げが達成した後に
湯の使用があつて残湯量が減少しても直ちにヒータ2へ
の通電を開始し、湯の使用量による変動分の湯を沸き上
げ補充できる。これにより、特定時間帯での電力を有効
に用いて特定時間帯外での沸き上げに要する電力使用量
も軽減でき、利便性と相俟ってユーザサイドには好度合
となる。
【0053】これに対してピークシフト時間のカウント
中に湯の使用により残湯量が所定量以上変動すると、制
御部10は、ステップ#16から#17に移ってピーク
シフト時間のカウントを解除して直ぐに沸き上げ制御部
18に対して沸き上げの指令を発し、上記同様にヒータ
2への通電を行って温水タンク1内の湯水を沸き上げ設
定温度まで沸き上げる。
【0054】ここで、ヒータ2の容量に制限があるなど
の場合、残湯量に所定量以上の減少の変動があると、特
定時間帯に入った時点で求めたピークシフト時間にずれ
が生じて沸き上げに要する通電時間が特定時間帯内では
不足し、沸き上げ動作が特定時間帯を過ぎても続けられ
る慮もある。そこで、残湯量に変動があった場合、上記
の如くピークシフト時間のカウントを解除してヒータ2
への通電を直ぐに開始した。
【0055】ところが、残湯量の変動は、ピークシフト
時間経過中の湯の使用に限らず、特定時間帯内でのヒー
タ2への通電開始時刻を早めて図12に示す特定時間帯
の終了に余裕時間を残すような早沸き上げの場合にも生
じる。このような場合には、沸き上げ終了後の放熱ロス
率が増加するという不具合いも一方で生じるので、ピー
クシフト時間経過中に湯が使用された場合には、その時
点で再度ピークシフト時間を算出し、先に算出したピー
クシフト時間を修正して特定時間帯内での沸き上げを達
成するようにしてもよい。この場合、木目濃かな制御で
かつ安価な特定時間帯の電力の有効利用に繋がりユーザ
サイドにメリットがある。
【0056】以上のようにステップ#17において温水
タンク1内の湯水の沸き上げが開始されると、制御部1
0は、図8に示すステップ#18において温水タンク1
内の湯温が沸き上げ設定温度に達して沸き上げが達成さ
れたか否かを判断し、沸き上げが達成されていなければ
ステップ#19に移って特定時間帯が終了したか否かを
判断する。
【0057】これら沸き上げ設定温度への到達と特定時
間帯の終了との判断の繰り返し中に沸き上げが達成され
ると、制御部10は、ステップ#18から#20に移
り、沸き上げ終了の指令を沸き上げ制御部18に発す
る。この沸き上げ制御部18は、沸き上げ終了の指令を
受けてリレー4に対して遮断信号を送出し、ヒータ2へ
の通電を遮断する。これにより、特定時間帯内での沸き
上げが完了する。
【0058】この沸き上げが完了すると制御部10は、
ステップ#21において特定時間帯が終了したか否かを
判断し、特定時間帯が終了していなければステップ#2
2に移って沸き上げが完了後の温水タンク1内の残湯量
が所定量以上あるか否かを監視する。この残湯量の監視
の結果、残湯量が所定量以下に減少すると、制御部10
は、図5に示すステップ#17に戻って沸き上げ制御部
18に対して追焚きの指令を発し、特定時間帯内におい
てヒータ2への通電を開始して温水タンク1内の湯水を
追焚きして湯を補充する。
【0059】又、ヒータ2への通電の沸き上げ動作中に
おける上記ステップ#18及び#19の判断の結果、温
水タンク1内の湯水が沸き上げ設定温度に到達せずに特
定時間帯が終了して使用電力料金の割高な特定時間帯外
に入ると、制御部10は、ステップ#23に移って特定
時間帯外でのヒータ2への通電を継続し、次のステップ
#24で温水タンク1内の湯水が沸き上げ設定温度に到
達したか否かを判断し、沸き上げが完了すればステップ
#25において沸き上げ終了の指令を沸き上げ制御部1
8に発し、ヒータ2への通電を遮断する。 (b) 次に、手動操作設定される短期間例えば1週間内の
暫定予約沸き上げの動作について説明する。
【0060】この暫定予約沸き上げは、例えば今週の各
曜日の沸き上げ有が既に予約されている場合、その週の
ある曜日のみだけとか一週間連続して沸き上げを無しに
したい場合にその暫定予約を行うものとなる。
【0061】しかるに図2に示す仮設定ボタン13cが
操作されると、仮設定部24は、この仮設定ボタン13
cの操作を受けて、予約メモリ16に既に記憶されてい
る通常予約設定の所望曜日の予約のデータを変更し、そ
の曜日の暫定予約沸き上げの設定を行い、かつ変更する
前の通常予約設定のデータを保持する。
【0062】このような暫定予約沸き上げの設定が行わ
れた状態に、仮設定部24は、図9に示すフローチャー
トに従って暫定予約沸き上げの設定がされているか否か
の判断を行う。すなわち、仮設定部24は、ステップ#
60において設定部13における仮設定ボタン13cが
オンになつているか否かを判断し、仮設定ボタン13c
がオフであればステップ#61に移って通常予約設定の
実行に移り、仮設定ボタン13cがオンであればステッ
プ#621 乃至ステップ#62n に移って何曜日に暫定
予約沸き上げの設定があるのかを判断する。そして、例
えば月曜日に暫定予約沸き上げの設定があれば、仮設定
部24は、ステップ#631 に移って暫定予約沸き上げ
動作の割り込みに入る。
【0063】以下、暫定予約沸き上げ動作について説明
する。仮設定部24は、図3に示すステップ#25に移
って現在の時刻が特定時間帯に入っているか否かを判断
する。この判断の結果、現在の時刻が特定時間帯外であ
れば、仮設定部24は、図6に示すステップ#26に移
って昼間追焚き自動設定がされているか否かを判断し、
この判断の結果、昼間追焚き自動設定がされていれば、
次のステップ#27に移って温水タンク1内の残湯量が
所定量以上あるか否かを判断する。そして、残湯量が所
定量以下であれば、制御部10は、上記同様にステップ
#6において沸き上げ制御部18に対して昼間自動追焚
きの指令を発し、温水タンク1内のヒータ2に通電を開
始させて昼間自動追焚きを行う。この昼間自動追焚きに
より沸き上げが達成すると、仮設定部24は、ステップ
#9に移って追焚き終了の指令を沸き上げ制御部18に
発してヒータ2への通電を遮断する。
【0064】このような昼間自動追焚き中に仮設定部2
4は、ステップ#8において特定時間帯に入ったか否か
を判断し、この判断の結果、昼間自動追焚き中に特定時
間帯に入ると、ステップ#28に移って昼間自動追焚き
の未達成のまま追焚き終了の指令を沸き上げ制御部18
に発してヒータ2への通電を遮断し、かつ今日の曜日を
更新繰り上げする。この後、制御部10は、図5に示す
上記ステップ#13に移り、ピークシフト部21で算出
される特定時間帯でのピークシフト時間があるか否かを
判断する。
【0065】一方、通常予約設定が有りかつ暫定予約沸
き上げの設定がある状態、すなわち昼間自動追焚きが無
い状態又は昼間自動追焚きが達成された状態に特定時間
帯に入ると、仮設定部24は、図3に示すステップ#2
5から#29に移って曜日の繰り上げ更新を行い、次の
ステップ#30において繰り上げ更新した曜日における
暫定予約の解除があるか否か、又は暫定予約の期日が満
了したか否かの判断を行う。
【0066】この判断の結果、暫定予約の解除がなく、
又は暫定予約の期日が満了していなければ、仮設定部2
4は、ステップ#31に移ってその当日の暫定予約沸き
上げの設定が有るか否かを判断し、暫定予約沸き上げの
設定が無ければステップ#32に移って特定時間帯の終
了を待ってステップ#1に戻る。
【0067】これに対して当日の暫定予約沸き上げの設
定が有ることが判断されると、仮設定部24は、図5に
示すステップ#13に移り、特定時間帯に入ると同時に
ステップ#14においてピークシフト部21により算出
されたピークシフト時間があればこれを受けてタイマ1
9にセットし、このピークシフト時間が経過したことを
ステップ#15において判断すると、ステップ#17に
移って沸き上げ制御部18に対して沸き上げの指令を発
してヒータ2への通電を開始させ、温水タンク1内の湯
水を沸き上げ設定温度まで沸き上げる。
【0068】なお、上記ステップ#30の判断の結果、
暫定予約が解除され、又は暫定予約の期日が満了してい
れば、仮設定部24は、ステップ#33(図9に示すス
テップ#641 )に移って予約復帰部25に対して予約
復帰の指令を発する。
【0069】この予約復帰部25は、予約復帰の指令を
受けると、仮設定部24で暫定予約された曜日の沸き上
げ動作が終了して次の1週間に移ると、その曜日の暫定
予約を解除して暫定予約される以前の週に設定されてい
た通常予約設定に戻す。
【0070】そして、制御部10は、通常予約設定での
沸き上げ運転に戻ると、ステップ#34において当日に
通常の沸き上げ予約があるか否かを判断し、この沸き上
げ予約があれば、図5に示す上記ステップ#13に移っ
てピークシフト時間が有るか否かを判断し、ピークシフ
ト運転であればピークシフトでの沸き上げ運転を実行
し、温水タンク1内の湯水を沸き上げ設定温度まで沸き
上げる。なお、沸き上げ予約がなければ、制御部10
は、図5に示す上記ステップ#12に移る。 (c) 次に、沸き上げ実績による学習自動予約設定につい
て説明する。
【0071】制御部10は、ステップ#1及び#2にお
いて手動操作による通常予約設定であるか又は暫定予約
沸き上げであるかを判断するが、この判断の結果、手動
操作設定によらない自動選択予約沸き上げであれば、図
4に示すステップ#35に移って特定時間帯に入ってい
るか否かを判断し、特定時間帯に入っていなければ、図
7に示すステップ#36に移って沸き上げデータメモリ
17に過去の各曜日の沸き上げデータが蓄積されて記憶
されているか否かを判断する。そして、沸き上げデータ
メモリ17に過去の各曜日の沸き上げデータが実績とし
て記憶されていなければ、制御部10は、ステップ#3
5と#36とを繰り返して特定時間帯に入るまで待機状
態となる。すなわち、本装置が設置されてから初めての
自動予約沸き上げであれば、最初の沸き上げデータを取
得のために特定時間帯に入るまで沸き上げ動作は行われ
ない。
【0072】このような過去の各曜日の沸き上げデータ
がない状態で待機しているときに特定時間帯に入ると、
制御部10は、図4に示すステップ#35から#37に
移り、沸き上げ対象となる当日の曜日を繰り上げて更新
設定し、次のステップ#38で各曜日の沸き上げデータ
を適用するか否かの判断を行うが、ここでは最初の沸き
上げであることから過去の各曜日の沸き上げデータがな
いので、ステップ#39に移って強制的に最高の沸き上
げに選択設定する。
【0073】このように最高の沸き上げに選択設定され
ると、制御部10は、上記図5に示すステップ#13に
移り、ピークシフト運転の有無が判断されるが、ここで
は上述した初めての沸き上げとなるので、ステップ#1
7に移って沸き上げ制御部18に対して沸き上げの指令
を発してヒータ2への通電を開始させ、温水タンク1内
の湯水を最高の沸き上げ設定温度まで沸き上げる。
【0074】一方、過去の各曜日の沸き上げデータが沸
き上げデータメモリ17に蓄積されている場合に特定時
間帯に入ると、制御部10は、温度調節部23に対して
温度調節の指令を発する。この沸き上げ温度調節部23
は、図4に示すステップ#38から#40に移って過去
の週すなわち先週の当該曜日の沸き上げデータを沸き上
げデータメモリ17から読み出し、この沸き上げデータ
に基づいて本日の沸き上げの可否の判断を行い、かつこ
の判断の結果から沸き上げであればこの沸き上げ温度を
例えば「最高」「高め」又は「標準」のいずれかに自動
設定する他、上記の実績によっては沸き上げ予約無しに
ついても自動設定される。
【0075】すなわち、沸き上げ温度調節部23は、各
曜日毎の温水タンク1内の湯水の沸き上げ動作の際に、
沸き上げデータメモリ17に蓄積されている過去の実績
となる沸き上げデータに基づいて温水タンク1内の湯水
の沸き上げ温度を調節する。例えば、図11に示すよう
に沸き上げデータメモリ17には例えば第1週目から第
5週目の沸き上げデータが蓄積される。ここで、例えば
第1週目の火曜日の沸き上げデータでは前日の特定時間
帯での温水タンク1の沸き上げ温度が「最高」の設定で
行われ、かつこれにより沸き上げられた湯水の使用後と
なる翌日の特定時間帯に入った時点での残湯量が180
リットルであれば、最高沸き上げによる残湯量が第1週
目の実績データとして記憶され、第2週目の火曜日では
第1週目のデータに基づいて沸き上げ温度は「最高」よ
りも1段低い「高め」の設定に調節するものとなる。す
なわち、沸き上げ温度の高低により沸き上げの無駄につ
ながる残湯量の実質的な削減化を図るものとしている。
【0076】続いて、第2週目の当該曜日では、「高
目」の沸き上げ実績に対し、残湯量が120リットルま
でに減少されたとすれば、第1週目の沸き上げ実績から
の上記の残湯量に比べ大幅に減少されたことになり沸き
上げの無駄が軽減される。
【0077】このデータに基づき第3週目では、上記の
残湯量の減少から沸き上げも第2週目と同じ「高目」の
設定がなされ、それによる残湯量の実績がこの第3週目
においても120リットルであるとすれば、上記の「高
目」沸き上げよりも1段低い「標準」の沸き上げが第4
週目に設定調整されて更なる残湯量の減少化が図られ
る。
【0078】これらの実績から第5週目においても「標
準」の沸き上げが継続し、残湯量に大きな変動がない限
りは、以降の自動予約沸き上げが確定されるものとな
る。なお、残湯の適正量は、無駄な沸き上げにならない
ように必要時に湯切れが解消できる必要最小限とされる
60リットルを限度に確保できる沸き上げ温度に調整さ
れる。
【0079】又、予約沸き上げ無しにおいては、図11
の例えば水曜日に例示するように残湯量が180リット
ル以上が連続して残る場合は、「標準」沸き上げで、2
週連続したことが確認されれば、沸き上げがあつてもそ
の曜日には湯の使用実績が無いものと判断して第5週目
での沸き上げは「予約無し」として設定される。
【0080】次に残湯量蓄積部22は、ステップ#41
において残湯量検知部20により検知された現在の温水
タンク1内の残湯量を受け取り、この沸き上げデータを
沸き上げデータメモリ17内の当該曜日のところに蓄積
する。
【0081】なお、残湯量を含む上述の沸き上げ実績温
度のデータ蓄積は、第5週目以降も継続更新されるべく
新しい週の沸き上げデータを加える一方で最も古くなっ
た沸き上げデータが消去されるものである。
【0082】この後、制御部10は、上記同様に図5に
示すステップ#13に移り、ピークシフト運転であれば
特定時間帯に入ると同時にステップ#14においてピー
クシフト部21により算出されたピークシフト時間を受
けてタイマ19にセットし、このピークシフト時間が経
過したことをステップ#15において判断すると、ステ
ップ#17に移って沸き上げ制御部18に対して沸き上
げの指令を発してヒータ2への通電を開始させ、初めて
の沸き上げであれば温水タンク1内の湯水を最高の沸き
上げ設定温度まで沸き上げる。
【0083】又、過去の各曜日の沸き上げデータが沸き
上げデータメモリ17に蓄積されているときの特定時間
帯外では、沸き上げ温度調節部23は、図7に示すステ
ップ#36から#42に移って残湯量検知部20により
検知される温水タンク1内の残湯量を受け取り、この残
湯量が所定量以上あるか否かを判断し、この判断の結
果、残湯量が所定量以下であれば、ステップ#43に移
って先週の当該曜日での特定時間帯での沸き上げ温度が
「最高」で沸き上げられたかを確認する。
【0084】この確認の結果、先週の当該曜日に沸き上
げ温度「最高」で沸き上げられていれば、沸き上げ温度
調節部23は、ステップ#44に移って沸き上げ制御部
18に対して昼間追焚きの指令を発してヒータ2への通
電を開始させ、温水タンク1内の湯水を沸き上げる。こ
れと共に沸き上げ温度調節部23は、当該曜日では多量
の湯が使用されて湯不足が予想される昼間追焚きが必要
であることを学習する。
【0085】そして、沸き上げ温度調節部23は、昼間
追焚きを実行して湯温が沸き上げ設定温度に達すると、
ステップ#45において昼間追焚きが達成したと判断
し、ステップ#46で沸き上げ制御部18に対して昼間
追焚き終了の指令を発してヒータ2への通電を遮断し、
昼間追焚きを終了する。
【0086】このように昼間追焚きが終了すると沸き上
げ温度調節部23は、ステップ#47に移って特定時間
帯に入ったか否かを判断し、特定時間帯に入るまではス
テップ#48において残湯量検知部20により検知され
る昼間追焚き後の温水タンク1内の残湯量が所定量以上
あるか否かを監視する。
【0087】この昼間追焚き後の残湯量の監視により残
湯量が所定量以上ある状態に特定時間帯に入ると、沸き
上げ温度調節部23は、ステップ#47から#49に移
って曜日を繰り上げ更新し、かつ昼間追焚きでの残湯量
の実績又は同昼間追焚きが未達成のときの残湯量を沸き
上げデータとして沸き上げデータメモリ17に蓄積す
る。
【0088】この後、制御部10は、上記同様に図5に
示すステップ#13に移り、ピークシフト運転であるこ
とが判別されて特定時間帯に入ると同時にステップ#1
4においてピークシフト部21により算出されたピーク
シフト時間を受けてタイマ19にセットし、このピーク
シフト時間が経過したことをステップ#15において判
断すると、ステップ#17に移って沸き上げ制御部18
に対して沸き上げの指令を発してヒータ2への通電を開
始させ、温水タンク1内の湯水を自動選択設定される例
えば最高の沸き上げ設定温度まで沸き上げる。
【0089】又、昼間追焚きが特定時間帯外で達成され
ずに特定時間帯に入ると、制御部10は、図7に示すス
テップ#50から#51に移って昼間追焚きが未達成の
まま沸き上げ制御部18に対して昼間追焚き終了の指令
を発してヒータ2への通電を一時遮断して上記ステップ
#49に移り、上記同様に曜日を繰り上げ更新し、かつ
昼間追焚きでの残湯量の実績又は同昼間追焚きが未達成
のときの残湯量を沸き上げデータとして沸き上げデータ
メモリ17に蓄積し、この後に図5に示すステップ#1
3に移って特定時間帯に入っていることからステップ#
14においてピークシフト部21により算出されたピー
クシフト時間を受けてタイマ19にセットし、このピー
クシフト時間が経過したことをステップ#15において
判断すると、ステップ#17に移って沸き上げ制御部1
8に対して沸き上げの指令を発して再びヒータ2への通
電を開始させ、温水タンク1内の湯水を自動選択設定さ
れた例えば最高の沸き上げ設定温度まで沸き上げる。
【0090】又、昼間追焚き後に湯が使用されて残湯量
が所定量以下に減少すると、制御部10は、図7に示す
ステップ#48から#52に移って特定時間帯に入るま
での残り時間が所定の短時間以下、例えば1時間以内で
特定時間帯に入るのであれば、ステップ#53に移って
割高な特定時間帯外で沸き上げを強制的に行うよりはス
テップ#53に移って特定時間帯に入るのを待ち、特定
時間帯に入ってから上記同様にステップ#13に移って
温水タンク1内の湯水を沸き上げるので特定時間帯外で
の沸き上げが極力抑制されるものとなる。
【0091】なお、昼間追焚き後に湯が使用されて残湯
量が所定量以下に減少したときに、特定時間帯に入るま
での残り時間が所定の短時間、例えば1時間以上の場
合、制御部10は、ステップ#52から#44に戻り、
昼間追焚きを再度行う。 (d) 次に、温水タンク1内の湯が使用されて所定量より
も減少して湯切れを起こす慮がある場合、これを報知す
るための作用について図10に示す給湯停止フローチャ
ートに従って説明する。
【0092】先ず、設定部13に対して給湯を停止する
ときの残湯量が設定されると、給湯停止部26は、ステ
ップ#70において設定部13に設定された残湯量を受
け取って記憶する。
【0093】次に給湯停止部26は、ステップ#71に
おいて残湯量検知部20により検知された現在の残湯量
を受け取り、この残湯量が予め設定された残湯量以下に
減少しているか否かを判断する。
【0094】この判断の結果、現在の残湯量が予め設定
された残湯量以下に減少していれば、給湯停止部26
は、ステップ#72において残湯量の減少を表示部13
に表示するとともに、ステップ#73において温水タン
ク1の給湯用の電磁弁9に対して閉の制御信号を送出す
る。これにより、給湯用の電磁弁9がステップ#74に
おいて閉じ、温水タンク1からの給湯が停止する。
【0095】この後、ユーザが残湯量の減少を認識し、
必要時に設定部13に対して給湯復帰の操作がなされる
と、給湯停止部26は、温水タンク1の給湯用の電磁弁
9に対して開放の制御信号を送出するので、温水タンク
1からの給湯が復帰する。なお、上記給湯用の電磁弁9
は、ユーザの復帰操作により開放されるが、沸き上げに
より残湯量の回復があれば、自動開放されるようにして
もよい。
【0096】このように上記一実施の形態においては、
1週間単位で各曜日毎に温水タンク1内の残湯量を検出
してこれら残湯量及び沸き上げ温度を沸き上げデータと
して蓄積し、湯水の沸き上げ動作の際に沸き上げデータ
メモリ17に蓄積されている過去の沸き上げデータに基
づいて温水タンク1内の湯水の沸き上げ温度を調節する
ようにしたので、各種ボタンを敢えて操作しなくても、
1週間分の沸き上げの通常予約設定による予約操作の煩
わしさが解消され簡単に予約操作ができる。これによ
り、ユーザ個人の生活パターンに合った沸き上げの制御
を自動的に行って省エネルギ化を実現でき、煩わしい週
間予約のボタン操作を無くしてボタン1つでユーザ個人
に対して最も有益な沸き上げ制御ができる。例えば予約
操作を行うユーザは、一般的に家庭の主婦、さらには予
約操作に不慣れな者であっても簡略化された予約操作に
より使い勝手がよくなる。
【0097】又、各曜日毎に温水タンク1内の湯水の沸
き上げ動作の暫定沸き上げ設定(仮設定)を行い、この
暫定沸き上げ設定の沸き上げが終了した後に暫定沸き上
げ設定を自動的に解除して、通常予約設定に戻るように
したので、1週間の通常予約設定を行った後に各曜日の
沸き上げの有無等を変更しても、この変更の毎に通常予
約設定を設定変更することなく操作の手間が掛からな
い。又、暫定沸き上げ設定が終了した後に自動的に解除
するので、通常予約設定に戻す操作もする必要がない。
【0098】さらに、温水タンク1内の残湯量が予め設
定された量以下に減少すると、残湯量の減少を報知する
とともに温水タンクからの給湯を強制停止するので、リ
モートコントローラ7がユーザのいるところから遠方に
設置されている場合でも温水タンクの水栓を止め忘れな
どによる湯の垂れ流しを防止でき、残湯量の減少を知ら
ないでユーザが湯を使用しても湯切れとなることを防止
でき、必要最小限の湯量を確実に確保できる。
【0099】なお、本発明は、上記一実施の形態に限定
されるものでなく次の通り変形してもよい。例えば、現
在の残湯量が予め設定された残湯量以下に減少したとき
に温水タンク1からの給湯を停止する手段としては、例
えば流量センサ等を温水タンク1の給水口、給湯口に設
け、これら流量センサにより検出される各流量が連続し
て一定量以上となつた場合に給湯を停止するようにして
もよい。又、各残湯センサ3a〜3dにより検出される
湯温の変化が早く、これら残湯センサ3a〜3dの各間
隔に相当する湯量が予め設定された時間よりも短い時間
で減少した場合に給湯を停止するようにしてもよい。例
えば、ユーザ側で最大使用される湯量、例えば風呂の大
きさに応じた湯量を湯温何度で何リットル使用するかを
設定し、その湯に見合う湯温、湯量をリモートコントロ
ーラ7で算出して給湯停止のデータとして記憶し、一度
の給湯でこの給湯停止のデータを超えたときに異常と見
做して給湯を停止するようにしてもよい。又、通常予約
設定は、1週間毎に設定するようにしたが、これに限ら
ず所定の日数例えば10日間の単位で設定するようにし
てもよい。
【0100】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の請求項1〜
4によれば、予約操作の煩わしさを無くして簡単に予約
操作ができる電気温水器の沸き上げ制御装置を提供でき
る。又、本発明の請求項2によれば、一時的な予約の変
更をしても元に戻す操作を無くして使い勝手を向上させ
た電気温水器の沸き上げ制御装置を提供できる。又、本
発明の請求項4によれば、残湯量の減少を使用者に確実
に報知できる電気温水器の沸き上げ制御装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電気温水器の沸き上げ制御装置
の一実施の形態を示す構成図。
【図2】同装置における各曜日毎の沸き上げ有無の予約
を設定するための設定部の構成図。
【図3】同装置における沸き上げ制御フローチャート。
【図4】同装置における沸き上げ制御フローチャート。
【図5】同装置における沸き上げ制御フローチャート。
【図6】同装置における沸き上げ制御フローチャート。
【図7】同装置における沸き上げ制御フローチャート。
【図8】同装置における沸き上げ制御フローチャート。
【図9】同装置における仮設定フローチャート。
【図10】同装置における給湯停止フローチャート。
【図11】同装置における沸き上げデータメモリの模式
図。
【図12】深夜電力時間帯のピークシフト時間を示す
図。
【符号の説明】
1: 温水タンク、 2:ヒータ、 3a〜3d:残湯センサ、 6:電源検知部、 7:リモートコントローラ、 9:電磁弁、 10:制御部、 14:表示部、 16:予約メモリ、 17:沸き上げデータメモリ、 18:沸き上げ制御部、 19:タイマ、 20:残湯量検知部、 21:ピークシフト部、 22:残湯量蓄積部、 23:温度調節部、 24:仮設定部、 25:予約復帰部、 26:給湯停止部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定期間単位で各日毎に設定された沸き
    上げ有無の予約に従って温水タンク内の湯水の沸き上げ
    動作を行なう電気温水器の沸き上げ制御装置において、 前記各日毎に前記温水タンク内の残湯量を検出し、少な
    くとも前記各日毎の前記残湯量及び沸き上げ温度を沸き
    上げデータとして実績蓄積する残湯量蓄積手段と、 前記各日毎の前記温水タンク内の湯水の沸き上げ動作の
    際に、前記残湯量蓄積手段に蓄積されている過去の前記
    沸き上げデータに基づいて前記温水タンク内の湯水の前
    記沸き上げ有無の判別と沸き上げ温度を調節する沸き上
    げ温度調節手段と、を具備したことを特徴とする電気温
    水器の沸き上げ制御装置。
  2. 【請求項2】 所定期間単位で各日毎に設定された沸き
    上げ有無の予約に従って温水タンク内の湯水の沸き上げ
    動作を行なう電気温水器の沸き上げ制御装置において、 前記各日毎に前記温水タンク内の湯水の沸き上げ動作の
    予約の仮設定を行う仮設定手段と、 この仮設定手段で仮設定された沸き上げ動作が終了して
    次の所定期間に移ると前記仮設定を解除して、前記仮設
    定される以前の前記所定期間単位で設定された沸き上げ
    予約に戻る予約復帰手段と、を具備したことを特徴とす
    る電気温水器の沸き上げ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記所定期間単位を週単位とし、この週
    単位で設定された各曜日における特定時間帯毎の沸き上
    げ予約に従って前記温水タンク内の湯水の沸き上げ動作
    を行なうことを特徴とする請求項1又は2記載の電気温
    水器の沸き上げ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記温水タンク内の残湯量を検知する残
    湯量検知手段と、 この残湯量検知手段により検知された残湯量が予め設定
    された量以下に減少すると、前記残湯量の減少を報知す
    るとともに前記温水タンクからの給湯を停止する給湯停
    止手段と、 この給湯停止手段による給湯停止を解除する給湯停止解
    除手段と、を具備したことを特徴とする請求項1又は2
    記載の電気温水器の沸き上げ制御装置。
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