JPH01200144A - プログラムタイマ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、貯湯槽の有する加熱体を制御することによ
って、常に一定の温度の湯を供給する給湯装置のプログ
ラムタイマに関するものである。

〔従来の技術〕

第５図は従来の給湯装置を示す構成図であり、図におい
て、■は常に一定量の湯を蓄えている貯湯槽、２はこの
貯湯槽１に水を供給する給水栓、３はこの給水栓２に取
り付けられ、前記貯湯槽１内の水位を一定にするための
ボールタップ、４は貯湯槽ｌ内の底部に配置された加熱
体としての電気ヒータ、５は例えば温度によって抵抗値
が変化するサーミスタ等を用い、貯湯槽ｌ内の湯の温度
に対応する電気信号を出力する温度センサ、６は貯湯槽
１内の湯を必要に応じて取り出す給湯栓、７は前記温度
センサ５の出力信号を基準値と比較して、前記電気ヒー
タ４の発熱を制御するための情報を生成する温度制御手
段、８は電気ヒータ４に供給される電源、９は前記温度
制御手段７の出力情報に従って動作するリレー回路より
なり、前記電気ヒータ４に供給される電源８のオン・オ
フを制御する出力回路である。

次に動作について説明する。まず、給水栓２のコックが
開かれて貯湯槽１内に水が満たされる。

その場合、貯湯槽１内の水位が上昇してポールタップ３
が所定の位置に達すると、その作用によって給水栓２か
らの給水は停止する。ここで、温度制御手段７による温
度制御を開始すると、貯湯槽１内はまだ水であるため、
温度センサ５からの電気信号は基準値よりははるかに低
く、温度制御手段７は出力回路９のリレーをオンさせる
情報を出力している。従って、電ｉ８はこの出力回路９
を介して電気ヒータ４へ供給され、電気ヒータ４は貯湯
槽１内の水を沸かす。貯湯槽ｌ内の湯の温度が上昇する
と温度センサ５の出力する電気信号のレベルも上界し、
湯温が所定値まで上昇すると温度センサ５の出力信号の
レベルも基準値に達する。

温度制御手段７は温度センサ５の出力信号が基準値に達
したことを検出すると、出力回路９へそのリレーをオフ
させる情報を出力する。従って、電気ヒータ４にはこの
出力回路９を介して供給されていた電源８が断たれ、電
気ヒータ４は発熱を停止する。

ここで、給湯栓６のコックが開かれて湯が使われると、
貯湯槽１の水位が低下してボールタップ３が所定位置よ
り下降し、その作用によって給水栓２からの給水が開始
される。この供給された水は温度が低いため貯湯槽１内
に蓄えられた湯の温度を低下させ、従って、温度センサ
５の出力する電気信号のレベルも低下する。温度センサ
５の出力信号のレベルが基準値より低くなったことを検
出すると、温度制御手段７はリレーをオンさせる情報を
出力し、出力回路９はこの出力情報に基づいて電気ヒー
タ４への電源８の供給を再開する。

この電気ヒータ４への電源８の供給は、前述の場合と同
様に、貯湯槽ｌ内の湯温か所定値に達し、温度センサ５
の出力信号のレベルが基準値に達するまで継続する。ま
た、貯湯槽１内の湯が使われなくとも、長時間経過して
湯が冷めた場合にも前述の場合と同様の処理が進行し、
貯湯槽１内の湯温が所定値に保たれる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の給湯装置は以上のように構成されているので、−
旦運転が開始されると運転の停止が指示されるまでは温
度制御が自動的に実行され、停止の指示を忘れた場合に
は、夜間、休日等においても不必要な湯をいつまでも沸
かし続けることとなって無駄なエネルギーを浪費するな
どの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、不要時には給湯装置の温度制御を自動的に停
止させるプログラムタイマを得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るプログラムタイマは、一定の期間内の運
転休止日、及び運転の開始、終了時刻に関する情報が設
定されたスケジュールテーブルと、このスケジュールテ
ーブルに情報を設定する情報設定手段と、時を刻んで、
日時、曜日等の情報を出力するカレンダ機能と、このカ
レンダ機能の出力情報に基づいてスケジュールテーブル
を参照し、温度制御機能の動作／停止を制御する運転制
御機能とを設けたものである。

〔作用〕

この発明における運転制御機能は、当該給湯装置の利用
形態に従ってスケジュールテーブルに予め設定された、
運転休止日、運転の開始、終了時刻等の情報と、カレン
ダ機能が出力するその時の日付、時刻、曜日等の情報に
基づいて温度制御の実行の要否を判断して制御情報を出
力し、この制御情報によって温度制御機能の動作／停止
を制御することにより、夜間、休日等の給湯の必要のな
い時にはその温度制御を自動的に停止させてエネルギー
の浪費防止をはかり、情報設定手段は前記スケジュール
テーブルに前記情報の設定、更新を行う。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１は貯湯槽、２は給水栓、３はボールタッ
プ、４は電気ヒータ、５は温度センサ、６は給湯栓、９
は出力回路であり、第５図に同一符号を付した従来のそ
れらと同一、あるいは相当部分であるため詳細な説明は
省略しており、さらに、この第１図においては温度セン
サ５の付帯回路、電気ヒータ４に供給する電源８等は図
示も省略している。

１０は空焚き防止のために前記貯湯槽１内に蓄えられて
いる湯の量を検出する湯量センサ、１１は前記給水栓２
にコックに代えて取り付けられてその給水／停止の制御
を行う熱動弁であり、前記出力回路９は電気ヒータ４の
通電制御の外にこの熱動弁１１の制御をも行う点で従来
のものとは多少異なっている。また、１２は前記温度セ
ンサ５の出力信号に基づいて、加熱体としての前記電気
ヒータ４の発熱を制御するための情報を生成する温度制
御機能、１３は時を刻みながら、その時の日付、時刻、
曜日等の情報を出力するカレンダ機能、１４は第２図に
その詳細を示すように、定常運転日、臨時休止日、及び
運転の開始、終了時刻等の当該給湯装置の利用形態が、
１週間分まとめて設定されたスケジュールテーブル、１
５はこのスケジュールテーブル１４に設定された情報を
参照しながら前記カレンダ機能１３の出力する情報を用
いて前記温度制御機能１２の動作／停止を制御する運転
制御機能、１６は前記スケジュールテーブル１４をメモ
リ内に有し、これら温度側？ｆｆ１ｌ　Ｈ能１２、カレ
ンダ機能１３、運転制御機能１５を実現するマイクロコ
ンピュータ（以下マイコンという）、１７．１８は前記
温度センサ５及び湯量センサ１０の出力信号を前記マイ
コン１６が処理可能な情報に変換する入力回路、１９は
使用者がこのマイコン１６へ情報を入力し、マイコン１
６からの出力情報を表示するためのコンソール等による
マン・マシンインタフェースであり、前記スケジュール
テーブル１４へ当該給湯装置の利用形態に即した情報を
設定し、適宜その更新を行う情報設定手段としても作用
する。

次に動作について説明する。まず、スケジュールテーブ
ル１４に臨時休止日の設定を行う場合について、第３図
のフローチャートを用いて説明する。祝祭日等があって
臨時休止日を設定する必要が生じると、当該給湯装置の
使用者は、指定すべき臨時休止日の６日前から１日前ま
での間に、マン・マシンインタフェース１９の休日指定
キーを操作する。この休日指定キーの操作はステップＳ
Ｔ　１にて監視されており、ステップＳＴＩで休日指定
キーが操作されたことを検出すると、ステップＳＴ２に
てマン・マシンインタフェース１９の休日指定ランプを
点灯させ、使用者に臨時休止日の指定モードに入ったこ
とを知らせる。休日指定ランプの点灯をｆ＆　Ｌｌした
使用者は、次にマン・マシンインタフェース１９の曜日
合わせキーを操作して曜日の指定を開始する。この曜日
合わせキーの操作はステップＳＴ３で監視されており、
ステップＳＴ３で曜日合わせキーの操作が検出されると
、ステップＳＴ４にてマン・マシンインタフェース１９
の該当する曜日ランプを点滅させる。使用者は点滅して
いる曜日ランプが臨時休止日として設定したい曜日のも
のであれば、マン・マシンインタフェース１９の設定キ
ーを操作し、設定したい曜日のものでなければ、前記曜
日合わせキーを再操作する。この設定キーの操作及び曜
日合わせキーの再操作はステップＳＴ５及びステップＳ
Ｔ６で監視されており、曜日合わせキーが再操作される
とステップＳＴ４へ処理を戻して、新たな曜日ランプを
点滅させる。点滅する曜日ランプが指定する曜日のもの
となって設定キーが操作されると、それを検出したステ
ップＳＴ５によって処理はステップＳＴ７へ渡される。

ステップＳＴ７ではスケジュールテーブル１４の臨時休
止日の欄の、当該曜日に該当するエリアにフラグ１”を
立てる。第２図の例では水曜日が臨時休止日としてフラ
グ１″が立てられている。スケジュールテーブル１４へ
の設定が終わると、点滅していた曜日ランプをステップ
ＳＴ８にて連続点灯とし、使用者に臨時休止日が設定さ
れたことを知らせ、処理を終了する。臨時休止日を複数
設定する場合にはこの処理を繰り返し行う。

次に、このようにして臨時休止日の設定が行われた後の
、給湯装置の動作について第４図に示すフローチャート
を参照しながら説明する。運転制御機能１５はステップ
５ＴＩＯにて、カレンダ機能１３から送られてくる時刻
情報が、スケジュールテーブル１４の開始時刻の欄に設
定された時刻″６時３０分”になったか否かを監視して
おり、前記開始時刻を過ぎたことを検出すると処理をス
テップ５ＴＩＩに渡す。ステップ５ＴＩＩでは、前記カ
レンダ機能１３からの曜日情報に基づいてスケジュール
テーブル１４の定常運転日の欄を参照しながら、その日
が定常運転日であるか否かをチエツクする。即ち、前記
曜日情報が前記定常運転日の欄にフラグ１“が立てられ
ている月曜〜金曜であれば処理をステップ５Ｔ１２へ移
し、そこにフラグが立てられておらず“０″となってい
る土曜もしくは日曜であればそのままその日の運転を終
了する。ステップ５Ｔ１２では、前記曜日情報が、スケ
ジュールテーブル１４の臨時休止日の欄にフラグ１”が
立てられた水曜であるか否かのチエツクが行われ、水曜
日であれば臨時休止日であると判定して、ステップ５Ｔ
１３にて前記スケジュールテーブル１４の臨時休止日の
欄の該当フラグをＩＩＱＩＩにクリアしてその日の運転
を終了する。また、臨時休止日でなければ処理をステッ
プ５Ｔ１４に移し、温度制御機能１２に温度制御の開始
を指示する情報を出力してその日の運転を開始する。

この時点では貯湯槽１内はまだ水であるため、温度セン
サ５にて測定された湯温は設定湯温まりはるかに低く、
入力回路１７からの出力情報しま基準値に達せず、温度
制御機能１２は出力回路９のリレーをオンさせる情報を
出力し、電気ヒータ４を駆動して貯湯槽１内の水を沸か
す。貯湯槽１内の湯の温度が上昇すると温度センサ５の
出力する電気信号のレベルも上昇し、入力回路１７の出
力情報が基準値に達すると、温度制御機能１２は出力回
路９へそのリレーをオフさせる情報を出力し、電気ヒー
タ４は電源の供給を断たれて発熱を停止する。温度セン
サ５の出力信号を変換した入力回路１７からの情報によ
り、貯湯槽１内に蓄えられた湯の温度が設定湯温よりデ
ィファレンシャル幅以上低下したことを検知すると、温
度制御機能１２はリレーをオンさせる情報を出力し、出
力回路９はこの出力情報に基づいて電気ヒータ４への給
電を再開する。この電気ヒータ４への給電は貯湯槽ｌ内
の湯温が設定湯温に達すると、前述の場合と同様に、温
度制御手段１２は出力回路９に情報を出力して電気ヒー
タ４への給電を停止する。運転制御機能１５はその後も
ステップ５Ｔ１５にてカレンダ機能１３からの時刻情報
を監視しており、前記時刻情報がスケジュールテーブル
１４の終了時刻の欄に設定された時刻“１８時３０分”
になったことを検出すると、ステップ５Ｔ１６にて温度
制御の終了を指示する情報を温度制御機能１２へ出力し
、その日の運転を終了する。

ここで、スケジュールテーブル１４の臨時休止日以外の
欄の内容も、情報設定手段としてのマン・マシンインタ
フェース１９から、使用者による当該給湯装置の利用形
態に合わせて設定することが可能である。

なお、上記実施例では臨時休止日の設定を１日ずつ逐次
実行する場合について示したが、スケジュールテーブル
に臨時休止日の初日を指定する欄と、臨時休止日の連続
数を設定する欄を設け、臨時休止日になると、１日経過
毎に前記連続数を設定する欄の値を“１”ずつカウント
ダウンするようにしてもよい。このようにすることによ
って、夏休み、年末年始等で臨時休止日が長期に連続す
る場合の、臨時休止日の設定の操作を大幅に簡易化する
ことができる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、一定の期間内の運転
休止日、及び運転の開始、終了時刻に関する情報が設定
されたスケジュールテーブルと、このスケジュールテー
ブルに情報を設定する情報設定手段と、時を刻んで、日
時、曜日等の情報を出力するカレンダ機能と、このカレ
ンダ機能の出力情報に基づいてスケジュールテーブルを
参照し、温度制御機能の動作／停止を制御する運転制御
機能を設け、夜間、休日等の給湯の必要のなしは給水装
置の温度制御を自動的に停止させるに構成したので、給
水装置の無駄なエネルキ消費を防止できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるブロクタイマを示す
構成図、第２図はスケジュールプルを示す説明図、第３
図は臨時休止日の股の動作手順を示すフローチャート、
第４図は装置の動作手順を示すフローチャート、第５従
来の給湯装置を示す構成図である。 １は貯湯槽、４は加熱体（電気ヒータ）、温度センサ、
１２は温度制御機能、１３はカダ機能、１４はスケジュ
ールテーブル、１５転制御機能、Ｉ９は情報設定手段（
マン・マインタフエース）。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部示す。 特許出願人　　山武ハネウェル株式会 代理人　弁理士　　１）澤　博　昭（外２１時に ・よう　　第２図　　　　第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱体によって沸かした湯を貯湯槽内に蓄え、前記貯湯
   槽内の湯の温度を測定する温度センサと、前記温度セン
   サの出力信号に基づいて前記加熱体の発熱を制御する温
   度制御機能とを備え、常に一定の温度に保たれた湯を供
   給する給湯装置にて、前記温度制御機能の動作／停止の
   制御を行うプログラムタイマにおいて、前記給湯装置の
   利用形態に従って一定の期間内の運転休止日、及び運転
   の開始、終了時刻に関する情報が設定されたスケジュー
   ルテーブルと、前記スケジュールテーブルに情報を設定
   する情報設定手段と、時を刻み、日時、曜日等の情報を
   出力するカレンダ機能と、前記カレンダ機能の出力する
   情報に基づいて前記スケジュールテーブルを参照して制
   御情報を出力する運転制御機能を有し、前記運転制御機
   能の出力する制御情報によって前記温度制御機能の動作
   ／停止を制御することを特徴とするプログラムタイマ。