JP2001280707A - 電気温水器 - Google Patents
電気温水器Info
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- JP2001280707A JP2001280707A JP2000095962A JP2000095962A JP2001280707A JP 2001280707 A JP2001280707 A JP 2001280707A JP 2000095962 A JP2000095962 A JP 2000095962A JP 2000095962 A JP2000095962 A JP 2000095962A JP 2001280707 A JP2001280707 A JP 2001280707A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 貯湯タンクに取付けた残湯量を検出するため
の温度センサーの検知温度が、外気温や給湯使用の影響
でふらついても、残湯量を安定して報知することのでき
る電気温水器を提供する。 【解決手段】 残湯絵表示「Z1」が点灯中のとき(ス
テップS1)、検出温度T1が5分間連続で45℃以下
になっている場合に(ステップS2A)のみ、残湯絵表
示「Z1」を消灯させる(ステップS3)。このように
検出温度T1を5分間連続で監視した後に、点灯・消灯
の判断を行なうようにしたため、検出温度T1がしきい
値付近でふらついても、残湯量表示が表示されたり表示
されなかったりすることを頻繁に繰り返してしまうこと
がなく、安定した残湯量報知を行うことができる。
の温度センサーの検知温度が、外気温や給湯使用の影響
でふらついても、残湯量を安定して報知することのでき
る電気温水器を提供する。 【解決手段】 残湯絵表示「Z1」が点灯中のとき(ス
テップS1)、検出温度T1が5分間連続で45℃以下
になっている場合に(ステップS2A)のみ、残湯絵表
示「Z1」を消灯させる(ステップS3)。このように
検出温度T1を5分間連続で監視した後に、点灯・消灯
の判断を行なうようにしたため、検出温度T1がしきい
値付近でふらついても、残湯量表示が表示されたり表示
されなかったりすることを頻繁に繰り返してしまうこと
がなく、安定した残湯量報知を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯タンク内の水
を加熱する電気温水器に関する。
を加熱する電気温水器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気温水器は、電力需要の平準
化を目的に電力会社が設定した電気料金制度に対応する
ため、深夜の割安な電力を利用してヒーターによりお湯
を高温に沸かして貯湯タンク内に貯えるようになってい
る。ところが、お湯を使っていると、新たに貯湯タンク
内に水が供給され貯湯タンク内の湯の温度が低下してし
まう、いわゆる湯切れ状態になってしまう。一旦、湯切
れ状態になってしまうと、深夜のみ電力が供給される契
約で使用する場合は翌朝になるまでお湯が使えなくなっ
てしまうという問題点があった。そこで、従来の電気温
水器では、リモコンに表示した残湯量を確認しながらお
湯を計画的に使用できるようになっいるものがある。
化を目的に電力会社が設定した電気料金制度に対応する
ため、深夜の割安な電力を利用してヒーターによりお湯
を高温に沸かして貯湯タンク内に貯えるようになってい
る。ところが、お湯を使っていると、新たに貯湯タンク
内に水が供給され貯湯タンク内の湯の温度が低下してし
まう、いわゆる湯切れ状態になってしまう。一旦、湯切
れ状態になってしまうと、深夜のみ電力が供給される契
約で使用する場合は翌朝になるまでお湯が使えなくなっ
てしまうという問題点があった。そこで、従来の電気温
水器では、リモコンに表示した残湯量を確認しながらお
湯を計画的に使用できるようになっいるものがある。
【0003】ここで、従来の電気温水器における残湯量
検知方法の一例を説明する。お湯の使用により、貯湯タ
ンク上部からお湯を出湯すると、同時に貯湯タンク下部
から水が供給され、貯湯タンク内は常に満水に保たれ
る。しかも、高温のお湯と水は比重が大きく異なるため
混ざりにくく、混合層を境に分離している。そこで、例
えば貯湯タンク最上部から100リットルの位置に取付
けた温度センサー付近の温度がお湯から水に変われば、
温度センサーより上部はお湯、下部は水となっているの
で、残湯量は100リットル未満と判断するようになっ
ていた。例えば温度センサーの検知温度がしきい値(例
えば45℃)以上のときは残湯量100リットル以上と
判断し、しきい値(例えば45℃)未満のときは残湯量
100リットル未満と判断し、残湯量をリモコンに表示
するようになっていた。
検知方法の一例を説明する。お湯の使用により、貯湯タ
ンク上部からお湯を出湯すると、同時に貯湯タンク下部
から水が供給され、貯湯タンク内は常に満水に保たれ
る。しかも、高温のお湯と水は比重が大きく異なるため
混ざりにくく、混合層を境に分離している。そこで、例
えば貯湯タンク最上部から100リットルの位置に取付
けた温度センサー付近の温度がお湯から水に変われば、
温度センサーより上部はお湯、下部は水となっているの
で、残湯量は100リットル未満と判断するようになっ
ていた。例えば温度センサーの検知温度がしきい値(例
えば45℃)以上のときは残湯量100リットル以上と
判断し、しきい値(例えば45℃)未満のときは残湯量
100リットル未満と判断し、残湯量をリモコンに表示
するようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気温水器では、貯湯タンク最上部から100リットル
の位置に取付けた温度センサーの検知温度が一つのしき
い値(例えば45℃)以上か未満かで残湯量を判断して
いたため、外気温や給湯使用や貯湯タンク内のお湯の対
流などの影響で温度センサーの検知温度がしきい値付近
でふらついた場合に、残湯量表示が表示されたり表示さ
れなかったりすることを頻繁に繰り返してしまい、正確
な残湯量表示ができないという問題点があった。また、
温度センサーの検知温度がしきい値を下回った際に音声
により残湯情報を報知するようにしているものにおいて
は、残湯報知が頻繁に行われ、使用者がうるさく感じて
しまうという問題点があった。
電気温水器では、貯湯タンク最上部から100リットル
の位置に取付けた温度センサーの検知温度が一つのしき
い値(例えば45℃)以上か未満かで残湯量を判断して
いたため、外気温や給湯使用や貯湯タンク内のお湯の対
流などの影響で温度センサーの検知温度がしきい値付近
でふらついた場合に、残湯量表示が表示されたり表示さ
れなかったりすることを頻繁に繰り返してしまい、正確
な残湯量表示ができないという問題点があった。また、
温度センサーの検知温度がしきい値を下回った際に音声
により残湯情報を報知するようにしているものにおいて
は、残湯報知が頻繁に行われ、使用者がうるさく感じて
しまうという問題点があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、本発明の目的は、残湯量を安定して報知する
ことのできる電気温水器を提供することにある。
たもので、本発明の目的は、残湯量を安定して報知する
ことのできる電気温水器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1では、貯湯タンクと、前
記貯湯タンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タン
クに備えられた温度センサーと、前記加熱部への通電を
制御する本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基
づき前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部
を備えた電気温水器において、前記残湯量検出部は、前
記温度センサーの検出値が第一のしきい値を下回った場
合に残湯なしと判断し、前記第一のしきい値よりも高い
第二のしきい値を超えた場合に残湯ありと判断する判断
手段を備えた。
目的を達成するために請求項1では、貯湯タンクと、前
記貯湯タンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タン
クに備えられた温度センサーと、前記加熱部への通電を
制御する本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基
づき前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部
を備えた電気温水器において、前記残湯量検出部は、前
記温度センサーの検出値が第一のしきい値を下回った場
合に残湯なしと判断し、前記第一のしきい値よりも高い
第二のしきい値を超えた場合に残湯ありと判断する判断
手段を備えた。
【0007】よって、貯湯タンク内のお湯が使用され、
残湯量が少なくなった時に、残湯量検出部により、温度
センサーの検出値が第一のしきい値を下回った場合に残
湯なしと判断され、第二のしきい値を超えた場合に残湯
ありと判断される。このように残湯なしの判断のしきい
値と残湯ありの判断のしきい値を分けたため、温度セン
サーの検出温度がふらついても、残湯量ありの状態と残
湯量なしの状態の判断を頻繁に繰り返してしまうことが
なく、安定した残湯量検出を行うことができる。
残湯量が少なくなった時に、残湯量検出部により、温度
センサーの検出値が第一のしきい値を下回った場合に残
湯なしと判断され、第二のしきい値を超えた場合に残湯
ありと判断される。このように残湯なしの判断のしきい
値と残湯ありの判断のしきい値を分けたため、温度セン
サーの検出温度がふらついても、残湯量ありの状態と残
湯量なしの状態の判断を頻繁に繰り返してしまうことが
なく、安定した残湯量検出を行うことができる。
【0008】請求項2では、貯湯タンクと、前記貯湯タ
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った場
合に残湯なしと判断する判断手段を備えた。
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った場
合に残湯なしと判断する判断手段を備えた。
【0009】よって、貯湯タンク内のお湯が使用され、
残湯量が少なくなった時に、残湯量検出部により、温度
センサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った
場合に残湯なしと判断される。このように、温度センサ
ーの検出値としきい値の上下関係を所定時間連続で監視
した後に残湯なしの判断を行うようにしたため、温度セ
ンサーの検出温度がふらついても、残湯量ありの状態と
残湯量なしの状態の判断を頻繁に繰り返してしまうこと
がなく、安定した残湯量検出を行うことができる。
残湯量が少なくなった時に、残湯量検出部により、温度
センサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った
場合に残湯なしと判断される。このように、温度センサ
ーの検出値としきい値の上下関係を所定時間連続で監視
した後に残湯なしの判断を行うようにしたため、温度セ
ンサーの検出温度がふらついても、残湯量ありの状態と
残湯量なしの状態の判断を頻繁に繰り返してしまうこと
がなく、安定した残湯量検出を行うことができる。
【0010】請求項3では、貯湯タンクと、前記貯湯タ
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値が所定時間連続でしきい値を超えた場合
に残湯ありと判断する判断手段を備えた。
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値が所定時間連続でしきい値を超えた場合
に残湯ありと判断する判断手段を備えた。
【0011】よって、貯湯タンク内のお湯が使用された
後、ヒーターに通電され貯湯タンク内の水を加熱してい
る時に、残湯量検出部により、温度センサーの検出値が
所定時間連続でしきい値を超えた場合に残湯ありと判断
される。このように、温度センサーの検出値としきい値
の上下関係を所定時間連続で監視した後に残湯ありの判
断を行うようにしたため、温度センサーの検出温度がふ
らついても、残湯量ありの状態と残湯量なしの状態の判
断を頻繁に繰り返してしまうことがなく、安定した残湯
量検出を行うことができる。
後、ヒーターに通電され貯湯タンク内の水を加熱してい
る時に、残湯量検出部により、温度センサーの検出値が
所定時間連続でしきい値を超えた場合に残湯ありと判断
される。このように、温度センサーの検出値としきい値
の上下関係を所定時間連続で監視した後に残湯ありの判
断を行うようにしたため、温度センサーの検出温度がふ
らついても、残湯量ありの状態と残湯量なしの状態の判
断を頻繁に繰り返してしまうことがなく、安定した残湯
量検出を行うことができる。
【0012】請求項4では、貯湯タンクと、前記貯湯タ
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った場
合に残湯なしと判断し、所定時間連続でしきい値を超え
た場合に残湯ありと判断する判断手段を備えた。
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った場
合に残湯なしと判断し、所定時間連続でしきい値を超え
た場合に残湯ありと判断する判断手段を備えた。
【0013】よって、貯湯タンク内のお湯が使用され、
残湯量が少なくなった時に、残湯量検出部により、温度
センサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った
場合に残湯なしと判断され、また、貯湯タンク内のお湯
が使用された後、ヒーターに通電され貯湯タンク内の水
を加熱している時に、残湯量検出部により、温度センサ
ーの検出値が所定時間連続でしきい値を超えた場合に残
湯ありと判断される。このように、温度センサーの検出
値としきい値の上下関係を所定時間連続で監視した後に
残湯なし、あるいは残湯ありの判断を行うようにしたた
め、温度センサーの検出温度がふらついても、残湯量あ
りの状態と残湯量なしの状態の判断を頻繁に繰り返して
しまうことがなく、安定した残湯量検出を行うことがで
きる。
残湯量が少なくなった時に、残湯量検出部により、温度
センサーの検出値が所定時間連続でしきい値を下回った
場合に残湯なしと判断され、また、貯湯タンク内のお湯
が使用された後、ヒーターに通電され貯湯タンク内の水
を加熱している時に、残湯量検出部により、温度センサ
ーの検出値が所定時間連続でしきい値を超えた場合に残
湯ありと判断される。このように、温度センサーの検出
値としきい値の上下関係を所定時間連続で監視した後に
残湯なし、あるいは残湯ありの判断を行うようにしたた
め、温度センサーの検出温度がふらついても、残湯量あ
りの状態と残湯量なしの状態の判断を頻繁に繰り返して
しまうことがなく、安定した残湯量検出を行うことがで
きる。
【0014】請求項5では、貯湯タンクと、前記貯湯タ
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値がしきい値を下回った場合に残湯なしと
判断し、しきい値を超えた場合に残湯ありと判断する判
断手段を備えるとともに、前記判断手段の判断が残湯あ
り状態から残湯なし状態に切り替わった時または残湯な
し状態から残湯あり状態に切り替わった時から所定時間
は残湯量検出を停止する残湯量検出停止手段を備えた。
ンク内の水を加熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備え
られた温度センサーと、前記加熱部への通電を制御する
本体制御部と、前記温度センサーの検出値に基づき前記
貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出部を備えた
電気温水器において、前記残湯量検出部は、前記温度セ
ンサーの検出値がしきい値を下回った場合に残湯なしと
判断し、しきい値を超えた場合に残湯ありと判断する判
断手段を備えるとともに、前記判断手段の判断が残湯あ
り状態から残湯なし状態に切り替わった時または残湯な
し状態から残湯あり状態に切り替わった時から所定時間
は残湯量検出を停止する残湯量検出停止手段を備えた。
【0015】よって、貯湯タンク内のお湯が使用され、
温度センサーの検出値がしきい値を下回った場合に残湯
量検出部により残湯なしと判断され、また、貯湯タンク
内のお湯が使用された後、ヒーターに通電され貯湯タン
ク内の水を加熱している時に、温度センサーの検出値が
しきい値を超えた場合に残湯量検出部により残湯ありと
判断され、さらに残湯あり状態から残湯なし状態に切り
替わった時または残湯なし状態から残湯あり状態に切り
替わった時から所定時間は、残湯量検出停止手段により
残湯量検出が停止される。このように、残湯量湯無の判
断結果が変わった時から所定時間は残湯量判断を停止す
るようにしたため、温度センサーの検出温度がふらつい
ても、残湯量ありの状態と残湯量なしの状態の判断を頻
繁に繰り返してしまうことがなく、安定した残湯量検出
を行うことができる。
温度センサーの検出値がしきい値を下回った場合に残湯
量検出部により残湯なしと判断され、また、貯湯タンク
内のお湯が使用された後、ヒーターに通電され貯湯タン
ク内の水を加熱している時に、温度センサーの検出値が
しきい値を超えた場合に残湯量検出部により残湯ありと
判断され、さらに残湯あり状態から残湯なし状態に切り
替わった時または残湯なし状態から残湯あり状態に切り
替わった時から所定時間は、残湯量検出停止手段により
残湯量検出が停止される。このように、残湯量湯無の判
断結果が変わった時から所定時間は残湯量判断を停止す
るようにしたため、温度センサーの検出温度がふらつい
ても、残湯量ありの状態と残湯量なしの状態の判断を頻
繁に繰り返してしまうことがなく、安定した残湯量検出
を行うことができる。
【0016】請求項6では、請求項1ないし請求項5に
記載の電気温水器において、前記残湯量検出部で検出し
た残湯量を報知する残湯量報知部を備えた。
記載の電気温水器において、前記残湯量検出部で検出し
た残湯量を報知する残湯量報知部を備えた。
【0017】よって、温度センサーの検出温度がふらつ
いても、表示により残湯情報を報知するようにしている
ものにおいては、残湯量表示が表示されたり表示されな
かったりすることを頻繁に繰り返してしまうことがな
く、安定した残湯量報知を行うことができる。また、音
声により残湯情報を報知するようにしているものにおい
ては、残湯報知が頻繁に行われることがなく、使用者が
うるさく感じてしまうこともない。
いても、表示により残湯情報を報知するようにしている
ものにおいては、残湯量表示が表示されたり表示されな
かったりすることを頻繁に繰り返してしまうことがな
く、安定した残湯量報知を行うことができる。また、音
声により残湯情報を報知するようにしているものにおい
ては、残湯報知が頻繁に行われることがなく、使用者が
うるさく感じてしまうこともない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
面により詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態に係わる電気
温水器の構成図である。
温水器の構成図である。
【0020】まず、給水源からの水は減圧弁1で減圧さ
れ、減圧弁1の下流で給水管2とバイパス管3とに分岐
される。バイパス管3は下流の給湯混合比調整弁46A
に通じており、給水温度を検出する給水温度センサー4
1、断水時など配管内に負圧が生じた際に負圧をキャン
セルするためのバキュームブレーカー51を備えてい
る。給水管2は加熱部31に通じており、加熱部31は
貯湯タンク32、下部ヒーター33、上部ヒーター34
から構成されている。
れ、減圧弁1の下流で給水管2とバイパス管3とに分岐
される。バイパス管3は下流の給湯混合比調整弁46A
に通じており、給水温度を検出する給水温度センサー4
1、断水時など配管内に負圧が生じた際に負圧をキャン
セルするためのバキュームブレーカー51を備えてい
る。給水管2は加熱部31に通じており、加熱部31は
貯湯タンク32、下部ヒーター33、上部ヒーター34
から構成されている。
【0021】また、貯湯タンク32にはタンク第一温度
センサー37、タンク第二温度センサー38、タンク第
三温度センサー39、タンク第四温度センサー40が備
えられている。タンク第一温度センサー37は残湯量3
00リットルを示す位置に、タンク第二温度センサー3
8は残湯量150リットルを示す位置に、タンク第三温
度センサー39は残湯量100リットルを示す位置に、
タンク第四温度センサー40は残湯量50リットルを示
す位置に備えられている。貯湯タンク32内の水は下部
ヒーター33と上部ヒーター34により加熱される。す
なわち、下部ヒーター33はタンク第一温度センサー3
7の検出温度T1が高温になるように加熱され、上部ヒ
ーター34はタンク第三温度センサー39の検出温度T
3が高温になるように加熱される。さらに、貯湯タンク
32の下部には排水バルブ36を備える。また、貯湯タ
ンク32の上部には貯湯タンク32内の水の加熱時に発
生する膨張水を逃すための安全弁35を備える。
センサー37、タンク第二温度センサー38、タンク第
三温度センサー39、タンク第四温度センサー40が備
えられている。タンク第一温度センサー37は残湯量3
00リットルを示す位置に、タンク第二温度センサー3
8は残湯量150リットルを示す位置に、タンク第三温
度センサー39は残湯量100リットルを示す位置に、
タンク第四温度センサー40は残湯量50リットルを示
す位置に備えられている。貯湯タンク32内の水は下部
ヒーター33と上部ヒーター34により加熱される。す
なわち、下部ヒーター33はタンク第一温度センサー3
7の検出温度T1が高温になるように加熱され、上部ヒ
ーター34はタンク第三温度センサー39の検出温度T
3が高温になるように加熱される。さらに、貯湯タンク
32の下部には排水バルブ36を備える。また、貯湯タ
ンク32の上部には貯湯タンク32内の水の加熱時に発
生する膨張水を逃すための安全弁35を備える。
【0022】ステッピングモーターにより駆動される給
湯混合比調整弁46Aでは、バイパス管3からの水と高
温給湯管4からの高温水を混合し、適温の湯が給湯管8
へ供給される。給湯管8には給湯温度を検出するための
給湯温度センサー43A、給湯管8への湯の供給を検出
するための給湯流量センサー44を備えている。さらに
高温給湯管4には加熱部31から供給される高温の湯の
温度を検出するための高温水温度センサー42を備えて
いる。
湯混合比調整弁46Aでは、バイパス管3からの水と高
温給湯管4からの高温水を混合し、適温の湯が給湯管8
へ供給される。給湯管8には給湯温度を検出するための
給湯温度センサー43A、給湯管8への湯の供給を検出
するための給湯流量センサー44を備えている。さらに
高温給湯管4には加熱部31から供給される高温の湯の
温度を検出するための高温水温度センサー42を備えて
いる。
【0023】高温給湯管4から分岐した湯はり高温給湯
管5は、高温水の供給を開始/停止するための第一電磁
弁22を介して湯はり混合比調整弁46Bに通じてい
る。一方、バイパス管3からバキュームブレーカー51
の下流で分岐した湯はりバイパス管7は、水の供給を開
始/停止するための第二電磁弁23を介して湯はり混合
比調整弁46Bに通じている。
管5は、高温水の供給を開始/停止するための第一電磁
弁22を介して湯はり混合比調整弁46Bに通じてい
る。一方、バイパス管3からバキュームブレーカー51
の下流で分岐した湯はりバイパス管7は、水の供給を開
始/停止するための第二電磁弁23を介して湯はり混合
比調整弁46Bに通じている。
【0024】ステッピングモーターにより駆動される湯
はり混合比調整弁46Bでは、湯はりバイパス管7から
の水と湯はり高温給湯管5からの高温水を混合し、高温
水、水、適温の湯のいずれかが湯はり給湯管9へ供給さ
れる。湯はり給湯管9には、湯はり温度を検出するため
の湯はり温度センサー43Bと湯はり給湯管9へ供給さ
れる湯はり流量を検出するための湯はり流量センサー4
5および浴槽62からの逆流防止のため逆止弁52,5
3を備えている。湯はり給湯管9はさらに浴槽62の壁
面に取り付けられたアダプター61に通じている。
はり混合比調整弁46Bでは、湯はりバイパス管7から
の水と湯はり高温給湯管5からの高温水を混合し、高温
水、水、適温の湯のいずれかが湯はり給湯管9へ供給さ
れる。湯はり給湯管9には、湯はり温度を検出するため
の湯はり温度センサー43Bと湯はり給湯管9へ供給さ
れる湯はり流量を検出するための湯はり流量センサー4
5および浴槽62からの逆流防止のため逆止弁52,5
3を備えている。湯はり給湯管9はさらに浴槽62の壁
面に取り付けられたアダプター61に通じている。
【0025】また、電気温水器100は本体制御部70
を備えている。本体制御部70は、タンク第一温度セン
サー37、タンク第二温度センサー38、タンク第三温
度センサー39およびタンク第四温度センサー40の検
出温度に基づいて貯湯タンク32内の残湯量を検出する
残湯量検出部91と、タンク第一温度センサー37およ
びタンク第三温度センサー39の検出温度とリモコン7
1からの運転指示とリモコン71で設定した現在時刻に
基づき下部ヒーター33、上部ヒーター34を制御する
ヒーター制御部92と、給水温度センサー41、高温水
温度センサー42、給湯温度センサー43Aおよび湯は
り温度センサー43Bの検出温度と、給湯流量センサー
44と湯はり流量センサー45の検出信号と、リモコン
71からの運転指示に基づき給湯混合比調整弁46A、
湯はり混合比調整弁46B、第一電磁弁22および第二
電磁弁23を制御するための給湯・湯はり制御部93
と、通信線73を通じてリモコン71と相互通信するた
めの本体通信手段94を備える。
を備えている。本体制御部70は、タンク第一温度セン
サー37、タンク第二温度センサー38、タンク第三温
度センサー39およびタンク第四温度センサー40の検
出温度に基づいて貯湯タンク32内の残湯量を検出する
残湯量検出部91と、タンク第一温度センサー37およ
びタンク第三温度センサー39の検出温度とリモコン7
1からの運転指示とリモコン71で設定した現在時刻に
基づき下部ヒーター33、上部ヒーター34を制御する
ヒーター制御部92と、給水温度センサー41、高温水
温度センサー42、給湯温度センサー43Aおよび湯は
り温度センサー43Bの検出温度と、給湯流量センサー
44と湯はり流量センサー45の検出信号と、リモコン
71からの運転指示に基づき給湯混合比調整弁46A、
湯はり混合比調整弁46B、第一電磁弁22および第二
電磁弁23を制御するための給湯・湯はり制御部93
と、通信線73を通じてリモコン71と相互通信するた
めの本体通信手段94を備える。
【0026】また、リモコン71は、現在時刻を計時し
表示する時計機能部201、給湯設定温度などの設定値
や湯はり動作状態やヒーターの通電状態などの電気温水
器100の運転情報を表示する運転表示部202、電気
温水器100からの残湯量情報を報知する残湯量報知部
203、浴槽62へ湯はりする際にオン操作する湯はり
スイッチと浴槽62内に高温水を供給する際にオン操作
する高温差し湯スイッチと浴槽62内に水を供給する際
にオン操作する差し水スイッチと浴槽62へ湯はりする
湯量を設定する湯はり量設定スイッチとを備えた湯はり
操作部204、給湯管8から供給される湯の設定温度を
設定する給湯温度設定スイッチと浴槽62へ湯はりする
湯の設定温度を設定する湯はり温度設定スイッチと貯湯
タンク32内の沸上げ温度を設定する沸上げ温度設定ス
イッチとを備えた温度設定部205、通信線73を通じ
て湯はり操作部204の運転指示情報や電気温水器10
0からの運転情報などを本体制御部70と相互通信する
ための通信手段206を備えている。
表示する時計機能部201、給湯設定温度などの設定値
や湯はり動作状態やヒーターの通電状態などの電気温水
器100の運転情報を表示する運転表示部202、電気
温水器100からの残湯量情報を報知する残湯量報知部
203、浴槽62へ湯はりする際にオン操作する湯はり
スイッチと浴槽62内に高温水を供給する際にオン操作
する高温差し湯スイッチと浴槽62内に水を供給する際
にオン操作する差し水スイッチと浴槽62へ湯はりする
湯量を設定する湯はり量設定スイッチとを備えた湯はり
操作部204、給湯管8から供給される湯の設定温度を
設定する給湯温度設定スイッチと浴槽62へ湯はりする
湯の設定温度を設定する湯はり温度設定スイッチと貯湯
タンク32内の沸上げ温度を設定する沸上げ温度設定ス
イッチとを備えた温度設定部205、通信線73を通じ
て湯はり操作部204の運転指示情報や電気温水器10
0からの運転情報などを本体制御部70と相互通信する
ための通信手段206を備えている。
【0027】上記の構成により、リモコン71の時計機
能部201で計時されている現在時刻が深夜(通常23
時から翌日の7時までの間)であることを認識すると、
本体制御部70のヒーター制御部92が下部ヒーター3
3に通電を指令し、貯湯タンク32内の水を深夜電力に
よりタンク第一温度センサー37の検出温度T1がリモ
コン71の温度設定部205で設定した沸上げ設定温度
になるまで沸き上げる。
能部201で計時されている現在時刻が深夜(通常23
時から翌日の7時までの間)であることを認識すると、
本体制御部70のヒーター制御部92が下部ヒーター3
3に通電を指令し、貯湯タンク32内の水を深夜電力に
よりタンク第一温度センサー37の検出温度T1がリモ
コン71の温度設定部205で設定した沸上げ設定温度
になるまで沸き上げる。
【0028】電気温水器100から外部配管を介して接
続された給湯栓が開けられると、沸上がった貯湯タンク
32内のお湯は、本体制御部70の給湯・湯はり制御部
93からの指令によりリモコン71の温度設定部205
で設定した給湯温度で吐水され、炊事やシャワーなどの
用途として使用される。また、使用者が入浴のためリモ
コン71の湯はり操作部204の湯はりスイッチをオン
操作すれば、本体制御部70の給湯・湯はり制御部93
からの指令により、リモコン71の温度設定部205で
設定した湯はり温度で浴槽62へ湯はりが開始され、湯
はり操作部204で設定した湯はり量になるまで湯はり
が継続されて貯湯タンク32内のお湯が使用される。一
方、貯湯タンク32内はお湯を使用すると貯湯タンク3
2の下部から水が供給され残湯量が減少する。
続された給湯栓が開けられると、沸上がった貯湯タンク
32内のお湯は、本体制御部70の給湯・湯はり制御部
93からの指令によりリモコン71の温度設定部205
で設定した給湯温度で吐水され、炊事やシャワーなどの
用途として使用される。また、使用者が入浴のためリモ
コン71の湯はり操作部204の湯はりスイッチをオン
操作すれば、本体制御部70の給湯・湯はり制御部93
からの指令により、リモコン71の温度設定部205で
設定した湯はり温度で浴槽62へ湯はりが開始され、湯
はり操作部204で設定した湯はり量になるまで湯はり
が継続されて貯湯タンク32内のお湯が使用される。一
方、貯湯タンク32内はお湯を使用すると貯湯タンク3
2の下部から水が供給され残湯量が減少する。
【0029】このように、貯湯タンク32内のお湯を使
用するたびに残湯量が減少するため、使用者は残湯量を
確認しながらお湯を使用する必要がある。そこで、残湯
量検出部91で検出した残湯量情報をリモコン71の残
湯量報知部203により残湯量を確認できるようにして
ある。
用するたびに残湯量が減少するため、使用者は残湯量を
確認しながらお湯を使用する必要がある。そこで、残湯
量検出部91で検出した残湯量情報をリモコン71の残
湯量報知部203により残湯量を確認できるようにして
ある。
【0030】図4は残湯量報知部203の残湯量報知の
一実施例である。ここで、貯湯タンク32の全容量は3
70リットルである。
一実施例である。ここで、貯湯タンク32の全容量は3
70リットルである。
【0031】残湯量が300リットル以上ある場合は、
リモコン71の残湯量報知部203に「H1」のパター
ンを表示させる。すなわち、残湯絵表示「Z1」「Z
2」「Z3」「Z4」を点灯させる。
リモコン71の残湯量報知部203に「H1」のパター
ンを表示させる。すなわち、残湯絵表示「Z1」「Z
2」「Z3」「Z4」を点灯させる。
【0032】残湯量が150リットル以上300リット
ル未満の場合は、リモコン71の残湯量報知部203に
「H2」のパターンを表示させる。すなわち、残湯絵表
示「Z2」「Z3」「Z4」を点灯させる。
ル未満の場合は、リモコン71の残湯量報知部203に
「H2」のパターンを表示させる。すなわち、残湯絵表
示「Z2」「Z3」「Z4」を点灯させる。
【0033】残湯量が100リットル以上150リット
ル未満の場合は、リモコン71の残湯量報知部203に
「H3」のパターンを表示させる。すなわち、残湯絵表
示「Z3」「Z4」を点灯させる。
ル未満の場合は、リモコン71の残湯量報知部203に
「H3」のパターンを表示させる。すなわち、残湯絵表
示「Z3」「Z4」を点灯させる。
【0034】残湯量が50リットル以上100リットル
未満の場合は、リモコン71の残湯量報知部203に
「H4」のパターンを表示させる。すなわち、残湯絵表
示「Z4」を点灯させる。
未満の場合は、リモコン71の残湯量報知部203に
「H4」のパターンを表示させる。すなわち、残湯絵表
示「Z4」を点灯させる。
【0035】残湯量が50リットル未満の場合はリモコ
ン71の残湯量報知部203に「H5」のパターンを表
示させる。すなわち、残湯絵表示を全て消灯させる。
ン71の残湯量報知部203に「H5」のパターンを表
示させる。すなわち、残湯絵表示を全て消灯させる。
【0036】ここで、残湯量が300リットル以上ある
かどうかの判断はタンク第一温度センサー37の検出温
度T1を使用する。また、残湯量が150リットル以上
300リットル未満の判断はタンク第二温度センサー3
8の検出温度T2を、残湯量が100リットル以上15
0リットル未満の判断はタンク第三温度センサー39の
検出温度T3を、残湯量が50リットル以上100リッ
トル未満の判断と残湯量が50リットル未満の判断はタ
ンク第四温度センサー40の検出温度T4を使用する。
かどうかの判断はタンク第一温度センサー37の検出温
度T1を使用する。また、残湯量が150リットル以上
300リットル未満の判断はタンク第二温度センサー3
8の検出温度T2を、残湯量が100リットル以上15
0リットル未満の判断はタンク第三温度センサー39の
検出温度T3を、残湯量が50リットル以上100リッ
トル未満の判断と残湯量が50リットル未満の判断はタ
ンク第四温度センサー40の検出温度T4を使用する。
【0037】図2は、残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯
を判断するためのフローチャートである。まず、残湯絵
表示「Z1」が点灯中かどうかを判断する(ステップS
1)。点灯中であれば、タンク第一温度センサー37の
検出温度T1が45℃以下になっているかどうかを判断
する(ステップS2)。45℃以下の場合は、残湯絵表
示「Z1」を消灯させる(ステップS3)。ステップS
1で残湯絵表示「Z1」が消灯している場合は、タンク
第一温度センサー37の検出温度T1が55℃以上にな
っているかどうかを判断する(ステップS4)。55℃
以上になっている場合は残湯絵表示「Z1」を点灯させ
る(ステップS5)。また、残湯絵表示「Z1」の点灯
/消灯に合わせて音声で報知するようにしてもよい。
を判断するためのフローチャートである。まず、残湯絵
表示「Z1」が点灯中かどうかを判断する(ステップS
1)。点灯中であれば、タンク第一温度センサー37の
検出温度T1が45℃以下になっているかどうかを判断
する(ステップS2)。45℃以下の場合は、残湯絵表
示「Z1」を消灯させる(ステップS3)。ステップS
1で残湯絵表示「Z1」が消灯している場合は、タンク
第一温度センサー37の検出温度T1が55℃以上にな
っているかどうかを判断する(ステップS4)。55℃
以上になっている場合は残湯絵表示「Z1」を点灯させ
る(ステップS5)。また、残湯絵表示「Z1」の点灯
/消灯に合わせて音声で報知するようにしてもよい。
【0038】このように残湯絵表示「Z1」の点灯と消
灯の判断に温度差を設けたため、タンク第一温度センサ
ー37の検出温度T1がふらついても、残湯量表示が表
示されたり表示されなかったりすることを頻繁に繰り返
してしまうことがなく、安定した残湯量報知を行うこと
ができる。
灯の判断に温度差を設けたため、タンク第一温度センサ
ー37の検出温度T1がふらついても、残湯量表示が表
示されたり表示されなかったりすることを頻繁に繰り返
してしまうことがなく、安定した残湯量報知を行うこと
ができる。
【0039】図3は、残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯
を判断するための別のフローチャートである。図2との
違いはステップS2がステップS2Aへ、ステップS4
がステップS4Aに置き換わっている点のみで、それ以
外のステップは同じである。すなわちステップS1で残
湯絵表示「Z1」が点灯中であれば、タンク第一温度セ
ンサー37の検出温度T1が5分間連続で45℃以下に
なっているかどうかを判断する(ステップS2A)。5
分間連続で45℃以下になっている場合は、残湯絵表示
「Z1」を消灯させる(ステップS3)。ステップS1
で残湯絵表示「Z1」が消灯している場合は、タンク第
一温度センサー37の検出温度T1が5分間連続で45
℃以上になっているかどうかを判断する(ステップS4
A)。5分間連続で45℃以上になっている場合は残湯
絵表示「Z1」を点灯させる(ステップS5)。また、
残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯に合わせて音声で報知
するようにしてもよい。
を判断するための別のフローチャートである。図2との
違いはステップS2がステップS2Aへ、ステップS4
がステップS4Aに置き換わっている点のみで、それ以
外のステップは同じである。すなわちステップS1で残
湯絵表示「Z1」が点灯中であれば、タンク第一温度セ
ンサー37の検出温度T1が5分間連続で45℃以下に
なっているかどうかを判断する(ステップS2A)。5
分間連続で45℃以下になっている場合は、残湯絵表示
「Z1」を消灯させる(ステップS3)。ステップS1
で残湯絵表示「Z1」が消灯している場合は、タンク第
一温度センサー37の検出温度T1が5分間連続で45
℃以上になっているかどうかを判断する(ステップS4
A)。5分間連続で45℃以上になっている場合は残湯
絵表示「Z1」を点灯させる(ステップS5)。また、
残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯に合わせて音声で報知
するようにしてもよい。
【0040】このように、タンク第一温度センサー37
の検出温度T1としきい値45℃との上下関係を5分間
連続で監視した後に、残湯絵表示「Z1」の点灯と消灯
の判断を行なうようにしたため、タンク第一温度センサ
ー37の検出温度T1がふらついても、残湯量表示が表
示されたり表示されなかったりすることを頻繁に繰り返
してしまうことがなく、安定した残湯量報知を行うこと
ができる。
の検出温度T1としきい値45℃との上下関係を5分間
連続で監視した後に、残湯絵表示「Z1」の点灯と消灯
の判断を行なうようにしたため、タンク第一温度センサ
ー37の検出温度T1がふらついても、残湯量表示が表
示されたり表示されなかったりすることを頻繁に繰り返
してしまうことがなく、安定した残湯量報知を行うこと
ができる。
【0041】図5は、残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯
を判断するためのさらに別のフローチャートである。ま
ず、残湯絵表示「Z1」が点灯中かどうかを判断する
(ステップS1)。点灯中であれば、タンク第一温度セ
ンサー37の検出温度T1が45℃以下になっているか
どうかを判断する(ステップS2B)。45℃以下の場
合は、残湯絵表示「Z1」を消灯させる(ステップS
3)。ステップS1で残湯絵表示「Z1」が消灯してい
る場合は、タンク第一温度センサー37の検出温度T1
が45℃以上になっているかどうかを判断する(ステッ
プS4B)。45℃以上になっている場合は残湯絵表示
「Z1」を点灯させる(ステップS5)。また、残湯絵
表示「Z1」の点灯/消灯に合わせて音声で報知するよ
うにしてもよい。ステップS3で残湯絵表示「Z1」を
消灯させた後またはステップS5で残湯絵表示「Z1」
を点灯させた後、5分間は残湯量の判断を停止する(ス
テップS6、ステップS7)。
を判断するためのさらに別のフローチャートである。ま
ず、残湯絵表示「Z1」が点灯中かどうかを判断する
(ステップS1)。点灯中であれば、タンク第一温度セ
ンサー37の検出温度T1が45℃以下になっているか
どうかを判断する(ステップS2B)。45℃以下の場
合は、残湯絵表示「Z1」を消灯させる(ステップS
3)。ステップS1で残湯絵表示「Z1」が消灯してい
る場合は、タンク第一温度センサー37の検出温度T1
が45℃以上になっているかどうかを判断する(ステッ
プS4B)。45℃以上になっている場合は残湯絵表示
「Z1」を点灯させる(ステップS5)。また、残湯絵
表示「Z1」の点灯/消灯に合わせて音声で報知するよ
うにしてもよい。ステップS3で残湯絵表示「Z1」を
消灯させた後またはステップS5で残湯絵表示「Z1」
を点灯させた後、5分間は残湯量の判断を停止する(ス
テップS6、ステップS7)。
【0042】このように残湯絵表示「Z1」の点灯と消
灯が切り替わった後は、5分間は残湯量の判断を停止す
るようにしたため、タンク第一温度センサー37の検出
温度T1がふらついても、残湯量表示が表示されたり表
示されなかったりすることを頻繁に繰り返してしまうこ
とがなく、安定した残湯量報知を行うことができる。
灯が切り替わった後は、5分間は残湯量の判断を停止す
るようにしたため、タンク第一温度センサー37の検出
温度T1がふらついても、残湯量表示が表示されたり表
示されなかったりすることを頻繁に繰り返してしまうこ
とがなく、安定した残湯量報知を行うことができる。
【0043】また、残湯絵表示「Z2」、「Z3」、
「Z4」の点灯/消灯の判断は、図2、図3または図5
において、タンク第一温度センサー37の検出温度T1
を該当する温度センサーの検出温度T2、T3、T4に
置き換えればよい。
「Z4」の点灯/消灯の判断は、図2、図3または図5
において、タンク第一温度センサー37の検出温度T1
を該当する温度センサーの検出温度T2、T3、T4に
置き換えればよい。
【0044】なお、本実施例においては、電気温水器を
例にしたがガスや石油給湯機、またはヒートポンプや太
陽熱温水器を組合せた貯湯式加熱装置にも応用できる。
例にしたがガスや石油給湯機、またはヒートポンプや太
陽熱温水器を組合せた貯湯式加熱装置にも応用できる。
【図1】 本発明の一実施形態に係わる電気温水器の構
成図
成図
【図2】 残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯を判断する
ためのフローチャート
ためのフローチャート
【図3】 残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯を判断する
ための別のフローチャート
ための別のフローチャート
【図4】 残湯量報知部203の残湯量報知の一実施例
【図5】 残湯絵表示「Z1」の点灯/消灯を判断する
ためのさらに別のフローチャート
ためのさらに別のフローチャート
1…減圧弁 2…給水管 3…バイパス管 4…高温給湯管 5…湯はり高温給湯管 7…湯はりバイパス管 8…給湯管 9…湯はり給湯管 22…第一電磁弁 23…第二電磁弁 31…加熱部 32…貯湯タンク 33…下部ヒーター 34…上部ヒーター 35…安全弁 36…排水バルブ 37…タンク第一温度センサー 38…タンク第二温度センサー 39…タンク第三温度センサー 40…タンク第四温度センサー 41…給水温度センサー 42…高温水温度センサー 43A…給湯温度センサー 43B…湯はり温度センサー 44…給湯流量センサー 45…湯はり流量センサー 46A…給湯混合比調整弁 46B…湯はり混合比調整弁 51…バキュームブレーカー 52…逆止弁 53…逆止弁 61…アダプター 62…浴槽 70…本体制御部 71…リモコン 73…通信線 92…ヒーター制御部 93…給湯・湯はり制御部 94…本体通信手段 100…電気温水器 201…時計機能部 202…運転表示部 203…残湯量報知部 204…湯はり操作部 205…温度設定部 206…通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 陽一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の水を加
熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備えられた温度セン
サーと、前記加熱部への通電を制御する本体制御部と、
前記温度センサーの検出値に基づき前記貯湯タンク内の
残湯量を検出する残湯量検出部を備えた電気温水器にお
いて、前記残湯量検出部は、前記温度センサーの検出値
が第一のしきい値を下回った場合に残湯なしと判断し、
前記第一のしきい値よりも高い第二のしきい値を超えた
場合に残湯ありと判断する判断手段を備えたことを特徴
とした電気温水器。 - 【請求項2】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の水を加
熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備えられた温度セン
サーと、前記加熱部への通電を制御する本体制御部と、
前記温度センサーの検出値に基づき前記貯湯タンク内の
残湯量を検出する残湯量検出部を備えた電気温水器にお
いて、前記残湯量検出部は、前記温度センサーの検出値
が所定時間連続でしきい値を下回った場合に残湯なしと
判断する判断手段を備えたことを特徴とした電気温水
器。 - 【請求項3】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の水を加
熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備えられた温度セン
サーと、前記加熱部への通電を制御する本体制御部と、
前記温度センサーの検出値に基づき前記貯湯タンク内の
残湯量を検出する残湯量検出部を備えた電気温水器にお
いて、前記残湯量検出部は、前記温度センサーの検出値
が所定時間連続でしきい値を超えた場合に残湯ありと判
断する判断手段を備えたことを特徴とした電気温水器。 - 【請求項4】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の水を加
熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備えられた温度セン
サーと、前記加熱部への通電を制御する本体制御部と、
前記温度センサーの検出値に基づき前記貯湯タンク内の
残湯量を検出する残湯量検出部を備えた電気温水器にお
いて、前記残湯量検出部は、前記温度センサーの検出値
が所定時間連続でしきい値を下回った場合に残湯なしと
判断し、所定時間連続でしきい値を超えた場合に残湯あ
りと判断する判断手段を備えたことを特徴とした電気温
水器。 - 【請求項5】貯湯タンクと、前記貯湯タンク内の水を加
熱する加熱部と、前記貯湯タンクに備えられた温度セン
サーと、前記加熱部への通電を制御する本体制御部と、
前記温度センサーの検出値に基づき前記貯湯タンク内の
残湯量を検出する残湯量検出部を備えた電気温水器にお
いて、前記残湯量検出部は、前記温度センサーの検出値
がしきい値を下回った場合に残湯なしと判断し、しきい
値を超えた場合に残湯ありと判断する判断手段を備える
とともに、前記判断手段の判断が残湯あり状態から残湯
なし状態に切り替わった時または残湯なし状態から残湯
あり状態に切り替わった時から所定時間は残湯量検出を
停止する残湯量検出停止手段を備えたことを特徴とした
電気温水器。 - 【請求項6】前記残湯量検出部で検出した残湯量を報知
する残湯量報知部を備えたことを特徴とした請求項1な
いし請求項5に記載の電気温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000095962A JP2001280707A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 電気温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000095962A JP2001280707A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 電気温水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001280707A true JP2001280707A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18610789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000095962A Pending JP2001280707A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 電気温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001280707A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006170555A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯式給湯機 |
JP2007211998A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯式給湯装置 |
JP2007211996A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯式給湯装置 |
JP2007211997A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯式給湯装置 |
JP2007212063A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯式給湯装置 |
JP2018009758A (ja) * | 2016-07-15 | 2018-01-18 | 株式会社ハーマン | 浴用ミスト装置 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000095962A patent/JP2001280707A/ja active Pending
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