JP2001311559A - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

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JP2001311559A
JP2001311559A JP2000129996A JP2000129996A JP2001311559A JP 2001311559 A JP2001311559 A JP 2001311559A JP 2000129996 A JP2000129996 A JP 2000129996A JP 2000129996 A JP2000129996 A JP 2000129996A JP 2001311559 A JP2001311559 A JP 2001311559A
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hot water
temperature
amount
remaining hot
tank
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JP2000129996A
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Toru Tsuruta
透 鶴田
Shinji Hashii
伸治 橋井
Kazuhisa Shimada
和久 島田
Yoichi Nakamura
陽一 中村
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Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
Original Assignee
Toto Ltd
Nihon Yupro Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 お湯が確実になくなるまで残湯量を表示する
ことで、お湯をより計画的に使用して無駄なく使い切る
ことができる電気温水器を提供する。 【解決手段】 タンク温度センサー全てが所定温度未満
を検知(ステップS5)していても、高温水温度センサ
ーが所定温度以上を検知(ステップS6)している時
は、残湯量が0リットル超50リットル未満であると判
断し、残湯絵表示Z4のみを点滅させて表示(ステップ
S61)するようにしたので、お湯が確実になくなるま
で残湯量を表示できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯タンク内の水
を加熱する電気温水器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気温水器には、電力需要の平
準化を目的に電力会社が設定した電気料金制度に対応す
るため、深夜の割安な電力を利用してお湯を高温に沸か
して貯湯タンクに貯えるタイプのものがある。このタイ
プの電気温水器においては、貯湯タンクに貯えられたお
湯は限られているため、無計画にお湯を使うとお湯がな
くなり、特に深夜のみ電力が供給される契約で使用する
場合は翌朝になるまでお湯が使えない。また、昼間にも
電力が供給される契約で使用する場合は、昼間に沸上げ
をすることができるが、使用できる温度まで沸上がるに
はかなりの時間を要するためすぐにお湯を使用できない
だけでなく、昼間の電気は割高に設定されているため電
気料金が高額になるという問題があった。
【0003】そこで、貯湯タンクの残湯量をリモコンに
表示して、残湯量を確認しながらお湯を計画的に使用で
きるようにしたものもある。残湯量の検出は、例えば次
のように行なう。
【0004】お湯の使用のために貯湯タンク上部からお
湯が出湯されると、同時に貯湯タンク下部から同量の水
が供給され、貯湯タンク内は常に満水に保たれる。しか
も、高温のお湯と水は比重が大きく異なるため混ざりに
くく、混合層を境に分離している。そこで、例えば貯湯
タンク最上部から100リットルの位置に取付けた温度
センサー付近の温度がお湯から水に変わったとき、温度
センサーの位置より上部はお湯、下部は水になっている
と考えられるので、残湯量は100リットル未満になっ
たと判断する。すなわち、例えば温度センサーの検知温
度が45℃以上のときは残湯量100リットル以上と判
断し、45℃未満のときは残湯量100リットル未満と
判断できるのである。
【0005】このようにして検知した残湯量の表示方法
の一例を、図4、図5を用いて説明する。図4は従来の
電気温水器のリモコンが表示する残湯量の一表示例を示
す。また、図5は従来の電気温水器の残湯量表示方法の
一実施例を示すフローチャートである。
【0006】ここで、貯湯タンクの容量は370リット
ルとし、貯湯タンク最上部からの容量が300リット
ル、150リットル、100リットル、50リットルの
位置、すなわち残湯量が300リットル、150リット
ル、100リットル、50リットルであることを検知で
きる位置に、それぞれタンク第一温度センサー、タンク
第二温度センサー、タンク第三温度センサー、タンク第
四温度センサーを取付けたとする。
【0007】図5のステップS1で、タンク第一〜タン
ク第四の全ての温度センサーが所定温度以上(例えば4
5℃、以下同様)を検知している時は、残湯量が300
リットル以上あると判断し、ステップS11に進み、図
4の表示H1に示すように残湯絵表示Z1、Z2、Z
3、Z4を全て点灯させて表示し、そうでない時はステ
ップS2に進む。
【0008】ステップS2で、タンク第一温度センサー
のみが所定温度未満を検知し、タンク第二、タンク第
三、タンク第四温度センサーが所定温度以上を検知して
いる時は、残湯量が150リットル以上300リットル
未満であると判断し、ステップS21に進み、図4の表
示H2に示すように残湯絵表示Z2、Z3、Z4を点灯
させて表示し、そうでない時はステップS3に進む。
【0009】ステップS3で、タンク第一、タンク第二
温度センサーが所定温度未満を検知し、タンク第三、タ
ンク第四温度センサーが所定温度以上を検知している時
は、残湯量が100リットル以上150リットル未満で
あると判断し、ステップS31に進み、図4の表示H3
に示すように残湯絵表示Z3およびZ4を点灯させて表
示し、そうでない時はステップS4に進む。
【0010】ステップS4で、タンク第一、タンク第
二、タンク第三温度センサーが所定温度未満を検知し、
タンク第四温度センサーのみが所定温度以上を検知して
いる時は、残湯量が50リットル以上100リットル未
満であると判断し、ステップS41に進み、図4の表示
H4に示すように残湯絵表示Z4のみを点灯させて表示
し、そうでない時はステップS5に進む。
【0011】ステップS5で、タンク第一〜タンク第四
の全ての温度センサーが所定温度未満を検知している時
は、残湯量が50リットル未満であると判断し、ステッ
プS62に進み、図4の表示H6に示すように残湯絵表
示Z1、Z2、Z3、Z4を全て消灯させる。
【0012】このように、貯湯タンク内の残湯が減少す
るのに伴って、残湯絵表示Z1、Z2、Z3、Z4を上
部から順次消灯させるようにして表示していた。
【0013】なお、タンク最上部に位置するセンサー
(タンク第四温度センサー)の取付け位置は、貯湯タン
ク最上部からの容量が50リットルの位置としたが、こ
れは、製造時の組立性や点検時の取外しの容易性を配慮
した上で、残湯量として表示すべき最少量として決定し
たものである。貯湯タンクの容量によっても異なるが、
一般にこの最少量は40〜75リットル程度である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電気温水器においては、タンク最上部のタンク
第四温度センサーが所定温度未満を検知すると、タンク
第四温度センサーよりさらに上部に50リットル未満の
残湯が残っていても、図4の表示H6に示すように残湯
絵表示を全て消灯させてしまう。このため使用者は、残
湯が少しはあるにもかかわらず残湯がないものと思い、
浴槽への湯はりやシャワーなどを途中で中止してしまう
ことがあるなど、残湯量が少ない場合にお湯を計画的に
使えないという問題があった。
【0015】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、お湯が確実になくなるま
で残湯量を表示することで、お湯をより計画的に使用し
て無駄なく使い切ることができる電気温水器を提供する
ことにある。
【0016】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1では、貯湯タンクと、前
記貯湯タンクの上部に接続された給湯管と、前記貯湯タ
ンク内の水を加熱するヒーターと、前記ヒーターへの通
電を制御する本体制御部と、前記貯湯タンク内の湯温を
検知するタンク温度センサーと、前記貯湯タンク内の残
湯量を検出する残湯量検出部とを備えた電気温水器にお
いて、前記給湯管内の湯温を検知する高温水温度センサ
ーを備え、前記残湯量検出部は、前記タンク温度センサ
ーと前記高温水温度センサーの検知温度に基づいて残湯
量を検出することとした。よって、タンク温度センサー
に加え高温水温度センサーの検知温度も残湯量検出に使
用するため、お湯が確実になくなるまで残湯量の検出が
できる。
【0017】請求項2では、請求項1に記載の電気温水
器において、前記残湯量検出部は、前記タンク温度セン
サーの検知温度が所定温度未満であっても前記高温水温
度センサーの検知温度が所定温度以上であれば、残湯あ
りと判断することとした。よって、お湯が少なくなって
タンク温度センサーの検知温度が所定温度未満になって
も、高温水温度センサーの検知温度により残湯量を検出
するため、お湯が確実になくなるまで残湯量の検出がで
きる。
【0018】請求項3では、請求項1若しくは請求項2
に記載の電気温水器において、前記本体制御部と制御情
報を通信するリモコンを備え、前記リモコンに、前記残
湯量検出部で検出した残湯量情報を表示する残湯量表示
部を備えたこととした。よって、お湯が確実になくなる
まで残湯量を表示することで、お湯をより計画的に使用
して無駄なく使い切ることができる。
【0019】請求項4では、請求項3に記載の電気温水
器において、前記残湯量表示部に、メッセージを表示す
るメッセージ表示部を備え、前記メッセージ表示部は、
前記残湯量検出部が所定量未満の残湯量を検出した時に
メッセージをスクロール表示若しくは区切って順次に表
示することとした。よって、残湯量が少なくなったとき
にメッセージでその旨を確認でき、さらに、メッセージ
が長い場合でも小さな表示部で表示可能なため、リモコ
ンをコンパクトに構成できる。
【0020】請求項5では、請求項1ないし請求項4に
記載の電気温水器において、前記リモコンに、音声を発
生させる音声発生部を備え、前記音声発生部は、前記残
湯量検出部が所定量未満の残湯量を検出した時にメッセ
ージを音声で発生させることとした。よって、使用者が
リモコンから離れていても残湯量が少なくなったことを
音声で確認できるため、お湯をより計画的に使用して無
駄なく使い切ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に於ける電気
温水器100の構成図である。
【0023】まず、給水源からの水は減圧弁1で減圧さ
れ、減圧弁1の下流で給水管2とバイパス管3とに分岐
される。バイパス管3は下流の給湯混合比調整弁46A
に通じており、給水温度を検出する給水温度センサー4
1、断水時など配管内に負圧が生じた際に負圧をキャン
セルするためのバキュームブレーカー51を備えてい
る。給水管2は加熱部31に通じており、加熱部31は
貯湯タンク32、下部ヒーター33、上部ヒーター34
から構成されている。貯湯タンク32内の水は下部ヒー
ター33と上部ヒーター34により下部ヒーター33は
タンク第一温度センサー37、上部ヒーター34はタン
ク第三温度センサー39の検出温度が高温になるように
加熱される。さらに、貯湯タンク32の下部には排水バ
ルブ36を備える。また、貯湯タンク32の上部には貯
湯タンク32内の水の加熱時に発生する膨張水を逃すた
めの安全弁35を備える。
【0024】ステッピングモーターにより駆動される給
湯混合比調整弁46Aでは、バイパス管3からの水と高
温給湯管4からの高温水を混合し、適温の湯が給湯管8
へ供給される。給湯管8には給湯温度を検出するための
給湯温度センサー43A、給湯管8への湯の供給を検出
するための給湯検出手段である給湯流量センサー44を
備えている。さらに高温給湯管4には加熱部31から供
給される高温の湯の温度を検出するための高温水温度セ
ンサー42を備えている。
【0025】高温給湯管4から分岐した湯はり高温給湯
管5は、高温水の供給を開始/停止するための第一電磁
弁22を介して湯はり混合比調整弁46Bに通じてい
る。一方、バイパス管3からバキュームブレーカー51
の下流で分岐した湯はりバイパス管7は、水の供給を開
始/停止するための第二電磁弁23を介して湯はり混合
比調整弁46Bに通じている。
【0026】ステッピングモーターにより駆動される湯
はり混合比調整弁46Bでは、湯はりバイパス管7から
の水と湯はり高温給湯管5からの高温水を混合し、高温
水、水、適温の湯のいずれかが湯はり給湯管9へ供給さ
れる。湯はり給湯管9には、湯はり温度を検出するため
の湯はり温度センサー43Bと湯はり給湯管9へ供給さ
れる湯はり流量を検出するための湯はり流量センサー4
5および浴槽水62からの逆流防止のため逆止弁52、
53を備えている。湯はり給湯管9はさらに浴槽62の
壁面に取り付けられたアダプター61に通じている。
【0027】また、電気温水器100は本体制御部70
を備えている。本体制御部70は、タンク第一温度セン
サー37とタンク第二温度センサー38とタンク第三温
度センサー39とタンク第四温度センサー40に加えて
高温水温度センサー42の検出信号に基づいて貯湯タン
ク32内の残湯量を検出する残湯量検出部91、タンク
第一温度センサー37とタンク第三温度センサー39の
検出信号とリモコン71からの運転指示とリモコン71
で設定した現在時刻に基づき下部ヒーター33、上部ヒ
ーター34を制御するヒーター制御部92、給水温度セ
ンサー41と高温水温度センサー42と給湯温度センサ
ー43Aと給湯流量センサー44と湯はり温度センサー
43Bと湯はり流量センサー45等の検出信号とリモコ
ン71からの運転指示に基づき給湯混合比調整弁46A
と湯はり混合比調整弁46Bと第一電磁弁22と第二電
磁弁23等を制御する給湯・湯はり制御部93、通信線
73を通じてリモコン71と相互通信するための本体通
信手段94を備える。
【0028】また、リモコン71は、現在時刻を設定し
計時し表示する時計機能部201、給湯設定温度などの
設定値や湯はり動作状態やヒーターの通電状態などの電
気温水器100の運転情報を表示する運転表示部20
2、電気温水器100からの残湯量情報を表示する残湯
量表示部203、浴槽62へ湯はりする際にオン操作す
る湯はりスイッチと浴槽62内に高温水を供給する際に
オン操作する高温差し湯スイッチと浴槽62内に水を供
給する際にオン操作する差し水スイッチと浴槽62へ湯
はりする湯量を設定する湯はり量設定スイッチとを備え
た湯はり操作部204、給湯管8から供給される湯の設
定温度を設定する給湯温度設定スイッチと浴槽62へ湯
はりする湯の設定温度を設定する湯はり温度設定スイッ
チと貯湯タンク32内の沸上げ温度を設定する沸上げ温
度設定スイッチとを備えた温度設定部205、通信線7
3を通じて湯はり操作部204の運転指示情報や電気温
水器100からの運転情報などを本体制御部70と相互
通信するための通信手段206を備えている。
【0029】上記の構成により、リモコン71の時計機
能部201で計時されている現在時刻が深夜(通常23
時から翌日の7時までの間)であることを認識すると、
本体制御部70のヒーター制御部92が下部ヒーター3
3に通電を指令し、貯湯タンク32内の水を深夜電力に
よりタンク第一温度センサー37がリモコン71の温度
設定部205で設定した沸上げ設定温度を検知するまで
沸き上げる。
【0030】電気温水器100から外部配管を介して接
続された給湯栓が開けられると、沸上がった貯湯タンク
32内のお湯は、本体制御部70の給湯・湯はり制御部
93からの指令によりリモコン71の温度設定部205
で設定した給湯温度で吐水され、炊事やシャワーなどの
用途として使用される。
【0031】また、使用者が入浴のためリモコン71の
湯はり操作部204の湯はりスイッチをオン操作すれ
ば、本体制御部70の給湯・湯はり制御部93からの指
令により、リモコン71の温度設定部205で設定した
湯はり温度で浴槽62へ湯はりが開始され、湯はり操作
部204で設定した湯はり量になるまで湯はりが継続さ
れて貯湯タンク32内のお湯が使用される。一方、貯湯
タンク32内はお湯を使用すると貯湯タンク32の下部
から同量の水が供給され残湯が減少する。
【0032】このように、貯湯タンク32内のお湯を使
用するたびに残湯が減少するため、使用者は残湯量を確
認しながらお湯を使用する必要がある。そこで、残湯量
検出部91で検出した残湯量情報を、リモコン71の残
湯量表示部203に表示して残湯量を確認できるように
してある。
【0033】ここで、残湯量の表示方法の一例を、図
2、図3を用いて説明する。図2は残湯量表示部203
に表示する残湯量の一表示例を示す。また、図3は残湯
量表示方法の一実施例を示すフローチャートである。
【0034】貯湯タンク32の全容量は370リットル
であり、貯湯タンク32の最上部からの容量が300リ
ットルの位置にタンク第一温度センサー37が、同15
0リットルの位置にタンク第二温度センサー38が、同
100リットルの位置にタンク第三温度センサー39
が、同50リットルの位置にタンク第四温度センサー4
0が、それぞれ取付けられているとする。
【0035】いま、貯湯タンク32内は、沸上げ設定温
度(例えば90℃)に全量沸き上がっているとする。お
湯の使用により、貯湯タンク32の上部からお湯が出湯
されると、同時に貯湯タンク32の下部から同量の水が
供給され、貯湯タンク内は常に満水に保たれる。このと
き、高温の湯と水は比重が大きく異なるため混ざりにく
く、混合層を境に分離するため、貯湯タンク32の下部
から順次水になっていく。このことから、上記4つのタ
ンク温度センサーおよび高温水温度センサー42の検知
温度に基づいて、残湯量を検出することができる。以
下、図3のフローチャートに沿って説明する。
【0036】ステップS1で、タンク第一温度センサー
37とタンク第二温度センサー38とタンク第三温度セ
ンサー39とタンク第四温度センサー40が全て所定温
度以上(例えば45℃、以下同様)を検知している時
は、残湯量が300リットル以上あると判断し、ステッ
プS11に進み、図2の表示H1に示すように残湯絵表
示Z1、Z2、Z3、Z4を全て点灯させて表示し、そ
うでない時はステップS2に進む。
【0037】ステップS2で、タンク第一温度センサー
37が所定温度未満を検知し、タンク第二温度センサー
38とタンク第三温度センサー39とタンク第四温度セ
ンサー40が所定温度以上を検知している時は、残湯量
が150リットル以上300リットル未満であると判断
し、ステップS21に進み、図2の表示H2に示すよう
に残湯絵表示Z2、Z3、Z4を点灯させて表示し、そ
うでない時はステップS3に進む。
【0038】ステップS3で、タンク第一温度センサー
37およびタンク第二温度センサー38が所定温度未満
を検知し、タンク第三温度センサー39およびタンク第
四温度センサー40が所定温度以上を検知している時
は、残湯量が100リットル以上150リットル未満で
あると判断し、ステップS31に進み、図2の表示H3
に示すように残湯絵表示Z3およびZ4を点灯させて表
示し、そうでない時はステップS4に進む。
【0039】ステップS4で、タンク第一温度センサー
37とタンク第二温度センサー38とタンク第三温度セ
ンサー39が所定温度未満を検知し、タンク第四温度セ
ンサー40が所定温度以上を検知している時は、残湯量
が50リットル以上100リットル未満であると判断
し、ステップS41に進み、図2の表示H4に示すよう
に残湯絵表示Z4のみを点灯させて表示し、そうでない
時はステップS5に進む。
【0040】ステップS5で、タンク第一温度センサー
37とタンク第二温度センサー38とタンク第三温度セ
ンサー39とタンク第四温度センサー40が全て所定温
度未満を検知している時は、ステップS6に進む。
【0041】ステップS6で、高温水温度センサー42
が所定温度以上を検知している時は、残湯量が0リット
ル超50リットル未満であると判断し、ステップS61
に進み、図2の表示H5に示すように残湯絵表示Z4の
みを点滅させて表示し、そうでない時は、残湯量が0リ
ットルであると判断し、ステップS62に進み、図2の
表示H6に示すように残湯絵表示Z1、Z2、Z3、Z
4を全て消灯させる。
【0042】ただし、高温給湯管4内のお湯は、しばら
くお湯の使用がないと放熱で所定温度未満になる場合が
あるので、高温水温度センサー42の検知温度を用いて
残湯量を判断するのは、給湯流量センサー44または湯
はり流量センサー45が流水を検知後、すなわち給湯ま
たは湯はりなどでお湯の使用を開始後、残湯温度を十分
検知できる時間(例えば5秒)経過してから、給湯流量
センサー44または湯はり流量センサー45が流水を検
知しなくなるまで、すなわち給湯または湯はりなどでお
湯の使用を終了するまでの間に限定する。
【0043】以上のように、高温水温度センサー42の
検知温度を残湯量検出に使用し、お湯が確実になくなる
まで残湯量を表示することで、お湯をより計画的に使用
して無駄なく使い切ることができる。
【0044】なお、この実施例では、絵表示を用いてそ
の時点の残湯量を常に報知するようにしたが、表示によ
り報知する方法はこれに限らない。例えば、メッセージ
を表示するメッセージ表示部(図示せず)をリモコン7
1に備え、残湯量検出部91が所定量未満の残湯量を検
出した時に、メッセージを表示する方法も考えられる。
例えば、残湯量が50リットル未満になると「お湯が少
なくなりました。注意してください」、また、0リット
ルを検出すると「お湯がなくなりました」といったメッ
セージを表示すればよい。表示スペースの都合で一度に
全文が表示できない場合は、次のような表示方法があ
る。
【0045】「お湯が少なく」→「湯が少なくな」→
「が少なくなり」→「少なくなりま」→「なくなりま
し」→「くなりました」のようにスクロールさせて表示
する方法や、メッセージを「お湯が」→「少なく」→
「なりました」のように区切って順次に表示する方法で
ある。このようにすると、メッセージが長い場合でも小
さな表示部で表示可能なため、リモコンをコンパクトに
構成できる。
【0046】また、音声を発生させる音声発生部(図示
せず)をリモコン71に備え、残湯量検出部91が所定
量未満の残湯量を検出した時に、メッセージを音声で発
生させてもよい。例えば、残湯量が50リットル未満に
なると「お湯が少なくなりました。注意してくださ
い」、また、0リットルを検出すると「お湯がなくなり
ました」といったメッセージを発生させる。こうすれ
ば、使用者がリモコンから離れていても、また、目の不
自由な方でも、残湯が少なくなったことやお湯がなくな
ったことを音声で確認できるため、お湯をより計画的に
使用して無駄なく使い切ることができる。また、メッセ
ージの表示と同期して音声を発生させれば、さらに使い
勝手が向上する。
【0047】また、リモコン71の各表示部は、液晶表
示の他、蛍光表示管や発光ダイオード等による表示など
さまざまな構成が考えられる。
【0048】また、本実施例においては電気温水器とし
たが、ガスや石油給湯機、またはヒートポンプや太陽熱
温水器を組合せたものにも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に於ける電気温水器10
0の構成図
【図2】 残湯量表示部203が表示する残湯量の一表
示例
【図3】 残湯量表示方法の一実施例を示すフローチャ
ート
【図4】 従来の電気温水器のリモコンが表示する残湯
量の一表示例
【図5】 従来の電気温水器の残湯量表示方法の一実施
例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…減圧弁 2…給水管 3…バイパス管 4…高温給湯管 5…湯はり高温給湯管 7…湯はりバイパス管 8…給湯管 9…湯はり給湯管 22…第一電磁弁 23…第二電磁弁 31…加熱部 32…貯湯タンク 33…下部ヒーター 34…上部ヒーター 35…安全弁 36…排水バルブ 37…タンク第一温度センサー 38…タンク第二温度センサー 39…タンク第三温度センサー 40…タンク第四温度センサー 41…給水温度センサー 42…高温水温度センサー 43A…給湯温度センサー 43B…湯はり温度センサー 44…給湯流量センサー 45…湯はり流量センサー 46A…給湯混合比調整弁 46B…湯はり混合比調整弁 51…バキュームブレーカー 52…逆止弁 53…逆止弁 61…アダプター 62…浴槽 70…本体制御部 71…リモコン 73…通信線 91…残湯量検出部 92…ヒーター制御部 93…給湯・湯はり制御部 94…本体通信手段 100…電気温水器 201…時計機能部 202…運転表示部 203…残湯量表示部 204…湯はり操作部 205…温度設定部 206…通信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 和久 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 中村 陽一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3L025 AB22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンクと、前記貯湯タンクの上部に接
    続された給湯管と、前記貯湯タンク内の水を加熱するヒ
    ーターと、前記ヒーターへの通電を制御する本体制御部
    と、前記貯湯タンク内の湯温を検知するタンク温度セン
    サーと、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検
    出部とを備えた電気温水器において、前記給湯管内の湯
    温を検知する高温水温度センサーを備え、前記残湯量検
    出部は、前記タンク温度センサーと前記高温水温度セン
    サーの検知温度に基づいて残湯量を検出することを特徴
    とした電気温水器。
  2. 【請求項2】前記残湯量検出部は、前記タンク温度セン
    サーの検知温度が所定温度未満であっても前記高温水温
    度センサーの検知温度が所定温度以上であれば、残湯あ
    りと判断することを特徴とした請求項1に記載の電気温
    水器。
  3. 【請求項3】前記本体制御部と制御情報を通信するリモ
    コンを備え、前記リモコンに、前記残湯量検出部で検出
    した残湯量情報を表示する残湯量表示部を備えたことを
    特徴とした請求項1若しくは請求項2に記載の電気温水
    器。
  4. 【請求項4】前記残湯量表示部に、メッセージを表示す
    るメッセージ表示部を備え、前記メッセージ表示部は、
    前記残湯量検出部が所定量未満の残湯量を検出した時に
    メッセージをスクロール表示若しくは区切って順次に表
    示することを特徴とした請求項3に記載の電気温水器。
  5. 【請求項5】前記リモコンに、音声を発生させる音声発
    生部を備え、前記音声発生部は、前記残湯量検出部が所
    定量未満の残湯量を検出した時にメッセージを音声で発
    生させることを特徴とした請求項1ないし請求項4に記
    載の電気温水器。
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