JP2002115914A - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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JP2002115914A
JP2002115914A JP2000310332A JP2000310332A JP2002115914A JP 2002115914 A JP2002115914 A JP 2002115914A JP 2000310332 A JP2000310332 A JP 2000310332A JP 2000310332 A JP2000310332 A JP 2000310332A JP 2002115914 A JP2002115914 A JP 2002115914A
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hot water
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remaining hot
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JP2000310332A
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Yoichi Nakamura
陽一 中村
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気料金制度の新メニューで使用されても、
できるだけ電気料金が割安かつ湯の使用量の多い時間帯
に自動的に沸増しを行うことで、使用者の手間をかける
ことなく、電気料金を抑えて十分な湯を使用することが
できる加熱装置を提供する。 【解決手段】 まず、現在時刻が昼間時間帯に突入する
と、現在時刻が第一の昼間時間帯にあると判断し(ステ
ップS1)、上部ヒーター34および下部ヒーター33
への通電を禁止する(ステップS6)。つぎに、現在時
刻が第一の昼間時間帯から抜けて、第二の昼間時間帯に
突入すると、現在時刻が第二の昼間時間帯にあると判断
し(ステップS2)、残湯量が100リットル未満にな
ると(ステップS3)、下部ヒーター33へ通電し、残
湯を含めた370リットルを90℃の高温に沸き上げる
(ステップS4)。これにより、使用者の手間をかける
ことなく、電気料金を抑えて十分な湯を使用することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貯湯タンク内の水
を加熱する加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加熱装置として電気温水器があ
り、電力需要の平準化を目的に電力会社が設定した電気
料金メニューに対応するため、深夜の割安な電力を利用
して1日に使用するお湯を貯湯タンクに貯えるタイプの
ものがある。このタイプの電気温水器においては、リモ
コンで現在時刻を設定し、設定された現在時刻に基づ
き、電気料金の安い深夜になるとヒーターに通電して貯
湯タンク内の水を加熱して沸上げ、1日に使用するお湯
を貯えるようにしている。また、貯湯タンク内の残湯が
少なくなった場合には、リモコンのスイッチ操作により
昼間でも沸上げ(以下沸増し)ができるようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電力会社が
電力需要の平準化をいっそう推進するために電気料金制
度として新たなメニューが追加されたが、従来の電気温
水器は必ずしもその新たなメニューに適したものとは言
えなかった。具体的にはつぎのようになる。図2は新た
なメニューの時間帯区分を示す図である。新たなメニュ
ーは、従来どおり深夜時間帯(例えば23時から翌日の
7時までの間)の電気料金は通常に比べ非常に割安に設
定されているが、さらに昼間時間帯(例えば7時から2
3時までの間)を電気使用量の少ない第一の昼間時間帯
(例えば7時から17時までの間)と第二の昼間時間帯
(例えば17時から23時までの間)に区分され、第二
の昼間時間帯の電気料金は深夜時間帯ほどではないが第
一の昼間時間帯よりも割安に設定されている。しかし、
従来の電気温水器は、リモコンのスイッチ操作により昼
間時間帯に沸増しを行った場合、上記した第一の昼間時
間帯、第二の昼間時間帯に関係なく沸増しを行っていた
ため、例えば第一の昼間時間帯に長時間沸増しを行えば
割高な電気料金が請求されることになる。しかも、通常
は第一の昼間時間帯の湯の使用量は少ないため、この時
間帯に大量の湯を高温に沸き上げていても放熱などのロ
スにより熱量が無駄となり経済的ではない。そこで、使
用者に時計の現在時刻が第二の昼間時間帯のときにスイ
ッチ操作して沸増しを行ってもらうこともできるが、使
用者に負担をかけることになり決して好ましいことでは
ない。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、本発明の目的は、電気料金制度の新メニュー
で使用されても、できるだけ電気料金が割安かつ湯の使
用量の多い時間帯に自動的に沸増しを行うことで、使用
者の手間をかけることなく、電気料金を抑えて十分な湯
を使用することができる加熱装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1では、貯湯タンク内の水
をヒーターで加熱する加熱部と、前記加熱部への通電を
制御する本体制御部と、現在時刻を計時する時計機能部
とを備え、前記本体制御部は、前記現在時刻が所定時間
帯にあるときはその時間帯の終了時刻に合わせて前記貯
湯タンク内の全量が高温になるように前記加熱部への通
電を制御する加熱装置において、前記所定時間帯以外の
時間帯において区分された複数の時間帯のうち前記現在
時刻がいずれの時間帯にあるかを判断する時間帯判断部
を備え、前記時間帯判断部が判断した時間帯に応じて前
記本体制御部が前記加熱部への通電を制御することとし
た。よって、できるだけ電気料金が割安でかつ湯の使用
量の多い時間帯に自動的に沸増しを行うことで、使用者
の手間をかけることなく、電気料金を抑えて十分な湯を
使用することができる。
【0006】請求項2では、請求項1記載の加熱装置に
おいて、前記所定時間帯以外の時間帯において区分され
た複数の時間帯を第一の時間帯、第二の時間帯とし、前
記時間帯判断部は前記現在時刻がいずれの時間帯である
かを判断することとした。よって、昼間時間帯を電気料
金の異なる第一、第二の時間帯に区分された電気料金制
度の新メニューに対応することができる。
【0007】請求項3では、請求項2記載の加熱装置に
おいて、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検
出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部が第
二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が所定
残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内の所定
量の湯を所定温度に加熱するように前記加熱部への通電
を制御し、前記時間帯判断部が第一の時間帯と判断した
ときには前記加熱部への通電を禁止することとした。よ
って、電気料金が割安でかつ湯の使用量の多い第二の時
間帯のみ自動的に沸増しを行うことで、電気料金を抑え
て十分な湯を使用することができる。
【0008】請求項4では、請求項2記載の加熱装置に
おいて、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検
出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部が第
二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一
の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内
の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するように
前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が第一
の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が前記第
一の所定残湯量より少ない第二の所定残湯量未満を検出
したときには前記第一の所定量より少ない第二の所定量
の湯を前記第一の所定温度と略同温度に加熱するように
前記加熱部への通電を制御することとした。よって、電
気料金が割安でかつ湯の使用量の多い第二の時間帯にお
いて、残湯量が第二の時間帯に必要な量よりも減った場
合には大量の高温の湯を確保するように自動的に沸増し
を行うことで、電気料金を抑えて十分な湯を使用するこ
とができ、また、湯の使用の少ない第一の時間帯におい
ても、残湯量が第一の時間帯に必要な量よりも減った場
合には少量の高温の湯を確保しておくことで、万一の湯
切れが防止できる。
【0009】請求項5では、請求項2記載の加熱装置に
おいて、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検
出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部が第
二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一
の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内
の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するように
前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が第一
の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が前記第
一の所定残湯量より少ない第二の所定残湯量未満を検出
したときには前記第一の所定量と略同量の湯を前記第一
の所定温度より低い第二の所定温度に加熱するように前
記加熱部への通電を制御することとした。よって、電気
料金が割安でかつ湯の使用量の多い第二の時間帯におい
て、残湯量が第二の時間帯に必要な量よりも減った場合
には大量の高温の湯を確保するように自動的に沸増しを
行うことで、電気料金を抑えて十分な湯を使用すること
ができ、また、湯の使用の少ない第一の時間帯において
も、残湯量が第一の時間帯に必要な量よりも減った場合
には第二の時間帯に確保する量と略同量であるが湯の使
用に差し支えのない程度の低温の湯を確保しておくこと
で、万一の湯切れが防止できる。
【0010】請求項6では、請求項2記載の加熱装置に
おいて、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検
出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部が第
二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一
の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内
の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するように
前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が第一
の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一の
所定残湯量未満を検出したときには前記第一の所定量よ
り少ない第二の所定量の湯を前記第一の所定温度と略同
温度に加熱するように前記加熱部への通電を制御するこ
ととした。よって、電気料金が割安でかつ湯の使用量の
多い第二の時間帯において、残湯量が所定量よりも減っ
た場合には大量の高温の湯を確保するように自動的に沸
増しを行うことで、電気料金を抑えて十分な湯を使用す
ることができ、また、湯の使用の少ない第一時間帯にお
いても、残湯量が所定量よりも減った場合には少量の高
温の湯を確保しておくことで、万一の湯切れが防止でき
る。
【0011】請求項7では、請求項2記載の加熱装置に
おいて、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検
出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部が第
二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一
の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内
の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するように
前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が第一
の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一の
所定残湯量未満を検出したときには前記第一の所定量と
略同量の湯を前記第一の所定温度より低い第二の所定温
度に加熱するように前記加熱部への通電を制御すること
とした。よって、電気料金が割安でかつ湯の使用量の多
い第二の時間帯において、残湯量が所定量よりも減った
場合には大量の高温の湯を確保するように自動的に沸増
しを行うことで、電気料金を抑えて十分な湯を使用する
ことができ、また、湯の使用の少ない第一時間帯におい
ても、残湯量が所定量よりも減った場合には第二の時間
帯に確保する量と略同量であるが湯の使用に差し支えの
ない程度の低温の湯を確保しておくことで、万一の湯切
れが防止でき、さらに、第一の時間帯および第二の時間
帯において、沸増しするための残湯量の条件を等しくし
たので制御を簡単にすることができる。
【0012】請求項8では、請求項2記載の加熱装置に
おいて、前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検
出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部が第
二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一
の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内
の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するように
前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が第一
の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が前記第
一の所定残湯量より少ない第二の所定残湯量未満を検出
したときには前記第一の所定量と略同量の湯を前記第一
の所定温度と略同温度に加熱するように前記加熱部への
通電を制御することとした。よって、電気料金が割安で
かつ湯の使用量の多い第二の時間帯において、残湯量が
所定量よりも減った場合には必要な量の高温の湯を確保
するように自動的に沸増しを行うことで、電気料金を抑
えて十分な湯を使用することができ、また、第一時間帯
においても、残湯量が第一の時間帯に必要な量よりも減
った場合には第二の時間帯に確保する量と同量の高温の
湯を確保しておくことで、万一の湯切れが防止できる。
【0013】請求項9では、請求項4若しくは請求項8
記載の加熱装置において、前記本体制御部は、前記時間
帯判断部が第二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量
検出部が第一の所定残湯量未満を検出したときには前記
貯湯タンク内の第一の所定量の湯を一度のみ第一の所定
温度に加熱するように前記加熱部への通電を制御するこ
ととした。よって、第二の時間帯に一度だけ沸増しを行
うことで、必要以上に繰返し沸増して湯が無駄にならな
いようにすることができる。
【0014】請求項10では、請求項2ないし請求項9
記載の加熱装置において、前記所定時間帯および/また
は前記第一の時間帯および/または前記第二の時間帯の
開始/終了時刻を切替える時間帯切替スイッチを備え
た。よって、各電力会社が電気料金制度の新メニューを
設定しているが、電力会社によって区分された時間帯の
開始/終了時刻が異なるため、それを切替えることによ
り各電力会社の電気料金制度の新メニューに対応するこ
とができ、加熱装置の種類を増やす必要がない。
【0015】請求項11では、請求項2ないし請求項1
0記載の加熱装置において、前記本体制御部が行う前記
加熱部への通電の制御方法を切替える制御切替スイッチ
を備えた。よって、電気料金制度の新メニューのほか従
来メニューにも対応できるように、メニューに応じた制
御方法に切替えることができ、加熱装置の種類を増やす
必要がない。
【0016】請求項12では、請求項1ないし請求項1
1記載の加熱装置において、前記本体制御部に前記加熱
部への通電を制御するよう指示するためのスイッチを有
する沸増し操作部を備え、前記本体制御部は、前記沸増
し操作部の沸増しスイッチがオン状態のときの限り前記
現在時刻が前記所定時間帯以外の時間帯のときに前記加
熱部への通電を制御することとした。よって、沸増しス
イッチがオン状態のときの限り沸増しを行うので、必要
のあるときだけ沸増しを行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態に於ける電気
温水器の構成図である。まず、給水源からの水は減圧弁
1で減圧され、減圧弁1の下流で給水管2とバイパス管
3とに分岐される。バイパス管3は下流の給湯混合比調
整弁46Aに通じており、給水温度を検出する給水温度
センサー41、断水時など配管内に負圧が生じた際に負
圧をキャンセルするためのバキュームブレーカー51を
備えている。給水管2は加熱部31に通じており、加熱
部31は貯湯タンク32、貯湯タンク32の最下部付近
に取付けられている下部ヒーター33、後述するタンク
第三温度センサー39の高さ付近に取付けられている上
部ヒーター34から構成されている。貯湯タンク32内
の水は下部ヒーター33と上部ヒーター34により下部
ヒーター33はタンク第一温度センサー37、上部ヒー
ター34はタンク第三温度センサー39の検出温度が高
温になるように加熱される。さらに、貯湯タンク32の
下部には排水バルブ36を備える。また、貯湯タンク3
2の上部には貯湯タンク32内の水の加熱時に発生する
膨張水を逃すための安全弁35を備える。
【0019】ステッピングモーターにより駆動される給
湯混合比調整弁46Aでは、バイパス管3からの水と高
温給湯管4からの高温水を混合し、適温の湯が給湯管8
へ供給される。給湯管8には給湯温度を検出するための
給湯温度センサー43A、給湯管8への湯の供給を検出
するための給湯検出手段である給湯流量センサー44を
備えている。さらに高温給湯管4には加熱部31から供
給される高温の湯の温度を検出するための高温水温度セ
ンサー42を備えている。高温給湯管4から分岐した湯
はり高温給湯管5は、高温水の供給を開始/停止するた
めの第一電磁弁22を介して湯はり混合比調整弁46B
に通じている。一方、バイパス管3からバキュームブレ
ーカー51の下流で分岐した湯はりバイパス管7は、水
の供給を開始/停止するための第二電磁弁23を介して
湯はり混合比調整弁46Bに通じている。
【0020】ステッピングモーターにより駆動される湯
はり混合比調整弁46Bでは、湯はりバイパス管7から
の水と湯はり高温給湯管5からの高温水を混合し、高温
水、水、適温の湯のいずれかが湯はり給湯管9へ供給さ
れる。湯はり給湯管9には、湯はり温度を検出するため
の湯はり温度センサー43Bと湯はり給湯管9へ供給さ
れる湯はり流量を検出するための湯はり流量センサー4
5および浴槽62からの逆流防止のため逆止弁52,5
3を備えている。湯はり給湯管9はさらに浴槽62の壁
面に取り付けられたアダプター61に通じている。
【0021】また、電気温水器100は本体制御部70
を備えている。本体制御部70は、後述する時計機能部
201で計時している現在時刻が深夜時間帯(例えば2
3時から翌日の7時までの間)または第一の昼間時間帯
(例えば7時から17時までの間)または第二の昼間時
間帯(例えば17時から23時までの間)のいずれにあ
るかを判断する時間帯判断部91、給水温度センサー4
1と高温水温度センサー42と給湯温度センサー43A
と給湯流量センサー44と湯はり温度センサー43Bと
湯はり流量センサー45等の検出信号とリモコン71か
らの運転指示に基づき給湯混合比調整弁46Aと湯はり
混合比調整弁46Bと第一電磁弁22と第二電磁弁23
等を制御する給湯・湯はり制御部92、タンク第一温度
センサー37とタンク第三温度センサー39の検出信号
とリモコン71からの運転指示とリモコン71で設定し
た現在時刻に基づき下部ヒーター33、上部ヒーター3
4を制御するヒーター制御部95、タンク第一温度セン
サー37とタンク第二温度センサー38とタンク第三温
度センサー39とタンク第四温度センサー40の検出温
度に基づいて貯湯タンク32内の残湯量を検出する残湯
量検出部96、通信線73を通じてリモコン71と相互
通信するための本体通信手段97を備える。
【0022】また、リモコン71は、現在時刻を設定し
計時する時計機能部201、時計機能部201で計時し
ている現在時刻が昼間時間帯(例えば7時から23時ま
での間)のとき、下部ヒーター33に通電を指示する際
にオン操作する全量沸増しスイッチと上部ヒーター34
に通電を指示する際にオン操作する少量沸増しスイッチ
とを備えた昼間沸増し操作部202、リモコン71で設
定された給湯温度などの設定値や残湯量検出部91で検
出した残湯量などの運転情報を表示する表示部204、
給湯管8から供給される湯の設定温度を設定する給湯温
度設定スイッチと浴槽62へ湯はりする湯の設定温度を
設定する湯はり温度設定スイッチと貯湯タンク32内の
沸上げ温度を設定する沸上げ温度設定スイッチとを備え
た温度設定部205、浴槽62へ湯はりする際にオン操
作する湯はりスイッチと浴槽62へ湯はりする湯量を設
定する湯はり量設定スイッチとを備えた湯はり操作部2
06、通信線73を通じて温度設定部205で設定され
た設定温度情報や電気温水器100の運転情報などを本
体制御部70と相互通信するための通信手段208を備
えている。
【0023】上記の構成により、リモコン71の時計機
能部201で計時されている現在時刻が深夜時間帯(例
えば23時から翌日の7時までの間)であることを認識
すると、ヒーター制御部94が、深夜時間帯の終了時刻
に合わせて沸上げが終了するように下部ヒーター33へ
通電を指令し貯湯タンク32内の水全量(例えば370
リットル)を深夜電力によりタンク第一温度センサー3
7がリモコン71の温度設定部205で設定した沸上げ
設定温度を検知するまで沸き上げる。なお、深夜時間帯
の終了時刻に合わせて沸上げが終了するために沸上げ開
始時刻を算出する必要があるが、例えば、タンク温度セ
ンサーの検出温度などを基に残湯熱量を算出し、その残
湯熱量から沸上げに必要な熱量を算出して、その必要熱
量を沸き上げるのに必要な時間を算出し、深夜時間帯の
終了時刻からその必要時間を溯った時刻を沸上げ開始時
刻とするなどさまざまな方法が考えられる。電気温水器
100から外部配管を介して接続された給湯栓が開けら
れると、沸上がった貯湯タンク32内のお湯が吐水され
る。吐水される湯の温度は、温度設定部205で用途や
好みに応じて設定できるようにしてある。また、貯湯タ
ンク32内のお湯を浴槽62への湯はりに使用する場合
は、湯はり操作部206の湯はりスイッチをオン操作す
る。このときの湯はり温度は温度設定部205の湯はり
温度設定スイッチで好みに応じて設定でき、湯はり量は
湯はり操作部206の湯はり量設定スイッチで浴槽容量
に応じて設定できるようにしてある。
【0024】貯湯タンク32内はお湯を使用すると、貯
湯タンク32の下部から水が供給され残湯量が減少する
ため、使用者は残湯量を確認しながらお湯を使用する必
要がある。そこで、例えば貯湯タンク32の全容量を3
70リットルとし、貯湯タンク32の最上部からの容量
が300リットルの位置にタンク第一温度センサー3
7、150リットルの位置にタンク第二温度センサー3
8、100リットルの位置にタンク第三温度センサー3
9、50リットルの位置にタンク第四温度センサー40
が取付けられているとすると各センサーの検出温度に基
づき(例えば45℃以上であれば残湯ありと判断)、残
湯量検出部96で検出した残湯量300リットル以上、
残湯量150リットル以上300リットル未満、残湯量
100リットル以上150リットル未満、残湯量50リ
ットル以上100リットル未満、残湯量50リットル未
満などの残湯量情報を、数値や絵表示などでリモコン7
1の表示部204に表示して残湯量を確認できるように
してある。そして、来客などでお湯の使用量が多くなり
お湯が不足しそうな場合は、昼間でも全量沸増しスイッ
チをオン操作することにより貯湯タンク32内の水全量
を、少量沸増しスイッチをオン操作することにより貯湯
タンク32内の水少量(例えば100リットル)を沸き
上げることができるようにしてある。
【0025】しかし、昼間時間帯に全量沸増しスイッチ
または少量沸増しスイッチをオン操作した場合、電気料
金が割高な第一の昼間時間帯を避けてなるべく第二の昼
間時間帯に沸増しを行うようにしてある。
【0026】ここで、時計機能部201が計時している
現在時刻が昼間時間帯のときにヒーター制御部95が行
う沸増し制御方法を説明する。
【0027】第一の例として図3のフローチャートを用
いて説明する。あらかじめ、全量沸増しスイッチおよび
少量沸増しスイッチがオン状態にしておくこととする。
まず、時計機能部201が計時している現在時刻が昼間
時間帯に突入すると、時間帯判断部91は現在時刻が第
一の昼間時間帯にあると判断し(ステップS1)、上部
ヒーター34および下部ヒーター33への通電を禁止す
る(ステップS6)。つぎに、現在時刻が第一の昼間時
間帯から抜けて、第二の昼間時間帯に突入すると、時間
帯判断部91は現在時刻が第二の昼間時間帯にあると判
断し(ステップS2)、湯が使用されタンク第三温度セ
ンサー39の検出温度が例えば45℃未満(すなわち残
湯量が100リットル未満)になると(ステップS
3)、タンク第一温度センサー37の検出温度が温度設
定部205で設定した沸上げ設定温度(例えば90℃)
を検出するまで下部ヒーター33へ通電し、残湯を含め
た370リットルを90℃の高温に沸き上げる(ステッ
プS4)。なお、ステップS4において、第二の昼間時
間帯のときには一度だけ残湯を含めた370リットルを
90℃の高温に沸き上げれば、十分な湯量を確保できる
ため、何度も繰返し沸き上げる必要はない。
【0028】第二の例として図4のフローチャートを用
いて説明する。あらかじめ、全量沸増しスイッチおよび
少量沸増しスイッチがオン状態にしておくこととする。
まず、時計機能部201が計時している現在時刻が昼間
時間帯に突入すると、時間帯判断部91は現在時刻が第
一の昼間時間帯にあると判断し(ステップS11)、湯
が使用されタンク第四温度センサー40の検出温度が例
えば45℃未満(すなわち残湯量が50リットル未満)
になると(ステップS15)、タンク第四温度センサー
40の検出温度が温度設定部205で設定した沸上げ設
定温度(例えば90℃)を検出するまで上部ヒーター3
4へ通電し、残湯を含めた100リットルを90℃の高
温に沸き上げる(ステップS16)。つぎに、現在時刻
が第一の昼間時間帯から抜けて、第二の昼間時間帯に突
入すると、時間帯判断部91は現在時刻が第二の昼間時
間帯にあると判断し(ステップS12)、湯が使用され
タンク第三温度センサー39の検出温度が例えば45℃
未満(すなわち残湯量が100リットル未満)になると
(ステップS13)、タンク第一温度センサー37の検
出温度が温度設定部205で設定した沸上げ設定温度
(例えば90℃)を検出するまで下部ヒーター33へ通
電し、残湯を含めた370リットルを90℃の高温に沸
き上げる(ステップS14)。なお、ステップS16に
おいて、タンク第一温度センサー37の検出温度が例え
ば45℃未満になると、タンク第一温度センサー37の
検出温度が温度設定部205で設定した沸上げ設定温度
(例えば90℃)より低温(例えば60℃)を検出する
まで上部ヒーター34へ通電し、残湯を含めた370リ
ットルを60℃の温度に沸き上げるようにしてもよい。
また、ステップS14において、第二の昼間時間帯のと
きには一度だけ残湯を含めた370リットルを90℃の
高温に沸き上げれば、十分な湯量を確保できるため、何
度も繰返し沸き上げる必要はない。
【0029】第三の例として図5のフローチャートを用
いて説明する。あらかじめ、全量沸増しスイッチおよび
少量沸増しスイッチがオン状態にしておくこととする。
まず、時計機能部201が計時している現在時刻が昼間
時間帯に突入すると、時間帯判断部91は現在時刻が第
一の昼間時間帯にあると判断し(ステップS21)、湯
が使用されタンク第三温度センサー39の検出温度が例
えば45℃未満(すなわち残湯量が100リットル未
満)になると(ステップS25)、タンク第三温度セン
サー39の検出温度が温度設定部205で設定した沸上
げ設定温度(例えば90℃)を検出するまで上部ヒータ
ー34へ通電し、残湯を含めた100リットルを90℃
の高温に沸き上げる(ステップS26)。つぎに、現在
時刻が第一の昼間時間帯から抜けて、第二の昼間時間帯
に突入すると、時間帯判断部91は現在時刻が第二の昼
間時間帯にあると判断し(ステップS22)、湯が使用
されタンク第三温度センサー39の検出温度が例えば4
5℃未満(すなわち残湯量が100リットル未満)にな
ると(ステップS23)、タンク第一温度センサー37
の検出温度が温度設定部205で設定した沸上げ設定温
度(例えば90℃)を検出するまで下部ヒーター33へ
通電し、残湯を含めた370リットルを90℃の高温に
沸き上げる(ステップS24)。なお、ステップS26
において、タンク第一温度センサー37の検出温度が例
えば45℃未満になると、タンク第一温度センサー37
の検出温度が温度設定部205で設定した沸上げ設定温
度(例えば90℃)より低温(例えば60℃)を検出す
るまで上部ヒーター34へ通電し、残湯を含めた370
リットルを60℃の温度に沸き上げるようにしてもよ
い。また、ステップS24において、第二の昼間時間帯
のときには一度だけ残湯を含めた370リットルを90
℃の高温に沸き上げれば、十分な湯量を確保できるた
め、何度も繰返し沸き上げる必要はない。
【0030】第四の例として図6のフローチャートを用
いて説明する。あらかじめ、少量沸増しスイッチがオン
状態にしておくこととする。まず、時計機能部201が
計時している現在時刻が昼間時間帯に突入すると、時間
帯判断部91は現在時刻が第一の昼間時間帯にあると判
断し(ステップS31)、湯が使用されタンク第四温度
センサー40の検出温度が例えば45℃未満(すなわち
残湯量が50リットル未満)になると(ステップS3
5)、タンク第三温度センサー39の検出温度が温度設
定部205で設定した沸上げ設定温度(例えば90℃)
を検出するまで上部ヒーター34へ通電し、残湯を含め
た100リットルを90℃の高温に沸き上げる(ステッ
プS36)。つぎに、現在時刻が第一の昼間時間帯から
抜けて、第二の昼間時間帯に突入すると、時間帯判断部
91は現在時刻が第二の昼間時間帯にあると判断し(ス
テップS32)、湯が使用されタンク第三温度センサー
39の検出温度が例えば45℃未満(すなわち残湯量が
100リットル未満)になると(ステップS33)、タ
ンク第三温度センサー39の検出温度が温度設定部20
5で設定した沸上げ設定温度(例えば90℃)を検出す
るまで上部ヒーター34へ通電し、残湯を含めた100
リットルを90℃の高温に沸き上げる(ステップS3
4)。なお、ステップS34において、第二の昼間時間
帯のときには一度だけ残湯を含めた100リットルを9
0℃の高温に沸き上げれば、十分な湯量を確保できるた
め、何度も繰返し沸き上げる必要はない。
【0031】なお、上記した第一、第二、第三、第四の
例において、深夜時間帯および/または第一昼間の時間
帯および/または昼間第二の時間帯の開始/終了時刻を
切替えるための図示しない時間帯切替スイッチをリモコ
ン71若しくは本体制御部90に設け、電力会社ごとに
異なる新メニューの時間帯に応じて、このスイッチを操
作して各時間帯の開始/終了時刻を切替えるられるよう
にしてもよいし、また、下部ヒーター33、上部ヒータ
ー34への通電の制御方法を切替える図示しない制御切
替スイッチをリモコン71若しくは本体制御部90に設
け、電気料金制度の旧メニューで使用する場合でもその
メニューに応じて、このスイッチを操作して切替えられ
るようにしてもよい。さらに、昼間時間帯のときヒータ
ー制御部95は昼間沸増し操作部202の全量沸増しス
イッチをオン状態にしておかないと下部ヒーター33に
通電を指示せず、少量沸増しスイッチをオン状態にして
おかないと上部ヒーター34に通電を指示しないように
したが、全量沸増しスイッチ、少量沸増しスイッチを備
えず、自動的に下部ヒーター33、上部ヒーター34に
通電を指示するようにしてもよい。
【0032】以上のように、第一の例では、昼間時間帯
を電気料金の異なる第一、第二の昼間時間帯に区分され
た電気料金制度の新メニューに対応し、電気料金が割安
でかつ湯の使用量の多い第二の昼間時間帯のみ自動的に
沸増しを行うことで、電気料金を抑えて十分な湯を使用
することができる。第二の例では、昼間時間帯を電気料
金の異なる第一、第二の昼間時間帯に区分された電気料
金制度の新メニューに対応し、電気料金が割安でかつ湯
の使用量の多い第二の昼間時間帯において、残湯量が第
二の昼間時間帯に必要な量よりも減った場合には大量の
高温の湯を確保するように自動的に沸増しを行うこと
で、電気料金を抑えて十分な湯を使用することができ、
また、湯の使用の少ない第一の昼間時間帯においても、
残湯量が第一の昼間時間帯に必要な量よりも減った場合
には少量の高温の湯を確保しておくことで、万一の湯切
れが防止できる。第三の例では、昼間時間帯を電気料金
の異なる第一、第二の昼間時間帯に区分された電気料金
制度の新メニューに対応し、電気料金が割安でかつ湯の
使用量の多い第二の昼間時間帯において、残湯量が所定
量よりも減った場合には大量の高温の湯を確保するよう
に自動的に沸増しを行うことで、電気料金を抑えて十分
な湯を使用することができ、また、湯の使用の少ない第
一の昼間時間帯においても、残湯量が所定量よりも減っ
た場合には少量の高温の湯を確保しておくことで、万一
の湯切れが防止できる。第四の例では、昼間時間帯を電
気料金の異なる第一、第二の昼間時間帯に区分された電
気料金制度の新メニューに対応し、電気料金が割安でか
つ湯の使用量の多い第二の昼間時間帯において、残湯量
が所定量よりも減った場合には必要な量の高温の湯を確
保するように自動的に沸増しを行うことで、電気料金を
抑えて十分な湯を使用することができ、また、第一の昼
間時間帯においても、残湯量が第一の昼間時間帯に必要
な量よりも減った場合には第二の昼間時間帯に確保する
量と同量の高温の湯を確保しておくことで、万一の湯切
れが防止できる。また、第二の昼間時間帯に一度だけ沸
増しを行うことで、必要以上に繰返し沸増して湯が無駄
にならないようにすることができる。また、各電力会社
が電気料金制度の新メニューを設定しているが、電力会
社によって区分された時間帯の開始/終了時刻が異なる
ため、それを切替えることにより各電力会社の電気料金
制度の新メニューに対応することができ、加熱装置の種
類を増やす必要がない。また、電気料金制度の新メニュ
ーのほか従来メニューにも対応できるように、メニュー
に応じた制御方法に切替えることができ、加熱装置の種
類を増やす必要がない。また、沸増しスイッチがオン状
態のときの限り沸増しを行うので、必要のあるときだけ
沸増しを行うことができる。
【0033】なお、本実施例においては、昼間時間帯を
第一、第二の昼間時間帯の2つに区分したが、電気料金
制度の新メニューに応じて3つ以上の時間帯に区分して
もよい。また、第一の昼間時間帯を7時から17時まで
の間、第二の昼間時間帯を17時から23時までの間と
したが、実際に設定されている新メニューは第一の昼間
時間帯のうち例えば7時から10時までの間についても
第二の昼間時間帯と同料金に設定されているのが一般的
であるが、この時間帯に湯を大量に使用することは希な
ため第一の昼間時間帯に含めた扱いとした。
【0034】また、本実施例においては電気温水器とし
たが、ガスや石油給湯機、またはヒートポンプや太陽熱
温水器を組合せたものにも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に於ける電気温水器10
0の構成図
【図2】 電気料金制度の新メニューの時間帯区分を示
す図
【図3】 昼間時間帯におけるヒーター制御部95が行
う沸増し制御方 法の第一の例を示すフローチャート
【図4】 昼間時間帯におけるヒーター制御部95が行
う沸増し制御方法の第二の例を示すフローチャート
【図5】 昼間時間帯におけるヒーター制御部95が行
う沸増し制御方法の第三の例を示すフローチャート
【図6】 昼間時間帯におけるヒーター制御部95が行
う沸増し制御方法の第四の例を示すフローチャート
【符号の説明】
1…減圧弁 2…給水管 3…バイパス管 4…高温給湯管 5…湯はり高温給湯管 7…湯はりバイパス管 8…給湯管 9…湯はり給湯管 22…第一電磁弁 23…第二電磁弁 31…加熱部 32…貯湯タンク 33…下部ヒーター 34…上部ヒーター 35…安全弁 36…排水バルブ 37…タンク第一温度センサー 38…タンク第二温度センサー 39…タンク第三温度センサー 40…タンク第四温度センサー 41…給水温度センサー 42…高温水温度センサー 43A…給湯温度センサー 43B…湯はり温度センサー 44…給湯流量センサー 45…湯はり流量センサー 46A…給湯混合比調整弁 46B…湯はり混合比調整弁 51…バキュームブレーカー 52…逆止弁 53…逆止弁 61…アダプター 62…浴槽 70…本体制御部 71…リモコン 73…通信線 91…時間帯判断部 92…給湯・湯はり制御部 95…ヒーター制御部 96…残湯量検出部 97…本体通信手段 100…電気温水器 201…時計機能部 202…昼間沸増し操作部 204…表示部 205…温度設定部 206…湯はり操作部 208…通信手段

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯湯タンク内の水をヒーターで加熱する加
    熱部と、前記加熱部への通電を制御する本体制御部と、
    現在時刻を計時する時計機能部とを備え、前記本体制御
    部は、前記現在時刻が所定時間帯にあるときはその時間
    帯の終了時刻に合わせて前記貯湯タンク内の全量が高温
    になるように前記加熱部への通電を制御する加熱装置に
    おいて、前記所定時間帯以外の時間帯において区分され
    た複数の時間帯のうち前記現在時刻がいずれの時間帯に
    あるかを判断する時間帯判断部を備え、前記時間帯判断
    部が判断した時間帯に応じて前記本体制御部が前記加熱
    部への通電を制御することを特徴とした加熱装置。
  2. 【請求項2】前記所定時間帯以外の時間帯において区分
    された複数の時間帯を第一の時間帯、第二の時間帯と
    し、前記時間帯判断部は前記現在時刻がいずれの時間帯
    であるかを判断することを特徴とした請求項1記載の加
    熱装置。
  3. 【請求項3】前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯
    量検出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部
    が第二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が
    所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内の
    所定量の湯を所定温度に加熱するように前記加熱部への
    通電を制御し、前記時間帯判断部が第一の時間帯と判断
    したときには前記加熱部への通電を禁止することを特徴
    とした請求項2記載の加熱装置。
  4. 【請求項4】前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯
    量検出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部
    が第二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が
    第一の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タン
    ク内の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するよ
    うに前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が
    第一の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が前
    記第一の所定残湯量より少ない第二の所定残湯量未満を
    検出したときには前記第一の所定量より少ない第二の所
    定量の湯を前記第一の所定温度と略同温度に加熱するよ
    うに前記加熱部への通電を制御することを特徴とした請
    求項2記載の加熱装置。
  5. 【請求項5】前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯
    量検出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部
    が第二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が
    第一の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タン
    ク内の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するよ
    うに前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が
    第一の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が前
    記第一の所定残湯量より少ない第二の所定残湯量未満を
    検出したときには前記第一の所定量と略同量の湯を前記
    第一の所定温度より低い第二の所定温度に加熱するよう
    に前記加熱部への通電を制御することを特徴とした請求
    項2記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯
    量検出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部
    が第二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が
    第一の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タン
    ク内の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するよ
    うに前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が
    第一の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第
    一の所定残湯量未満を検出したときには前記第一の所定
    量より少ない第二の所定量の湯を前記第一の所定温度と
    略同温度に加熱するように前記加熱部への通電を制御す
    ることを特徴とした請求項2記載の加熱装置。
  7. 【請求項7】前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯
    量検出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部
    が第二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が
    第一の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タン
    ク内の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するよ
    うに前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が
    第一の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第
    一の所定残湯量未満を検出したときには前記第一の所定
    量と略同量の湯を前記第一の所定温度より低い第二の所
    定温度に加熱するように前記加熱部への通電を制御する
    ことを特徴とした請求項2記載の加熱装置。
  8. 【請求項8】前記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯
    量検出部を備え、前記本体制御部は、前記時間帯判断部
    が第二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が
    第一の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タン
    ク内の第一の所定量の湯を第一の所定温度に加熱するよ
    うに前記加熱部への通電を制御し、前記時間帯判断部が
    第一の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が前
    記第一の所定残湯量より少ない第二の所定残湯量未満を
    検出したときには前記第一の所定量と略同量の湯を前記
    第一の所定温度と略同温度に加熱するように前記加熱部
    への通電を制御することを特徴とした請求項2記載の加
    熱装置。
  9. 【請求項9】前記本体制御部は、前記時間帯判断部が第
    二の時間帯と判断したときかつ前記残湯量検出部が第一
    の所定残湯量未満を検出したときには前記貯湯タンク内
    の第一の所定量の湯を一度のみ第一の所定温度に加熱す
    るように前記加熱部への通電を制御することを特徴とし
    た請求項4ないし請求項10記載の加熱装置。
  10. 【請求項10】前記所定時間帯および/または前記第一
    の時間帯および/または前記第二の時間帯の開始/終了
    時刻を切替える時間帯切替スイッチを備えたことを特徴
    とした請求項2ないし請求項9記載の加熱装置。
  11. 【請求項11】前記本体制御部が行う前記加熱部への通
    電の制御方法を切替える制御切替スイッチを備えたこと
    を特徴とした請求項2ないし請求項10記載の加熱装
    置。
  12. 【請求項12】前記本体制御部に前記加熱部への通電を
    制御するよう指示するためのスイッチを有する沸増し操
    作部を備え、前記本体制御部は、前記沸増し操作部の沸
    増しスイッチがオン状態のときの限り前記現在時刻が前
    記所定時間帯以外の時間帯のときに前記加熱部への通電
    を制御することを特徴とした請求項1ないし請求項11
    記載の加熱装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261581A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 給湯装置
WO2009107256A1 (ja) * 2008-02-27 2009-09-03 サンデン株式会社 貯湯式給湯装置
JP2010091183A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Sharp Corp 貯湯式給湯システム
JP2012063101A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Hitachi Appliances Inc 液体加熱供給装置
JP2017133717A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 三菱電機株式会社 貯湯式給湯システム

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