JP2013130334A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

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正己 大桃
Shigeki Murayama
成樹 村山
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Abstract

【課題】 予約設定した日に所定の沸き上げ運転を行うことが可能な貯湯式給湯装置を提供する。
【解決手段】 リモコン48で沸き上げ項目から所定の沸き上げ運転を選択し、カレンダー機能で特定の日を予約設定することで所望の湯量を貯湯する予約沸き上げ運転が実行されるため、来客や旅行等の条件に合わせた使用湯量の設定変更を簡単に行うことができるので使い勝手が向上する。また、予約沸き上げ運転を行った日の使用湯量は記憶手段54で記憶しないので、学習手段55が算出する平均使用湯量に影響を与えることがなく、通常運転を行う日に貯湯する湯量が増減せず、湯余りや湯切れを防止し、消費電力の増加を防止することができる。
【選択図】 図9

Description

この発明は、貯湯タンク内の湯水を加熱手段で加熱する貯湯式給湯装置に関するものである。
従来、この種のものにおいて、リモコンで指定した日もしくは曜日で使用する予定の湯量を設定し、所定の沸き上げ開始時間になると設定湯量を貯湯タンク内に貯湯するよう加熱手段を制御するものがあった。(例えば、特許文献1)
特開2005−76968号公報
しかし、この従来のものでは、所定期間の使用湯量から平均使用湯量を算出し、貯湯タンク内に貯湯する湯量を算出された平均使用湯量に基づいて加熱手段を制御する場合、リモコンで設定した日の設定湯量がこの平均使用湯量と比較して多いか少なければ、平均使用湯量とは異なる使用湯量まで平均使用湯量の算出結果に反映されるため、湯切れや湯余りする状態が発生してしまい、更には、平均使用湯量より多くの湯水を加熱することで消費電力が増大する問題があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンク内から出湯された湯量を算出する使用湯量算出手段と、該使用湯量算出手段で算出された所定期間の使用湯量を記憶する記憶手段と、該記憶手段で記憶した所定期間の使用湯量に基づいて平均使用湯量を算出する学習手段と、該学習手段で算出した平均使用湯量に基づいて目標貯湯量を算出する目標貯湯量算出手段と、前記貯湯タンクに貯湯する湯量が異なる複数の沸き上げモードを切り換えるリモコンと、前記目標貯湯量が前記貯湯タンク内に貯湯されるよう前記加熱手段を制御する制御部とを備えた貯湯式給湯装置において、前記リモコンには、選択された日に所望の湯量を貯湯する予約沸き上げ運転の設定が可能なカレンダー機能が備えられ、前記制御部は、前記予約沸き上げ運転が実行された日の使用湯量について前記記憶手段で記憶しないものである。
また、請求項2では、前記沸き上げモードは、前記目標貯湯量を貯湯する標準モードと、該標準モードよりも多めの湯量を貯湯する多めモードと、前記標準モードよりも少なめの湯量を貯湯する少なめモードがあり、前記予約沸き上げ運転は前記沸き上げモードの中から所望の湯量を選択可能としたものである。
また、請求項3では、前記予約沸き上げ運転は、入浴する人数で貯湯する所望の湯量を調節可能としたものである。
この発明の請求項1によれば、リモコンのカレンダー機能で選択された日に所望の湯量を貯湯する予約沸き上げ運転を実行し、予約沸き上げ運転が実行された日の使用湯量について記憶手段で記憶しないので、予約沸き上げ運転で通常とは異なる湯量が貯湯されて使用湯量が増減しても、所定期間の使用湯量から算出される目標貯湯量に影響を与えることがないことから、過剰な湯余りや湯切れが発生せず、消費電力の増加が防止できる。
また、請求項2によれば、沸き上げモードには目標貯湯量の湯量を沸き上げる標準モードと、標準モードよりも多めの湯量を貯湯する多めモードと、標準モードよりも少なめの湯量を貯湯する少なめモードがあり、予約沸き上げ運転は沸き上げモードの中から所望の湯量を選択可能にしたので、予約沸き上げ運転で貯湯タンクに貯湯する所望の湯量を沸き上げモードから選択できるため使い勝手が向上する。
また、請求項3によれば、予約沸き上げ運転は入浴人数で貯湯する所望の湯量を調節可能としたので、入浴人数に合った湯量が貯湯タンク内に貯湯されることから湯を使い切ることができるため使い勝手が向上する。
この発明の一実施形態を示す概略構成図 同発明の制御ブロック図 同発明の表示内容選択画面で沸き上げ設定を選択した場合を説明する図 同発明の表示内容選択画面で予約沸き上げ設定を選択した場合を説明する図 同発明の沸き上げ項目選択画面で沸き上げモードを選択した場合を説明する図 同発明の沸き上げ項目選択画面で貯湯量を選択した場合を説明する図 同発明の沸き上げ項目選択画面で入浴人数を選択した場合を説明する図 同発明の表示内容選択画面で予約設定内容確認を選択した場合を説明する図 同発明の予約沸き上げ運転を説明するフローチャート
次に、この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
1は湯水を所定量貯湯可能な貯湯タンク2等を収納した貯湯タンクユニット、3は貯湯タンク2内の湯水を加熱する加熱手段としてのヒートポンプユニットである。
前記ヒートポンプユニット3は、冷媒を高温高圧に圧縮する圧縮機4と、高温高圧の冷媒と熱交換によって湯水を加熱する冷媒水熱交換器5と、冷媒を減圧する電動式の膨張弁6と、空気熱で冷媒を蒸発させる空気熱交換器7とを配管で環状に接続した冷媒回路8と、空気熱交換器7に周囲の空気を送り込む送風ファン9とを備えており、冷媒回路8内には冷媒として二酸化炭素が使用され超臨界ヒートポンプサイクルを構成している。
ここで、冷媒水熱交換器5は冷媒と被加熱水である貯湯タンク2内の湯水とが対向して流れる対向流方式を採用しており、超臨界ヒートポンプサイクルでは熱交換時において冷媒は超臨界状態のまま凝縮されるため効率よく高温まで被加熱水を加熱することができ、冷媒水熱交換器5に流入する冷媒の入口温度と流出する出口温度の温度差が一定になるように膨張弁6または圧縮機4を制御して、冷媒水熱交換器5に流入する被加熱水の温度を5〜20℃の低温にすることで効率よく加熱することができ、COPが向上する。
10は圧縮機4から吐出し冷媒水熱交換器5に流入する冷媒の温度を検出する水熱交入口センサ、11は冷媒水熱交換器5で放熱した冷媒の温度を検出する水熱交出口センサ、12は膨張弁6で減圧され空気熱交換器7に流入する冷媒の温度を検出する空熱交入口センサ、13は空気熱交換器7で蒸発した冷媒の温度を検出する空熱交出口センサ、14は空気熱交換器7の上部に設置され周囲の気温を検出する外気温センサである。
15は貯湯タンク2下部と冷媒水熱交換器5とを配管で接続するヒーポン往き管、16は冷媒水熱交換器5と貯湯タンク2上部とを配管で接続するヒーポン戻り管、17はヒーポン往き管15の途中に設置され配管内の湯水を循環させるヒーポン循環ポンプであり、該ヒーポン循環ポンプ17を駆動することで貯湯タンク2下部にある湯水をヒーポン往き管15から冷媒水熱交換器5に流入して加熱し、ヒーポン戻り管16から貯湯タンク2に流入することで高温湯を貯湯するヒーポン循環回路18を形成している。
19はヒーポン往き管15に設置され冷媒水熱交換器5に流入する湯水の温度を検出する往き管温度センサ、20はヒーポン戻り管16に設置され冷媒水熱交換器5で加熱された湯水の温度を検出する戻り管温度センサであり、往き管温度センサ19及び戻り管温度センサ20で検出された湯水の温度に基づいて圧縮機4の出力やヒーポン循環ポンプ17の回転数を制御し、設定された目標沸き上げ温度まで沸き上げる沸き上げ動作を行う。
21は貯湯タンク2に市水を流入する給水管、22は貯湯タンク2上部にある高温湯を出湯する出湯管、23は給水管21から分岐した給水バイパス管、24は出湯管22と給水バイパス管23内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された給湯温度に調節する給湯混合弁、25は出湯管22と給水バイパス管23内を流動する湯水を所定の比率で混合して設定された風呂温度に調節する風呂混合弁である。
26は給湯混合弁24で所定の比率で混合された湯水が流動する給湯管、27は洗面所等に設置され給湯混合弁24で給湯温度に調節された湯水を開栓することで出湯可能な給湯栓、28は給湯管26内を流動する湯水の流量を検知する給湯流量センサ、29は給湯管26内を流動する湯水の温度を検知する給湯温度センサである。
30は貯湯タンク2内の高温湯と熱交換して浴槽31内に貯められた浴槽水を加熱する風呂熱交換器、32は浴槽水を風呂熱交換器30に送る風呂戻り管、33は風呂熱交換器30で加熱された浴槽水を浴槽31内に戻す風呂往き管、34は風呂往き管33と風呂熱交換器30と風呂戻り管32とで形成された風呂循環回路、35は風呂循環回路34内の浴槽水を流動させる風呂循環ポンプである。
36は浴槽31内にある浴槽水の水位を検知する水位センサ、37は風呂熱交換器30で加熱された浴槽水の温度を検知する風呂温度センサであり、風呂往き管33途中にそれぞれ設置されている。
38は風呂混合弁25で混合された湯水を風呂戻り管32に搬送する湯張り管であり、配管途中には、風呂混合弁25で混合された湯水の温度を検知する湯張り温度センサ39と、電動弁を開閉して浴槽31への湯張り開始及び停止を行う湯張り電磁弁40と、配管内を流動する湯水の流量から浴槽31への湯張り量を検知する湯張り流量センサ41と、浴槽31の湯水が逆流するのを防止する逆止弁42とが設置されている。
43は貯湯タンク2の上下方向に複数配置された貯湯温度センサで、この実施形態では貯湯温度センサ43a、43b、43c、43d、43eの5つが設置されているものであり、この貯湯温度センサ43が検出する温度情報によって貯湯タンク2内の残熱量と、貯湯タンク2内の上下方向の温度分布が確認できる。
44は貯湯タンク2上部に連通し加熱した湯水の体積膨張による圧力上昇を防止する逃し弁、45は市水からの圧力を一定に減圧する減圧弁、46は給水管21内を流動する市水の温度を検出する給水温度センサ、47は給水管21に設置され栓を備えた給水栓である。
48は台所等に設置されたリモコンであり、リモコン48を起動する起動スイッチ49と、給湯設定温度や風呂設定温度を表示する表示部50と、給湯設定温度や風呂の湯張り完了等を音声で報知するスピーカ51とが備えられている。
前記表示部50は、液晶、LED、ドットマトリクス型表示器等の各種の表示器が使用可能である。本実施形態では、表示部50は液晶タッチパネルで形成されており、各種項目スイッチ及び数値入力ためのスイッチが表示され、任意のスイッチに触れて操作することで項目の選択や、数値の入力が行なわれる。
52は貯湯タンクユニット1内に設置された各センサの入力を受け、各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを内蔵した制御部であり、貯湯温度センサ43で検知された各温度変化に基づいて貯湯タンク2から出湯した湯量を算出する使用湯量算出手段53と、該使用湯量算出手段53で算出された使用湯量について所定期間である7日間分のデータを記憶する記憶手段54と、該記憶手段54で記憶された使用湯量のデータに基づいて7日間の平均使用湯量を算出する学習手段55と、該学習手段55で算出した平均使用湯量に基づいて目標貯湯量を算出する目標貯湯量算出手段56とが備えられている。
なお、貯湯タンク2から出湯した湯量は給湯流量センサ28及び湯張り流量センサ41で検知した流量から算出してもよく、また、給水温度センサ46で検知された給水温度や外気温度センサ14で検知された外気温度を組み合わせて算出してもよいものである。
57はヒートポンプユニット3内に設置された各センサで検知された値に基づいて、各アクチュエータの駆動を制御するマイコンを内蔵したヒーポン制御部であり、制御部52と相互に通信して圧縮機2の駆動やヒーポン循環ポンプ17の回転数を制御する。
58は貯湯タンク2の底部に接続され配管途中に排水栓59を設置した排水管であり、地震等の災害が発生して断水状態になった場合は、給水栓47を閉栓して逃し弁44を開放し、排水栓59を開栓することで貯湯タンク2内に残存する湯水が取り出せる。
(通常沸き上げ運転の設定)
次に、本発明の実施形態における貯湯タンク2内に貯湯された湯水の通常沸き上げ運転の設定について説明する。
まず、リモコン48の起動スイッチ49を操作すると、図3で示すように、通常の沸き上げ運転に関する設定を行う「通常沸き上げ設定」と、予約設定された日の沸き上げ運転に関する設定を行う「予約沸き上げ設定」と、予約沸き上げ設定がされた日と設定内容が確認できる「予約設定内容確認」の3つを選択できる画面が表示部50に表示され、所定の項目を選択することで次の画面へ移行する。ここで、「通常沸き上げ設定」を選択すると複数の沸き上げモードが選択可能となる画面に移行する。
前記沸き上げモードは「標準モード」、「多めモード」、「少なめモード」から選択可能であり、「標準モード」が選択されたら、目標貯湯量算出手段56が算出した目標貯湯量を貯湯タンク2に貯湯し、貯湯タンク2内の湯量が所定の最低貯湯量以下になったら沸き上げ運転を開始して湯切れの発生を防止する。
また、「多めモード」が設定されたら、「標準モード」での目標貯湯量より多くの湯量を貯湯するようにし、例えば、(目標貯湯量+100L)や(目標貯湯量×1.1)を目標貯湯量とした沸き上げ運転を行うので、大人数の来客等が予定される日にこの沸き上げモードを選択することで湯切れの発生が防止できる。
また、「少なめモード」が設定されたら、「標準モード」での目標貯湯量より少ない湯水を貯湯するようにし、例えば、(目標貯湯量−50L)や(目標貯湯量×0.9)を目標貯湯量とした沸き上げ運転を行うので、出湯量やシャワーで使用する湯量が少ないと想定される日にこの沸き上げモードを選択することで湯余りを防止して消費電力を低下させることができる。
(通常沸き上げ運転の制御)
次に、通常の沸き上げ運転を行う場合の具体的な制御について説明する。
まず、各地の時間帯別契約電力における電力単価が安価な深夜時間帯(例えば、23時から7時まで)に達したら、制御部52は、貯湯タンク2内の湯水をヒートポンプユニット3で加熱する沸き上げ運転の制御を開始する。
記憶手段54が記憶した所定期間である過去7日間の使用湯量から学習手段55が43℃に換算した平均使用湯量を算出し、給水温度センサ46で検出された給水温度と貯湯タンク2からの自然放熱量分αに基づいて、目標貯湯量算出手段56が式(1)から目標貯湯熱量を算出する。
(43℃での平均使用湯量)×(43℃−給水温度)×α=目標貯湯熱量・・・(1)
目標貯湯量算出手段56が式(1)で算出した目標貯湯熱量を用いて式(2)から目標貯湯量を算出し、この目標貯湯量に対応する貯湯温度センサ43が所定の沸き上げ停止温度以上を検知したら沸き上げ運転を終了する。なお、式(2)における目標沸き上げ温度とは給水温度で変動する数値であり、例えば給水温度をWとすると、W≦5℃で80℃、5℃<W≦15℃で75℃、15℃<W≦25℃で70℃、25℃<Wで65℃となる。
(目標貯湯熱量)/(目標沸き上げ温度−給水温度)=目標貯湯量・・・(2)
目標貯湯量算出手段56により目標貯湯量を算出したら、制御部52は、深夜時間帯が終了する時刻に目標貯湯量が沸き上げる沸き上げ開始時刻をピークシフト演算によって算出し、ヒーポン制御部57にそれらの情報を送信する。
そして、ピークシフト演算した沸き上げ開始時刻に達したと判断したら、ヒーポン制御部57は、圧縮機4及びヒーポン循環ポンプ17を駆動させることで、貯湯タンク2下部にある低温水がヒーポン往き管15を介して冷媒水熱交換器5で加熱され、ヒーポン戻り管16を介して貯湯タンク2上部に目標沸き上げ温度の高温湯が流入して、貯湯タンク2の上部から高温湯が順次積層するように貯湯していく。そして、所定の貯湯温度センサ43が目標沸き上げ温度を検知したら目標貯湯量の湯水が貯湯したと判断して、圧縮機4とヒーポン循環ポンプ17を停止し、湯水の沸き上げを終了する。
なお、使用湯量が多い昼間時間帯(例えば、7時から23時まで)において貯湯タンク2内の湯量が減少し、予め設定された最低貯湯量以下になったことを貯湯温度センサ43で検知されたら、ヒートポンプユニット3で湯水を加熱して最低貯湯量以上となるまで沸き上げる。
(予約沸き上げ運転の設定)
次に、リモコン48のカレンダー機能で選択した日に所望の湯量を貯湯する予約沸き上げ運転について説明する。
まず、図4で示すように、リモコン48の起動スイッチ49を操作して表示部50に表示内容選択画面を表示させたら、「予約沸き上げ設定」を選択することで沸き上げ項目の選択が可能な画面に移行して所定の項目が表示されるので、任意の項目を使用者が選択することで所定の沸き上げ運転が可能となる。
(沸き上げモード設定)
沸き上げ項目の選択で「沸き上げモード」を選択した場合について説明する。まず、表示部50の画面で「沸き上げモード」が選択されたら、図5で示すようにリモコン48のカレンダー機能によって予約設定の対象となる日が月単位のカレンダー形式で表示される。ここで、予約設定したい日を選択すると、各種沸き上げモードが選択可能な画面に移行し、使用者が設定したい沸き上げモードを選択することで設定完了となり、カレンダー表示画面の予約設定した日が点灯する。この、点灯した日をカレンダー表示画面上で選択すると、予約設定した日と沸き上げモードが表示されるので、使用者が簡単に予約設定した内容を確認することができる。
(貯湯量設定)
次に、沸き上げ基準選択で「貯湯量」を選択した場合について説明する。まず、表示部50の画面で「貯湯量」が選択されたら、図6で示すようにリモコン48のカレンダー機能によって予約設定の対象となる日が月単位のカレンダー形式で表示される。ここで、貯湯量を予約設定したい日を選択すると、5段階のレベルで貯湯タンク2内に貯湯する湯量が調節できる画面に移行するので、画面上に表示されたアップスイッチ60とダウンスイッチ61を操作して設定したいレベルに合わせる。設定レベルを合わせたら、決定スイッチ62を操作することで次の画面に移行し、カレンダー表示画面の予約設定した日が点灯する。この、点灯した日をカレンダー表示画面上で選択すると、予約設定した日と貯湯量レベルが表示されるので、使用者が簡単に予約設定した内容を確認することができる。
貯湯量レベルは貯湯タンク2内に貯湯する湯水の熱量によって分かれており、各貯湯温度センサ43で所定値以上の温度が検知されるまで沸き上げを行う。例えば、貯湯量レベルを4や5に設定すると、貯湯タンク2の下部にある貯湯温度センサ43dやeで65℃から90℃の高温湯が検知されるまで沸き上げを行うので、使用湯量が多い場合の湯切れを防止し、貯湯量レベルを1や2に設定すると、貯湯タンク2の上部にある貯湯温度センサ43aやbで高温湯が検知されると沸き上げを終了するので、貯湯タンク2内の湯余りを防止して電力を節約することができる。また、貯湯量レベルの説明を使用者に分かり易く表示することも可能であり、例えば、レベル2を設定すると<シャワー使用15分>というようにシャワーの使用可能時間で表示することで、使用者の使い勝手が向上する。
(入浴人数設定)
次に、沸き上げ基準選択で「入浴人数」を選択した場合について説明する。まず、表示部50の画面で「入浴人数」が選択されたら、図7で示すようにリモコン48のカレンダー機能によって予約設定の対象となる日が月単位のカレンダー形式で表示される。ここで、予約設定したい日を選択すると、入浴人数の調節ができる画面に移行するので、画面上に表示されたアップスイッチ60とダウンスイッチ61を操作して設定したい人数に合わせる。設定したい人数に合わせたら、決定スイッチ62を操作することで次の画面に移行し、カレンダー表示画面の予約設定した日が点灯する。この、点灯した日をカレンダー表示画面上で選択すると、予約設定した日と入浴人数が表示されるので、使用者が簡単に設定した内容を確認することができる。
入浴人数で沸き上げる湯量は浴槽31に湯張りする湯量と入浴者一人が使用する湯量に基づいて判断する。例えば、入浴人数が7人であれば、入浴者一人あたりの平均使用湯量を43℃で50Lとして7人×50L=350Lを算出し、浴槽31に湯張りする湯量を43℃で200Lとして、43℃で550Lの湯量が使用可能となるよう貯湯タンク2内に貯湯する。このように、設定された入浴人数から沸き上げる湯量を算出することで、貯湯タンク2内の湯切れや湯余りを防止することができる。
(予約設定内容確認)
次に、予約沸き上げ設定をした日と設定内容が確認できる予約設定内容の確認画面について説明する。
まず、図8で示すように、リモコン48の起動スイッチ49を操作して表示部50に表示内容選択画面を表示させ、「予約設定内容確認」を選択すると予約沸き上げ運転を設定した日が点灯した状態で表示部50に表示される。ここで、予約沸き上げ運転を設定した日を選択すると、予約設定した日にどのような沸き上げ運転を行うか表示されるので、使用者が予約沸き上げ運転の内容を容易に確認することができる。
(予約沸き上げ運転の制御)
次に、予約沸き上げ運転の制御について図8のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御部52は、予約日の前日の深夜時間帯になったらリモコン48で設定された沸き上げ運転の内容から貯湯タンク2内に貯湯する湯量を算出し、深夜時間帯の終了時刻に算出された湯量が沸き上げる沸き上げ開始時刻をピークシフト演算で算出して、ヒーポン制御部57にそれらの情報を送信する。(S101)。そして、ヒーポン制御部57は、ピークシフト演算で算出した沸き上げ開始時刻に達したか判断して(S102)、沸き上げ開始時刻に達したと判断したら、圧縮機4とヒーポン循環ポンプ17を駆動させて湯水の沸き上げを開始する(S103)。
S103で沸き上げを開始したら、ヒーポン制御部57は、所定の貯湯温度センサ43が目標沸き上げ温度を検知したか判断して(S104)、目標沸き上げ温度を検知したら沸き上げ運転を停止する(S105)。そして、制御部52は、今回の沸き上げ運転が予約沸き上げ運転だったか判断し(S106)、予約沸き上げ運転であれば、貯湯タンク2から出湯して使用された湯量について記憶手段54で記憶せず(S107)、予約沸き上げ運転でなければ、通常の沸き上げ運転での沸き上げが行われたと判断して、設定された各沸き上げモードでの目標貯湯量を沸き上げるようにする(S108)。
以上のように、リモコン48のカレンダー機能で予約設定した日に沸き上げ項目から選択した沸き上げ運転が行えるので、来客や旅行などの予定に合わせて使用湯量を設定することができ、予約沸き上げ運転での使用湯量のデータは記憶手段54で記憶させないので、予約沸き上げ運転での使用湯量が通常沸き上げ運転の目標貯湯量に影響を与えることがなく、使用湯量の湯切れや湯余りを防止することができ、消費電力の増加を防止することができる。
また、今回の実施形態では、冷媒に二酸化炭素を用いたヒートポンプユニット3を熱源装置として説明したが、これに限らず、フロン、代替フロンなどの冷媒を用いる一般的なヒートポンプサイクルでもよいものである。
また、貯湯された湯水を加熱する加熱手段をヒートポンプユニット3として説明したが、これに限らず、太陽熱、ガス、液体燃料による給湯機や電気温水器等に適用することが可能である。
1 貯湯タンクユニット
2 貯湯タンク
3 ヒートポンプユニット
43 貯湯温度センサ
48 リモコン
50 表示部
52 制御部
53 使用湯量算出手段
54 記憶手段
55 学習手段
56 目標貯湯量算出手段
57 ヒーポン制御部

Claims (3)

  1. 湯水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンク内の湯水を加熱する加熱手段と、前記貯湯タンク内から出湯された湯量を算出する使用湯量算出手段と、該使用湯量算出手段で算出された所定期間の使用湯量を記憶する記憶手段と、該記憶手段で記憶した所定期間の使用湯量に基づいて平均使用湯量を算出する学習手段と、該学習手段で算出した平均使用湯量に基づいて目標貯湯量を算出する目標貯湯量算出手段と、前記貯湯タンクに貯湯する湯量が異なる複数の沸き上げモードを切り換えるリモコンと、前記目標貯湯量が前記貯湯タンク内に貯湯されるよう前記加熱手段を制御する制御部とを備えた貯湯式給湯装置において、前記リモコンには、選択された日に所望の湯量を貯湯する予約沸き上げ運転の設定が可能なカレンダー機能が備えられ、前記制御部は、前記予約沸き上げ運転が実行された日の使用湯量について前記記憶手段で記憶しないことを特徴とする貯湯式給湯装置。
  2. 前記沸き上げモードは、前記目標貯湯量を貯湯する標準モードと、該標準モードよりも多めの湯量を貯湯する多めモードと、前記標準モードよりも少なめの湯量を貯湯する少なめモードがあり、前記予約沸き上げ運転は前記沸き上げモードの中から所望の湯量を選択可能としたことを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯装置。
  3. 前記予約沸き上げ運転は、入浴する人数で貯湯する所望の湯量を調節可能としたことを特徴とする請求項1、2のいずれか一項に記載の貯湯式給湯装置。
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