JP2005076968A - 貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法 - Google Patents

貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005076968A
JP2005076968A JP2003306946A JP2003306946A JP2005076968A JP 2005076968 A JP2005076968 A JP 2005076968A JP 2003306946 A JP2003306946 A JP 2003306946A JP 2003306946 A JP2003306946 A JP 2003306946A JP 2005076968 A JP2005076968 A JP 2005076968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water storage
storage tank
amount
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003306946A
Other languages
English (en)
Inventor
Toukiyo Kanazawa
透匡 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003306946A priority Critical patent/JP2005076968A/ja
Publication of JP2005076968A publication Critical patent/JP2005076968A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】 長期間不使用時に排水される湯量を低減できる貯湯式給湯機を提供する。
【解決手段】 制御ユニット11は、給湯機1の利用者によって入力された湯の使用計画をリモコン12から受ける。制御ユニット11は、夜間の所定時刻になると、水位センサ10A〜10Cによって貯湯タンク3内の水位データを取得して貯湯タンク3内の残存湯量を算出し、設定された翌日の湯量設定データから残存湯量を減算して必要な追加湯量を算出する。そして、制御ユニット11は、その追加湯量に基づいてヒートポンプユニット2へ運転指令を出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、湯沸器によって沸かされた湯を貯湯タンクに貯めて使用する貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法に関する。
深夜電力などを利用して経済的に湯を沸かし、その沸かした湯を貯湯タンクに貯めて翌日利用する貯湯式の給湯機が戸建住宅において普及してきている。このような給湯機の熱源としては、種々の装置が利用され、たとえば、電気ヒータを用いた電気給湯機、ガス湯沸器を用いたガス給湯機、ヒートポンプ回路を用いたヒートポンプ式給湯機などが知られている。ここ近年は、環境問題や省エネルギー化の観点からヒートポンプ式給湯機が特に注目されている。
図5は、従来の貯湯式給湯機の構成を概略的に示す全体構成図である。
図5を参照して、この給湯機100は、上述のようにここ近年注目されているヒートポンプ式給湯機であり、給湯機100は、ヒートポンプユニット101と、貯湯タンク102と、給水管103と、配管104,105と、給湯管106とを備える。
ヒートポンプユニット101は、冷媒サイクルによって冷媒を圧縮加熱し、その加熱した冷媒と配管104から供給される貯湯タンク102内の水との間で熱交換を行ない、熱交換によって加熱された湯を配管105を介して貯湯タンク102へ供給する。貯湯タンク102は、ヒートポンプユニット101によって沸かされた湯を貯めておくタンクである。貯湯タンク102は、下部に給水管103、およびヒートポンプユニット101と接続される配管104が設けられ、上部に給湯管106、およびヒートポンプユニット101と接続される配管105が設けられる。
この給湯機100においては、貯湯タンク102内は、水または湯で満たされている。貯湯タンク102内の水(または湯)は、貯湯タンク102の下部に設けられる配管104を介してヒートポンプユニット101へ送られ、ヒートポンプユニット101によって加熱される。そして、ヒートポンプユニット101によって沸かされた湯は、貯湯タンク102の上部に接続される配管105を介して貯湯タンク102内に供給される。
このように、相対的に温度の低い下層の水がヒートポンプユニット101に送られて加熱され、ヒートポンプユニット101によって加熱された湯が貯湯タンク102の上部から貯湯タンク102に供給されることによって、貯湯タンク102内が湯で満たされていく。そして、貯湯タンク102内の湯が給湯管106から出湯されると、同量の水が給水間103から供給される。
また、特開昭58−145843号公報には、貯湯時の放熱によるエネルギーロスが少なく、また、貯湯タンクに大きな水圧がかからない貯湯式給湯機が開示されている(特許文献1参照)。この給湯機は、貯湯タンクと、貯湯タンクに結合される湯沸器と、貯湯タンクの上部に設けられるシスターンと、貯湯タンクの貯湯量が少量および多量のときそれぞれ動作する第1および第2の水位スイッチとを備え、通常使用時は、第1の水位スイッチを動作させて貯湯量を少量に維持し、浴槽などで一時的に多量の湯を使用するときは、第2の水位スイッチを動作させることによってシスターンから貯湯タンクへ水が供給され、併せて湯沸器を動作させることによって多量の湯を準備する。
この給湯機によれば、通常使用時は、貯湯量が少量であるため、貯湯時の放熱によるエネルギーロスが少ない。また、通常使用時は、貯湯タンクに大きな水圧がかからないので、貯湯タンクに常時大きな水圧がかかる給湯機に比べて耐圧を下げることができ、貯湯タンクの製作コストを低減することができる。
特開昭58−145843号公報
このような貯湯式給湯機においては、長期間給湯機を使用しない場合、貯湯タンク内の湯を排水する必要があるが、エネルギーを消費して沸かした湯を排水することは、水の使用量の面からも消費エネルギーの面からも不経済である。そこで、貯湯タンク内の湯の排水量をできる限り低減することができる貯湯式給湯機が望まれている。
上記の図5に示した給湯機は、貯湯タンク102内が常時満水であるため、排水時における湯の排水量は多量であり、経済的でない。
また、特開昭58−145843号公報に記載された給湯機は、通常使用時は、少量の貯湯しか行なわないため、上記のようにエネルギーロスを低減できるなどの有用な面があるが、シスターンから大量の給水があったときは、しばらく給湯することができなくなる。また、この給湯機では、長期間不使用時はシスターン内に貯められた水も排水する必要があるので、排水量の面からは、必ずしも経済的とはいえない。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、長期間不使用時に排水される湯量を低減できる貯湯式給湯機を提供することである。
また、この発明の別の目的は、長期間不使用時に排水される湯量を低減できる貯湯式給湯機の制御方法を提供することである。
この発明によれば、貯湯式給湯機は、給水管から供給される水を加熱する湯沸器と、湯沸器から出湯される湯を貯める貯湯タンクと、湯沸器から出湯される湯を貯湯タンクへ供給するための配管と、第1の所定期間に使用される湯量の使用計画に基づいて、貯湯タンクの貯湯量が使用計画の湯量となるように第1の所定期間ごとに湯沸器を制御する制御装置とを備える。
好ましくは、第1の所定期間は、1日単位の期間であり、制御装置は、翌日に使用される湯量の使用計画に基づいて、夜間の所定時刻に湯沸器を制御する。
好ましくは、貯湯式給湯機は、制御装置に接続され、かつ、当該貯湯式給湯機の利用者が使用計画を設定するための外部設定器をさらに備え、制御装置は、外部設定器から設定される使用計画に基づいて湯沸器を制御する。
好ましくは、制御装置は、第1の所定期間に対応する過去の湯の使用実績を格納する記憶部と、記憶部に格納される過去の湯の使用実績に基づいて使用計画を算出し、その算出された使用計画に基づいて湯沸器を制御する制御部とを含む。
好ましくは、貯湯式給湯機は、貯湯タンク内の湯を排水する排水管と、排水管に設けられる排水弁とをさらに備え、制御装置は、第2の所定期間貯湯タンクから給湯されていないとき、貯湯タンク内の湯を排水するように排水弁を制御する。
好ましくは、貯湯式給湯機は、貯湯タンク内の湯を排水する排水管と、排水管に設けられる排水弁とをさらに備え、制御装置は、貯湯タンク内の湯の排水指令を外部設定器から受けたとき、指令に応じて貯湯タンク内の湯を排水するように排水弁を制御する。
好ましくは、湯沸器は、圧縮加熱された冷媒との熱交換によって給水管から供給される水を加熱するヒートポンプ装置を含む。
また、この発明によれば、貯湯式給湯機の制御方法は、第1の所定期間に使用される湯量の使用計画を設定する第1のステップと、湯が貯められる貯湯タンク内の残存湯量を検出する第2のステップと、残存湯量および使用計画に基づいて貯湯タンクへの必要給湯量を算出する第3のステップと、算出された必要給湯量に基づいて、貯湯タンクへ湯を供給する湯沸器を制御する第4のステップとを備える。
好ましくは、第1の所定期間は、1日単位の期間であり、第2から第4のステップは、夜間の所定時刻に実行される。
好ましくは、第1のステップにおいて、使用計画は、当該貯湯式給湯機の利用者によって外部設定器から設定される。
好ましくは、貯湯式給湯機の制御方法は、湯の使用実績を記憶する第5のステップをさらに備え、第1のステップにおいて、使用計画は、第1の所定期間に対応する過去の湯の使用実績に基づいて算出される。
好ましくは、貯湯式給湯機の制御方法は、第2の所定期間貯湯タンクから給湯されていないとき、貯湯タンク内の湯を排水する第6のステップをさらに備える。
この発明によれば、設定または算出された湯の使用計画に基づいて必要量の湯のみを貯湯タンクに貯めるようにしたので、長期間給湯機を使用しない場合であって貯湯タンク内の湯を排水しなければならないとき、排水量を低減することができる。したがって、水の使用量の面からも消費エネルギーの面からもランニングコストを低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明による給湯機の構成を概略的に示す全体構成図である。
図1を参照して、給湯機1は、ヒートポンプユニット2と、貯湯タンク3と、給水管4と、配管5と、給湯管6と、排水管7と、給湯弁8と、排水弁9と、水位センサ10A〜10Cと、制御ユニット11と、リモコン12とを備える。
ヒートポンプユニット2は、圧縮機、放熱器、減圧装置および蒸発器が順次接続された冷媒回路からなるヒートポンプと、放熱器と給水管4から供給される水との間で熱交換を行なう水熱交換器とを含む。ヒートポンプユニット2は、上記ヒートポンプによって冷媒を圧縮加熱し、その加熱された冷媒と給水管4から供給される水との間で水熱交換器によって熱交換を行なう。このヒートポンプユニット2は、給水管4から供給される水を高温(たとえば80℃〜90℃)の湯に一気に沸き上げ、貯湯タンク3に接続される配管5へその沸き上がった湯を出湯する。
貯湯タンク3は、ヒートポンプユニット2によって沸き上げられた湯を貯めておくタンクである。貯湯タンク3の上部には、ヒートポンプユニット2と接続される配管5が接続され、貯湯タンク3の下部には、給湯管6および排水管7が設けられる。この貯湯タンク3は、ヒートポンプユニット2から配管5を介して供給される湯のみを貯湯する。
給水管4は、外部からヒートポンプユニット2へ冷水を供給するための配管であり、配管5は、ヒートポンプユニット2から出湯される湯を貯湯タンク3へ送るための配管である。給湯管6は、台所や浴槽などへ給湯するための配管であり、排水管7は、この給湯機1が長期間使用されないときやリモコン12から排水指示がなされたときなどに貯湯タンク3内の湯を排水するための配管である。給湯弁8および排水弁9は、それぞれ給湯管6および排水管7に設けられる電磁弁であり、制御ユニット11からの指令に応じて開閉する。
水位センサ10A〜10Cは、貯湯タンク3内の側面に設けられ、貯湯タンク3内の湯の水位を検出する。すなわち、水位センサ10Aは、貯湯タンク3内の水位が高位のとき、制御ユニット11へ検出信号を出力する。水位センサ10Bは、貯湯タンク3内の水位が中位のとき、制御ユニット11へ検出信号を出力する。水位センサ10Cは、貯湯タンク3内の水位が低位のとき、制御ユニット11へ検出信号を出力する。
制御ユニット11は、リモコン12から設定された湯の使用計画に基づいて、ヒートポンプユニット2に運転指令を出力する。ここで、制御ユニット11は、水位センサ10A〜10Cから貯湯タンク3内の湯の水位検出信号を受け、その検出信号を用いて概算される貯湯タンク3内の残存湯量に応じて必要な追加湯量を算出する。そして、制御ユニット11は、算出した追加湯量が出湯されるまでヒートポンプユニット2へ運転指令を出力する。また、制御ユニット11は、給湯時および排水時、それぞれ給湯弁8および排水弁9へ開信号を出力する。なお、制御ユニット11の詳細な動作については、後ほど詳しく説明する。
リモコン12は、湯の使用計画を設定するための外部設定器である。給湯機の利用者は、日もしくは曜日を指定して1日単位の予定使用湯量をリモコン12から設定することができる。そして、リモコン12は、利用者によって湯量設定データが入力されると、その入力された湯量設定データを制御ユニット11へ送信する。また、リモコン12には、表示器および音声出力器が設けられ、貯湯タンク3の残存湯量を表示したり、制御ユニット11からの警報を出力することができる。
なお、ヒートポンプユニット2は、「湯沸器」を構成し、制御ユニット11は、「制御装置」を構成する。また、リモコン12は、「外部設定器」を構成する。
この給湯機1においては、リモコン12から1日単位の湯の使用計画が入力されると、リモコン12は、その湯量設定データを制御ユニット11へ出力する。制御ユニット11は、夜間の所定時刻になると、リモコン12から設定された翌日の湯量設定データに基づいてヒートポンプユニット2へ運転指令を出力し、ヒートポンプユニット2は、深夜電力を利用して動作し、沸き上げた湯を貯湯タンク3へ出湯する。より具体的には、制御ユニット11は、夜間の所定時刻になると、水位センサ10A〜10Cから貯湯タンク3内の水位データを取得し、貯湯タンク3の残存湯量を算出する。そして、制御ユニット11は、翌日の湯量設定データから残存湯量を減算して必要な追加湯量を算出し、その追加湯量が出湯されるまでヒートポンプユニット2に運転指令を出力する。
ここで、この給湯機1においては、給水管4は、ヒートポンプユニット2に接続された構成となっており、ヒートポンプユニット2は、給水管4から供給される水を高温の湯に一気に沸き上げる。そして、ヒートポンプユニット2は、制御ユニット11によって算出された追加湯量分のみ湯を沸かし、その沸かした湯を配管5を介して貯湯タンク3へ供給する。すなわち、貯湯タンク3には、翌日の湯の使用計画に対応する必要量の湯のみが貯湯される。したがって、貯湯タンク3内には、湯の使用計画に対して余分な湯または水は存在しない。
また、給湯機1においては、制御ユニット11から給湯弁8に対して長期間開指令が出力されず、給湯機1が長期間不使用のとき、制御ユニット11は、たとえば所定日数経過後の夜間に排水弁9に対して開指令を出力し、貯湯タンク3内の湯が排水される。ここで、上記のように、貯湯タンク3内には、湯の使用計画に対して余分な湯または水は存在しないので、排水量は必要最小限であり、経済的である。なお、制御ユニット11による自動排水を行なうか否かは、リモコン12から利用者が設定することができる。
図2は、図1に示した制御ユニット11の構成を機能的に示す機能ブロック図である。
図2を参照して、制御ユニット11は、制御部21と、記憶部22と、タイマー23と、貯湯駆動部24と、給湯駆動部25と、排水駆動部26と、入出力I/F部27と、外部I/F部28と、バス29とを含む。
制御部21は、リモコン12とのI/F制御、水位センサ10A〜10CとのI/F制御、ヒートポンプユニット2を運転させて使用計画に基づいた貯湯を行なう貯湯制御、給湯弁8の開閉を制御して給湯量を制御する給湯制御、排水弁9の開閉を制御する排水制御などを行なう。また、制御部21は、記憶部22、タイマー23、貯湯駆動部24、給湯駆動部25、排水駆動部26、入出力I/F部27、および外部I/F部28の各動作を制御する。
記憶部22は、リモコン12から外部I/F部28を介して入力される湯量設定データおよび留守設定データを格納する。ここで、留守設定データは、給湯機1が長期間不使用であるとき、制御ユニット11による自動排水制御を行なうか否かの設定データである。記憶部22は、RAM(Random Access Memory)で構成されてもよいし、電気的に書換可能な不揮発性のROM(Read Only Memory)で構成されてもよい。
タイマー23は、制御部21によって貯湯制御が行なわれる夜間の所定時刻になると、制御部21に通知を行なう。また、タイマー23は、給湯駆動部25から出力される給湯弁8への開指令の間隔を計時し、給湯駆動部25から入出力I/F部27を介して給湯弁8へ所定の長期間開指令が出力されていないときは、制御部21へその旨通知する。
貯湯駆動部24は、制御部21によって算出された貯湯タンク3への追加湯量を制御部21から受け、その追加湯量およびヒートポンプユニット2の能力に基づいて、入出力I/F部27を介してヒートポンプユニット2へ必要時間だけ運転指令を出力する。
給湯駆動部25は、制御部21から給湯指令を受け、浴槽に湯を張るときなど給湯量が設定されているときは、その給湯量が供給されるまで入出力I/F部27を介して給湯弁8へ開指令を出力する。また、給湯駆動部25は、水位センサ10A〜10Cから入出力I/F部27を介して貯湯タンク3内の水位データを受け、給湯によって貯湯タンク3内の水位が大きく低下したときは、その旨を制御部21へ通知する。
排水駆動部26は、制御部21から排水指令を受けると、入出力I/F部27を介して排水弁9へ開指令を出力し、排水が終了すると、排水弁9へ閉指令を出力する。
入出力I/F部27は、ヒートポンプユニット2、水位センサ10A〜10C、給湯弁8、および排水弁9と信号のやり取りを行なう。外部I/F部28は、リモコン12とデータのやり取りを行なう。バス29は、上記の各装置がデータをやり取りするためのデータ通信路である。
この制御ユニット11においては、制御部21は、リモコン12から外部I/F部28を介して湯量設定データを受けると、そのデータを記憶部22へ格納する。タイマー23は、夜間の所定時刻になると、制御部21へ通知を行ない、制御部21は、タイマー23から通知に応じて、水位センサ10A〜10Cから入出力I/F部27を介して貯湯タンク3内の水位データを取得する。そして、制御部21は、その水位データを用いて貯湯タンク3内の残存湯量を算出する。
続いて、制御部21は、翌日の湯量設定データを記憶部22から読出す。そして、制御部21は、その湯量設定データから貯湯タンク3内の残存湯量を減算して貯湯タンク3への追加湯量を算出し、その算出した追加湯量を貯湯駆動部24へ出力する。貯湯駆動部24は、制御部21から追加湯量のデータを受けると、その追加湯量およびヒートポンプユニット2の能力に基づいて、入出力I/F部27を介してヒートポンプユニット2へ運転指令を必要時間出力する。
また、タイマー23は、制御部21から出力される給湯弁8への開指令の間隔を計時し、CPU21から入出力I/F部27を介して給湯弁8へ所定の長期間開指令が出力されなかったときは、制御部21へその旨の通知を行なう。制御部21は、タイマー23からその通知を受けると、貯湯タンク3内の湯を排水するように排水駆動部26へ排水指令を出力し、排水駆動部26は、入出力I/F部27を介して排水弁9へ開指令を出力する。
一方、制御部21は、リモコン12から外部I/F部28を介して給湯指令および設定給湯量を受けると、その受けた給湯指令および設定給湯量を給湯駆動部25へ出力する。そうすると、給湯駆動部25は、その設定給湯量が給湯されるまで、入出力I/F部27を介して給湯弁8へ開指令を出力する。
ここで、給湯駆動部25は、給湯弁8へ開指令を出力するとともに、水位センサ10A〜10Cから入出力I/F部27を介して貯湯タンク3内の水位データを取得する。そして、給湯駆動部25は、貯湯タンク3内の水位が大きく低下したとき、入出力I/F部27を介して給湯弁8へ閉指令を出力するとともに、その旨を制御部21へ通知する。制御部21は、給湯駆動部25から貯湯タンク3内の水位が大きく低下した旨の通知を受けると、その旨をリモコン12へ表示させ、かつ、音声出力させるためのデータを外部I/F部28を介してリモコン12へ出力する。なお、この場合、所定の湯量が貯湯タンク3へ追加されるように貯湯駆動部24から入出力I/F部27を介してヒートポンプユニット2へ運転指令が同時に出力されるようにしてもよい。
図3は、図1に示した制御ユニット11の動作を説明するためのフローチャートである。
図3を参照して、リモコン12から外部I/F部28を介して設定データを受けると(ステップS1)、制御部21は、その設定データを記憶部22に格納する(ステップS2)。ここで、リモコン12からの設定入力としては、たとえば上述したように、翌日あるいはさらに先の日の湯の使用計画(湯量設定)や、給湯機1が長期間使用されていないときに自動排水処理を行なう留守設定などである。
制御部21は、タイマー23から夜間の所定時刻に割込みを受けると(ステップS3)、記憶部22に格納されている設定データを検索し、留守設定がなされているか否かを確認する(ステップS4)。制御部21は、留守設定がなされていないと判断すると、再び記憶部22に格納されている設定データを検索し、翌日の湯量設定データがあるか否かを確認する(ステップS5)。制御部21は、翌日の湯量設定データがないと判断すると、処理を終了する。
制御部21は、ステップS5において翌日の湯量設定データが有ると判断すると、水位センサ10A〜10Cから入出力I/F部27を介して貯湯タンク3内の水位データを取得し、その取得した水位データに基づいて貯湯タンク3内の残存湯量を算出する(ステップS6)。そして、制御部21は、翌日の湯量設定データから残存湯量を減算して追加湯量を算出する(ステップS7)。
その後、制御部21および貯湯駆動部24によってその算出された追加湯量に基づいた貯湯制御が行なわれる(ステップS8)。すなわち、制御部21は、追加湯量を算出すると、その追加湯量データを貯湯駆動部24へ出力する。貯湯駆動部24は、その追加湯量データおよびヒートポンプユニット2の能力に基づいてヒートポンプユニット2の必要運転時間を算出し、その運転時間の間、入出力I/F部27を介してヒートポンプユニット2へ運転指令を出力する。
ステップS4において留守設定がなされていると判断されたときは、制御部21および排水駆動部26によって排水処理が行なわれる(ステップS9)。すなわち、制御部21は、貯湯タンク3内の湯を排水するように排水駆動部26へ排水指令を出力する。排水駆動部26は、制御部21から受けた排水指令に応じて、入出力I/F部27を介して排水弁9へ開指令を出力する。
以上のように、この実施の形態1によれば、リモコン12から設定された湯の使用計画に基づいて必要な量の湯のみを貯湯タンクに貯湯するようにしたので、長期間給湯機を使用しない場合であって貯湯タンク内の湯を排水しなければならないとき、排水量を低減することができる。したがって、水の使用量の面からもエネルギーの面からもランニングコストを低減することができる。
また、この実施の形態1によれば、長期間給湯機が使用されない場合、自動排水を行なうようにしたので、貯湯タンク3内の水質悪化が防止される。
[実施の形態2]
実施の形態2では、過去の湯の使用状況に基づいて、翌日に必要であり、かつ、最適な湯量が算出される。
実施の形態2による給湯機の全体構成は、図1に示した給湯機1と同じであり、実施の形態2による給湯機は、実施の形態1による給湯機と制御ユニット11の動作が異なる。
図4は、実施の形態2による給湯機における制御ユニットの動作を説明するためのフローチャートである。
図4を参照して、制御部21は、タイマー23から夜間の所定時刻に割込みを受けると(ステップS11)、記憶部22に格納されている設定データを検索し、留守設定がなされているか否かを確認する(ステップS12)。制御部21は、留守設定がなされていないと判断すると、再び記憶部22に格納されている設定データを検索し、過去の湯量データがあるか否かを確認する(ステップS13)。ここで、湯量データとは、リモコン12から設定された湯量設定データ、および過去の湯量設定データに対応する実際の使用給湯量データである。過去の湯量データがないときは、制御部21は、処理を終了する。
制御部21は、ステップS13において過去の湯量データが有ると判断すると、その過去の湯量データから翌日の湯量設定データを算出する。具体的には、制御部21は、たとえばその日に対応する曜日の過去の湯量設定データ、およびその湯量設定データに対応する実際の給湯実績データを記憶部22から読出す(ステップS14)。そして、翌日の湯量設定がリモコン12から入力されているときは、制御部21は、その曜日単位の過去の湯量設定データとそれに対応する給湯実績データとの差の傾向を算出し、リモコン12から入力された翌日の湯量設定をその算出した値で補正して翌日の湯量設定データを算出する。一方、翌日の湯量設定がリモコン12から入力されていないときは、制御部21は、その曜日単位の過去の給湯実績データに基づいて翌日の湯量設定データを算出する(ステップS15)。
ステップS16〜S18およびステップS19については、図3に示したステップS6〜S8およびステップS9とそれぞれ同じ処理がなされる。
なお、ステップS15において、制御部21は、翌日の湯量設定データを算出するに際し、給湯機の外気温度を検出するためにさらに設けられる温度検出手段を用いて、湯量設定データを外気温度に応じて補正するようにしてもよい。たとえば、制御部21は、外気温度が低ければ、湯量設定データを相当量増やすなどの補正をしてもよい。これによって、外気温度が低くなり湯の使用量が特に増える冬場やその他季節により変動する湯の使用量に対しても、適切に湯量の設定をすることができる。
また、制御部21にカレンダー機能を持たせ、カレンダーに応じて湯量設定データを補正するようにしてもよい。たとえば、制御部21は、平日/休日に応じて湯量設定データを補正するようにしてもよく、あるいは、上記の温度検出手段を設ける代わりに月単位や季節単位で湯量設定データを補正するなどしてもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、過去の湯の使用状況を用いて湯の使用計画を算出し、その使用計画に基づいて必要な量の湯のみを貯湯タンクに貯湯するようにしたので、実施の形態1と同様に、長期間給湯機を使用しない場合であって貯湯タンク内の湯を排水しなければならないとき、排水量を低減することができる。
なお、上記の実施の形態では、湯を沸かすための熱源としてヒートポンプユニットを用いる場合について示したが、熱源は、電気ヒータや、ガス湯沸器などであってもよい。しかしながら、ヒートポンプユニットは、他の熱源に比べてエネルギー効率に優れ、また、自然冷媒(CO2冷媒)を用いることによって地球環境にやさしいため、環境問題や省エネルギー化の観点から熱源にヒートポンプユニットを用いることは望ましい。
また、上記においては、湯量の設定を1日単位とし、深夜電力を利用して夜間の所定時刻に湯を沸かして翌日分の湯を確保するものとしたが、湯量の設定単位および湯を沸かすタイミングは、1日単位に限られるものではなく、より詳細な単位で設定できるようにしてもよい。たとえば、午前および午後の単位で設定できるようにしてもよいし、数時間単位で設定できるようにしてもよい。
また、上記においては、貯湯タンク3に設けられる水位センサは、3つであったが、水位センサの数は、これに限られるものではなく、2つであっても、あるいはより多くてもよい。
また、特に図示しないが、貯湯タンク3内の水位もしくは貯湯量は、給湯管6および/または配管5に流量センサを設けることによっても算出することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、特に、戸建住宅における台所や洗面所、風呂などへの給湯を目的とした貯湯式の給湯機に適用することができる。そして特に、この発明は、エネルギー効率に優れたヒートポンプ式の給湯機に適用することができる。
この発明による給湯機の構成を概略的に示す全体構成図である。 図1に示す制御ユニットの構成を機能的に示す機能ブロック図である。 図1に示す制御ユニットの動作を説明するためのフローチャートである。 実施の形態2による給湯機における制御ユニットの動作を説明するためのフローチャートである。 従来の貯湯式給湯機の構成を概略的に示す全体構成図である。
符号の説明
1,100 給湯機、2,101 ヒートポンプユニット、3,102 貯湯タンク、4,103 給水管、5,104,105 配管、6,106 給湯管、7 排水管、8 給湯弁、9 排水弁、10A〜10C 水位センサ、11 制御ユニット、12 リモコン、21 制御部、22 記憶部、23 タイマー、24 貯湯駆動部、25 給湯駆動部、26 排水駆動部、27 入出力I/F部、28 外部I/F部、29 バス。

Claims (12)

  1. 給水管から供給される水を加熱する湯沸器と、
    前記湯沸器から出湯される湯を貯める貯湯タンクと、
    前記湯沸器から出湯される湯を前記貯湯タンクへ供給するための配管と、
    第1の所定期間に使用される湯量の使用計画に基づいて、前記貯湯タンクの貯湯量が前記使用計画の湯量となるように前記第1の所定期間ごとに前記湯沸器を制御する制御装置とを備える貯湯式給湯機。
  2. 前記第1の所定期間は、1日単位の期間であり、
    前記制御装置は、翌日に使用される湯量の使用計画に基づいて、夜間の所定時刻に前記湯沸器を制御する、請求項1に記載の貯湯式給湯器。
  3. 前記制御装置に接続され、当該貯湯式給湯機の利用者が前記使用計画を設定するための外部設定器をさらに備え、
    前記制御装置は、前記外部設定器から設定される前記使用計画に基づいて前記湯沸器を制御する、請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記制御装置は、
    前記第1の所定期間に対応する過去の湯の使用実績を格納する記憶部と、
    前記記憶部に格納される前記過去の湯の使用実績に基づいて前記使用計画を算出し、その算出された使用計画に基づいて前記湯沸器を制御する制御部とを含む、請求項1または請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記貯湯タンク内の湯を排水する排水管と、
    前記排水管に設けられる排水弁とをさらに備え、
    前記制御装置は、第2の所定期間前記貯湯タンクから給湯されていないとき、前記貯湯タンク内の湯を排水するように前記排水弁を制御する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記貯湯タンク内の湯を排水する排水管と、
    前記排水管に設けられる排水弁とをさらに備え、
    前記制御装置は、前記貯湯タンク内の湯の排水指令を前記外部設定器から受けたとき、前記指令に応じて前記貯湯タンク内の湯を排水するように前記排水弁を制御する、請求項3に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記湯沸器は、圧縮加熱された冷媒との熱交換によって前記給水管から供給される水を加熱するヒートポンプ装置を含む、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 第1の所定期間に使用される湯量の使用計画を設定する第1のステップと、
    湯が貯められる貯湯タンク内の残存湯量を検出する第2のステップと、
    前記残存湯量および前記使用計画に基づいて前記貯湯タンクへの必要給湯量を算出する第3のステップと、
    前記算出された必要給湯量に基づいて、前記貯湯タンクへ湯を供給する湯沸器を制御する第4のステップとを備える貯湯式給湯機の制御方法。
  9. 前記第1の所定期間は、1日単位の期間であり、
    前記第2から第4のステップは、夜間の所定時刻に実行される、請求項8に記載の貯湯式給湯機の制御方法。
  10. 前記第1のステップにおいて、前記使用計画は、当該貯湯式給湯機の利用者によって外部設定器から設定される、請求項8または請求項9に記載の貯湯式給湯機の制御方法。
  11. 湯の使用実績を記憶する第5のステップをさらに備え、
    前記第1のステップにおいて、前記使用計画は、前記第1の所定期間に対応する過去の湯の使用実績に基づいて算出される、請求項8または請求項9に記載の貯湯式給湯機の制御方法。
  12. 第2の所定期間前記貯湯タンクから給湯されていないとき、前記貯湯タンク内の湯を排水する第6のステップをさらに備える、請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の貯湯式給湯機の制御方法。
JP2003306946A 2003-08-29 2003-08-29 貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法 Pending JP2005076968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003306946A JP2005076968A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003306946A JP2005076968A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005076968A true JP2005076968A (ja) 2005-03-24

Family

ID=34409888

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003306946A Pending JP2005076968A (ja) 2003-08-29 2003-08-29 貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005076968A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155286A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Sharp Corp 貯湯式給湯機
JP2009115398A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp 給湯システム
JP2012251668A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013130334A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Corona Corp 貯湯式給湯装置
WO2014002131A1 (ja) * 2012-06-25 2014-01-03 三菱電機株式会社 給湯システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007155286A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Sharp Corp 貯湯式給湯機
JP2009115398A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp 給湯システム
JP2012251668A (ja) * 2011-05-31 2012-12-20 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2013130334A (ja) * 2011-12-21 2013-07-04 Corona Corp 貯湯式給湯装置
WO2014002131A1 (ja) * 2012-06-25 2014-01-03 三菱電機株式会社 給湯システム
EP2873931A1 (en) * 2012-06-25 2015-05-20 Mitsubishi Electric Corporation Hot water supply system
JP5818985B2 (ja) * 2012-06-25 2015-11-18 三菱電機株式会社 給湯システム
EP2873931A4 (en) * 2012-06-25 2016-03-23 Mitsubishi Electric Corp HOT WATER SUPPLY SYSTEM
CN104412046B (zh) * 2012-06-25 2016-11-23 三菱电机株式会社 热水供应系统
US9702591B2 (en) 2012-06-25 2017-07-11 Mitsubishi Electric Corporation Hot water supply system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009087811A1 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP6368493B2 (ja) 給湯システム
CN111288662A (zh) 一种快热式电热水器石英加热管均衡选择方法
WO2011036524A1 (ja) ヒートポンプ給湯システム
JP5364243B2 (ja) 給湯装置
CN113834219B (zh) 热水器的加热控制方法、控制装置及热水器
JP2005076968A (ja) 貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法
JP2009236424A (ja) ヒートポンプ給湯システム
JP4502785B2 (ja) 貯湯式温水器
JP2007078200A (ja) ヒートポンプ給湯器
JP2009162415A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2003130452A (ja) ヒートポンプ式給湯器
JP5580244B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP7466356B2 (ja) 給湯装置および運転制御方法
JP3837367B2 (ja) 貯湯式給湯装置及びその運転方法
CN105004065A (zh) 一种用于热水器的控制方法
JP7511138B2 (ja) 給湯システム
JP2005345099A (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP3915821B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JPH0387562A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2003254606A (ja) ヒートポンプ式給湯器
JP2009002622A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP6536387B2 (ja) 給湯システム
JP2003254619A (ja) 貯湯式電気温水器
CN114353195A (zh) 一种中央空调

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080520

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080617