JP7466356B2 - 給湯装置および運転制御方法 - Google Patents
給湯装置および運転制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7466356B2 JP7466356B2 JP2020061763A JP2020061763A JP7466356B2 JP 7466356 B2 JP7466356 B2 JP 7466356B2 JP 2020061763 A JP2020061763 A JP 2020061763A JP 2020061763 A JP2020061763 A JP 2020061763A JP 7466356 B2 JP7466356 B2 JP 7466356B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- temperature
- boiling
- inlet
- sterilization operation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 424
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 30
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 146
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 claims description 117
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 117
- 241000589248 Legionella Species 0.000 claims description 51
- 208000007764 Legionnaires' Disease Diseases 0.000 claims description 51
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 38
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 33
- 230000008569 process Effects 0.000 description 25
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000006870 function Effects 0.000 description 12
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 238000009395 breeding Methods 0.000 description 4
- 230000001488 breeding effect Effects 0.000 description 4
- 238000004134 energy conservation Methods 0.000 description 4
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 3
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 3
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 3
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- RBIIKVXVYVANCQ-CUWPLCDZSA-N (2s,4s,5s)-5-amino-n-(3-amino-2,2-dimethyl-3-oxopropyl)-6-[4-(2-chlorophenyl)-2,2-dimethyl-5-oxopiperazin-1-yl]-4-hydroxy-2-propan-2-ylhexanamide Chemical compound C1C(C)(C)N(C[C@H](N)[C@@H](O)C[C@@H](C(C)C)C(=O)NCC(C)(C)C(N)=O)CC(=O)N1C1=CC=CC=C1Cl RBIIKVXVYVANCQ-CUWPLCDZSA-N 0.000 description 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 1
- 230000001332 colony forming effect Effects 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000006266 hibernation Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
以下、本実施の形態1に係る給湯装置について説明する。本実施の形態1に係る給湯装置は、時間帯別契約電力の電力単価が安価な深夜時間帯にヒートポンプを用いて湯水を沸き上げて貯湯し、貯湯された湯水を給湯に用いるものである。
図1は、本実施の形態1に係る給湯装置1の構成の一例を示す概略図である。図1に示すように、給湯装置1は、ヒートポンプユニット10、貯湯ユニット20、浴槽ユニット40、制御装置50およびリモートコントローラ(以下、「リモコン」と称する)60で構成されている。ヒートポンプユニット10および貯湯ユニット20は、沸き上げ回路用の出湯配管2および入水配管3で接続されている。
ヒートポンプユニット10は、貯湯ユニット20から供給される湯水を加熱する加熱装置の一例であり、例えば9℃程度の低温水を、電熱ヒータを用いることなく90℃程度の高温に沸き上げる。ヒートポンプユニット10は、圧縮機11、凝縮器12、膨張弁13、蒸発器14および室外ファン15を備えている。そして、圧縮機11、凝縮器12、膨張弁13および蒸発器14が冷媒配管で順次接続されることにより、冷媒回路が形成される。冷媒回路を流れる冷媒として、例えば、R32、フルオロカーボンおよび二酸化炭素等が用いられる。
貯湯ユニット20は、貯湯タンク21、第1三方弁22、送水ポンプ23、第1四方弁24、第2四方弁25、一般給湯混合弁26、風呂給湯混合弁27、第2三方弁28、湯張り開閉弁29および風呂熱交換器30を備えている。また、貯湯ユニット20には、浴槽ユニット40が接続されている。貯湯ユニット20には、外部から水道水等の水が供給される給水端20aと、台所および洗面所等に湯を供給する給湯端20bとが設けられている。
浴槽ユニット40は、浴槽41および浴槽循環ポンプ42を備えている。浴槽ユニット40において、浴槽41、浴槽循環ポンプ42および貯湯ユニット20の風呂熱交換器30が各配管で接続されることにより、浴槽循環回路が形成される。
制御装置50は、給湯装置1に設けられた各部を制御する。特に、本実施の形態1において、制御装置50は、湯水の沸き上げ温度に応じて後述する殺菌運転を実施する時期を設定する運転計画を作成し、作成した運転計画に基づいて殺菌運転を実施するように、各部を制御する。
図1のリモコン60は、ユーザにより操作され、給湯温度の設定、ならびに浴槽41に出湯する湯水の温度および量の設定等を行う。リモコン60は、通信を行う図示しない通信手段を備え、設定された各種の情報等の送受信を制御装置50との間で行う。
次に、上記構成を有する給湯装置1の動作について説明する。給湯装置1では、沸き上げ運転および給湯運転などの種々の運転が行われるが、ここでは、本実施の形態1に特に関連のある沸き上げ運転および殺菌運転について説明する。
給湯装置1による沸き上げ運転について説明する。本実施の形態1における沸き上げ運転は、ヒートポンプによって水を低温に沸き上げ、沸き上げられた湯水を貯湯タンク21に貯留する運転である。沸き上げ運転は、主に、深夜電力時間帯などの予め設定された時間帯に開始され、深夜電力時間帯が終了する直前に沸き上げが完了するように実施される。なお、「低温」とは、設定温度未満の比較的低い温度を示し、例えば、60℃以下である。
給湯装置1による殺菌運転について説明する。殺菌運転は、ヒートポンプによって水を高温に沸き上げて殺菌し、沸き上げられた湯水を貯湯タンク21に貯留する運転である。殺菌運転は、主に、深夜電力時間帯などの予め設定された時間帯に開始され、深夜電力時間帯が終了する直前に沸き上げが完了するように実施される。なお、「高温」とは、「低温」よりも高い設定温度以上の温度を示す。この設定温度は、レジオネラを殺菌することができる殺菌温度以上の温度を示す。具体的には、「高温」は、65℃を超える温度である。
殺菌運転による殺菌対象であるレジオネラについて説明する。図5は、水温とレジオネラの状態との関係について説明するための概略図である。図5に示すように、貯湯タンク21内の湯水に含まれるレジオネラは、水温によって状態が変化する性質がある。例えば、レジオネラの状態は、水温が20℃以下の場合に「冬眠状態」、20℃~45℃の場合に「活動的(繁殖)」、45℃~50℃の場合に「不活性(繁殖しない)」、50℃~60℃の場合に「やがて死滅」、ならびに、60℃以上の場合に「死滅」となる。
運転計画を作成する運転計画作成処理について説明する。運転計画作成処理は、殺菌運転が実施された後に行われ、次の殺菌運転の実施時期を決定するための処理である。
図8は、本実施の形態1に係る給湯装置1による運転処理の流れの一例を示すフローチャートである。運転処理は、図7の運転計画作成処理で作成された運転計画に基づき、殺菌運転または沸き上げ運転を実施する処理である。運転処理は、例えば毎朝7時などの予め決められた時刻に定期的に行われる。
次に、本実施の形態2について説明する。本実施の形態2は、特定の期間内において殺菌運転を周期的に実施するための運転計画が作成される点で、実施の形態1と相違する。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する部分には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施の形態2における運転計画作成処理について説明する。ある特定の期間において、給湯負荷が一定であり、沸き上げ運転時の設定沸き上げ温度が変化しないと仮定した場合、殺菌運転が行われてから次の殺菌運転を行うまでの期間は、常に一定とすることができる。すなわち、この場合には、殺菌運転が周期的に行われるように、殺菌運転および沸き上げ運転を設定することができる。
Claims (7)
- 流入する湯水を加熱する加熱装置と、
湯水を貯留する貯湯タンクと、
前記加熱装置を制御し、設定温度以上の温度で前記貯湯タンク内の湯水を沸き上げる殺菌運転、および、前記設定温度未満の温度である設定沸き上げ温度で前記貯湯タンク内の湯水を沸き上げる沸き上げ運転を行わせる制御装置と
を備え、
前記制御装置は、
湯水中のレジオネラが基準値を超えて繁殖する前に前記殺菌運転を行う時期を示す運転計画を、
前記設定沸き上げ温度が閾値を超える場合には、次の前記殺菌運転までの期間が、湯水中のレジオネラが基準値を超えて繁殖するまでよりも短い第1の期間となるように作成し、
前記設定沸き上げ温度が前記閾値以下である場合には、次の前記殺菌運転までの期間が、湯水中のレジオネラが基準値を超えて繁殖するまでよりも短く、前記第1の期間よりも短い第2の期間となるように作成して、
前記運転計画に基づき前記殺菌運転を行う
給湯装置。 - 前記制御装置は、
前記殺菌運転が行われた後に前記運転計画を作成し、次の前記殺菌運転を行う時期を決定する
請求項1に記載の給湯装置。 - 前記制御装置は、
一定期間内に前記殺菌運転を周期的に行うように、前記運転計画を作成する
請求項1に記載の給湯装置。 - 前記制御装置は、
前記閾値をレジオネラが死滅する温度に設定する
請求項1~3のいずれか一項に記載の給湯装置。 - 前記制御装置は、
前記設定沸き上げ温度が変更された場合に、前記運転計画を再作成する
請求項1~4のいずれか一項に記載の給湯装置。 - 給湯温度を含む設定を行うリモートコントローラをさらに備え、
前記リモートコントローラは、
前記運転計画を表示する表示装置を有する
請求項1~5のいずれか一項に記載の給湯装置。 - 貯湯タンクに貯留された湯水を沸き上げる沸き上げ運転の際の、設定温度未満の温度である設定沸き上げ温度に基づき、前記設定温度以上の温度で前記貯湯タンク内の湯水を沸き上げる殺菌運転を行う時期を示す運転計画を、前記設定沸き上げ温度が閾値を超える場合には、次の前記殺菌運転までの期間が、湯水中のレジオネラが基準値を超えて繁殖するまでよりも短い第1の期間となるように作成し、前記設定沸き上げ温度が前記閾値以下である場合には、次の前記殺菌運転までの期間が、湯水中のレジオネラが基準値を超えて繁殖するまでよりも短く、前記第1の期間よりも短い第2の期間となるように作成して、
湯水中のレジオネラが基準値を超えて繁殖する前に前記殺菌運転が行われるように、前記運転計画に基づき前記殺菌運転を行う
運転制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020061763A JP7466356B2 (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 給湯装置および運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020061763A JP7466356B2 (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 給湯装置および運転制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021162187A JP2021162187A (ja) | 2021-10-11 |
JP7466356B2 true JP7466356B2 (ja) | 2024-04-12 |
Family
ID=78004758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020061763A Active JP7466356B2 (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 給湯装置および運転制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7466356B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150649A (ja) | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Gastar Corp | 貯湯式給湯装置 |
JP2010210181A (ja) | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Rinnai Corp | 給湯システム |
-
2020
- 2020-03-31 JP JP2020061763A patent/JP7466356B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004150649A (ja) | 2002-10-29 | 2004-05-27 | Gastar Corp | 貯湯式給湯装置 |
JP2010210181A (ja) | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Rinnai Corp | 給湯システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021162187A (ja) | 2021-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3163176B1 (en) | Heating and hot water supply system | |
JP5073970B2 (ja) | ヒートポンプ給湯床暖房装置 | |
WO2009087811A1 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
EP1972858A2 (en) | Hot water supply apparatus | |
JP2007003162A (ja) | 貯湯式ヒートポンプ給湯装置 | |
JP7466356B2 (ja) | 給湯装置および運転制御方法 | |
JP4316521B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP5413328B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP2010054145A (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
JP6734450B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
JP6174482B2 (ja) | 貯湯式ヒートポンプ給湯装置 | |
EP3995753B1 (en) | Hot water supply system | |
JP2015038397A (ja) | 給湯システム | |
JP7370138B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP7413782B2 (ja) | 貯湯式給湯装置 | |
JP4078673B2 (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
JP2005076968A (ja) | 貯湯式給湯機および貯湯式給湯機の制御方法 | |
JP6327499B2 (ja) | ヒートポンプ給湯装置 | |
WO2012047391A2 (en) | Hot water prioritization | |
WO2023209868A1 (ja) | ヒートポンプ装置及び給湯システム | |
JP7149763B2 (ja) | 給湯装置 | |
JP6616927B2 (ja) | ヒートポンプ式給湯装置 | |
JPH01210771A (ja) | ヒートポンプ給湯暖冷房装置 | |
JP2933031B2 (ja) | ヒートポンプシステム | |
JP2015190630A (ja) | ヒートポンプ式給湯機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230301 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240402 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7466356 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |