JP2009133543A - 冷凍装置 - Google Patents

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【課題】冷水タンクへの冷水の貯溜動作を行わない場合であっても、熱利用の効率の向上を図ることができる冷凍装置を提供する。
【解決手段】圧縮機16、給湯用熱交換器27、冷水熱交換器18及び熱源側熱交換器19を環状に接続されてなる冷媒回路Xと、冷水熱交換器18をバイパスするバイパス配管30と、バイパス配管30への冷媒の流れを規制する冷水熱交バイパス用電磁弁31と、給湯用熱交換器27で加熱された水を貯める給湯タンク26と、給湯タンク26内の温水の貯湯状態に応じて圧縮機16の運転を制御する制御装置15A〜15C部とを有すると共に、冷水熱交換器18で冷却された冷水は圧縮機16の運転を行っている際に冷水タンク81に貯えられ、冷媒回路X内の冷媒の所定の2点間の冷媒温度の温度差が一定値以上になるように熱源側熱交換器19に設けられ空気を当該熱源側熱交換器19へ供給させる送風機22の送風量を制御した。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクルを利用して温水及び冷水をそれぞれ生成して利用可能とする冷凍装置に関する。
従来、圧縮機から吐出された高温高圧の冷媒と水とを給湯用熱交換器で熱交換することにより、この水を加熱して給湯タンクに湯を貯溜可能としたヒートポンプ式給湯装置が提案されている。この種のヒートポンプ式給湯装置では、熱源側熱交換器に送風機で空気を送風して冷媒を蒸発させ、この空気から熱を汲み上げて利用することにより、湯が生成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−361081号公報
ところで、熱源側熱交換器の代わりに蒸発器として作用する水冷熱交換器を配置し、この水冷熱交換器と冷水タンクとの間に水を循環させて、この水から熱を汲み上げることにより水を冷却して冷水タンク内に冷水を貯溜する構成とすることが考えられる。
しかし、このような構成では、例えば、冷水タンクへの冷水の貯溜動作を行わない場合には、水冷熱交換器に常時冷媒が供給されるものの、この水熱交換器と冷水タンクとの間に水が循環していないため、熱交換が十分になされず、熱利用の効率が低いといった問題がある。
そこで、本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、冷水タンクへの冷水の貯溜動作を行わない場合であっても、熱利用の効率の向上を図ることができる冷凍装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮機から吐出された冷媒と水との熱交換を行う第1の熱交換器と、この第1の熱交換器を経た冷媒の減圧を行う減圧手段と、この減圧手段と前記冷媒圧縮機との間に設けられ、冷媒と水との熱交換を行う第2の熱交換器及び冷媒と空気との熱交換を行う第3の熱交換器と、前記第2の熱交換器をバイパスして冷媒が流れるバイパス回路と、このバイパス回路への冷媒の流れを規制するバイパス弁とを備え、少なくとも前記冷媒圧縮機、第1の熱交換器、減圧手段、第2の熱交換器及び第3の熱交換器を環状に接続されてなる冷凍サイクルを構成し、前記第1の熱交換器で加熱された水を貯める温水貯溜タンクと、この温水貯溜タンク内の湯を利用側での使用に供する温水回路と、当該温水貯溜タンク内の温水の貯湯状態に応じて前記冷媒圧縮機の運転を制御する制御部とを有すると共に、前記第2の熱交換器で冷却された水を貯める冷水貯溜タンクと、この冷水貯溜タンク内の冷水を利用側での使用に供する冷水回路とを有し、前記第2の熱交換器で冷却された冷水は前記制御部が前記冷媒圧縮機の運転を行っている際に前記冷水貯溜タンクに貯溜可能な範囲で貯えられ、前記冷凍サイクルを循環する冷媒の所定の2点間の冷媒温度の温度差が一定値以上になるように前記第3の熱交換器に設けられ空気を当該第3の熱交換器へ供給させる送風機の送風量を制御することを特徴とする。
この構成において、前記冷水貯溜タンクへの冷水の貯溜動作を行っていない場合には、前記バイパス弁を開き、前記第2の熱交換器をバイパスさせて前記冷凍サイクルに冷媒を循環させる構成としても良い。
上記構成によれば、例えば、冷水貯溜タンクへの冷水の貯溜動作を行っていない場合には、バイパス弁を開くことにより、冷媒は第2の熱交換器をバイパスするバイパス回路を流れて第3の熱交換器に流入し、この第3の熱交換器で空気と熱交換する。このため、冷水貯溜タンクへの冷水の貯溜動作を行っていない場合に、第2の熱交換器に冷媒を流す構成に比べて、熱利用の効率の向上を図ることができる。
さらに、冷凍サイクルを循環する冷媒の所定の2点間の冷媒温度の温度差が一定値以上になるように第3の熱交換器に設けられ空気を当該第3の熱交換器へ供給させる送風機の送風量を制御するため、この第3熱交換器での冷媒の蒸発による吸熱作用が促進され、ひいては、圧縮機への液戻りが防止される。
この構成において、前記第3の熱交換器の除霜運転を行う場合、前記冷媒圧縮機から吐出される高温の冷媒を前記第3の熱交換器の入口又は入口側へ供給するとともに、前記バイパス弁を開く構成としても良い。この構成において、前記冷媒圧縮機は2段圧縮の構成を有し、1段目で圧縮された高温の冷媒を前記冷媒圧縮機から吐出される高温の冷媒として用いる構成としても良い。
また、前記冷凍サイクルは、膨張弁から冷媒圧縮機に向かって順に第2の熱交換器、第3の熱交換器が接続されている構成としても良い。また、前記冷凍サイクルは、膨張弁から冷媒圧縮機に向かって順に第3の熱交換器、第2の熱交換器が接続されている構成としても良い。また、前記冷凍サイクルを循環する冷媒の所定の2点間の冷媒温度の温度差が一定値以上になるように、記第3の熱交換器に設けられ空気を当該第3の熱交換器へ供給させる送風機の送風量を制御する構成としても良い。
本発明によれば、冷水貯溜タンクへの冷水の貯溜動作を行っていない場合には、バイパス弁を開くことにより、冷媒は第2の熱交換器をバイパスするバイパス回路を流れて第3の熱交換器に流入し、この第3の熱交換器で空気と熱交換する。このため、冷水貯溜タンクへの冷水の貯溜動作を行っていない場合に、第2の熱交換器に冷媒を流す構成に比べて、熱利用の効率の向上を図ることができる。さらに、冷凍サイクルを循環する冷媒の所定の2点間の冷媒温度の温度差が一定値以上になるように第3の熱交換器に設けられ空気を当該第3の熱交換器へ供給させる送風機の送風量を制御するため、この第3熱交換器冷媒の蒸発による吸熱作用が促進され、ひいては、圧縮機への液戻りが防止される。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。
図1は、本実施形態に係る冷凍装置10を示す回路構成図である。
冷凍装置10は、図1に示すように、ヒートポンプユニット11と、このヒートポンプユニット11が汲み上げた熱を利用して温水を生成する給湯ユニット12と、当該ヒートポンプユニット11に熱を放出することにより、この熱を利用して冷水を生成する冷水ユニット13と、これら各ユニット11〜13に設けられ、当該各ユニット11〜13をそれぞれ制御する制御装置15A、15B及び15Cとを備えて構成される。
制御装置15B及び15Cは、それぞれ通信線14A,14Bを介して制御装置15Aに接続されており、この制御装置15Aの制御の下、給湯ユニット12及び冷水ユニット13の運転動作を制御する。また、制御装置15Bは、通信線80を介してリモートコントローラ79に接続されている。本構成では、制御装置15A〜15Cが冷凍装置10の全体を制御する制御部として機能する。
この冷凍装置10は、一般に電気使用料金が安価に設定される夜間電力の使用時間帯(例えば23:00〜7:00)にヒートポンプユニット11を動作させ、給湯ユニット12及び冷水ユニット13で湯及び冷水をそれぞれ生成して貯溜することができるものである。
ヒートポンプユニット11は、圧縮機(冷媒圧縮機)16、給湯用熱交換器(第1の熱交換器)27、電子膨張弁(減圧手段)17、冷水用熱交換器(第2の熱交換器)18、熱源側熱交換器(第3の熱交換器)19及びアキュムレータ20が順次配設されて冷媒配管21により環状に接続してなる冷媒回路(冷凍サイクル)Xを備えて構成されている。
圧縮機16は冷媒を圧縮するものである。本構成では、冷媒回路Xには、例えば、二酸化炭素(CO2)冷媒が使用されている。この二酸化炭素冷媒はオゾン破壊係数が0で、地球温暖化係数が1であるため、環境への負荷が小さく、毒性、可燃性がなく安全で安価である。しかし、二酸化炭素冷媒を使用した場合、冷媒が超臨界圧力まで上昇することがある。このため、圧縮機16には、例えば、内部中間圧二段圧縮型の圧縮機を採用することができる。この圧縮機16は、図示は省略したが、ケース内部に電動機部と、この電動機部により駆動される圧縮部とを有する。この圧縮部は二段圧縮の構成を有し、吸い込まれた冷媒を中間圧力まで圧縮する低段側圧縮部と、中間圧力の冷媒を高圧の吐出圧力まで圧縮する後段側圧縮部とを備えて構成される。
圧縮機16の低段側圧縮部で中間圧力まで圧縮された冷媒は、この低段側圧縮部の吐出ポートから吐出され、不図示の中間冷却器を通過する際に冷却され、高段側圧縮部の吸込ポートに吸い込まれる。そして、後段側圧縮部で吐出圧力にまで圧縮された後、この高段側圧縮部の吐出ポートから吐出された冷媒は、給湯用熱交換器27、電子膨張弁17を順次通過して冷却及び減圧され、冷水熱交換器18及び熱源側熱交換器19で蒸発した後に、アキュムレータ20を介して低段側圧縮部の吸込ポートに戻される。
給湯用熱交換器27は、圧縮機16から吐出された高温高圧の冷媒と、給湯ユニット12の給湯用水循環回路N(後述する)を流れる水とを熱交換させることにより、この水を加熱する水冷熱交換器である。電子膨張弁17は、給湯用熱交換器27で放熱した冷媒を減圧させる。冷水熱交換器18は、電子膨張弁17で減圧された冷媒と冷水ユニット13の冷水循環回路Y(後述する)から供給された水を熱交換させる水冷熱交換器であり、この熱交換により水から熱を汲み上げる。また、熱源側熱交換器19は、電子膨張弁17で減圧された冷媒と空気とを熱交換させる空冷熱交換器であり、この熱交換器により空気から熱を汲み上げる。この熱源側熱交換器19の傍には、この熱源側熱交換器19に向けて送風する送風機22が設けられている。この送風機22は、圧縮機16の低段側圧縮部の吸込ポートでの過熱度が略一定になるように制御装置15Aによってファンモータの回転数が制御される。
これら冷水熱交換器18及び熱源側熱交換器19は、電子膨張弁17とアキュムレータ20との間の冷媒配管21に直列に接続されている。本構成では、冷媒回路Xの上流側に冷水熱交換器18、下流側に熱源側熱交換器19を配置した構成としているが、これら冷水熱交換器18及び熱源側熱交換器19の順序を反対としても良い。
アキュムレータ20は、圧縮機16の低段側圧縮部の吸込ポートに液冷媒が吸い込まれることを防止するための気液分離器である。
ここで、圧縮機16は、制御装置15Aによって容量制御される。具体的には、外気温度に基づいて予め定められた能力で運転され、電子膨張弁17は圧縮機16の吐出温度に基づいて、その開度が決められる。また、制御装置15Aは、給湯ユニット12の制御装置15Bを通じて給湯用熱交換器27の給湯用水循環回路Nの出口側に設けられた給湯温度出口センサ44の検出温度を取得し、この検出温度が所定の給湯温度(例えば、92℃)となるように流量調整弁35の開度を制御する。
また、本構成では、圧縮機16の低段側圧縮部の吐出ポート側に除霜配管23の一端23Aが接続され、この除霜配管23の他端23Bは、冷水熱交換器18と熱源側熱交換器19との間、すなわち熱源側熱交換器19の入口側の冷媒配管に接続されている。この除霜配管23には除霜用電磁弁24と、減圧用のキャピラリチューブ29とが設けられている。除霜用電磁弁24は、例えば、熱源側熱交換器19に設けられた蒸発温度センサ(不図示)の検出温度に基づき、制御装置15Aによって、その冷媒の流量が制御される。
具体的には、ヒートポンプユニット11の運転中に蒸発温度センサによる検出温度が所定の除霜開始温度よりも低下した場合には、制御装置15Aは、熱源側熱交換器19に着霜し始めたと判断する。そして、制御装置15Aは、除霜用電磁弁24を開くことにより、圧縮機16の低段側圧縮部から吐出された中間圧力の冷媒の一部を熱源側熱交換器19の入口側に供給する。これによれば、熱源側熱交換器19の入口側で圧縮機16の低段側圧縮部から吐出された中間圧力の冷媒と、冷水熱交換器18を通過した冷媒とが混合することにより、熱源側熱交換器19に供給される冷媒温度が上昇するため、この熱源側熱交換器19が暖められ、当該熱源側熱交換器19が除霜される。制御装置15Aは、蒸発温度センサの検出温度が所定の除霜停止温度に至ると除霜が完了したと判別し、除霜用電磁弁24を閉鎖する。
このように、本構成によれば、圧縮機16の低段側圧縮部の吐出側と、熱源側熱交換器19の入口側とを接続する除霜配管23に除霜用電磁弁24を設けたため、この除霜用電磁弁24を一部開閉制御して、低段側圧縮部から吐出された冷媒の一部を熱源側熱交換器19へ供給することにより、ヒートポンプユニット11の給湯運転を継続したまま、熱源側熱交換器19の除霜を実行することができる。
また、本構成では、電子膨張弁17と冷水熱交換器18との間の冷媒配管21には冷水熱交用電磁弁25が設けられている。さらに、冷水熱交用電磁弁25の入口側及び冷水熱交換器18の出口側には、当該冷水熱交用電磁弁25及び冷水熱交換器18をバイパスするバイパス配管30が接続され、このバイパス配管30には冷水熱交バイパス用電磁弁(バイパス弁)31が設けられている。
この冷水熱交バイパス用電磁弁31は、例えば、冷水ユニット13の制御装置15Cから冷水を生成する要求がない場合に冷水熱交換器18をバイパスさせて冷媒を流すように開閉される弁である。また、熱源側熱交換器19を除霜する場合、給湯用熱交換器27を通過した高温の冷媒をバイパス配管30を通じて、当該熱源側熱交換器19に導入することにより、除霜時間の短縮化を図ることも可能である。
また、本構成では、電子膨張弁17の出口側と、圧縮機16の低段側圧縮部の吸込側とには、それぞれ電子膨張弁17の出口温度、圧縮機16の吸込温度(入口温度)を検出するための温度センサ52、53が設けられている。また、圧縮機16の低段側圧縮部の吸込側には、圧縮機16の吸込圧力を検出する圧力センサ55が設けられている。
次に、給湯ユニット12について説明する。
給湯ユニット12は、給湯タンク(温水貯溜タンク)26及び浴槽用熱交換器28、並びに上記給湯タンク26から蛇口(カラン)42に湯を供給する蛇口給湯ライン71及び当該給湯タンク26から浴槽43に湯を供給する浴槽注湯ライン72等を有して構成される。本構成では、蛇口給湯ライン71及び浴槽注湯ライン72が利用側での使用に供する温水回路として機能する。
給湯タンク26は、上記した給湯用熱交換器27を用いて冷媒熱により加熱された湯を貯溜するものである。給湯タンク26と給湯用熱交換器27とは、給湯用循環ポンプ34、流量調整弁35、第1切換電磁弁73を備えた給湯用水配管36によりループ状に連結されて、第1切換電磁弁73の開操作時に、図1の太線に示すように、水が循環する給湯用水循環回路Nが構成される。
給湯用循環ポンプ34の稼働により、給湯タンク26の底部26Bの水が給湯用熱交換器27に送給されると、この給湯用熱交換器27は送給された水を、ヒートポンプユニット11における冷媒回路Xの圧縮機16から吐出された冷媒ガスの熱によって加熱する。この加熱された湯または水は、第1切換電磁弁73の開操作時に、流量調整弁35により流量調整され、給湯タンク26の天部26Aへ導かれ、給湯タンク26内に約90℃の湯が貯溜可能とされる。ここで、ヒートポンプユニット11の冷媒回路Xに二酸化炭素冷媒を用いる構成では、フロン系冷媒に比べて冷媒圧力が高くなるため、給湯用熱交換器27で熱交換された水(湯)の温度は90℃程度にまで上昇させることができる。
給湯タンク26の底部26Bには、減圧逆止弁37を配設した第1水道水配管38が接続されて、給湯タンク26内へ常に水道水(市水)が供給可能とされる。したがって、給湯タンク26内に常時水道水圧が作用する。このように、本構成では、給湯タンク26の天部26Aに高温の湯が供給されるとともに、底部26Bに低温の水道水が供給されるため、給湯タンク26内に貯溜される湯の温度は、このタンク26の天部26Aほど高く、底部26Bに向かうほど低くなるようになっている。
給湯タンク26の天部26Aには、給湯タンク26内天部の高温域の湯を取り出すための第一取水開閉弁91を有した天部出湯配管40が接続されている。さらに、給湯タンク26の天部26Aと底部26Bとのほぼ中間部26Cには、給湯タンク26内中間部の中間温度域の湯を取り出すための第二取水開閉弁92を有した中間部出湯配管33が接続されている。これら第一、第二取水開閉弁91,92は、給湯タンク26の中間部26Cに設置された第2温度センサ94によって検知される湯温に応じ、制御装置15Bによって選択的に開閉制御される。
給湯タンク26と第一取水開閉弁91との間の天部出湯配管40には、圧力逃し弁39を有する逃がし管41が接続されている。圧力逃し弁39は、湯または水が過剰に加熱されて、給湯タンク26内の圧力が過大となった時に、この圧力を給湯タンク26の外に逃がすものである。
また、給湯タンク26は、当該タンク26内に貯溜された湯の温度を検出するための第1〜第4温度センサ93〜96を備え、これら第1〜第4温度センサ93〜96は、給湯タンク26の異なる高さ位置に設けられている。具体的には、第1温度センサ93は、給湯タンク26の天部26Aから当該タンク26の1/3程度の高さ位置に設けられている。第2温度センサ94は、給湯タンク26の半分よりも若干低い高さ位置に設けられている。第4温度センサ96は、給湯タンク26の底部26Bに近い高さ位置に設けられ、第3温度センサ95は、第2温度センサ94と第4温度センサ96との略半分に相当する高さ位置に設けられている。第1〜第4温度センサ93〜96は、給湯タンク26内の異なる高さ位置における湯の温度をそれぞれ検出する。
第1〜第4温度センサ93〜96は、それぞれ制御装置15Bに接続されており、この制御装置15Bは、各温度センサ93〜96が検出した温度に基づいて、給湯タンク26内の湯量を判定する。ここで、湯量とは、給湯タンク26内に残存する中間温度よりも高い温度を有する温水の量をいい、この湯量は給湯タンク26の天部26Aからの距離に相当する量として表される。すなわち、天部出湯配管40又は中間部出湯配管33を通じて給湯タンク26から湯が供給されると、給湯タンク26には、供給された湯量と同量の水道水(市水)が第1水道水配管38を介して供給される。これによれば、給湯が実行されるにつれて給湯タンク26内の高温域及び中間温度域の湯量が減少し、その分低温域の水量が増加するため、制御装置15Bは、各温度センサ93〜96が検出する温度に基づいて給湯タンク26内の湯量を判定することができる。
具体的には、給湯タンク26の中間部26Cに設けられた第2温度センサ94が検出した温度が所定の中間部温度(例えば50℃)以上の場合、制御装置15Bは、給湯タンク26内には、少なくとも当該給湯タンク26の天部26Aから中間部26Cに設けられた第2温度センサ94より低い位置まで給湯用の湯が貯溜されていると判定する。
これに対して、給湯タンク26の天部26A側に設けられた第1温度センサ93が検出した温度が所定の天部温度(例えば80℃)よりも低くなった場合には、制御装置15Bは、給湯タンク26内には、天部26Aから第1温度センサ93より高い位置までしか給湯用の湯が残っていないと判定する。
このように、本構成では、各温度センサ93〜96の検出する温度によって給湯タンク26内の湯量を判定することができる。ここで、以下の説明では、給湯タンク26の天部26Aから第1温度センサ93が設けられた位置に相当する湯量を第1基準湯量T1とし、第2〜第4温度センサ94〜96に相当する湯量についてはそれぞれ第2〜第4基準湯量T2〜T4とする。また、本構成では、第1〜第4温度センサ93〜96及び制御装置15Bは、湯量判定手段として機能する。
浴槽用熱交換器28は、給湯タンク26内の湯を循環させて浴槽43内の湯を追い焚きする水対水熱交換器である。給湯タンク26内の湯は、図4に太線で示すように、天部26Aから導出された循環配管101中の循環ポンプ102の駆動により汲み出される。この汲み出された湯は、循環配管101を経て、浴槽用熱交換器28に導かれて、浴槽43内の湯または水を加熱(追い焚き)する。この浴槽用熱交換器28で仕事をした湯は、その熱交換により約50℃に温度低下し、第2切換電磁弁74及び戻り配管103を経て、給湯タンク26の天部26Aと底部26Bとの中間部26Cへ戻される。
つまり、浴槽用熱交換器28は、給湯タンク26内の湯を導く導入水配管75と、浴槽43内の湯または水を導く第1浴槽用水配管51との接触によって、これらの導入水配管75と第1浴槽用水配管51内とをそれぞれ流れる湯または水を熱交換可能とするように構成されたものである。導入水配管75と第1浴槽用水配管51は、浴槽用熱交換器28を構成する部分においては、偏平管形状に形成されて接触面積が増大される。
また、浴槽用熱交換器28と浴槽43とを連通する第1浴槽用水配管51は、浴槽用循環ポンプ46、フィルタ47、水位センサ48、サーミスタ49及びフロースイッチ50を備える。この第1浴槽用水配管51により、浴槽用熱交換器28と浴槽43との間で湯または水が循環する浴槽用水循環回路Pが構成される。
水位センサ48は、第1浴槽用水配管51を介して浴槽43に連通していることから、この浴槽43内の湯または水の水位を検出する。また、サーミスタ49は、浴槽用水循環回路Pを湯または水が循環している時、その湯温を検知して、浴槽43内の湯温を間接的に検出する。また、フロースイッチ50は、浴槽用水循環回路Pを湯または水が循環していることを検出する。更に、フィルタ47は、浴槽43内に配設されたフィルタ(図示せず)とともに湯を濾過する。
浴槽43内に注湯がなされて、この浴槽43内に湯が張られ、この浴槽43内の湯を追い焚きする時、循環ポンプ102及び浴槽用循環ポンプ46が稼動される。すると、上述のように、給湯タンク26内の湯と、浴槽43内の湯とが共に浴槽用熱交換器28内へ流入し、ここで熱交換し、浴槽43内の湯が、給湯タンク26内の湯によって追い焚きされる。
蛇口給湯ライン71は、図2の太線Qに示すように、給湯配管59、混合制御弁57及びフローセンサ58を備えて構成される。給湯タンク26には、上述のように、第1水道水配管38を介して水道水圧が作用していることから、蛇口42を開くことにより、給湯タンク26内の湯が利用部としての蛇口42へ供給可能とされる。
フローセンサ58は、給湯配管59内を流れる湯量を検出する。また、混合制御弁57は、図2の太線Rに示すように、第2水道水配管62を介して第1水道水配管38の減圧逆止弁37下流側に接続される。
従って、混合制御弁57の開度制御により、給湯配管59からの湯と第2水道水配管62からの水道水とが混合されて、蛇口42から給湯される湯が約60℃以下、例えば42℃に調整される。
浴槽注湯ライン72は、図3の太線Qに示すように、給湯配管59におけるフローセンサ58下流側と、第1浴槽用水配管51における浴槽用循環ポンプ46、フロースイッチ50間とを第2浴槽用水配管68により接続することにより構成され、給湯タンク26内の湯を浴槽43へ注湯可能とする。この第2浴槽用水配管68には、給湯配管59側からフローセンサ64、注湯用電磁弁65、リリーフ手段66、逆止弁67、電磁弁54が順次配設されている。
ここで、フローセンサ64は、第2浴槽用水配管68内を流れる湯量を検出する。また、リリーフ手段66及び逆止弁67は、過剰に加熱された湯が第2浴槽用水配管68内を流れたときに、その圧力を逃がすものである。電磁弁54は、風呂への給湯時に開かれ、追い焚き時に閉じられる。
浴槽用循環ポンプ46を停止させた状態で、注湯用電磁弁65,54を開操作すると、図3の太線Qに示すように、給湯タンク26内の湯が、給湯配管59の一部及び第2浴槽用水配管68を流れて第1浴槽用水配管51内に至り、この第1浴槽用水配管51内でフロースイッチ50、サーミスタ49、水位センサ48及びフィルタ47を経て浴槽43へ注湯される。
浴槽43内に給湯タンク26から適量の湯が注湯されたことが水位センサ48により検出された段階で、注湯用電磁弁65,54が閉操作される。その後、浴槽43内の湯温が適温以下に低下したことがサーミスタ49により検知されたときに、上記のように、浴槽43内の湯または水が加熱(追い焚き)され、浴槽43内の湯が保温される。
本実施形態においては、冷媒として二酸化炭素を用いた冷媒回路Xを備えたため、フロン系冷媒を用いた冷媒回路に比べて、給湯タンク26内に貯溜される湯の温度は90℃程度にまで大幅に上昇する。これによれば、給湯タンク26内の湯を循環させることによって、この湯温で浴槽43内の湯を追い焚きすることができる。従って、給湯せずに風呂を追い焚きする場合、ヒートポンプユニット11を運転する必要がなく、エネルギ効率を向上させることができる。
次に、冷水ユニット13について説明する。
冷水ユニット13は、冷水タンク(冷水貯溜タンク)81と、この冷水タンク81内の冷水を利用側に供給する冷水供給ライン82とを備えて構成される。冷水タンク81は、上記した冷水熱交換器18を用いて冷却された冷水を貯溜するものである。冷水タンク81と冷水熱交換器18とは、冷水循環ポンプ83を備えた冷水用配管90により環状に連結されて冷水循環回路Yが構成される。
冷水循環ポンプ83の稼働により、冷水循環回路Y内の水が冷水熱交換器18に供給されると、この冷水熱交換器18は供給された水から吸熱して冷媒を蒸発させることにより、この水を冷却する。この冷却された水は、冷水タンク81内に流入する。本構成では、冷水タンク81内の冷水は、約7℃〜15℃に冷却されるように構成されている。
冷水用配管90には、この冷水用配管90を流れる冷水温度を検出する循環冷水温度センサ98が設けられる。また、冷水循環ポンプ83は、制御装置15Cの指示に基づいて循環水量を変更可能に構成されており、本実施形態では、循環冷水温度センサ98の検出温度に基づいて、循環水量が小さい低循環モードと循環水量が大きい高循環モードの2段階の動作モードに変更できるようになっている。
また、冷水タンク81の天部には、この冷水タンク81内に水道水(市水)を供給するため給水電磁弁85を備える市水供給管84が接続されている。この給水電磁弁85は、例えば、冷水タンク81内に設けられた水位センサ(不図示)によって検出された当該冷水タンク81内の冷水量が所定の基準量以下となった際に制御装置15Cによって閉じられる。これにより、冷水タンク81内に冷水が無い際に、市水が直接利用側へ供給されることが防止される。
冷水タンク81の底部には、この冷水タンク81内の冷水温度を検出するための供給冷水温度センサ97が設けられている。また、冷水タンク81の底部には、この冷水タンク81内の冷水を利用側の機器(例えば、冷水利用空調機または冷水機等)に供給するため送水ポンプ87及び送水開閉弁88を備える冷水利用側配管86が設けられている。本構成では、この冷水利用側配管86が利用側での使用に供する冷水回路として機能する。
上記した送水開閉弁88及び送水ポンプ87は、制御装置15Cによって、供給冷水温度センサ97にて検出された冷水タンク81内の冷水温度が、例えば5℃に対して所定の基準冷水温度tg(例えば、7℃)以下とならなければ動作しないように制御される。本構成では、送水開閉弁88及び送水ポンプ87のチャタリング動作を防止するために所定のディファレンシャル温度(例えば2℃)を設けている。
続いて、本実施形態にかかる冷凍装置10の動作を説明する。
図5は、冷凍装置10の動作を示すフローチャートである。
この図5及び図6に示すように、制御装置15Bは、給湯タンク26内の湯量が第1基準量T1よりも少ないか否かを判別する(ステップS1)。この判別において、給湯タンク26内の湯量が第1基準量T1よりも少ない場合(ステップS1:Yes)には、制御装置15Bは目標湯量T0を第2基準量T2に設定(ステップS2)して処理をステップS6に移行する。これによれば、ステップS6によって当面使用するに十分な湯量を確保できるため、使用したいときに給湯タンク26内の湯が空となることを防止できる。
給湯タンク26内の湯量が第1基準量T1以上の場合(ステップS1:No)には、現在時刻が夜間電力の使用時間帯に該当するか否かを判別する(ステップS3)。この判別において、現在時刻が夜間電力の使用時間帯に該当しない場合(ステップS3:No)には、制御装置15Bは、早急に貯湯することは要しないと判定して処理を終了する。
一方、現在時刻が夜間電力の使用時間帯に該当する場合(ステップS3:Yes)には、制御装置15Bは、過去5日間の平均使用湯量を算出する(ステップS4)。1日の使用湯量としては、例えば、フローセンサ58で検出された流量が用いられ、この使用湯量は、制御装置15Bの一時記憶部(例えばRAM等)に格納されている。または、流量計にて計測された湯量を用いても良い。
続いて、制御装置15Bは、算出された平均使用湯量に基づいて、これから生成する目標湯量T0を設定する(ステップS5)。具体的には、制御装置15Bは平均使用湯量よりも大きい第2〜第4基準量T2〜T4のうち最小のものに設定する。これによれば、最適な量の湯を無駄なく生成することができる。目標湯量T0を設定した制御装置15Bは、この目標湯量T0の湯を生成するために制御装置15Aにヒートポンプユニット11の起動要求信号を送信する。このように、本構成では、給湯タンク26内の湯の貯溜量(貯溜状態)に応じて、ヒートポンプユニット11(圧縮機16)の運転が制御される。
続いて、制御装置15Bから起動要求信号を受けた制御装置15A及び制御装置15Bは、それぞれヒートポンプユニット11及び給湯ユニット12の起動して、給湯ユニット12への貯湯運転を開始する(ステップS6)。
具体的には、制御装置15Bは、第1切換電磁弁73を開放するとともに給湯用循環ポンプ34の運転を開始し、給湯タンク26内の水(湯)を給湯用水循環回路Nを循環させる。また、制御装置15Aは、除霜用電磁弁24及び冷水熱交バイパス用電磁弁31を閉鎖するとともに、冷水熱交用電磁弁25を開放し、圧縮機16を運転する。
ここで、流量調整弁35は、給湯用熱交換器27の給湯用水循環回路Nの出口側に設けられた給湯温度出口センサ44の検出温度が所定の給湯温度(例えば、92℃)となるように、その開度が制御される。この場合、電子膨張弁17は、制御装置15Aにより、圧縮機16からの吐出された冷媒の温度が略一定になるように所定の周期で制御される。
また、制御装置15Aは、温度センサ52によって検出された電子膨張弁17の出口温度と、温度センサ53によって検出された圧縮機16の吸込温度とから、これらの温度差Δt(すなわち過熱度)を算出し、この温度差Δtが目標温度領域(例えば、5℃)となるように送風機22のファンモータの回転数nを制御する(ステップS7)。
この送風機22のファンモータは、回転数nが無段階に変速可能に構成されたものであり、例えば、図7に示すように、検出された温度差ΔtがΔt1℃のときは回転数nをn1に、検出された温度差ΔtがΔt2℃のときは回転数nをn2となるように比例制御する。この温度差Δtと回転数nとの関係は実験等に基づき決定されている。
この構成によれば、温度差Δtが目標温度領域の下限温度よりも小さいときには、ファンモータの回転数nを高くして、この温度差Δtを大きくなるように制御し、温度差Δtが目標温度領域の上限温度よりも大きいときには、ファンモータの回転数nを低くして、この温度差Δtを小さくなるように制御するため、温度差Δtは目標温度領域に制御される。このため、熱源側熱交換器19での冷媒の蒸発が促進されるため、圧縮機16に冷媒が気液混合した状態で戻ることがなく、冷媒の液圧縮が防止される。このような制御によって熱源側熱交換器19での冷媒の蒸発温度は、例えば−5℃〜0℃の範囲で制御される。
続いて、制御装置15Aは、制御装置15Cに冷水ユニット13の起動を指示する。制御装置15Cは、冷水循環ポンプ83を運転(ステップS8)し、冷水循環回路Y内に冷水を循環させるとともに、冷水循環回路Yに設けられた循環冷水温度センサ98によって検出された循環冷水温度が所定の第1冷水温度te1よりも低いか否かを判別する(ステップS9)。
この判別において、検出された循環冷水温度が所定の第1冷水温度te1よりも低い場合(ステップS9:Yes)には、制御装置15Cは、冷水循環ポンプ83を循環水量の小さい低循環モードで動作させて(ステップS10)、処理をステップS12に移行する。
一方、検出された循環冷水温度が所定の第1冷水温度te1以上の場合(ステップS9:No)には、制御装置15Cは、冷水循環ポンプ83を循環水量の大きい高循環モードで動作させる(ステップS11)。これによれば、冷水循環ポンプ83を高循環モードで動作させることにより、水の温度を早期に低下させることができる。
続いて、制御装置15Cは、循環冷水温度センサ98によって検出された循環冷水温度が所定の第2冷水温度te2よりも低いか否かを判別する(ステップS12)。この第2冷水温度te2は、冷水の目標温度に対応して設定される温度であり、上記した第1冷水温度よりも低い値に設定されている。
この判別において、検出された循環冷水温度が所定の第2冷水温度te2以上の場合(ステップS12:No)には、制御装置15Cは、そのまま処理をステップS16に移行する。一方、検出された循環冷水温度が所定の第2冷水温度te2よりも低い場合(ステップS12:Yes)には、制御装置15Cは、その旨を制御装置15Aに送信する。これを受けた制御装置15Aは、冷水熱交用電磁弁25を閉鎖(ステップS13)するとともに、冷水熱交バイパス用電磁弁31を開放(ステップS14)する。これにより、電子膨張弁17を経た冷媒は冷水熱交換器18をバイパスするバイパス配管30を通じて熱源側熱交換器19に導かれる。
続いて、制御装置15Cは、冷水循環ポンプ83を停止する(ステップS15)。これにより、冷水熱交換器18での熱交換は行われなくなり、冷媒回路Xを流れる冷媒は、略全量が熱源側熱交換器19で熱交換されるようになる。この場合、制御装置15Aは、熱源側熱交換器19での熱交換を促進させるべく、上記温度差Δtが目標温度領域となるように送風機22のファンモータの回転数nを制御する。
続いて、制御装置15Cは、供給冷水温度センサ97にて検出された冷水タンク81内の冷水温度が所定の基準冷水温度tgよりも低いか否かを判別する(ステップS16)。この判別において、冷水温度が基準冷水温度tg以上の場合(ステップS16:No)には、まだ冷却が十分でないと判断して送水開閉弁88を閉制御して(ステップS17)、処理をステップS19に移行する。これによれば、冷却が十分でない水が、例えば、冷水利用空調機に供給され、冷房が十分になされないといった不具合が生じることはない。一方、冷水温度が基準冷水温度tgよりも低い場合(ステップS16:Yes)には、制御装置15Cは、冷水タンク81内の冷水は十分冷却されたと判断して送水開閉弁88を開制御する(ステップS18)。なお、冷水を空調機用に用いる場合は、冷水タンクと空調機との間で冷水が循環するように構成する。
制御装置15Bは、給湯タンク26内の湯量がステップS2もしくはステップS5で設定した上記目標湯量T0以上となったか否かを判別する(ステップS19)。この判別は、設定された目標湯量T0に対応する温度センサで検出される温度が所定温度以上となったか否かで判別される。
この判別において、給湯タンク26内の湯量が上記目標湯量T0よりも少ない場合(ステップS19:No)には、給湯タンク26内の湯量が少ないため、処理をステップS6に戻して、貯湯運転を継続して実行する。一方、給湯タンク26内の湯量が上記目標湯量T0以上である場合(ステップS19:Yes)には、制御装置15Bは、給湯タンク26内の湯量が十分に貯溜されたため、貯湯運転を終了する(ステップS20)。具体的には、制御装置15Bは、制御装置15Aにヒートポンプユニット11の運転停止信号を送信する。この信号を受けた制御装置15Aは、ヒートポンプユニット11の圧縮機16を停止するとともに、送風機22のファンモータを停止する。そして、制御装置15Aは、制御装置15Cにヒートポンプユニット11の運転が停止した旨を送信する。この信号を受けた制御装置15Cは、冷水循環ポンプ83の運転を停止して、処理を終了する。
次に、冷凍装置10の除霜運転時の動作について説明する。図8は、除霜運転の動作を示すフローチャートである。この除霜運転は、ヒートポンプユニット11が通常運転中に実行される。
まず、制御装置15Aは、熱源側熱交換器19の冷媒出口側に設けられた蒸発温度センサの検出温度thが除霜開始温度tk以下になっているか否かを判別する(ステップSa1)。ここで、除霜開始温度tkとは、熱源側熱交換器19の除霜運転を開始するための閾値となる温度であり、この除霜開始温度tkは外気温度に対応して予め設定されている。
この判別において、蒸発温度センサの検出温度thが除霜開始温度tkよりも大きい場合(ステップSa1:No)には、現時点では除霜運転を行う必要がないため、処理を終了する。一方、蒸発温度センサの検出温度thが除霜開始温度tk以下の場合(ステップSa1:Yes)には、制御装置15Aは、熱源側熱交換器19での熱交換が十分でないため、除霜する必要があると判別して、この熱源側熱交換器19の除霜運転を開始する(ステップSa2)。
具体的には、制御装置15Aは、圧縮機16を予め定めた除霜運転周波数で運転するとともに、送風機22の運転を停止して除霜用電磁弁24を開く。ここで、除霜運転周波数は通常の運転周波数よりも低い値に設定されるものであり、冷媒回路Xを循環する冷媒量を少量に抑えて運転される。
除霜運転が開始されると、圧縮機16の低段側圧縮部から吐出された中間圧力の冷媒の一部が熱源側熱交換器19の入口側に供給される。このため、熱源側熱交換器19の入口側で圧縮機16の低段側圧縮部から吐出された中間圧力の冷媒と、冷水熱交換器18を通過した冷媒とが混合することにより、熱源側熱交換器19に供給される冷媒温度が上昇する。この場合、送風機22は停止されているため、熱源側熱交換器19に供給された冷媒と空気とが熱交換することはなく、この冷媒の熱により熱源側熱交換器19が暖められ、当該熱源側熱交換器19が除霜される。
また、本構成では、制御装置15Aは、冷水熱交用電磁弁25を閉鎖するとともに、冷水熱交バイパス用電磁弁31を開放する。これにより、電子膨張弁17を経た高温の冷媒が冷水熱交換器18をバイパスするバイパス配管30を通じて熱源側熱交換器19に導かれる。このため、電子膨張弁17を経た冷媒が冷水熱交換器18で冷却されることが防止され、この冷水熱交換器18での冷媒の熱損失を防止することができるため、熱源側熱交換器19の除霜時間を短縮することができる。
続いて、制御装置15Aは、除霜運転の開始から第1の所定時間(例えば3分間)が経過したか否かを判別する(ステップSa3)。この第1の所定時間は、除霜運転が最低限実行される時間であり、経験則や実験等に基づいて設定されている。
この判別において、除霜運転の開始から第1の所定時間が経過していない場合(ステップSa3:No)には、制御装置15Aは、この第1の所定時間が経過するまで待機する。一方、除霜運転の開始から第1の所定時間が経過した場合(ステップSa3:Yes)には、制御装置15Aは、蒸発温度センサの検出温度thが除霜停止温度tm以上となったか否かを判別する(ステップSa4)。この除霜停止温度tmは、熱源側熱交換器19の除霜運転を停止(解除)開始するための閾値となる温度であり、この除霜停止温度tmは外気温度に対応して予め設定されている。
この判別において、検出温度thが除霜停止温度tmよりも低い場合(ステップSa4:No)には、制御装置15Aは、熱源側熱交換器19が除霜されたため、除霜運転を停止(ステップSa6)して処理を終了する。除霜運転が終了すると、ヒートポンプユニット11は上記したような通常運転を再び開始する。
一方、検出温度thが除霜停止温度tmよりも低い場合(ステップSa4:No)には制御装置15Aは、熱源側熱交換器19の除霜が終了していないと判別するため、続いて、除霜運転の開始から第2の所定時間(例えば15分間)が経過したか否かを判別する(ステップSa5)。この第2の所定時間は、除霜運転が実行される最長時間であり、上記した第1の所定時間よりも長い時間に設定されている。
この判別において、除霜運転の開始から第2の所定時間が経過していない場合(ステップSa5:No)には、制御装置15Aは、処理をステップSa3に戻す。一方、除霜運転の開始から第2の所定時間が経過した場合(ステップSa5:Yes)には、制御装置15Aは、除霜運転を十分行ったと判別して、処理をステップS6に移行して処理を終了する。
このように本実施形態によれば、圧縮機16と、この圧縮機16から吐出された冷媒と水との熱交換を行う給湯用熱交換器27と、この給湯用熱交換器27を経た冷媒の減圧を行う電子膨張弁17と、この電子膨張弁17と圧縮機16との間に直列に設けられ、冷媒と水との熱交換を行う冷水熱交換器18及び冷媒と空気との熱交換を行う熱源側熱交換器19とを備え、少なくとも圧縮機16、給湯用熱交換器27、電子膨張弁17、冷水熱交換器18及び熱源側熱交換器19を環状に接続されてなる冷媒回路Xを構成し、給湯用熱交換器27で加熱された水を貯める給湯タンク26と、この給湯タンク26内の湯を利用側での使用に供する蛇口給湯ライン71及び浴槽注湯ライン72と、当該給湯タンク26内の温水の貯湯状態に応じて圧縮機16の運転を制御する制御装置15A〜15C部とを有すると共に、冷水熱交換器18で冷却された水を貯める冷水タンク81と、この冷水タンク81内の冷水を利用側での使用に供する冷水利用側配管86とを有するため、温水と共に冷水を生成して、これら温水及び冷水をそれぞれ給湯タンク26及び冷水タンク81に貯溜することができ、熱の有効利用を図ることができる。
また、冷水熱交換器18をバイパスして冷媒が流れるバイパス配管30と、このバイパス配管30への冷媒の流れを規制する冷水熱交バイパス用電磁弁31とを備えるため、例えば、冷水タンク81への冷水の貯溜動作を行っていない場合には、冷水熱交バイパス用電磁弁31を開くことにより、冷媒は冷水熱交換器18をバイパスするバイパス配管30を流れて熱源側熱交換器19に流入し、この熱源側熱交換器19で空気と熱交換する。このため、冷水タンク81への冷水の貯溜動作を行っていない場合に、冷水熱交換器18に冷媒を流す構成に比べて、熱利用の効率の向上を図ることができる。
さらに、冷媒回路Xを循環する冷媒の所定の2点間の冷媒温度の温度差Δtが一定値以上になるように熱源側熱交換器19に設けられ空気を当該熱源側熱交換器19へ供給させる送風機22の送風量を制御するため、熱源側熱交換器19での冷媒の蒸発が促進されるため、圧縮機16に冷媒が気液混合した状態で戻ることがなく、冷媒の液圧縮が防止される。
また、本実施形態によれば、所定の2点は、電子膨張弁17の出口温度と圧縮機16の入口温度であるため、これら各温度の温度差Δtを一定値以上とすることにより、圧縮機16の入口における過熱度を十分にとることができるため、圧縮機16に冷媒が気液混合した状態で戻ることがなく、冷媒の液圧縮が防止される。
また、本実施形態によれば、熱源側熱交換器19の除霜運転を行う場合、圧縮機16の低段側圧縮部から吐出された高温の冷媒の一部を熱源側熱交換器19の入口又は入口側へ供給するため、熱源側熱交換器19の入口側で圧縮機16の低段側圧縮部から吐出された中間圧力(高温)の冷媒と、冷水熱交換器18を通過した冷媒とが混合することにより、熱源側熱交換器19に供給される冷媒温度が上昇する。このため、冷媒の熱により熱源側熱交換器19が暖められ、当該熱源側熱交換器19が除霜される。
さらに、除霜運転時には、冷水熱交バイパス用電磁弁31が開くため、電子膨張弁17を経た高温の冷媒が冷水熱交換器18をバイパスするバイパス配管30を通じて熱源側熱交換器19に導かれる。このため、電子膨張弁17を経た高温の冷媒が冷水熱交換器18で冷却されることが防止され、この冷水熱交換器18での冷媒の熱損失を防止することができるため、熱源側熱交換器19の除霜時間を短縮することができる。
以上、一実施形態に基づいて、本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態では、上記所定の2点は、電子膨張弁17の出口温度と圧縮機16の入口温度としたが、これに限るものではなく、冷水熱交換器18と熱源側熱交換器19との間の冷媒の温度と圧縮機16の入口温度である構成としても良い。この構成では、各温度の温度差Δtが過熱度となるため、この過熱度を一定値以上とすることにより、圧縮機16の入口における過熱度を適当な値に簡単に調整することができる。このため、圧縮機16に冷媒が気液混合した状態で戻ることがなく、冷媒の液圧縮が防止されるとともに、より高効率な運転を実施することが可能となる。
また、圧縮機16の入口温度と当該圧縮機16の冷媒吸込圧力の測定点における当該冷媒吸込圧力に基づいて求められる温度とである構成としても良い。この構成によれば、圧縮機16の吸込側に設けられた圧力センサ55を用いることができるため、電子膨張弁17の出口側や冷水熱交換器18と熱源側熱交換器19との間に温度センサを別個設ける必要がなくなるため、冷媒回路Xの回路構成が簡素化される。
また、本実施形態では、送風機22のファンモータは、回転数nが無段階に変速可能なものを採用しているが、これに限るものではなく、例えば、高速及び低速の2段階に回転数を変更可能なものを用いても良い。
本実施形態に係る冷凍装置10を示す回路構成図であり、給湯タンク内の水を加熱し、同タンク内に湯を貯溜するときの回路図である。 図1において、蛇口へ給湯するときの回路図である。 図1において、浴槽へ注湯するときの回路図である。 図1において、浴槽内の湯または水を加熱(追い焚き)して保温するときの回路図である。 冷凍装置の動作を示すフローチャートである。 冷凍装置の動作を示すフローチャートである。 検出された温度差Δtと送風機のファンモータの回転数との関係を示した図である。 除霜運転時の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 冷凍装置
11 ヒートポンプユニット
12 給湯ユニット
13 冷水ユニット
15A、15B、15C 制御装置(制御部)
16 圧縮機(冷媒圧縮機)
17 電子膨張弁(減圧手段)
18 冷水熱交換器(第2の熱交換器)
19、19A、19B 熱源側熱交換器(第3の熱交換器)
22 送風機
24 除霜用電磁弁
25 冷水熱交用電磁弁
26 給湯タンク(温水貯溜ダンク)
27 給湯用熱交換器(第1の熱交換器)
30 バイパス配管
31 冷水熱交バイパス用電磁弁(バイパス弁)
81 冷水タンク(冷水貯溜タンク)
83 冷水循環ポンプ
87 送水ポンプ
88 送水開閉弁
90 冷水用配管
92 第二取水開閉弁
93 第1温度センサ
94 第2温度センサ
95 第3温度センサ
96 第4温度センサ
97 供給冷水温度センサ
98 循環冷水温度センサ
X 冷媒回路(冷凍サイクル)
n 回転数
Δt 温度差(過熱度)

Claims (6)

  1. 冷媒圧縮機と、この冷媒圧縮機から吐出された冷媒と水との熱交換を行う第1の熱交換器と、この第1の熱交換器を経た冷媒の減圧を行う減圧手段と、この減圧手段と前記冷媒圧縮機との間に設けられ、冷媒と水との熱交換を行う第2の熱交換器及び冷媒と空気との熱交換を行う第3の熱交換器と、前記第2の熱交換器をバイパスして冷媒が流れるバイパス回路と、このバイパス回路への冷媒の流れを規制するバイパス弁とを備え、少なくとも前記冷媒圧縮機、第1の熱交換器、減圧手段、第2の熱交換器及び第3の熱交換器を環状に接続されてなる冷凍サイクルを構成し、
    前記第1の熱交換器で加熱された水を貯める温水貯溜タンクと、この温水貯溜タンク内の湯を利用側での使用に供する温水回路と、当該温水貯溜タンク内の温水の貯湯状態に応じて前記冷媒圧縮機の運転を制御する制御部とを有すると共に、
    前記第2の熱交換器で冷却された水を貯める冷水貯溜タンクと、この冷水貯溜タンク内の冷水を利用側での使用に供する冷水回路とを有し、前記第2の熱交換器で冷却された冷水は前記制御部が前記冷媒圧縮機の運転を行っている際に前記冷水貯溜タンクに貯溜可能な範囲で貯えられ、前記冷凍サイクルを循環する冷媒の所定の2点間の冷媒温度の温度差が一定値以上になるように前記第3の熱交換器に設けられ空気を当該第3の熱交換器へ供給させる送風機の送風量を制御することを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記冷水貯溜タンクへの冷水の貯溜動作を行っていない場合には、前記バイパス弁を開き、前記第2の熱交換器をバイパスさせて前記冷凍サイクルに冷媒を循環させることを特徴とする冷凍装置。
  3. 前記第3の熱交換器の除霜運転を行う場合、前記冷媒圧縮機から吐出される高温の冷媒を前記第3の熱交換器の入口又は入口側へ供給するとともに、前記バイパス弁を開くことを特徴とする請求項1または2に記載の冷凍装置。
  4. 前記冷媒圧縮機は2段圧縮の構成を有し、1段目で圧縮された高温の冷媒を前記冷媒圧縮機から吐出される高温の冷媒として用いることを特徴とする請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記冷凍サイクルは、膨張弁から冷媒圧縮機に向かって順に第2の熱交換器、第3の熱交換器が接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷凍装置。
  6. 前記冷凍サイクルは、膨張弁から冷媒圧縮機に向かって順に第3の熱交換器、第2の熱交換器が接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の冷凍装置。
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