JPH06123492A - 電気温水器 - Google Patents
電気温水器Info
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- JPH06123492A JPH06123492A JP59993A JP59993A JPH06123492A JP H06123492 A JPH06123492 A JP H06123492A JP 59993 A JP59993 A JP 59993A JP 59993 A JP59993 A JP 59993A JP H06123492 A JPH06123492 A JP H06123492A
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- Japan
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- heater
- water
- amount
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 他の電気機器と同時に使用しても契約電力を
越えることなく水の沸き上げを行うことのできる電気温
水器を提供する。 【構成】 タンク1の下方に接続された給水管3と、タ
ンク1の上方に接続された給湯管4と、タンク1内の水
を加熱する加熱ヒータ2と、タンク1の下方および上方
に配設された温度検出手段6,7,8と、タンク1内の
水の沸き上げ等を制御する制御装置5と、住戸内の最大
消費電力量Aが設定されその出力信号が制御装置5に加
えられる最大消費電力設定部12と、加熱ヒータ2の消
費電力量Bが設定されその出力信号が制御装置5に加え
られる電気温水器消費電力部13とを備えてなり、深夜
電力時間帯において加熱ヒータ2により水の沸き上げを
行う場合、住戸内の消費電力量Cに加熱ヒータ2の消費
電力量Bを加算して全消費電力量Dを算出し、この全消
費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた時は水の沸き上
げを行わず、全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越え
ない時は水の沸き上げを行うものである。
越えることなく水の沸き上げを行うことのできる電気温
水器を提供する。 【構成】 タンク1の下方に接続された給水管3と、タ
ンク1の上方に接続された給湯管4と、タンク1内の水
を加熱する加熱ヒータ2と、タンク1の下方および上方
に配設された温度検出手段6,7,8と、タンク1内の
水の沸き上げ等を制御する制御装置5と、住戸内の最大
消費電力量Aが設定されその出力信号が制御装置5に加
えられる最大消費電力設定部12と、加熱ヒータ2の消
費電力量Bが設定されその出力信号が制御装置5に加え
られる電気温水器消費電力部13とを備えてなり、深夜
電力時間帯において加熱ヒータ2により水の沸き上げを
行う場合、住戸内の消費電力量Cに加熱ヒータ2の消費
電力量Bを加算して全消費電力量Dを算出し、この全消
費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた時は水の沸き上
げを行わず、全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越え
ない時は水の沸き上げを行うものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気温水器に係り、
さらに詳しくは、住戸内の最大消費電力量を設定し、設
定した最大消費電力量を越えないように水の沸き上げを
行う電気温水器に関するものである。
さらに詳しくは、住戸内の最大消費電力量を設定し、設
定した最大消費電力量を越えないように水の沸き上げを
行う電気温水器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の電気温水器の構成説明図
である。図において、1は貯湯用のタンク、2はタンク
1内に配設されタンク1内の水を加熱するヒータ、3は
タンク1の下方に接続されタンク1内に水を供給する給
水管で、先端部には水源となる水道管等が接続されてい
る。4はタンク1の上方に接続されタンク1内で沸き上
げられた湯を給湯する給湯管で、先端部には蛇口(図示
せず)が接続されている。
である。図において、1は貯湯用のタンク、2はタンク
1内に配設されタンク1内の水を加熱するヒータ、3は
タンク1の下方に接続されタンク1内に水を供給する給
水管で、先端部には水源となる水道管等が接続されてい
る。4はタンク1の上方に接続されタンク1内で沸き上
げられた湯を給湯する給湯管で、先端部には蛇口(図示
せず)が接続されている。
【0003】5は電気温水器の沸き上げ制御等を行う制
御装置、6はタンク1の下方に配設されタンク1内の水
の温度および沸き上げ温度を検出する温度センサ、7,
8はタンク1の上方に配設されタンク1内の水の温度を
検出する温度センサで、温度センサ6,7,8は制御装
置5に接続されており、制御装置5は温度センサ6から
の出力信号によりヒータ2の給電を制御し、温度センサ
7,8からの出力信号によりタンク1内の残湯量を検出
する構成となっている。9はヒータ2への給電をスイッ
チの開閉制御によって操作する開閉制御部で、スイッチ
の開閉操作は制御装置5によって制御されている。10
は深夜電力用タイムスイッチ(図示せず)を介してヒー
タ2等に深夜電力を供給する電源、11はタンク1内の
残湯量等の表示や沸き上げ温度を設定する遠隔操作部
で、制御装置5に接続されている。
御装置、6はタンク1の下方に配設されタンク1内の水
の温度および沸き上げ温度を検出する温度センサ、7,
8はタンク1の上方に配設されタンク1内の水の温度を
検出する温度センサで、温度センサ6,7,8は制御装
置5に接続されており、制御装置5は温度センサ6から
の出力信号によりヒータ2の給電を制御し、温度センサ
7,8からの出力信号によりタンク1内の残湯量を検出
する構成となっている。9はヒータ2への給電をスイッ
チの開閉制御によって操作する開閉制御部で、スイッチ
の開閉操作は制御装置5によって制御されている。10
は深夜電力用タイムスイッチ(図示せず)を介してヒー
タ2等に深夜電力を供給する電源、11はタンク1内の
残湯量等の表示や沸き上げ温度を設定する遠隔操作部
で、制御装置5に接続されている。
【0004】このように構成した電気温水器は、まず、
給水管3からタンク1内に給水してタンク1内を満水に
する。ついで、深夜電力の時間帯(深夜23時から翌朝
7時)になると、開閉制御部9のスイッチが閉じて電源
10からヒータ2に給電されてタンク1内の水を加熱す
る。そして、タンク1内の水が遠隔操作部11によって
予め設定した沸き上げ温度に沸き上がるように、温度セ
ンサ6でタンク1内の水の温度を検出しながら制御装置
5でヒータ2への給電等を制御して水を沸き上げる。タ
ンク1内の水が沸き上がると、開閉制御部9のスイッチ
が開いてヒータ2への給電が遮断され、電気温水器は給
湯管4からの給湯可能状態となる。そして、給湯管4か
ら給湯されると、同時に給湯された分の水が給水管3か
らタンク1内に給水され、上述した電気温水器の水の沸
き上げ動作を繰り返す。この時、制御装置5は温度セン
サ7,8によるタンク1内の水の温度によってタンク1
内の残湯量を検出し、この残湯量を遠隔操作部11に表
示する。
給水管3からタンク1内に給水してタンク1内を満水に
する。ついで、深夜電力の時間帯(深夜23時から翌朝
7時)になると、開閉制御部9のスイッチが閉じて電源
10からヒータ2に給電されてタンク1内の水を加熱す
る。そして、タンク1内の水が遠隔操作部11によって
予め設定した沸き上げ温度に沸き上がるように、温度セ
ンサ6でタンク1内の水の温度を検出しながら制御装置
5でヒータ2への給電等を制御して水を沸き上げる。タ
ンク1内の水が沸き上がると、開閉制御部9のスイッチ
が開いてヒータ2への給電が遮断され、電気温水器は給
湯管4からの給湯可能状態となる。そして、給湯管4か
ら給湯されると、同時に給湯された分の水が給水管3か
らタンク1内に給水され、上述した電気温水器の水の沸
き上げ動作を繰り返す。この時、制御装置5は温度セン
サ7,8によるタンク1内の水の温度によってタンク1
内の残湯量を検出し、この残湯量を遠隔操作部11に表
示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
気温水器は、タンク1内の水が予め設定した沸き上げ温
度になるように、深夜電力時間帯になると住戸内の負荷
変動に関係なくヒータ2へ給電して水の沸き上げを行
い、常に給湯可能状態としていた。しかしながら、一般
家庭内で使用する電気エネルギーの使用量が最も大きい
電気温水器を他の電気機器と同時に使用すると、一時的
な電気使用量が必要以上に大きくなってしまい、住戸内
の契約電力(契約アンペア)をオーバーしてブレーカー
が落ちるなどの不都合があった。
気温水器は、タンク1内の水が予め設定した沸き上げ温
度になるように、深夜電力時間帯になると住戸内の負荷
変動に関係なくヒータ2へ給電して水の沸き上げを行
い、常に給湯可能状態としていた。しかしながら、一般
家庭内で使用する電気エネルギーの使用量が最も大きい
電気温水器を他の電気機器と同時に使用すると、一時的
な電気使用量が必要以上に大きくなってしまい、住戸内
の契約電力(契約アンペア)をオーバーしてブレーカー
が落ちるなどの不都合があった。
【0006】また、住戸内の契約電力をオーバーしない
ようにするには、必要以上に大きい契約電力にしなけれ
ばならず、集合住宅においては過大受電設備になる恐れ
もあった。
ようにするには、必要以上に大きい契約電力にしなけれ
ばならず、集合住宅においては過大受電設備になる恐れ
もあった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、他の電気機器と同時に使用して
も契約電力を越えることなく水の沸き上げを行うことの
できる電気温水器を提供することを目的としたものであ
る。
ためになされたもので、他の電気機器と同時に使用して
も契約電力を越えることなく水の沸き上げを行うことの
できる電気温水器を提供することを目的としたものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気温水
器は、タンクの下方に接続された給水管と、タンクの上
方に接続された給湯管と、タンク内の水を加熱する加熱
ヒータと、タンクの下方および上方に配設された温度検
出手段と、タンク内の水の沸き上げ等を制御する制御装
置と、住戸内の最大消費電力量が設定されその出力信号
が制御装置に加えられる最大消費電力設定部と、加熱ヒ
ータの消費電力量が設定されその出力信号が制御装置に
加えられる電気温水器消費電力部とを備えてなり、深夜
電力時間帯において加熱ヒータにより水の沸き上げを行
う場合、住戸内の消費電力量に加熱ヒータの消費電力量
を加算して全消費電力量を算出し、この全消費電力量が
最大消費電力量を越えた時は水の沸き上げを行わず、全
消費電力量が最大消費電力量を越えない時は水の沸き上
げを行うものである。
器は、タンクの下方に接続された給水管と、タンクの上
方に接続された給湯管と、タンク内の水を加熱する加熱
ヒータと、タンクの下方および上方に配設された温度検
出手段と、タンク内の水の沸き上げ等を制御する制御装
置と、住戸内の最大消費電力量が設定されその出力信号
が制御装置に加えられる最大消費電力設定部と、加熱ヒ
ータの消費電力量が設定されその出力信号が制御装置に
加えられる電気温水器消費電力部とを備えてなり、深夜
電力時間帯において加熱ヒータにより水の沸き上げを行
う場合、住戸内の消費電力量に加熱ヒータの消費電力量
を加算して全消費電力量を算出し、この全消費電力量が
最大消費電力量を越えた時は水の沸き上げを行わず、全
消費電力量が最大消費電力量を越えない時は水の沸き上
げを行うものである。
【0009】また、深夜電力時間帯の終了時にタンク内
の水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電
力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量
を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた
時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電
力量を越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続
き加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行うものであ
る。
の水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電
力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量
を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた
時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電
力量を越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続
き加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行うものであ
る。
【0010】さらに、加熱ヒータへ供給する電力の通電
量可変手段を設け、深夜電力時間帯において加熱ヒータ
により水の沸き上げを行う場合、住戸内の消費電力量に
加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を算出
し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は最
大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住戸内
の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の沸き
上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力量を
越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電力量
を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算出
し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段によ
り最大消費電力量を越えないように調節しながら水の沸
き上げを行うものである。
量可変手段を設け、深夜電力時間帯において加熱ヒータ
により水の沸き上げを行う場合、住戸内の消費電力量に
加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を算出
し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は最
大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住戸内
の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の沸き
上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力量を
越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電力量
を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算出
し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段によ
り最大消費電力量を越えないように調節しながら水の沸
き上げを行うものである。
【0011】また、加熱ヒータへ供給する電力の通電量
可変手段を設け、深夜電力時間帯の終了時にタンク内の
水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電力
量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を
算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時
は最大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住
戸内の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の
沸き上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力
量を越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電
力量を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算
出し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段に
より最大消費電力量を越えないように調節しながら深夜
電力時間帯が終了しても引き続き加熱ヒータに給電して
水の沸き上げを行うものである。
可変手段を設け、深夜電力時間帯の終了時にタンク内の
水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電力
量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を
算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時
は最大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住
戸内の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の
沸き上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力
量を越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電
力量を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算
出し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段に
より最大消費電力量を越えないように調節しながら深夜
電力時間帯が終了しても引き続き加熱ヒータに給電して
水の沸き上げを行うものである。
【0012】さらに、加熱ヒータにより水の沸き上げを
行う場合、通電量可変手段により加熱ヒータへの通電量
を小さい通電量から徐々に増加させて全消費電力量が最
大消費電力量を越えないように水の沸き上げを行うもの
である。
行う場合、通電量可変手段により加熱ヒータへの通電量
を小さい通電量から徐々に増加させて全消費電力量が最
大消費電力量を越えないように水の沸き上げを行うもの
である。
【0013】また、加熱ヒータにより水の沸き上げを行
う場合、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は通
電量可変手段により加熱ヒータへの通電量を徐々に減少
させて全消費電力量が最大消費電力量を越えないように
水の沸き上げを行うものである。
う場合、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は通
電量可変手段により加熱ヒータへの通電量を徐々に減少
させて全消費電力量が最大消費電力量を越えないように
水の沸き上げを行うものである。
【0014】さらに、前日の加熱ヒータへの給電を停止
していた給電制限時間をカウントするカウント手段と、
深夜電力時間帯の開始時刻から温度検出手段からの信号
に基づいて算出した沸き上げに要する所要時間だけ当該
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間から給電制限時間を減算した時間をカウントす
るタイマ手段とを設け、このタイマ手段によるカウント
終了後に、全消費電力量および最大消費電力量によりタ
ンク内の水の沸き上げを制御するものである。
していた給電制限時間をカウントするカウント手段と、
深夜電力時間帯の開始時刻から温度検出手段からの信号
に基づいて算出した沸き上げに要する所要時間だけ当該
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間から給電制限時間を減算した時間をカウントす
るタイマ手段とを設け、このタイマ手段によるカウント
終了後に、全消費電力量および最大消費電力量によりタ
ンク内の水の沸き上げを制御するものである。
【0015】また、電気温水器の沸き上げ等を操作する
遠隔操作部を設け、この遠隔操作部に制御装置の情報に
より電気温水器の異常を報知する報知手段を設けたもの
である。
遠隔操作部を設け、この遠隔操作部に制御装置の情報に
より電気温水器の異常を報知する報知手段を設けたもの
である。
【0016】
【作用】タンク内を満水にした後、契約アンペア値を越
えないように最大消費電力量を最大消費電力設定部に設
定し、加熱ヒータの消費電力量を電気温水器消費電力部
に設定する。ついで、深夜電力時間帯になると、制御装
置は住戸内の消費電力量を検出して消費電力量を加算
し、全消費電力量を算出して全消費電力量が最大消費電
力量を越えているか、越えていないかを判断する。そし
て、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は水の沸
き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電力量を越え
ない時は水の沸き上げを開始し、常に全消費電力量が最
大消費電力量を越えないかを監視しながら水の沸き上げ
を行う。
えないように最大消費電力量を最大消費電力設定部に設
定し、加熱ヒータの消費電力量を電気温水器消費電力部
に設定する。ついで、深夜電力時間帯になると、制御装
置は住戸内の消費電力量を検出して消費電力量を加算
し、全消費電力量を算出して全消費電力量が最大消費電
力量を越えているか、越えていないかを判断する。そし
て、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は水の沸
き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電力量を越え
ない時は水の沸き上げを開始し、常に全消費電力量が最
大消費電力量を越えないかを監視しながら水の沸き上げ
を行う。
【0017】また、深夜電力時間帯の終了時にタンク内
の水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電
力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量
を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた
時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電
力量を越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続
き加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行うことによ
り、契約電力をオーバーすることなく水を沸き上げると
ともに、深夜電力時間帯が終了しても昼間電力で設定温
度に水を沸き上げることができる。
の水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電
力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量
を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた
時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電
力量を越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続
き加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行うことによ
り、契約電力をオーバーすることなく水を沸き上げると
ともに、深夜電力時間帯が終了しても昼間電力で設定温
度に水を沸き上げることができる。
【0018】さらに、加熱ヒータへ供給する電力の通電
量可変手段を設け、深夜電力時間帯において加熱ヒータ
により水の沸き上げを行う場合、住戸内の消費電力量に
加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を算出
し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は最
大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住戸内
の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の沸き
上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力量を
越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電力量
を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算出
し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段によ
り最大消費電力量を越えないように調節しながら水の沸
き上げを行うことにより、契約電力をオーバーすること
なく水の沸き上げを行うことができるとともに、電力お
よび時間を無駄無く利用することができる。
量可変手段を設け、深夜電力時間帯において加熱ヒータ
により水の沸き上げを行う場合、住戸内の消費電力量に
加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を算出
し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は最
大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住戸内
の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の沸き
上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力量を
越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電力量
を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算出
し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段によ
り最大消費電力量を越えないように調節しながら水の沸
き上げを行うことにより、契約電力をオーバーすること
なく水の沸き上げを行うことができるとともに、電力お
よび時間を無駄無く利用することができる。
【0019】また、加熱ヒータへ供給する電力の通電量
可変手段を設け、深夜電力時間帯の終了時にタンク内の
水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電力
量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を
算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時
は最大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住
戸内の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の
沸き上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力
量を越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電
力量を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算
出し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段に
より最大消費電力量を越えないように調節しながら深夜
電力時間帯が終了しても引き続き加熱ヒータに給電して
水の沸き上げを行うことにより、電力および時間を無駄
無く利用することができるとともに、深夜電力時間帯が
終了しても昼間電力で設定温度に水を沸き上げることが
できる。
可変手段を設け、深夜電力時間帯の終了時にタンク内の
水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電力
量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を
算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時
は最大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住
戸内の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の
沸き上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力
量を越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電
力量を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算
出し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段に
より最大消費電力量を越えないように調節しながら深夜
電力時間帯が終了しても引き続き加熱ヒータに給電して
水の沸き上げを行うことにより、電力および時間を無駄
無く利用することができるとともに、深夜電力時間帯が
終了しても昼間電力で設定温度に水を沸き上げることが
できる。
【0020】さらに、加熱ヒータにより水の沸き上げを
行う場合、通電量可変手段により加熱ヒータへの通電量
を小さい通電量から徐々に増加させて全消費電力量が最
大消費電力量を越えないように水の沸き上げを行うこと
により、他の電気機器を同時に使用しても契約電力をオ
ーバーすることなく調節しながら水の沸き上げを行うこ
とができるとともに、急に他の電気機器を使用した場合
でも安全に対応することができる。
行う場合、通電量可変手段により加熱ヒータへの通電量
を小さい通電量から徐々に増加させて全消費電力量が最
大消費電力量を越えないように水の沸き上げを行うこと
により、他の電気機器を同時に使用しても契約電力をオ
ーバーすることなく調節しながら水の沸き上げを行うこ
とができるとともに、急に他の電気機器を使用した場合
でも安全に対応することができる。
【0021】また、加熱ヒータにより水の沸き上げを行
う場合、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は通
電量可変手段により加熱ヒータへの通電量を徐々に減少
させて全消費電力量が最大消費電力量を越えないように
水の沸き上げを行うことにより、契約電力をオーバーす
ることなく調節しながら水の沸き上げを行うことができ
る。
う場合、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は通
電量可変手段により加熱ヒータへの通電量を徐々に減少
させて全消費電力量が最大消費電力量を越えないように
水の沸き上げを行うことにより、契約電力をオーバーす
ることなく調節しながら水の沸き上げを行うことができ
る。
【0022】さらに、前日の加熱ヒータへの給電を停止
していた給電制限時間をカウントするカウント手段と、
深夜電力時間帯の開始時刻から温度検出手段からの信号
に基づいて算出した沸き上げに要する所要時間だけ当該
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間から給電制限時間を減算した時間をカウントす
るタイマ手段とを設け、このタイマ手段によるカウント
終了後に、全消費電力量および最大消費電力量によりタ
ンク内の水の沸き上げを制御することにより、沸き上げ
中に前日とほぼ同じ給電制限がなされても深夜電力時間
帯に水の沸き上げを終了することができる。
していた給電制限時間をカウントするカウント手段と、
深夜電力時間帯の開始時刻から温度検出手段からの信号
に基づいて算出した沸き上げに要する所要時間だけ当該
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間から給電制限時間を減算した時間をカウントす
るタイマ手段とを設け、このタイマ手段によるカウント
終了後に、全消費電力量および最大消費電力量によりタ
ンク内の水の沸き上げを制御することにより、沸き上げ
中に前日とほぼ同じ給電制限がなされても深夜電力時間
帯に水の沸き上げを終了することができる。
【0023】また、電気温水器の沸き上げ等を操作する
遠隔操作部を設け、この遠隔操作部に制御装置の情報に
より電気温水器の異常を報知する報知手段を設けること
により、離れた場所でも直ぐに電気温水器の異常を知る
ことができて便利である。
遠隔操作部を設け、この遠隔操作部に制御装置の情報に
より電気温水器の異常を報知する報知手段を設けること
により、離れた場所でも直ぐに電気温水器の異常を知る
ことができて便利である。
【0024】
実施例1.図1はこの発明の実施例の構成説明図であ
る。なお、図13で説明した従来例と同一または相当部
分には同じ符号を付し、説明を省略する。
る。なお、図13で説明した従来例と同一または相当部
分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0025】図において、12は住戸内の最大消費電力
量Aが設定されその出力信号が制御装置5に加えられる
最大消費電力設定部、13はヒータ2の消費電力量Bが
設定されその出力信号が制御装置5に加えられる電気温
水器消費電力部である。なお、最大消費電力量Aおよび
消費電力量Bの設定は遠隔操作部11で行うように構成
してもよく、また、予め電気温水器の製造工程で行って
もよい。14は積算電力計(以下、WHMと記す)、1
5はメインブレーカー(以下、MBと記す)、16は漏
電ブレーカー(以下、ELBと記す)、17はELB1
6の直後に設置され出力信号が制御装置5に入力される
カーレントトランス(以下、CTと記す)で、制御装置
5はその出力信号によって住戸内の消費電力量Cを検出
する。18,19,20,21は子ブレーカー、22,
23,24は電気温水器以外の他の電気機器で、この電
気機器22〜24は必要に応じて適宜使用される。ま
た、電源10はWHM14、MB15、ELB16を介
し、さらに、子ブレーカー18〜21を介してヒータ2
および電気機器22〜24にそれぞれ接続されている。
量Aが設定されその出力信号が制御装置5に加えられる
最大消費電力設定部、13はヒータ2の消費電力量Bが
設定されその出力信号が制御装置5に加えられる電気温
水器消費電力部である。なお、最大消費電力量Aおよび
消費電力量Bの設定は遠隔操作部11で行うように構成
してもよく、また、予め電気温水器の製造工程で行って
もよい。14は積算電力計(以下、WHMと記す)、1
5はメインブレーカー(以下、MBと記す)、16は漏
電ブレーカー(以下、ELBと記す)、17はELB1
6の直後に設置され出力信号が制御装置5に入力される
カーレントトランス(以下、CTと記す)で、制御装置
5はその出力信号によって住戸内の消費電力量Cを検出
する。18,19,20,21は子ブレーカー、22,
23,24は電気温水器以外の他の電気機器で、この電
気機器22〜24は必要に応じて適宜使用される。ま
た、電源10はWHM14、MB15、ELB16を介
し、さらに、子ブレーカー18〜21を介してヒータ2
および電気機器22〜24にそれぞれ接続されている。
【0026】次に、この発明の作用について図2のフロ
ーチャートと用いて説明する。まず、給水管3からタン
ク1内に給水して満水にし、契約電力であるMB15の
契約アンペア値を越えないように最大消費電力量Aを最
大消費電力設定部12に設定して、ヒータ2の消費電力
量Bを電気温水器消費電力部13に設定し、深夜電力時
間帯(例えば深夜23時から翌朝7時までの間)の開始
時刻を待つ(ステップ30)。
ーチャートと用いて説明する。まず、給水管3からタン
ク1内に給水して満水にし、契約電力であるMB15の
契約アンペア値を越えないように最大消費電力量Aを最
大消費電力設定部12に設定して、ヒータ2の消費電力
量Bを電気温水器消費電力部13に設定し、深夜電力時
間帯(例えば深夜23時から翌朝7時までの間)の開始
時刻を待つ(ステップ30)。
【0027】ついで、深夜電力時間帯になると、制御装
置5はCT17からの出力信号によって住戸内の消費電
力量Cを検出し(ステップ31)、さらに、検出した消
費電力量Cに電気温水器消費電力部13に設定した消費
電力量Bを加えて全消費電力量Dを算出する(ステップ
32)。そして、深夜電力時間帯であるかを確かめ(ス
テップ33)、深夜電力時間帯が終了してる場合は、深
夜電力時間帯の開始時刻を待ち(ステップ30,31
…)、深夜電力時間帯が終了していない場合は、算出し
た全消費電力量Dが最大消費電力設定部12に設定した
最大消費電力量Aを越えているか、越えていないかを判
断する(ステップ34)。
置5はCT17からの出力信号によって住戸内の消費電
力量Cを検出し(ステップ31)、さらに、検出した消
費電力量Cに電気温水器消費電力部13に設定した消費
電力量Bを加えて全消費電力量Dを算出する(ステップ
32)。そして、深夜電力時間帯であるかを確かめ(ス
テップ33)、深夜電力時間帯が終了してる場合は、深
夜電力時間帯の開始時刻を待ち(ステップ30,31
…)、深夜電力時間帯が終了していない場合は、算出し
た全消費電力量Dが最大消費電力設定部12に設定した
最大消費電力量Aを越えているか、越えていないかを判
断する(ステップ34)。
【0028】判断後、全消費電力量Dが最大消費電力量
A以上の場合、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満
になるまで水の沸き上げを行わずに待機する(ステップ
31,32…)。
A以上の場合、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満
になるまで水の沸き上げを行わずに待機する(ステップ
31,32…)。
【0029】一方、全消費電力量Dが最大消費電力量A
未満の場合、制御装置5は開閉制御部9のスイッチを閉
じてヒータ2への給電を開始し、タンク1内の水が予め
設定した沸き上げ温度に沸き上がるように加熱する(ス
テップ35,36)。この時、制御装置5は、常に住戸
内の消費電力量Cを検出して電気温水器の消費電力量B
を加算し、全消費電力量Dを算出した後、全消費電力量
Dが最大消費電力量Aを越えないかを監視しており(ス
テップ37〜40)、全消費電力量Dが最大消費電力量
A未満の時は、沸き上げを継続し、全消費電力量Dが最
大消費電力量A以上になった時は、制御装置5は直ちに
開閉制御部9のスイッチを開いてヒータ2への給電を停
止し、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるま
で給電制限を行って待機する(ステップ41,31
…)。そして、タンク1内の水が沸き上がると、ヒータ
2への給電を停止して給湯管4からの給湯可能状態とす
る(ステップ42)。なお、沸き上げの途中で深夜電力
時間帯が終了した場合は、直ちにヒータ2への給電を停
止して(ステップ39,42)、深夜電力時間帯の開始
時刻を待つ。
未満の場合、制御装置5は開閉制御部9のスイッチを閉
じてヒータ2への給電を開始し、タンク1内の水が予め
設定した沸き上げ温度に沸き上がるように加熱する(ス
テップ35,36)。この時、制御装置5は、常に住戸
内の消費電力量Cを検出して電気温水器の消費電力量B
を加算し、全消費電力量Dを算出した後、全消費電力量
Dが最大消費電力量Aを越えないかを監視しており(ス
テップ37〜40)、全消費電力量Dが最大消費電力量
A未満の時は、沸き上げを継続し、全消費電力量Dが最
大消費電力量A以上になった時は、制御装置5は直ちに
開閉制御部9のスイッチを開いてヒータ2への給電を停
止し、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるま
で給電制限を行って待機する(ステップ41,31
…)。そして、タンク1内の水が沸き上がると、ヒータ
2への給電を停止して給湯管4からの給湯可能状態とす
る(ステップ42)。なお、沸き上げの途中で深夜電力
時間帯が終了した場合は、直ちにヒータ2への給電を停
止して(ステップ39,42)、深夜電力時間帯の開始
時刻を待つ。
【0030】実施例2.第2の実施例は、図1におい
て、時間帯別電灯料金制度を用いたもので、ヒータ2へ
の給電を停止する給電制限等によって深夜電力時間帯の
終了時にタンク1内の水が設定した沸き上げ温度に沸き
上がらなかった場合、全消費電力量が最大消費電力量を
越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続き昼間
電力をヒータ2に給電して、水の沸き上げを行うもので
ある。以下、図3のフローチャートを用いて作用を説明
する。
て、時間帯別電灯料金制度を用いたもので、ヒータ2へ
の給電を停止する給電制限等によって深夜電力時間帯の
終了時にタンク1内の水が設定した沸き上げ温度に沸き
上がらなかった場合、全消費電力量が最大消費電力量を
越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続き昼間
電力をヒータ2に給電して、水の沸き上げを行うもので
ある。以下、図3のフローチャートを用いて作用を説明
する。
【0031】この実施例においても、実施例1で説明し
た場合と同様にタンク1内を満水にした後、最大消費電
力設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器
消費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深
夜電力時間帯になると、制御装置5は住戸内の消費電力
量Cを検出して消費電力量Bを加算し、全消費電力量D
を算出して深夜電力時間帯であるかを確かめる(ステッ
プ50,51,52,53)。そして、深夜電力時間帯
が終了した場合は、算出した全消費電力量Dと最大消費
電力量Aを比較し(ステップ62)、全消費電力量Dが
最大消費電力量A以上の時は、深夜電力時間帯の開始時
刻を待ち(ステップ50,51…)、全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満の時は、昼間電力をヒータ2へ給
電してタンク1内の水を設定した沸き上げ温度に沸き上
げ、沸き上げ後、ヒータ2への給電を停止して給湯可能
状態とする(ステップ63,64,65)。
た場合と同様にタンク1内を満水にした後、最大消費電
力設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器
消費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深
夜電力時間帯になると、制御装置5は住戸内の消費電力
量Cを検出して消費電力量Bを加算し、全消費電力量D
を算出して深夜電力時間帯であるかを確かめる(ステッ
プ50,51,52,53)。そして、深夜電力時間帯
が終了した場合は、算出した全消費電力量Dと最大消費
電力量Aを比較し(ステップ62)、全消費電力量Dが
最大消費電力量A以上の時は、深夜電力時間帯の開始時
刻を待ち(ステップ50,51…)、全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満の時は、昼間電力をヒータ2へ給
電してタンク1内の水を設定した沸き上げ温度に沸き上
げ、沸き上げ後、ヒータ2への給電を停止して給湯可能
状態とする(ステップ63,64,65)。
【0032】一方、深夜電力時間帯の場合は、算出した
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステップ
54)、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時
は、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ51,52
…)、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満の時は、
深夜電力によるヒータ2への給電を開始してタンク1内
の水を加熱し(ステップ55)、全消費電力量Dが最大
消費電力量Aを越えないように監視しながら設定した沸
き上げ温度に沸き上げる(ステップ56〜60)。そし
て、沸き上げ中に深夜電力時間が終了した場合は、昼間
電力をヒータ2へ給電してタンク1内の水の沸き上げを
継続し、設定した沸き上げ温度に沸き上げる(ステップ
59,64,65)。また、沸き上げ中に全消費電力量
Dが最大消費電力量Aを越えた場合は、直ちにヒータ2
への給電を停止して給電制限を行い、全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満になるまで待機する(ステップ6
1,51…)。なお、待機中に深夜電力時間が終了した
場合は、もう一度、全消費電力量Dと最大消費電力量A
を比較し(ステップ62)、全消費電力量Dが最大消費
電力量A未満の時は、昼間電力をヒータ2へ給電してタ
ンク1内の水を設定した沸き上げ温度に沸き上げ、ヒー
タ2への給電を停止して給湯可能状態とする(ステップ
63,64,65)。
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステップ
54)、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時
は、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ51,52
…)、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満の時は、
深夜電力によるヒータ2への給電を開始してタンク1内
の水を加熱し(ステップ55)、全消費電力量Dが最大
消費電力量Aを越えないように監視しながら設定した沸
き上げ温度に沸き上げる(ステップ56〜60)。そし
て、沸き上げ中に深夜電力時間が終了した場合は、昼間
電力をヒータ2へ給電してタンク1内の水の沸き上げを
継続し、設定した沸き上げ温度に沸き上げる(ステップ
59,64,65)。また、沸き上げ中に全消費電力量
Dが最大消費電力量Aを越えた場合は、直ちにヒータ2
への給電を停止して給電制限を行い、全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満になるまで待機する(ステップ6
1,51…)。なお、待機中に深夜電力時間が終了した
場合は、もう一度、全消費電力量Dと最大消費電力量A
を比較し(ステップ62)、全消費電力量Dが最大消費
電力量A未満の時は、昼間電力をヒータ2へ給電してタ
ンク1内の水を設定した沸き上げ温度に沸き上げ、ヒー
タ2への給電を停止して給湯可能状態とする(ステップ
63,64,65)。
【0033】実施例3.第3の実施例は、図1におい
て、ヒータ2への給電を操作する開閉制御部9に代え
て、ヒータ2へ供給する電力の通電量を可変するスイッ
チ部29を設けたもので、制御装置5からの情報によっ
てヒータ2への通電量を徐々に増加させたり、あるい
は、徐々に減少させたりして通電量を調節しながら水の
沸き上げを行うものである。以下、図4および図5のフ
ローチャートを用いて作用を説明する。
て、ヒータ2への給電を操作する開閉制御部9に代え
て、ヒータ2へ供給する電力の通電量を可変するスイッ
チ部29を設けたもので、制御装置5からの情報によっ
てヒータ2への通電量を徐々に増加させたり、あるい
は、徐々に減少させたりして通電量を調節しながら水の
沸き上げを行うものである。以下、図4および図5のフ
ローチャートを用いて作用を説明する。
【0034】この実施例においても、実施例1で説明し
た場合と同様にタンク1内を満水にした後、最大消費電
力設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器
消費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深
夜電力時間帯になると(ステップ30)、制御装置5は
住戸内の消費電力量Cを検出して消費電力量Bを加算
し、全消費電力量Dを算出して深夜電力時間帯であるか
を確かめ(ステップ31,32,33)、深夜電力時間
帯が終了した場合は、沸き上げを行わずに深夜電力時間
帯の開始を待つ(ステップ30,31…)。
た場合と同様にタンク1内を満水にした後、最大消費電
力設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器
消費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深
夜電力時間帯になると(ステップ30)、制御装置5は
住戸内の消費電力量Cを検出して消費電力量Bを加算
し、全消費電力量Dを算出して深夜電力時間帯であるか
を確かめ(ステップ31,32,33)、深夜電力時間
帯が終了した場合は、沸き上げを行わずに深夜電力時間
帯の開始を待つ(ステップ30,31…)。
【0035】一方、深夜電力時間帯の場合は、算出した
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較する(ステッ
プ34)。そして、全消費電力量Dが最大消費電力量A
以上の時は、最大消費電力量Aと住戸内の消費電力量C
を比較し(ステップ43)、消費電力量Cが最大消費電
力量A以上の場合は消費電力量Cが最大消費電力量A未
満になるまで水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ
31,32…)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満
の場合は最大消費電力量Aから消費電力量Cを減算して
ヒータ2へ供給する電力の通電量Eを算出し(ステップ
44)、制御装置5はヒータ2への通電量に算出した通
電量Eを設定してヒータ2への給電を開始する(ステッ
プ45,35)。この時、スイッチ部29は設定された
通電量Eにゆっくりと近づくようにヒータ2への通電量
を0%から徐々に増加させていき、消費電力量Cが最大
消費電力量Aと等しくなるように通電制御を行いなが
ら、タンク1内の水が予め設定した沸き上げ温度に沸き
上がるように加熱する(ステップ35a,36)。
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較する(ステッ
プ34)。そして、全消費電力量Dが最大消費電力量A
以上の時は、最大消費電力量Aと住戸内の消費電力量C
を比較し(ステップ43)、消費電力量Cが最大消費電
力量A以上の場合は消費電力量Cが最大消費電力量A未
満になるまで水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ
31,32…)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満
の場合は最大消費電力量Aから消費電力量Cを減算して
ヒータ2へ供給する電力の通電量Eを算出し(ステップ
44)、制御装置5はヒータ2への通電量に算出した通
電量Eを設定してヒータ2への給電を開始する(ステッ
プ45,35)。この時、スイッチ部29は設定された
通電量Eにゆっくりと近づくようにヒータ2への通電量
を0%から徐々に増加させていき、消費電力量Cが最大
消費電力量Aと等しくなるように通電制御を行いなが
ら、タンク1内の水が予め設定した沸き上げ温度に沸き
上がるように加熱する(ステップ35a,36)。
【0036】また、全消費電力量Dが最大消費電力量A
未満の時は、制御装置5は消費電力量Bに対応する通電
量を設定し、スイッチ部29によるヒータ2への通電量
を100%にして給電を開始する(ステップ35)。そ
して、タンク1内の水が沸き上げ温度に沸き上がるよう
に加熱する(ステップ36)。この時、制御装置5は、
全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えないように監
視しており(ステップ37〜40)、全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満の時は、沸き上げを継続し、全消
費電力量Dが最大消費電力量A以上の時は、最大消費電
力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステップ4
6)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満の場合はス
イッチ部29は直ちに全消費電力量Dが最大消費電力量
A未満になるまでヒータ2への通電量を徐々に減少させ
る通電制御を行って全消費電力量Dが最大消費電力量A
を越えないように水を沸き上げ(ステップ47,48,
49,36…)、消費電力量Cが最大消費電力量A以上
の場合はスイッチ部29は直ちに通電量を0%、つまり
スイッチを開いて通電を停止し、全消費電力量Dが最大
消費電力量A未満になるまで給電制御を行って待機する
(ステップ41,31…)。
未満の時は、制御装置5は消費電力量Bに対応する通電
量を設定し、スイッチ部29によるヒータ2への通電量
を100%にして給電を開始する(ステップ35)。そ
して、タンク1内の水が沸き上げ温度に沸き上がるよう
に加熱する(ステップ36)。この時、制御装置5は、
全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えないように監
視しており(ステップ37〜40)、全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満の時は、沸き上げを継続し、全消
費電力量Dが最大消費電力量A以上の時は、最大消費電
力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステップ4
6)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満の場合はス
イッチ部29は直ちに全消費電力量Dが最大消費電力量
A未満になるまでヒータ2への通電量を徐々に減少させ
る通電制御を行って全消費電力量Dが最大消費電力量A
を越えないように水を沸き上げ(ステップ47,48,
49,36…)、消費電力量Cが最大消費電力量A以上
の場合はスイッチ部29は直ちに通電量を0%、つまり
スイッチを開いて通電を停止し、全消費電力量Dが最大
消費電力量A未満になるまで給電制御を行って待機する
(ステップ41,31…)。
【0037】そして、タンク1内の水が沸き上がると、
ヒータ2への給電を停止して給湯管4からの給湯可能状
態とする(ステップ36,42)。なお、沸き上げの途
中で深夜電力時間帯が終了した場合は、直ちにヒータ2
への給電を停止して(ステップ39,42)、深夜電力
時間帯の開始時刻を待つ。
ヒータ2への給電を停止して給湯管4からの給湯可能状
態とする(ステップ36,42)。なお、沸き上げの途
中で深夜電力時間帯が終了した場合は、直ちにヒータ2
への給電を停止して(ステップ39,42)、深夜電力
時間帯の開始時刻を待つ。
【0038】実施例4.第4の実施例は、図1におい
て、実施例3と同様にスイッチ部29を設けた電気温水
器に時間帯別電灯料金制度を用いたもので、ヒータ2へ
の給電を停止する給電制限等によって深夜電力時間帯の
終了時にタンク1内の水が設定した沸き上げ温度に沸き
上がらなかった場合、深夜電力時間帯が終了してもスイ
ッチ部29によってヒータ2への通電制御を行いながら
引き続き昼間電力によって水を沸き上げるものである。
以下、図6、図7および図8のフローチャートを用いて
作用を説明する。
て、実施例3と同様にスイッチ部29を設けた電気温水
器に時間帯別電灯料金制度を用いたもので、ヒータ2へ
の給電を停止する給電制限等によって深夜電力時間帯の
終了時にタンク1内の水が設定した沸き上げ温度に沸き
上がらなかった場合、深夜電力時間帯が終了してもスイ
ッチ部29によってヒータ2への通電制御を行いながら
引き続き昼間電力によって水を沸き上げるものである。
以下、図6、図7および図8のフローチャートを用いて
作用を説明する。
【0039】この実施例においても、実施例1で説明し
た場合と同様にタンク1内を満水にした後、最大消費電
力設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器
消費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深
夜電力時間帯になると(ステップ50)、制御装置5は
住戸内の消費電力量Cを検出して消費電力量Bを加算
し、全消費電力量Dを算出して深夜電力時間帯であるか
を確かめ(ステップ51,52,53)、深夜電力時間
帯が終了した場合は、算出した全消費電力量Dと最大消
費電力量Aを比較する(ステップ62)。そして、全消
費電力量Dが最大消費電力量A以上の時は、最大消費電
力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステップ20
0)、消費電力量Cが最大消費電力量A以上の場合は消
費電力量Cが最大消費電力量A未満になるまで水の沸き
上げを行わずに待機し(ステップ51,52…)、消費
電力量Cが最大消費電力量A未満の場合は最大消費電力
量Aから消費電力量Cを減算してヒータ2に供給する通
電量Eを算出し(ステップ201)、制御装置5はヒー
タ2への通電量に算出した通電量Eを設定して昼間電力
によるヒータ2への給電を開始する(ステップ202,
63)。この時、スイッチ部29は設定された通電量E
にゆっくりと近づくように昼間電力によるヒータ2への
通電量を0%から徐々に増加させていき、消費電力量C
が最大消費電力量Aと等しくなるように通電制御を行い
ながらタンク1内の水を設定した沸き上げ温度に沸き上
げ(ステップ63a,64)、沸き上げ後、ヒータ2へ
の給電を停止して給湯可能状態とする(ステップ6
5)。
た場合と同様にタンク1内を満水にした後、最大消費電
力設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器
消費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深
夜電力時間帯になると(ステップ50)、制御装置5は
住戸内の消費電力量Cを検出して消費電力量Bを加算
し、全消費電力量Dを算出して深夜電力時間帯であるか
を確かめ(ステップ51,52,53)、深夜電力時間
帯が終了した場合は、算出した全消費電力量Dと最大消
費電力量Aを比較する(ステップ62)。そして、全消
費電力量Dが最大消費電力量A以上の時は、最大消費電
力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステップ20
0)、消費電力量Cが最大消費電力量A以上の場合は消
費電力量Cが最大消費電力量A未満になるまで水の沸き
上げを行わずに待機し(ステップ51,52…)、消費
電力量Cが最大消費電力量A未満の場合は最大消費電力
量Aから消費電力量Cを減算してヒータ2に供給する通
電量Eを算出し(ステップ201)、制御装置5はヒー
タ2への通電量に算出した通電量Eを設定して昼間電力
によるヒータ2への給電を開始する(ステップ202,
63)。この時、スイッチ部29は設定された通電量E
にゆっくりと近づくように昼間電力によるヒータ2への
通電量を0%から徐々に増加させていき、消費電力量C
が最大消費電力量Aと等しくなるように通電制御を行い
ながらタンク1内の水を設定した沸き上げ温度に沸き上
げ(ステップ63a,64)、沸き上げ後、ヒータ2へ
の給電を停止して給湯可能状態とする(ステップ6
5)。
【0040】また、深夜電力時間帯が終了して全消費電
力量Dが最大消費電力量A未満の時は、昼間電力による
ヒータ2への通電量を100%にしてタンク1内の水の
沸き上げを行い、沸き上げ後、ヒータ2への給電を停止
して給湯可能状態とする(ステップ63,64,6
5)。
力量Dが最大消費電力量A未満の時は、昼間電力による
ヒータ2への通電量を100%にしてタンク1内の水の
沸き上げを行い、沸き上げ後、ヒータ2への給電を停止
して給湯可能状態とする(ステップ63,64,6
5)。
【0041】一方、深夜電力時間帯の場合は、深夜電力
時間帯が終了した場合と同様に算出した全消費電力量D
と最大消費電力量Aを比較する(ステップ54)。そし
て、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時は、最
大消費電力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステ
ップ203)、消費電力量Cが最大消費電力量A以上の
場合は消費電力量Cが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ51,52
…)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満の場合は最
大消費電力量Aから消費電力量Cを減算してヒータ2に
供給する通電量Eを算出し(ステップ204)、制御装
置5が算出した通電量Eを設定した後、スイッチ部29
は深夜電力によるヒータ2への通電制御を行ってタンク
1内の水を加熱し(ステップ205,55,55a)、
全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えないように監
視しながら設定した沸き上げ温度に沸き上げる(ステッ
プ56〜60)。
時間帯が終了した場合と同様に算出した全消費電力量D
と最大消費電力量Aを比較する(ステップ54)。そし
て、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時は、最
大消費電力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステ
ップ203)、消費電力量Cが最大消費電力量A以上の
場合は消費電力量Cが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ51,52
…)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満の場合は最
大消費電力量Aから消費電力量Cを減算してヒータ2に
供給する通電量Eを算出し(ステップ204)、制御装
置5が算出した通電量Eを設定した後、スイッチ部29
は深夜電力によるヒータ2への通電制御を行ってタンク
1内の水を加熱し(ステップ205,55,55a)、
全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えないように監
視しながら設定した沸き上げ温度に沸き上げる(ステッ
プ56〜60)。
【0042】また、深夜電力時間帯で全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満の時は、深夜電力によるヒータ2
への通電量を100%にしてタンク1内の水の沸き上げ
を行い(ステップ55)、全消費電力量Dが最大消費電
力量Aを越えないように監視しながら設定した沸き上げ
温度に沸き上げる(ステップ56〜60)。そして、沸
き上げ中に深夜電力時間帯が終了した場合は、もう一
度、全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステ
ップ59,62)、全消費電力量Dが最大消費電力量A
未満の時は昼間電力によってタンク1内の水の沸き上げ
を継続し(ステップ63)、全消費電力量Dが最大消費
電力量A以上の時は昼間電力による通電制御を行ってタ
ンク1内の水の沸き上げを継続し(ステップ200〜2
02,63,63a)、設定した沸き上げ温度に沸き上
げる(ステップ64,65)。
最大消費電力量A未満の時は、深夜電力によるヒータ2
への通電量を100%にしてタンク1内の水の沸き上げ
を行い(ステップ55)、全消費電力量Dが最大消費電
力量Aを越えないように監視しながら設定した沸き上げ
温度に沸き上げる(ステップ56〜60)。そして、沸
き上げ中に深夜電力時間帯が終了した場合は、もう一
度、全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステ
ップ59,62)、全消費電力量Dが最大消費電力量A
未満の時は昼間電力によってタンク1内の水の沸き上げ
を継続し(ステップ63)、全消費電力量Dが最大消費
電力量A以上の時は昼間電力による通電制御を行ってタ
ンク1内の水の沸き上げを継続し(ステップ200〜2
02,63,63a)、設定した沸き上げ温度に沸き上
げる(ステップ64,65)。
【0043】また、深夜電力時間帯の沸き上げ中に全消
費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた場合は、最大消
費電力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステップ
206)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満の場合
は直ちにスイッチ部29によってヒータ2への通電量を
徐々に減少させる通電制御を行い(ステップ207,2
08,209)、全消費電力量Dが最大消費電力量Aを
越えないように水を沸き上げ(ステップ56…)、消費
電力量Cが最大消費電力量A以上の場合はスイッチ部2
9によって直ちに通電を停止し、全消費電力量Dが最大
消費電力量A未満になるまで給電制御を行って待機する
(ステップ61,51…)。なお、待機中に深夜電力時
間帯が終了した場合は、ステップ62へ飛び昼間電力に
よる通電制御を行ってタンク1内の水を設定した沸き上
げ温度に沸き上げ、ヒータ2への給電を停止して給湯可
能状態とする。
費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた場合は、最大消
費電力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し(ステップ
206)、消費電力量Cが最大消費電力量A未満の場合
は直ちにスイッチ部29によってヒータ2への通電量を
徐々に減少させる通電制御を行い(ステップ207,2
08,209)、全消費電力量Dが最大消費電力量Aを
越えないように水を沸き上げ(ステップ56…)、消費
電力量Cが最大消費電力量A以上の場合はスイッチ部2
9によって直ちに通電を停止し、全消費電力量Dが最大
消費電力量A未満になるまで給電制御を行って待機する
(ステップ61,51…)。なお、待機中に深夜電力時
間帯が終了した場合は、ステップ62へ飛び昼間電力に
よる通電制御を行ってタンク1内の水を設定した沸き上
げ温度に沸き上げ、ヒータ2への給電を停止して給湯可
能状態とする。
【0044】実施例5.第5の実施例は、図1におい
て、温度センサ6,7,8からの信号に基づいてタンク
1内の水温および残湯量を検出して予め設定した沸き上
げ温度に沸き上がるまでの所要時間を算出し、さらに、
深夜電力時間帯の終了時刻から算出した所要時間だけさ
かのぼった時刻に沸き上げを開始する機能、つまりピー
クシフトを有するもので、ヒータ2への給電停止、つま
り給電制限によって深夜電力時間帯が終了するまでにタ
ンク1内の水が沸き上がらなかった場合は、算出した所
要時間だけ深夜電力時間帯の開始時刻からさかのぼった
時刻から前日給電制限していた時間だけ翌日は沸き上げ
開始時刻を早くして沸き上げを行うものである。なお、
制御装置5には前日のヒータ2への給電を停止していた
給電制限時間T0をカウントするカウント部25と、深
夜電力時間帯の開始時刻から算出した所要時間だけその
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間tから給電制限時間T0を減算した時間、つま
りピークシフト時間Tをカウントするタイマ26とが設
けられている。以下、図9のフローチャートを用いて作
用を説明する。
て、温度センサ6,7,8からの信号に基づいてタンク
1内の水温および残湯量を検出して予め設定した沸き上
げ温度に沸き上がるまでの所要時間を算出し、さらに、
深夜電力時間帯の終了時刻から算出した所要時間だけさ
かのぼった時刻に沸き上げを開始する機能、つまりピー
クシフトを有するもので、ヒータ2への給電停止、つま
り給電制限によって深夜電力時間帯が終了するまでにタ
ンク1内の水が沸き上がらなかった場合は、算出した所
要時間だけ深夜電力時間帯の開始時刻からさかのぼった
時刻から前日給電制限していた時間だけ翌日は沸き上げ
開始時刻を早くして沸き上げを行うものである。なお、
制御装置5には前日のヒータ2への給電を停止していた
給電制限時間T0をカウントするカウント部25と、深
夜電力時間帯の開始時刻から算出した所要時間だけその
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間tから給電制限時間T0を減算した時間、つま
りピークシフト時間Tをカウントするタイマ26とが設
けられている。以下、図9のフローチャートを用いて作
用を説明する。
【0045】この実施例においても、実施例1で説明し
た場合と同様に最大消費電力設定部12に最大消費電力
量Aを設定し、電気温水器消費電力部13に消費電力量
Bを設定する。ついで、制御装置5は温度センサ6によ
ってタンク1内の水温を、温度センサ7,8によって残
湯量を検出して、予め設定した沸き上げ温度になるまで
の熱量を算出し、さらに、沸き上げ温度に沸き上がるま
での所要時間(例えば5時間)を算出する。そして、深
夜電力時間帯の終了時刻(翌日の午前7時)から算出し
た所要時間(5時間)だけさかのぼって深夜電力時間帯
の開始時刻からさかのぼった時刻までの間の時間t(3
時間)を算出し、さらに、カウント部25でカウントし
た前日の給電制限時間T0(例えば1時間)を時間t
(3時間)から減算してピークシフト時間T(2時間)
を算出し、算出したピークシフト時間T(2時間)をタ
イマ26に入力する。
た場合と同様に最大消費電力設定部12に最大消費電力
量Aを設定し、電気温水器消費電力部13に消費電力量
Bを設定する。ついで、制御装置5は温度センサ6によ
ってタンク1内の水温を、温度センサ7,8によって残
湯量を検出して、予め設定した沸き上げ温度になるまで
の熱量を算出し、さらに、沸き上げ温度に沸き上がるま
での所要時間(例えば5時間)を算出する。そして、深
夜電力時間帯の終了時刻(翌日の午前7時)から算出し
た所要時間(5時間)だけさかのぼって深夜電力時間帯
の開始時刻からさかのぼった時刻までの間の時間t(3
時間)を算出し、さらに、カウント部25でカウントし
た前日の給電制限時間T0(例えば1時間)を時間t
(3時間)から減算してピークシフト時間T(2時間)
を算出し、算出したピークシフト時間T(2時間)をタ
イマ26に入力する。
【0046】ついで、深夜電力時間帯になると(ステッ
プ70)、制御装置5のタイマ26はピークシフト時間
T(t−T0)のカウントを開始する(ステップ7
1)。そして、タイマ26のカウントが終了すると(ス
テップ72)、制御装置5は住戸内の消費電力量Cを検
出して消費電力量Bを加算し、全消費電力量Dを算出し
て深夜電力時間帯であるかを確かめ(ステップ73,7
4,75)、深夜電力時間帯が終了した場合は、沸き上
げを行わずに深夜電力時間帯の開始時刻を待つ(ステッ
プ70,71…)。
プ70)、制御装置5のタイマ26はピークシフト時間
T(t−T0)のカウントを開始する(ステップ7
1)。そして、タイマ26のカウントが終了すると(ス
テップ72)、制御装置5は住戸内の消費電力量Cを検
出して消費電力量Bを加算し、全消費電力量Dを算出し
て深夜電力時間帯であるかを確かめ(ステップ73,7
4,75)、深夜電力時間帯が終了した場合は、沸き上
げを行わずに深夜電力時間帯の開始時刻を待つ(ステッ
プ70,71…)。
【0047】一方、深夜電力時間帯の場合は、算出した
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステップ
76)、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時
は、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ73,74
…)、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満の時は、
ヒータ2への給電を開始してタンク1内の水を加熱し
(ステップ77)、全消費電力量Dが最大消費電力量A
を越えないように監視しながら設定した沸き上げ温度に
沸き上げる(ステップ78〜82)。そして、沸き上げ
中に全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた場合
は、直ちにヒータ2への給電を停止して給電制限を行
い、制御装置5のカウント部25で給電制限時間T0を
カウントしながら全消費電力量Dが最大消費電力量A未
満になるまで待機し(ステップ83,84,73…)、
再び、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になった
場合は、カウント部25による給電制限時間T0のカウ
ントを停止して全消費電力量Dを監視しながら水の沸き
上げを行う(ステップ77,77a,78〜82)。ま
た、待機中に深夜電力時間が終了した場合は、カウント
部25による給電制限時間T0のカウントを停止して深
夜電力時間帯の開始を待ち(ステップ75,85,70
…)、沸き上げ中に深夜電力時間が終了した場合は、直
ちにヒータ2への給電を停止して(ステップ81,8
6)、深夜電力時間帯の開始時刻を待つ。
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステップ
76)、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時
は、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ73,74
…)、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満の時は、
ヒータ2への給電を開始してタンク1内の水を加熱し
(ステップ77)、全消費電力量Dが最大消費電力量A
を越えないように監視しながら設定した沸き上げ温度に
沸き上げる(ステップ78〜82)。そして、沸き上げ
中に全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた場合
は、直ちにヒータ2への給電を停止して給電制限を行
い、制御装置5のカウント部25で給電制限時間T0を
カウントしながら全消費電力量Dが最大消費電力量A未
満になるまで待機し(ステップ83,84,73…)、
再び、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になった
場合は、カウント部25による給電制限時間T0のカウ
ントを停止して全消費電力量Dを監視しながら水の沸き
上げを行う(ステップ77,77a,78〜82)。ま
た、待機中に深夜電力時間が終了した場合は、カウント
部25による給電制限時間T0のカウントを停止して深
夜電力時間帯の開始を待ち(ステップ75,85,70
…)、沸き上げ中に深夜電力時間が終了した場合は、直
ちにヒータ2への給電を停止して(ステップ81,8
6)、深夜電力時間帯の開始時刻を待つ。
【0048】なお、上述の実施例では第1の実施例で説
明した深夜電力時間帯で水の沸き上げを行う電気温水器
の場合を示したが、第2の実施例で説明した時間帯別電
灯料金制度の電気温水器にも上述したピークシフトの機
能を持たせて沸き上げ制御を行ってもよい。
明した深夜電力時間帯で水の沸き上げを行う電気温水器
の場合を示したが、第2の実施例で説明した時間帯別電
灯料金制度の電気温水器にも上述したピークシフトの機
能を持たせて沸き上げ制御を行ってもよい。
【0049】実施例6.第6の実施例は、図1におい
て、開閉制御部9に代えてヒータ2へ供給する電力の通
電量を可変するスイッチ部29を設けるとともに、実施
例5と同様にピークシフトの機能を備えたものである。
以下、図10および図11のフローチャートを用いて作
用を説明する。
て、開閉制御部9に代えてヒータ2へ供給する電力の通
電量を可変するスイッチ部29を設けるとともに、実施
例5と同様にピークシフトの機能を備えたものである。
以下、図10および図11のフローチャートを用いて作
用を説明する。
【0050】この実施例においても、実施例1で説明し
た場合と同様に最大消費電力設定部12に最大消費電力
量Aを設定し、電気温水器消費電力部13に消費電力量
Bを設定する。ついで、実施例5で説明した場合と同様
に制御装置5はタンク1内の水温と残湯量を検出して予
め設定した沸き上げ温度になるまでの熱量を算出し、沸
き上げ温度に沸き上がるまでの所要時間を算出する。そ
して、深夜電力時間帯の終了時刻(翌日の午前7時)か
ら算出した所要時間だけさかのぼって深夜電力時間帯の
開始時刻からさかのぼった時刻までの間の時間tを算出
し、さらに、カウント部25でカウントした前日の給電
制限時間T0を時間tから減算してピークシフト時間T
を算出し、算出したピークシフト時間Tをタイマ26に
入力する。
た場合と同様に最大消費電力設定部12に最大消費電力
量Aを設定し、電気温水器消費電力部13に消費電力量
Bを設定する。ついで、実施例5で説明した場合と同様
に制御装置5はタンク1内の水温と残湯量を検出して予
め設定した沸き上げ温度になるまでの熱量を算出し、沸
き上げ温度に沸き上がるまでの所要時間を算出する。そ
して、深夜電力時間帯の終了時刻(翌日の午前7時)か
ら算出した所要時間だけさかのぼって深夜電力時間帯の
開始時刻からさかのぼった時刻までの間の時間tを算出
し、さらに、カウント部25でカウントした前日の給電
制限時間T0を時間tから減算してピークシフト時間T
を算出し、算出したピークシフト時間Tをタイマ26に
入力する。
【0051】ついで、深夜電力時間帯になると(ステッ
プ70)、制御装置5のタイマ26はピークシフト時間
T(t−T0)のカウントを開始する(ステップ7
1)。そして、タイマ26のカウントが終了すると(ス
テップ72)、制御装置5は住戸内の消費電力量Cを検
出して消費電力量Bを加算し、全消費電力量Dを算出し
て深夜電力時間帯であるかを確かめ(ステップ73,7
4,75)、深夜電力時間帯が終了した場合は、沸き上
げを行わずに深夜電力時間帯の開始時刻を待つ(ステッ
プ70,71…)。
プ70)、制御装置5のタイマ26はピークシフト時間
T(t−T0)のカウントを開始する(ステップ7
1)。そして、タイマ26のカウントが終了すると(ス
テップ72)、制御装置5は住戸内の消費電力量Cを検
出して消費電力量Bを加算し、全消費電力量Dを算出し
て深夜電力時間帯であるかを確かめ(ステップ73,7
4,75)、深夜電力時間帯が終了した場合は、沸き上
げを行わずに深夜電力時間帯の開始時刻を待つ(ステッ
プ70,71…)。
【0052】一方、深夜電力時間帯の場合は、算出した
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較する(ステッ
プ76)。そして、全消費電力量Dが最大消費電力量A
以上の時は、最大消費電力量Aと住戸内の消費電力量C
を比較し(ステップ210)、消費電力量Cが最大消費
電力量A以上の場合は消費電力量Cが最大消費電力量A
未満になるまで水の沸き上げを行わずに待機し(ステッ
プ73,74…)、消費電力量Cが最大消費電力量A未
満の場合は最大消費電力量Aから消費電力量Cを減算し
てヒータ2に供給する電力の通電量Eを算出し(ステッ
プ211)、制御装置5はヒータ2への通電量に算出し
た通電量Eを設定してヒータ2への給電を開始する(ス
テップ212,77)。この時、スイッチ部29は設定
された通電量Eにゆっくりと近づくようにヒータ2への
通電量を0%から徐々に増加させていき、消費電力量C
が最大消費電力量Aと等しくなるように通電制御を行い
ながら、タンク1内の水が予め設定した沸き上げ温度に
沸き上がるように加熱する(ステップ77b,78)。
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較する(ステッ
プ76)。そして、全消費電力量Dが最大消費電力量A
以上の時は、最大消費電力量Aと住戸内の消費電力量C
を比較し(ステップ210)、消費電力量Cが最大消費
電力量A以上の場合は消費電力量Cが最大消費電力量A
未満になるまで水の沸き上げを行わずに待機し(ステッ
プ73,74…)、消費電力量Cが最大消費電力量A未
満の場合は最大消費電力量Aから消費電力量Cを減算し
てヒータ2に供給する電力の通電量Eを算出し(ステッ
プ211)、制御装置5はヒータ2への通電量に算出し
た通電量Eを設定してヒータ2への給電を開始する(ス
テップ212,77)。この時、スイッチ部29は設定
された通電量Eにゆっくりと近づくようにヒータ2への
通電量を0%から徐々に増加させていき、消費電力量C
が最大消費電力量Aと等しくなるように通電制御を行い
ながら、タンク1内の水が予め設定した沸き上げ温度に
沸き上がるように加熱する(ステップ77b,78)。
【0053】また、全消費電力量Dが最大消費電力量A
未満の時は、スイッチ部29によるヒータ2への通電量
を100%にして給電を開始してタンク1内の水を加熱
し(ステップ77)、全消費電力量Dが最大消費電力量
Aを越えないように監視しながら設定した沸き上げ温度
に沸き上げる(ステップ78〜82)。そして、沸き上
げ中に全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた場合
は、最大消費電力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し
(ステップ213)、消費電力量Cが最大消費電力量A
未満の場合はスイッチ部29は直ちに全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満になるまでヒータ2への通電量を
徐々に減少させる通電制御を行って全消費電力量Dが最
大消費電力量Aを越えないように水を沸き上げ(ステッ
プ214,215,216,78…)、消費電力量Cが
最大消費電力量A以上の場合はスイッチ部29は直ちに
通電量を0%してヒータ2への給電を停止する給電制限
を行い、制御装置5のカウント部25で給電制限時間T
0をカウントしながら全消費電力量Dが最大消費電力量
A未満になるまで待機し(ステップ83,84,73
…)、再び、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満に
なった場合は、カウント部25による給電制限時間T0
のカウントを停止して全消費電力量Dを監視しながら水
の沸き上げを行う(ステップ77,77a,78〜8
2)。
未満の時は、スイッチ部29によるヒータ2への通電量
を100%にして給電を開始してタンク1内の水を加熱
し(ステップ77)、全消費電力量Dが最大消費電力量
Aを越えないように監視しながら設定した沸き上げ温度
に沸き上げる(ステップ78〜82)。そして、沸き上
げ中に全消費電力量Dが最大消費電力量Aを越えた場合
は、最大消費電力量Aと住戸内の消費電力量Cを比較し
(ステップ213)、消費電力量Cが最大消費電力量A
未満の場合はスイッチ部29は直ちに全消費電力量Dが
最大消費電力量A未満になるまでヒータ2への通電量を
徐々に減少させる通電制御を行って全消費電力量Dが最
大消費電力量Aを越えないように水を沸き上げ(ステッ
プ214,215,216,78…)、消費電力量Cが
最大消費電力量A以上の場合はスイッチ部29は直ちに
通電量を0%してヒータ2への給電を停止する給電制限
を行い、制御装置5のカウント部25で給電制限時間T
0をカウントしながら全消費電力量Dが最大消費電力量
A未満になるまで待機し(ステップ83,84,73
…)、再び、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満に
なった場合は、カウント部25による給電制限時間T0
のカウントを停止して全消費電力量Dを監視しながら水
の沸き上げを行う(ステップ77,77a,78〜8
2)。
【0054】また、待機中に深夜電力時間が終了した場
合は、カウント部25による給電制限時間T0のカウン
トを停止して深夜電力時間帯の開始を待ち(ステップ7
5,85,70…)、沸き上げ中に深夜電力時間が終了
した場合は、直ちにヒータ2への給電を停止して(ステ
ップ81,86)、深夜電力時間帯の開始時刻を待つ。
合は、カウント部25による給電制限時間T0のカウン
トを停止して深夜電力時間帯の開始を待ち(ステップ7
5,85,70…)、沸き上げ中に深夜電力時間が終了
した場合は、直ちにヒータ2への給電を停止して(ステ
ップ81,86)、深夜電力時間帯の開始時刻を待つ。
【0055】なお、上述の実施例では第1の実施例で説
明した深夜電力時間帯で水の沸き上げを行う電気温水器
に通電制御およびピークシフトの機能を持たせた場合を
示したが、第2の実施例で説明した時間帯別電灯料金制
度の電気温水器にも上述した通電制御およびピークシフ
トの機能を持たせて沸き上げ制御を行ってもよい。
明した深夜電力時間帯で水の沸き上げを行う電気温水器
に通電制御およびピークシフトの機能を持たせた場合を
示したが、第2の実施例で説明した時間帯別電灯料金制
度の電気温水器にも上述した通電制御およびピークシフ
トの機能を持たせて沸き上げ制御を行ってもよい。
【0056】実施例7.第7の実施例は、図1におい
て、遠隔操作部11に異常表示用ランプ27および異常
報知用ブザー28を設けたもので、制御装置5からの情
報によってヒータ2等の電気温水器の故障を報知する構
成となっている。以下、図12のフローチャートを用い
て作用を説明する。
て、遠隔操作部11に異常表示用ランプ27および異常
報知用ブザー28を設けたもので、制御装置5からの情
報によってヒータ2等の電気温水器の故障を報知する構
成となっている。以下、図12のフローチャートを用い
て作用を説明する。
【0057】この実施例においても、実施例1で説明し
た場合と同様にタンク1内を満水にして、最大消費電力
設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器消
費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深夜
電力時間帯になると(ステップ90)、制御装置5は住
戸内の消費電力量Cを検出して消費電力量Bを加算し、
全消費電力量Dを算出して深夜電力時間帯であるかを確
かめ(ステップ91,92,93)、深夜電力時間帯が
終了した場合は、沸き上げを行わずに深夜電力時間帯の
開始を待つ(ステップ90,91…)。
た場合と同様にタンク1内を満水にして、最大消費電力
設定部12に最大消費電力量Aを設定し、電気温水器消
費電力部13に消費電力量Bを設定する。ついで、深夜
電力時間帯になると(ステップ90)、制御装置5は住
戸内の消費電力量Cを検出して消費電力量Bを加算し、
全消費電力量Dを算出して深夜電力時間帯であるかを確
かめ(ステップ91,92,93)、深夜電力時間帯が
終了した場合は、沸き上げを行わずに深夜電力時間帯の
開始を待つ(ステップ90,91…)。
【0058】一方、深夜電力時間帯の場合は、算出した
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステップ
94)、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時
は、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ91,92
…)、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満の時は、
ヒータ2への給電を開始してタンク1内の水を加熱し
(ステップ95)、全消費電力量Dが最大消費電力量A
を越えないように監視しながら設定した沸き上げ温度に
沸き上げる(ステップ96〜101)。この時、制御装
置5が開閉制御部9のスイッチを閉じた後、CT17か
ら検出した住戸内の消費電力量Cと前回算出した全消費
電力量Dとを比較し(ステップ98)、検出した住戸内
の消費電力量Cに電気温水器消費電力部13に設定した
消費電力量Bと同じ電力量分の増加が見られなかった場
合は、ヒータ2等に故障があると判断され、制御装置5
は遠隔操作部11に信号を送って異常表示用ランプ27
を点灯させるとともに、異常報知用ブザー28を鳴らし
て電気温水器の異常を報知し(ステップ104)、開閉
制御部9のスイッチを開いて沸き上げ動作を中止する
(ステップ105)。
全消費電力量Dと最大消費電力量Aを比較し(ステップ
94)、全消費電力量Dが最大消費電力量A以上の時
は、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満になるまで
水の沸き上げを行わずに待機し(ステップ91,92
…)、全消費電力量Dが最大消費電力量A未満の時は、
ヒータ2への給電を開始してタンク1内の水を加熱し
(ステップ95)、全消費電力量Dが最大消費電力量A
を越えないように監視しながら設定した沸き上げ温度に
沸き上げる(ステップ96〜101)。この時、制御装
置5が開閉制御部9のスイッチを閉じた後、CT17か
ら検出した住戸内の消費電力量Cと前回算出した全消費
電力量Dとを比較し(ステップ98)、検出した住戸内
の消費電力量Cに電気温水器消費電力部13に設定した
消費電力量Bと同じ電力量分の増加が見られなかった場
合は、ヒータ2等に故障があると判断され、制御装置5
は遠隔操作部11に信号を送って異常表示用ランプ27
を点灯させるとともに、異常報知用ブザー28を鳴らし
て電気温水器の異常を報知し(ステップ104)、開閉
制御部9のスイッチを開いて沸き上げ動作を中止する
(ステップ105)。
【0059】そして、沸き上げ中において、全消費電力
量Dが最大消費電力量Aを越えた場合は、直ちにヒータ
2への給電を停止して給電制限を行い、全消費電力量D
が最大消費電力量A未満になるまで待機し(ステップ1
02,91…)、深夜電力時間が終了した場合は、直ち
にヒータ2への給電を停止して(ステップ100,10
3)、深夜電力時間帯の開始時刻を待つ。
量Dが最大消費電力量Aを越えた場合は、直ちにヒータ
2への給電を停止して給電制限を行い、全消費電力量D
が最大消費電力量A未満になるまで待機し(ステップ1
02,91…)、深夜電力時間が終了した場合は、直ち
にヒータ2への給電を停止して(ステップ100,10
3)、深夜電力時間帯の開始時刻を待つ。
【0060】なお、上述の実施例では第1の実施例で説
明した深夜電力時間帯で水の沸き上げを行う電気温水器
に電気温水器の故障を報知する報知手段を設けた場合を
示したが、第2の実施例で説明した時間帯別電灯料金制
度の電気温水器、第3および第4の実施例で説明した通
電制御の機能を有する電気温水器、あるいは、第5およ
び第6の実施例で説明したピークシフトの機能を有する
電気温水器に報知手段を設けてもよい。
明した深夜電力時間帯で水の沸き上げを行う電気温水器
に電気温水器の故障を報知する報知手段を設けた場合を
示したが、第2の実施例で説明した時間帯別電灯料金制
度の電気温水器、第3および第4の実施例で説明した通
電制御の機能を有する電気温水器、あるいは、第5およ
び第6の実施例で説明したピークシフトの機能を有する
電気温水器に報知手段を設けてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のようにこの発明は、タンクの下方
に接続された給水管と、タンクの上方に接続された給湯
管と、タンク内の水を加熱する加熱ヒータと、タンクの
下方および上方に配設された温度検出手段と、タンク内
の水の沸き上げ等を制御する制御装置と、住戸内の最大
消費電力量が設定されその出力信号が制御装置に加えら
れる最大消費電力設定部と、加熱ヒータの消費電力量が
設定されその出力信号が制御装置に加えられる電気温水
器消費電力部とを備えてなり、深夜電力時間帯において
加熱ヒータにより水の沸き上げを行う場合、住戸内の消
費電力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電
力量を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越
えた時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消
費電力量を越えない時は水の沸き上げを行うので、深夜
電力時間帯に他の電気機器を同時に使用しても契約電力
をオーバーすることなく水の沸き上げを行うことがで
き、集合住宅においては過大受電設備になる恐れもな
い。
に接続された給水管と、タンクの上方に接続された給湯
管と、タンク内の水を加熱する加熱ヒータと、タンクの
下方および上方に配設された温度検出手段と、タンク内
の水の沸き上げ等を制御する制御装置と、住戸内の最大
消費電力量が設定されその出力信号が制御装置に加えら
れる最大消費電力設定部と、加熱ヒータの消費電力量が
設定されその出力信号が制御装置に加えられる電気温水
器消費電力部とを備えてなり、深夜電力時間帯において
加熱ヒータにより水の沸き上げを行う場合、住戸内の消
費電力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電
力量を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越
えた時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消
費電力量を越えない時は水の沸き上げを行うので、深夜
電力時間帯に他の電気機器を同時に使用しても契約電力
をオーバーすることなく水の沸き上げを行うことがで
き、集合住宅においては過大受電設備になる恐れもな
い。
【0062】また、深夜電力時間帯の終了時にタンク内
の水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電
力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量
を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた
時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電
力量を越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続
き加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行うので、契約
電力をオーバーすることなく水の沸き上げを行うことが
できるとともに、深夜電力時間帯が終了しても昼間電力
で設定温度に沸き上げることができ、湯切れの心配もな
い。
の水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電
力量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量
を算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた
時は水の沸き上げを行わず、全消費電力量が最大消費電
力量を越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続
き加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行うので、契約
電力をオーバーすることなく水の沸き上げを行うことが
できるとともに、深夜電力時間帯が終了しても昼間電力
で設定温度に沸き上げることができ、湯切れの心配もな
い。
【0063】さらに、加熱ヒータへ供給する電力の通電
量可変手段を設け、深夜電力時間帯において加熱ヒータ
により水の沸き上げを行う場合、住戸内の消費電力量に
加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を算出
し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は最
大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住戸内
の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の沸き
上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力量を
越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電力量
を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算出
し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段によ
り最大消費電力量を越えないように調節しながら水の沸
き上げを行うので、契約電力をオーバーすることなく水
の沸き上げを行うことができるとともに、電力および時
間を無駄無く利用して湯切れを防ぐことができる。
量可変手段を設け、深夜電力時間帯において加熱ヒータ
により水の沸き上げを行う場合、住戸内の消費電力量に
加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を算出
し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は最
大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住戸内
の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の沸き
上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力量を
越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電力量
を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算出
し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段によ
り最大消費電力量を越えないように調節しながら水の沸
き上げを行うので、契約電力をオーバーすることなく水
の沸き上げを行うことができるとともに、電力および時
間を無駄無く利用して湯切れを防ぐことができる。
【0064】また、加熱ヒータへ供給する電力の通電量
可変手段を設け、深夜電力時間帯の終了時にタンク内の
水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電力
量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を
算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時
は最大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住
戸内の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の
沸き上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力
量を越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電
力量を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算
出し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段に
より最大消費電力量を越えないように調節しながら深夜
電力時間帯が終了しても引き続き加熱ヒータに給電して
水の沸き上げを行うので、電力および時間を無駄無く利
用することができるとともに、深夜電力時間帯が終了し
ても昼間電力で設定温度に水を確実に沸き上げることが
できる。
可変手段を設け、深夜電力時間帯の終了時にタンク内の
水の沸き上げが終了していない場合、住戸内の消費電力
量に加熱ヒータの消費電力量を加算して全消費電力量を
算出し、この全消費電力量が最大消費電力量を越えた時
は最大消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、住
戸内の消費電力量が最大消費電力量を越えた場合は水の
沸き上げを行わず、住戸内の消費電力量が最大消費電力
量を越えない場合は最大消費電力量から住戸内の消費電
力量を減算して加熱ヒータへ供給する電力の通電量を算
出し、この算出した通電量に基づいて通電量可変手段に
より最大消費電力量を越えないように調節しながら深夜
電力時間帯が終了しても引き続き加熱ヒータに給電して
水の沸き上げを行うので、電力および時間を無駄無く利
用することができるとともに、深夜電力時間帯が終了し
ても昼間電力で設定温度に水を確実に沸き上げることが
できる。
【0065】さらに、加熱ヒータにより水の沸き上げを
行う場合、通電量可変手段により加熱ヒータへの通電量
を小さい通電量から徐々に増加させて全消費電力量が最
大消費電力量を越えないように水の沸き上げを行うの
で、他の電気機器を同時に使用しても契約電力をオーバ
ーすることなく調節しながら水の沸き上げを行うことが
できるとともに、急に他の電気機器を使用した場合でも
安全に対応することができる。
行う場合、通電量可変手段により加熱ヒータへの通電量
を小さい通電量から徐々に増加させて全消費電力量が最
大消費電力量を越えないように水の沸き上げを行うの
で、他の電気機器を同時に使用しても契約電力をオーバ
ーすることなく調節しながら水の沸き上げを行うことが
できるとともに、急に他の電気機器を使用した場合でも
安全に対応することができる。
【0066】また、加熱ヒータにより水の沸き上げを行
う場合、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は通
電量可変手段により加熱ヒータへの通電量を徐々に減少
させて全消費電力量が最大消費電力量を越えないように
水の沸き上げを行うので、契約電力をオーバーすること
なく調節しながら水の沸き上げを行うことができる。
う場合、全消費電力量が最大消費電力量を越えた時は通
電量可変手段により加熱ヒータへの通電量を徐々に減少
させて全消費電力量が最大消費電力量を越えないように
水の沸き上げを行うので、契約電力をオーバーすること
なく調節しながら水の沸き上げを行うことができる。
【0067】さらに、前日の加熱ヒータへの給電を停止
していた給電制限時間をカウントするカウント手段と、
深夜電力時間帯の開始時刻から温度検出手段からの信号
に基づいて算出した沸き上げに要する所要時間だけ当該
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間から給電制限時間を減算した時間をカウントす
るタイマ手段とを設け、このタイマ手段によるカウント
終了後に、全消費電力量および最大消費電力量によりタ
ンク内の水の沸き上げを制御するので、沸き上げ中に前
日とほぼ同じ給電制限がなされても深夜電力時間帯に水
の沸き上げを終了することができ、経済的な電気温水器
を得ることができる。
していた給電制限時間をカウントするカウント手段と、
深夜電力時間帯の開始時刻から温度検出手段からの信号
に基づいて算出した沸き上げに要する所要時間だけ当該
深夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの
間の時間から給電制限時間を減算した時間をカウントす
るタイマ手段とを設け、このタイマ手段によるカウント
終了後に、全消費電力量および最大消費電力量によりタ
ンク内の水の沸き上げを制御するので、沸き上げ中に前
日とほぼ同じ給電制限がなされても深夜電力時間帯に水
の沸き上げを終了することができ、経済的な電気温水器
を得ることができる。
【0068】また、電気温水器の沸き上げ等を操作する
遠隔操作部を設け、この遠隔操作部に制御装置の情報に
より電気温水器の異常を報知する報知手段を設けたの
で、電気温水器から離れた場所でも直ぐに電気温水器の
異常を知ることができて便利である。
遠隔操作部を設け、この遠隔操作部に制御装置の情報に
より電気温水器の異常を報知する報知手段を設けたの
で、電気温水器から離れた場所でも直ぐに電気温水器の
異常を知ることができて便利である。
【図1】この発明の実施例の構成説明図である。
【図2】この発明の第1の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】この発明の第2の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図4】この発明の第3の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】この発明の第3の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】この発明の第4の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】この発明の第4の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】この発明の第4の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図9】この発明の第5の実施例の作用を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図10】この発明の第6の実施例の作用を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図11】この発明の第6の実施例の作用を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図12】この発明の第7の実施例の作用を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図13】従来の電気温水器の構成説明図である。
1 タンク 2 ヒータ 3 給水管 4 給湯管 5 制御装置 6,7,8 温度センサ 9 開閉制御部 11 遠隔操作部 12 最大消費電力設定部 13 電気温水器消費電力部 25 カウント部 26 タイマ 27 異常表示用ランプ 28 異常報知用ブザー 29 スイッチ部 A 最大消費電力量 B ヒータの消費電力量 C 住戸内の消費電力量 D 全消費電力量 E 通電量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 正子 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三 菱電機株式会社群馬製作所内 (72)発明者 宇佐見 忠 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三 菱電機株式会社群馬製作所内
Claims (8)
- 【請求項1】 タンクの下方に接続された給水管と、タ
ンクの上方に接続された給湯管と、タンク内の水を加熱
する加熱ヒータと、タンクの下方および上方に配設され
た温度検出手段と、タンク内の水の沸き上げ等を制御す
る制御装置と、住戸内の最大消費電力量が設定されその
出力信号が前記制御装置に加えられる最大消費電力設定
部と、前記加熱ヒータの消費電力量が設定されその出力
信号が前記制御装置に加えられる電気温水器消費電力部
とを備えてなり、 深夜電力時間帯において前記加熱ヒータにより水の沸き
上げを行う場合、住戸内の消費電力量に前記加熱ヒータ
の消費電力量を加算して全消費電力量を算出し、該全消
費電力量が前記最大消費電力量を越えた時は水の沸き上
げを行わず、前記全消費電力量が前記最大消費電力量を
越えない時は水の沸き上げを行うことを特徴とする電気
温水器。 - 【請求項2】 タンクの下方に接続された給水管と、タ
ンクの上方に接続された給湯管と、タンク内の水を加熱
する加熱ヒータと、タンクの下方および上方に配設され
た温度検出手段と、タンク内の水の沸き上げ等を制御す
る制御装置と、住戸内の最大消費電力量が設定されその
出力信号が前記制御装置に加えられる最大消費電力設定
部と、前記加熱ヒータの消費電力量が設定されその出力
信号が前記制御装置に加えられる電気温水器消費電力部
とを備えてなり、 深夜電力時間帯の終了時にタンク内の水の沸き上げが終
了していない場合、住戸内の消費電力量に前記加熱ヒー
タの消費電力量を加算して全消費電力量を算出し、該全
消費電力量が前記最大消費電力量を越えた時は水の沸き
上げを行わず、前記全消費電力量が前記最大消費電力量
を越えない時は深夜電力時間帯が終了しても引き続き前
記加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行うことを特徴
とする電気温水器。 - 【請求項3】 タンクの下方に接続された給水管と、タ
ンクの上方に接続された給湯管と、タンク内の水を加熱
する加熱ヒータと、タンクの下方および上方に配設され
た温度検出手段と、タンク内の水の沸き上げ等を制御す
る制御装置と、3記加熱ヒータへ供給する電力の通電量
可変手段と、住戸内の最大消費電力量が設定されその出
力信号が前記制御装置に加えられる最大消費電力設定部
と、前記加熱ヒータの消費電力量が設定されその出力信
号が前記制御装置に加えられる電気温水器消費電力部と
を備えてなり、 深夜電力時間帯において前記加熱ヒータにより水の沸き
上げを行う場合、住戸内の消費電力量に前記加熱ヒータ
の消費電力量を加算して全消費電力量を算出し、該全消
費電力量が前記最大消費電力量を越えた時は前記最大消
費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、前記住戸内
の消費電力量が前記最大消費電力量を越えた場合は水の
沸き上げを行わず、前記住戸内の消費電力量が前記最大
消費電力量を越えない場合は前記最大消費電力量から前
記住戸内の消費電力量を減算して前記加熱ヒータへ供給
する電力の通電量を算出し、該算出した通電量に基づい
て前記通電量可変手段によりに前記最大消費電力量を越
えないように調節しながら水の沸き上げを行うことを特
徴とする電気温水器。 - 【請求項4】 タンクの下方に接続された給水管と、タ
ンクの上方に接続された給湯管と、タンク内の水を加熱
する加熱ヒータと、タンクの下方および上方に配設され
た温度検出手段と、タンク内の水の沸き上げ等を制御す
る制御装置と、前記加熱ヒータへ供給する電力の通電量
可変手段と、住戸内の最大消費電力量が設定されその出
力信号が前記制御装置に加えられる最大消費電力設定部
と、前記加熱ヒータの消費電力量が設定されその出力信
号が前記制御装置に加えられる電気温水器消費電力部と
を備えてなり、 深夜電力時間帯の終了時にタンク内の水の沸き上げが終
了していない場合、住戸内の消費電力量に前記加熱ヒー
タの消費電力量を加算して全消費電力量を算出し、該全
消費電力量が前記最大消費電力量を越えた時は前記最大
消費電力量と住戸内の消費電力量とを比較し、前記住戸
内の消費電力量が前記最大消費電力量を越えた場合は水
の沸き上げを行わず、前記住戸内の消費電力量が前記最
大消費電力量を越えない場合は前記最大消費電力量から
前記住戸内の消費電力量を減算して前記加熱ヒータへ供
給する電力の通電量を算出し、該算出した通電量に基づ
いて前記通電量可変手段により前記最大消費電力量を越
えないように調節しながら深夜電力時間帯が終了しても
引き続き前記加熱ヒータに給電して水の沸き上げを行う
ことを特徴とする電気温水器。 - 【請求項5】 前記加熱ヒータにより水の沸き上げを行
う場合、前記通電量可変手段により加熱ヒータへの通電
量を小さい通電量から徐々に増加させて前記全消費電力
量が前記最大消費電力量を越えないように水の沸き上げ
を行うことを特徴とする請求項3または4記載の電気温
水器。 - 【請求項6】 前記加熱ヒータにより水の沸き上げを行
う場合、前記全消費電力量が前記最大消費電力量を越え
た時は前記通電量可変手段により加熱ヒータへの通電量
を徐々に減少させて前記全消費電力量が前記最大消費電
力量を越えないように水の沸き上げを行うことを特徴と
する請求項3,4または5記載の電気温水器。 - 【請求項7】 前日の加熱ヒータへの給電を停止してい
た給電制限時間をカウントするカウント手段と、深夜電
力時間帯の開始時刻から前記温度検出手段からの信号に
基づいて算出した沸き上げに要する所要時間だけ当該深
夜電力時間帯の終了時刻からさかのぼった時刻までの間
の時間から前記給電制限時間を減算した時間をカウント
するタイマ手段とを設け、該タイマ手段によるカウント
終了後に、前記全消費電力量および最大消費電力量によ
りタンク内の水の沸き上げを制御することを特徴とする
請求項1〜5または6記載の電気温水器。 - 【請求項8】 電気温水器の沸き上げ等を操作する遠隔
操作部を設け、該遠隔操作部に前記制御装置の情報によ
り電気温水器の異常を報知する報知手段を設けたことを
特徴とする請求項1〜6または7記載の電気温水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59993A JPH06123492A (ja) | 1992-08-28 | 1993-01-06 | 電気温水器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-229573 | 1992-08-28 | ||
JP22957392 | 1992-08-28 | ||
JP59993A JPH06123492A (ja) | 1992-08-28 | 1993-01-06 | 電気温水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06123492A true JPH06123492A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=26333612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59993A Pending JPH06123492A (ja) | 1992-08-28 | 1993-01-06 | 電気温水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06123492A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156532A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 給電計画装置、給電計画方法、およびプログラム |
JP2018132241A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 給湯機制御システム、給湯機の制御方法、および給湯機制御プログラム |
JP2018132239A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 資源消費量の制御システム、資源消費量の制御方法、および資源消費量の制御プログラム |
KR101984666B1 (ko) * | 2018-11-23 | 2019-05-31 | (주) 에이치티 | 와류 발생 장치가 구비된 보일러의 원격 제어 및 모니터링 시스템 |
JP2019095097A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
JP2021025698A (ja) * | 2019-08-05 | 2021-02-22 | Toto株式会社 | 電気温水器 |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP59993A patent/JPH06123492A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156532A (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 給電計画装置、給電計画方法、およびプログラム |
JP2018132241A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 給湯機制御システム、給湯機の制御方法、および給湯機制御プログラム |
JP2018132239A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 資源消費量の制御システム、資源消費量の制御方法、および資源消費量の制御プログラム |
JP2019095097A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯装置 |
KR101984666B1 (ko) * | 2018-11-23 | 2019-05-31 | (주) 에이치티 | 와류 발생 장치가 구비된 보일러의 원격 제어 및 모니터링 시스템 |
JP2021025698A (ja) * | 2019-08-05 | 2021-02-22 | Toto株式会社 | 電気温水器 |
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