JP2504159Y2 - 電気温水器 - Google Patents

電気温水器

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JP2504159Y2
JP2504159Y2 JP1989053256U JP5325689U JP2504159Y2 JP 2504159 Y2 JP2504159 Y2 JP 2504159Y2 JP 1989053256 U JP1989053256 U JP 1989053256U JP 5325689 U JP5325689 U JP 5325689U JP 2504159 Y2 JP2504159 Y2 JP 2504159Y2
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啓太郎 新井
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は深夜電力を利用する電気温水器に関する。
(従来の技術) 第3図はかかる電気温水器の構成図であって、保温タ
ンク1には深夜電力用ヒータ2及び補助ヒータ3が設け
られている。深夜電力用ヒータ2には配電線からタイム
スイッチ4付の電力量計5及び分電盤6を介して交流電
圧200Vの電力が供給されるようになっており、又補助ヒ
ータ3には配電線から電力量計7及び分電盤6を介して
交流電圧100V電力が供給されるようになっている。従っ
て、深夜電力用ヒータ2及び補助ヒータ3には別系統で
それぞれ電圧値の異なる電力が供給される構成となって
いる。このような構成であれば、タイムスイッチ4のタ
イマー機能により深夜通電時間帯の時刻となると、電力
量計5から分電盤6を通して電力がヒータ2に供給され
る。なお、補助ヒータ3が設けられているのは、保温タ
ンク1が小容量の場合で例えば深夜通電時間帯などに大
量に湯を使用したときに昼間に湯切れが生じないように
昼間に保温タンク1内の水又は湯を加熱するためであ
る。
しかしながら、このような電気温水器では深夜電力用
ヒータ2とその補助ヒータ3とを設けているので、これ
らヒータ2,3の使用頻度の違いにより各ヒータ2,3の寿命
にアンバランスが生じる。特に補助ヒータ3により加熱
を行う場合は、この補助ヒータ3の使用の切換スイッチ
を操作するように構成されているので、操作の煩わしさ
が伴い、補助ヒータ3を使用しない場合に切換スイッチ
を切換え忘れると、不必要なときでも昼間に補助ヒータ
3に電力が供給されて無駄に電力が消費されてしまう。
さらに、深夜電力用ヒータ2と補助ヒータ3とを設け
ているので、コストアップとなる。
又、1本のヒータで深夜と昼間とで共用使用するもの
もあるが、昼間で共用使用する場合には、上述したよう
に2本のヒータの場合と同様に切換スイッチを操作して
おかなければならず、上記と同様の問題が生じる。
(考案が解決しようとする課題) 以上のように使用頻度の違いにより各ヒータ2,3の寿
命にアンバランスが生じたり、又切換スイッチの切換え
忘れにより無駄に電力が消費されてしまう。さらに、深
夜電力用ヒータ2と補助ヒータ3とを設けているのでコ
ストアップとなる。
そこで本考案は、ヒータの使用頻度に応じた寿命を有
し、切換スイッチの操作の煩わしさがなく、かつ湯切り
が起きやすい寒冷地や冬季の湯の使用頻度の高い時期に
限って設定温度に対する継続沸き上げを実行させること
で、無駄な電力を消費することがない構成の簡単な電気
温水器を提供することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、保温タンク内に設けられたヒータと、 保温タンク内に設けられている水又は湯の温度を検出
する温度検出器と、 保温タンク内に供給する水の温度を検出する給水温度
検出器と、 共通の電源からそれぞれ異なる電力積算動作となる昼
間と深夜通電時間帯とを区別して電力供給がなされる電
源供給部と、 タイマーからの時間信号を受けて、電源供給部から通
電される昼間又は深夜通電時間帯の電力を判別し、これ
ら昼間又は深夜通電時間帯のうち深夜通電時間帯の時刻
を主体にヒータを通電する通電部と、 タイマーからの時間信号を受けて深夜通電時間帯の終
了時に、温度検出器らの温度検出信号を受けて保温タン
ク内の湯温が設定温度以下であるか否かを判断し、湯温
が設定温度以下であれば給水温度検出器からの温度検出
信号を受けて保温タンクへの供給水の水温が所定温度以
下であるかを否かを判断し、これら湯温が設定温度以下
でかつ供給水の水温が所定温度以下であれば、深夜通電
時間帯終了を無視してヒータに対する通電を継続させ、
かつ保温タンクへの供給水の水温が所定温度に達してい
れば湯温の設定温度を無視してヒータに対する通電を遮
断する断続通電部と、 を備えた電気温水器である。
(作用) このような手段を備えたことにより、タイマーからの
時間信号を受けて、深夜通電時間帯の時刻になると、保
温タンク内のヒータに対して、共通の電源からそれぞれ
異なる電力積算動作となる昼間と深夜通電時間帯とを区
別する電源供給部から通電を行い、この後に深夜通電時
間帯の終了時に、温度検出器からの温度検出信号を受け
て保温タンク内の湯温が設定温度以下であるか否かを判
断し、この湯温が設定温度以下であれば給水温度検出器
からの温度検出信号を受けて保温タンクへの供給水の水
温が所定温度以下であるかを否かを判断し、これら湯温
が設定温度以下でかつ供給水の水温が所定温度以下であ
れば、深夜通電時間帯終了を無視してヒータに対する通
電を継続させ、保温タンク内の湯温を所定温度に到達さ
せ、一方、保温タンクへの供給水の水温が所定温度に達
していれば、湯温の設定温度を無視してヒータに対する
通電を遮断する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図は電気温水器の構成図である。同図において10
は保温タンクであって、この保温タンク10の下部には給
水管11が設けられているとともに上部には給湯管12が設
けられている。又、保温タンク10の内部の下方にはヒー
タ13が配設されている。そして、保温タンク10内にはこ
のタンク10内に貯えられている水又は湯の温度を検出す
る温度検出器14が設けられているとともに給水管11には
給水温度検出器15が設けられている。前記ヒータ13には
通電用リレー接点16と電源スイッチ17との直列回路が接
続されている。なお、電源スイッチ17は分電盤18及び電
子式積算電力計19を介して配電線に接続されている。
又、電子式積算電力計19は時間帯別に電力量を積算する
もので、通常の電力量積算動作と深夜通電時間帯の電力
量積算動作と別々に行うものとなっている。すなわち、
これら電子式積算電力計19、分電盤18、電源スイッチ17
及び通電用リレー接点16から成る系統により電源供給部
が構成されている。
制御部20は温度検出器14からの温度検出信号Qを受け
て保温タンク10内の湯温が設定温度となるように常時通
電用リレー接点16を開閉する機能を有するものである。
具体的には次のような機能を有している。すなわち、タ
イマー11からの時間信号を受けて、それぞれ異なる電力
量積算動作となる昼間及び深夜通電時間帯のうち深夜通
電時間帯を判断し、この深夜通電時間帯にヒータ13に対
する通電を行う通電部としての機能と、深夜通電時間帯
の終了時に温度検出器14からの温度検出信号Q及び給水
温度検出器15からの温度検出信号Pを受けて保温タンク
10内の湯温が設定温度以下でかつ保温タンク10への供給
水の水温が所定温度以下の場合に、深夜通電時間帯終了
を無視してヒータ13への通電を継続させる継続通電部と
しての機能とである。なお、この制御部20には設定温度
を設定する温度設定器21及びタイマー22が接続されてい
る。
次に上記の如く構成された電気温水器の作用について
第2図に示す保温動作流れ図に従って説明する。
制御部20はステップs1においてタイマー22からの時間
信号を受けて深夜通電時間帯の時刻となったかを判断す
る。そうして、深夜通電時間帯の時刻となると、制御部
20は、ステップs2に移って温度検出器14からの温度検出
信号Q及び給水温度検出器15からの給水温度検出信号P
を受け、次のステップs3においてヒータ13への通電を開
始する。この場合、制御部20は、温度検出器14からの温
度検出信号Q及び給水温度検出器15からの給水温度検出
信号Pから保温タンク10内の水又は湯の温度を求め、こ
の水又は湯の温度と温度設定器21に設定された設定温度
との温度差に応じて通電用リレー接点16を開閉する。こ
れにより、保温タンク10内の湯温は上昇して設定温度に
制御される。そうして、この状態に制御部20はステップ
s4において深夜通電時間帯が終了したかを判断する。こ
の判断によって深夜通電時間帯が終了すると、制御部20
はステップs5に移って温度検出器14からの温度検出信号
Qを受けて保温タンク10内の湯温を求め、この湯温と設
定温度とを比較して湯温が設定温度に達しているか判断
する。この判断により湯温が設定温度に達していれば、
制御部20はステップs6において通電用リレー接点16を開
放してヒータ13への通電を遮断する。ところが、湯温が
設定温度に達していなければ、制御部20はステップs7に
移って給水温度検出器15からの給水温度検出信号Pを受
けて保温タンク10への供給水の水温を求めてこの水温が
所定温度以下であるかを判断する。この判断により供給
水の水温が所定温度以上であれば、制御部20はステップ
s6に移ってヒータ13への通電を遮断する。ところが、供
給水の水温も所定温度以下であれば、制御部20はステッ
プs8に移ってヒータ13への通電を継続する。つまり、通
電用リレー接点16の開閉制御を継続する。そして、制御
部20は温度検出器14からの温度検出信号Qを受けて保温
タンク10内の湯温が設定温度に達したかを判断する。そ
うして、保温タンク10内の湯温が設定温度に達すると、
制御部20はステップs10においてヒータ通電用リレー接
点16を開放してヒータ13への通電を遮断する。
このように上記一実施例においては、深夜通電時間帯
にヒータ13への通電を行い深夜通電時間帯が終了する
と、このとき保温タンク10内の湯温が設定温度以下でか
つ保温タンク10への供給水の水温が所定温度以下であれ
ばヒータ13への通電を継続させるようにしたので、1つ
のヒータ13で保温タンク10内の湯温を設定温度に制御す
ることができ、深夜通電時間帯に、例えば入浴により大
量の湯を使用した場合には湯切れを生じることが多く、
これにより大量の水が保温タンク10内に供給されて深夜
通電時間帯におけるヒータ通電では、保温タンク10内の
湯温が設定温度に達しない、特に冬季には設定温度に達
しないことがあるが、このような場合でも、確実に保温
タンク10内の湯温を設定温度に制御でき、湯切れを生じ
ることはない。
又、例えば寒冷地において保温タンク10内に供給する
水の温度が低く、深夜通電時間帯のみのヒータ通電で
は、保温タンク10内の湯温が設定温度に達せずに湯切れ
を生じる場合があるが、この場合でも、上記同様に確実
に保温タンク10内の湯温を設定温度に制御でき、湯切れ
を生じることはない。
これにより、操作の煩わしさもなく、昼間に設定温度
に達した湯を十分使用することができて湯切れを生じる
ことがなくかつ無駄に電力を消費することがない。その
うえ、1本のヒータ13を配置するだけなので構成が簡単
である。
なお、本考案は上記一実施例に限定されるものでなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。
[考案の効果] 以上詳記したように本考案によれば、深夜通電時間帯
に大量の湯が使用されて保温タンク内に大量の水が供給
された場合、さらには保温タンク内に供給される水の温
度が低い場合のように、深夜通電時間帯のみのヒータ通
電では、保温タンク内の湯温が設定温度に達しない場
合、保温タンク内の湯温、給水温度から湯の使用頻度を
判別させて所定温度以下であることを条件に深夜通電時
間帯終了を無視してヒータに対する通電を継続させるこ
とにより、寒冷地や季節の違いによる沸き上げの判断、
すなわち寒冷地や冬季の湯の使用頻度の高い時期におけ
る湯切れを操作の煩わしさを伴わずに防止させ、又、湯
の使用頻度の低い夏期においては湯温が設定温度に達し
ていなくても給水温度が所定温度に達していれば、湯使
用に不都合をさぼど感じないことからヒータに継続して
通電を行わず設定温度を無視することで、無駄な電力消
費が抑えられて利用者にとっての影響度の高いランニン
グコストの低減化を達成する実益性の高い構成の簡単な
電気温水器を提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は本考案に係わる電気温水器の一実施
例を説明するための図であって、第1図は構成図、第2
図は保温動作流れ図、第3図は従来の電気保温器の構成
図である。 10……保温タンク、11……給水管、12……給湯管、13…
…ヒータ、14……温度検出器、15……給水温度検出器、
16……通電用リレー接点、17……電源スイッチ、18……
分電盤、19……電子式積算電力計、20……制御部、21…
…温度設定器、22……タイマー。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】保温タンク内に設けられたヒータと、 前記保温タンク内に設けられている水又は湯の温度を検
    出する温度検出器と、 前記保温タンク内に供給する水の温度を検出する給水温
    度検出器と、 共通の電源からそれぞれ異なる電力積算動作となる昼間
    と深夜通電時間帯とを区別して電力供給がなされる電源
    供給部と、 タイマーからの時間信号を受けて、前記電源供給部から
    通電される前記昼間又は前記深夜通電時間帯の電力を判
    別し、これら昼間又は深夜通電時間帯のうち前記深夜通
    電時間帯の時刻を主体に前記ヒータを通電する通電部
    と、 前記タイマーからの時間信号を受けて前記深夜通電時間
    帯の終了時に、前記温度検出器からの温度検出信号を受
    けて前記保温タンク内の湯温が設定温度以下であるか否
    かを判断し、前記湯温が設定温度以下であれば前記給水
    温度検出器からの温度検出信号を受けて前記保温タンク
    への供給水の水温が所定温度以下であるかを否かを判断
    し、これら湯温が設定温度以下でかつ前記供給水の水温
    が所定温度以下であれば、前記深夜通電時間帯終了を無
    視して前記ヒータに対する通電を継続させ、かつ前記保
    温タンクへの供給水の水温が所定温度に達していれば前
    記湯温の設定温度を無視して前記ヒータに対する通電を
    遮断する断続通電部と、を具備したことを特徴とする電
    気温水器。
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JPS63131949A (ja) * 1986-11-25 1988-06-03 Mitsubishi Electric Corp 貯溜形液体加熱器
JPH068445Y2 (ja) * 1987-09-30 1994-03-02 四変テック株式会社 貯湯式電気温水器

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