JP3822656B2 - 風呂装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、少なくとも追い焚き機能を備えた風呂装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7には湯張り機能と追い焚き機能を備えた一般的な風呂装置が示されている。同図において、風呂バーナ1の上側に追い焚き熱交換器2が設けられ、その追い焚き熱交換器2の入口側には管路3の一端側が接続され、管路3の他端側は追い焚き循環ポンプ4の吐出側に接続されている。この管路3には通水の温度を検出するサーミスタ等の風呂温度センサ5が設けられている。追い焚き循環ポンプ4の吸込側には追い焚き循環路6の戻り管7が接続されており、戻り管7の戻り口側(入口側)は浴槽8の側壁に接続具としての循環金具10を介して接続されている。この戻り管7には通水を検知してオン信号を出力する流水スイッチ11が設けられている。追い焚き熱交換器2の出口側には追い焚き循環路6の往管12の入口側が接続されており、往管12の出口側は循環金具10を介して浴槽側壁に接続されている。
【0003】
また、給湯バーナ13の上側には給湯熱交換器14が設けられ、この給湯熱交換器14の入口側には給水管15が接続され、この給水管15は流量検出手段としてのフローセンサ(流量センサ)16を介して水道等の水供給源に接続されている。給湯熱交換器14の出口側には給湯管17が接続されており、この給湯管17は台所等の所望の給湯場所に導かれ給湯栓(図示せず)を開けることにより出湯が可能となっている。この給湯管17には必要に応じ流水スイッチ18が設けられる。
【0004】
前記給湯管17には、給湯熱交換器14の給湯通路を追い焚き循環路6と接続する注湯通路として機能する湯張り用管21が分岐されており、この湯張り用管21は注湯弁として機能する注湯電磁弁24を介して追い焚き循環路6の管路3に接続されており、この接続部と注湯電磁弁24との管路間には浴槽8の水位を水圧によって検出する水位センサ(圧力センサ)20が設けられている。
【0005】
なお、図中、22は入水温度センサ、23は出湯温度センサをそれぞれ示している。
【0006】
この自動風呂釜の給湯運転と、追い焚き運転と、湯張り運転とは制御装置25によって行われており、この制御装置25にはリモコン26が接続されている。
【0007】
この種の風呂装置において、給湯管17の給湯栓が開けられると、給水管15から給湯熱交換器14側に水が入り込み、この水の流れが流水スイッチ18(又はフローセンサ16)で検出されたときに、給湯バーナ13が燃焼し、給湯熱交換器14を通る水が加熱されて設定温度の湯が作り出され、この湯は給湯管17を通って所望の給湯場所に導かれ、湯が使用される。給湯栓が閉められると、水の流れが停止し、この流水の停止が流水スイッチ18(又はフローセンサ16)により検出されて制御装置25は給湯バーナ13の燃焼を停止し、給湯運転を終了する。
【0008】
湯張り運転時には、制御装置25に設けられた自動湯張り手段(図示せず)によって注湯電磁弁24が開けられる。そうすると、給水管15を通って給湯熱交換器14に水が入り込み、この水の流れがフローセンサ16により検出されて給湯バーナ13の燃焼が行われ、給湯熱交換器14で作り出された湯は湯張り用管21を通って追い焚き循環路6に入り込み、この追い焚き循環路6を通して浴槽8内に落とし込まれる。したがって、フローセンサ16により、給湯熱交換器14の給湯通路から追い焚き循環路6を介して浴槽8に供給される湯の量が検出される。
【0009】
制御装置25には、図6に示すような浴槽水量Qと浴槽水位Pとの関係を示す湯張り特性データ(P−Q特性データ)がメモリに記憶されており、制御装置25の自動湯張り手段(図示せず)はこの湯張り特性データに基づき、フローセンサ11で検出される給水水量情報と、水位センサ20で検出される水位情報とを受けて、リモコン26等で設定される設定水位に達するまで湯張りを行い、湯張り水位が設定水位に達したところで注湯電磁弁24を閉じて湯張り動作を終了する。
【0010】
追い焚き運転時には、注湯電磁弁24が閉められている状態で、追い焚き循環ポンプ4が起動される。そうすると、浴槽8内の湯水は追い焚き循環路6を循環し、この循環湯水の流れが流水スイッチ11で検出されたときに、制御装置25は風呂バーナ1を燃焼し、追い焚き熱交換器2を通る循環湯水を加熱して追い焚きを行う。そして、浴槽8内の湯水の温度、つまり、風呂温度センサ5で検出される湯水の温度が風呂設定温度に達したときに、追い焚き循環ポンプ4を停止し、風呂バーナ1の燃焼を停止して追い焚き運転を終了する。
【0011】
この追い焚き運転の終了時から所定の時間(例えば4時間)にかけて保温モードに移り、この保温モードでは、例えば30分等の時間間隔で追い焚き循環ポンプ4を起動して浴槽湯水を追い焚き循環路6を通して循環し、このとき風呂温度センサ5で検出される浴槽湯水の温度が風呂設定温度に対し、所定の温度を越えて低下していたときには、風呂バーナ1を燃焼して浴槽湯水の温度を設定温度に高める等の動作を行って浴槽湯水の保温を行う。この保温動作において、水位保持機能を備えた風呂装置のものにあっては、保温モードの期間中、常に、水位センサ20の水位検出信号によって浴槽水位を監視し、浴槽水位が設定水位から許容範囲を越えて低下したときには、前記湯張り制御データに基づき、設定水位までの不足分の水量を演算により求め、この演算水量を注湯電磁弁24を開けて給湯熱交換器14側の湯を足し湯し、浴槽水位を設定水位に保持する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような風呂装置において、湯張り運転を行うときには、上記のようにリモコン26等で所望の設定水位を設定し、湯張り水位が設定水位に達するまで湯張り動作が行われるが、従来の風呂装置においては、湯張り動作の途中で、どの程度湯張りが行われているかを知ることができなかった。そのため、湯張りの途中で人が浴槽8の水位を見て確認し、浴槽8の水位が入浴に適する水位になったときに入浴の準備を始めるか、あるいは湯張りが終了するだけの十分な時間が経ってから人が浴槽8の水位を確認して入浴するしかなく、不便であった。
【0013】
また、上記のような風呂装置においては、追い焚き運転中の浴槽8内の湯の温度を知ることができないために、例えば、追い焚き運転終了のタイミングを見計らって人が追い焚き運転終了を確認するか、あるいは、風呂装置にブザー等の報知手段を設けて、ブザーにより追い焚き運転終了を報知できるようにし、この報知が行われたときに、追い焚き運転が終了したことを人が判断して入浴するしかなく、不便であった。
【0014】
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、追い焚き運転中の浴槽内の湯温や自動湯張り運転中の浴槽内の水位を利用者に知らせることができる風呂装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は次のように構成されている。すなわち、本発明は、浴槽の側壁に接続具を介して接続される追い焚き熱交換器を備えた追い焚き循環路と、この追い焚き循環路に連通する箇所に設けられて浴槽の水位を水圧によって検出する水位センサと、給湯熱交換器と、該給湯熱交換器の給湯通路を注湯制御弁を介して追い焚き循環路に連通する注湯通路と、前記給湯通路から前記追い焚き循環路を介して浴槽に供給される湯水の量を検出する流量センサと、浴槽水位(P)と浴槽水量(Q)とを関係付けた湯張り特性データに基づいて前記給湯熱交換器側の湯を浴槽に落とし込んで自動湯張りを行う自動湯張り手段とを有する風呂装置において、前記流量センサで検出する流量と前記湯張り特性データに基づいて自動湯張り中の浴槽水位を検出する浴槽水位検出部と、該浴槽水位検出部により検出した浴槽水位を直接的に又は間接的にリアルタイムで表示する水位表示部を設け、前記水位表示部は、自動湯張り動作中で浴槽内に湯が落とし込まれている注湯中は浴槽水位検出部により検出される浴槽水位を表示し、それ以外のときは、水位センサにより検出される浴槽水位を表示する、水位表示の切り換え手段を有していることを特徴として構成されている
【0016】
また、前記水位表示部は、浴槽水位が入浴可能な水位となる入浴可能水位範囲と浴槽水位が入浴に最適となる入浴最適水位範囲の入力データを記憶する浴槽水位データ設定格納部と、浴槽水位検出部により検出した浴槽水位が前記入浴可能水位範囲内のときには入浴可能の表示をし、浴槽水位検出部により検出される浴槽水位が前記入浴最適水位範囲のときには入浴最適の表示をする水位区別表示部とを設けて構成したことも本発明の特徴的な構成とされている。
【0017】
さらに、追い焚き循環路を循環する浴槽湯水の温度を検出する風呂温度センサを有し、前記風呂温度センサの検出信号に基づいて少なくとも追い焚き運転中の浴槽内の湯温を直接的に又は間接的にリアルタイムで表示する温度表示部を設けたことも本発明の特徴的な構成とされている。
【0018】
さらにまた、前記温度表示部は、浴槽湯水の温度が入浴可能な温度となる入浴可能温度範囲と浴槽湯水の温度が入浴に最適となる入浴最適温度範囲の入力データを記憶する入浴温度データ設定格納部と、風呂温度センサにより検出される浴槽内の湯温が前記入浴可能温度範囲内のときには入浴可能の表示をし、風呂温度検出センサにより検出される浴槽内の湯温が前記入浴最適温度範囲内のときには入浴最適の表示をする温度区別表示部とを設けて構成したことも本発明の特徴的な構成とされている。さらにまた、前記温度表示部の表示内容と水位表示部の表示内容は風呂装置の制御装置に接続されているリモコンによって風呂装置の利用者に知らせる構成としたことも本発明の特徴的な構成とされている。
【0019】
【作用】
上記構成の本発明において、追い焚き循環路を循環する浴槽湯水の温度が風呂温度センサにより検出され、この風呂温度センサの検出信号に基づいて、温度表示部により、追い焚き運転中の浴槽内の湯温が表示される。
【0020】
また、流量センサにより、給湯通路側から追い焚き循環路を介して浴槽に供給される湯水の量が検出され、この流量センサで検出される流量と、浴槽水位(P)と浴槽水量(Q)との湯張り特性データに基づいて、自動湯張り中の浴槽水位が浴槽水位検出部により検出され、この浴槽水位検出部により検出した浴槽水位が水位表示部に表示される。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本実施例の風呂装置は前記図に示したものと同様のシステム構成を備えており、前記従来例と同一名称部分には同一符号を付しその重複説明は省略する。本実施例が従来例と異なる特徴的なことは、追い焚き運転中の浴槽8内の湯温を検出して表示する風呂温度の表示手段と、自動湯張り中の浴槽8の水位を検出して表示する浴槽水位の検出表示手段とを設けて制御装置25を構成したことである。
【0022】
図1には、上記風呂温度の表示手段と浴槽水位の検出表示手段の一構成例がブロック図により示されており、風呂温度の表示手段は、風呂温度センサ5と温度表示部33を有して構成されており、浴槽水位の検出表示手段は、水位センサ20、フローセンサ16、浴槽水位検出部40、P−Qデータメモリ30、水位表示部42を有して構成されている。
【0023】
温度表示部33は、リアルタイム温度表示部29、入温度データ設定格納部32、風呂温度判別部28、温度区別表示部31を有して構成されており、入浴温度データ設定格納部32は、風呂温度設定部34と温度範囲メモリ27を有して構成されている。また、水位表示部42は、リアルタイム水位表示部37、浴槽水位データ設定格納部41、浴槽水位判別部38、水位区別表示部39を有して構成されており、浴槽水位データ設定格納部41は、浴槽水位設定部36と水位範囲メモリ35を有して構成されている。
【0024】
リアルタイム温度表示部29は、風呂温度センサ5の検出信号に基づいて、追い焚き運転中の浴槽8内の湯温を直接的にリアルタイムで表示するものであり、例えば、図2の(a)に示すような、リモコン26の表示画面に追い焚き運転中の風呂現在温度(浴槽8内の湯温)を直接的にリアルタイムでデジタル表示する。
【0025】
入浴温度データ設定格納部32は、浴槽8の湯水の温度が入浴可能な温度となる入浴可能温度範囲と、浴槽8の湯水の温度が入浴に最適となる入浴最適温度範囲の入力データを設定記憶するものであり、リモコン26の風呂温度設定ボタン45を操作すること等により、風呂温度設定部34に設定される風呂の設定温度に対して、±0.5 ℃の温度範囲を入浴最適温度範囲として、温度範囲メモリ27に自動的に記憶し、同様に、前記風呂の設定温度に対して−0.5 〜−2℃の温度範囲を入浴可能温度範囲として温度範囲メモリ27に記憶し、前記風呂の設定温度に対して−2℃以上低い温度は入浴不可温度範囲として温度範囲メモリ27に記憶する。
【0026】
例えば、風呂温度設定部34に、42℃の設定温度が設定されたときには、温度範囲メモリ27は、41.5℃〜42.5℃までの温度を入浴最適温度範囲として記憶し、40℃〜41.5℃までの温度は入浴可能温度範囲として記憶し、40℃未満の温度は入浴不可温度範囲として記憶するようになっており、このように、本実施例では、入浴温度データ設定格納部32により記憶される入浴最適温度範囲や入浴可能温度範囲等の入浴データは、風呂温度設定部34に設定される設定温度により可変される。
【0027】
風呂温度判別部28は、前記風呂温度センサ5により検出される検出信号を受けて、風呂温度センサ5により検出される浴槽8内の湯温と温度範囲メモリ27に記憶されている入浴可能温度範囲や入浴最適温度範囲等の入力データとを比較し、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲内であるか、入浴可能温度範囲内であるか、入浴不可温度範囲内であるかを判別するものであり、浴槽8内の湯温が入最適温度範囲内のときにきは入浴最適判別信号を温度区別表示部31に加え、浴槽8内の湯温が入浴可能温度範囲内のときには入浴可能判別信号を温度区別表示部31に加え、入浴不可温度範囲内のときには入浴不可判別信号を温度区別表示部31に加える。
【0028】
温度区別表示部31は、風呂温度判別28から加えられる各判別信号を受けて、浴槽8内の湯温を区別表示するものであり、風呂温度判別部28から入浴不可判別信号が加えられたときには、リモコン26等の表示画面の追い焚きLED(発光ダイオード)47を点灯し、風呂温度判別部28から入浴可能判別信号が加えられたときに、追い焚きLED47を点滅し、風呂温度判別部28から入浴最適判別信号が加えられたときには、追い焚きLED47を消灯することにより、風呂温度センサ5により検出される風呂の温度(浴槽湯水)の温度を区別表示する。
【0029】
P−Qデータメモリ30には、前記図に示したような浴槽水量Qと浴槽水位Pとの関係を示す湯張り特性データが記憶されており、浴槽水位検出部40は、この湯張り特性データとフローセンサ16で検出する流量に基づいて自動湯張り中の浴槽水位を検出するものであり、フローセンサ16により検出する流量と前記湯張り特性データ(P−Qデータ)とに基づいて自動湯張り中の浴槽水位を検出し、リアルタイム水位表示部37と浴槽水位判別部38とに加える
【0030】
リアルタイム水位表示部37は、浴槽水位検出部40から加えられる浴槽水位の検出信号を受けて、浴槽水位検出部40により検出される浴槽水位を直接的にリアルタイムに表示するものであり、自動湯張り中の浴槽水位をリモコン26の表示画面等にデジタル表示等により表示する。また、リアルタイム水位表示部37は、水位センサ20から加えられる浴槽水位の検出信号を受けて自動湯張り中以外の浴槽水位をリモコン26の表示画面等に表示する。
【0031】
なお、リアルタイム水位表示部37は、図示されていない水位表示の切り換え手段を有しており、この水位表示の切り換え手段により、水位センサ20から加えられる浴槽水位の検出信号と浴槽水位検出部40から加えられる浴槽水位の検出信号の切り換えを行い、湯張り動作中で浴槽8内に湯が注湯されているときには浴槽水位検出部40により検出された浴槽8内の水位をリアルタイムで表示し、それ以外のとき(湯の流れが停止しているときや湯張りが終了した以降等)は水位センサ20により検出した浴槽8内の水位を表示するようになっている。
【0032】
浴槽水位データ設定格納部41は、浴槽水位が入浴可能な水位となる入浴可能水位範囲と浴槽水位が入浴に最適となる入浴最適水位範囲の入力データを設定記憶するものであり、リモコン26の風呂水位設定ボタン46を操作すること等により浴槽水位設定部36に設定した浴槽水位に対して、90〜100 %の水位範囲を入浴最適水位範囲として水位範囲メモリ35に記憶し、前記設定した浴槽水位に対して60〜90%の水位範囲を入浴可能水位範囲として記憶し、前記設定した浴槽水位に対して60%未満の浴槽水位範囲を入浴不可水位範囲として記憶する。
【0033】
浴槽水位判別部38は、前記浴槽水位検出部40から加えられる浴槽水位の検出信号を受けて、この検出される浴槽水位と水位範囲メモリ35に記憶されている各水位範囲とを比較し、浴槽水位検出部40により検出される浴槽水位が前記入浴最適水位範囲のときには入浴最適と判断し、入浴最適判別信号を水位区別表示部39に加え、浴槽水位検出部40により検出した浴槽水位が前記入浴可能水位範囲内のときには入浴可能と判断して入浴可能判別信号を水位区別表示部39に加え、前記検出した浴槽水位が前記入浴不可水位範囲内のときには入浴不可と判断し、入浴不可判別信号を水位区別表示部39に加える。
【0034】
なお、浴槽水位判別部38は、図示されていない水位区別表示の切り換え手段を有しており、浴槽水位判別部38が浴槽8内の水位を区別判断するときに、水位センサ20から加えられる浴槽水位の検出信号と、浴槽水位検出部40から加えられる浴槽水位の検出信号との、いずれを水位範囲メモリ35に記憶されている入浴最適水位範囲や入浴可能水範囲と比較するかを切り換える働きをするようになっており、それにより、浴槽水位判別38は、自動湯張り中で浴槽8内に湯が注湯されているときには、上記のように、浴槽水位検出部40により検出した浴槽水位を水位範囲メモリ35に記憶されている入浴最適水位範囲等の各範囲と比較して、入浴最適判別信号や入浴可能判別信号等の各判別信号を水位区別表示部39に加え、それ以外のときには水位センサ20により検出した浴槽水位と水位範囲メモリ35に記憶されている各水位とを比較して前記各判別信号を水位区別表示部39に加えるようになっている。
【0035】
水位区別表示部39は、浴槽水位判別部38から加えられる各判別信号を受けて、例えば、入浴不可判別信号が加えられたときには、リモコン26の水位表示LED48を点灯し、入浴可能判別信号が加えられたときには水位表示LED48を点滅し、入浴最適判別信号が加えられたときには水位表示LED48を消灯するといったように、浴槽水位検出部40や水位センサ20により検出される浴槽水位を区別表示するものである。
【0036】
本実施例は以上のように構成されており、本実施例の風呂装置は図6に示した従来例の風呂装置と同様の動作により自動湯張り運転および追い焚き運転を行うが、本実施例では、自動湯張り運転時に浴槽水位検出部40により浴槽8内の水位が検出されて水位表示部42に表示され、追い焚き運転時には、温度表示部33により浴槽8内の温度が表示される。
【0037】
以下、図3のフローチャートに基づいて、本実施例の風呂装置の追い焚き運転時の動作(追い焚きフロー)について説明する。まず、リモコン26の風呂温度設定ボタン45を操作すること等により、風呂温度設定部34に所望の風呂温度を設定すると、上記設定温度に基づいて、入浴最適温度範囲、入浴可能温度範囲、入浴不可能温度範囲の入力データが温度範囲メモリ27に記憶される。そして、ステップ101で、追い焚きスイッチをオンとすると、ステップ102で、追い焚きLED47が点灯し、追い焚き循環ポンプ4が作動する。次に、ステップ104で、追い焚き循環ポンプ4が作動してから30秒経過したか否かを判断し、30秒経過したときには、ステップ105で、風呂温度センサ5により浴槽8内湯温(風呂温度)を測定し、ステップ106で、リアルタイム温度表示部29により浴槽8内の湯温をリアルタイムで表示する。
【0038】
そして、ステップ107 で、風呂温度判別部28により、前記温度範囲メモリ27に記憶されている入浴最適温度範囲と風呂温度センサ5から加えられる浴槽8内の湯温とを比較し、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲内のときにはステップ114 に進み、追い焚きLEDを消灯し、一方、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲以外のときにはステップ108 に進む。そして、ステップ108 で、風呂温度判別部28により、前記浴槽8内の湯温が温度範囲メモリ27に記憶されている入浴可能温度範囲内か否かを判断し、入浴可能温度範囲内のときには、ステップ109 で追い焚きLED47を点滅してステップ110 に進み、浴槽8内の湯温が入浴可能温度範囲以外のとき、すなわち、入浴不可温度範囲内のときにはそのままステップ110 に進み、ステップ110 で追い焚き運転を開始する。
【0039】
そして、ステップ111 で、風呂温度判別部28により、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲内に入ったか否かを判断し、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲内に入るまでステップ108 からステップ111 までの動作を繰り返す。ステップ111 で、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲内にあると判断されたときには、ステップ112 で、追い焚き運転を終了し、ステップ113 で、追い焚き循環ポンプ4を停止し、ステップ114 で、追い焚きLEDを消灯し、ステップ115 で、沸き上がりブザーを鳴らす。
【0040】
なお、ステップ107 からステップ111 までの動作により、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲内か、あるいは入浴可能温度範囲内か、入浴不可温度範囲内かを判別して追い焚きLEDによる区別表示を行う間も、リアルタイム温度表示部29による浴槽8内の湯温のリアルタイム表示は継続され、ステップ115 で沸き上がりブザーをオンとした後、ステップ116 で、リアルタイム温度表示を終了する。
【0041】
次に、図4に示すフローチャートに基づいて、本実施例の風呂装置の自動湯張り運転時の動作について説明する。まず、リモコン26の風呂温度設定ボタン45を操作すること等により、風呂温度設定部34に所望の風呂温度を設定すると、風呂温度設定部34に設定した設定温度に基づいて、入浴最適温度範囲、入浴可能温度範囲、入浴不可温度範囲の入力データが温度範囲メモリ27に記憶され、また、風呂水位設定ボタン46を操作すること等により、所望の浴槽水位を浴槽水位設定部36に設定すると、浴槽水位設定部36に設定した浴槽8内の設定水位に基づいて、水位範囲メモリ35に、入浴最適水位範囲、入浴可能水位範囲、入浴不可水位範囲の入力データが水位範囲メモリ35に記憶される。
【0042】
そして、図4のステップ201 で、自動運転スイッチをオンすると、ステップ102 で、水位表示LED48が点灯する。次に、ステップ203 で、浴槽水位判別38が、水位センサ20により検出される浴槽水位の検出信号を受けて浴槽水位は循環金具10の循環口まであるか否かを判断し、浴槽水位が循環口まであるときにはステップ206 に進み、一方、浴槽水位が循環口までないときには、ステップ204 で、循環口までの注湯を行い、ステップ205 で、浴槽水位が循環口まであると判断されるまで注湯を継続し、循環口まで注湯されたときにはステップ206 に進む。
【0043】
そして、ステップ206 で、前記図3に示した追い焚きフローのステップ101 からステップ114 までの動作を行い、ステップ207 で、水位センサ20により浴槽水位の検出を行い、ステップ208 で、リアルタイム水位表示部37により、浴槽8内の水位をリアルタイムで表示する。
【0044】
次に、ステップ209 で、浴槽水位判別部38により、水位センサ20により検出される浴槽8内の水位と前記水位範囲メモリ35に記憶されている入浴最適水位範囲とを比較し、浴槽8内の水位が入浴最適水位範囲内のときにはステップ220 に進み、ステップ220 で、水位表示LEDを消灯する。また、ステップ209 で、浴槽8内の水位が入浴最適水位範囲以外であると判断されたときには、ステップ210 で、浴槽水位判別部38により、浴槽8内の水位が水位範囲メモリ35に記憶されている入浴可能水位範囲内であるか否かを判断し、浴槽8内の水位が入浴可能水位範囲内のときには、ステップ211 で、水位表示LED48を点滅させてステップ212 に進み、浴槽8内の水位が入浴可能水位範囲以外、すなわち、入浴不可水位範囲のときには水位範囲LEDを点灯させたままステップ212 に進む。
【0045】
そして、ステップ212 で、浴槽水位検出部40により、P−Qデータメモリ30に記憶されている湯張り特性データと、フローセンサ16で検出される流量と、水位センサ20で検出される水位情報とに基づいて、浴槽水位設定部36に設定されている設定水位までの注湯量を演算し、ステップ213 で、注湯電磁弁24を開き、ステップ214 で、点火を行って湯張り動作を行う。次に、ステップ215 で、浴槽水位判別部38により、浴槽8内の水位が前記入浴可能水位範囲内か否かを判断し、浴槽8内の水位が入浴可能水位範囲内となったときには、ステップ216 で、水位区別表示部39により、水位表示LED48を点滅させ、浴槽8内の水位が入浴可能水位範囲内に入るまで注湯を行う。そして、さらに、ステップ217 で、浴槽水位判別部38により、浴槽8内の水位が入浴最適水位範囲内か否かを判断し、浴槽8内の水位が入浴最適水位範囲内になるまで注湯を継続する。
【0046】
なお、上記のように、水位表示LED48による浴槽水位の区別表示を行っているときにも、リアルタイム水位表示部37による浴槽水位のリアルタイム表示は継続される。
【0047】
そして、ステップ217 で、浴槽8内の水位が入浴最適水位範囲内となったことが確認されたときには、ステップ218 で、給湯バーナ13の消火を行い、給湯熱交換器14側での給湯運転を停止し、ステップ219 で、注湯電磁弁24を閉じ、ステップ220 で、水位区別表示部39により水位表示LED48を消灯し、ステップ221 で、前記図3に示した追い焚きフローのステップ101 からステップ114 までの動作を行う。そして、追い焚きが終了したときには、ステップ221 で、沸き上がりブザーをオンとして沸き上がりを報知し、リアルタイム温度表示およびリアルタイム水位表示を終了する。
【0048】
本実施例によれば、上記動作により、追い焚き運転中の浴槽8内の湯温が直接的にリアルタイムで表示されるために、この風呂装置の利用者は追い焚き運転中の浴槽8内の湯温を時々刻々と知ることが可能となる。しかも、本実施例によれば、予め設定した所望の入浴設定温度に基づいて、自動的に入浴最適温度範囲と入浴可能温度範囲が記憶され、浴槽8内の湯温が入浴最適温度範囲内のときには入浴最適の表示が行われ、入浴可能温度範囲内のときには入浴可能の表示が行われるために、風呂装置の利用者が一目で、しかも的確に浴槽8内の湯温を区別認識することが可能となり、この区別認識に基づいて的確に入浴のタイミングを図ることができる。
【0049】
さらに、本実施例によれば、上記動作により、自動湯張り中に浴槽8内の水位がリアルタイムで表示されるために、この風呂装置の利用者は自動湯張り中の浴槽8内の水位をリアルタイムで的確に知ることができる。しかも、本実施例では、予め設定した所望の浴槽水位に基づいて、入浴最適水位範囲と入浴可能水位範囲が自動的に記憶され、浴槽水位が入浴最適水位範囲のときには入浴最適の表示が行われ、入浴可能水位範囲内のときには入浴可能の表示が行われるために、風呂装置の利用者が自動湯張り中の浴槽8内の水位を一目で、しかも的確に区別認識することが可能となり、上記と同様に、この区別認識に基づいて、的確に入浴のタイミング等を図ることが可能となる。
【0050】
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施例では、リアルタイム温度表示部29は、風呂温度センサ5により検出される浴槽8内の湯温をデジタル表示等により直接的にリアルタイムで表示するようにしたが、リアルタイム温度表示部29は、例えば、図2の(b)に示すように、風呂温度センサ5により検出される浴槽8内の湯温を棒グラフ等を用いて間接的にリアルタイムで表示するようにしても構わない。
【0051】
また、上記実施例では、リアルタイム水位表示部37は、水位センサ20や浴槽水位検出部40により検出される浴槽8内の水位をパーセント表示により直接的にリアルタイムで表示するようにしたが、リアルタイム水位表示部37は、例えば、浴槽8内の水位を、浴槽底面から何cmの位置にあるかを表示してもよく、循環口から何cmの位置にあるかを表示してもよく、また、設定水位に達するまで何cmあるかといったような表示を行ってもよく、リアルタイム水位表示部37による表示の仕方は適宜設定されるものである。
【0052】
さらに、リアルタイム表示部37は、例えば、図2の(c)に示すように、浴槽8内の水位が浴槽8のどの位置にあるかを図等により間接的にリアルタイムで表示するようにしても構わない。
【0053】
さらに、上記実施例では、温度表示部33は、リアルタイム温度表示部29と温度区別表示部31の両方を設けて構成したが、温度表示部33は、リアルタイム温度表示部29のみを設けて構成してもよい
【0054】
なお、温度表示部33をリアルタイム温度表示部29のみにより構成したときには、例えば、図3のステップ102 ,108 ,109 ,114 を省略し、図5に示すように、ステップ103 で追い焚き循環ポンプ4をオンとした後、ステップ104 で30秒経過したことが確認された後に、ステップ105 で、風呂温度センサ5により風呂温度を測定し、浴槽8内の湯温が設定温度以上になって、ステップ115 で沸き上がりブザーがオンとなるまで、リアルタイム温度表示部29によるリアルタイム温度を表示することになる。
【0055】
さらに、上記実施例では、水位表示部42は、リアルタイム水位表示部37と、水位区別表示部39との両方とを設けて構成したが、水位表示部42は、リアルタイム水位表示部37のみを設けて構成してもよい
【0056】
さらに、上記実施例では、入浴温度データ設定格納部32は、風呂温度設定部34に所望の風呂の温度を入力し、その設定した風呂の温度に対して±0.5 ℃の温度範囲を入浴最適温度範囲として温度範囲メモリ27に記憶するといったように、入浴最適温度範囲や入浴可能温度範囲を自在に可変できるように構成したが、入浴温度データ設定格納部32は、予め定めた固定の入浴最適温度範囲や入浴可能温度範囲の入力データを設定し記憶するように構成しても構わない。
【0057】
さらに、上記実施例では、入浴温度データ設定格納部32は、風呂温度設定部34に設定した設定温度に基づいて、自動的に入浴最適温度範囲や入浴可能温度範囲が自動的に設定され、温度範囲メモリ27に記憶されるように構成したが、入浴温度データ設定格納部32は、風呂温度設定部34に設定する風呂温度に基づいて風呂装置の利用者が手動により入浴最適温度範囲や入浴可能温度範囲を設定入力するように構成しても構わない。
【0058】
さらに、上記実施例では、浴槽水位データ設定格納部41は、浴槽水位設定部36に所望の浴槽水位を設定し、その設定した浴槽水位に基づいて、例えば、設定した浴槽水位の90%以上を入浴最適水位範囲として記憶するといったように、入浴最適水位範囲や入浴可能水位範囲を自在に可変できる構成としたが、浴槽水位データ設定格納部41は、予め固定の入浴最適水位範囲や入浴可能水位範囲を設定するように構成しても構わない。
【0059】
さらに、上記実施例では、浴槽水位データ設定格納部41は、浴槽水位設定部36に設定した浴槽8の設定水位に基づいて、入浴最適水位範囲や入浴可能水位範囲が自動的に設定され、水位範囲メモリ35に記憶されるように構成したが、浴槽水位設定部36に設定する設定水位に基づいて風呂装置の利用者が手動により入浴最適水位範囲や入浴可能水位範囲を設定入力するようにしても構わない。
【0060】
さらに、上記実施例では、リアルタイム温度表示部29により、追い焚き運転中にのみ浴槽8内の湯温を表示し、また、リアルタイム水位表示部37により自動湯張り中にのみ浴槽8の水位を表示するようにしたが、リアルタイム温度表示部29による温度表示やリアルタイム水位表示部37による水位表示は、追い焚き運転中や自動湯張り中以外にも行われるようにしてもよく、これらの表示は常に行われるようにしてもよい。
【0061】
さらに、上記実施例では、湯張り機能と追い焚き機能の両方を備えた風呂装置としたが、本発明の風呂装置は、湯張り機能を持たずに、風呂温度センサ5の検出信号に基づいて、追い焚き運転中の浴槽8内の湯温を温度表示部33により適宜の方法で表示するようにした風呂装置としてもよい。
【0062】
【発明の効果】
追い焚き運転中の浴槽内の湯温が直接的に又は間接的にリアルタイムで表示される構成とした本発明によれば、風呂装置の利用者は追い焚き運転中の浴槽湯水の湯温を時々刻々と知ることが可能となり、この温度表示に基づいて的確に入浴のタイミングを図ることができる。
【0063】
また、温度表示部は、浴槽湯水の温度が入浴可能な温度となる入浴可能温度範囲と浴槽湯水の温度が入浴に最適となる入浴最適温度範囲の入力データを記憶する入浴温度データ設定格納部と、風呂温度センサにより検出される浴槽内の湯温が前記入浴可能温度範囲内のときには入浴可能の表示をし、風呂温度検出センサにより検出される浴槽内の湯温が前記入浴最適温度範囲内のときには入浴最適の表示をする温度区別表示部とを設けて構成した本発明によれば、浴槽内の湯温が入浴最適温度範囲内のときには入浴最適の表示が行われ、入浴可能温度範囲内のときには入浴可能の表示が行われるために、風呂装置の利用者が一目で、しかも的確に浴槽内に湯温を区別認識することが可能となり、この区別認識に基づいて、より的確に入浴のタイミングを図ることができる。
【0064】
さらに、本発明は、流量センサで検出する流量と湯張り特性データに基づいて算出される自動湯張り中の浴槽水位を検出する浴槽水位検出部と、該浴槽水位検出部により検出した浴槽水位を直接的に又は間接的にリアルタイムで表示する水位表示部を設けた構成としたので、自動湯張り中に浴槽内の水位がリアルタイムで表示されるために、この風呂装置の利用者は自動湯張り中の浴槽内の水位をリアルタイムで的確に知ることが可能となり、この水位表示に基づいて、的確に入浴のタイミングを図ることができる。
【0065】
また、水位表示部は、浴槽水位が入浴可能な水位となる入浴可能水位範囲と浴槽水位が入浴に最適となる入浴最適水位範囲内の入力データを記憶する浴槽水位データ設定格納部と、浴槽水位検出部により検出した浴槽水が前記入浴可能水位範囲内のときには入浴可能の表示をし、浴槽水位検出部により検出される浴槽水位が前記入浴最適水位範囲のときには入浴最適の表示をする水位区別表示部とを設けて構成した本発明によれば、浴槽水位が入浴最適水位範囲のときには入浴最適の表示が行われ、入浴可能水位範囲内のときには入浴可能の表示が行われるために、風呂装置の利用者が自動湯張り運転中の浴槽内の水位を一目で、しかも的確に区別認識することが可能となり、この区別認識に基づいて、より的確に入浴のタイミング等を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる風呂装置の一実施例における風呂温度の表示と浴槽水位の表示を行う制御部の要部構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の風呂装置のリモコンの操作ボタンとリモコン表示の例を示す説明図である。
【図3】上記実施例の風呂装置における追い焚き運転動作を具体的に示すフローチャートである。
【図4】上記実施例の風呂装置における自動湯張り運転動作を具体的に示すフローチャートである。
【図5】本発明の風呂装置の他の実施例における追い焚き運転動作を具体的に示すフローチャートである。
【図6】湯張り機能を備えた風呂装置の制御装置に与えられる湯張り特性データの説明図である。
【図7】一般的な風呂装置のシステム図である。
【符号の説明】
28 風呂温度判別部
29 リアルタイム温度表示部
30 P−Qデータメモリ
31 温度区別表示部
32 入浴温度データ設定格納部
37 リアルタイム水位表示部
38 浴槽水位判別部
39 水位区別表示部
40 浴槽水位検出部
41 浴槽水位データ設定格納部

Claims (5)

  1. 浴槽の側壁に接続具を介して接続される追い焚き熱交換器を備えた追い焚き循環路と、この追い焚き循環路に連通する箇所に設けられて浴槽の水位を水圧によって検出する水位センサと、給湯熱交換器と、該給湯熱交換器の給湯通路を注湯制御弁を介して追い焚き循環路に連通する注湯通路と、前記給湯通路から前記追い焚き循環路を介して浴槽に供給される湯水の量を検出する流量センサと、浴槽水位(P)と浴槽水量(Q)とを関係付けた湯張り特性データに基づいて前記給湯熱交換器側の湯を浴槽に落とし込んで自動湯張りを行う自動湯張り手段とを有する風呂装置において、前記流量センサで検出する流量と前記湯張り特性データに基づいて自動湯張り中の浴槽水位を検出する浴槽水位検出部と、該浴槽水位検出部により検出した浴槽水位を直接的に又は間接的にリアルタイムで表示する水位表示部を設け、前記水位表示部は、自動湯張り動作中で浴槽内に湯が落とし込まれている注湯中は浴槽水位検出部により検出される浴槽水位を表示し、それ以外のときは、水位センサにより検出される浴槽水位を表示する、水位表示の切り換え手段を有していることを特徴とする風呂装置。
  2. 水位表示部は、浴槽水位が入浴可能な水位となる入浴可能水位範囲と浴槽水位が入浴に最適となる入浴最適水位範囲の入力データを記憶する浴槽水位データ設定格納部と、浴槽水位検出部により検出した浴槽水位が前記入浴可能水位範囲内のときには入浴可能の表示をし、浴槽水位検出部により検出される浴槽水位が前記入浴最適水位範囲のときには入浴最適の表示をする水位区別表示部とを設けて構成したことを特徴とする請求項1記載の風呂装置。
  3. 追い焚き循環路を循環する浴槽湯水の温度を検出する風呂温度センサを有し、前記風呂温度センサの検出信号に基づいて少なくとも追い焚き運転中の浴槽内の湯温を直接的に又は間接的にリアルタイムで表示する温度表示部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項記載の風呂装置。
  4. 温度表示部は、浴槽湯水の温度が入浴可能な温度となる入浴可能温度範囲と浴槽湯水の温度が入浴に最適となる入浴最適温度範囲の入力データを記憶する入浴温度データ設定格納部と、風呂温度センサにより検出される浴槽内の湯温が前記入浴可能温度範囲内のときには入浴可能の表示をし、風呂温度検出センサにより検出される浴槽内の湯温が前記入浴最適温度範囲内のときには入浴最適の表示をする温度区別表示部とを設けて構成したことを特徴とする請求項記載の風呂装置。
  5. 温度表示部の表示内容と水位表示部の表示内容は風呂装置の制御装置に接続されているリモコンによって風呂装置の利用者に知らせることを特徴とする請求項又は請求項記載の風呂装置。
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