JP6938332B2 - 偏心揺動型減速装置 - Google Patents

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Description

本発明は、偏心揺動型減速装置に関する。
特許文献1の図1には、内歯歯車と、内歯歯車に噛合う第1外歯歯車及び第2外歯歯車と、第1外歯歯車及び第2外歯歯車を偏心揺動させる偏心体と、を備える偏心揺動型減速装置が示されている。内歯歯車は、内歯歯車本体と、内歯歯車本体に設けられたピン溝と、ピン溝に回転自在に配置された外ピンとを有する。
特開2013−124730号公報
機械部品の摺動面に潤滑剤の被膜を生成できると、摺動面の耐久性が向上するという効果が得られる。しかし、特許文献1に示されるような偏心揺動型減速装置においては、外ピンとピン溝との間のすべりによって、外ピンに潤滑剤の被膜が十分に生成されないという課題があった。
本発明は、潤滑剤の被膜を外ピンに十分に生成することのできる偏心揺動型減速装置を提供することを目的とする。
本発明は、内歯歯車と、前記内歯歯車に噛合う第1外歯歯車及び第2外歯歯車と、前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車を偏心揺動させる偏心体軸と、を備える偏心揺動型減速装置であって、
前記内歯歯車は、内歯歯車本体と、前記内歯歯車本体に設けられたピン溝と、前記ピン溝に回転自在に配置された外ピンと、を有し、
前記ピン溝は、前記第1外歯歯車の径方向外方に設けられ前記外ピンと接触しない第1凹部と、前記第2外歯歯車の径方向外方に設けられ前記外ピンと接触しない第2凹部と、前記第1凹部と前記第2凹部との間に設けられ前記外ピンに接触する接触部と、を有し、
前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車の向かい合う端面は、前記接触部の径方向内方に位置し、
前記外ピンは、前記接触部に接触する部位と、前記第1外歯歯車に接触する部位と、前記第2外歯歯車に接触する部位とが、相対的に回転しない構成を有し、
前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車の向かい合う端面の外周角部には、前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車における前記外ピンと接触する部位よりも径方向内方に逃げる逃げ部が設けられている構成とした。
また、本発明は、内歯歯車と、前記内歯歯車に噛合う第1外歯歯車及び第2外歯歯車と、前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車を偏心揺動させる偏心体軸と、を備える偏心揺動型減速装置であって、
前記内歯歯車は、内歯歯車本体と、前記内歯歯車本体に設けられたピン溝と、前記ピン溝に回転自在に配置された外ピンと、を有し、
前記外ピンは、前記第1外歯歯車と接触しかつ前記ピン溝の内面から離間する第1小径部と、前記第2外歯歯車と接触しかつ前記ピン溝の内面から離間する第2小径部と、前記第1小径部と前記第2小径部との間で前記ピン溝の内面と接触する通常径部とを有する構成とした。
本発明によれば、潤滑剤の被膜を外ピンに十分に生成できるという効果が得られる。
本発明に係る実施形態1の偏心揺動型減速装置の断面図である。 図1の外ピンの周辺を示す断面図である。 図3(A)は内歯歯車のピン溝の第1例、図3(B)は内歯歯車のピン溝の第2例をそれぞれ示す斜視図である。 図4(A)は図1の外歯歯車の第1例、図4(B)は外歯歯車の第2例を示す部分斜視図である。 本発明に係る実施形態2の偏心揺動型減速装置の断面図である。 図5の外ピンの周辺を示す断面図である。 図7(A)は外歯歯車の変形例1、図7(B)は外歯歯車の変形例2を示す部分斜視図である。 本発明に係る実施形態3の偏心揺動型減速装置の外ピンの周辺を示す断面図である。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明に係る実施形態1の偏心揺動型減速装置の断面図である。図2は、図1の外ピンの周辺を示す断面図である。図3(A)は内歯歯車のピン溝の第1例、図3(B)は内歯歯車のピン溝の第2例をそれぞれ示す斜視図である。図4(A)は図1の外歯歯車の第1例、図4(B)は外歯歯車の第2例をそれぞれ示す部分斜視図である。本明細書では、偏心揺動型減速装置G1の回転軸O1に沿った方向を軸方向、回転軸O1と垂直に交差する方向を径方向、回転軸O1を中心とする回転方向を周方向と定義する。
偏心揺動型減速装置G1は、第1偏心体14及び第2偏心体16を有する偏心体軸12と、第1偏心体14の外周にコロ軸受け18を介して組み込まれた第1外歯歯車22と、第2偏心体16の外周にコロ軸受け20を介して組み込まれた第2外歯歯車24とを備える。さらに、偏心揺動型減速機は、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24が揺動しながら噛合わされる内歯歯車26を備える。
偏心体軸12は、典型的には装置外部から回転運動を入力する入力軸として機能し、回転軸O1を中心に回転運動する。偏心体軸12には、例えばタップ穴を利用して例えば歯車、プーリー等の入力側の部材が連結される。
第1偏心体14は、外周面が円柱側面の曲面形状を有し、外周面の中心軸が回転軸O1から偏心している。同様に、第2偏心体16は、外周面が円筒の側面形状であり、外周面の中心軸が回転軸O1から偏心している。第1偏心体14と第2偏心体16とは、例えば偏心の大きさは互いに等しく、偏心方向は偏心体軸12の回転位相で互いに180度など異なる。
第1外歯歯車22は、第1コロ軸受け18を介して第1偏心体14の外周に揺動可能に組み込まれ、かつ、内歯歯車26に内接噛合している。第2外歯歯車24は、第2コロ軸受け20を介して第2偏心体16の外周に揺動可能に組み込まれ、かつ、内歯歯車26に内接噛合している。第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24は、軸心からオフセットされた位置に複数の内ピン孔226、246を有し、複数の内ピン28が貫通している。さらに、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24は、それぞれ最外周部にトロコイド歯形の歯部223、243(図4を参照)を備える。第1外歯歯車22と第2外歯歯車24とは外歯の数が互いに等しい。
内歯歯車26は、ケーシング31と一体化された内歯歯車本体26Aと、内歯歯車本体26Aの内周側に設けられた複数のピン溝26Cと、複数のピン溝26Cそれぞれに回転自在に支持された複数の外ピン26Bとを有する。外ピン26Bは円柱形状である。内歯歯車26の内歯の数(外ピン26Bの本数)は、第1外歯歯車22の外歯の数と僅かに異なる(例えば1つ多い)。
第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24を一組の部材として見たときに、この一組の部材の軸方向の一方の側と反対の側とには、第1キャリア体32と第2キャリア体34とがそれぞれ連結されている。第1キャリア体32及び第2キャリア体34は、背面合わせで組み込まれた第1アンギュラ玉軸受36と第2アンギュラ玉軸受け38とをそれぞれ介してケーシング31に支持されている。また、第1キャリア体32及び第2キャリア体34は、玉軸受け40、42を介して偏心体軸12を回転自在に支持している。
<減速作用>
上記のような構成により、偏心体軸12が回転すると第1偏心体14及び第2偏心体16が偏心回転し、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24が180度の位相差で揺動される。2つの外歯歯車(第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24)があることで、伝達容量の増大及び強度の維持が図られ、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24が互いに180度の位相差で揺動することで、偏心揺動型減速装置G1の回転バランスを保つことができる。
第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24は、内歯歯車26に内接噛合しており、この実施形態1では内歯歯車本体26Aがケーシング31と一体化されている。このため、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24は、偏心体軸12が1回転するごとに、内歯歯車26に対して歯数差分だけ相対回転(自転)する。第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の自転成分は、内ピン孔226、246を貫通している内ピン28を介して第1キャリア体32及び第2キャリア体34に伝達される。これらの結果、偏心体軸12の回転運動が、1/(第1外歯歯車22と第2外歯歯車24の共通の歯数)の減速比で減速されて、第1キャリア体32及び第2キャリア体34の回転として取り出すことができる。
<外ピンの周辺の詳細>
図2及び図3(A)に示すように、内歯歯車26のピン溝26Cには、第1外歯歯車22の径方向外方に外ピン26Bと接触しない第1凹部261が設けられ、第2外歯歯車24の径方向外方に外ピン26Bと接触しない第2凹部262が設けられている。さらに、ピン溝26Cには、第1凹部261と第2凹部262との間に、外ピン26Bと接触する接触部263が設けられている。また、第1凹部261、中央の接触部263及び第2凹部262を一組の構成として、この一組の構成の軸方向両側には外ピン26Bと接触する両端側の接触部264、265が設けられている。
図3(A)に示すように、ピン溝26Cのうち、接触部263、264、265は、外ピン26Bの外周面に沿った形状、すなわち円柱側面の曲面形状を有する。また、第1凹部261及び第2凹部262は、ほぼ円柱側面の曲面形状を有するが、その径は外ピン26Bの径又は接触部263、264、265の径よりも大きい。なお、図3(B)に示すように、ピン溝26Cには、第1凹部261及び第2凹部262の代わりに、第1凹部261X及び第2凹部262Xが設けられていてもよい。第1凹部261X及び第2凹部262Xは、内歯歯車本体26Aの周方向に凹型の溝が連なった形態を有する。
第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の向かい合う端面221、241は、接触部263の径方向内方に位置する。そして、第1外歯歯車22の端面221の外周角部と、第2外歯歯車24の端面241の外周角部とには、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の外ピン26Bと接触する部位よりも径方向内方に逃げる逃げ部222、242が設けられている。
逃げ部222は、図4(A)に示すように、歯部223の山の部位から谷の部位にかけてほぼ平面状に広がる傾斜面から構成される。傾斜面は、径方向外方に位置するほど軸方向外方に位置するように端面221に対して傾斜している。ここで、軸方向外方とは、端面221から逆側の端面224を向く方向を意味する。この構成においては、逃げ部222は、歯部223の山の部位で大きく、谷の部位で小さく形成される。なお、図4(B)に示すように、第1外歯歯車22には、歯部223の山の部位と谷の部位とで軸方向における幅寸がほぼ等しい逃げ部222Xが設けられていてもよい。逃げ部222Xは、歯部223の山の部位から谷の部位にかけて端面221に対してほぼ同一角度で傾斜している。第2外歯歯車24の逃げ部242についても、逃げ部222と同様の形状を有し、さらに、逃げ部222Xのような形状を有していてもよい。
図2に示すように、断面において、第1凹部261の軸方向の幅L1は、第1外歯歯車22と外ピン26Bとの接触面S1の軸方向の幅L3よりも長く、径方向に見て、接触面S1の軸方向の全域が第1凹部261の内側に包含される。すなわち、第1凹部261の軸方向外方の端部p1は、第1外歯歯車22の軸方向外方の端部p3よりも、径方向に見たときに軸方向外方に位置する。また、逃げ部222の軸方向外方の端部p4は、第1凹部261の軸方向内方の端部p2よりも、径方向に見たときに軸方向内方に位置する。ここで、軸方向外方とは、軸方向において第1外歯歯車22の装置中央側の端面221から装置外側の端面224を向く方向を意味し、軸方向内方とは、軸方向における装置外側の端面224から装置中央側の端面221を向く方向を意味する。また、各端部p1〜p4は、径方向から見たときの位置として図示している。
同様に、断面において、第2凹部262の軸方向の幅L2は、第2外歯歯車24と外ピン26Bとの接触面S2の軸方向の幅L4よりも長く、径方向に見て、接触面S2の軸方向の全域が第2凹部262の内側に包含される。すなわち、第2凹部262の軸方向外方の端部p5は、第2外歯歯車24の軸方向外方の端部p7よりも、径方向に見たときに軸方向外方に位置する。また、逃げ部242の軸方向外方の端部p8は、第2凹部262の軸方向内方の端部p6よりも、径方向に見たときに軸方向内方に位置する。ここで、軸方向外方とは、軸方向において第2外歯歯車24の装置中央側の端面241から装置外側の端面244を向く方向を意味し、軸方向内方とは、軸方向における装置外側の端面244から装置中央側の端面241を向く方向を意味する。また、各端部p5〜p8は、径方向から見たときの位置として図示している。
また、上記の構成により、中央の接触部263の軸方向における幅L5は、第1外歯歯車22と第2外歯歯車24の逃げ部222、242の軸方向における幅L6よりも小さい。
なお、図2の断面は、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の周方向の或る角度位置の断面を示している。上述した第1凹部261及び第2凹部262と接触面S1、S2との配置関係は、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の周方向における全ての角度位置の断面において成立しているとより効果的である。しかし、全ての角度位置の断面において成立していなくてもよく、大半の角度範囲で成立していれば後述する十分な効果が奏される。
また、実施形態1では、第1外歯歯車22と第2外歯歯車24とが端面221、241で接触している構成を示したが、例えばスペーサを介して離間する構成としてもよい。
<外ピンの周辺の作用>
第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の揺動時、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24から接触面S1、S2(図2を参照)を介して外ピン26Bに接触面圧が加えられ、外ピン26Bはこの接触面圧を受けた状態で内歯歯車26のピン溝26Cの内側で回転する。このとき、外ピン26Bとピン溝26Cとはすべり接触するが、大きな接触面圧が加えられる接触面S1、S2の反対側には、第1凹部261と第2凹部262とがあるので、この部分で外ピン26Bはピン溝26Cの内面と接触しない。
第1凹部261、第2凹部262及び逃げ部222、242の無い従来の構成では、外歯歯車から外ピンに加えられた接触面圧により、外歯歯車と接触する側の反対側で、外ピンとピン溝の内面との間に大きな接触面圧が加えられる。そして、この大きな接触面圧を有する状態で外ピンとピン溝の内面とですべり接触が生じることで、外ピンのこの部分に潤滑油の被膜が生成され難いという課題があった。
一方、実施形態1の偏心揺動型減速装置G1では、このように大きな接触面圧が加わる部分においては、外ピン26Bとピン溝26Cの内面とすべり接触が生じることがなく、外ピン26Bと第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24との転がり接触が生じる。これにより、外ピン26Bの外周面全体に潤滑油の被膜が十分に生成される。
さらに、ピン溝26Cの第1凹部261と第2凹部262との間で接触部263が外ピン26Bと接触するので、ピン溝26Cと外ピン26Bとの間で高い支持剛性を確保できる。また、内歯歯車26と第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24との間で高い支持剛性が確保される。そして、これらによって、偏心揺動型減速装置G1のねじり剛性が向上される。
以上のように、実施形態1の偏心揺動型減速装置G1によれば、ピン溝26Cにおける第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の径方向外方の部位には、第1凹部261と第2凹部262とが設けられている。さらに、第1凹部261と第2凹部262との間の接触部263の径方向内方には、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の端面221、241が位置し、端面221、241の外周角部には、逃げ部222、242が設けられている。これにより、外ピン26Bの外周面全体に潤滑油の被膜を十分に生成することができ、外ピン26B及びピン溝26Cの耐久性を向上できる。さらに、中央の接触部263があることで、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の高い支持剛性を維持し、偏心揺動型減速装置G1のねじり剛性を向上することができる。
また、実施形態1の偏心揺動型減速装置G1によれば、図2に示すように、逃げ部222、242の軸方向の長さL6は、中央の接触部263の軸方向の幅L5よりも大きい。したがって、外ピン26Bの軸方向中央の範囲で、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24から外ピン26Bに加わった接触面圧が、ピン溝26Cの接触部263へ直接的に伝わる部位を少なくできる。したがって、外ピン26Bにおいて、大きな接触面圧ですべり接触が生じる部位をより削減でき、これにより外ピン26Bへの被膜の生成をより十分に行うことができる。
さらに、実施形態1の偏心揺動型減速装置G1によれば、図2に示すように、第1凹部261の軸方向外方の端部p1は、第1外歯歯車22の軸方向外方の端部p3よりも、径方向に見て軸方向外方に位置する。同様に、第2凹部262の軸方向外方の端部p2は、第1外歯歯車22の軸方向外方の端部p4よりも、径方向に見て軸方向外方に位置する。この構成により、外ピン26Bの軸方向外方の範囲においても、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24から外ピン26Bに加わった接触面圧が、ピン溝26Cの接触部264、265へ直接的に伝わってしまうような部位を無くすことができる。したがって、外ピン26Bにおいて大きな接触面圧ですべり接触が生じる部位をより削減でき、これにより外ピン26Bへの被膜の生成をより十分に行うことができる。
(実施形態2)
図5は、本発明に係る実施形態2の偏心揺動型減速装置の断面図である。図6は、図5の外ピンの周辺を示す断面図である。
実施形態2の偏心揺動型減速装置G2は、ピン溝26Cの第1凹部261Aと第2凹部262Aの形状を、実施形態1のものから変えたものである。以下、実施形態1と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態2のピン溝26Cには、図5及び図6に示すように、周方向に直交する断面の外形線が曲線形状である第1凹部261A及び第2凹部262Aが設けられている。第1凹部261Aは、第1外歯歯車22の径方向外方に設けられ、外ピン26Bと接触しない。第2凹部262Aは、第2外歯歯車24の径方向外方に設けられ、外ピン26Bと接触しない。さらに、ピン溝26Cには、第1凹部261Aと第2凹部262との間に、外ピン26Bと接触する接触部263Aが設けられている。また、第1凹部261A、第2凹部262A及び接触部263Aを一組の構成として、この一組の構成の軸方向両側には外ピン26Bと接触する両端側の接触部264A、265Aが設けられている。
ピン溝26Cのうち、接触部263A、264A、265Aは、外ピン26Bの外周面に沿った形状、すなわち円柱側面の曲面形状を有する。第1凹部261A及び第2凹部262Aは、実施形態1の第1凹部261、第2凹部262(図3(A))の角部(接触部263、264、265との境の角部)をなだらかにした形状を有する。或いは、変形例の第1凹部261X及び第2凹部262X(図3(B))の角部をなだらかにした形状を有する。
第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の向かい合う端面221、241は、接触部263Aの径方向内方に位置する。そして、第1外歯歯車22の端面221の外周角部と、第2外歯歯車24の端面241の外周角部とには、実施形態1と同様の逃げ部222、242が設けられている。なお、逃げ部222、242についても、角部(外ピン26Bと接触する面との境の角部)をなだらかにして断面の外形線が曲線形状の構成としてもよい。
図6に示すように、第1凹部261Aの軸方向の幅L1Aは、第1外歯歯車22と外ピン26Bとの接触面S1の軸方向の幅L3よりも長く、径方向に見て、接触面S1の軸方向の全域が第1凹部261Aの内側に包含される。すなわち、第1凹部261Aの軸方向外方の端部p1Aは、第1外歯歯車22の軸方向外方の端部p3よりも、径方向に見たときに軸方向外方に位置する。また、逃げ部222の軸方向外方の端部p4は、第1凹部261Aの軸方向内方の端部p2Aよりも、径方向に見たときに軸方向内方に位置する。軸方向外方及び軸方向内方とは、実施形態1で示したように定義される。また、各端部p1A、p2A、p3、p4は、径方向から見たときの位置として図示している。
同様に、第2凹部262Aの軸方向の幅L2Aは、第2外歯歯車24と外ピン26Bとの接触面S2の軸方向の幅L4よりも長く、径方向に見て、接触面S2の軸方向の全域が第2凹部262Aの内側に包含される。すなわち、第2凹部262Aの軸方向外方の端部p5Aは、第2外歯歯車24の軸方向外方の端部p7よりも、径方向に見たときに軸方向外方に位置する。また、逃げ部242の軸方向外方の端部p8は、第2凹部262Aの軸方向内方の端部p6Aよりも、径方向に見たときに軸方向内方に位置する。軸方向外方及び軸方向内方とは、実施形態1で示したように定義される。また、各端部p5A、p6A、p7、p8は、径方向から見たときの位置として図示している。
また、上記の構成により、中央の接触部263Aの軸方向の幅L5Aは、第1外歯歯車22と第2外歯歯車24の逃げ部222、242の軸方向の幅L6よりも小さい。
なお、図5の断面は、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の周方向の或る角度位置の断面を示している。上述した第1凹部261A及び第2凹部262Aと接触面S1、S2との配置関係は、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の周方向における全ての角度位置の断面において成立しているとより効果的である。しかし、全ての角度位置の断面において成立していなくてもよく、大半の角度範囲で成立していれば十分な効果が奏される。
また、実施形態2では、第1外歯歯車22と第2外歯歯車24とが端面221、241で接触している構成を示したが、例えばスペーサを介して離間する構成としてもよい。
<外ピンの周辺の作用>
第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の揺動時、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24から接触面S1、S2(図5を参照)を介して外ピン26Bに接触面圧が加えられ、外ピン26Bはこの接触面圧を受けた状態で内歯歯車26のピン溝26Cの内側で回転する。このとき、外ピン26Bとピン溝26Cとはすべり接触するが、大きな接触面圧が加えられる接触面S1、S2の反対側には、第1凹部261Aと第2凹部262Aとがあるので、この部分で外ピン26Bはピン溝26Cの内面と接触しない。したがって、大きな接触面圧が加わる部分で外ピン26Bとピン溝26Cの内面との間ですべり接触が生じることがなく、外ピン26Bの外周面全体に潤滑油の被膜を十分に生成することができる。
さらに、実施形態2の第1凹部261A及び第2凹部262Aは、接触部263A、264A、265Aとの境がなだらかな曲面形状を有している。このため、外ピン26Bが接触面圧により弾性変形した場合でも、第1凹部261A及び第2凹部262Aと、接触部263A、264A、265Aとの境に接触面圧が集中しない。
さらに、実施形態2の構成においても、第1凹部261Aと第2凹部262Aとの間で接触部263Aが外ピン26Bと接触するので、ピン溝26Cと外ピン26Bとの間で高い支持剛性が確保できる。また、内歯歯車26と第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24との間で高い支持剛性が確保される。これにより、偏心揺動型減速装置G1のねじり剛性が向上される。
以上のように、実施形態2の偏心揺動型減速装置G2によれば、ピン溝26Cの第1凹部261Aと第2凹部262Aとが曲面形状を有している。このため、外ピン26Bが接触面圧により弾性変形した場合でも、第1凹部261A及び第2凹部262Aと、接触部263A、264A、265Aとの境に接触面圧が集中せず、この部分に生成された潤滑油の被膜を維持することができる。したがって、実施形態1と同様の作用効果が得られることに加えて、外ピン26B及びピン溝26Cの耐久性をより向上できる。
(変形例)
図7(A)は外歯歯車の変形例1、図7(B)は外歯歯車の変形例2をそれぞれ示す部分斜視図である。
実施形態1及び実施形態2に示した第1外歯歯車22の逃げ部222は、図7(A)に示すような逃げ部222B、又は、図7(B)に示すような逃げ部222Cに変形してもよい。
図7(A)及び図7(B)の逃げ部222B、222Cは、第1外歯歯車22において歯部223と端面221との間に段状に形成されている。これにより、第1外歯歯車22の端面221の外周角部が、歯部223よりも径方向内方に逃げて外ピン26Bと接触しない。段状の逃げ部222B、222Cは、図7(A)に示すように、第1外歯歯車22の周方向の各部において、第1外歯歯車22の軸心からの径方向の高さがほぼ一定の高さに形成されてもよい。あるいは、図7(B)に示すように、歯部223の山部からの段差と谷部からの段差が略等しくなるように形成されてもよい。
第2外歯歯車24の逃げ部242についても、図7(A)及び図7(B)と同様の変形を適用してもよい。
変形例1の構成においても、実施形態1及び実施形態2と同様の作用効果を得ることができる。
(実施形態3)
図8は、本発明に係る実施形態3の偏心揺動型減速装置の外ピンの周辺を示す断面図である。
実施形態3の偏心揺動型減速装置は、外ピン26X及びその周辺の構成が、実施形態1及び実施形態2と異なり、その他は実施形態1及び実施形態2と同様である。同様の構成については詳細な説明を省略する。
実施形態3の内歯歯車26のピン溝26Cには、実施形態1又は実施形態2で示したような凹部はなく、ピン溝26Cの内面は円柱側面の曲面形状を有する。
実施形態3の外ピン26Xは、第1小径部26X1及び第2小径部26X2を有するピン状の部材である。第1小径部26X1は、第1外歯歯車22の径方向外方に位置し、歯部223に接触する一方、ピン溝26Cの内面に接触しない。第2小径部26X2は、第2外歯歯車24の径方向外方に位置し、歯部243に接触する一方、ピン溝26Cの内面に接触しない。
外ピン26Xにおいて、第1小径部26X1と第2小径部26X2との間には、第1小径部26X1及び第2小径部26X2よりも径の大きい通常径部26X3が設けられている。また、外ピン26Xにおいてい、軸方向における第1小径部26X1及び第2小径部26X2よりも端部側には、第1小径部26X1及び第2小径部26X2よりも径の大きい通常径部26X4、26X5が設けられている。通常径部26X3、26X4、26X5は、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の歯部223、243に接触せず、ピン溝26Cの内面に接触する。第1小径部26X1、第2小径部26X2及び通常径部26X3、26X4、26X5は、互いに同心の円柱形状を有する。
実施形態3の偏心揺動型減速装置においては、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の揺動時、外ピン26Xは、第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24の歯部223、243から大きな接触面圧が加えられた状態で、ピン溝26Cの内側で回転する。このとき、外ピン26Xとピン溝26Cとはすべり接触するが、大きな接触面圧が加えられる歯部223、243の反対側は、外ピン26Xの第1小径部26X1及び第2小径部26X2により、ピン溝26Cと接触しない。したがって、実施形態3の偏心揺動減速装置によれば、大きな接触面圧が加わる部分で外ピン26Xにすべり接触が生じることがなく、外ピン26Xの外周面全体に十分な潤滑油の被膜を生成することができる。これにより、外ピン26Xの耐久性を向上することができる。
さらに、実施形態3の偏心揺動型減速装置によれば、外ピン26Xは軸方向において第1小径部26X1の両側、並びに、第2小径部26X2の両側が、通常径部26X3、26X4、26X5によって、ピン溝26Cと接触する。したがって、ピン溝26Cと外ピン26Xとの間で高い支持剛性が確保され、これにより、内歯歯車26と第1外歯歯車22及び第2外歯歯車24との間で高い支持剛性が確保される。これにより、実施形態3の偏心揺動型減速装置のねじり剛性を向上できる。
以上、本発明の各実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態においては、1本の偏心体軸を減速機の軸心に配置した所謂センタークランク式の偏心揺動型減速装置を示した。しかし、本発明は、2個以上の偏心体軸が減速機の軸心からオフセットして配置された所謂振り分け型の偏心揺動型減速装置に適用してもよい。
また、上記実施形態では、2つの外歯歯車を有する偏心揺動型減速装置に本発明を適用した例を示したが、3つ以上の外歯歯車を有する偏心揺動型減速装置に本発明を適用してもよい。この場合、3つ以上の外歯歯車のうち、何れか1つが第1外歯歯車、これに隣接する1つが第2外歯歯車に相当する。その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
G1、G2 偏心揺動型減速装置
12 偏心体軸
14 第1偏心体
16 第2偏心体
22 第1外歯歯車
24 第2外歯歯車
26 内歯歯車
26A 内歯歯車本体
26B、26X 外ピン
26C ピン溝
28 内ピン
32 第1キャリア体
34 第2キャリア体
221、241 端面(向かい合う端面)
222、222B、222C、222X、242 逃げ部
223、243 歯部
224、244 端面
226、246 内ピン孔
261、261A、261X 第1凹部
262、262A、262X 第2凹部
263、263A、264、264A、265、265A 接触部
26X1 第1小径部
26X2 第2小径部
26X3、26X4、26X5 通常径部

Claims (6)

  1. 内歯歯車と、前記内歯歯車に噛合う第1外歯歯車及び第2外歯歯車と、前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車を偏心揺動させる偏心体軸と、を備える偏心揺動型減速装置であって、
    前記内歯歯車は、内歯歯車本体と、前記内歯歯車本体に設けられたピン溝と、前記ピン溝に回転自在に配置された外ピンと、を有し、
    前記ピン溝は、前記第1外歯歯車の径方向外方に設けられ前記外ピンと接触しない第1凹部と、前記第2外歯歯車の径方向外方に設けられ前記外ピンと接触しない第2凹部と、前記第1凹部と前記第2凹部との間に設けられ前記外ピンに接触する接触部と、を有し、
    前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車の向かい合う端面は、前記接触部の径方向内方に位置し、
    前記外ピンは、前記接触部に接触する部位と、前記第1外歯歯車に接触する部位と、前記第2外歯歯車に接触する部位とが、相対的に回転しない構成を有し、
    前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車の向かい合う端面の外周角部には、前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車における前記外ピンと接触する部位よりも径方向内方に逃げる逃げ部が設けられている、
    偏心揺動型減速装置。
  2. 前記逃げ部の軸方向の長さは、前記接触部の軸方向の長さよりも大きい、
    請求項1記載の偏心揺動型減速装置。
  3. 前記第1凹部及び前記第2凹部は前記内歯歯車の周方向に直交する断面において曲線形状を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の偏心揺動型減速装置。
  4. 前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車の向かい合う一対の端面は、互いに直接接触する接触部位、あるいは、互いにスペーサを介して離間し、かつ、該スペーサと接触する接触部位を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の偏心揺動型減速装置。
  5. 前記逃げ部と前記接触部位とが連続している、
    請求項記載の偏心揺動型減速装置。
  6. 内歯歯車と、前記内歯歯車に噛合う第1外歯歯車及び第2外歯歯車と、前記第1外歯歯車及び前記第2外歯歯車を偏心揺動させる偏心体軸と、を備える偏心揺動型減速装置であって、
    前記内歯歯車は、内歯歯車本体と、前記内歯歯車本体に設けられたピン溝と、前記ピン溝に回転自在に配置された外ピンと、を有し、
    前記外ピンは、前記第1外歯歯車と接触しかつ前記ピン溝の内面から離間する第1小径部と、前記第2外歯歯車と接触しかつ前記ピン溝の内面から離間する第2小径部と、前記第1小径部と前記第2小径部との間で前記ピン溝の内面と接触する通常径部とを有する、
    偏心揺動型減速装置。
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