JP6897001B2 - 化粧シート及び化粧材 - Google Patents
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Description
1.基材シート及び電離放射線硬化型樹脂層を有する化粧シートであって、
(1)前記基材シートは、塩素含有樹脂、可塑剤及び安定剤を含有し、
(2)前記可塑剤は、ポリエステル系可塑剤であり、重量平均分子量が500〜3000であり、
(3)前記可塑剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して10〜50質量部であり、
(4)前記安定剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して0.01〜10質量部であり、
(5)前記基材シートは、更に安定化助剤としてエポキシ基含有アクリル樹脂を含有し、
(6)前記化粧シートは、引張破断伸度が30%以上である、
ことを特徴とする化粧シート。
2.前記基材シートは、前記安定剤としてZn化合物とアルカリ土類金属化合物とを含有する、上記項1に記載の化粧シート。
3.前記電離放射線硬化型樹脂層は、電子線硬化型樹脂層である、上記項1又は2に記載の化粧シート。
4.前記電離放射線硬化型樹脂層は、表面保護層である、上記項1〜3のいずれかに記載の化粧シート
5.上記項1〜4のいずれかに記載の化粧シートを被着材上に積層した化粧材。
6.基材シート及び電離放射線硬化型樹脂層を有する化粧シートの製造方法であって、
(1)前記基材シートは、塩素含有樹脂、可塑剤及び安定剤を含有し、
(2)前記可塑剤は、ポリエステル系可塑剤であり、重量平均分子量が500〜3000であり、
(3)前記可塑剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して10〜50質量部であり、
(4)前記安定剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して0.01〜10質量部であり、
(5)前記基材シートは、更に安定化助剤としてエポキシ基含有アクリル樹脂を含有し、
(6)前記化粧シートは、引張破断伸度が30%以上であり、
(7)前記基材シートに直接、又は1以上の層を形成した後に未硬化の電離放射線硬化型樹脂層を形成した後、前記未硬化の電離放射線硬化型樹脂層に電離放射線を照射することにより電離放射線硬化型樹脂層を形成する工程を有することを特徴とする製造方法。
本発明の化粧シートは、基材シート及び電離放射線硬化型樹脂層を有し、
(1)前記基材シートは、塩素含有樹脂及び可塑剤を含有し、
(2)前記可塑剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して10〜50質量部であることを特徴とする。
本発明の化粧シートは、塩素含有樹脂及び可塑剤を含有する基材シートを有する。
本発明の化粧シートは、絵柄模様層を有していてもよい。
透明性樹脂層と絵柄模様層との密着性を高めるため、絵柄模様層上に接着剤層を形成してもよい。接着剤層は、透明性接着剤層であることが好ましく、透明性接着剤層としては、無色透明、着色透明、半透明等のいずれも含む。
本発明の化粧シートは、絵柄模様層の上に透明性樹脂層を有していてもよい。
透明性樹脂層の上には、プライマー層を設けてもよい。プライマー層は、公知のプライマー剤を透明性樹脂層の表面に塗布することにより形成できる。プライマー剤としては、例えば、アクリル変性ウレタン樹脂(アクリルウレタン系樹脂)等からなるウレタン樹脂系プライマー剤、ウレタン−セルロース系樹脂(例えば、ウレタンと硝化綿の混合物にヘキサメチレンジイソシアネートを添加してなる樹脂)からなるプライマー剤、アクリルとウレタンのブロック共重合体からなる樹脂系プライマー剤等が挙げられる。本発明では特にプライマー層を電離放射線硬化型樹脂層とする場合には、樹脂成分として電離放射線硬化型樹脂を用いることができる。
本発明の化粧シートは、表面保護層を有してもよい。表面保護層は、化粧シートの最表面の層として設けられる。
基材シートの裏面(基材シートの裏面にバックプリントが設けられる場合には、バックプリントの裏面)には、必要に応じて、裏面プライマー層を設けてもよい。例えば、当該化粧シートと被着材とを積層して化粧材を作製する際に効果的である。
基材シートの裏面(基材シートの裏面にバックプリントがある場合にはその裏面)には、バッカー層(耐傷性を高めたり、被着材の影響を緩和したりするための合成樹脂層)を設けてもよい。なお、上記耐傷性は特に部分的に荷重がかかった場合の凹み傷を言う。本発明の化粧シートは、バッカー層を設けることにより耐傷性などの諸性能をより高めることができる。
化粧シートの最表層側には、必要に応じてエンボス加工を施してもよい。
本発明の化粧シートの製造方法は限定的ではなく、基材シート及び電離放射線硬化型樹脂層を有し、所定の可塑剤含有量を満たす製造方法であればよいが、例えば、
(1)前記基材シートは、塩素含有樹脂及び可塑剤を含有し、
(2)前記可塑剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して10〜50質量部であり、
(3)前記基材シートに直接、又は1以上の層を形成した後に未硬化の電離放射線硬化型樹脂層を形成した後、前記未硬化の電離放射線硬化型樹脂層に電離放射線を照射することにより電離放射線硬化型樹脂層を形成する工程を有することを特徴とする製造方法により工程に製造することができる。各要件の説明については、前述の通りである。
上記化粧シートを被着材上に積層することにより、化粧材とすることができる。被着材は限定的でなく、公知の化粧材に用いられるものと同様のものを用いることができる。
実施例1
(1)厚さ100μmの白色ポリ塩化ビニル基材シート(ポリ塩化ビニル100質量部に対してポリエステル系可塑剤を25質量部、着色顔料として酸化チタン30質量部含有)の表面に、樹脂成分として塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂との混合物を含む印刷インキを用いて絵柄模様層を形成した(詳細な条件は表1に記載;以下同様)。
(2)次いで、ウレタンアクリレート系電子線硬化型樹脂をグラビアコート方式により塗工及び乾燥して未硬化の電離放射線硬化型樹脂層を形成した。
(3)次いで、酸素濃度200ppmの環境下、未硬化の電離放射線硬化型樹脂層に加速電圧150KeV、3Mradの条件で電子線を照射して電離放射線硬化型樹脂層を形成した。これにより表面保護層を形成した。
(4)電離放射線硬化型樹脂層の上からエンボス加工により深さ20μmの木目導管状の凹凸模様を形成し、エンボス加工を施した化粧シートを得た。
電離放射線硬化型樹脂層の厚みを表1に示す通りに変えた以外は、実施例1と同様の方法で化粧シートを得た。
基材シート中の顔料の含有量を表1に示す通りに変えた以外は、実施例2と同様の手法で化粧シートを得た。
基材シート中の可塑剤、安定剤又は助剤の種類を表1に示す通りに変えた以外は、実施例2と同様の手法で化粧シートを得た。
基材シート中の可塑剤の含有量を表1に示す通りに変えた以外は、実施例2と同様の手法で化粧シートを得た。
実施例及び比較例で得られた各化粧シートについて、下記の試験を行った。
ホフマンスクラッチ試験機(BYK-Gardnar製)を用いて確認した。
++;500g荷重において連続傷が認められなかった
+ ;300g荷重において連続傷が認められるが目立たないレベルであった
− ;300g荷重において連続傷が明らかに目立つレベルであった
化粧シートを常温下で180度の方向に急激に折り曲げ、その外観を評価した。
+++;折り曲げ部に特に外観的影響は認められなかった
++ ;折り曲げ部が白化はするが目立たないレベルであった
+ ;折り曲げ部に白化が確認されるが許容されるレベルであった
− ;折り曲げ部が著しく白化するか、又はシート割れが発生した
化粧シートを70℃の恒温環境下に一週間静置し、その外観を評価した。この試験は、化粧シートの製造過程における電離放射線(電子線)照射により塩素含有樹脂(ポリ塩化ビニル)に脱塩素が生じている場合には経時的に変色(黄変)が生じることから、促進試験(70℃の恒温環境下に一週間静置)により電離放射線に対する耐変色性の程度を一週間で調べることを目的としている。
++;大きな外観変化は認められなかった
+ ;軽微変色(黄変)は認められたが、実用上問題ないレベルであった
− ;著しい変色(黄変)が認められた
化粧材を70℃の恒温環境下に一週間静置し、次いで電離放射線硬化型樹脂層に室温下でセロファンテープ(ニチバン社製のセロファン粘着テープ、「セロテープ(登録商標)」25mm幅)を強く貼着させ、化粧シートの表面と45度の方向に、該セロファンテープを強制的に剥離した。それにより、化粧材の表面の状態について評価した。
+;同じ場所で5回以上セロファンテープの剥離を行ったが、電離放射線硬化型樹脂層の剥離は認められなかった
−;セロファンテープを貼着下部分の一部又は全面に剥離が認められた。
化粧シートの破断伸度(%)を下記手順で調べた。
a ;Ba/Zn系安定剤(脂肪酸バリウム塩/脂肪酸亜鉛塩)
b ;Zn系安定剤(脂肪酸亜鉛塩)
A ;エポキシ基含有アクリル樹脂、B ;ハイドロタルサイト
ポリエステル系可塑剤の重量平均分子量:1000
フタル酸ジオクチルの重量平均分子量:400
安定剤の添加量:2質量部
助剤の添加量:10質量部
2. 絵柄模様層
3. 透明性樹脂層
4. 表面保護層
5. 裏面プライマー層
6. 被着材
7. 化粧シート
8. 化粧材
Claims (6)
- 基材シート及び電離放射線硬化型樹脂層を有する化粧シートであって、
(1)前記基材シートは、塩素含有樹脂、可塑剤及び安定剤を含有し、
(2)前記可塑剤は、ポリエステル系可塑剤であり、重量平均分子量が500〜3000であり、
(3)前記可塑剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して10〜50質量部であり、
(4)前記安定剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して0.01〜10質量部であり、
(5)前記基材シートは、更に安定化助剤としてエポキシ基含有アクリル樹脂を含有し、
(6)前記化粧シートは、引張破断伸度が30%以上である、
ことを特徴とする化粧シート。 - 前記基材シートは、前記安定剤としてZn化合物とアルカリ土類金属化合物とを含有する、請求項1に記載の化粧シート。
- 前記電離放射線硬化型樹脂層は、電子線硬化型樹脂層である、請求項1又は2に記載の化粧シート。
- 前記電離放射線硬化型樹脂層は、表面保護層である、請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート
- 請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シートを被着材上に積層した化粧材。
- 基材シート及び電離放射線硬化型樹脂層を有する化粧シートの製造方法であって、
(1)前記基材シートは、塩素含有樹脂、可塑剤及び安定剤を含有し、
(2)前記可塑剤は、ポリエステル系可塑剤であり、重量平均分子量が500〜3000であり、
(3)前記可塑剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して10〜50質量部であり、
(4)前記安定剤の含有量は、前記塩素含有樹脂100質量部に対して0.01〜10質量部であり、
(5)前記基材シートは、更に安定化助剤としてエポキシ基含有アクリル樹脂を含有し、
(6)前記化粧シートは、引張破断伸度が30%以上であり、
(7)前記基材シートに直接、又は1以上の層を形成した後に未硬化の電離放射線硬化型樹脂層を形成した後、前記未硬化の電離放射線硬化型樹脂層に電離放射線を照射することにより電離放射線硬化型樹脂層を形成する工程を有することを特徴とする製造方法。
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