JP6880511B2 - 出力回路及び出力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、出力回路及び出力方法に関する。
従来、出力回路として、ベース入力トランジスタのベース・エミッタ間にPNP型トランジスタのエミッタ・コレクタを接続し、入力信号によるベース入力トランジスタがオフ状態のときにPNP型トランジスタをオン状態に駆動して所望の電流経路を構成するとともに、ベース入力トランジスタのベース蓄積電荷を、PNP型トランジスタを介して放電させるものが知られている(特許文献1参照)。この出力回路は、ベース入力トランジスタのベース蓄積電荷の放電と電流経路の構成とが、1つのPNP型トランジスタによって行われるので、それぞれの目的に合わせた回路素子を設ける場合に比較し、素子数を削減することができる。
特開昭60−213121号公報
ところで、PNP型トランジスタを備える出力回路が、PNP型トランジスタのコレクタ電流を通信信号として出力して外部装置と通信する場合、高速通信を実現するためには、PNP型トランジスタのオン状態とオフ状態とを短時間で切り替える必要がある。
一般に、PNP型トランジスタは、オフ状態になるまでのターンオフ時間が、オン状態のときにベースに蓄積された電荷量(以下、「ベース蓄積電荷量」という)に依存する、という性質を有する。
そのため、オン状態のときのPNP型トランジスタのベース蓄積電荷量が大きいと、PNP型トランジスタをオフ状態にするときにターンオフ時間が長くなってしまう、という問題があった。ターンオフ時間が長くなる結果、出力回路と外部装置との通信速度が低下し、高速通信を妨げる要因となる。
そこで、本発明は、トランジスタのターンオフ時間を短縮することのできる出力回路及び出力方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る出力回路は、通信信号を出力して外部装置と通信する出力回路であって、通信信号としてコレクタ電流を出力可能なPNP型の第1トランジスタと、第1トランジスタのベース電流を変更可能な第1電流源であって、第1トランジスタがオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流を所定の電流値に低減する第1電流源と、を備える。
この態様によれば、第1トランジスタがオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流が所定の電流値に低減される。これにより、第1トランジスタがオン状態の間、ベース電流が一定である場合と比較して、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を削減することができる。従って、第1トランジスタのターンオフ時間を短縮することができ、外部装置との通信速度の低下を抑制することができる。また、例えばハイサイドにPNP型トランジスタを備え、ローサイドにNPN型トランジスタを備えるプッシュプル構成と比較して、部品数(素子数)を削減することができ、出力回路を小型化することができる。
前述した態様において、所定の電流値は、第1トランジスタをオン状態にするときにおける前記ベース電流の電流値の1/r(rは2以上の実数)であってもよい。
この態様によれば、所定の電流値は、第1トランジスタをオン状態にするときにおける前記ベース電流の電流値の1/rである。これにより、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を削減する出力回路を容易に実現することができる。
前述した態様において、第1トランジスタのベース・エミッタ間に接続されるスイッチをさらに備え、スイッチは、第1トランジスタをオフ状態にするときに、オンになってもよい。
この態様によれば、第1トランジスタをオフ状態にするときに、スイッチがオンになる。これにより、第1トランジスタのベース・エミッタ間の抵抗によって、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を急速に放電することができる。従って、第1トランジスタのターンオフ時間をさらに短縮することができる。
前述した態様において、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第1トランジスタのベースに定電流を供給する第2電流源をさらに備えてもよい。
この態様によれば、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第1トランジスタのベースに定電流が供給される。これにより、第1トランジスタのベースに供給される逆電流によって、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を急速に放電することができる。従って、第1トランジスタのターンオフ時間をさらに短縮することができる。
前述した態様において、通信信号を出力するための信号線と基準電位線とに接続され、第1トランジスタをオフ状態にするときに、オン状態になる第2トランジスタをさらに備えてもよい。
この態様によれば、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第2トランジスタがオン状態になる。ここで、信号線及び基準電位線は、外部装置に接続されるラインであり、信号線と基準電位線との線間寄生容量が発生し得る。この線間寄生容量は、第1トランジスタがオフ状態になった後、コレクタ電位がLowレベルになる時間を遅らせる要因となる。よって、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第2トランジスタをオン状態にすることにより、信号線と基準電位線との線間寄生容量を放電することができる。従って、第1トランジスタがオフ状態になった後、コレクタ電位がLowレベルになる時間を早めることができる。
前述した態様において、信号線と基準電位線との間に定電流を流す第3電流源をさらに備えてもよい。
この態様によれば、信号線と基準電位線との間に定電流が流れる。これにより、第2トランジスタをオフ状態にしたときでも、信号線と基準電位線との間に定電流が流れるので、信号線と基準電位線との線間寄生容量を削減することができる。従って、第1トランジスタがオフ状態になった後、コレクタ電位がLowレベルになる時間を早めることができる。
前述した態様において、出力回路は、外部装置と通信するCOMモードと、外部装置に負荷電流を供給するSIOモードとを有し、SIOモードのときに、第1トランジスタは、負荷電流としてコレクタ電流を出力可能であってもよい。
この態様によれば、SIOモードのときに、第1トランジスタは、負荷電流としてコレクタ電流が出力可能である。これにより、出力回路は、COMモードのときに外部装置と通信するとともに、SIOモーとのときに高負荷の外部装置に負荷電流を供給する、2つのモードを両立させることができる。
本発明の他の態様に係る出力方法は、通信信号を出力して外部装置と通信する出力回路の出力方法であって、通信信号としてコレクタ電流を出力可能なPNP型の第1トランジスタのベース電流を変更可能な第1電流源が、第1トランジスタがオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流を所定の電流値に低減するステップを含む。
この態様によれば、第1トランジスタがオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流が所定の電流値に低減される。これにより、第1トランジスタがオン状態の間、ベース電流が一定である場合と比較して、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を削減することができる。従って、第1トランジスタのターンオフ時間を短縮することができ、外部装置との通信速度の低下を抑制することができる。また、例えばハイサイドにPNP型トランジスタを備え、ローサイドにNPN型トランジスタを備えるプッシュプル構成と比較して、部品数(素子数)を削減することができ、出力回路を小型化することができる。
前述した態様において、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第1トランジスタのベース・エミッタ間に接続されるスイッチがオンになるステップをさらに含んでもよい。
この態様によれば、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第1トランジスタのベース・エミッタ間に接続されるスイッチがオンになる。これにより、第1トランジスタのベース・エミッタ間の抵抗によって、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を急速に放電することができる。従って、第1トランジスタのターンオフ時間をさらに短縮することができる。
前述した態様において、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第2電流源が第1トランジスタのベースに定電流を供給するステップをさらに含んでもよい。
この態様によれば、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第1トランジスタのベースに定電流が供給される。これにより、第1トランジスタのベースに供給される逆電流によって、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を急速に放電することができる。従って、第1トランジスタのターンオフ時間をさらに短縮することができる。
前述した態様において、第1トランジスタをオフ状態にするときに、通信信号を出力するための信号線と基準電位線とに接続された第2トランジスタがオン状態になるステップをさらに含んでもよい。
この態様によれば、第1トランジスタをオフ状態にするときに、通信信号を出力するための信号線と基準電位線とに接続された第2トランジスタがオン状態になる。ここで、信号線及び基準電位線は、外部装置に接続されるラインであり、信号線と基準電位線との線間寄生容量が発生し得る。この線間寄生容量は、第1トランジスタのベース蓄積電荷量を放電する際に、放電時間を長くする要因となる。よって、第1トランジスタをオフ状態にするときに、第2トランジスタをオン状態にすることにより、信号線と基準電位線との線間寄生容量を放電することができる。従って、第1トランジスタのベース蓄積電荷量の放電時間を短縮することができる。
前述した態様において、第3電流源が、信号線と基準電位線との間に定電流を流すステップをさらに含んでもよい。
この態様によれば、信号線と基準電位線との間に定電流が流れる。これにより、第2トランジスタをオフ状態にしたときでも、信号線と基準電位線との間に定電流が流れるので、信号線と基準電位線との線間寄生容量を削減することができる。従って、第1トランジスタのベース蓄積電荷量の放電時間を短縮することができる。
本発明によれば、トランジスタのターンオフ時間を短縮することのできる出力回路及び出力方法を提供することができる。
図1は、実施形態に係る出力回路の構成を例示する回路図である。 図2は、出力回路のCOMモードの概略動作を例示するフローチャートである。 図3は、第1トランジスタをオン状態にするときの動作を例示する回路図である。 図4は、第1トランジスタのベース電流を低減するときの動作を例示する回路図である。 図5は、第1トランジスタをオフ状態にするときの動作を例示する回路図である。 図6は、従来の出力回路の動作を例示するタイミングチャートである。 図7は、実施形態に係る出力回路の動作を例示するタイミングチャートである。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
[構成例]
まず、図1を参照しつつ、本実施形態に係る出力回路の構成の一例について説明する。同図は、実施形態に係る出力回路100の構成を例示する回路図である。
図1に示すように、センサデバイスSDは、入出力インターフェースとして出力回路100を備える。出力回路100は、通信信号を出力して外部デバイスEDと通信するためのものである。出力回路100は、センサ、アクチュエータ等のフィールド機器の通信規格であるIO−Linkに従い、通信を行う。
IO−Linkは、データ(情報)のデジタル通信を行うCOMモードと、オン/オフ(2値情報)のデジタル通信を行うSIOモードとを有する。COMモードは、例えば、外部デバイスEDとしてマスタ機器に接続され、センサデバイスSDのデータを外部デバイスEDに送信する場合に使用される。また、COMモードでは、COM1:4.8k[bps]、COM2:38.4k[bps]、COM1:230.4k[bps]、の3つの通信速度が規定されている。一方、SIOモードは、例えば、外部デバイスEDとして別のデバイス機器に接続され、外部デバイスEDに負荷電流を供給する場合に使用される。
センサデバイスSDは、電源線L1、信号線L2、及び基準電位線L3を介して外部デバイスEDに接続される。IO−Linkの規定では、これら3つのラインは、最大20メートルまで延長することができる。
以下の説明では、明記する場合を除き、出力回路100がセンサデバイスSDの出力インターフェースとして機能する(役割を果たす)例を説明するがこれに限定されるものではない。出力回路100は、センサデバイスSDの入力インターフェースとして機能する(役割を果たす)こともできる。この場合、信号線L2を介して外部デバイスEDから出力回路100に信号が入力される。
出力回路100は、第1トランジスタ10と、第1電流源20と、スイッチ30と、第1抵抗器31と、第2電流源40と、第2トランジスタ50と、第3電流源60と、コンパレータ71と、第1ダイオード72と、第2ダイオード73と、第3ダイオード74と、第4ダイオード75と、コンデンサ81と、第2抵抗器82と、を備える。
第1トランジスタ10は、COMモードのときに、出力回路100の通信信号としてコレクタ電流を出力可能に構成されている。また、SIOモードのときに、出力回路100が供給する負荷電流としてコレクタ電流を出力可能に構成されている。これにより、出力回路100は、COMモードのときに外部デバイスEDと通信するとともに、SIOモーとのときに高負荷の外部デバイスEDに負荷電流を供給する、2つのモードを両立させることができる。
具体的には、第1トランジスタ10は、PNP型のバイポーラトランジスタであり、スイッチ機能及び電流増幅機能を有する。第1トランジスタ10のエミッタは、第1抵抗器31を介して電源線L1に接続されている。第1抵抗器31は、接続する負荷が短絡したときに第1抵抗器31に流れる過電流を電圧で検知し、過電流によって第1トランジスタ10が破壊されるのを防止するためのものである。一方、第1トランジスタ10のコレクタは、信号線L2に接続されている。これにより、第1トランジスタ10は、信号線L2を介してコレクタ電流が外部デバイスEDに出力することができる。すなわち、出力回路100は、第1トランジスタ10を用いるオープンコレクタ方式の出力回路である。
ここで、PNP型トランジスタである第1トランジスタ10は、オン状態のときにベース・エミッタ間にベース蓄積電荷量が蓄積される。そして、第1トランジスタ10は、オフ状態になるまでのターンオフ時間がベース蓄積電荷量に依存するという性質を有する。
第1電流源20は、第1トランジスタ10のベース電流を変更可能に構成されている。具体的には、第1電流源20は、第1トランジスタ10のベースと基準電位線L3との間に接続されている。第1電流源20は、センサデバイスSDの制御部(図示省略)から入力される制御信号に基づいて、作動する。また、詳細は後述するが、第1電流源20は、第1トランジスタ10がオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流を所定の電流値に低減する。
この所定の電流値は、第1トランジスタ10をオン状態にするときにおけるベース電流の電流値の1/r(rは2以上の実数)である。
スイッチ30は、一端が第1トランジスタ10のベースに、他端が第2ダイオード73を介して電源線L1に接続されている。これにより、スイッチ30は、第1抵抗器31を介して、第1トランジスタ10のベース・エミッタ間に接続される。スイッチ30は、センサデバイスSDの制御部から入力される制御信号に基づいて、オン又はオフに切り替わる。また、詳細は後述するが、スイッチ30は、第1トランジスタ10をオフ状態にするときに、オンになる。
第2電流源40は、第1トランジスタ10のベースに定電流を供給可能に構成されている。具体的には、第2電流源40は、第1トランジスタ10のベースと第2ダイオード73を介する電源線L1との間に接続されている。第2電流源40は、センサデバイスSDの制御部から入力される制御信号に基づいて、第1トランジスタ10のベースに定電流の供給を開始し、又は供給を停止する。また、詳細は後述するが、第2電流源40は、第1トランジスタ10をオフ状態にするときに、第1トランジスタ10のベースに定電流に供給する。
第2トランジスタ50は、図1に示す例では、Nチャネル型のMOSFET(Metal−Oxide−Semicdonductor Field−Effect Transistor)である。第2トランジスタ50は、ドレインが第1ダイオード72を介して信号線L2に接続され、ソースが第2抵抗器82を介して基準電位線L3に接続されている。第2トランジスタ50のゲートには、センサデバイスSDの制御部から制御信号が入力され、当該制御信号の電圧に基づいて、オン状態又はオフ状態に切り替わる。また、詳細は後述するが、第2トランジスタ50は、第1トランジスタをオフ状態にするときに、オン状態になる。
前述したように、信号線L2及び基準電位線L3は、外部デバイスEDに接続されるラインであり、当該ラインは最大で20メートルに達する。そのため、信号線L2と基準電位線L3との間に、線間寄生容量PCが存在する。センサデバイスSDの内部寄生容量が最大1[nF]であるのに対し、線間寄生容量PCは最大3[nF]である。そのため、線間寄生容量PCは、全体の寄生容量において支配的であって、無視できない容量である。この線間寄生容量PCは、第1トランジスタ10がオフ状態になった後、コレクタ電位がLowレベルになる時間を遅らせる要因となる。
第3電流源60は、信号線L2と基準電位線L3との間に定電流を流すように構成されている。具体的には、第3電流源60は、信号線L2から基準電位線L3に流れ込む定電流を流す。
コンパレータ71は、信号線L2を介して外部デバイスEDから入力される受信信号(受信データ)を検出するように構成されている。具体的には、コンパレータ71に非反転入力端子に信号線L2が接続されており、反転入力端子に基準電圧源が接続されている。信号線L2を介して入力される受信信号の電圧値が、基準電圧源の電圧値より大きい場合、コンパレータ71は、相対的に高い電圧値(以下、「Hレベル」という)の検出信号を出力する。一方、信号線L2を介して入力される受信信号の電圧値が、基準電圧源の電圧値以下である場合、コンパレータ71は、相対的に低い電圧値(以下、「Lレベル」という)の検出信号を出力する。
第1ダイオード72は、信号線L2に過電圧が入力されるのを保護するためのものである。第2ダイオード73は、電源線L1への接続を間違えたときに電流が流れないようにするため(逆接続保護用)のものである。第3ダイオード74は、電源線L1と基準電位線L3との間に発生するノイズを吸収するため(サージ電流の入力から保護するため)のものである。第4ダイオード75は、電源線L1と信号線L2との間に発生するノイズを吸収するため(サージ電流の入力から保護するため)のものである。なお、第3ダイオード74及び第4ダイオード75は、一般的にツェナーダイオードが用いられる。
コンデンサ81及び第2抵抗器82は、積分回路を構成する。コンデンサ81は、電源電圧を平滑化するためのものであり、電源線L1と基準電位線L3とに接続される。
[動作例]
次に、図2から図7を参照しつつ、本実施形態に係る出力回路の動作の一例について説明する。図2は、出力回路100のCOMモードの概略動作を例示するフローチャートである。図2は、出力回路100のCOMモードの概略動作を例示するフローチャートである。図3は、第1トランジスタ10をオン状態にするときの動作を例示する回路図である。図4は、第1トランジスタ10のベース電流を低減するときの動作を例示する回路図である。図5は、第1トランジスタ10をオフ状態にするときの動作を例示する回路図である。図6は、従来の出力回路の動作を例示するタイミングチャートである。図7は、実施形態に係る出力回路100の動作を例示するタイミングチャートである。
例えば信号線L2を介して外部デバイスEDから制御信号が入力されることによって、SIOモードからCOMモードに切り替わると、センサデバイスSDは、図2に示すCOMモード処理S200を実行する。
図2に示すように、最初に、センサデバイスSDは、出力回路100からHレベルの信号を出力するか否かを判定する(S201)。センサデバイスSDは、出力回路100からHレベルの信号を出力するまで、ステップS201を繰り返す。なお、初期状態では、出力回路100は、Lレベルの信号を出力している。
ステップS201の判定の結果、出力回路100からHレベルの信号を出力する場合、センサデバイスSDは、制御信号を出力して第1電流源20を駆動し、第1トランジスタ10をオン状態にする(S202)。
図3に示すように、基準電位線L3が接地されて基準電位GNDであり、電源線L1の電位が電源電圧Vpsであるときに、第1電流源20は、入力された制御信号Sc1に基づいて起動し、第1トランジスタ10のベース電流を吸い込む。すなわち、実線矢印で示すようなシンク電流Isinkが流れる。シンク電流Isinkが流れると、第1トランジスタ10のベースの電位が低下し、その結果、ベース・エミッタ間の電圧Vbeが所定値より大きくなったときに第1トランジスタ10がオン状態になる。これにより、信号線L2を介して第1トランジスタ10のコレクタ電流を出力することができ、出力回路100からHレベルの信号が出力される。
図2の説明に戻ると、次に、センサデバイスSDは、電源線L1及び基準電位線L3間に電源電圧を印加したまま、第1電流源20に制御信号を出力し、第1電流源20はベース電流を所定の電流値に低減する(S203)。
図4に示すように、第1電流源20は、入力された制御信号Sc2に基づいて、ベース電流を所定の電流値に低減する。すなわち、破線矢印で示すようなシンク電流Isink’が流れる。ここで、ステップS202においてベース電流が流れ始めた状態で、第1トランジスタ10は、ベース電流の電流値に関係なく、ベース・エミッタ間の電圧Vbeが一定又はほぼ一定になる。これにより、第1トランジスタ10のオン状態になった後、第1電流源20がベース電流を所定の電流値に低減しても、第1トランジスタ10のオン状態が維持される。
図2の説明に戻ると、次に、センサデバイスSDは、出力回路100からLレベルの信号を出力するか否かを判定する(S204)。センサデバイスSDは、出力回路100からLレベルの信号を出力するまで、ステップS201を繰り返す。すなわち、センサデバイスSDは、出力回路100からLレベルの信号を出力するまで、Hレベルの信号を出力する。
ステップS204の判定の結果、出力回路100からLレベルの信号を出力する場合、センサデバイスSDは、制御信号を出力して第1電流源20を停止させ、第1トランジスタ10をオフ状態にする(S205)。
次に、センサデバイスSDは、制御信号を出力してスイッチ30をオンにする(S206)。なお、センサデバイスSDは、ステップS206の後、所定時間経過後に、制御信号を出力してスイッチ30をオフにする。
次に、センサデバイスSDは、制御信号を出力して第2電流源40を駆動し、第1トランジスタ10のベースに定電流を供給する(S207)。
次に、センサデバイスSDは、制御信号を出力して第2トランジスタ50をオン状態にする(S208)。なお、センサデバイスSDは、ステップS208の後、所定時間経過後に、制御信号を出力して第2トランジスタ50をオフ状態にする。
ステップS208の後、センサデバイスSDは、再びステップS201に戻り、例えばCOMモードからSIOモードに切り替わるまで、ステップS201からステップS208を繰り返す。
本実施形態では、説明の都合上、ステップS205からステップS208までを順番に行う例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、各ステップS205〜S208の順番は変更してもよい。また、各ステップS205〜S208は、同時に(同じタイミングで)行うことが好ましい。
図5に示すように、第1電流源20は、入力された制御信号Sc3に基づいて、停止する。すなわち、図4に示したシンク電流Isink’は流れなくなる。シンク電流Isink’が流れないと、第1トランジスタ10のベースの電位が上昇し、その結果、ベース・エミッタ間の電圧Vbeが所定値以下になったときに第1トランジスタ10がオフ状態になる。これにより、第1トランジスタ10のコレクタ電流が流れなくなるので、出力回路100からLレベルの信号が出力される。
ここで、比較のために従来の出力回路の動作を説明する。図6に示すように、時刻t1において、第1トランジスタをオン状態にするために、第1電流源が起動して例えば4[mA]の電流を流し、第1トランジスタのベース電流を吸い込む。そのため、第1トランジスタのベース電流は、−4[mA]になる。第1電流源は、時刻t3において第1トランジスタをオフ状態にするまでに間、4[mA]の電流を流すので、第1トランジスタのベース電流は−4[mA]のままである。そして、時刻t3において、第1トランジスタをオフ状態にするために、第1電流源が停止し、その電流値は0[mA]になる。
しかし、第1トランジスタが実際にオフ状態になるまでに、遅延、つまり、ターンオフ時間が発生する。PNP型のトランジスタでは、このターンオフ時間が、オン状態のときにベースに蓄積されたベース蓄積電荷量に依存するという性質を有する。図6に示す例では、時刻t3において第1トランジスタをオフ状態にしようとしてから、実際に第1トランジスタが実際にオフ状態になる時刻t4’までの間の遅延が発生し、時刻t3と時刻t4’との間がターンオフ時間Ttoff’である。
これに対し、本実施形態に係る出力回路100は、図7に示すように、時刻t1において、第1トランジスタ10をオン状態にするために、第1電流源20が起動して例えば4[mA]の電流を流し、第1トランジスタ10のベース電流を吸い込む。そのため、第1トランジスタのベース電流は、−4[mA]になる。そして、時刻t2において、第1電流源20はベース電流を所定の電流値、例えば−0.8[mA]に低減する。この所定の電流値は、第1トランジスタ10をオン状態にするときにおけるベース電流の電流値−4[mA]の1/5である。第1電流源20は、時刻t3において第1トランジスタ10をオフ状態にするまでに間、0.8[mA]の電流を流し、第1トランジスタ10のベース電流を−0.8[mA]に維持する。そして、時刻t3において、第1トランジスタ10をオフ状態にするために、第1電流源20が停止し、その電流値は0[mA]になる。図7に示す例では、時刻t3において第1トランジスタ10をオフ状態にしようとしてから、実際に第1トランジスタ10が実際にオフ状態になる時刻t4までの間の遅延が発生し、時刻t3と時刻t4との間がターンオフ時間Ttoffである。このターンオフ時間Ttoffは、図6に示したターンオフ時間Ttoff’より短くなっている(ターンオフ時間Ttoff<ターンオフ時間Ttoff’)。
このように、第1トランジスタ10がオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流を所定の電流値に低減することにより、第1トランジスタ10がオン状態の間、ベース電流が一定である場合と比較して、第1トランジスタ10のベース蓄積電荷量を削減することができる。従って、第1トランジスタ10のターンオフ時間Ttoffを短縮することができ、外部デバイスEDとの通信速度の低下を抑制することができる。また、例えばハイサイドにPNP型トランジスタを備え、ローサイドにNPN型トランジスタを備えるプッシュプル構成と比較して、部品数(素子数)を削減することができ、出力回路100を小型化することができる。
第1電流源20が低減するベース電流の所定の電流値は、第1トランジスタ10をオン状態にするときにおけるベース電流の電流値の1/r(rは2以上の実数)である。これにより、第1トランジスタ10のベース蓄積電荷量を削減する出力回路100を容易に実現することができる。
図5の説明に戻ると、スイッチ30は、入力された制御信号Sc4に基づいて、オンになる。このとき、実線矢印で示すような放電電流Idis1が流れる。これにより、第1トランジスタ10のベース・エミッタ間の第1抵抗器31等の抵抗によって、第1トランジスタ10のベース蓄積電荷量を急速に放電することができる。従って、第1トランジスタ10のターンオフ時間Ttoffをさらに短縮することができる。
これと同時に、第2電流源40は、入力された制御信号Sc5に基づいて、第1トランジスタ10のベースに定電流を流す。このとき、実線矢印で示すような逆電流Irevが流れる。これにより、第1トランジスタ10のベースに供給される逆電流によって、第1トランジスタ10のベース蓄積電荷量を急速に放電することができる。従って、第1トランジスタ10のターンオフ時間Ttoffをさらに短縮することができる。
また、第2トランジスタ50は、例えばゲートに入力された制御信号Sc6に基づいて、オン状態になる。このとき、実線矢印で示すような放電電流Idis2が流れる。これにより、信号線L2と基準電位線L3との線間寄生容量PCを放電することができる。従って、第1トランジスタ10がオフ状態になった後、コレクタ電位がLowレベルになる時間を早めることができる。
図7に示すように、第3電流源60は、第1トランジスタ10のオン状態又はオフ状態に関わらず、信号線L2と基準電位線L3との間に定電流を流している。これにより、例えば時刻t5において第2トランジスタ50をオフ状態にしたときでも、信号線L2と基準電位線L3との間に定電流が流れるので、信号線L2と基準電位線L3との線間寄生容量PCを削減することができる。従って、第1トランジスタ10がオフ状態になった後、コレクタ電位がLowレベルになる時間を早めることができる。
本実施形態では、第1電流源20が、第1トランジスタ10をオン状態にするときにおけるベース電流の電流値の1/5に低減する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、SIOモードにおいて、出力回路100が外部デバイスEDに2倍の負荷電流を供給する場合、第1電流源20が、第1トランジスタ10をオン状態にするときにおけるベース電流の電流値の1/10に低減すれば、前述した例と同様に、第1トランジスタ10のベース蓄積電荷量を削減することができ、第1トランジスタ10のターンオフ時間Ttoffを短縮することができる。
以上のように、本実施形態では、第1トランジスタ10がオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流が所定の電流値に低減される。これにより、第1トランジスタ10がオン状態の間、ベース電流が一定である場合と比較して、第1トランジスタ10のベース蓄積電荷量を削減することができる。従って、第1トランジスタ10のターンオフ時間Ttoffを短縮することができ、外部デバイスEDとの通信速度の低下を抑制することができる。また、例えばハイサイドにPNP型トランジスタを備え、ローサイドにNPN型トランジスタを備えるプッシュプル構成と比較して、部品数(素子数)を削減することができ、出力回路100を小型化することができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
(附記)
1.通信信号を出力して外部デバイスEDと通信する出力回路100であって、
通信信号としてコレクタ電流を出力可能なPNP型の第1トランジスタ10と、
第1トランジスタ10のベース電流を変更可能な第1電流源20であって、第1トランジスタ10がオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流を所定の電流値に低減する第1電流源20と、を備える、
出力回路100。
8.通信信号を出力して外部デバイスEDと通信する出力回路100の出力方法であって、
通信信号としてコレクタ電流を出力可能なPNP型の第1トランジスタ10のベース電流を変更可能な第1電流源20が、第1トランジスタ10がオン状態になった後、オフ状態にするまで間、ベース電流を所定の電流値に低減するステップを含む、
出力方法。
10…第1トランジスタ、20…第1電流源、30…スイッチ、31…第1抵抗器、40…第2電流源、50…第2トランジスタ、60…第3電流源、71…コンパレータ、72…第1ダイオード、73…第2ダイオード、74…第3ダイオード、75…第4ダイオード、81…コンデンサ、82…第2抵抗器、100…出力回路、ED…外部デバイス、GND…基準電位、Idis1,Idis2…放電電流、Irev…逆電流、Isink,Isink’ …シンク電流、L1…電源線、L2…信号線、L3…基準電位線、PC…線間寄生容量、S200…COMモード処理、Sc1,Sc2,Sc3,Sc4,Sc5,Sc6…制御信号、SD…センサデバイス、t1,t2,t3,t4,t4’,t5…時刻、Ttoff,Ttoff’ …ターンオフ時間、Vbe…ベース・エミッタ間電圧、Vps…電源電圧

Claims (10)

  1. 通信信号を出力して外部装置と通信する出力回路であって、
    前記通信信号としてコレクタ電流を出力可能なPNP型の第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのベース電流を変更可能な第1電流源であって、前記第1トランジスタがオン状態になった後、オフ状態にするまで間、前記ベース電流を所定の電流値に低減する第1電流源と、
    前記通信信号を出力するための信号線と基準電位線とに接続され、前記第1トランジスタをオフ状態にするときに、オン状態になる第2トランジスタと、を備える、
    出力回路。
  2. 前記所定の電流値は、前記第1トランジスタをオン状態にするときにおける前記ベース電流の電流値の1/r(rは2以上の実数)である、
    請求項1に記載の出力回路。
  3. 前記第1トランジスタのベース・エミッタ間に接続されるスイッチをさらに備え、
    前記スイッチは、前記第1トランジスタをオフ状態にするときに、オンになる、
    請求項1又は2に記載の出力回路。
  4. 前記第1トランジスタをオフ状態にするときに、前記第1トランジスタのベースに定電流を供給する第2電流源をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の出力回路。
  5. 前記信号線と前記基準電位線との間に定電流を流す第3電流源をさらに備える、
    請求項に記載の出力回路。
  6. 前記出力回路は、前記外部装置と通信するCOMモードと、前記外部装置に負荷電流を供給するSIOモードとを有し、
    前記SIOモードのときに、前記第1トランジスタは、前記負荷電流として前記コレクタ電流を出力可能である、
    請求項1からのいずれか一項に記載の出力回路。
  7. 通信信号を出力して外部装置と通信する出力回路の出力方法であって、
    前記通信信号としてコレクタ電流を出力可能なPNP型の第1トランジスタのベース電流を変更可能な第1電流源が、前記第1トランジスタがオン状態になった後、オフ状態にするまで間、前記ベース電流を所定の電流値に低減するステップと、
    前記第1トランジスタをオフ状態にするときに、前記通信信号を出力するための信号線と基準電位線とに接続された第2トランジスタがオン状態になるステップと、を含む、
    出力方法。
  8. 前記第1トランジスタをオフ状態にするときに、前記第1トランジスタのベース・エミッタ間に接続されるスイッチがオンになるステップをさらに含む、
    請求項に記載の出力方法。
  9. 前記第1トランジスタをオフ状態にするときに、第2電流源が前記第1トランジスタのベースに定電流を供給するステップをさらに含む、
    請求項又はに記載の出力方法。
  10. 第3電流源が、前記信号線と前記基準電位線との間に定電流を流すステップをさらに含む、
    請求項に記載の出力方法。
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