JP2989439B2 - コンクリ−ト型枠のシール構造、及びこれを構成するパッキング - Google Patents

コンクリ−ト型枠のシール構造、及びこれを構成するパッキング

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JP2989439B2
JP2989439B2 JP5202906A JP20290693A JP2989439B2 JP 2989439 B2 JP2989439 B2 JP 2989439B2 JP 5202906 A JP5202906 A JP 5202906A JP 20290693 A JP20290693 A JP 20290693A JP 2989439 B2 JP2989439 B2 JP 2989439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリ−トブロック
などのコンクリ−ト二次製品を成型するための金型から
成る型枠のシール構造、及びこれを構成するパッキング
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記した型枠の従来のシール構造は、図
14に示されるように、一組のコンクリ−ト型枠21,
22の相対向する面の一方に断面方形状のパッキング挿
入溝23を形成し、この挿入溝23にゴム製のパッキン
グ24を挿入して、接着剤によって該挿入溝23の内周
面に該パッキング24を接着したものであった。そし
て、この挿入溝23にパッキング24を挿入した状態に
おいて、その上端部が僅かに型枠21の対向面から突出
していて、一組の型枠21,22の締付け力によってパ
ッキング24を圧縮変形させ、これにより一組の型枠2
1,22の対向面の間のシールを図っていた。
【0003】使用時においては、このパッキング24に
固化前のコンクリ−トCが付着し、型枠21,22を分
離させる際に、付着したコンクリ−トCによってパッキ
ング24が挿入溝23から抜け出ないようにするため
に、該挿入溝23の深さを深くしたり、強固な接着剤に
より該パッキング24を挿入溝23の内周面に接着した
りする必要があった。また、このパッキング24の部分
には、油が使用されていて、この油によってパッキング
24がおかされてしまう。よって、パッキング24が油
によっておかされたり、コンクリ−トの付着などによっ
て一部が欠損されたりした場合には、この部分から固化
前のコンクリ−トが漏れてしまうために、パッキング2
4を交換する必要がある。しかし、上記したように、こ
のパッキング24は、深いパッキング挿入溝23に接着
剤により強固に接着されているために、欠損部などを有
するに至ったパッキング24の取外し作業は、極めて面
倒であった。このため、僅かの欠損の場合には、そのま
ま継続して使用されているのが実情である。このような
状態の型枠を使用してコンクリ−ト二次製品を成型する
と、パッキングの欠損部から固化前のコンクリ−トが流
出して、成型された製品の見栄えが悪くなって、その商
品価値を低下せしめ、これを避けるためには、成型後に
おいて、製品の一部を修復する必要があって、そのため
のコストがかかるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した実
情に鑑み、一組の型枠の対向面の一方に設けられたパッ
キング挿入溝に対するパッキングの脱着を簡単に行える
ようなコンクリ−ト型枠のシール構造の提供を課題とし
てなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、本体部の上端部にこれよりも広幅のシール
部が設けられ、該本体部の下端部の両側に一対の係合リ
ップ部が設けられ、該本体部の下端面に、前記シール部
の上面に作用するコンクリート型枠の締付け力によって
弾性変形可能な変形部が設けられた構造のパッキングを
使用して、一組のコンクリ−ト型枠の各対向面の間をシ
ールするための構造であって、前記一組のコンクリ−ト
型枠のいずれか一方の対向面に、開口側の狭幅部に接続
して広幅部が設けられて、両者の接続部に一組のアンダ
ーカット部が相対向して形成されたパッキング挿入溝を
形成し、前記パッキングを前記パッキング挿入溝に挿入
して、その一対の係合リップ部を該パッキング挿入溝の
各アンダーカット部に係合させて、基準値以下の抜取り
力では該パッキング挿入溝から該パッキングが抜き取ら
れないようになっていると共に、該パッキング挿入溝の
狭幅部にパッキングのシール部が隙間なく嵌合され、型
枠の締付け力によって、パッキングの変形部が弾性変形
して、その反力により該シール部の上面が他方の型枠の
対向面に弾接するように構成したことを特徴としてい
る。
【0006】
【発明の作用】パッキング挿入溝の狭幅部にパッキング
を押し込むと、一対の係合リップ部が折れ曲がった状態
で該狭幅部を通過して、この一対の係合リップ部が原形
状に復元すると、パッキング挿入溝のアンダーカット部
に係合して、基準値以下の抜取り力が作用しても抜き取
られない状態となると共に、そのシール部がパッキング
挿入溝の狭幅部に隙間なく嵌合されて、パッキング挿入
溝にパッキングが挿入される。そして、使用時におい
て、一組の型枠に締付け力を作用させると、この締付け
力によってパッキングの下端部の変形部が弾性変形し
て、その反力によってシール部の上面が相手方の型枠の
対向面に弾接して、一組の型枠の対向面がシールされる
と共に、型枠を分離させる際においても、そのシール部
に固化前のコンクリ−トが付着している程度の小さな力
では、パッキング挿入溝からパッキングが抜き取られる
ことはない。また、一部の欠損などの原因によって、パ
ッキングの交換を行う場合は、このパッキングを大きな
力で無造作に引き抜くと、一対の係合リップ部と挿入溝
のアンダーカット部との係合が外れて、パッキングは、
その挿入溝から容易に抜き取られる。このように、パッ
キング挿入溝に対するパッキングの抜け止めは、接着剤
などを使用せずに、パッキングを構成する一対の係合リ
ップ部と、挿入溝のアンダーカット部との係合のみによ
っているので、その抜き取りを容易に、しかも確実に行
える。
【0007】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。図1は、本発明に係るパッキングP1 を、型枠
Maのパッキング挿入溝Gに挿入する前の状態の斜視図
であり、図2は、同じく断面図であり、図3は、型枠M
aのパッキング挿入溝GにパッキングP1 を挿入してい
る途中の断面図であり、図4は、挿入後における断面図
であり、図5は、シール状態における断面図である。図
1及び図2に示されるように、一組の金型から成る型枠
Ma,Mbは、成型時においては互いに密着して、この
密着部がシールされる構造になっている。即ち、一方の
型枠Maの対向面には、機械加工をした金属板を溶接し
て形成されたパッキング挿入溝Gが形成されている。こ
のパッキング挿入溝Gは、開口側の狭幅部1に広幅部2
が接続して設けられて、両者の間にそれぞれアンダーカ
ット部3が相対向して形成されている。一方、パッキン
グP1 は、長尺状であって、その全体が同一種類のゴム
で成形されており、本体部4の上端部に、これよりも広
幅のシール部5が設けられ、この本体部4の下端部の両
側に一対の係合リップ部6が斜上方に向けて左右対称に
設けられ、更にこの本体部4の下端面に弾性変形可能な
変形部7が対称に設けられた構成である。この変形部7
は、中空部が設けられて管状に成形されており、これに
より係合リップ部6を除く他の部分よりも変形し易くな
っている。
【0008】そして、一方の型枠Maに設けられたパッ
キング挿入溝GにパッキングP1 を挿入するには、図3
に示されるように、その変形部7をパッキング挿入溝G
に対向させた状態にして、パッキングP1 をパッキング
挿入溝Gの狭幅部1に押し込むと、一対の係合リップ部
6は、折れ曲がった状態となって該狭幅部1を通過して
広幅部2に達すると、原形状に復元して、その一対の係
合リップ部6がパッキング挿入溝Gの各アンダーカット
部3に引っ掛かって係合すると共に、そのシール部5が
パッキング挿入溝Gの狭幅部1に隙間なく嵌合される
(図4)。この状態では、パッキングP1 のシール部5
は、型枠Maの対向面8から僅かに(2〜3mm程度)突
出している。このように、パッキングP1 をパッキング
挿入溝Gに挿入すると、これを構成する一対の係合リッ
プ部6がパッキング挿入溝Gの各アンダーカット部3に
係合するために、基準値以下の小さな抜取り力が作用し
ても、パッキングP1 はパッキング挿入溝Gから抜け出
ない。
【0009】一組の型枠Ma,Mbを使用をして、コン
クリ−ト二次製品を成型するには、コンクリ−トCを流
入させた後に各型枠Ma,Mbを密着させて、両者の間
に所定の締付け力を作用させて行われる。各型枠Ma,
Mbを密着させて締付け力を作用させると、図5に示さ
れるように、その締付け力によってパッキングP1 の全
体に型枠Maの対向面8に対して垂直な荷重が作用し、
これによりパッキングP1 の最も変形され易い部分であ
る下端部の変形部7が弾性変形され、その反力によっ
て、パッキングP1 のシール部5の上面が他方の型枠M
bの対向面9に弾接して、各型枠Ma,Mbの密着部が
シールされる。そして、製品を成型する毎に型枠Ma,
Mbを分離させて、製品を取り出すのであるが、成型当
初において、固化前のコンクリ−トCが型枠Ma,Mb
の各対向面8,9の隙間に侵入して、パッキングP1
付着して固化し、このため型枠の分離時において、パッ
キングP1 に対してこれを抜き取ろうとする力が作用す
る。しかし、このコンクリ−トCの付着に起因するパッ
キングP1 に対する抜取り力は小さく、しかもパッキン
グP1 を構成する各係合リップ部6がパッキング挿入溝
Gの各アンダーカット部3に係合しているために、型枠
の分離時においてこのパッキングP1 が抜き取られるこ
とはない。また、加工誤差などによって、パッキング挿
入溝Gの全体深さ、或いはそのアンダーカット部3の深
さ方向の位置にばらつきがあっても、パッキングP1
変形部7がこのばらつきを吸収するので、パッキング挿
入溝Gの全長にわたって確実にシールされる。
【0010】一方、多数回の使用によって、パッキング
1 に一部欠損などが生じた場合には、これを交換する
必要がある。この場合には、パッキング挿入溝Gに挿入
されているパッキングP1 を大きな力で無造作に引き抜
くと、一対の係合リップ部6と、パッキング挿入溝Gの
各アンダーカット部3との係合が解かれて、パッキング
1 は、その挿入溝Gから容易に抜き取られる。このよ
うに、パッキング挿入溝Gに対するパッキングP1 の抜
け止めは、接着剤などを一切使用せずに、パッキングP
1 を構成する一対の係合リップ部6と、パッキング挿入
溝Gのアンダーカット部3との係合のみによっているの
で、その抜き取りを容易に、しかも確実に行える。
【0011】また、図6ないし図9に、本発明に係る別
のパッキングP2 と、これを使用した型枠のシール部分
が示されている。このパッキングP2 は、上記パッキン
グP1 とほぼ同一構成であるが、本体部4の下端面に設
けられた変形部7’の構成のみが異なる。即ち、このパ
ッキングP2 においては、変形部7’は、二股の脚状に
成形されて、そのシール部5に型枠Ma,Mbの締付け
力が作用すると、変形部7’である二股の脚状の部分が
弾性変形して開く構造になっている。一対の係合リップ
部6によるパッキングP2 の抜止め作用を含めて、他の
パッキングとしてのシール作用は、上記と同様である。
【0012】更に、図10ないし図13に、本発明に係
る更に別のパッキングP3 と、これを使用した型枠のシ
ール部分が示されている。このパッキングP3 も、上記
した各パッキングP1,2 とほぼ同一構成であるが、同
じく本体部4の下端面に設けられた変形部7”の構成の
みが異なる。パッキングP3 は、その変形部7”のみが
他の部分よりも硬度の低い軟質ゴムで成形されており、
これによって弾性変形可能な構造にしてあり、パッキン
グ挿入溝Gに挿入されたパッキングP3 に型枠Ma,M
bの締付け力が作用すると、変形部7”が弾性変形し、
これによりシール部5が相手方の型枠Mbの対向面9に
弾接して、型枠Ma,Mbの密着部がシールされる。
【0013】また、いずれのパッキングP1 〜P3 にお
いても、そのシール部5が油を含んで膨潤する場合に
は、パッキング挿入溝G内において膨潤可能であるの
で、従来のパッキングのように挿入溝Gの外部に大きく
膨潤して突出しない。このため、パッキングとしての寿
命が長くなる。更に、上記のいずれのパッキングP1
3 においても、型枠の締付け力が作用しても、その本
体部4は殆ど変形しないために、この本体部4にワイヤ
ーを挿入しておくと、パッキング挿入溝Gからのパッキ
ングP1 〜P3 の抜き取りが一層容易となる。
【0014】
【発明の効果】本発明に係るコンクリ−ト型枠のシール
構造は、本体部の上端部にこれよりも広幅のシール部が
設けられ、該本体部の下端部の両側に一対の係合リップ
部が設けられ、該本体部の下端面に、前記シール部の上
面に作用するコンクリート型枠の締付け力によって弾性
変形可能な変形部が設けられた構造のパッキングを使用
して、一組のコンクリート型枠の各対向面の間をシール
するものであって、前記一組のコンクリ−ト型枠のいず
れか一方の対向面に、開口側の狭幅部に接続して広幅部
が設けられて、両者の接続部に一組のアンダーカット部
が相対向して形成されたパッキング挿入溝を形成し、該
パッキングを前記パッキング挿入溝に挿入して、その一
対の係合リップ部を該挿入溝の各アンダーカット部に係
合させて、基準値以下の抜取り力では該挿入溝から該パ
ッキングが抜き取られないようになっていると共に、該
挿入溝の狭幅部にパッキングのシール部が隙間なく嵌合
され、型枠の締付け力によって、パッキングの変形部が
弾性変形して、その反力により該シール部の上面が他方
の型枠の対向面に弾接するように構成されているので、
接着剤などを一切使用せずに、パッキングを構成する一
対の係合リップ部と、パッキング挿入溝のアンダーカッ
ト部との係合のみによって、パッキング挿入溝にパッキ
ングを小さな抜取り力では抜き取られないようにして、
パッキング挿入溝にパッキングを簡単に挿入できると同
時に、一部の欠損等によって、パッキングの交換を行う
場合には、このパッキングを大きな力で無造作に引き抜
くと、一対の係合リップ部と挿入溝のアンダーカット部
との係合が外れて、パッキングは、その挿入溝から容易
に抜き取られる。このように、本発明によれば、一組の
型枠の対向面の一方に設けられたパッキング挿入溝に対
するパッキングの挿入、及びその抜取りを簡単に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパッキングP1 を、型枠Maのパ
ッキング挿入溝Gに挿入する前の状態の斜視図である。
【図2】同じく断面図である。
【図3】型枠Maのパッキング挿入溝GにパッキングP
1 を挿入している途中の断面図である。
【図4】型枠Maのパッキング挿入溝GにパッキングP
1 が挿入された状態の断面図である。
【図5】パッキングP1 によって一組の型枠Ma,Mb
の各対向面の間がシールされた状態の断面図である。
【図6】本発明に係る別のパッキングP2 の斜視図であ
る。
【図7】型枠Maのパッキング挿入溝GにパッキングP
2 を挿入している途中の断面図である。
【図8】型枠Maのパッキング挿入溝GにパッキングP
2 が挿入された状態の断面図である。
【図9】パッキングP2 によって一組の型枠Ma,Mb
の各対向面の間がシールされた状態の断面図である。
【図10】本発明に係る更に別のパッキングP3 の斜視
図である。
【図11】型枠Maのパッキング挿入溝Gにパッキング
3 を挿入している途中の断面図である。
【図12】型枠Maのパッキング挿入溝Gにパッキング
3 が挿入された状態の断面図である。
【図13】パッキングP3 によって一組の型枠Ma,M
bの各対向面の間がシールされた状態の断面図である。
【図14】コンクリ−ト型枠の従来のシール構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
G:パッキング挿入溝 Ma,Mb:コンクリ−ト型枠 P1 〜P3 :パッキング 1:パッキング挿入溝の狭幅部 2:パッキング挿入溝の広幅部 3:パッキング挿入溝のアンダーカット部 4:パッキングの本体部 5:パッキングのシール部 6:パッキングの係合リップ部 7 ,7',7":パッキングの変形部 8,9:コンクリ−ト型枠の対向面

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の上端部にこれよりも広幅のシー
    ル部が設けられ、該本体部の下端部の両側に一対の係合
    リップ部が設けられ、該本体部の下端面に、前記シール
    部の上面に作用するコンクリート型枠の締付け力によっ
    て弾性変形可能な変形部が設けられた構造のパッキング
    使用して、一組のコンクリ−ト型枠の各対向面の間を
    シールするための構造であって、前記一対のコンクリート型枠のいずれか一方の対向面
    に、 開口側の狭幅部に接続して広幅部が設けられて、両
    者の接続部に一組のアンダーカット部が相対向して形成
    されたパッキング挿入溝を形成し、前記 パッキングを前記パッキング挿入溝に挿入して、そ
    の一対の係合リップ部を該パッキング挿入溝の各アンダ
    ーカット部に係合させて、基準値以下の抜取り力では該
    パッキング挿入溝から該パッキングが抜き取られないよ
    うになっていると共に、該パッキング挿入溝の狭幅部に
    パッキングのシール部が隙間なく嵌合され、型枠の締付
    け力によって、パッキングの変形部が弾性変形して、そ
    の反力により該シール部の上面が他方の型枠の対向面に
    弾接するように構成したことを特徴とするコンクリ−ト
    型枠のシール構造。
  2. 【請求項2】 開口側の狭幅部に接続して広幅部が設け
    られて、両者の接続部に一組のアンダーカット部が相対
    向して形成されたパッキング挿入溝が、一組のコンクリ
    −ト型枠の相対向する面の一方に形成され、該パッキン
    グ挿入溝に抜取り可能に挿入される弾性材から成る長尺
    状のパッキングであって、本体部と、該本体部よりも広
    幅であってその上端部に設けられて、前記パッキング挿
    入溝の狭幅部に隙間なく嵌合されるシール部と、該本体
    部の下端部の両側に対称に設けられて、前記アンダーカ
    ット部に係合される一対の係合リップ部と、該本体部の
    下端面に設けられて、該シール部の上面に作用する型枠
    の締付け力によって変形可能な変形部と、から成ること
    を特徴とするコンクリ−ト型枠のシール構造を構成する
    パッキング。
  3. 【請求項3】 中空部が設けられて管状となった変形部
    を有することを特徴とする請求項2に記載のコンクリ−
    ト型枠のシール構造を構成するパッキング。
  4. 【請求項4】 二股脚状の変形部を有することを特徴と
    する請求項2に記載のコンクリ−ト型枠のシール構造を
    構成するパッキング。
  5. 【請求項5】 変形部が他の部分よりも軟質のゴムで成
    形されていることを特徴とする請求項2に記載のコンク
    リ−ト型枠のシール構造を構成するパッキング。
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