JP6863316B2 - 印刷装置 - Google Patents

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    • B41J29/12Guards, shields or dust excluders
    • B41J29/13Cases or covers

Description

本発明は、サーマルヘッドを用いて印刷を行う印刷装置に関する。
サーマルヘッドの加熱によりインクリボンのインクを印刷媒体に転写して印刷を行う印刷装置が知られている。インクリボンは、印刷媒体に重ねられた状態でプラテンローラによりサーマルヘッドに押し付けられる。特許文献1は、プラテンロール、ヘッド開閉板、記録ヘッド、固定軸、及び矯正支持部材を備えたプリンタを開示する。プラテンロールは、プラテンロール軸を介してフレームに支持される。矯正支持部材は、プラテンロール軸に回転可能に支持される。ヘッド開閉板は揺動可能であり、記録ヘッド、固定軸を支持する。記録ヘッドがプラテンロールに対向する位置までヘッド開閉板が揺動した状態で、固定軸は、記録ヘッドに対してプラテンロール側と反対側に配置される。例えば、この状態で使用者が矯正支持部材を回転させる操作を行った場合、矯正支持部材に設けられた切欠き部分は固定軸に嵌合する。これにより、記録ヘッドとプラテンロールとの位置関係が矯正される。
特開平6−286263号公報
上記プリンタを印刷可能な状態とするために、使用者は、ヘッド開閉板を揺動させて記録ヘッドをプラテンローラに対向させ、次いで、矯正支持部材を回転させて切欠き部を固定軸に嵌合させる必要がある。つまり、使用者は、プリンタを印刷可能な状態とするために複数操作を行う必要があり、操作が煩雑であるという問題点がある。
本発明の目的は、印刷可能な状態とするための操作を簡易に行うことができる印刷装置を提供することである。
本発明に係る印刷装置は、印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドと、前記印刷媒体を前記サーマルヘッド側に押し付けることが可能なプラテンローラとを有する印刷装置であって、前記サーマルヘッドを支持するヘッドホルダと、前記プラテンローラを支持するプラテンホルダであって、前記印刷媒体への印刷時における搬送方向と直交する第1方向に延びる支持軸を中心として前記プラテンローラを回転可能に支持し、且つ、前記第1方向と直交し且つ前記搬送方向と交差する第2方向に移動可能なプラテンホルダと、前記プラテンホルダ又は前記プラテンローラに移動可能に支持され、前記ヘッドホルダに係脱可能な係合部材と、前記プラテンホルダ及び前記係合部材を移動させる移動機構であって、前記プラテンホルダを、前記プラテンローラが前記ヘッドホルダから離隔した退避位置と、前記プラテンローラにより前記印刷媒体を前記サーマルヘッドに押し付ける押圧位置との間に亙って前記第2方向に移動させ、且つ、前記プラテンホルダが前記退避位置から前記押圧位置に移動したことに応じ、前記係合部材を、前記ヘッドホルダから離隔して前記ヘッドホルダに係合しない解除位置から、前記ヘッドホルダに近接して前記ヘッドホルダに係合した係合位置に移動させる移動機構とを備え、前記係合部材は、前記プラテンホルダ又は前記プラテンローラに揺動可能に支持される支持部と、前記ヘッドホルダに設けられた係合突起に係合可能な係合爪とを備え、前記係合部材の揺動中心線は前記第1方向に延び、前記支持軸の中心線と同一線上にあることを特徴とする。
印刷装置の移動機構は、プラテンホルダが退避位置から押圧位置に移動したことに応じ、係合部材を解除位置から係合位置に移動させる。つまり、プラテンホルダが押圧位置に位置するときには、係合部材がヘッドホルダに係合しているので、印刷装置は、サーマルヘッドに対するプラテンローラの位置を安定化できる。また、印刷装置の移動機構は、プラテンホルダと係合部材の両方を移動させるので、使用者は、印刷装置を印刷可能な状態とするための操作を簡易に行うことができる。
蓋部1Bを閉塞状態とした印刷装置1の斜視図である。 蓋部1Bを開放状態とした印刷装置1、及びカセット9の斜視図である。 機枠2(第1機枠部2A及び第2機枠部2B)、ヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、係合部材5、及び移動機構6を右斜め後側から見た斜視図である。 機枠2(第1機枠部2A)、ヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、係合部材5、及び移動機構6を右斜め後側から見た斜視図である。 機枠2(第1機枠部2A)、ヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、係合部材5、及び移動機構6を右斜め前側から見た斜視図である。 機枠2(第1機枠部2A及び第2機枠部2B)、ヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、係合部材5、及び移動機構6を左斜め後側から見た斜視図である。 駆動機構7を下側から見た図である。 機枠2(第1機枠部2A及び第2機枠部2B)、ヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、係合部材5、及び移動機構6を上側から見た図である。
本発明の一実施形態における印刷装置1について、図面を参照して説明する。図1に示す印刷装置1は、熱転写式のサーマルプリンタである。印刷装置1は、後述するサーマルヘッド3B(図5(a)参照)によりインクリボンを加熱してインクを印刷媒体(本実施形態では、ラミネートテープM(図2参照))に転写することで印刷を行う。図2に示すように、印刷装置1は、収容部16にカセット9を装着した状態で使用される。以下の説明では、図1の左下側、右上側、左上側、右下側、上側、下側を、それぞれ、印刷装置1の前側、後側、左側、右側、上側、下側と定義する。印刷装置1に装着された状態のカセット9を想定し、印刷装置1の各方向の定義をカセット9にも適用する。
<印刷装置1の概要>
図1に示すように、印刷装置1は、直方体状の筐体10を備える。筐体10は、本体カバー1A及び蓋部1Bを有する。本体カバー1Aの上面前部には、文字列等を入力するためのキーボード11が設けられる。キーボード11は、電源スイッチ、用途キー、カーソルキー等を含む。本体カバー1Aの右面には、後述の印刷済みテープを本体カバー1Aの外部に排出するための排出口13が設けられる。図2に示すように、本体カバー1Aの上面後部に開口が形成される。本体カバー1Aの開口の下側に、後述するカセット9を収容する収容部16が形成される。本体カバー1Aは、後端部において蓋部1Bを回転可能に支持する。蓋部1Bは収容部16を開閉可能である。図1は、蓋部1Bが収容部16を閉塞した状態を示す。図2は、蓋部1Bが収容部16を開放した状態を示す。図1に示すように、蓋部1Bには、各種情報を表示するディスプレイ12が設けられる。以下、収容部16を閉塞した蓋部1Bの状態を、「閉塞状態」という。収容部16を開放した蓋部1Bの状態を、「開放状態」という。蓋部1Bのうちディスプレイ12が設けられる面を「表面」といい、表面と反対側の面を「裏面」という。
図2に示すように、蓋部1Bの裏面には、蓋部1Bを閉じるときに第1レバー部材6Aを下方に押し下げる押下部17と、蓋部1Bを開放するときに第1レバー部材6Aを上方に引き上げる引上部18と、が設けられる。引上部18は、押下部17の左端に立設された立壁部19の先端右側に設けられる。押下部17と引上部18は略平行である。引上部18の左右方向の長さは、押下部17の左右方向の長さの略半分である。押下部17と引上部18との間の空間には、第1レバー部材6Aの当接部61Aが挿脱可能である。第1レバー部材6A及び当接部61Aの詳細については後述する。
<カセット9>
図2に示すように、カセット9の形状は、平面視略長方形の箱型状である。カセット9は、右側に向けてアーム状に突出するアーム部9Aを前面部に有する。アーム部9A、及び、アーム部9Aに対向する側壁部によって、平面視略U字状のヘッド開口9Bが形成される。ヘッド開口9Bには、印刷装置1の収容部16に収容された状態でヘッドホルダ3が挿入される。
カセット9は、支持部91、92、93、94を有する。以下、詳しい図示は省略するが、支持部91は、透明なラミネートテープMが巻回されたラミネートテープロールを回転可能に支持する。支持部92は、加熱前のインクリボンが巻回されたリボンロールを回転可能に支持する。支持部93は、加熱後のインクリボンを巻き取る巻取軸を回転可能に支持する。支持部94は、粘着テープが巻回された粘着テープロールを回転可能に支持する。粘着テープは、基材と、基材の両面に粘着剤を塗布した粘着層と、一方側の粘着層の表面に貼付された剥離シートと、から構成されており、剥離シート側を外側に向けてロール状に巻回される。ラミネートテープMは、印刷媒体に相当する。
粘着テープロールから繰り出される粘着テープは、粘着テープロールから前側に延び、右側に屈曲し、カセット9の右斜め前側の端部近傍から排出される方向に延びる。ラミネートテープロールから繰り出されるラミネートテープMは、ラミネートテープロールから前側に延び、右側に屈曲し、アーム部9A内を通って右側に延びる。ラミネートテープMは、アーム部9Aの右端部から外部に排出され、ヘッド開口9Bの前側を通過する。ラミネートテープMは、カセット9の右斜め前側の端部近傍で支持され、粘着テープの粘着層に前側から接触する。ラミネートテープMは、粘着テープが貼着された状態でカセット9から排出される。リボンロールから繰り出されるインクリボンは、リボンロールから右側に向けて、アーム部9A内を通って延びる。インクリボンは、アーム部9Aの右端部から外部に排出され、ヘッド開口9Bの前側を通過する。このとき、インクリボンはラミネートテープMの後側に配置され、ラミネートテープMと並走する。インクリボンは、カセット9の右斜め前側の端部近傍でラミネートテープMから離隔し、カセット9の内部に戻されて巻取軸により巻き取られる。
以下、ラミネートテープMの延びる方向のうちヘッド開口9Bの前側を通過する部分における方向であって、ラミネートテープロールから繰り出される場合のラミネートテープMの移動方向を、「ラミネートテープMの搬送方向」又は単に「搬送方向」という。搬送方向は、印刷装置1及びカセット9において右方向に対応する。搬送方向と反対方向は、印刷装置1及びカセット9において左方向に対応する。
<機枠2>
印刷装置1の収容部16に機枠2(図3参照)が設けられる。図3に示すように、機枠2は、後述するヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、係合部材5、移動機構6、駆動機構7、ローラホルダ8等を支持する。ヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、係合部材5、移動機構6、駆動機構7、ローラホルダ8は、機枠2を介して筐体10(図1参照)に支持される。機枠2は、第1機枠部2A及び第2機枠部2Bを有する。
図3に示すように、第1機枠部2Aは板状であって、上側から見た状態で左右方向に長い略長方形状であり、左方が略クランク状に屈曲した形状を有する。第1機枠部2Aの右端部近傍、且つ前後方向中央よりも後側に、排出部2Cが設けられる。排出部2Cは、本体カバー1Aの排出口13(図1、図2参照)に対して左側、且つ、後述のヘッドホルダ3及びローラホルダ8に対して右側に配置される。排出部2Cは、前後方向に対向する板体28、29を有する。板体28、29はそれぞれ屈曲し、前後方向に間隔を空けて対向する。排出部2Cは、印刷済みのラミネートテープMと粘着テープとが一体的に貼着された印刷済みテープを搬送方向に誘導し、排出口13に案内する。第1機枠部2Aは、後述するヘッドホルダ3、駆動機構7、ローラホルダ8等を支持する。
第2機枠部2Bは、第1機枠部2Aのうち左右方向中央よりも右側に設けられる。第2機枠部2Bは、それぞれ板状の前板部21及び上板部22を有する。前板部21は前後方向と直交し、第1機枠部2Aの前端部から上側に延びる。前板部21の後面に、左右方向に延びる溝部23が設けられる。後述する移動機構6の第2レバー部材6Bは、溝部23に後側から嵌る。
上板部22は、前板部21の上端部のうち右端近傍から、後側に向けて延びる。上板部22は、前後方向に延びる長孔22A、22Bを有する。長孔22A、22Bは前後方向に並ぶように配列され、上下方向に貫通する。長孔22Aの前後方向の中心線と、長孔22Bの前後方向の中心線は、同一直線上にある。長孔22Aの左右方向の幅は、長孔22Bの左右方向の幅よりも小さい。第2機枠部2Bは、後述するプラテンホルダ4、係合部材5、及び移動機構6等を支持する。
<ヘッドホルダ3>
ヘッドホルダ3は、ラミネートテープMに印刷を行うためのサーマルヘッド3B(図5(a)参照)を支持する。図3、図4に示すように、ヘッドホルダ3は、機枠2の第1機枠部2Aに固定され且つ上下方向に延びるヘッド支持部3Aを有する。図5に示すように、ヘッド支持部3Aの前側面31にサーマルヘッド3Bが設けられる。サーマルヘッド3Bは、上下方向に一直線状に配列された複数の発熱素子を有する、所謂ラインサーマルヘッドである。なお、図4、図5では、説明の都合上、第2機枠部2Bの図示を省略している。
図5に示すように、ヘッド支持部3Aの下端近傍から前側に向けて延びる下板部36が設けられる。下板部36は、サーマルヘッド3Bの下側に設けられる。下板部36は平板状であり、上側から見た状態でU字状のガイド溝36Aが前後方向に延びるように形成されている。ガイド溝36Aは、後述するプラテンホルダ4の下ホルダ部46を前後方向に移動可能に支持する。ガイド溝36Aの前後方向の中心線は、上側から見た状態で、長孔22Aと長孔22Bの前後方向の中心線と一致する。
図3に示すように、ヘッド支持部3Aの上側面32のうち右端部近傍に、上側に突出した突出部3Cが設けられる。突出部3Cは、凸部32A及び係合突起32Bを含む。凸部32Aは略直方体状を有する。係合突起32Bは、凸部32Aの後側に一体的に形成され、上側から見た状態で後側に向けて円弧状に膨出するように湾曲する。また、図7(a)に示すように、ヘッド支持部3Aの右方の下側面(第1機枠部2Aに対向する面)に、上側面32の突出部3Cと同形状の突出部3C(凸部32A及び係合突起32B)が下側に突出するよう設けられる。以下、ヘッド支持部3Aの上下両側面に設けられた2つの係合突起32Bを総称して、「一対の突起部30B」という。
<ローラホルダ8>
ローラホルダ8は、後述するサブローラ5Rとの間にラミネートテープM及び粘着テープを挟持可能な貼付ローラ8Rを支持する。図3に示すように、ローラホルダ8は、ヘッドホルダ3に対して右側に配置される。ローラホルダ8は、機枠2の第1機枠部2Aから上側に向けて延びる四角柱状の支持部81を有する。支持部81は、上端部及び下端近傍のそれぞれから前側に延びる延出部により、貼付ローラ8Rを回転可能に支持する。貼付ローラ8Rは円柱状を有する。貼付ローラ8Rの回転中心は上下方向に延びる。貼付ローラ8Rは、排出口13の板体28、29のそれぞれの左端部の左側に配置される。
<プラテンホルダ4>
プラテンホルダ4は、後述するプラテンローラ4Rを支持する。プラテンローラ4Rは、ヘッドホルダ3のサーマルヘッド3B側にラミネートテープM及びインクリボンを押し付けることが可能である。図4、図5に示すように、プラテンローラ4Rは円柱状を有する。プラテンローラ4Rの中心線4Xは、搬送方向(右方向)と直交する上下方向に延びる。プラテンローラ4Rの上下両端部から上側及び下側に向けて、円柱状の支持軸40が突出する。支持軸40の中心線は、プラテンローラ4Rの中心線4Xと一致する。
プラテンホルダ4は、プラテンローラ4Rの上側の支持軸40を回転可能に支持する上ホルダ部4Aと、プラテンローラ4Rの下側の支持軸40を回転可能に支持する下ホルダ部46と、を有する。つまり、プラテンローラ4Rは、上ホルダ部4Aと下ホルダ部46とにより、回転可能に支持される。上ホルダ部4Aは、前後方向に長い板状を有し、上下方向と直交する。上ホルダ部4Aの上面に、上側に突出するボス部41、42が設けられる。ボス部41は、円柱状を有し、上ホルダ部4Aの前端部に設けられる。ボス部42は、上ホルダ部4Aの前後方向中央よりも後側に設けられる。ボス部42は、円形の貫通孔が設けられた円筒形状を有する。ボス部42の貫通孔は、上ホルダ部4Aを上下方向に貫通し、プラテンローラ4Rの上側の支持軸40が挿通する。ボス部42は、上側から見た状態で、プラテンローラ4Rの支持軸40と同心円状をなしている。上ホルダ部4Aの後端部に、前側に向けて凹んだ凹部43が設けられる。
図3に示すように、上ホルダ部4Aのボス部41は、第2機枠部2Bの上板部22に設けられた長孔22Aに下側から挿通する。上ホルダ部4Aのボス部42は、第2機枠部2Bの上板部22に設けられた長孔22Bに下側から挿通する。上ホルダ部4Aは、長孔22A、22Bに沿ってボス部41、42が移動することに応じ、前後方向に移動可能である。図5(b)に示すように、下ホルダ部46は、円筒形状をなし、ヘッド支持部3Aに設けられた下板部36のガイド溝36Aに沿って前後方向に移動可能である。
図3(a)、図4(a)、図5(a)、図6(a)、図7(a)、図8(a)(以下、「図3(a)〜図8(a)」と言い換える。)は、それぞれ、長孔22A、22Bの前端部までボス部41、42が移動した場合におけるプラテンホルダ4の状態を示す。この場合、プラテンホルダ4に支持されたプラテンローラ4Rは、ヘッドホルダ3に対して前側に離隔する。以下、この状態におけるプラテンホルダ4の位置を、「退避位置」という。図4(a)に示すように、プラテンホルダ4が退避位置に配置された状態で、上ホルダ部4Aに設けられた凹部43は、ヘッドホルダ3の凸部32Aに対して前側に離隔する。
図3(b)、図4(b)、図5(b)、図6(b)、図7(b)、図8(b)(以下、「図3(b)〜図8(b)」と言い換える。)は、それぞれ、長孔22A、22Bの後端部までボス部41、42が移動した場合におけるプラテンホルダ4の状態を示す。この場合、プラテンホルダ4に支持されたプラテンローラ4Rは、ヘッドホルダ3のサーマルヘッド3B(図5参照)に対して前側に近接する。以下、この状態におけるプラテンホルダ4の位置を、「押圧位置」という。プラテンホルダ4が押圧位置に配置された場合、プラテンローラ4Rは、ラミネートテープM及びインクリボンをサーマルヘッド3Bに押し付けることが可能となる。又、図4(b)に示すように、プラテンホルダ4が押圧位置に配置された状態で、上ホルダ部4Aの凹部43は、ヘッドホルダ3の凸部32Aに前側から係合する。凹部43が凸部32Aに係合した状態で、凸部32Aの右端面は、凹部43の右端面、言い換えれば、凹部43のうち左側を向く面に当接する。又、凸部32Aのうち左端面は、凹部43の左端面、言い換えれば、凹部43のうち右側を向く面に当接する。
<係合部材5>
係合部材5は、プラテンホルダ4の移動に応じてヘッドホルダ3に係合する。図5に示すように、係合部材5は、支持部5A、係合爪5B、側板部5C、腕部5D、及び第2ピン56を有する。支持部5Aは、プラテンローラ4Rの上下方向両端部よりも上側及び下側にそれぞれ設けられる。即ち、支持部5Aは一対であり、それぞれ板状を有し、上下方向と直交する。一対の支持部5Aは、支持軸40が挿通する貫通孔を有する。上側の支持部5Aは、プラテンホルダ4の上ホルダ部4Aよりも下側に配置され、下側の支持部5Aは、下ホルダ部46よりも下側に配置される。上側の支持部5Aは、上ホルダ部4Aとプラテンローラ4Rとの間に上下方向から挟まれる。支持部5Aの一方側の端部に、係合爪5Bが設けられる。側板部5Cは板状を有し、一対の支持部5Aのそれぞれの他方側の端部を上下方向に繋ぐ。
プラテンローラ4Rの上側の支持軸40は、上側の支持部5Aの貫通孔を通過して上側に延び、上ホルダ部4Aのボス部42の貫通孔に挿通する。プラテンローラ4Rの下側の支持軸40は、下側の支持部5Aの貫通孔を通過して下側に延びる。図3に示すように、一対の支持部5Aは、プラテンホルダ4が退避位置と押圧位置との間で移動することに応じ、前後方向に移動可能である。
図5に示すように、一対の支持部5Aは、プラテンローラ4Rの支持軸40に対して揺動可能に支持される。これにより、係合部材5は、プラテンローラ4Rに対して揺動可能に支持される。係合部材5の揺動中心に沿って延びる線分を、「揺動中心線5X」という。揺動中心線5Xは、上下方向に延び、プラテンホルダ4の支持軸40の中心線4Xと同一直線上にある。図3(a)〜図8(a)は、それぞれ、上側から見た状態で時計回り方向に最も回転した係合部材5の状態を示す。以下、この状態における係合部材5の位置を、「解除位置」という。図3(b)〜図8(b)は、それぞれ、上側から見た状態で反時計回り方向に最も回転した係合部材5の状態を示す。以下、この状態における係合部材5の位置を、「係合位置」という。
図5(a)に示すように、係合爪5Bは、上側の支持部5Aの一方側の端部に設けられた爪部51、及び、下側の支持部5Aの一方側の端部に設けられた爪部52を有する。即ち、係合爪5Bは、一対の爪部51、52を有する。爪部51は、上下方向においてプラテンローラ4Rよりも上側に配置される。爪部52は、上下方向においてプラテンローラ4Rよりも下側に配置される。以下、爪部51、52を、「一対の爪部53」という。図3(a)〜図8(a)に示すように、プラテンホルダ4が退避位置に配置され且つ係合部材5が解除位置に配置された状態で、一対の爪部53は、一対の突起部30Bにそれぞれ係合しない。即ち、係合爪5Bは、ヘッドホルダ3から離隔し、ヘッドホルダ3の係合突起32Bに係合しない。一方、図3(b)〜図8(b)に示すように、プラテンホルダ4が押圧位置に配置され且つ係合部材5が係合位置に配置された状態で、一対の爪部53は、一対の突起部30Bにそれぞれ係合する。即ち、係合爪5Bは、ヘッドホルダ3の係合突起32Bに係合する。
図5に示すように、一対の支持部5Aは、サブローラ5Rを回転可能に支持する。サブローラ5Rは円柱状を有する。サブローラ5Rの上下両端部から外側に向けて、円柱状の支持軸50が突出する。サブローラ5Rの回転中心は、支持軸50に沿って上下方向に延びる。サブローラ5Rは、貼付ローラ8Rと平行である。図5(b)に示すように、プラテンホルダ4が押圧位置に配置され且つ係合部材5が係合位置に配置された状態で、サブローラ5Rは、プラテンローラ4Rの右側、言い換えれば、プラテンローラ4Rに対して搬送方向側に配置され、貼付ローラ8Rの前側に当接する。これにより、サブローラ5Rと貼付ローラ8Rとの間にラミネートテープM及び粘着テープが挟持され、印刷済みのラミネートテープMに粘着テープが貼着される。又、プラテンローラ4R及びサブローラ5Rが回転することに応じ、印刷済みのラミネートテープMに粘着テープが貼着された印字済みテープが、搬送方向に搬送される。一方、図5(a)に示すように、プラテンホルダ4が退避位置に配置され且つ係合部材5が解除位置に配置された状態で、サブローラ5Rは貼付ローラ8Rに対して前側に離隔する。
図5に示すように、側板部5Cの前側に腕部5Dが設けられる。図6(a)に示すように、腕部5Dは、板体55A、55B、及び第2ピン56を有する。板体55A、55Bは、側板部5Cに対して直交する方向に向けて延びる。第2ピン56は、板体55A、55Bのうち側板部5Cと反対側の先端部の間に設けられる。第2ピン56は上下方向に延び、後述する移動機構6の第2係合孔64(図5参照)に係合する。
<移動機構6>
移動機構6は、蓋部1Bの開閉に応じ、プラテンホルダ4を退避位置と押圧位置との間で移動させ、且つ、係合部材5を解除位置と係合位置との間で移動させる。図6に示すように、移動機構6は、第2機枠部2Bの前板部21の後側、且つ、ヘッドホルダ3、プラテンホルダ4、及び係合部材5よりも前側に配置される。移動機構6は、第1レバー部材6A及び第2レバー部材6Bを有する。
第1レバー部材6Aは、細長い板体61、62を有する。板体61の下端部に板体62の上端部が一体的に接続する。板体61、62は、板体61の上端部から板体62の下端部に亙って略上下方向に延びる。板体61、62の接続部分に、前後方向に貫通する貫通孔が設けられる。第2機枠部2Bの前板部21から後側に突出する軸部60は、板体61、62の貫通孔に挿通する。第1レバー部材6Aは、延伸方向の略中央部で、軸部60により第2機枠部2Bに揺動可能に支持される。図3(a)〜図8(a)は、前側から見た状態で第1レバー部材6Aが時計回り方向に最も回転した状態を示す。図3(b)〜図8(b)は、前側から見た状態で第1レバー部材6Aが反時計回り方向に最も回転した状態を示す。軸部60に装着された非図示のねじりバネは、第1レバー部材6Aを、前側から見た状態で時計回り方向に付勢する。
第1レバー部材6Aの板体61の上端部に当接部61Aが設けられる。当接部61Aは、板体61の延伸方向に対して左側に傾斜した方向に延びる。当接部61Aは、閉塞状態の蓋部1Bの押下部17に当接可能である。図5に示すように、第1レバー部材6Aの板体62の下端部の前面に、前側に突出する円柱状の第1ピン62Aが設けられる。第1ピン62Aは、後述する第2レバー部材6Bの第1係合孔63に後側から挿通する。
図5に示すように、第2レバー部材6Bは、略長方形の板状を有し、前後方向と直交する。第2レバー部材6Bの長手方向は左右方向に延びる。図3に示すように、第2レバー部材6Bは、第2機枠部2Bの前板部21の後面に設けられた溝部23に後側から嵌る。第2レバー部材6Bは、溝部23に沿って左右方向に移動可能に支持される。図3(a)〜図8(a)は、第2レバー部材6Bが左方向に最も移動した状態を示す。図3(b)〜図8(b)は、第2レバー部材6Bが右方向に最も移動した状態を示す。以下、図3(a)〜図8(a)に示す移動機構6の位置を、「非作用位置」という。図3(b)〜図8(b)に示す移動機構6の位置を、「作用位置」という。移動機構6は、非作用位置と作用位置との間で移動可能である。軸部60に装着された非図示のねじりバネは、移動機構6を非作用位置に保持するよう付勢する。
図5に示すように、第2レバー部材6Bの左端部に第1係合孔63が設けられる。第1係合孔63は、上下方向に長い長孔であり、第2レバー部材6Bを前後方向に貫通する。第1係合孔63に対して後側から前側に向けて、第1レバー部材6Aの第1ピン62Aが挿通する。これにより、第1係合孔63に第1ピン62Aが係合する。第2レバー部材6Bの右端部の後面に、後側に向けて延びる延設部62Bが設けられる。延設部62Bには、上下方向に貫通する第2係合孔64が設けられる。係合部材5の腕部5Dに設けられた第2ピン56は、第2係合孔64に挿通する。これにより、第2係合孔64に第2ピン56が係合する。
<駆動機構7>
駆動機構7は、プラテンローラ4R及びサブローラ5Rを回転駆動し、ラミネートテープM、インクリボン、及び粘着テープを搬送方向に搬送する。図3、図4に示すように、駆動機構7は、モータ7A及び複数のギヤからなるギヤ機構7Bを有する。ギヤ機構7Bは、モータ7Aの回転駆動力をプラテンローラ4R及びサブローラ5Rに伝達する。
図7に示すように、ギヤ機構7Bは、4つのギヤからなるギヤ列71、第2ギヤ72、第3ギヤ73を有する。モータ7A及びギヤ列71は、機枠2の第1機枠部2Aに設けられる。図7では、説明の都合上、第1機枠部2Aの図示を省略している。ギヤ列71は、左右方向に並ぶように配置され、隣り合うギヤは互いに噛合している。ギヤ列71の最も左側に配置されたギヤは、モータ7Aの回転軸に設けられた駆動ギヤ70に噛合する。ギヤ列71のうち最も右側に配置されたギヤを、「第1ギヤ71A」という。第2ギヤ72は、プラテンローラ4R(図5等参照)の支持軸40に接続する。第3ギヤ73は、サブローラ5R(図5等参照)の支持軸50に接続する。第2ギヤ72及び第3ギヤ73は、互いに噛合した状態を維持しつつ、プラテンホルダ4及び係合部材5の移動に応じて前後方向に移動すると共に、係合部材5の揺動に応じて揺動する。
図7(a)に示すように、プラテンホルダ4が退避位置に配置され且つ係合部材5が解除位置に配置された状態で、第2ギヤ72は、第1ギヤ71Aから離隔する。つまり、第1ギヤ71Aと第2ギヤ72は噛合せず、モータ7Aの回転駆動力はプラテンローラ4R及びサブローラ5Rに伝達されない。一方、図7(b)に示すように、プラテンホルダ4が押圧位置に配置され且つ係合部材5が係合位置に配置された状態で、第2ギヤ72は、第1ギヤ71Aに近接し、第1ギヤ71Aに噛合する。この場合、モータ7Aの回転駆動力はプラテンローラ4R及びサブローラ5Rに伝達され、プラテンローラ4R及びサブローラ5Rは回転する。
<動作説明(蓋部1Bの閉塞時)>
図2に示すように、蓋部1Bを開放状態とした場合において、移動機構6は非作用位置(図3(a)〜図8(a)参照)に配置され、第1レバー部材6Aの当接部61Aは、収容部16から上側に突出する。又、移動機構6が非作用位置に配置された場合、プラテンホルダ4は退避位置に配置され且つ係合部材5は解除位置に配置される(図3(a)〜図8(a)参照)。この状態で、図3(a)〜図8(a)に示すように、プラテンローラ4Rはヘッドホルダ3から離隔する。又、上ホルダ部4Aの凹部43はヘッドホルダ3の凸部32Aに係合せず、且つ、係合爪5Bはヘッドホルダ3の係合突起32Bに係合しない。
図8(a)に示すように、上側から見た場合において、係合部材5の揺動中心である揺動中心線5Xを通って前後方向に延びる仮想的な直線を、「第1仮想直線G1」と定義する。解除位置に配置された係合部材5を上側から見た場合において、揺動中心線5Xと係合部材5の第2ピン56の中心とを通る仮想的な直線を、「第2仮想直線G2」と定義する。係合部材5の腕部5Dは、側板部5Cから移動機構6の第2レバー部材6Bに接近する方向に向けて、第2仮想直線G2に沿って左斜め前方向に延びる。言い換えれば、腕部5Dは、前方向に対して左側に傾斜する方向に延びる。第1仮想直線G1と第2仮想直線G2との間のなす角度は、例えば約50度である。
蓋部1Bが開放状態(図2参照)から閉塞状態(図1参照)に切り替えられる過程において、蓋部1Bの押下部17が第1レバー部材6Aの当接部61Aに接触する。当接部61Aは左斜め上側に傾斜して延びているため、当接部61Aに対して左向きの押圧力が蓋部1Bから作用する。図5に示すように、第1レバー部材6Aは、軸部60を中心として、軸部60に装着された非図示のねじりバネの付勢力に抗して、当接部61Aが左方向に移動する向きに揺動する(図5(a)→図5(b))。第1レバー部材6Aの第1ピン62Aは、第1レバー部材6Aの揺動に応じて右方向(搬送方向)に移動する。第1ピン62Aの移動に応じ、第1ピン62Aに係合する第1係合孔63を介して第2レバー部材6Bに右方向の力が作用する。第2レバー部材6Bは、機枠2の第2機枠部2Bに設けられた溝部23(図3参照)に沿って右方向(搬送方向)に移動する。これにより移動機構6は、非作用位置から作用位置まで移動する(図5(a)→図5(b))。このとき、第1レバー部材6Aの当接部61Aは、左側に移動する向きに回転することにより、蓋部1Bの押下部17と引上部18の間の空間に入り込む。
第2レバー部材6Bが右方向に移動することに応じ、延設部62Bの第2係合孔64の位置は右方向(搬送方向)に移動する。第2係合孔64の移動に応じ、第2係合孔64に係合する第2ピン56も右方向に移動する。第2ピン56に接続する腕部5Dに対し、腕部5Dの延びる第2仮想直線G2に沿った右斜め後方向の力が作用する。
係合部材5は、腕部5Dに作用する力のうち右方向成分の力に応じ、揺動中心線5Xを中心として上側から見た状態で反時計回り方向に揺動する。これにより係合部材5は、解除位置から係合位置まで移動する(図5(a)→図5(b))。図8(b)に示すように、第1仮想直線G1と第2仮想直線G2とのなす角度は徐々に小さくなり、最終的に重なる。即ち、第1仮想直線G1と第2仮想直線G2とのなす角度は0度となる。
更に、係合部材5は、腕部5Dに作用する力のうち後方向成分の力に応じ、支持軸40を介してプラテンホルダ4を後方向に押す。これにより、図3、図5に示すように、上ホルダ部4Aは、上板部22の長孔22A、22Bに沿って後方向に移動し、下ホルダ部46は、ガイド溝36Aに沿って後方向に移動する。このように、プラテンホルダ4は、退避位置から押圧位置まで移動する。プラテンホルダ4に支持されたプラテンローラ4Rは、ヘッドホルダ3のサーマルヘッド3Bに後側から近接する。カセット9が収容部16に装着された状態で、プラテンローラ4Rは、サーマルヘッド3Bとの間にラミネートテープM及びインクリボンを挟持する。更に、係合部材5に支持されたサブローラ5Rは、貼付ローラ8Rに前側から近接する。カセット9が収容部16に装着された状態で、サブローラ5Rは、貼付ローラ8Rとの間にラミネートテープM及び粘着テープを挟持し、ラミネートテープMに粘着テープを貼着する。
図4に示すように、プラテンホルダ4が退避位置から押圧位置まで移動することに応じ、上ホルダ部4Aの凹部43は、ヘッドホルダ3の凸部32Aに係合する(図4(a)→図4(b))。又、図5に示すように、プラテンホルダ4の移動と同時に係合部材5が解除位置から係合位置まで移動することに応じ、係合爪5Bは、ヘッドホルダ3の係合突起32Bに右側から近接し、係合突起32Bの後端部に接触して係合する(図5(a)→図4(b))。
駆動機構7のモータ7Aが回転することにより、ギヤ機構7Bを介して回転駆動力がプラテンローラ4R及びサブローラ5Rに伝達される。プラテンローラ4Rが回転することにより、サーマルヘッド3Bとの間に挟持されたラミネートテープM及びインクリボンは搬送方向に搬送される。同時に、サーマルヘッド3Bが加熱し、インクリボンのインクがラミネートテープMに転写される。又、サブローラ5Rが回転することにより、貼付ローラ8Rとの間に挟持されたラミネートテープM及び粘着テープは搬送方向に搬送される。印刷済みのラミネートテープに粘着テープが貼着された印刷済みテープは、排出部2Cを介して排出口13より排出される。
<動作説明(蓋部1Bの開放時)>
蓋部1Bが閉塞状態(図1参照)から開放状態(図2参照)に切り替えられた場合、蓋部1Bの引上部18が、第1レバー部材6Aの当接部61Aを上方に持ち上げる。第1レバー部材6Aは、軸部60を中心に当接部61Aが右方向に移動する向きに回転する。このとき、軸部60に装着された非図示のねじりバネの付勢力は、第1レバー部材6Aの回転を援助する方向に作用する。第1レバー部材6Aの回転に応じ、第2レバー部材6Bは左方向に移動する。これにより移動機構6は、作用位置から非作用位置まで移動する(図5(b)→図5(a))。第1レバー部材6Aの当接部61Aは、蓋部1Bを開放する途中で、引上部18の右端から右側に外れる。
第2レバー部材6Bが左方向に移動することに応じ、第2係合孔64に係合する第2ピン56も左方向に移動する。係合部材5は、第2ピン56の移動に応じ、揺動中心線5Xを中心として揺動する。これにより、係合部材5は係合位置から解除位置に戻る(図5(b)→図5(a))。更に、係合部材5が係合位置から解除位置まで移動することに応じ、上ホルダ部4Aは、上板部22の長孔22A、22Bに沿って前方向に移動する。下ホルダ部46はガイド溝36Aに沿って前方向に移動する。これにより、プラテンホルダ4は押圧位置から退避位置に戻る(図5(b)→図5(a))。
<本実施形態の主たる作用、効果>
印刷装置1の移動機構6は、プラテンホルダ4が退避位置から押圧位置に移動したことに応じ、係合部材5を解除位置から係合位置に移動させる。つまり、プラテンホルダ4が押圧位置に位置するときには、係合部材5がヘッドホルダ3に係合している。このため印刷装置1は、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの位置を安定化できる。また、印刷装置1の移動機構6は、プラテンホルダ4と係合部材5の両方を移動させることができる。このため使用者は、印刷装置1を印刷可能な状態とするための操作を簡易に行うことができる。
係合部材5は、解除位置から係合位置まで揺動することにより、係合爪5Bをヘッドホルダ3の係合突起32Bに係合させる。この場合、印刷装置1は、係合部材5をヘッドホルダ3に容易に係合させ、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの位置を安定化できる。又、係合爪5Bは、係合突起32Bの後端部に後側から接触して係合する。このため、印刷装置1は、プラテンホルダ4に対してサーマルヘッド3Bから離隔する向きに力が作用した場合でも、サーマルヘッド3Bに対してプラテンローラ4Rが近接した状態を良好に維持できる。
プラテンホルダ4の支持軸40の中心線4Xと係合部材5の揺動中心線5Xとは、同一直線状に配置される。つまり、プラテンローラ4Rの回転中心(中心線4X)と、係合部材5の揺動中心(揺動中心線5X)とが同一線上にあることになる。この場合、印刷装置1は、プラテンホルダ4及び係合部材5の配置スペースを小さくすることができ、印刷装置1を小型化できる。又、係合部材5の揺動中心(揺動中心線5X)の位置をプラテンローラ4Rの回転中心(中心線4X)と一致させることにより、ヘッドホルダ3に対するプラテンローラ4Rの位置を、係合部材5によって安定的に保持できる。従って、印刷装置1は、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの位置を更に安定化できる。
係合爪5Bは、一対の爪部53を有する。一対の爪部53は、ヘッドホルダ3のヘッド支持部3Aの上下両側面に設けられた一対の突起部30Bに係合する。即ち、係合部材5は、プラテンローラ4Rに対して上下両側でヘッドホルダ3に係合する。このため印刷装置1は、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの位置を、上下方向において均等に保持することができる。このため、印刷装置1は、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの位置を精度良く安定化できる。
サブローラ5Rは、プラテンローラ4Rに対して搬送方向側で、ラミネートテープMに粘着テープを貼着して搬送する。ここで、サブローラ5Rは係合部材5により回転可能に支持される。つまり、印刷装置1は、サブローラ5Rを支持する構成として係合部材5を利用している。従って、印刷装置1は、サブローラ5Rの配置スペースを小さくすることができ、印刷装置1を小型化できる。
プラテンホルダ4が退避位置から押圧位置まで移動することに応じ、上ホルダ部4Aの凹部43は、ヘッドホルダ3の凸部32Aに前側から近接し、係合する。このため印刷装置1は、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの位置を、正規の位置に保持することができる。又、凸部32Aの右端面は、凹部43の右端面に当接し、凸部32Aのうち左端面は、凹部43の左端面に当接する。この場合、印刷装置1は、ラミネートテープMが搬送方向に搬送される過程でプラテンホルダ4に作用する搬送方向の力を、ヘッドホルダ3の凸部32Aで受けることができる。このため、印刷装置1は、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの搬送方向における位置関係を安定化できる。
移動機構6は、蓋部1Bが開放状態から閉塞状態に切り替えられることに応じ、非作用位置から作用位置に移動する。移動機構6の移動により、プラテンホルダ4は退避位置から押圧位置に移動し、且つ、係合部材5は解除位置から係合位置に移動する。この場合、印刷装置1は、蓋部1Bを閉塞させる操作に応じて、サーマルヘッド3Bに対するプラテンローラ4Rの位置を安定化させることができる。
移動機構6が非作用位置から作用位置まで移動することに応じ、係合部材5は解除位置から係合位置に移動し、且つ、プラテンホルダ4は退避位置から押圧位置に移動する。移動機構6は、第1レバー部材6Aと第2レバー部材6Bとからなる簡易な構成により、プラテンホルダ4及び係合部材5の両方を同時に移動させることができる。又、移動機構6の移動に応じ、第1仮想直線G1と第2仮想直線G2との間の角度は次第に小さくなり、最終的に0度となる。なお、移動機構6がプラテンホルダ4及び係合部材5を移動させるときに第2レバー部材6Bが受ける反力は、第2仮想直線G2に沿って作用する力のうち第1仮想直線G1と直交する方向の成分に対応する。つまり、該反力は、第1仮想直線G1と第2仮想直線G2との間の角度が小さくなるに従って弱くなる。このため、印刷装置1は、係合部材5及びプラテンホルダ4を移動させるために要する力を小さくできるので、移動機構6の構成を簡易化した場合でも、係合部材5及びプラテンホルダ4を適切に移動させることができる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。印刷装置1の印刷方式は熱転写方式に限定されず、サーマルヘッド3Bにより感熱紙を加熱して発色させる感熱方式であってもよい。プラテンホルダ4の移動可能な方向は前後方向でなくともよく、前後方向に対して傾斜した方向に移動可能であってもよい。上記において、係合部材5の一対の支持部5Aは、プラテンローラ4Rの支持軸40に対して揺動可能に支持されていた。これに対し、係合部材5の一対の支持部5Aは、プラテンホルダ4に対して揺動可能に支持されていてもよい。プラテンホルダ4の支持軸40の中心線4Xと係合部材5の揺動中心線5Xとは一致していなくてもよい。係合部材5を揺動可能に支持する支持部が、プラテンホルダ4における支持軸40の中心線4Xと異なる位置に設けられていてもよい。
ヘッドホルダ3の一対の突起部30Bに対する係合部材5の一対の爪部53の係合態様は、上記実施形態に限定されない。例えば、ヘッドホルダ3の一対の突起部30Bのそれぞれの右端部に溝部が形成されていてもよい。係合部材5の一対の爪部53は、一対の突起部30Bの溝部に対して右側から嵌合することによって、一対の突起部30Bに係合してもよい。係合部材5は、一対の爪部53の何れか一方(爪部51又は爪部52)のみ有していてもよい。ヘッドホルダ3は、一対の爪部53の何れか一方に対応する係合突起32Bのみ有していてもよい。
サブローラ5Rは、係合部材5に支持される代わりに、プラテンホルダ4に支持されていてもよい。サブローラ5Rは、プラテンホルダ4が退避位置から押圧位置に移動することに応じ、貼付ローラ8Rに前側から近接し、ラミネートテープM及び粘着テープを挟持してもよい。印刷装置1はサブローラ5Rを有していなくてもよい。例えばカセット9は、収容部16に収容された状態で貼付ローラ8Rに対向する位置に、サブローラ5Rに対応するローラを有していてもよい。
上ホルダ部4Aの凹部43がヘッドホルダ3の凸部32Aに係合した状態で、凸部32Aの右端面のみ凹部43の右端面に当接するか、又は、凸部32Aの左端面のみ凹部43の左端面に当接してもよい。プラテンホルダ4の後端部に、ヘッドホルダ3側に突出した凸部が設けられ、ヘッドホルダ3の突出部3Cの前端部に、プラテンホルダ4側と反対側に凹んだ凹部が設けられていてもよい。この場合、プラテンホルダ4が退避位置から押圧位置まで移動することに応じ、プラテンホルダ4の凸部がヘッドホルダ3の凹部に係合してもよい。
印刷装置1は、蓋部1Bが閉塞状態となる過程において、第1レバー部材6Aが蓋部1Bに接触し、移動機構6が非作用位置から作用位置に移動した。これに対し、蓋部1Bの開閉動作と移動機構6の移動とは連動していなくてもよい。例えば、第1レバー部材6Aはユーザにより手動で操作されてもよい。手動による第1レバー部材6Aの操作により、移動機構6は非作用位置と作用位置との間で移動してもよい。
カセット9は、ラミネートテープを用いるテープカセットであったが、ラミネートテープを用ないテープカセット、例えば、インクリボンにより基材テープに印刷する構成のテープカセットや、感熱式の基材テープを用いたテープカセットであってもよい。この場合、基材テープが印刷媒体に相当する。
<その他>
支持軸50は、本発明の「支持軸」の一例である。支持部5Aは、本発明の「支持部」の一例である。上下方向は、本発明の「第1方向」の一例である。前後方向は、本発明の「第2方向」の一例である。
1 :印刷装置
1B :蓋部
2 :機枠
3 :ヘッドホルダ
3B :サーマルヘッド
4 :プラテンホルダ
4A :上ホルダ部
4R :プラテンローラ
4X :中心線
5 :係合部材
5A :支持部
5B :係合爪
5D :腕部
5R :サブローラ
5X :揺動中心線
6 :移動機構
16 :収容部
30B :一対の突起部
32A :凸部
32B :係合突起
40 :支持軸
43 :凹部
53 :一対の爪部
55 :腕部
56 :第2ピン
61A :当接部
62A :第1ピン
63 :第1係合孔
64 :第2係合孔
G1 :第1仮想直線
G2 :第2仮想直線

Claims (6)

  1. 印刷媒体に印刷を行うサーマルヘッドと、前記印刷媒体を前記サーマルヘッド側に押し付けることが可能なプラテンローラとを有する印刷装置であって、
    前記サーマルヘッドを支持するヘッドホルダと、
    前記プラテンローラを支持するプラテンホルダであって、
    前記印刷媒体への印刷時における搬送方向と直交する第1方向に延びる支持軸を中心として前記プラテンローラを回転可能に支持し、且つ、
    前記第1方向と直交し且つ前記搬送方向と交差する第2方向に移動可能なプラテンホルダと、
    前記プラテンホルダ又は前記プラテンローラに移動可能に支持され、前記ヘッドホルダに係脱可能な係合部材と、
    前記プラテンホルダ及び前記係合部材を移動させる移動機構であって、
    前記プラテンホルダを、前記プラテンローラが前記ヘッドホルダから離隔した退避位置と、前記プラテンローラにより前記印刷媒体を前記サーマルヘッドに押し付ける押圧位置との間に亙って前記第2方向に移動させ、且つ、
    前記プラテンホルダが前記退避位置から前記押圧位置に移動したことに応じ、前記係合部材を、前記ヘッドホルダから離隔して前記ヘッドホルダに係合しない解除位置から、前記ヘッドホルダに近接して前記ヘッドホルダに係合した係合位置に移動させる移動機構と
    を備え
    前記係合部材は、
    前記プラテンホルダ又は前記プラテンローラに揺動可能に支持される支持部と、
    前記ヘッドホルダに設けられた係合突起に係合可能な係合爪と
    を備え、
    前記係合部材の揺動中心線は前記第1方向に延び、前記支持軸の中心線と同一線上にあることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記係合爪は、
    前記プラテンローラよりも前記第1方向の一方側及び他方側にそれぞれ設けられた一対の爪部を有し、
    前記係合突起は、
    前記一対の爪部のそれぞれに係合する一対の突起部を有することを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
  3. 前記係合部材は、サブローラを回転可能に支持し、
    前記サブローラは、
    前記係合部材が前記係合位置に配置された状態で、前記プラテンローラに対して前記搬送方向側で前記印刷媒体を搬送可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記プラテンホルダは、
    前記第2方向において前記押圧位置側から前記退避位置側に向けて凹んだ凹部を有し、
    前記ヘッドホルダは、
    前記プラテンホルダが前記押圧位置に配置された状態で前記凹部に係合する凸部を有し、
    前記凹部に前記凸部が係合した状態で、前記凹部のうち前記搬送方向及び前記搬送方向と反対方向の両端部の少なくとも一方が前記凸部と当接することを特徴とする請求項1からの何れかに記載の印刷装置。
  5. 前記印刷媒体を収容するカセットを装着可能な収容部と、
    前記収容部を開放した開放状態と、前記収容部を閉塞した閉塞状態とに切り替え可能な蓋部と
    を備え、
    前記移動機構は、
    前記蓋部が前記開放状態から前記閉塞状態に切り替えられることに応じ、前記プラテンホルダを前記退避位置から前記押圧位置に移動させ、且つ、前記係合部材を前記解除位置から前記係合位置に移動させることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の印刷装置。
  6. 前記移動機構は、
    第1端部と第2端部との間に亙って略第1方向に延び、略中央部が機枠に揺動可能に支持される第1レバー部材であって、
    前記蓋部と当接する当接部が前記第1端部に設けられ、
    前記第2方向に延びる第1ピンが前記第2端部に設けられた第1レバー部材と、
    前記機枠に対し、前記搬送方向及び前記搬送方向と反対方向に移動可能に支持される第2レバー部材であって、
    前記搬送方向側と反対側に設けられ、前記第2方向に貫通し、前記第1ピンに係合する第1係合孔と、
    前記搬送方向側に設けられ、前記第1方向に延びる第2係合孔が形成される延設部とを有する第2レバー部材と、
    を有し、
    前記プラテンホルダは、前記機枠に対して前記第2方向に移動可能に支持され、
    前記係合部材は、
    前記機枠に対して揺動可能且つ前記第2方向に移動可能に支持され、
    前記支持部から、前記第2レバー部材に接近する方向に延びる腕部と、
    前記腕部の先端部に設けられ、前記第1方向に延びる第2ピンであって前記第2係合孔に係合する第2ピンと、
    を有し、
    前記蓋部が前記開放状態から前記閉塞状態に切り替えられることに応じ、
    前記第1レバー部材の前記当接部が前記蓋部により押圧され、前記第1レバー部材が揺動して前記第1ピンは前記搬送方向に移動し、
    前記第1ピンの前記搬送方向の移動により、前記第1係合孔を介して前記第2レバー部材が前記搬送方向に移動し、
    前記第2レバー部材の前記搬送方向の移動により、前記第2係合孔を介して前記係合部材の前記第2ピンが前記搬送方向に移動し、
    前記係合部材の前記第2ピンの前記搬送方向の移動により、
    前記第2方向に延びる第1仮想直線に対する、前記係合部材の揺動中心点と前記第2ピンの中心点とを通る第2仮想直線の角度が小さくなり、
    前記係合部材は前記解除位置から前記係合位置に移動し、前記プラテンホルダは前記退避位置から前記押圧位置に移動する
    ことを特徴とする請求項に記載の印刷装置。
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