JP2537904B2 - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

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JP2537904B2
JP2537904B2 JP62255423A JP25542387A JP2537904B2 JP 2537904 B2 JP2537904 B2 JP 2537904B2 JP 62255423 A JP62255423 A JP 62255423A JP 25542387 A JP25542387 A JP 25542387A JP 2537904 B2 JP2537904 B2 JP 2537904B2
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和義 宮崎
整宏 南出
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複数個の発熱抵抗体を一列に配列したサーマ
ルヘッドに記録媒体(熱転写記録されるインクを塗布し
たインクシートと記録紙、又は感熱紙)をプラテンロー
ラで押圧し記録を行う感熱記録装置に関するものであ
る。
従来の技術 一般に、複数個の発熱抵抗体を一列に配列したサーマ
ルヘッドに記録媒体をプラテンローラで押圧し記録を行
う場合、最適の記録状態を得る場合(ここからは熱転写
記録されるインクを塗布したインクシートと記録紙で説
明)、第5図に示すように、プラテンローラ1とヘッド
基板2との間の押圧力が最大となる位置、即ち両者の接
点に発熱抵抗体3がくるように取り付け、インクシート
4へはその位置で熱が伝達され、インクシート4に塗布
されたインク5が熱で記録紙6に転写されるようにする
必要がある。また、このヘッド基板2とプラテンローラ
1との間の位置合わせは、発熱抵抗体3の記録紙6の走
行方向の長さLが0.数mmにされるのが一般的であり、極
めて高い精度が要求される。
従来、このようなプラテンローラ1とヘッド基板2と
位置合わせ方法として、一般的に行われている方法は、
ヘッド基板2を前後(第5図の矢印方向)に微動させて
記録紙6に転写記録される濃度が最大となる点を見つけ
てヘッド基板2を固定していた。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の感熱記録装置においては、組み立て
の時、(1)プラテンローラ1とヘッド基板2と位置合
わせに時間がかかる、(2)転写記録される濃度が最大
となる点を目視で行う場合が多いのでバラツキが大きく
なるという欠点があった。
本発明はこのような従来の問題点を生じない感熱記録
装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 発熱抵抗体を有するヘツド基板と、記録媒体を上記発
熱抵抗体に押圧するプラテンローラと、このプラテンロ
ーラを回転自在に保持した一対の軸受と、この一対の軸
受を弾性体を介して保持し回動するフレームと、上記軸
受を上記ヘッド基板に対して略直角に導く位置決め部を
有する位置決め部材とを備え、上記フレームは開口部を
有し、上記軸受の一部は上記軸受の外形より大きい上記
開口部内に、上記フレームの回動中心に対して半径方向
に移動自在に遊嵌されていることを特徴とする感熱記録
装置。
作用 本発明は上記した構成により、フレームの開口部によ
りプラテンローラを回転自在に保持した一対の軸受をフ
レームに対して移動可能に係止ししているために、プラ
テンローラを発熱抵抗体に押圧する時、発熱抵抗体と上
記プラテンローラの相対的位置を上記軸受を介して決め
る位置決め部材に上記プラテンローラが案内され、この
プラテンローラと発熱抵抗体の位置決めが自動的になさ
れ最適な記録条件が得られる。
また上記軸受の一部は上記軸受の外形より大きい上記
開口部内に、上記フレームの回動中心に対して半径方向
に移動自在に遊嵌されているため、上記フレームが回動
し上記プラテンローラが上記発熱抵抗体から離間される
時、上記軸受が上記フレームの回動中心に対して半径方
向に移動するため、上記位置決め部材から容易に離間す
ることが出来る。
実施例 第1図は本発明の感熱記録装置の一実施例を示す側面
の略図、第2図は第1図を左から見た正面の部分図であ
り記録状態を示す。第1、2図において、10はプラテン
ローラでゴム等の弾性体で構成されている。プラテンロ
ーラ10はプラテンローラ軸11を介して一対の軸受12(図
示は一方のみ)に回転自在に保持されている。13はサー
マルヘッドでヘッド基板14に複数個の発熱抵抗体15を一
列に配列して形成することにより構成されている。16は
位置決め部材で、軸受12の外周を案内し、ヘッド基板14
に略直交するように構成された位置決め部B、Cを持
ち、プラテンローラ10とヘッド基板14の接点に発熱抵抗
体15が来るように位置決め部Bが発熱抵抗体15より距離
Aとなるように、あらかじめサーマルヘッド13に固定さ
れている(第3図)。17はサーマルヘッド13を本体18に
固定する固定金具である。19はインクシートで、記録紙
21に熱転写記録されるインク20が塗布されている。22は
開口部23で軸受12を位置自在(フレーム側板面内で)に
保持するフ7ームで、軸24で本体18に回動自在に係合さ
れている。また軸受12には突出部25が設けられフレーム
22の突出部26とで押圧ばね27を狭持している。28はフレ
ーム22を固定するツメ、で本体18回動自在に係合されて
いる。このツメ28により押圧ばね27の押圧力に抗してフ
レーム22を本体18に固定することにより、記録紙21、イ
ンクシート19を介してプラテンローラ10をサーマルヘッ
ド13に押圧する。この状態でプラテンローラ10を矢印方
向に回転させインクシート19、記録紙21を矢印方向に送
りながらサーマルヘッド13の発熱抵抗体15を記録信号に
応じて発熱させることによりインクシート19のインク20
を記録紙21に熱転写記録を行う。
第4図はツメ28からフレーム22を開放した状態を示
す。フレーム22が開放される時、まず押圧ばね27により
フレーム22はサーマルヘッド13から離れる方向に回動
し、手動でフレーム22を開放する。この時、開口部23の
底辺部29で軸受12当接しフレーム22と共に回動しプラテ
ンローラ10がサーマルヘッド13から離間される。また軸
受12が位置自在に開口部23を介してフレーム22に保持さ
れているため、軸24を中心にフレーム22が回動しても、
軸24を中心として半径が変わるように軸受12が移動する
ため、位置決め部材16の位置決め部B,Cから容易に離間
する。また第4図に示す状態から、第1図に示す状態に
して記録を行う場合、手動でフレーム22を矢印E方向に
回動する。このときフレーム22の回動に従い軸受12は位
置決め部材16のガイド部30にそって押圧ばね27の押圧力
に抗しながら確実に位置決め部材16の位置決め部B、C
に案内され位置決めされ、従って、常に最適な記録条件
を得ることができる。さらに、位置決め部材16の位置決
め部B、Cをサーマルヘッド13のヘッド基板14に略直角
に構成しているためプラテンローラ10の変形量、押圧ば
ね27の押圧力のバラツキ等があっても、プラテンローラ
10とヘッド基板14の接点が発熱抵抗体15の位置となり常
に最適な記録条件を得ることができる。
この実施例では位置決め部材16をサーマルヘッド13に
固定した場合を説明したが、例ばサーマルヘッド13を本
体18に固定する固定金具17と一体としてもよい。
また、この実施例では記録媒体として熱転写記録され
るインク20を塗布したインクシート19と記録紙21で説明
したが、記録媒体として感熱紙を用いても効果は全く同
じであることは言うまでもない。
発明の効果 ヘッド基板に複数個の発熱抵抗体を一例に配列して形
成することにより構成されたサーマルヘッドと、記録紙
を介して、熱転写記録されるインクを塗布したインクシ
ートを上記サーマルヘッドに押圧するプラテンローラ
と、このプラテンローラを回転自在に保持した一対の軸
受と、この一対の軸受を介して上記プラテンローラを係
止しこのプラテンローラを上記サーマルヘッドに押圧も
しくは離間するように回動するフレームと、上記発熱抵
抗体と上記プラテンローラの相対的位置を上記軸受を介
して決める位置決め部材とを備え、上記一対の軸受が上
記フレームに対して移動可能にしたことにより、あらか
じめ位置を設定された位置決め部材に案内されて上記プ
ラテンローラがサーマルヘッドに位置決めされるため
に、プラテンローラとヘッド基板の接点が発熱抵抗体の
位置となり常に最適な記録条件を得ることができ、また
上記フレームが回動し上記プラテンローラが上記発熱抵
抗体から離間される時、上記軸受が上記フレームの回動
中心に対して半径方向に移動するため、上記位置決め部
材から容易に離間かることが出来、その効果は多大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感熱記録装置の一実施例を示す側面
図、第2図は前記実施例の一部の正面図、第3図は記録
部の詳細な側面図、第4図は前記実施例の開放した状態
を示す側面図、第5図は従来の感熱記録装置の記録部の
側面図である。 10……プラテンローラ、12……軸受、13……サーマルヘ
ッド、14……ヘッド基板、15……発熱抵抗体、16……位
置決め部材、19……インクシート、20……インク、21…
…記録紙、22……フレーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱抵抗体を有するヘッド基板と、記録媒
    体を上記発熱抵抗体に押圧するプラテンローラと、この
    プラテンローラを回転自在に保持した一対の軸受と、こ
    の一対の軸受を弾性体を介して保持し回動するフレーム
    と、上記軸受を上記ヘッド基板に対して略直角に導く位
    置決め部を有する位置決め部材とを備え、上記フレーム
    は開口部を有し、上記軸受の一部は上記軸受の外形より
    大きい上記開口部内に、上記フレームの回動中心に対し
    て半径方向に移動自在に遊嵌されていることを特徴とす
    る感熱記録装置。
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