JP4016585B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ロール紙から引き出された記録紙に印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロール紙から引き出された記録紙に印字ヘッドにより印字を行うプリンタが知られている。一般に、このようなプリンタにおいては、プリンタの外装カバーの一部としてのロール紙カバーが、ロール紙の収容部を覆うようにして開閉可能に設けられている。そして、ロール紙を装填する際には、ロール紙カバーを開くことで、ロール紙の収容部を露出させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のプリンタにおいては、記録紙の収納部、排出口、紙経路のレイアウトによっては、その印字ヘッドを下向きに配置することが望ましい場合がある。特に、印字ヘッドにインクジェット方式を適用する場合には、このように印字ヘッドのノズル側を下向きに配置することにより、ノズル表面に付着する紙粉等の異物の量を減らすことができるという効果が得られるため、このようなレイアウトが望ましい。
【0004】
また、インクジェット方式のプリンタにおいては、印字ヘッドから吐出されたインク液滴により形成される画像の品質を保つため、ロール紙から引き出された記録紙のうち、上記印字ヘッドと対向する部分に張力を与え、記録紙と前記印字ヘッドと平行に保った状態にする必要もある。
【0005】
そして、近年、上記諸条件を満たすように構成配置をとりながらプリンタ自体を小型化することが望まれている。
【0006】
また、プリンタの操作する側からロール紙カバーを開くだけで、ロール紙の装填を可能とし、かつロール紙の装填を可能な空間を十分に確保し、装填しやすくすることも望まれている。
【0007】
本発明は、このような従来の技術の課題を解決するためになされたもので、ロール紙を装填する際、操作性がよく、しかも小型化された特にインクジェットプリンタに好適なロール紙装着機構を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた本発明は、ロール紙収容部を有するプリンタ本体に対開閉自在に設けられたロール紙カバーと、ロール紙収容部内のロール紙から所定の紙経路に沿って引き出された記録紙に印字を行う印字ヘッドと、紙経路に対し印字ヘッドと同じ側に配設された第1紙送り機構部と、紙経路を挟んで第1紙送り機構部と当接可能に設けられた第2紙送り機構部とを有し、第1及び第2紙送り機構部により印字ヘッドと対向する所定の領域の記録紙を挟むことによって当該記録紙を送りながら当該記録紙にテンションを与える紙送り機構部と、第2紙送り機構部を支持する可動支持部材であって、ロール紙カバーの開閉に伴い、第2紙送り機構部が第1紙送り機構部から離れてロール紙収容部のロール紙を収容する部位を露出ロール紙の装填を可能にする第1位置と、第2紙送り機構部が第1紙送り機構部に当接し印字ヘッドによる記録紙への印字を可能にする第2位置との間を移動可能に構成された可動支持部材とを備え、可動支持部材は、ロール紙カバーのプリンタ本体に対する第1回転支軸とは別の第3回転支軸を支点としてロール紙カバーに回動自在に支持され、可動支持部材の第3回転支軸から所定の間隔離れた部位が、所定の軌跡に沿って移動するようにプリンタ本体側に拘束されていることを特徴とするプリンタである。
【0009】
本発明によれば、ロール紙カバーを開く際、その移動に伴って可動支持部材とともに第2紙送り機構部を退避させることにより、ロール紙収容部を露出させることができ、その結果、ロール紙を装填する空間を十分に確保することができる。また、その空間部分にロール紙を投げ込むだけで、ロール紙収容部にロール紙を装填することができる。
一方、ロール紙カバーを閉じる際、その移動に伴って第2紙送り機構部を第1紙送り機構部に接近させることにより、ロール紙の先端側から緩んだ記録紙を、第1紙送り機構部と、第2紙送り機構部とで挟んで、自動的に上記記録紙を印字可能な状態におくことができる。
そして、紙送り機構部により、記録紙を送りながらこれにテンションを与えることで、印字ヘッドと対向する所定の領域の記録紙を張られた状態にする。
これにより、印字ヘッドと当該記録紙との間隔を均一にすることができる。その結果、印字ヘッドがインクジェットヘッドの場合、印字ヘッドから吐出されたインク液滴が当該記録紙に到達する距離を一定にすることができるため、当該記録紙の所期の位置にインク液滴により画像を形成することで画像の品質を保つことできる。
また、本発明の場合、例えば、可動支持部材の当該部位が、プリンタ本体側に設けられた円弧状の溝カムに沿うようにすれば、可動支持部材を所望の軌跡に沿って移動することができる。
【0010】
また、本発明は、可動支持部材の当該部位とプリンタ本体とを連結する連結部材であって、連結部材のプリンタ本体側の部位および可動支持部材側の部位がそれぞれ第2および第4回転支軸を支点として回動自在に支持された連結部材を備え、可動支持部材が、ロール紙カバー及び連結部材を含む4節リンク機構の一部として構成されていることも効果的である。
本発明によれば、可動支持部材を一定の軌跡に沿って移動することができる。
【0011】
さらに、本発明は、第1回転支軸と第3回転支軸との間隔が、第2回転支軸と第4回転支軸との間隔とほぼ同一であるとともに、第1回転支軸と第4回転支軸との間隔が、第2回転支軸と第3回転支軸との間隔とほぼ同一であることも効果的である。
本発明によれば、4節クランク機構のうち、平行クランク機構とすることで、第1紙送り機構部に対し、可動支持部材に形成された第2紙送り機構部を平行に移動することができる。これにより、第2紙送り機構部を印字可能な位置まで第1紙送り機構部に接近させたときに形成される記録紙の搬送面と、印字ヘッドとの間隔を一定に保つことが容易になる。
【0013】
また、本発明において、ロール紙収容部は、紙経路に対し第2紙送り機構部側に配置されていることも効果的である。
【0014】
本発明によれば、可動支持部材のプリンタ本体奥側の部位における可動領域と、ロール紙収容部とを接近させれば、プリンタ本体内部の無駄な空間部分を省いてプリンタ本体自体を小さくすることができ、その結果、小型化されたインクジェットプリンタを得ることができる。
【0015】
さらに、本発明において、第1紙送り機構部は、印字ヘッドに対し紙経路下流側に配設された第1送り部材と、印字ヘッドに対し紙経路上流側に配設された第2送り部材とを有、第2紙送り機構部は、第1送り部材と当接可能な第3送り部材と、第2送り部材と当接可能な第4送り部材とを有し、第2及び第4送り部材の記録紙を送る速度が、第1及び第3送り部材の記録紙を送る速度より大きくなるように構成されていることも効果的である。
【0016】
本発明によれば、紙経路上流側の第1送り部材と第3送り部材との間で挟まれた記録紙側に対し、紙経路下流側の第2送り部材と第4送り部材との間で挟まれた記録紙側を相対的に引っ張ることで、それらの間の記録紙にテンションを与えることができる。
【0017】
さらにまた、本発明において、第2送り部材を、記録紙に対し、微小な接触部分をもって接触する形状にしてもよい。また、第2送り部材を、記録紙を介して、回転駆動力を持つ第4送り部材に押圧可能に構成し第4送り部材の回転に伴って従動回転するようにしてもよい。
【0018】
本発明の場合、第2送り部材が、印字された記録紙と微小面積をもって接触するため、記録紙上のインクが第2送り部材に付着し、更にこの付着したインクが再び記録紙に付着することを防止できる。これによって、記録紙が汚れることを防ぐことができる。また、第2送り部材が従動回転することで、第2送り部材と記録紙の印字された部分との接触している部分にずれが生じないため、印字された部分を第2送り部材でこすらずに印字された画像のままの状態にすることができる。したがって、本発明によれば、画像の品質をより効果的に保つことができる。
【0019】
さらに加えて、本発明において、第3送り部材は、回転駆動力を持つ第1送り部材に対し、押圧可能に構成されているとともに、第1送り部材の回転に伴って従動回転するように構成されている一方、第1送り部材の回転駆動力が、第4送り部材に伝達されるように構成されていることも効果的である。
【0020】
例えば、第1紙送り機構部として、印字ヘッドに対し紙経路上流側に配設された第1送り部材と、印字ヘッドに対し紙経路下流側に配設された第2送り部材と、第1送り部材を駆動するモータと、第2の紙送り機構部に動力を伝達するための駆動歯車と、第1送り部材から駆動歯車に動力を伝達するベルトとを備えたものを採用し、一方、第2紙送り機構部として、第2紙送り機構部が第1紙送り機構部に接近して印字可能な位置にあるときに、第1送り部材と当接する第3送り部材と、第2送り部材と当接する第4送り部材と、駆動歯車と噛合い、動力を第4送り部材に伝達する従動歯車とを備えたものを採用することができる。この場合、第1送り部材及び第3送り部材の記録紙を送る速度が、第2送り部材及び第4送り部材の記録紙を送る速度より大きくなるようするためには、ベルトが掛け渡される、第1送り部材に接続された駆動プーリと、駆動歯車に接続された従動プーリについて、駆動プーリに比べ、前期従動プーリの回転速度が大きくなるように構成すればよい。
また、本発明によれば、第3送り部材を第1送り部材に押しつけるために、第1送り部材が、第1紙送り機構部側に固定されているのに対し、第3送り部材が、第1送り部材を押す方向に若干移動できるように第2紙送り機構部側に取り付けられている。また、同様に、第2送り部材は、第4送り部材を押す方向に若干移動できるように第1紙送り機構部側に取り付けられている。このため、第1、第2紙送り機構部の一部を構成するフレームに固定された第1送り部材、第4送り部材に関しては、特に、印字ヘッドに対する第1送り部材及び第4送り部材の位置関係を所定の条件を満たすように設定することが望ましい。このようにすれば、印字ヘッドと記録紙の搬送面と間隔を一定に保つことができる。ここで、上記所定の条件とは、例えば、印字ヘッドの基準となる平面に対し、第2送り部材及び第3送り部材を平行に保つことである。
【0027】
一方、本発明は、第1紙送り機構部と第2紙送り機構部とに挟まれる紙経路の延長線上にあって、プリンタ本体とロール紙カバーとの間に紙排出口が設けられる一方、この排出口には、紙排出口から排出される記録紙を支持するための紙支持部を有することも効果的である。
【0028】
本発明によれば、紙送り機構部とプリンタ本体との紙経路を最短にできることにより、プリンタの小型化につながる。また、紙排出口から排出された記録紙が、紙支持部に沿って送られることにより、紙排出口から直に垂れ下がって記録紙の巻きくせで再び巻回されることを防ぐこともできる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るインクジェットプリンタの実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
図1は、本実施の形態のプリンタの外観の概略を示す正面図である。図2は、同プリンタの概略構成を示す側面図である。図3は、同プリンタのロール紙カバーが開いた状態を示す斜視図である。図4(a)は、同プリンタのロール紙カバーが開いた状態における固定フレーム及び可動フレームの要部の概略構成を示す側面図であり、図4(b)は、同プリンタのロール紙カバーが閉じた状態における固定フレーム及び可動フレームの要部の概略構成を示す側面図である。図5(a)は、同プリンタのロール紙カバーが開いた状態を示す側面図であり、図5(b)は、同プリンタのロール紙カバーが閉じた状態を示す側面図である。
【0031】
図2に示すように、本実施の形態のプリンタ1は、例えば樹脂等を用いることにより略直方体形状に形成された本体ケース4を有している。この本体ケース4に、ロール紙Rを収容するためのロール紙収容部2と、ロール紙Rから所定の紙経路に沿って引き出された記録紙Sにインクジェット方式により印字を行う印字ヘッド3とを有している。
【0032】
また、プリンタ1は、詳細は以下に述べるように、ロール紙カバー6と、可動フレーム(可動支持部材)10とを含んで構成される4節リンク機構のうちの平行クランク機構を有している。
【0033】
図1又は図2に示すように、本体ケース4の正面側には、操作スイッチ等の操作部5が設けられている。そして、上記ロール紙カバー6は、例えば樹脂等を用いて略長方形板状に形成され、操作部5の近傍に配置されている。
【0034】
図2又は図3に示すように、ロール紙カバー6の内側(本体ケース4の内部側)には、例えば金属を用いて略長方形板状に形成されたカバーフレーム7が固定されている。このカバーフレーム7の長辺方向の両端部分には、カバーフレーム7のロール紙カバー6と平行な面に対して直交するように連結部8がそれぞれ折曲形成されている。
【0035】
これらの連結部8は、カバーフレーム7の短辺方向(図3に示すX方向)に所定の幅L1をもって配置されている。そして、これらの連結部8の下端部分と、本体ケース4の底部4aの前方側部分(図2の右下側部分)とが、X方向に延びる第1支軸31を介して連結されることで、ロール紙カバー6は、本体ケース4に回動自在に支持されている。
【0036】
一方、本体ケース4の底部4aの第1支軸31から本体ケース4の奥行方向(図2に示すY方向)に所定の奥行L2をもって離れた後方側部分には、X方向に延びる第2支軸32が回動自在に設けられている。この第2支軸32には、カバーフレーム7の連結部8の長手方向の長さとほぼ同一長さをもって長尺状に形成された一対の連結部材9が、回動自在に支持されている。これらの連結部材9は、X方向について、上記幅L1とほぼ同一間隔をもって配置されている。
【0037】
他方、上記可動フレーム10は、カバーフレーム7の各連結部8の上端部分と、各連結部材9の上端部分とに、それぞれ、X方向に延びる、第3支軸33と、第4支軸34とを介して連結されている。
【0038】
この可動フレーム10は、X方向に上記幅L1より若干短い長さをもつ長方形平板状の基部10aを有している。この基部10aの両端部分には、断面略コ字状になるように折り曲げられた腕側部10bが、それぞれ形成されている。これらの腕側部10bは、Y方向に上記奥行L2より若干長く形成されている。そして、可動フレーム10の各腕側部10bの前端部分は、カバーフレーム7の上端側の第3支軸33に回動自在に支持されている。一方、可動フレーム10の各腕側部10bの後端部分は、上記各連結部材9の上端側の第4支軸34に回動自在に支持されている。
【0039】
ここで、図2に示すように、第3支軸33は、カバーフレーム7の連結部8において、第1支軸31から所定の間隔L3をもって配置されている。また、本実施の形態の場合、第2支軸32と第4支軸34の間隔は、上記間隔L3と同一に設定されている。一方、第3支軸33と第4支軸34との間隔は、第1支軸31と第2支軸32との上記奥行L2と同一に設定されている。
【0040】
したがって、本実施の形態においては、カバーフレーム7と、各連結部材9とが、本体ケース4の底部4aに第1支軸31及び第2支軸32を介して拘束されるとともに、可動フレーム10が、カバーフレーム7及び各連結部材9に第3支軸33及び第4支軸34を介して拘束されるように構成されている。
【0041】
これにより、図5(b)に示すように、ロール紙カバー6が閉じられることに伴って、可動フレーム10が、後述する固定フレーム11と接近して対向する位置(以下、「閉位置」という。)に配置されるようになっている。また、図5(a)に示すように、ロール紙カバー6が開かれることに伴って、可動フレーム10が、本体ケース4の底部4aと平行状態を保ったまま、本体ケース4からはみ出した位置(以下、「開位置」という。)に配置されるようになっている。
【0042】
図2又は図3に示すように、本実施の形態の場合、上記ロール紙収容部2は、本体ケース4の底部4aの第1支軸31と第2支軸32との間に設けられている。このロール紙収容部2は、ロール紙を収容可能な略半円筒形状に形成され、その円筒中心方向の直線が第1支軸31及び第2支軸32と平行になるように配置されている。
【0043】
そして、ロール紙収容部2にロール紙を収容した場合、そのロール紙Rの高さ(図2に示すZ方向の長さ)が、閉位置に配置された可動フレーム10の高さより低くなるように設定されている。なお、ロール紙収容部2のうち、ロール紙カバー6と近接する前方側の側部には、ロール紙Rを挿入しやすくするための切欠き部2aが形成されている。
【0044】
図2又は図3に示すように、本体ケース4内の上方部分には、その底部4aから上記間隔L3より長い間隔をもって、固定フレーム11が設けられている。この固定フレーム11は、X方向及びY方向において上記可動フレーム10の外形の大きさとほぼ同一の大きさをもって、略四角形枠板形状に形成されている。
【0045】
一方、図2に示すように、固定フレーム11には、第1ローラ(第1送り部材)22と第2ローラ(第2送り部材)21とが、Y方向に所定の間隔をもって回動自在に設けられている。そして、固定フレーム11の第1ローラ22と第2ローラ21との間には、上記印字ヘッド3が設けられている。この印字ヘッド3は、インク液滴を吐出可能なノズル面3aを有し、そのノズル面3aを下方に向けて後述の所定の位置に配置されている。
【0046】
図3又は図4(a)に示すように、第1ローラ22は、その回転支軸22aが、固定フレーム11の後方側(紙経路上流側)において、X方向の直線と平行になるように配置されている。
【0047】
一方、図2又は図3に示すように、第2ローラ21は、その回転支軸21aに、薄い円板形状でその外周部分が先鋭形状に形成された円板ローラ210を複数配列されて構成されている。そして、第2ローラ21は、固定フレーム11の前方側(紙経路下流側)において、第1ローラ22の回転支軸22aに対し、上記奥行L2より小さい間隔をもって配置されている。
【0048】
また、図4(a)に示すように、第2ローラ21は、図示しないガイド部材に沿って鉛直方向に所定の範囲で移動可能に構成され、固定フレーム11に固定された圧縮コイルばね21bにより鉛直下向きに押圧されるようになっている。
【0049】
そして、本実施の形態の場合、第2ローラ21は、これに外力を作用させない状態において、第1ローラ22より若干下側に配置されるように構成されている。また、この場合、第2ローラ21と第1ローラ22とのそれぞれの最も下側におけるX方向の接線を含む平面(以下、「第1搬送側平面41」という。)が、本体ケース4の底部4aに対し、第2ローラ21側において若干下向きに傾いて形成されている。
【0050】
他方、図3に示すように、第1ローラ22の回転支軸22aの一方側(以下、「駆動側」という。)の端部には、所定の歯数をもつ駆動プーリ24が固定されている。また、固定フレーム11の前方における駆動側には、第1ローラ22の回転支軸22aに対し、第2ローラ21の回転支軸21aとの間隔とほぼ同一間隔をもってY方向にプーリ軸23aが固定されている。このプーリ軸23aには、駆動プーリ24の歯数より小さい歯数をもつ従動プーリ23が回動自在に設けられている。それらの駆動プーリ24と従動プーリ23とには、無端状の歯付きベルト25が掛けられている。一方、従動プーリ23の駆動側には、第1歯車(駆動伝達部材)23bが固定されている。
【0051】
そして、第1ローラ22の回転支軸22aに、図示しない駆動モータから回転駆動力が与えられることにより、第1ローラ22は、駆動プーリ24とともに、所定の速度で回転するようになっている。一方、従動プーリ23は、駆動プーリ24の回転駆動力が歯付きベルト25を介して伝達されることにより、第1歯車23bとともに、駆動プーリ24の回転速度より速く回転するようになっている。即ち、駆動プーリ24の径は、従動プーリ23の径に比べ小さくなるように構成されている。
【0052】
一方、図3又は図4(a)に示すように、上記可動フレーム10の両腕側部10bの前方側には、固定フレーム11側の第2ローラ21と当接可能な第4ローラ(第4送り部材)26が回動自在に設けられている。この第4ローラ26は、その回転支軸26aが、固定フレーム11側の回転支軸21a及びプーリ軸23aと平行になるように配置されている。この回転支軸26aの駆動側には、上記第1歯車23aと噛み合うことが可能な第2歯車26bが固定されている。
【0053】
他方、第4ローラ26の回転支軸26aには、平板状のプラテン27a部を有するローラ支持部材27が所定の範囲で回動自在に設けられている。このローラ支持部材27の後方側の部位には、固定フレーム11側の第1ローラ22と当接可能な第3ローラ(第3送り部材)28が回動自在に設けられている。この第3ローラ28は、その回転支軸28aと第4ローラ26の回転支軸26aとの間隔が、第2ローラ21と第1ローラ22との間隔とほぼ同一となるようにに配置されている。また、第3ローラ28は、その一部が、プラテン部27aから上方側に若干はみ出して配置されている。 一方、図4(a)に示すように、ローラ支持部材27は、第4ローラ26の回転支軸26aに設けられたねじりコイルばね28Cによって付勢されることで、回転支軸26aを中心に若干上向きに傾いて配置されている。
【0054】
なお、本例では、上記ローラ支持部材27を、第4ローラ26の回転支軸26aに回動自在に取り付けた例を説明したが、第4ローラ26の回転支軸26aの他に、ローラ支持部材27を専用に取り付けるための支軸を可動フレーム10に設けるようにしても良い。
【0055】
これにより、第4ローラ26と第3ローラ28とのそれぞれの最も上側におけるX方向の接線を含む平面(以下、「第2搬送側平面42」という。)が、可動フレーム10の基部10aに対して第3ローラ28側において若干上向きに傾いて形成されている。
【0056】
そして、図4(b)に示すように、可動フレーム10が閉位置に配置された場合、可動フレーム10側の第2歯車26bが、固定フレーム11側の第1歯車23bと噛み合う一方、第2ローラ21は、第4ローラ26によって押し上げられるようになっている。一方、第3ローラ28は、第1ローラ22によって押し下げられるようになっている。
【0057】
この場合において、固定フレーム11側の第1搬送側平面41と可動フレーム10側の第2搬送側平面42とが、ほぼ一致し、記録紙は、印字ヘッド3のノズル面3aと一定のプラテンギャップGをもって平行に配置されている。また、ローラ支持部材27のプラテン部27aは、印字ヘッド3のノズル面3aと対向配置されている。
【0058】
図2に示すように、第1搬送側平面41上にあって、閉位置に配置されたロール紙カバー6の上端部と、本体ケース4との間には、紙排出口51が形成されている。この紙排出口51の近傍には、固定刃53と可動刃54とからはさみ状に構成されたカッタ装置52が設けられている。固定刃53は、その刃先を第1搬送側平面41に近接させてロール紙カバー6に設けられている。一方、可動刃54は、その刃先が第1搬送側平面41を越えて固定刃53の刃先に対して摺動可能となるように、本体ケース4側に設けられている。
【0059】
また、詳細は図示しないが、可動フレーム10には、紙排出口51から排出される記録紙Sを案内するための排紙台55が設けられている。この排出台55は、ロール紙カバー6を開閉するための開閉解除レバー(開閉レバー)としても機能する。排紙台55は、例えば可動フレーム10側に回転支軸をもち、閉位置に配置されたロール紙カバー6側の紙排出口51から第1搬送側平面41の下側にほぼ沿って本体ケース4の外側に延びる方向に形成されている。
【0060】
また、排紙台55は、その後方側の端部において、固定フレーム11と係合可能に構成され、排紙台55を図2に示す2点鎖線の位置に移動すると、排紙台と固定フレーム11との係合が解除されるようになっている。
【0061】
さらに、排紙台55は、平行クランク機構における可動フレーム10の軌跡と異なった所定の軌跡に沿って移動するように構成され、可動フレーム10が開位置に配置されると、図5(a)に示す2点鎖線の位置に配置されるようになっている。
【0062】
かかる構成を有する本実施の形態においては、図5(a)に示すように、プリンタ1にロール紙Rを装填する際、開閉解除レバー55を上側に持ち上げて手前側(操作側)に引くことでロール紙カバー6を開く。これにより、可動フレーム10が手前側に引き出されてロール紙収容部2が露出される。そして、本体ケース4の紙排出口51側の部位と可動フレーム10との間の空間部分から、ロール紙Rを放り込むことにより、ロール紙収容部2の切欠き部2aを通過させてロール紙収容部2にロール紙Rを装填する。その後、ロール紙カバー6を閉じる。
【0063】
この場合において、図5(a)に示すように、ロール紙Rの先端側から緩んだ記録紙Sは、第4支軸34と当接する当接部分P1が到達点P2に移動するとともに、固定フレーム11側の第1ローラ22及び第2ローラ21と、可動フレーム10側の第3ローラ28及び第4ローラ26との間に挟まれる。これにより、記録紙Sは、印字ヘッド3のノズル面3aとプラテンギャップGをもって配置される。
【0064】
そして、図4(b)又は図5(b)に示すように、第1ローラ22を回転させると、駆動プーリ24及び歯付きベルト25を介して、従動プーリ23及び第1歯車23bが回転する。また、第2歯車26bが第1歯車23bと噛み合うことにより、第4ローラ26が第1ローラ22より速く回転する。
【0065】
これにより、第2ローラ21の各円板ローラ210が、圧縮コイルばね21bの付勢力により記録紙Sとほぼ点接触した状態で記録紙Sを押圧しながら、第4ローラ26の回転に伴って従動回転する。一方、第3ローラ28は、ねじりコイルばね28cの付勢力により記録紙Sを押圧しながら、第1ローラ22の回転に伴って従動回転する。
【0066】
したがって、第4ローラ26及び第2ローラ21が、第1ローラ22及び第3ローラ28より速く回転することで、これらの間にある記録紙Sに適度のテンションを与えながら記録紙Sを紙送りする。そして、上記記録紙Sは、印字ヘッド3のノズル面3aに対して常に張られた状態におかれる。
【0067】
一方、所定の印字情報に基づき、印字ヘッド3のノズル面3aからインク液滴を吐出することにより、記録紙Sの第1搬送側平面41側に印字を行う。この場合、印字ヘッド3のノズル面3aと記録紙Sとの間隔(プラテンギャップG)が均一であるため、ノズル面3aから吐出されたインク液滴は、画像を形成しようとする所期の位置に到達する。また、第2ローラ21の各円板ローラ210が印字された記録紙Sと微小面積をもって接触するため、印字された部分から各円板ローラ210にインクが転写しない。さらに、第2ローラ21が従動回転することで、その各円板ローラ210と記録紙Sの印字された部分との接触している間にずれが生じないため、印字された部分が各円板ローラ210でこすられずに印字された画像のままの状態にされる。
【0068】
その後、図5(b)に示すように、記録紙Sは、紙排出口51から排出されてからもなお、排紙台55の上面に沿って送られる。そして、カッタ装置52の可動刃54を固定刃53に摺動させることで、記録紙Sを切断する。
【0069】
以上述べたように本実施の形態によれば、可動フレーム10を平行クランク機構の一部として構成したことから、ロール紙カバー6を開く際、その移動に伴って可動フレーム10とともに第4ローラ26及び第3ローラ28を退避させることができる。これにより、ロール紙Rを装填する空間を十分に確保できるとともに、操作側から、ロール紙Rを投げ込むだけで容易にロール紙収容部2に装填することができる。
【0070】
一方、ロール紙カバー6を閉じる際、その移動に伴って可動フレーム10を固定フレーム11に向かって平行移動するようにしたことから、記録紙Sを、第2ローラ21及び第1ローラ22と、第4ローラ26及び第3ローラ28とで挟んで、自動的に記録紙Sを印字可能な状態(印字ヘッド3のノズル面3aと記録紙Sとの位置関係も含む)におくことができる。
【0071】
また、本実施の形態によれば、第1ローラ22の回転駆動力が、第1歯車23b及び第2歯車26bを介して第4ローラ26に伝達されるようにしたことから、第2ローラ21を第4ローラ26の回転に伴って従動回転するようにすることができる。
【0072】
さらに、第2ローラ21を第4ローラ26に押圧して移動させるとともに、第3ローラ28を第1ローラ22に押圧して移動させるようにしたことから、第1搬送側平面41と第2搬送側平面42とを一致させて、この搬送面と印字ヘッド3のノズル面3aとのプラテンギャップGを一定に保つことができる。
【0073】
したがって、本実施の形態によれば、印字ヘッド3のノズル面3aと対向する所定の領域の記録紙Sを、プラテンギャップGを一定に保ちながら、張られた状態にすることで、上記ノズル面3aから吐出されたインク液滴が上記記録紙Sに到達する距離を一定にすることができ、これにより画像の品質を保持することができる。
【0074】
特に、本実施の形態の場合、印字された側の記録紙Sを送るための第2ローラ21を微小面積をもって上記記録紙Sに接触させるとともに、第2ローラ21を従動回転するようにしたことからも、画像の品質をより効果的に保持することができる。
【0075】
一方、本実施の形態によれば、平行クランク機構における第4支軸34の可動領域の本体ケース4側にロール紙収容部2を配置したことから、本体ケース4内の無駄な空間を省くことができるため、小型化されたプリンタ1を得ることができる。
【0076】
また、本実施の形態によれば、排紙台55を紙排出口51から上記搬送面にほぼ沿って設けたことから、排出された記録紙Sが紙排出口51から直に垂れ下がって記録紙Sの巻きくせによって再び巻回されることを防ぐことができる。
【0077】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
【0078】
例えば、上記実施の形態においては、ばねによって第2ローラ21が第4ローラ26を付勢するように、第2ローラ21を固定フレーム11に移動可能に取り付けるとともに、第3ローラ28が第1ローラ22を付勢するように、第3ローラ28を可動フレーム10によって取り付けたが、可動フレーム10側の第4ローラ26及び第3ローラ28の双方を可動フレーム10に移動可能に取り付け、これらのローラを、固定フレーム11側に固定された第2ローラ21及び第1ローラ22に付勢するようにしてもよい。
【0079】
この場合、固定フレーム11側において、印字ヘッド3に対し、第2ローラ21及び第1ローラ22を精度よく位置決め配置できるため、プラテンギャップGをより正確に設定できるという利点がある。
【0080】
また、反対に固定フレーム11側の第2ローラ21及び第1ローラ22を、ばねによって可動フレーム10側の第4ローラ26及び第3ローラ28に付勢するようにしてもよい。
【0081】
もっとも、画像の品質を保持する観点からでは、上記実施の形態のような構成にすることが好ましい。
【0082】
さらに、上記実施の形態においては、印字ヘッドにインクジェット方式を適用したが、印字すべき記録紙を張られた状態にすることが必要なドットインパクト方式にも適用することができる。
【0083】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、ロール紙を装填する際、操作性がよく、しかも小型化されたインクジェットプリンタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のプリンタの外観の概略を示す正面図である。
【図2】同プリンタの概略構成を示す側面図である。
【図3】同プリンタのロール紙カバーが開いた状態を示す斜視図である。
【図4】(a):同プリンタのロール紙カバーが開いた状態における固定フレーム及び可動フレームの要部の概略構成を示す側面図である。
(b):同プリンタのロール紙カバーが閉じた状態における固定フレーム及び可動フレームの要部の概略構成を示す側面図である。
【図5】(a):同プリンタのロール紙カバーが開いた状態を示す側面図である。
(b):同プリンタのロール紙カバーが閉じた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 ロール紙収容部
3 印字ヘッド
6 ロール紙カバー
9 連結部材
10 可動フレーム(可動支持部材)
11 固定フレーム
21 第2ローラ(第2送り部材)
22 第1ローラ(第1送り部材)
26 第4ローラ(第4送り部材)
28 第3ローラ(第3送り部材)
51 紙排出口
55 排紙台(開閉レバー)

Claims (11)

  1. ロール紙収容部を有するプリンタ本体に対開閉自在に設けられたロール紙カバーと、
    前記ロール紙収容部内のロール紙から所定の紙経路に沿って引き出された記録紙に印字を行う印字ヘッドと、
    前記紙経路に対し前記印字ヘッドと同じ側に配設された第1紙送り機構部と、前記紙経路を挟んで前記第1紙送り機構部と当接可能に設けられた第2紙送り機構部とを有し、前記第1及び第2紙送り機構部により前記印字ヘッドと対向する所定の領域の記録紙を挟むことによって当該記録紙を送りながら当該記録紙にテンションを与える紙送り機構部と、
    前記第2紙送り機構部を支持する可動支持部材であって、前記ロール紙カバーの開閉に伴い、前記第2紙送り機構部が前記第1紙送り機構部から離れて前記ロール紙収容部のロール紙を収容する部位を露出ロール紙の装填を可能にする第1位置と、前記第2紙送り機構部が前記第1紙送り機構部に当接し前記印字ヘッドによる前記記録紙への印字を可能にする第2位置との間を移動可能に構成された可動支持部材とを備え
    前記可動支持部材は、前記ロール紙カバーの前記プリンタ本体に対する第1回転支軸とは別の第3回転支軸を支点として前記ロール紙カバーに回動自在に支持され、前記可動支持部材の前記第3回転支軸から所定の間隔離れた部位が、所定の軌跡に沿って移動するように前記プリンタ本体側に拘束されていることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記可動支持部材の前記部位と前記プリンタ本体とを連結する連結部材であって、該連結部材の前記プリンタ本体側の部位および前記可動支持部材側の部位がそれぞれ第2および第4回転支軸を支点として回動自在に支持された連結部材を備え
    前記可動支持部材が、前記ロール紙カバー及び前記連結部材を含む4節リンク機構の一部として構成されていることを特徴とする請求項記載のプリンタ。
  3. 前記第1回転支軸と前記第3回転支軸との間隔が、前記第回転支軸と前記第4回転支軸との間隔とほぼ同一であるとともに、前記第1回転支軸と前記第2回転支軸との間隔が、前記第3回転支軸と前記第4回転支軸との間隔とほぼ同一であることを特徴とする請求項記載のプリンタ。
  4. 前記ロール紙収容部は、前記紙経路に対前記第2紙送り機構部側に配置されていることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  5. 前記第1紙送り機構部は、前記印字ヘッドに対し紙経路上流側に配設された第1送り部材と、前記印字ヘッドに対し紙経路下流側に配設された第2送り部材とを有
    前記第2紙送り機構部は、前記第1送り部材と当接可能な第3送り部材と、前記第2送り部材と当接可能な第4送り部材とを有し、
    前記第2及び第4送り部材の記録紙を送る速度が、前記1及び第3送り部材の記録紙を送る速度より大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項記載のプリンタ。
  6. 前記第2送り部材は、前記記録紙に対し、微小な接触部分をもって押圧可能に構成されているとともに、前記第4送り部材の回転に伴って従動回転するように構成されていることを特徴とする請求項記載のプリンタ。
  7. 前記第3送り部材は、前記第1送り部材に対し押圧可能に構成されているとともに、前記第1送り部材の回転に伴って従動回転するように構成されている一方、前記第1送り部材の回転駆動力が、前記第4送り部材に伝達されるように構成されていることを特徴とする請求項記載のプリンタ。
  8. 前記プリンタ本体と前記ロール紙カバーとの間に設けられた紙排出口、前記紙排出口から排出される記録紙を支持するための紙支持部を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のプリンタ。
  9. 前記印字ヘッドが、インクジェット方式により記録紙に印字を行うインクジェットヘッドであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載のプリンタ。
  10. 前記第1紙送り機構部は、
    前記第1送り部材を駆動するモータと、
    前記第2の紙送り機構部に動力を伝達するための駆動歯車と、
    前記第1送り部材から前記駆動歯車に動力を伝達するベルトとを備え、
    前記第2紙送り機構部は、
    前記駆動歯車と噛合い、動力を前記第4送り部材に伝達する従動歯車を備えていることを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
  11. 前記第1送り部材に接続された駆動プーリと、前記駆動歯車に接続された従動プーリとを有し、前記ベルトは、前記駆動プーリと前記従動プーリの間に掛け渡され、前記駆動プーリに比べ前記従動プーリの回転速度が大きくなるように構成されていることを特徴とする請求項10記載のプリンタ。
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