JP6832074B2 - 建物の排水構造及び建物 - Google Patents

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Description

本発明は、屋外側の外床と屋内側の内床との高さが略同じになる建物の開口部に沿って設けられた建物の排水構造、及びそれを備えた建物に関するものである。
特許文献1に開示されているように、近年ではバリアフリー化が住宅にも浸透してきて、屋外側の外床と屋内側の内床との高さが略同じになる建物が増えてきた。
このようなバリアフリーの住宅においては、屋外側と屋内側の床間に大きな段差を設けることができないため、屋外から屋内に雨水等が流れ込まないようにするための排水装置が開口部周辺に必要となる。
特許文献1−3には、開口部の屋外側に打設されるコンクリートを窪みのある形状に成形して、その窪みに排水装置又は排水溝ユニットを配置する構造が開示されている。
特開平9−242442号公報 特開平10−102558号公報 特開2002−294857号公報
しかしながら、コンクリートを成形したり地面を掘削したりして開口部の屋外側に窪みを設ける場合は、現地での作業が多くなり、短期間での施工が難しくなる。また、排水装置だけでなく、その周辺の防水構造が重要であり、その施工に手間がかかる。
そこで、本発明は、建物の屋外に面した開口部に沿って簡単に設けることができて、高い防水性を確保することが可能な建物の排水構造及び建物を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の建物の排水構造は、屋外側の外床と屋内側の内床との高さが略同じになる建物の開口部に沿って設けられた建物の排水構造であって、前記外床を支持させる外支持部と前記開口部を支持させる内支持部との間に形成された溝部と、前記外床上に敷設されているとともに前記溝部の底面を覆って前記内支持部側の側面の少なくとも下部まで延出された防水シートと、前記溝部の上面に配置されたグレーチング部材とを備えたことを特徴とする。
ここで、前記グレーチング部材は、前記溝部の両側面に固定された受け部材によって支持された構成とすることができる。また、前記外支持部及び前記内支持部は、前記外床及び前記内床をそれぞれ支持させる梁材である構成とすることができる。
さらに、前記外支持部と前記溝部と前記内支持部とは、同一基礎面上に配置されている構成とすることができる。また、前記外床と前記グレーチング部材の上面は略同じ高さであるとともに、前記開口部の開閉部材の下端面の位置は前記グレーチング部材の上面より高い位置に形成されており、かつ前記開口部の屋内側には前記開閉部材が引っ掛かる段差が形成されている構成とすることができる。
そして、前記外支持部及び内支持部は、梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの下側の梁材によって形成されている構成とすることができる。
また、建物の発明は、上記いずれかに記載の建物の排水構造を備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明の建物の排水構造は、外床を支持させる外支持部と開口部を支持させる内支持部との間に溝部が形成され、外床上に敷設された防水シートが、溝部の底面を覆って内支持部側の側面の少なくとも下部まで延出されている。
このため、コンクリートを成形する等して開口部の屋外側に窪みを設ける必要がなく、上方に突出された外支持部と内支持部との間に、外床に敷設された防水シートを利用して簡単に防水性の高い建物の排水構造を設けることができる。
また、溝部の両側面に固定された受け部材によってグレーチング部材を支持させる構成であれば、外床とグレーチング部材の上面とが平坦に繋がる開閉自在な流入口を溝部の上面に設けることができる。
さらに、外支持部及び内支持部が外床及び内床をそれぞれ支持させる梁材であれば、基礎面に間隔を置いて配置するだけで、容易に溝部を形成することができる。また、外支持部と溝部と内支持部とが同一基礎面上に配置される構成であれば、基礎スラブ上に簡単に設けることができる。
さらに、外床とグレーチング部材の上面を略同じ高さとして開口部の開閉部材の下端面の位置をグレーチング部材の上面より高い位置に形成する構成であれば、僅かな段差を設けるだけで、歩行しやすくかつ屋内側への水の浸入を防ぐことが可能な構造にすることができる。
そしてこのような建物の排水構造は、建物ユニットを離し置きしたり、建物ユニットの下側の梁材の一部を切断して簡単な加工をしたりすることで、容易に構築することができる。
本実施の形態の建物の排水構造の構成を示した断面図である。 建物の開口部周辺の概略構成を説明する斜視図である。 建物ユニットの構成を説明する斜視図である。 本実施の形態のユニット建物の1階部分の概略構成を示した説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の建物の排水構造の構成を説明するための断面図で、図2は、その概略構成を説明する斜視図である。
本実施の形態では、建物として図4に示したようなユニット建物10を例に説明する。この図4は、ユニット建物10の1階部分の概略構成を示した斜視図である。
まず、ユニット建物10の構成から説明すると、このようなユニット建物10は、工場で製作される複数の建物ユニット2,・・・及びエントランスユニット1を建築現場に搬送し、基礎スラブなどの基礎面103(図1参照)の上に横方向に並べて1階部を構築するとともに、それらの(下階)建物ユニット2,・・・の上に別の(上階)建物ユニット2,・・・を積み上げることで上層階を構築していく。
一方、ユニット建物10を構成するエントランスユニット1及び建物ユニット2は、梁材と柱材とによって骨組みが形成される。まず、第1ユニット群20A及び第2ユニット群20Bを構成する建物ユニット2について、図3を参照しながら説明する。
建物ユニット2は、四隅に配置される柱材としての柱21,・・・と、その柱21,・・・の下端間に差し渡される梁材としての床梁22,22A,・・・と、柱21,・・・の上端間に架け渡される梁材としての天井梁23,23A,・・・とによってボックス形の骨組構造体に形成される。
ここで、柱21は角形鋼管、床梁22,22A及び天井梁23,23Aは断面視略コ字形の溝形鋼材によって形成されている。また、柱21と床梁22(22A)及び天井梁23(23A)は、接合枠材24(24A)を介して溶接接合される。要するに建物ユニット2は、すべての隅角部が溶接接合されたラーメン構造体となっている。
そして、図4に示すように、複数の建物ユニット2,・・・が左右及び上下に連結されることによって第1ユニット群20Aが形成される。また、第1ユニット群20Aと間隔を置いて、複数の建物ユニット2,・・・が左右及び上下に連結されることによって第2ユニット群20Bが形成される。
本実施の形態のユニット建物10では、平面視略長方形となる第1ユニット群20Aと第2ユニット群20Bとは、略平行となるように間隔を置いて設けられる。そして、この第1ユニット群20Aと第2ユニット群20Bとの間の平面視略長方形の空間に、図4に示すようにエントランスユニット1が設置される。
このエントランスユニット1は、四隅に配置される柱材としての柱11,・・・と、その柱11,・・・の下端間に差し渡される梁材としての床梁12,12A,・・・と、柱11,・・・の上端間に架け渡される梁材としての天井梁13,13A,・・・とによって骨組構造体が形成される建物ユニットである。
ここで、柱11は角形鋼管、床梁12,12A及び天井梁13,13Aは断面視略コ字形の溝形鋼材によって形成されている。また、柱11と床梁12(12A)及び天井梁13(13A)は、接合枠材(図示省略)を介して溶接接合される。
このエントランスユニット1は、最終的に上方が屋根で覆われた構成となるが、側方などが開放されており雨が吹き込んだりするため、エントランスユニット1内は、半屋外として屋外と同様に扱われる。
すなわち第1ユニット群20A(又は第2ユニット群20B)には、図1,2に示すように、エントランスユニット1との境界に外壁26が設けられる。要するに図1に示すように、エントランスユニット1側が屋外側101となり、建物ユニット2側が屋内側102となる。
エントランスユニット1は、建物ユニット2に対して、溝部3の幅分だけ離隔させて離し置きされる。エントランスユニット1と建物ユニット2は、同一の基礎面103上に設置され、床梁12と床梁22Aとの間が溝状の空間となる。
このエントランスユニット1の床梁12は、取付金具121と床小梁122を介して支持させる外床14の外支持部となる。一方、建物ユニット2の床梁22Aは、取付金具251と床小梁252を介して支持させる内床25の内支持部となる。ここで、外床14の高さ(レベル)と内床25の高さ(レベル)とは、略同じになる。
外床14の上面には、防水シート4が敷設される。本実施の形態では、この防水シート4を通常の構成よりも延長させる。この外床14の上面に敷設される防水シート4の部分を、床上部41とする。
この床上部41に連続して溝部3の一方の側面に沿って垂れ下がる部分を、垂下部42とする。要するに垂下部42は、外床14の端面と床梁12の側面とに沿って垂下される。
さらに、垂下部42に連続して溝部3の底面31を覆う部分を、底面部43とする。要するに溝部3の底面31は、防水シート4に覆われた防水構造となる。
そして、底面部43に連続して溝部3の他方の側面に対して、立上げ部44が立ち上げられる。この立上げ部44は、床梁22Aの側面の少なくとも下部まで延出される。
ここでは立上げ部44を、開口周縁部27の下端部271と床梁22Aの側面との間に介在させる。立上げ部44の長さ(高さ)は、溝部3に想定される水位に合わせて調整することができる。
開口周縁部27は、図2に示すように、外壁26に設けられた開口部261の下方に形成される。開口部261は、屋内外を連通させる出入口になり、開閉部材として玄関扉262が取り付けられる。
そして、溝部3は、開口部261の下縁に沿って屋外側101に設けられる。開口周縁部27は、図1に示すように、外壁26の下縁部26aの側面を覆うように金属板などによって形成される。
また、玄関扉262の下端面262aは、開閉時の障害とならないように、開口周縁部27の上面より僅かに高い位置に配置される。一方、開口周縁部27の屋内側102には、玄関扉262の下端面262a周辺が接触する段差部263が設けられる。
この段差部263は、例えば10mm程度以下で、歩行や車椅子の通行の障害となるような段差ではない。また、段差部263に隣接して設けられるタタキ面264は、内床25の上面よりも僅かに高く形成されている。
また、溝部3の上面に配置されるグレーチング部材5は、溝部3の幅方向(屋内外方向)の両側面に固定された受け部材としての支持アングル53,53によって支持される。
グレーチング部材5は、格子状に形成された蓋材で、上面に流れ込んだ水を通過させて溝部3に集水させる機能を有する。グレーチング部材5は、溝部3の上面形状に合わせて平面視略長方形に形成され、下方に向けて垂下された側縁部51,51の下端には、内側に折り曲げられた接地部52,52がそれぞれ設けられる。
また、側面視略L字形の支持アングル53は、床梁12に対しては防水シート4の垂下部42を通ってねじ込まれた固定ネジ531によって接合される。この垂下部42を貫通させた箇所は、必要に応じて防水処理が施される。
一方、屋内側102の支持アングル53は、外壁26の下縁部26aにねじ込まれた固定ネジ532によって床梁22Aに接合される。このようにして溝部3の両側面に固定された支持アングル53,53の上面に、グレーチング部材5の両側の接地部52,52がそれぞれ載せられる。
図2は、溝部3の上面がグレーチング部材5によって塞がれた状態を示している。外床14の上面となる防水シート4の表面とグレーチング部材5の上面とは、略同じ高さとなって段差のないフラットな状態になる。
次に、本実施の形態のユニット建物10の排水構造の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態のユニット建物10の排水構造は、外床14を支持させる床梁12と内床25を支持させる床梁22Aとの間に溝部3が形成される。
また、外床14上に敷設された防水シート4が、溝部3の底面31を覆って床梁22A側の側面の少なくとも下部まで延出されている。要するに溝部3は、底面31とその両側縁の少なくとも下部が、防水シート4に覆われた状態となる。
溝部3には、床上部41に溜まった水がグレーチング部材5を通じて流れ込むだけで、大量に水が流れ込むものではないため、溝部3の両側面の下部までが防水処理されているだけで足りる。
このため、コンクリートを成形する等して開口部の屋外側に窪みを設ける必要がなく、同一基礎面103に設置されて上方に突出された床梁12と床梁22Aとの間に、外床14に敷設された防水シート4を利用して簡単に防水性の高い建物の排水構造を設けることができる。
特に、防水シート4が、床上部41、垂下部42、底面部43及び立上げ部44と連続させた構成となっているので、継目処理などが不要で、高い防水性能を確保することができる。
また、溝部3の両側面に固定された支持アングル53,53によってグレーチング部材5を支持させる構成であれば、グレーチング部材5の縁部を外床14上に載せる構造と比べて、外床14とグレーチング部材5の上面をほぼ連続した平坦な歩きやすい面にすることができる。そして、支持アングル53,53に蓋状のグレーチング部材5を載せる構成であれば、簡単に開閉自在な流入口を溝部3の上面に設けることができる。
さらに、外床14を支持させる床梁12と内床25を支持させる床梁22Aとを基礎面103に間隔を置いて配置するだけで、その間隙が溝部3になる。そして、床梁12,22Aとその間の溝部3とを同一基礎面103上に配置させる構成であれば、基礎スラブ上に簡単に設けることができる。
また、外床14の上面となる床上部41とグレーチング部材5の上面とを略同じ高さとして、開口部261の玄関扉262の下端面262aの位置をグレーチング部材5の上面より高い位置に形成する構成であれば、僅かな段差部263を設けるだけで、歩行しやすくかつ屋内側102への水の浸入を防ぐことが可能な構造にすることができる。
そしてこのようなユニット建物10の排水構造は、エントランスユニット1と建物ユニット2とを離し置きして防水シート4を敷設するだけで、容易に構築することができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、建物ユニット2,・・・とエントランスユニット1とによって構築されるユニット建物10に適用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、在来工法で構築される建物の開口部に対しても、本発明を適用することができる。
また、前記実施の形態では、エントランスユニット1を離し置きする場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、エントランスユニット1の床梁12を開口部261の前だけ切断し、平面視で凹形に加工することで、その凹形に加工した範囲に溝部を設けることができる。この場合は、凹形の底辺位置に配置される枠材が、外支持部となる。
さらに、前記実施の形態では、床梁12,22Aによって構成される外支持部と内支持部について説明したが、これに限定されるものではなく、屋外側101の外側面を形成する外支持部と屋内側102の外側面を形成する内支持部との間に間隔を開けて、その間隙を溝部とする構成であればよい。
また、前記実施の形態では、床梁22Aと開口周縁部27の下端部271との間に立上げ部44を挟持させる構成について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば立上げ部を開口周縁部27の表面側(溝部3側)に貼り付けた構成としてもよい。
10 ユニット建物(建物)
101 屋外側
102 屋内側
103 基礎面
1 エントランスユニット(建物ユニット)
11 柱(柱材)
12,12A 床梁(梁材)
13,13A 天井梁(梁材)
14 外床
2 建物ユニット
21 柱(柱材)
22,22A 床梁(梁材)
23,23A 天井梁(梁材)
25 内床
261 開口部
262 玄関扉(開閉部材)
262a 下端面
263 段差部
3 溝部
31 底面
4 防水シート
5 グレーチング部材
53 支持アングル(受け部材)

Claims (7)

  1. 屋外側の外床と屋内側の内床との高さが略同じになる建物の開口部に沿って設けられた建物の排水構造であって、
    前記外床を支持させる外支持部と前記開口部を支持させる内支持部との間に形成された溝部と、
    前記外床上に敷設されているとともに前記溝部の底面を覆って前記内支持部側の側面の少なくとも下部まで延出された防水シートと、
    前記溝部の上面に配置されたグレーチング部材とを備え、
    前記外支持部と前記溝部と前記内支持部とは、同一基礎面上に配置されていることを特徴とする建物の排水構造。
  2. 前記グレーチング部材は、前記溝部の両側面に固定された受け部材によって支持されていることを特徴とする請求項1に記載の建物の排水構造。
  3. 前記外支持部及び前記内支持部は、前記外床及び前記内床をそれぞれ支持させる梁材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物の排水構造。
  4. 前記外床と前記グレーチング部材の上面は略同じ高さであるとともに、前記開口部の開閉部材の下端面の位置は前記グレーチング部材の上面より高い位置に形成されており、かつ前記開口部の屋内側には前記開閉部材が引っ掛かる段差が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物の排水構造。
  5. 前記外支持部及び内支持部は、梁材と柱材とによって骨組みが形成された建物ユニットの下側の梁材によって形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の建物の排水構造。
  6. 屋外側の外床と屋内側の内床との高さが略同じになる建物の開口部に沿って設けられた建物の排水構造であって、
    前記外床を支持させる外支持部と前記開口部を支持させる内支持部との間に形成された溝部と、
    前記外床上に敷設されているとともに前記溝部の底面を覆って前記内支持部側の側面の少なくとも下部まで立上げ部が延出された防水シートと、
    前記溝部の上面に配置されたグレーチング部材とを備え、
    前記立上げ部は、前記開口部の下方に形成される開口周縁部との間に介在されることで長さ調整が可能とされており、
    前記外床と前記グレーチング部材の上面は略同じ高さであるとともに、前記開口部の開閉部材の下端面の位置は前記グレーチング部材の上面より高い位置に形成されており、かつ前記開口部の屋内側には前記開閉部材が引っ掛かる不動の段差が形成されていることを特徴とする建物の排水構造。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の建物の排水構造を備えたことを特徴とする建物。
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