JP6944253B2 - 建物 - Google Patents

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Description

本発明は、移設建物に使用され、本設建物にも転用可能な、建物基礎に関する。
建築物のニーズとして、期間を限定しないで恒久的に利用される、いわゆる本設建物と、期間を限定して設置される仮設建物とに分類される。本設建物は、数年ないし数十年の耐久性が要求され、解体撤去については特段考慮されず、重厚かつ高価であり、予算との兼ね合いもあるが見栄え良く建設されるのが常套である。
これに対し仮設建物は、コスト上の観点と、搬入組み立ておよび解体撤去の観点から、本設の構造物と比較して、軽量かつ安価であり、見栄えの良さが要求されない。仮設建物は、半年から1年程度の期間限定で使用されるためである。また仮設建物は、繰り返し使用される場合もあるが、使い捨てにされる場合が多い。
昨今、建物のニーズが多様化しており、半年から1年程度の期間限定で使用されるにもかかわらず、本設建物並の重厚と見栄えの良さを求める、移設建物の需要が徐々に高くなってきている。
移設建物は、仮設建物のように組み立ておよび解体撤去が容易でなければならないという要求と、本設建物のように重厚さおよび見栄えを満足させなければならないという要求を満足する必要がある。しかしながらこれら2つの相反する要求を同時に満足させることは容易ではない。さらには再利用可能という要求も満足することが望まれる。
従来の移設建物に関して、例えば実用新案登録第3150342号公報(特許文献1)には、床に固定される基台部分を除いて、支持柱、梁部材、屋根部材等の部材を全て再利用することが可能であり、特に移設等の必要性が予め考慮されるチェーンストア店舗やコンビニ店舗等において好適に用いられる分解可能な建築構造が提案されている。
特許文献1の基台部分につき説明すると、四角形状の建物に輪郭に合わせて地盤に四角形状に延びる溝を掘り、この溝の中に鉄骨を設置して四角形状の基礎鉄骨とし、基礎鉄骨の周り全体に生コンクリートを打設して、基礎鉄骨をコンクリートの中に埋設するものである。さらに基礎鉄骨に囲繞される四角平面に生コンクリートを敷き均し、平坦なコンクリート床を構築するものである。
実用新案登録第3150342号公報
しかし、上記従来のような建築構造にあっては、床としての基台部分がコンクリートで構成されるため、基台部分の撤去にコンクリート斫作業を要し、解体撤去が容易でなければならないという移設建物の要求を満足することができない。また基台部分の解体撤去は破壊するしかなく、基台部分を他所に移設して再利用することができない。
本発明は、上述の実情に鑑み、解体撤去して他所へ移設するのに有利な、従来よりも改善された建物を提供することを第1の目的とする。また本発明は、本設建物にも転用可能な移設建物を提供することを第2の目的とする。
この目的のため本発明による建物は、水平方向に延びる鋼製基礎と、所定間隔で鋼製基礎に立設される複数の柱と、鋼製基礎に柱の下端を分離可能に取付固定する第1固定手段と、フレームおよびパネルを有し鋼製基礎から上方に間隔を空けて配置される外壁パネル
フレームと、上縁および該上縁よりも建物外側に突出する下縁を有し該下縁が鋼製基礎よりも建物外側に位置し外壁パネルフレームと鋼製基礎との間の開口を覆う覆い材と、外壁パネルフレームの下縁に覆い材を分離可能に取付固定する第2固定手段と、外壁パネルフレームよりも下方かつ鋼製基礎よりも上方に配置される床板とを備え、フレームは外壁パネルフレームの下縁に沿って水平方向に延びる下縁フレーム部を含み、第2固定手段は下縁フレーム部に覆い材の上縁を分離可能に取付固定する。
かかる本発明によれば、外壁パネルフレームと鋼製基礎との間の開口を覆う覆い材を備えることから、鋼製基礎はコンクリートに埋設されることなく、再利用が可能となる。また本発明によれば、鋼製基礎に柱の下端を分離可能に取付固定する第1固定手段を備えることから、建物を容易に分解撤去し得て、別な場所へ移設することができる。なお分離可能に取付固定する第1および第2固定手段とは、ボルトおよびナットの組み合わせや、ビスや、爪および被係合部の組み合わせ等をいい、作業者が施工現場で2部材を容易に連結固定したり、2部材を破損することなく連結を解除したりすることができるものをいう。そして第1および第2固定手段を再利用して2部材は再び連結が可能である。また本発明の外壁パネルフレームのフレームは、外壁パネルフレームの下縁に沿って水平方向に延びる下縁フレーム部を含む。かかる本発明によれば、剛性を有する下縁フレーム部に覆い材を強固に取付固定することができ、耐久性が向上する。なお参考例として覆い材は、外壁パネルフレームのいずれの箇所にも取付固定可能である
また本発明によれば、外壁パネルフレームが鋼製基礎から上方に離隔して配置されることから、移設建物として利用後に本設建物に転用することができる。すなわち鋼製基礎の全周にコンクリートを打設して、鋼製基礎をコンクリートに埋設する。これにより鋼製基礎は、新たに構築されるコンクリート基礎の芯部となる。また当該コンクリート基礎は柱の下端部を根巻きする。これによりコンクリート基礎は、鋼製基礎とともに建物基礎を強固なものとし、本設建物としての耐久性を確保する。生コンクリートの流動性を確保するため、外壁パネルフレームは鋼製基礎から上方に50mm以上離隔して配置されることが望まれる。建物外部から内部へ向かっての止水性を考慮して、好ましい実施形態として外壁パネルフレームは鋼製基礎から上方に100mm以上離隔して配置される。柱の下端部を確り根巻きするため、より好ましい実施形態として外壁パネルフレームは鋼製基礎から上方に150mm以上離隔して配置される。
また本発明の建物は、柱および鋼製基礎の鉄骨構造であり、ボルトおよびナットの組み合わせ等の固定手段によって組み立てられることから、移設建物に要求される組立容易性を満足し、短工期が可能である。このため、本設建物に転用する場合であっても、通常の本設建物と比較して短工期で完工することができる。
覆い材は水分を通さない材質、例えば鉄あるいはプラスチックで形成される。覆い材の形状は特に限定されないが、取付および取り外しの利便性を考慮して、好ましくは板材である。建物の外観を見栄え良くするため本発明の好ましい実施形態として、覆い材を建物外側から覆う化粧水切と、外壁パネルフレームの下縁および/または覆い材に化粧水切を分離可能に取付固定する第3固定手段をさらに備える。かかる実施形態によれば、覆い材が建物外側から化粧水切で覆われることから、建物の見栄えの良さと防水性が向上する。なお覆い材は化粧水切の下地材を兼用してよい。化粧水切の形状は特に限定されないが、取付および取り外しの利便性を考慮して、好ましくは板材である。化粧水切の材質は特に限定されないが、好ましくは容易に加工され、見栄えのよい材質からなる。かかる材料として化粧水切は例えばプラスチック製のカバーである。
本発明の好ましい実施形態として、外壁パネルフレームはパネルの建物内側面に貼着される防水シートをさらに有し、かかる防水シートはパネルから下方に垂下して覆い材の建物外側面と接続する。かかる実施形態によれば、外壁パネルフレームの防水性が向上する。さらに外壁パネルフレーム下縁から覆い材まで防水性を連続して確保でき、防水シート下縁がきれいに納まる。防水シートと覆い材の接続は、例えば化粧水切で建物外側から防水シートを押さえることにより実現される。あるいは防水シートに建物外側から粘着テープを貼着してもよい。他の実施形態として防水シートを省略してもよい。防水シートとは、可撓性を有するフィルム状ないし幕状の製品をいう。
フレームは、パネルを支持する枠であればよく、その配置および形状は特に限定されない。フレームは、剛性を有するものであればよく、例えば鋼材あるいは他の硬質材料からなる。参考例として覆い材はパネルに分離可能に取付固定される。
このように本発明によれば、鋼製基礎を含む建物全体を短時間で解体撤去することができる。また後日、別な場所に建て直すことにより、移設建物として利用することができるさらに移設建物としての使用後、鋼製基礎の周辺にコンクリートを打設することにより、建物基礎の耐力および重量を増加させて、本設建物として転用することができる。
移設建物としての実施形態になる本発明の建物を示す斜視図である。 同実施形態の鋼製基礎、柱、外壁パネルフレーム、および床の納まり構造を拡大して示す断面図である。 同実施形態の鋼製基礎、建物内部と建物外部を接続する出入口、外壁パネルフレーム、および床の納まり構造を拡大して示す断面図である。 本設建物としての実施形態になる本発明の建物の鋼製基礎、柱、外壁パネルフレーム、および床の納まり構造を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態になる建物を示す斜視図である。発明の理解を容易にするため、図1では一部を図略してある。図2は、同実施形態の鋼製基礎、柱、外壁パネルフレーム、および床の納まり構造を拡大して示す断面図である。まず建物の概略を説明すると、地盤には直方体のプレキャストコンクリート基礎11が1列に整列して複数配置される。各プレキャストコンクリート基礎11の上面12は、連続する平坦な天端面を構成する。本明細書で説明されるビスと、ボルトおよびナットの組み合わせとは、特に断り書きが無い場合において一部材を他部材に分離可能に取付固定する固定手段であると理解されたい。
上面12には鋼製基礎13が載置される。なおプレキャストコンクリート基礎11は鋼製基礎13の正確な高さ位置を出すためのものであり、途切れなく連続配置されてもよいし、あるいは間隔を空けて配置されてもよい。いずれにせよ鋼製基礎13は地盤に水平に載置されればよい。鋼製基礎13はH形鋼であり、上下1対のフランジ14,15と、これらフランジ同士を接続するウェブ16と、鋼製基礎13の長手方向に間隔を空けて固定される複数のプレート17とを有する。フランジ14,15およびウェブ16は断面H字形状で水平方向に延びる本体部である。鋼製基礎13は本体部の重量で建物の安定を確保する。鋼製基礎13の本体部は、長手方向いずれの位置で切断しても同じ断面形状(H形)の鉄骨である。鋼製基礎13は長手方向に直列的に配置される。ウェブ16には建物外側から建物内側まで貫通する通気口16hが適宜設けられる。隣り合う長尺な鋼製基礎13,13の端部同士は図示しないプレートおよびボルトで接続される。図示しない変形例として鋼製基礎13は他の断面形状を有する鉄骨であってもよい。
鋼製基礎13のプレート17は、1対のフランジ14,15間で鉛直方向に広がる略長方形の鉄板であり、ウェブ16の左右両側に面一に配置される。各プレート17の各縁は、フランジ14,15およびウェブ16に溶接で固定される。1対のプレート17の直上には柱25が立設される。
柱25は例えば四角筒の鋼材であり、柱25の下端は溶接でベースプレート26と結合する。ベースプレート26は、柱25の断面形状よりも大きな方形の鋼板であり、4辺がフランジのように柱25から突出する。柱25の上端は図示しない屋根材を支持する。また柱25は後述する外壁パネルフレーム27を支持する。
ベースプレート26は、鋼製基礎13の上側のフランジ14に載置され、分離可能な固定手段によってフランジ14に取付固定される。固定手段として具体的には、ベースプレート26の4個の角部に複数の貫通孔26h(図1)が穿設され、フランジ14のうちベースプレート26の貫通孔に対応する箇所には貫通孔が穿設され、フランジ14の貫通孔には下方からボルト21が通される(図2)。ボルト21の軸部は、ベースプレート26の貫通孔を貫通し、ベースプレート26の上側でナット22と螺合する。ナット22は例えば2個仕様のダブルナットとされるが、図示しない変形例として1個仕様であってもよい。
本実施形態のボルト21およびナット22は、ウェブ16および1対のプレート17で仕切られる4区画にそれぞれ配置される。上述したフランジ14とベースプレート26の連結は施工現場で行われる。また本実施形態の建物を解体撤去する際は、上述したフランジ14とベースプレート26の連結が解除され、ベースプレート26はフランジ14から分離される。
後日、本実施形態の建物を別な場所に移設する際は、上述したようにフランジ14とベースプレート26を固定手段で連結すればよい。
隣り合う柱25同士の間には、外壁パネルフレーム27が配置される。外壁パネルフレーム27は工場製品であり、枠状のフレーム28と、フレーム28に支持されるパネル29を有する。パネル29は建物外側に露出する外壁であり、ネジ30等によって建物外側からフレーム28に取付固定されている。フレーム28の形状は特に限定されず、例えば口字あるいは田字状である。フレーム28は、鋼材であり、例えばリップ溝形鋼(C字鋼)である。フレーム28は、外壁パネルフレーム27の下縁に沿って水平に延びる下縁フレーム部28bと、外壁パネルフレーム27の側縁に沿って鉛直に延びる側縁フレーム部28cとを含む。
側縁フレーム部28cは、リップ溝形鋼のウェブが柱25と対向し、リップ溝形鋼の1対のフランジが建物外側および建物内側となり、リップ溝形鋼の1対のリップが柱25から遠ざかる姿勢とされる。外壁パネルフレーム27の両側縁に沿って鉛直に延びる1対の側縁フレーム部28cには予め貫通孔28d(図1)が穿設される。また柱25のうち貫通孔28dに対応する箇所にも予め貫通孔が穿設される。これら貫通孔には図示しないボルトが通され、当該ボルトに図示しないナットを締め付けることにより、外壁パネルフレーム27は柱25に取付固定される。このとき外壁パネルフレーム27は、鋼製基礎13およびベースプレート26から上方に間隔を空けて配置される。なお外壁パネルフレーム27と柱25の連結は上述したボルトおよびナット等の固定手段によって施工現場で行われる。この固定手段は外壁パネルフレーム27と柱25を分離可能に連結する。本実施形態の建物を解体撤去する際は、上述した外壁パネルフレーム27と柱25の連結が解除される。
後日、本実施形態の建物を別な場所に移設する際は、上述したように外壁パネルフレーム27と柱25を固定手段で連結すればよい。本実施形態では、2枚の外壁パネルフレーム27,27が水平方向に隣接するように配列されて、これら2枚の外壁パネルフレーム27,27間に立設される柱25が建物外側から外壁パネルフレーム27に覆われる。あるいは図示しない変形例として、2枚の外壁パネルフレーム27,27が水平方向に隙間を空けて配置され、かかる隙間に柱25が立設されてもよい。
パネル29は、建物外側から下縁フレーム部28cおよび柱25を覆う。建物内側になるパネル29の裏面には防水シート24が貼着される。防水シート24は、単に防水性を有する他、好ましくは透湿性も有する透湿防水シートである。なお図示はしなかったが、パネル29は、窓枠を取り付けるための開口を含んでいてもよい。
外壁パネルフレーム27の下縁フレーム部28bはリップ溝形鋼のウェブが下向きとなり、リップ溝形鋼の1対のフランジが建物外側および建物内側となり、リップ溝形鋼の1対のリップが上向きとなる姿勢とされる。下縁フレーム部28bには、固定手段によって覆い材31,33が取付固定される。図2に示すように覆い材31は断面逆L字形状の板材であり、水平方向に延びる。覆い材31の上縁は、水平な姿勢にされて下縁フレーム部28bのウェブに面接触する。覆い材31の下縁は、鉛直な姿勢にされて覆い材31の上縁から垂下する。なお覆い材31の下縁は、覆い材31の上縁よりも建物外側に配置される。
覆い材31をフレーム28に分離可能に取付固定する固定手段として具体的には、図1に示すように下縁フレーム部28bには上下方向に延びる貫通孔28hが穿設され、覆い材31の上縁のうち貫通孔28hと対応する箇所には上下方向に延びる貫通孔が穿設され、覆い材31の貫通孔には下方からボルト32bが通される。ボルト32bの軸部は、下縁フレーム部28bの貫通孔を貫通し、上方からナット32nを締結される。上述したフレーム28と覆い材31の連結は施工現場で行われる。また本実施形態の建物を解体撤去する際は、上述したフレーム28と覆い材31の連結が解除され、覆い材31はフレーム28から分離される。
後日、本実施形態の建物を別な場所に移設する際は、上述したようにフレーム28と覆い材31を固定手段で連結すればよい。
覆い材33も水平方向に延びる板材であり、水平方向に延びる折り目が複数形成される。覆い材33の複数の折り目は、鋼製基礎13の形状に対応する。これにより覆い材33は鋼製基礎13およびベースプレート26に無理なく接続するようすっきりとした形状にされる。
覆い材33は、覆い材31から下方に垂下する。覆い材33の上縁は覆い材31の下縁に接触し、これら覆い材31,33の重なり箇所には建物外側からビス34等の固定手段がねじ込まれる。ビス34は覆い材31,33を貫通して両者を分離可能に連結固定する。さらに覆い材33の上縁には建物外側から帯状のテープ34tが貼着される。テープ34tは覆い材31と覆い材33の隙間を封止する。覆い材33の下縁は、上縁よりも建物外側に突出し、ナット22と、ボルト21の上端と、ベースプレート26を覆い、フランジ14に接触する。覆い材33の下縁には建物外側から帯状のテープ39が貼着される。テープ39は覆い材33とフランジ14の隙間を封止する。テープ34t,30は、水分を遮断する防水テープであり、粘着テープであってもよい。
本実施形態では、外壁パネルフレーム27と鋼製基礎13の間の開口を覆い材で覆う。かかる覆い材は上下2枚の長尺な覆い材31,33に分割可能であるが、図示しない変形例として2枚の覆い材31,33は1部材であってもよい。いずれにせよ覆い材31,33は、外壁パネルフレーム27と鋼製基礎13の間の開口を覆い、外気および水分が建物外側から建物内部に浸入することを防止する。かかる開口の上下方向寸法は、詳しくは後述するが、生コンクリートが流入可能な50mm以上とする。より好ましくは100mm以上とする。覆い材31,33は、空気および水を通さない材質からなる。また覆い材31,33は、見栄えの良さを要求されない。また覆い材31,33は、ある程度の耐久性を有することが好ましい。かかる材料として覆い材31,33は例えば鉄板である。後述する他の覆い材も同様である。
防水シート24の下縁は、パネル29を越えて下方へ垂下する。かかる防水シート24の下縁は、建物外側から覆い材31,33およびテープ34tに重なる。
外壁パネルフレーム27の下縁には、化粧水切35が設けられる。化粧水切35は水平方向に延び、防水シート24、覆い材33、およびフランジ14を建物外側から覆う。化粧水切35の上縁は、パネル29の裏面に差し込まれ、建物外側からビス36等の固定手段がねじ込まれる。ビス36は、化粧水切35と、防水シート24と、下縁フレーム部28bを貫通して、化粧水切35および防水シート24を下縁フレーム部28bに分離可能に取付固定する。
化粧水切35には水平方向に延びる折り目が複数形成される。化粧水切35のうち上縁と下縁との間の部分は、建物外側から建物内側に向かって窪んだ溝状に形成され、防水シート24に接触する。かかる溝状部分には建物外側からビス37等の固定手段がねじ込まれる。ビス37は、化粧水切35と防水シート24と覆い材31および/または覆い材33を貫通して、化粧水切35および防水シート24を覆い材31および/または覆い材33に分離可能に取付固定する。このように覆い材31および/または覆い材33は、化粧水切35からみて下地材に相当することから、下地鉄板ともいう。
上述した下縁フレーム部28bに覆い材31,33と防水シート24と化粧水切35を取付固定する納まり構造は、施工現場で行われる。また本実施形態の建物を解体撤去する際は、上述した下縁フレーム部28bと覆い材31,33と防水シート24と化粧水切35の連結が解除される。なお図示しない変形例として、ビス36およびビス37のいずれか一方を省略してもよい。
化粧水切35は、水分が透過しない材質からなる。また化粧水切35は、容易に加工され、見栄えのよい材質からなる。かかる材料として化粧水切35は例えばプラスチック製のカバーである。後述する他の化粧水切も同様である。
鋼製基礎13のプレート17には、固定金具18を介して下地材19が取り付けられる。下地材19は例えば上下方向に延びる桟である。下地材19には、化粧材20が取付固定される。化粧材20は鋼製基礎13および下地材19を覆う。化粧材20は例えば、美観を呈する杉板であったり、植物で装飾されたブラケットであったりする。
図1を参照して、本実施形態の建物表面は、外壁としてのパネル29と、サイディングとしての化粧水切35と、化粧材20で構成される。パネル29と、化粧水切35と、化粧材20は、建物の外観を見栄え良くするものであり、これにより移設建物に要求される見栄えの良さが実現される。さらに地盤には建物を包囲するように犬走り38が敷設される。
次に建物内部につき説明する。
図1に示すように鋼製基礎13には溶接によってブラケット41が結合される。ブラケット41はプレート17と同じ箇所に配置される。ブラケット41の上面は、フランジ14の上面と面一にされる。各ブラケット41の上面には根太42が設置される。根太42は例えば鋼製基礎13よりもはるかに小断面のH形鋼である。根太42の端部はボルト43bおよびナット43等の固定手段でブラケット41に分離可能に取付固定される。かかるブラケット41と根太42の連結は施工現場で行われる。また本実施形態の建物を解体撤去する際は、上述したブラケット41と根太42の連結が解除される。
後日、本実施形態の建物を別な場所に移設する際は、上述したようにブラケット41と根太42を固定手段で連結すればよい。
根太42は床パネル43を下方から支持する。床パネル43は、断熱材44と、下地材45と、床板46と、下地材としてのフレーム47を有する。断熱材44と、下地材45と、床板46は、この順序で下方から上方へ向かって敷設される。床板46の外縁は、断熱材44およびフレーム47から突出し、上方からベースプレート26およびフランジ14を覆い、柱25に突き当てられる。
床板46の上面、つまり床面、はフランジ14よりも上方かつ下縁フレーム部28bよりも下方に配置される。つまり、床板46の高さ位置は、下縁フレーム部28bと鋼製基礎13との間の開口と重なる。さらに床板46の上面は、ベースプレート26よりも上方に配置される。なお床板46の上面には、化粧板あるいは化粧シートが敷設されてもよい。
床板46の外縁は、内壁パネル48の下縁と接続する。内壁パネル48は断熱材49とパネル50を有する。断熱材49は建物外側に配置され、パネル50は建物内側に配置される内壁である。
次に建物内部と建物外部を接続する出入口につき説明する。
図3は、同実施形態の鋼製基礎、建物内部と建物外部を接続する出入口、外壁パネルフレーム、および床の納まり構造を拡大して示す断面図である。図3中、上述した構成と共通する部材には同一符号を付し、説明を省略する。隣り合う柱25同士の間に出入口を設置する場合、隣り合う柱25,25に小梁51を架設する。小梁51は鋼材であり、図3に示すように例えばリップ溝形鋼(C字鋼)である。小梁51は、リップ溝形鋼のウェブが上向きとなり、リップ溝形鋼の1対のフランジが建物外側および建物内側となり、リップ溝形鋼の1対のリップが下向きとなる姿勢とされる。小梁51は、鋼製基礎13のフランジ14から上方に間隔を空けて配置される。
建物内側に向かう小梁51の一方フランジには、ボルト65bおよびナット65n等の固定手段によりブラケット52が分離可能に取付固定される。ブラケット52は下方から床板46を支持する。建物外側に向かう小梁51の他方フランジには、ボルト66bおよびナット66n等の固定手段によりブラケット53が分離可能に取付固定される。ブラケット53の上面と小梁51の上面は面一にされる。ブラケット52,53は例えば山形鋼である。
ブラケット53の上面と小梁51の上面は、出入口のサッシ下枠59を支持する。サッシ下枠59は、金具67およびビス68,69等の固定手段によって小梁51の上面に分離可能に取付固定され、小梁51に沿って延びる。サッシ下枠59には出入口のスライドドア60が嵌め込まれる。スライドドア60はサッシ下枠59に沿って摺動する。
小梁51の上面には、ビス56等の固定手段によって下地材54と、床板55が分離可能取付固定される。床板55はサッシ下枠59と床板46を接続する。床板55の上面は床板46の上面と面一である。床板55によって床板46とサッシ下枠59の段差は低減される。
ブラケット53は、逆L字形状断面であり、ブラケット53の上縁は、水平な姿勢にされて床板57に面接触する。ブラケット53の下縁は、鉛直な姿勢にされてブラケット53の上縁から垂下する。なおブラケット53の上縁は、ブラケット53の下縁よりも建物外側に配置される。
ブラケット53は、小梁51に沿って延び、建物外部に設置される踏み台61と隣り合う。ブラケット53の上面には、ビス58等の固定手段によって床板57が分離可能に取付固定される。床板57の上面は、建物外部に設置される踏み台61の上面と面一にされる。床板57によって踏み台61とサッシ下枠59の段差は低減される。
ブラケット53のうち上面から垂下する下縁には、図示しないビス等の固定手段によって覆い材33が分離可能に取付固定される。
鋼製基礎13の本体部には所定間隔でプレート17qが設けられる。プレート17qはプレート17よりも小さく、フランジ14の建物内側およびウェブ16の建物内側に溶接で固定される。プレート17qの建物内側には前述したブラケット41が溶接によって結合される。
これまで説明してきた図1〜図3に示す本実施形態の建物は、移設建物に利用され、施工現場で主要な部材同士を簡便に連結固定することができ、逆に連結固定を簡便に解除し得る。
さらに本実施形態の建物は、主要な部材同士をそのまま本設建物として再利用あるいは転用することが可能である。
図4は、同実施形態の鋼製基礎、柱、外壁パネルフレーム、および床の納まり構造を拡大して示す断面図であり、本設建物として利用される。図4に示す本設建物において、上述した移設建物と構成と共通する部材には同一符号を付し、説明を省略する。
図4に示す本設建物としての実施形態は、図2に示す移設建物としての実施形態と対比して理解されるように、鋼製基礎13がコンクリート基礎62に埋設される。換言すると鋼製基礎13はコンクリートに完全に覆われる。コンクリート基礎62は後述するように異なる高さの3段の上面(床面62f、天端面62t、上面62g)を有する。
コンクリート基礎62は、建物内側で床面62fを構成する。床面62fには内壁パネル48の下縁が接触する。これにより床面62fは内壁パネル48を支持する。コンクリート基礎62の被り厚確保と、生コンクリートの流動性の観点から、具体的には床面62fは、ベースプレート26よりも50mm以上上方とされることが好ましい。建物内部から外部への排水性を考慮して、床面62fはより好ましくはベースプレート26よりも100mm以上上方とされる。
コンクリート基礎62は、建物外側で地盤101と同じ高さの上面62gを構成する。上面62gは、フランジ14や、ベースプレート26や、ボルト21およびナット22よりも上方とされる。コンクリート基礎62の被り厚確保と、生コンクリートの流動性の観点から、具体的には上面62gは、ベースプレート26よりも50mm以上上方とされることが好ましい。本実施形態では建物内部の床面62fが建物外部の上面62gよりも上方とされる。
コンクリート基礎62のうち建物内部と建物外部の間の部分になる天端面62tは、床面62fよりも上方とされ、下縁フレーム部28bの下面と同じ高さ位置にされる。これによりコンクリート基礎62は、外壁パネルフレーム27と鋼製基礎13の間の開口を封止する。
またコンクリート基礎62は、天端面62tよりも下方で柱25の下端部を根巻きする。これによりコンクリート基礎62は、鋼製基礎13とともに建物基礎を強固なものとし、本設建物としての耐久性を確保する。柱25の下端部を確り根巻きするため、あるいは建物外部から内部へ向かっての止水性を考慮して、具体的には天端面62tは、ベースプレート26よりも150mm以上上方とされることが好ましい。
下縁フレーム部28bは、建物外側から化粧水切63で覆われる。化粧水切63は、水平方向に延びる。化粧水切63には水平方向に延びる折り目が複数形成される。化粧水切63の上縁には建物外側からビス64等の固定手段がねじ込まれる。ビス64は、化粧水切63と下縁フレーム部28bを貫通し、化粧水切63を下縁フレーム部28bに分離可能に取付固定する。化粧水切63の下縁は、上縁よりも建物外側に向かって張り出し、天端面62tよりも建物外側で垂下し、天端面62tの建物外側縁を覆う。これによりパネル29とコンクリート基礎62の間の隙間は、化粧水切63に覆われる。なお化粧水切63は、上面62gよりも上方にある。
防水シート24は、パネル29から垂下する。かかる防水シート24の下縁は建物外側から化粧水切63の上縁に面接触する。かかる面接触箇所には、建物外側から第2の化粧水切71が当接する。第2の第2の化粧水切71には建物外側からビス72等の固定手段がねじ込まれる。ビス72は、第2の化粧水切71と、防水シート24と、化粧水切63と、下縁フレーム部28bとを順次貫通し、これらを連結固定する。これにより防水シート24の下縁は第2の化粧水切71にきれいに納まる。
ところで図1〜図3に示す実施形態は、水平方向に延びる鋼製基礎13と、所定間隔で鋼製基礎13に立設される複数の柱25と、鋼製基礎13に柱25下端のベースプレート26を分離可能に取付固定する第1固定手段としてのボルト21およびナット22と、フレーム28およびパネル29を有し鋼製基礎13から上方に間隔を空けて配置されて柱25に支持される外壁パネルフレーム27と、外壁パネルフレーム27と鋼製基礎13との間の開口を覆う覆い材31,33と、外壁パネルフレーム27の下縁に覆い材31を分離可能に取付固定する第2固定手段としてのボルト32bおよびナット32nと、外壁パネルフレーム27よりも下方かつ鋼製基礎13よりも上方に配置される床板46とを備える。
かかる本実施形態によれば、外壁パネルフレーム27と鋼製基礎13との間の開口を覆う覆い材31,33を備えることから、鋼製基礎13は従来のようにコンクリートに埋設されることなく、再利用が可能となる。また本実施形態によれば、鋼製基礎13に柱25の下端を分離可能に取付固定するボルト21およびナット22を備えることから、建物を容易に分解撤去し得て、別な場所へ移設することができる。したがって作業者は建築施工現場で鋼製基礎13とベースプレート26を容易に連結固定したり、解体現場で鋼製基礎13とベースプレート26を破損することなく連結を解除したりすることができる。
さらに図4に示すように外壁パネルフレーム27から覆い材31,33を分離して外壁パネルフレーム27と鋼製基礎13との間の開口にコンクリート(コンクリート基礎62)を打設することにより、鋼製基礎13はコンクリートに埋設され、柱25の下端部がコンクリートに根巻きされて、建物の耐久性が向上する。したがって本実施形態は本設建物に転用可能である。
また図1〜図3に示す実施形態は、覆い材31,33を建物外側から覆う化粧水切35と、外壁パネルフレーム27の下縁および/または覆い材31,33に化粧水切35を分離可能に取付固定する第3固定手段としてのビス36,37をさらに備える。このように覆い材31,33は建物外側から化粧水切35で覆われることから、建物の見栄えの良さと防水性が向上する。本実施形態の覆い材31,33は化粧水切35の下地材を兼用する。
また図1〜図4に示す外壁パネルフレーム27は、パネル29の建物内側面に貼着される防水シート24をさらに有し、防水シート24はパネル29から下方に垂下して建物外側から覆い材31を覆う。かかる実施形態によれば、下縁フレーム部28bを水分から保護することができる。さらに外壁パネルフレーム27の下縁から覆い材31まで防水性を連続して確保できる。
また図1〜図4に示すフレーム28は、外壁パネルフレーム27の下縁に沿って水平方向に延びる下縁フレーム部28bを含む。かかる実施形態によれば、剛性を有する下縁フレーム部28bに覆い材31を強固に取付固定することができ、耐久性が向上する。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になる建物は、建築において有利に利用される。
13 鋼製基礎、 14,15 フランジ、
16 ウェブ、 16h 通気口、 17,17q プレート、
21 ボルト(第1固定手段)、 22 ナット(第1固定手段)、
24 防水シート、 25 柱、 26 ベースプレート、
26h,28d,28h 貫通孔、 27 外壁パネルフレーム、
28 フレーム、 28b 下縁フレーム部、
28c 側縁フレーム部、 29 パネル、
32b ボルト(第2固定手段)、 32n ナット(第2固定手段)、
34t,39 テープ、 31,33 覆い材、
36,37 ビス(第3固定手段)、 35,63 化粧水切、
41,52,53 ブラケット、 42 根太、
43 床パネル、 44 断熱材、 46,55,57 床板、
47 フレーム、 48 内壁パネル、 49 断熱材、
50 パネル、 51 小梁、 59 サッシ下枠、
60 スライドドア、 62 コンクリート基礎、
62t 天端面、 62f 床面、 67 金具、
71 第2の化粧水切。

Claims (3)

  1. 水平方向に延びる鋼製基礎と、
    所定間隔で前記鋼製基礎に立設される複数の柱と、
    前記鋼製基礎に前記柱の下端を分離可能に取付固定する第1固定手段と、
    フレームおよびパネルを有し、前記鋼製基礎から上方に間隔を空けて配置される外壁パ
    ネルフレームと、
    上縁、および前記上縁よりも建物外側に突出する下縁を有し、前記下縁が前記鋼製基礎よりも建物外側に位置し、前記外壁パネルフレームと前記鋼製基礎との間の開口を覆う覆い材と、
    前記外壁パネルフレームの下縁に前記覆い材を分離可能に取付固定する第2固定手段と

    前記外壁パネルフレームよりも下方かつ前記鋼製基礎よりも上方に配置される床板とを
    備え、
    前記フレームは、前記外壁パネルフレームの下縁に沿って水平方向に延びる下縁フレー
    ム部を含み、
    前記第2固定手段は、前記下縁フレーム部に前記覆い材の前記上縁を分離可能に取付固定する、建物。
  2. 前記覆い材を建物外側から覆う化粧水切と、
    前記外壁パネルフレームの下縁および/または前記覆い材に前記化粧水切を分離可能に
    取付固定する第3固定手段をさらに備える、請求項1に記載の建物。
  3. 前記外壁パネルフレームは、前記パネルの建物内側面に貼着される防水シートをさらに
    有し、
    前記防水シートは、前記パネルから下方に垂下して、前記覆い材の建物外側面と接続す
    る、請求項1または2に記載の建物。

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