JP6779928B2 - 損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法 - Google Patents

損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6779928B2
JP6779928B2 JP2018016280A JP2018016280A JP6779928B2 JP 6779928 B2 JP6779928 B2 JP 6779928B2 JP 2018016280 A JP2018016280 A JP 2018016280A JP 2018016280 A JP2018016280 A JP 2018016280A JP 6779928 B2 JP6779928 B2 JP 6779928B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worn
guide
metal strip
wear
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018016280A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018089701A5 (ja
JP2018089701A (ja
Inventor
フリードリッヒ・モザー
ヴァルター・グラーブナー
クラウス・フラウエンフーバー
ユルゲン・シーファー
Original Assignee
プライメタルズ・テクノロジーズ・オーストリア・ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=49274436&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP6779928(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by プライメタルズ・テクノロジーズ・オーストリア・ゲーエムベーハー filed Critical プライメタルズ・テクノロジーズ・オーストリア・ゲーエムベーハー
Publication of JP2018089701A publication Critical patent/JP2018089701A/ja
Publication of JP2018089701A5 publication Critical patent/JP2018089701A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6779928B2 publication Critical patent/JP6779928B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/22Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/14Guiding, positioning or aligning work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/14Guiding, positioning or aligning work
    • B21B39/18Switches for directing work in metal-rolling mills or trains
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H23/00Registering, tensioning, smoothing or guiding webs
    • B65H23/02Registering, tensioning, smoothing or guiding webs transversely
    • B65H23/032Controlling transverse register of web
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2267/00Roll parameters
    • B21B2267/24Roll wear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/17Nature of material
    • B65H2701/173Metal

Description

本発明は、実質的に鉛直方向のガイド面を有する少なくとも1つの主本体モジュールを備える、金属ストリップ搬送装置上を移動する金属ストリップを側方でガイドするための装置に関する。
金属ストリップの製造では、金属ストリップは搬送装置、例えばローラーテーブルによって処理機器、例えば巻き取り装置へ導かれ、そこで金属ストリップは巻き取られる。ここで金属ストリップが側方ガイドの作用を受けることが必要となる。これは特に巻き取りに先立って必要とされ、それによって可能な限りコイル上の個々の巻き取りのオフセットを最小化して、均一な側面を達成する。側方ガイドのための装置は、例えばガイドルーラ又はランインルーラとして参照される。側方ガイドのための装置が作用する移動する金属ストリップの端部は、損耗ストリップ(ガイドルーラ又はランインルーラにそれぞれ縛り付けられている)に、又はその損耗ストリップの損耗面にそれぞれ重度の損耗を生じさせる。特に、比較的薄いストリップの場合には、大きな横方向の力によってガイドされるストリップの端部は、ストリップの全長に沿って損耗ストリップの中に切り込みつつ、スパークを生じる。したがって、生産スケジュールによっては、損耗ストリップの損耗面は週に何度も交換しなければならない。
この作業を減らすために、ガイドルーラの損耗ストリップの全体を常に交換するのではなく、例えば切り込まれるストリップに露出する新しいガイド面に対する損耗ストリップを交換することが知られており、このことは例えば特許文献1に記載されている。ここでは、製造が複雑で高価なガイドルーラは最終的には常に交換されなければならないということが欠点である。さらに、ローラーテーブルと、ガイドルーラとの間のギャップが変更される場合には、このギャップが金属ストリップの通板(threading)又は詰まり(jamming)のようなミスガイドをそれぞれ引き起こす場合があるというリスクがある。
この方策の変形において、金属ストリップに面するガイドルーラの内部限界面から突出する、新しい領域を損耗にさらす目的のための領域が設けられることが、特許文献2に提案されている。ここでは、金属ストリップの前端部の通板中に、特に薄いストリップの場合に、ストリップの先頭の先端部が突出する領域で攻撃される(skewered)場合があり、したがって金属ストリップは損傷を受ける。
ローラーテーブルローラー間の薄い金属ストリップの通板を避けるために、ローラーテーブルのローラーの軸方向の間隔は通常は可能な限り最小化され、これは、突出領域が非常に狭く、したがって個々の突出領域のガイド長さは非常に短いからである。先頭ストリップの通板を避け、ストリップの既に圧延された下面を損傷しないように、ローラーテーブルのローラーの間隔を増加させるとともにガイド長を増加させる中間テーブルは、通常は避けられる。
特許文献3では、搬送方向に対して所定の角度で配置されている複数のガイドディスクが、ガイドのために設けられている。新しい領域は、これらガイドディスクを回転することによって損耗にさらすことができる。
ノッチが切り込まれるのを避けるための1つの既知の方法は、金属ストリップに面するガイドルーラの内部限界面から突出するように、金属ストリップの進行方向に対して垂直な軸の回りに回転可能であるローラーを提供する。そのようなガイドローラーの逃げ部(rolling off)は、ガイドローラーの損耗を軽減し、連続的なノッチが生成されるのを許容しない。しかし、そのようなローラーが金属ストリップの横方向のガイドのために使用されるときには、金属ストリップの端部が薄くなるにつれてガイドローラーによって損傷されるというリスクが増加し、したがってそのようなガイドルーラを採用することは、限定された厚みの金属ストリップに対してのみ可能である。さらに、ここでもまた、先頭のストリップ端部の縁部は、突出するガイドローラー状で攻撃される場合がある。
金属ストリップに対する損傷を回避するために、引用文献4は、「サイドガイド」におけるガイドのために「傘状ロール」の使用を提案しており、この傘状ロールは、液体の流れの方法によって一定の回転動作を保持している。
独国特許第1427923号明細書 独国特許第69408332号明細書 米国特許第2818954号明細書 特開平5‐161917号公報
本発明の目的は、上述した欠点を有することなく、損耗した部品を交換する作業を減らすとともに、金属ストリップの全ての厚みに対して好適な装置と、この装置を作動させる方法を提案することである。
この目的は、金属ストリップ搬送装置上を流れる金属ストリップを側方でガイドするための装置によって達成され、この装置は、略鉛直方向のガイド面を有する少なくとも1つの主本体モジュールを備え、損耗面を有する少なくとも1つの損耗本体であって、制御された態様では、複数の確定された回転位置(rotary positions)に対して回転可能である損耗本体が存在し、損耗面は略平面であって、すべての規定された回転位置において、ガイド面に平行であることを特徴とする。
金属ストリップ搬送装置は、例えばローラーテーブル、例えばストリップコイル巻き取りプラントのローラーテーブルである。金属ストリップ搬送装置の搬送面は、典型的には実質的に水平になるように位置合わせされている。
金属ストリップは、例えば鋼ストリップ又はアルミニウムストリップである。
ガイド面を有する主本体モジュールは、いわゆるガイドルーラ又は例えばランインルーラであり、金属ストリップをガイドするために好適な面であるガイド面を有する。ガイド面は、例えばサポート本体に固定された損耗プレート(又は複数の損耗プレート)によって形成することができ、サポート本体及び損耗プレートは次いで、主本体モジュールを共同で形成する。
側方ガイドのための装置は、主本体モジュール又は複数の主本体モジュール、例えば2つの主本体モジュールを備えることができ、一方が金属ストリップのいずれかの側部でガイドする。
ガイド面は、金属ストリップの側部に接触する手段によって金属ストリップの側方ガイドに役立つ。前記ガイド面は、前方への方向における金属ストリップの移動の自由度を定め、それによって金属ストリップが側方にガイドされる。
ガイド面は、実質的に鉛直であるように位置合わせされる。
主本体モジュールに加え、側方ガイドのための装置もまた追加的に、損耗面を有する少なくとも1つの損耗本体を備える。
損耗本体は、金属ストリップをガイドする結果として損耗を、特に損耗面として参照される領域に受ける本体である。
損耗本体は、主本体モジュールとは異なる部品であるが、主本体モジュールに挿入することができるか、又は主本体モジュールに固定することができる。
損耗本体は少なくとも1つの損耗面を含み、この損耗面は、金属ストリップをガイドするときに金属ストリップに面し、金属ストリップを側方にガイドする過程で金属ストリップに接触することによって損耗する。
金属ストリップは、ガイドされるべき熱間圧延された鋼ストリップの場合には例えば600℃程度の温度かつ約60km/hの速度で損耗本体に切り込み、これは、損耗本体に切り込む外形(contours)が金属ストリップのためのガイド効果を増加させるので、基本的に望ましい効果である。1つの変形体によれば、損耗本体の材料、又は少なくともその損耗面は、硬度の点からみると、一方ではガイドを改善する外形のカットインが容易化されるように、そして他方では交換の間隔が許容できるレベルに維持されるように、選択することができる。
一実施形態によれば、少なくとも1つの損耗本体は、コーティングを有する少なくとも1つのサポート材料を有する。
例えば、サポート材料は、例えばサポート材料よりも損耗に対して耐性を有する材料で表面コート、例えばセラミックコート、紛体塗装、ラミネート加工することができる。プレートもまた、例えば材料によってサポートに取り付ける、ネジで止めることができ、このプレートは任意にはサポート材料とは異なる材料である。
サポート材料のコーティング、例えば表面コーティングは、異なる材料の複数の層から構成することができる。例えば、ガイドスプラインの構成を容易化するために、金属ストリップの切り込みを容易化するように外層を比較的柔らかくすることができ、このガイドスプラインの外層とサポート材料との間にある層を比較的硬くして、限度より深くまでのカットインを妨げることができる。
その使用に応じたコーティング、例えば表面コーティングは、損耗本体の全体に亘って同一でもよく、又は部分(segment)で異なっていてもよい。一実施形態によれば、損耗本体は、一方の面が損耗した後の損耗本体が単に裏返されて、同一の仕様の反対側が金属ストリップに面して損耗されるように対称とされている。
損耗されていない状態の損耗面は、実質的に平面である。これは、損耗本体が損耗面において初めから、すなわち試運転の前、かつ損耗していない新しい状態において、金属ストリップをガイドするためのガイド外形を有することができ、金属ストリップのその中への切り込みが作動中にはより深くなることを意味している。しかし、損耗していない状態における損耗面は、好ましくはそのようなガイド外形を有することなく平面態様に具現化されている。
損耗面は、損耗本体の、作動中に金属ストリップをガイドするために設けられた領域である。勿論、いわゆる損耗本体もまた、例えばローラーテーブルのパスラインからの、又はローラーテーブルのローラーの上端によって形成された平面からの距離それぞれの理由で、作動中に金属ストリップと接触しない領域を有することができる。
損耗本体は、円形又は他の外形を有する。この損耗本体もまた、スポークを有する車輪状に構成することができ、車輪のリムが損耗面を含むか、又は損耗面それぞれを形成し、スポークがリムを回転軸に固定する。
損耗本体もまた側方に面取りされて、損耗本体がディスク状である場合に金属ストリップが損耗本体の周縁で、すなわち例えばディスクの側面と主面との間で攻撃される(skewered)リスクを回避する。
損耗本体、好ましくは損耗面の外側はガイド上昇部(guide elevations)を有することができる。実際に、金属ストリップが損耗本体を登る傾向を有する場合がある、すなわち前記金属ストリップの間隔が損耗本体の再下端から増加することが実証された。そのような望ましくない登りを避けるために、登りを防止し、損耗本体に設けられた損耗面から離間し、かつ任意に金属ストリップを下方に押すガイド上昇部を、これもまた損耗本体に設けることができる。
そのようなガイド上昇部は、例えば複数の、損耗面を有する1つの平面にある損耗本体の面上の小さな上昇部、すなわち平面上の互いから離間した個々の上昇部とすることができる。若しくは損耗本体は、損耗面の平面に対して上昇部が損耗面に隣接する損耗面の周縁部に設けられ、この上昇部は周縁部全体に存在するか、又は中断部を有するか、すなわち周縁状の部分的にしか存在しないか、のいずれかである。ここで、上昇部は好ましくは、上昇部が損耗面の平面から一定の高さまで急に上昇しないような態様で具現化されるが、前記上昇部の高さは、損耗面の周縁からの間隔が増加するにつれて増加し、これはランアップスロープと参照される。
ガイド上昇部、特にそのようなランアップスロープは、作動中には金属ストリップのための側方空間を収縮させる。収縮は金属ストリップの登りに対向する抵抗力を提供する。
制御された態様にある損耗本体は、複数の規定された回転位置へ回転可能である。すなわち、前記損耗本体は、少なくとも2つの規定の回転位置を取り、これら2つの位置の間でオペレータは目標とされた態様で回転を選択し、対応して制御された態様で回転を制御し及び/又は調整する。
複数の損耗本体が好ましくは存在する。それらによって、ガイドが損耗本体による増加限度まで行われる。
全ての損耗本体は、好ましくは本発明に従って具現化される。それによって、最大の利益が、本発明による装置に関連する利点から生じる。
搬送方向に対して所定の角度で配置されたガイドディスクを有する特許文献3との比較において、本発明による装置は、実質的に平面であるとともに、ガイド平面に平行である損耗面によって、金属ストリップのためのより長いガイド長さが与えられるのを可能にする。その理由によって、比較的低い軸受圧力が生成され、それは一方で金属ストリップの端部への損傷の小さいリスクを意味し、したがってより薄いストリップを取り扱う能力を意味する。他方で、その理由によって損耗本体へのより小さな損耗しか生じず、長くされた寿命又は交換に関する低い要求をそれぞれもたらし、実際には、6倍長い交換間隔がそれによって結果的に得られる。
回転するローラーを有する特許文献4とは逆に、本発明による既定の回転位置を前提とすることは、金属ストリップが損耗本体中に切り込むということによって改善されたガイド機能をもたらすとともに、様々な領域に亘って損耗の改善された分散をもたらす。そのため、例えば、比較的薄い金属ストリップを取り扱うことができる。
損耗本体は好ましくは交換可能であり、それによってこれら構成部品は過剰な損耗の場合に容易に交換することができる。主本体モジュールの交換、又は例えば損耗プレートのような主本体モジュールの部品の交換は、相対的により複雑であり、よりまれにしか必要とされない。これは、側方ガイドのための装置を維持するための労力及びコストに関して節約となる。
一実施形態によれば、複数の規定の回転位置へ回転可能な、損耗面を有する複数の損耗本体が存在し、これら損耗本体のうちの少なくとも1つは、他の損耗本体とは独立して回転可能である。そのため、個々の損耗本体上の損耗の程度を、新しい領域に露出するときに考慮することができ、回転を必要に応じて個々の態様で行うことができる。これは、損耗してしまった損耗本体を新しくするための労力をさらに低下させることができる。
一実施形態によれば、複数の規定の回転位置へ回転可能な、損耗面を有する複数の損耗本体が存在し、これら損耗本体のうちの少なくとも1つは、他の損耗本体のうちの少なくとも1つに従属して回転可能である。そのため、少なくとも2つの損耗本体のグループへの損耗の程度を、新しい領域に露出させるときに考慮することができ、そのようなグループは、必要に応じて回転させることができ、これは、損耗してしまった損耗本体を新しくするための労力をさらに低下させることができる。
損耗本体は、回転軸の回りに回転可能である。一旦、損耗本体の損耗面の領域の損耗が許容範囲を超えると、損耗本体は制御された態様で回転軸の回りに回転させられ、それによって、今のところ未使用の領域が金属ストリップの端部に面するように回転され、金属ストリップによって損耗される。損耗面又は損耗本体それぞれを交換するための要求は、新しい領域及び今のところ損耗していない領域が、金属ストリップの端部に面するように回転されるので、繰り返される制御された回転によって遅らせることができる。
回転軸の方向に見たときに、損耗本体の周縁に関して損耗本体は好ましくは実質的に軸対称であり、特に好ましくは回転対称である。ここでは、これは、損耗本体が損耗本体の周縁に隙間を有し、この隙間が断面でこのタイプの周縁を遮断するということを包含する。
これは、回転対称な損耗本体の場合には、360/n度だけの回転の場合に利点を有し、ここでnは、回転対称の総数であり、金属ストリップと損耗面との間の接触という意味では、損耗本体による側方ガイドの程度は、損耗本体が、最初の位置から開始して約360/n度を回転したかどうか、及びどの程度頻繁に360/n度を回転したかによって、実質的に影響は受けず、ガイドがそれに沿って行われる長さ、すなわちガイド長さは、常に同一に維持されている。
回転対称な損耗本体の場合には、これは、対応する態様で、回転角度とは独立してさえ適用される。
損耗本体は特に非常に好ましくは丸いディスクであり、そのベース領域は損耗本体の損耗面を形成し、その丸いディスクは損耗本体の損耗面に対して垂直な回転軸の回りに回転可能であり、回転軸は丸いディスクの中心にある。この場合、損耗本体は回転軸に対して回転対称である。このように、金属ストリップは常に、損耗面によって同一の長さに沿って、損耗本体が配置されている回転位置とは独立して、すなわち前記損耗本体が最初の位置から始めて何度回転したかに独立して、ガイドされる。金属ストリップと損耗面との間の接触という意味では、損耗本体による側方ガイドの程度は、損耗本体が、最初の位置から開始してどれだけ回転したかによって、実質的に影響は受けない状態に維持される。勿論、それに沿って金属ストリップが損耗本体によってガイドされる長さは、他の要因のためにわずかに変化する、例えば前記長さは、金属ストリップがたまたま損耗面の既存の切り込み内を流れるかどうかによってわずかに変化する場合があり、そのせいで前記金属ストリップはわずかに変化した流れ方向に強いられる。
また、損耗本体は他の形状、例えば丸いディスクよりむしろ、多角形状のディスク、例えば五角形のディスクの形状を有することができる。
好ましい一実施形態によれば、少なくとも1つの損耗本体は、少なくとも1つの主本体モジュールの隙間(clearance)中で自由に配置することができる(disposable)。少なくとも1つの損耗本体が少なくとも1つの主本体モジュールの隙間に配置されているときには、例えば損耗本体の損耗面が主本体モジュールのガイド平面を超えて突出することはないが、少なくとも部分的にガイド平面内にある場合には、金属ストリップの主本体モジュール及び損耗本体による同時のガイドを行うことが可能である。これは、本発明に従って必要とされるような、損耗面が実質的に平面であるとともにガイド平面に平行である場合であり、ガイド平面に平行であることもまた、ガイド平面と同じ平面内にあることを包含するからである。又は、損耗本体の損耗面が主本体モジュールのガイド平面を超えて突出することはなく、ガイド平面内にあることもないが、主本体モジュールのガイド平面よりも金属ストリップから大きな距離にあるとき、及び特に金属ストリップが主本体モジュールに、前記金属ストリップがまた損耗面に接触するようになり、損耗面によってガイドされるように、切り込む場合である。
隙間は好ましくは丸い。このことは、前記損耗本体の回転軸に対して隙間が軸対称であるか、又は回転対称である時に、この隙間に配置されている損耗本体の簡単な回転を可能にする。
隙間が主本体モジュールによって完全に取り囲まれてはいないときには、この実施形態における主本体モジュール中の隙間の周縁は、円の一部に従う。
隙間はまた、他の形状を有することができる。
損耗本体、及び任意に隙間は、ローラーテーブルの上端の下に沈み込むその一部ができるだけ大きくなるように配置される。
金属ストリップは、ローラーテーブルの上端に沿って実質的に流れ、ローラーテーブルの上端の下に沈み込む損耗本体、特に回転対称な損耗本体であって、特に損耗本体としての丸いディスクの部分が大きいほど、金属ストリップにガイドとして損耗本体によって提供される長さは大きくなり、より良好なガイドを生じさせる。
したがって、丸い損耗本体で、金属ストリップ搬送装置としてローラーテーブルローラーを有するローラーテーブルの場合には、回転可能な損耗本体に対する回転軸が、ローラーテーブルローラーの回転軸間の中心上にあることが好ましい。この結果、そのような場合の損耗本体が、回転軸がローラーテーブルローラー間の中心に対して側方にオフセットする場合よりローラーテーブルローラー間の中間空間に深く沈む込むことができるので、最大ガイド長さの実施がそれぞれのローラーテーブルにおけるそれぞれの損耗本体に対して可能となる。
丸い隙間の中の損耗本体が丸いディスクとして具現化され、この丸いディスクのベース領域が損耗本体の損耗面を形成し、丸いディスクがその損耗面に垂直な回転軸の回りに回転可能であり、この回転軸が円いディスクの中心にある実施形態が特に好ましく、損耗本体は、ぴったりフィットした状態で隙間の中に好ましく配置され、勿論、回転の動きを可能にするように小さいギャップを有している。結果として、先頭のスリップ端部の縁部が損耗本体と、ガイド平面と、の間のギャップ上で攻撃されるというリスクしかなく、損耗本体を回転することは、損耗本体のさらなる動きの必要性なく行うことができる。隙間にぴったりフィットした多角形状のディスクとして具現化された損耗本体の場合には、損耗本体を回転させることは、例えば損耗本体がガイド平面から一旦出て、回転後の前記多角形状のディスクがガイド平面の中に戻らなければならない場合にしか可能ではない。これは時間がかかり、好適な駆動ユニットを必要とする。隙間にぴったりフィットした多角形状のディスクの場合には、実践的には、損耗本体の不注意による回転に対する保護手段があること、すなわち規定された回転位置が隙間の形状によって規定されていることが有利である。
隙間がそのような外側へ/内側への動きなしに回転を可能にする場合、十分に大きなギャップが隙間の周縁と、多角形状のディスクと、の間に存在しなければならない。これは、先頭のストリップ端部の角部がそのようなギャップ上で攻撃される場合があるという欠点を有する。
一実施形態によれば、本発明による装置は、少なくとも1つの損耗本体を備え、この損耗本体に対しては、この損耗本体の損耗面の主本体モジュールのガイド平面からの間隔が再調整可能である。このように、損耗本体又は主本体モジュールは、ガイドされる金属ストリップからの間隔に関して、様々な位置で調整することができる。例えば、損耗本体が金属ストリップに接触する場合には、損耗本体の損耗面の主本体モジュールのガイド平面からの間隔は変えることができ、例えば、主本体モジュールが金属ストリップから離れるように移動する。また別の変形体においては、損耗本体は金属ストリップの方向に、損耗本体の損耗面の主本体モジュールのガイド平面からの間隔が、例えば損耗本体が金属ストリップと接触するまで増加するように動かされ、ここで、金属ストリップに対する移動の側方自由度がさらにもっと減る。
いわゆるガイド位置においては、少なくとも損耗本体の一部分は主本体モジュールのガイド平面の外側に、特にガイドされる金属ストリップの端部の方向にある。前記部分は、したがって主本体モジュールよりも、ガイドされる金属ストリップの近くに配置されており、その結果として金属ストリップの側方ガイドは主に損耗本体のこの部分又は損耗本体の損耗面によってそれぞれ行われるのであって、主本体モジュールのガイド平面によって行われるのではない。このように、高価であるとともに作成が複雑である主本体モジュールは非常に少ない程度にしか損耗せず、先頭のストリップの端部のランインから離間しており、前記主本体モジュールはほとんど全く損耗しない傾向にある。
例えば、損耗本体をガイド位置に設定することができ、結果として前記先頭ストリップの端部の角部が攻撃されるリスクがもはやないので、ガイド位置において損耗本体は、金属ストリップの先頭ストリップの端部が側方ガイドのための装置を通過するとすぐに、ストリップの独占的なガイドを担う。結果として、高価な主本体モジュールの損耗は大幅に減少し、代わりに、本発明に従って、コスト効率の良い態様で製造可能である損耗本体が損耗する。
先頭ストリップ端部のランイン中に、ガイド位置にある損耗本体の場合に、先頭のストリップ端部の角部がこれら損耗本体上で攻撃されるリスクがある。そのような段階に対して、損耗本体は、例えば主本体モジュールの隙間の中に引っ込むことによって、ガイド平面からもはや突出しないように再調整することができ、したがってもはや先頭の端部がその角部によってガイド平面からの上昇部上で攻撃されるリスクはない。
いわゆる主本体位置において、損耗本体は金属ストリップの側方ガイドを、任意には主本体モジュールのガイド平面と協働で専ら担うことができる。この場合の金属ストリップは、主本体モジュールのガイド平面並びに損耗本体の損耗面の両方を損耗させる。
例えば、損耗本体は、損耗本体が、再調整装置それぞれによってガイド平面の外へ、ガイド平面に垂直な動きによって押し出されることによって再調整することができる。垂直な態様で移動させられると、ガイド位置における損耗面全体はガイド平面の外側に存在し、損耗面の全ての点がガイド平面へ等距離となり、金属ストリップによる均一な損耗を容易化する。
ガイド平面に垂直な態様で行われる移動は、例えば、損耗本体が円いディスクであり、そのベース領域が損耗本体の損耗面を形成し、損耗本体がその損耗面に垂直な軸の回りに回転可能であるときに特に好ましく、この回転軸は、丸いディスクの中心にある。ここで移動は、これもまたガイド平面に垂直な回転軸の方向に行われる。このタイプの実施形態は、特に構成するのがたやすい。
その特別な実施形態によれば、少なくとも1つの損耗本体のために、損耗本体の損耗面の、主本体モジュールのガイド平面からの間隔は他の損耗本体とは独立して再調整可能である。
その理由で、側方ガイドを提供する損耗本体の数を、例えば、ガイドされる金属ストリップの要求に依存して変化させることができる。そのため、特定の考慮を、目標とされた態様で、ガイド平面による、又は装置の特定の領域にある損耗本体によるガイドに対する要求に与えることができ、損耗本体それぞれに対する個々の再調整をそのような領域で行うことができる。このように、損耗本体の必ずしも必要とされるわけではない損耗を軽減させることができ、したがって必要とされる保守作業は最小化される。
全ての損耗本体は好ましくはこのように具現化される。
そのまた別の実施形態によれば、その損耗面の、主本体モジュールのガイド平面からの間隔が再調整可能である複数の損耗本体が存在し、これら損耗本体のうちの少なくとも1つの前記間隔はこれら損耗本体のうちの他の少なくとも1つに従属的に再調整可能である。
この理由で、目標とされた態様で、ガイド平面による、又は装置の特定の領域にある損耗本体によるガイドに対する要求に対して考慮することができ、その要求は損耗本体のグループに亘って広がり、そのようなグループのための再調整は要求に従って実行することができる。これは、損耗した損耗本体を新しくする作業をさらに少なくすることができ、作動を簡単化し、相互に独立した再調整可能性と比べてより少ない構成の複雑さしか必要としない。
好ましくは、これら損耗本体の全ては、これら損耗本体の少なくとも1つの他の損耗本体に従属的に再調整可能である、すなわちすべての損耗本体は結合した態様で再調整可能である。
好ましくは、その損耗面の主本体モジュールのガイド平面からの間隔が再調整可能である少なくとも1つの損耗本体は、ストリップが流れている間は再調整可能である。
好ましい一実施形態によれば、装置は少なくとも1つの損耗本体ガイドローラーを有し、この損耗本体ガイドローラーは、損耗本体の損耗面の隙間又は損耗本体の損耗面の開口部を通じてガイドされ、少なくとも部分的にこの損耗面から突出する。
損耗面の開口部は、損耗面の穴として理解され、損耗面によって完全に取り囲まれている。対照的に、損耗面の隙間は損耗面によって完全には取り囲まれていない。
したがって、ガイドローラーによる側方ガイドの利点は、本発明による装置に必要に応じて使用することができ、これがもはや望まれないか又は必要ではない場合、例えば5mm迄の厚みを有する薄い金属ストリップの場合には、側方ガイドはここでもまた損耗面によって設けることができる。
したがって、損耗面ガイドローラーの提供は、選択を損耗本体ガイドローラーによるガイドと、損耗本体によるガイドとの間で、ガイドされる金属ストリップの厚みに応じて行うことができるという利点を有する。若しくは、選択は、損耗本体ガイドローラーによるガイドと、損耗本体によるガイドと、の間で、先頭のストリップ端部の角部が攻撃されるか、又は金属ストリップの端部が損傷されるかのリスクがあるかどうかに応じて行うことができる。
好ましい一実施形態によれば、装置は少なくとも1つの損耗本体ガイドローラーを有し、この損耗本体ガイドローラーは、
‐少なくとも1つの停止位置、及び
‐少なくとも1つのガイド位置
に調整可能である。
いわゆるガイド位置では、損耗本体ガイドローラーは、金属ストリップ搬送装置の上を流れる金属ストリップを側方でガイドするために好適である。いわゆる停止位置では、前記損耗本体ガイドローラーは、そのためには好適ではなく、金属ストリップは損耗本体及び/又はガイド平面によってガイドされる。
一実施形態によれば、損耗本体ガイドローラーは、損耗本体に又はその上に固定されており、好ましくは、前記損耗本体ガイドローラーはここでは、損耗本体を停止位置又はガイド位置に回転させることによって調整可能である。
また、損耗本体ガイドローラーも主本体モジュール若しくは装置の他の部分、又は隣接する装置に固定することができる。
好ましい一実施形態によれば、ガイド位置では損耗本体ガイドローラーのローラー面が、損耗本体の損耗面の隙間、若しくは損耗本体の損耗面の開口部を通じてガイドされるか、又は少なくとも部分的にこの損耗面から突出する。
一つの変形体によれば、停止位置では損耗本体ガイドローラーはここでは、ガイドされる金属ストリップの端部から見ると損耗面の方向に損耗面を超えて存在する。損耗本体ガイドローラーのローラー面が、損耗面の方向に見たときに、損耗面を超えて存在する、又は言い換えると損耗面の下に存在するとき、前記ローラー表面は、側方ガイドには貢献しない。ガイド位置では、損耗本体ガイドローラーのローラー面は、損耗面から離れて主本体モジュールのガイド平面の方向に見るとき、又は言い換えるとガイドされる金属ストリップの端部に向かって見るときに、少なくとも部分的に損耗面から突出する。結果として、金属ストリップは主に損耗本体ガイドローラーに接触するようになり、損耗面の代わりに主に損耗本体ガイドローラーによってガイドされる。
ここでは損耗面ガイドローラーの回転軸は、損耗本体ガイドローラーが、金属ストリップと接触することによって回転動作に入るように、好ましくは存在する。これは、接触時に(upon contact)金属ストリップから損耗本体ガイドローラーに移送されたエネルギーの少なくとも一部が、損耗の兆候に向かって貢献する代わりに、ローラーの回転動作に変換されるので、損耗本体ガイドローラーの少ない損耗に貢献する。ここで、損耗本体ガイドローラーの回転軸は、好ましくは金属ストリップの流れ方向に実質的に垂直である。
損耗本体ガイドローラーはここでは、停止位置からガイド位置へ調整することができ、及び移動する、折り畳む又は伸ばす、若しくは枢動させることによって、そこから元に戻す(reversed)ことができる。
また別の変形体によれば、損耗本体ガイドローラーのローラー面は、ここでは損耗面から金属ストリップの方向に見たときに停止位置及びガイド位置の両方において少なくとも部分的に損耗面から突出している。損耗面の開口部又は隙間の位置、及びこの開口部又は隙間から突出する損耗面ガイドローラーの位置は、損耗本体を枢動させることによって変化する。したがって、ガイド位置は、損耗本体を、ガイドされる金属ストリップが損耗本体ガイドローラーと接触するようになるであろう位置に枢動することによって調整することができ、それによって金属ストリップがガイドされる。損耗本体によるガイドと、損耗本体ガイドローラーによるガイドと、の間の選択は、このように容易に行うことができる。ガイド位置においては、損耗本体ガイドローラーの回転軸は、好ましくは損耗本体ガイドローラーが金属ストリップとの接触によって回転するように存在する。これは、接触時に金属ストリップから損耗本体ガイドローラーに移送されたエネルギーの少なくとも一部が、損耗の兆候に向かって貢献する代わりに、ローラーの回転動作に変換されるので、損耗本体ガイドローラーの少ない損耗に役立つ。ここで、損耗本体ガイドローラーの回転軸は、好ましくは金属ストリップの流れ方向に実質的に垂直である。
停止位置において、損耗本体又は損耗面の開口部のそれぞれは、損耗面から突出する損耗本体ガイドローラーがガイドされる金属ストリップに接触しないように配置され、金属ストリップのガイドは損耗本体によって行われる。
したがって、損耗本体ガイドローラーによる側方ガイドの利点が、損耗本体ガイドローラーを調整することによって本発明による装置に必要とされる場合、及びこれがもはや望まれないか、又は必要とされない場合に使用することができる、例えば5mmまでの厚みを有する薄い金属ストリップの場合には、側方ガイドは、損耗本体ガイドローラーを停止位置に調整することによって、ここでもまた損耗面によって提供することができる。
したがって、損耗面ガイドローラーの提供は、選択を損耗本体ガイドローラーによるガイドと、損耗本体によるガイドとの間で、ガイドされる金属ストリップの厚みに応じて行うことができるという利点を有する。若しくは、選択は、損耗本体ガイドローラーによるガイドと、損耗本体によるガイドとの間で、先頭のストリップ端部の角部が攻撃されるか、又は金属ストリップの端部が損傷されるかのリスクがあるかどうかに応じて行うことができる。
例えば、厚い、例えば5mm以上の厚みを有する金属ストリップの場合には、先頭のストリップのストリップ端部の全てが突出するローラーによって損傷するリスクは非常にわずかであるか、又は全く無い。したがって、厚い金属ストリップの場合には、損耗本体ガイドローラーは、金属ストリップがランインする前にガイド位置にもたらされる。
同様に、損耗本体ガイドローラー及びこの損耗本体ガイドローラーの上流又は下流にある損耗本体による金属ストリップのガイドの組み合わせが可能である。
本出願のさらなる主題は、金属ストリップを側方にガイドするための装置によって、金属ストリップ搬送装置の上を流れる金属ストリップを側方にガイドするための方法であり、この装置は、ガイド平面と、実質的に平面な損耗面を有する少なくとも1つの損耗本体と、を有する少なくとも1つの主本体モジュールを備え、第1の金属ストリップが金属ストリップ搬送装置を通過した後、かつ第2の金属ストリップが金属ストリップ搬送装置の中にランインする前に、損耗本体が制御された態様で規定された第1の回転位置から規定された第2の回転位置へ回転され、すべての規定された回転位置にある前記損耗面は、ガイド平面に平行であることを特徴とする。
2つ以上の規定された回転位置がある。第1の回転位置及び第2の規定された回転位置との用語は、これらが2つの異なる回転位置であることを意味するにすぎない。この明細書では、これは、2つの回転位置しか有さないということを意味するものではない。
第1の金属ストリップ及び第2の金属ストリップは、2つの異なる金属ストリップがあることを単に意味する。この明細書では、これは、2つの金属ストリップしか有さないということを意味するものではない。この明細書では、これは、回転が2つの連続した金属ストリップ間で常に行われることを意味するものではなく、回転は、一旦金属ストリップが装置を通過すると、さらなる金属ストリップが装置を通過するのに先立って、回転が再度行われるのに先立って一度だけ行われ、複数のさらなる金属ストリップが前記さらなる金属ストリップに続くことができる。
例えば、第1の10枚の金属ストリップが最初に装置を通過し、次いで回転が、さらなる10枚の金属ストリップのグループの最初の金属ストリップとしての11枚目の金属ストリップが装置を通過するのに先立って行われる。11枚目の金属ストリップから20枚目の金属ストリップが装置を通過している間には、回転は行われない。
このように、損耗本体の未使用の領域を、規定された態様で損耗に露出させることができ、ガイド長さは好ましくは損耗面の変えられた方向によって変えられる。
一実施形態によれば、その方法は、金属ストリップの少なくとも1つの側面での主本体モジュールによる、及び任意に損耗本体及び/又は損耗本体ガイドローラーによる第1の側方ガイド段階の後に、引き続く第2の側方ガイド段階において、金属ストリップの少なくとも一方の側面での側方ガイドが、損耗本体によってのみ行われる
また、金属ストリップを側方にガイドするための装置は、任意に少なくとも1つの損耗本体ガイドローラーをも備える。
ここで、第2の側方ガイド段階における損耗本体のみによる側方ガイドの場合には、1つの損耗本体又は複数の損耗本体を側方でガイドすることができる。
側方ガイドの第1の段階はここでは、第1のガイド段階と参照される。側方ガイドの第2の段階はここでは、第2のガイド段階と参照される。
既に記載したように、例えば先頭のストリップの端部のランインにおける、ガイドされる金属ストリップに対する側方ガイドの段階があり、そこでは金属ストリップがガイド平面によって、ガイド平面から突出する上昇部無しにガイドされることが有利である。これはガイド平面上に損耗を引き起こす。そのような段階では、主本体位置における損耗本体、すなわち損耗本体がガイド平面上に上昇部を形成しない位置における損耗本体はまた、任意に金属ストリップの側方ガイドを、主本体モジュールのガイド平面とともに共同で担うことができる。この場合、金属ストリップは、主本体モジュールのガイド平面及び損耗本体の損耗面の両方を損耗させる。
それぞれの金属ストリップのためのそのような側方ガイドに対する必要性が一旦経過する、例えば、先頭のストリップの端部が本発明による装置の領域を去ってしまうと、ガイド平面の損耗が、金属ストリップの大部分に対するガイドが損耗本体によってのみ行われる本発明に従って回避される。
これは、本発明による装置によって、損耗面の、主本体モジュールのガイド平面からの間隔が再調整可能である少なくとも1つの損耗本体によって達成することができる。
このように、損耗面のガイド平面からの間隔、したがってガイドされる金属ストリップからの間隔もまた、前記損耗面が前記主本体モジュールのガイド平面よりも金属ストリップに近い位置、すなわちガイド位置に再調整することができる。
例えば、損耗本体又は損耗面はそれぞれ、ガイド位置に調整することができ、このガイド位置では、先頭のストリップの端部が側方ガイドのための装置を通過するとすぐに、損耗本体が専らストリップのガイドを担い、したがって、前記先頭のストリップの端部の角部が攻撃されるリスクはもはや無い。主本体モジュールの損耗は、したがってストリップの長さの大部分に足して大幅に軽減される。
また別の実施形態によれば、この方法は、主本体モジュールによる、及び任意に損耗本体及び/又は損耗本体ガイドローラーによる金属ストリップの少なくとも1方の側面上での第1の側方ガイド段階の後、引き続く第2の側方ガイド段階において、金属ストリップの少なくとも1方の側面上での側方ガイドが以下の態様:
‐損耗本体ガイドローラーによってのみによって
‐損耗本体及び損耗本体ガイドローラーによって
のうちの1つで行われる。
この場合、金属ストリップを側方ガイドするための装置もまた、少なくとも1つの損耗本体ガイドローラーを備える。
損耗本体ガイドローラーのみによる第2の側方ガイド段階における側方ガイドの場合には、ここでは1つの損耗本体ガイドローラー又は複数の損耗本体ガイドローラーが、側方でガイドすることができる。
損耗本体及び損耗本体ガイドローラーによる第2の側方ガイド段階における側方ガイドの場合には、ここでは1つの損耗本体又は複数の損耗本体ガイドローラーと、1つの損耗本体ガイドローラー又は複数の損耗本体ガイドローラーとが、側方でガイドすることができる。
好ましくは、第1の側ガイド段階の後に、少なくとも1つの損耗本体及び/又は少なくとも1つの主本体モジュールが、損耗本体の損耗面がガイド平面の外側にある所定の位置に再調整される。例えば、第1の側方ガイド段階中のその損耗面を、ガイドされる金属ストリップの方向にさらに動かすことができる。又は、ガイドモジュールは、ガイドされる金属ストリップから離れる方向にさらに動かすことができ、それによって、その最初の位置に残る損耗本体は、ガイドモジュールよりも金属ストリップに近く配置される。
ここで第2の側方ガイド段階では、金属ストリップの側方ガイドは、少なくとも1つの損耗本体ガイドローラーによって行われる。前述したように、ガイド機能が損耗本体ガイドローラーによって担われることがときには有利である。
複数の損耗本体によって前記金属ストリップの少なくとも1つの側に行われ、前記第2の側方ガイド段階中に、少なくとも1つの損耗本体が、前記損耗本体の前記損耗面と、前記金属ストリップとの間の接触を失いつつ、前記金属ストリップから再調整されて離れ、前記損耗本体は次いで、制御された態様で回転軸の回りに回転して規定の新しい回転位置へ回転し、前記損耗本体は次いで、前記損耗本体の前記損耗面と、前記金属ストリップとの間の接触を復帰しつつ、前記金属ストリップに向かって再調整される
この理由によって、ストリップが流れている間に使用されている(prevailing)ガイド機能の強化に対する損耗に関する要求に反応できることが可能になる。ストリップが流れている間は、損耗した損耗本体を、まだ損耗していない損耗本体の損耗面の領域が金属ストリップに露出する位置に回転することができる。
1つの好ましい実施形態によれば、側方ガイドの態様は、損耗本体による滑動ガイドと、ローラーによるローリングガイドと、の間で切り替わる。ローラーは、損耗本体ガイドローラー又はガイドのための他のローラーとすることができる。
1つの変形体によれば、金属ストリップの側方ガイド中に、側方ガイドの態様は、滑動ガイドと回転ガイドとの間で切り替わる。ここで一つのステップは、損耗本体を新しい規定された回転位置に回転するか、又は移動するか、折り畳む又は伸ばす、若しくは損耗ガイドローラー或いはガイドのための他のローラーを枢動させることができる
好ましい一実施形態によれば、側方ガイドの態様は損耗本体による滑動ガイド及びローラーによる回転ガイドの両方を備える。ローラーは、損耗本体ガイドローラー又は他のガイドのための他のローラーとすることができる。
本発明による装置及び方法は、既存の装置との比較において大幅に保守作業を軽減させることを可能にする。損耗本体の損耗面のまだ損耗していない領域の金属ストリップへの複数の露出によって、損耗本体が既存の損耗ストリップよりも少ない交換頻度しか必要としないので、損耗した部品を取り換える一次的な作業は削減される。交換は、他の保守停止時間の間に行うことができる。このように、損耗面のための短い保守間隔の結果として、生産量低減を回避することができる。また、損耗本体が簡単かつ廉価な態様で作られるので、損耗本体を交換するためのコストに関する努力もまた最小化される。
本発明が、例示の態様で複数の図面の手段によって以下に記載される。
ローラーテーブル上を流れる金属ストリップを側方でガイドするための従来の装置を示す図である。 ローラーテーブル上を流れる金属ストリップを側方でガイドするための既知の装置のランインルーラの損耗ストリップの一部を示す図である。 ローラーテーブル上を流れる金属ストリップを側方でガイドするための、本発明による装置の一部分を示す図である。 図3の示す装置の断面図である。 主本体モジュールの隙間に配置された、本発明による装置のための損耗本体を示す図である。 図5の断面B‐Bに沿った図である。 停止位置にある損耗本体ガイドローラーを有する、本発明による装置の図である。 図7の断面A‐Aに沿った図である。 ガイド位置にある損耗本体ガイドローラーを有する、本発明による装置の図である。 図9の断面C‐Cに沿った図である。 ガイド面からの間隔に関して再調整された損耗面を有する、図6に非常に類似した図である。 損耗本体の損耗面の開口部を示す図である。 損耗本体の損耗面の隙間を示す図である。 損耗本体の実施形態を示す図である。 損耗本体の実施形態を示す図である。 損耗本体の実施形態を示す図である。 損耗本体の実施形態を示す図である。 損耗本体の実施形態を示す図である。 損耗本体の実施形態を示す図である。 損耗本体の実施形態を示す図である。
図1は、ローラーテーブル上を流れる金属ストリップ2を側方でガイドするための従来の装置1を示す。金属ストリップ2は、巻き取りプラントの駆動装置3の方向に、矢印の方向に流れる。前記金属ストリップは、ランインルーラ4a、4bによって側方でガイドされる。
図2は、図1の既知の装置1のランインルーラ4a又は4bの損耗ストリップ5の一部を示す。金属ストリップは、ガイド面6によってガイドされる。ここで損耗ストリップは損耗し、交換されることを必要とする。
図3は、金属ストリップ搬送装置としてのローラーテーブル上を流れる金属ストリップを側方でガイドするための、本発明による装置の一部分を示す。装置のうち、実質的に鉛直なガイド平面10を有する損耗プレート9を担持する支持本体8からなる主本体モジュール7が示されている。また、図示されているのはローラーテーブルのローラー11a、11b、11c、11dである。その損耗面12aが図中においてガイド平面10と同じ面にある損耗本体12もまた図示されている。損耗本体12は、制御された態様で複数の規定された回転位置へと回転可能である。損耗面12aは実質的に平面であり、すべての規定された回転位置においてガイド平面10に平行である。損耗本体12は円形のディスクであり、そのベース領域は損耗本体の損耗面を形成する。損耗本体12は、損耗プレート9の大部分が円い隙間の中に配置され、損耗プレート9が損耗本体12を完全に取り囲むわけではないので、オープンスペースは完全に丸いわけではないが、損耗本体12を備える部分は円の一部である。
ベース領域と損耗本体12の丸いディスクの側面との間の面取りされた面があることもまた見てとることができ、この面取り面は、面取り面の無い損耗本体と比較すると、金属ストリップが周上の側面とベース領域との間で攻撃されるのを避けるのに役立つ。
図3に類似し、別には図示されていない例において、損耗本体は、ガイド平面に対して垂直な回転軸の回りに枢動可能である。この回転軸は、丸いディスクの中央にある。回転軸は、ローラーテーブルのローラーの回転軸間にあるように、中心の上に配置されている。
図4は図3におけるのと同様に断面図を示す。支持本体8からなる主本体モジュール7及び、断面図ではガイド平面10を有する損耗プレート9が示されている。損耗本体12は、再調整装置、ここでは回転式再調整モジュール13に固定されており、回転式再調整モジュール13は主本体モジュール7内に固定されている。損耗本体12は、回転式再調整モジュール13によって、制御された態様で複数の規定された回転位置へ回転することができる。さらに、回転式再調整モジュール13によって、損耗面12aの主本体モジュール7のガイド平面10からの間隔は再調整することができ、損耗本体12はガイド平面10から出るように移動し、かつガイド平面10内へ戻るように移動し、このことは別には図示されていない。
図5は損耗本体15a、15b、15c、15dを示し、これら損耗本体は、主本体モジュール14の大部分が円い隙間内に配置されている。ローラーテーブルのローラー16a、16b、16cが同様に図示されている。損耗本体15a、15b、15c、15dは丸いディスクであり、そのベース領域は、損耗本体15a、15b、15c、15dの損耗面17a、17b、17c、17dを形成する。損耗本体15a、15b、15c、15dは制御された態様で複数の回転位置へ回転可能であり、実質的に平面の損耗面は、すべての規定された回転位置においてガイド平面19に平行である。ここでは鋼ストリップである金属ストリップ18は、ガイド平面19及び損耗本体15a、15b、15c、15dによってガイドされ、損耗本体15a、15b、15c、15dの損耗面17a、17b、17c、17dは、ガイド平面19内にある。これもまた図示されているのは、損耗本体15bのための損耗トラック20a、20b、20cであって、損耗本体が制御された態様で様々な規定された位置へ繰り返し回転された後に、既に金属ストリップによって損耗本体15bの中に刻まれている(carved)。
図6は図5のB‐B部分に沿った、損耗本体15cの方向における断面図であり、ガイド平面19は別には図示されていない。
図7は図5の装置に大部分が類似する、損耗本体21a、21b、21c、21dを有する装置を示している。ここでは、損耗本体ガイドローラー22a、22b、22c、22dであり、これらは少なくとも1つの停止位置と、1つのガイド位置と、に調整可能である。図7における前記損耗本体ガイドローラーは停止位置に示されている。金属ストリップ23、ここでは鋼ストリップは、ガイド平面24と損耗本体21a、21b、21c、21dとによってガイドされ、損耗本体21a、21b、21c、21dの損耗面は、ガイド平面24内にある。
図8は、図7の損耗本体21cの方向への、A−Aに沿った断面図を示し、ガイド平面24は別には示されていない。
図9は、図7に非常に類似した図であり、図7において記載された部品に対する参照符号は明瞭化の理由で記載されていない。図示されているのは、ガイド位置にある図7の損耗本体ガイドローラー22a、22b、22c、22dである。金属ストリップ23は、損耗本体ガイドローラー22a、22b、22c、22dによってガイドされる。
図10は、損耗本体ガイドローラー22cの方向における図9のC−Cに沿った断面図を示し、ガイド平面は、別には図示されていない。
図7〜図10における損耗本体ガイドローラー22a、22b、22c、22dのローラー面は、損耗面から金属ストリップの方向に見たときに、停止位置及びガイド位置の両方において損耗面から突出している。前記ローラー面は、損耗本体21a、21b、21c、21dそれぞれの損耗面の開口部を通じてガイドされ、この損耗面から突出する。
損耗本体21a、21b、21c、21dを枢動させることによって、損耗面の開口部の位置は図7と図9との間で変化する。これら開口部から突出している損耗本体ガイドローラー22a、22b、22c、22dは、したがって再配置され、損耗本体21a、21b、21c、21dの枢動の後、これら開口部から突出する。損耗面の開口部のガイド位置への調整はそれに応じて行われる。
例えば、損耗本体ガイドローラー22a、22b、22c、22dは、それぞれの場合に、図4における参照符号13で示されているような回転式再調整モジュールに固定することができ、この回転式再調整モジュールによって回転可能かつ再調整可能とされる、すなわちさまざまな位置に調節可能である。前記損耗本体ガイドローラーもまた損耗本体に、又は主本体モジュールに固定することができる。
図11は、図6に非常に類似した図を示す。図6に加えて、参照符号25を有するガイド平面の一部もまた図示されている。実線の境界を有する損耗本体15cは、その損耗面17cがガイド平面25と同じ平面にある位置で図示されている。破線の境界を有する前記損耗本体15cは、その損耗面のガイド平面からの間隔が再調整された、ここでは増加した位置で図示されており、損耗本体は、ガイド平面に垂直な移動によって、ここでは詳細には示されていない再調整装置の手段によってガイド平面から外へ押し出される。
図12及び13は、損耗本体の損耗面の隙間と、損耗本体の損耗面の開口部と、の間の違いを示している。
損耗面の開口部は、損耗面28の穴27を意味するとして理解され、この穴27は、図12に示すように、損耗面28によって完全に取り囲まれている。対照的に、破線の境界を有する図13は損耗面30の隙間29を示しており、隙間29は損耗面30によって完全には取り囲まれていない。
図14は、損耗していない状態にある損耗本体30の一実施形態の一部分を示す。損耗本体30は平面状の損耗面31を有する丸いディスクである。損耗本体は、周縁部32に面取りを施されている。
図15は、損耗していない状態にある損耗本体33の一実施形態の一部分を示す。損耗本体33は実質的に平面状の損耗面34を有する丸いディスクである。金属ストリップをガイドするためのガイド形状として損耗面34に始めから存在するガイドスプライン35が図示されている。損耗本体は、周縁部36に面取りを施されている。
図16は図15による損耗本体33を、損耗面34上への側面図に示している。複数のガイドスプライン35が見られる。
図17は、損耗していない状態にある損耗本体36の一実施形態の一部分を示す。作動中にガイドスプラインを構成するための外側の比較的柔軟な層38が支持材料37上に存在する。深い切り込み線を妨げる比較的硬い層39が、この外層38と支持材料37との間に存在する。
これら2つの表面コーティング、すなわち層38及び層39が、損耗本体36の両側に、対称となるように取り付けられ、それによって一方の側上の損耗後の損耗本体36を、単に裏返し、したがって他方の同一に規定された側が金属ストリップに面するように回転されて、損耗する。
図18は、損耗本体40上への側面図を示す。損耗本体40の損耗面41は、その周縁に延びる。複数の相互に離間した個々の損耗本体42の面43からの上昇部が、ガイド上昇部42として損耗面41の外側に存在しており、損耗本体42の面43は、損耗面41と同じ平面内にある。
図19は、図18の損耗本体40を通じた線A‐Aに沿った断面の一部分を示す。ガイド上昇部42の形状(profile)を見ることができる。ガイド上昇部44が、丸いディスクとして構成された損耗本体40の他方の側に同様に存在していることを同様に見ることができる。
図20は、損耗面46の平面に関連する上昇部47が、損耗面46の周縁部に損耗面46の近傍にあるように存在する態様に具現化された損耗本体45の一部分を示し、この上昇部47は、損耗面46のこの周縁全体に存在する。ここでのこの上昇部は、その高さが損耗面の周縁からの間隔が増加するにつれて増加する、すなわちいわゆるランアップスロープ(run−up slope)48が構成されるように、具現化されている。
このランアップスロープ48、並びに図18及び19からのガイド上昇部42及び44もまた、作動中には金属ストリップのための側方空間を収縮させる。この収縮は、金属ストリップののぼりに対する抵抗を形成する。
本発明が、好ましい例示の実施形態によってより詳細に図示され、記載されてきたが、本発明は、開示された例によって限定されるものではなく、他の変形体が、本発明の技術的範囲から逸脱することなく当業者によって想到され得る。
1 ローラーテーブル上を流れる金属ストリップを側方にガイドするための装置
2 金属ストリップ
3 駆動装置
4a、4b ランインルーラ
5 損耗ストリップ
6 ガイド平面
7 主本体モジュール
8 支持本体
9 損耗プレート
10 ガイド平面
11a、11b、11c、11d ローラーテーブルローラー
12 損耗本体
12a 損耗面
13 回転再調整モジュール
14 主本体モジュール
15a、15b、15c、15d 損耗本体
16a、16b、16c ローラーテーブルローラー
17a、17b、17c、17d 損耗面
18 金属ストリップ
19 ガイド平面
20a、20b、20c 損耗トラック
21a、21b、21c、21d 損耗本体
22a、22b、22c、22d 損耗本体ガイドローラー
23 金属ストリップ
24 ガイド平面
25 ガイド平面
26 ガイド平面
27 穴
28 損耗面
29 隙間
30 損耗面
31 損耗面
32 周縁部
33 損耗本体
34 損耗面
35 ガイドスプライン
36 周縁部
37 支持材料
38 層
39 層
40 損耗本体
41 損耗面
42 ガイド上昇部
43 面
44 ガイド上昇部
45 損耗本体
46 損耗面
47 上昇部
48 ランアップスロープ

Claims (21)

  1. 略鉛直なガイド平面(10)を有する少なくとも1つの主本体モジュール(7)を備える、金属ストリップ搬送装置の上を流れる金属ストリップ(2)を側方でガイドするための装置であって、
    制御された態様で複数の規定された回転位置へ回転可能な損耗面(12a)を有する少なくとも1つの損耗本体(12)が存在し、前記損耗面(12a)全体は略平面であるとともにすべての前記規定された回転位置において前記ガイド平面(10)に平行であることを特徴とする装置。
  2. 前記複数の規定された回転位置へ回転可能な、損耗面(12a)を有する複数の損耗本体(12)が存在し、これら損耗本体(12)のうちの少なくとも1つが、他の損耗本体(12)と独立して回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数の規定された回転位置へ回転可能な、損耗面(12a)を有する前記複数の損耗本体(12)が存在し、これら損耗本体(12)のうちの少なくとも1つが、他の損耗本体(12)に従属的に回転可能であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記装置は前記少なくとも1つの損耗本体(12)を備え、該損耗本体に対して、前記損耗本体の損耗面(12a)の前記主本体モジュール(7)の前記ガイド平面(10)からの間隔が再調整可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つの損耗本体(12)に対して、該損耗本体の前記損耗面(12a)の前記主本体モジュール(7)の前記ガイド平面(10)からの間隔が、他の前記損耗本体(12)に独立して再調整可能であることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記複数の損耗本体(12)であって、前記複数の損耗本体に対して、前記複数の損耗本体の前記損耗面(12a)の前記主本体モジュール(7)の前記ガイド平面(10)からの間隔が再調整可能である前記複数の損耗本体が存在し、前記複数の損耗本体(12)のうちの少なくとも1つの前記損耗本体の前記間隔が、前記複数の損耗本体(12)の少なくとも1つの他の前記損耗本体に従属的に再調整可能であることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 前記装置は、少なくとも1つの損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)を有し、該少なくとも1つの損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)は、前記損耗本体(12)の前記損耗面(30)の隙間(29)又は前記損耗本体(12)の前記損耗面の開口部(27)を通って、少なくとも部分的に前記損耗面から突出することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記装置は前記少なくとも1つの損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)を有し、該少なくとも1つの損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)は、
    ‐前記金属ストリップが前記損耗本体ガイドローラーによってガイドされることのない、停止位置、及び
    ‐前記金属ストリップが前記損耗本体ガイドローラーによってガイドされる、ガイド位置のうちの少なくとも1つに対して調整可能であることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記ガイド位置では、前記損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)のローラー面は、前記損耗本体(12)の前記損耗面(30)の前記隙間(29)又は前記損耗本体(12)の前記損耗面(28)の前記開口部を通って少なくとも部分的に前記損耗面(28、30)から突出することを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記損耗本体は側方で面取りされていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つの損耗面が前記金属ストリップをガイドするためのガイドスプラインを有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つの損耗本体は、コーティングを有する少なくとも1つの支持材料を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  13. 各損耗本体の前記損耗面は、各損耗本体の両側に対称的に形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記損耗本体は、前記損耗本体の面上の突出部である、前記金属ストリップが上方へ移動するのを抑制するための少なくとも1つのガイド上昇部を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  15. 金属ストリップを側方にガイドするための装置(1)によって、金属ストリップ搬送装置の上を流れる前記金属ストリップ(2)を側方でガイドするための方法であって、
    前記装置が、ガイド平面(10)を有する少なくとも1つの主本体モジュール(7)と、実質的に平面である損耗面(12a)を有する少なくとも1つの損耗本体(12)と、
    を備え、
    第1の前記金属ストリップが前記金属ストリップ搬送装置を通過した後、かつ第2の前記金属ストリップが前記金属ストリップ搬送装置の中にランインする前に、前記損耗本体(12)が制御された態様で規定の第1の回転位置から規定の第2の回転位置へ回転し、
    すべての規定の回転位置における前記損耗面(12a)は、前記ガイド平面(10)に平行であることを特徴とする、方法。
  16. 前記金属ストリップ(2)の少なくとも1つの側での前記主本体モジュール(7)による、及び任意に前記損耗本体(12)及び/又は前記損耗本体(12)の前記損耗面(30)から、前記損耗面(30)の隙間(29)又は前記損耗面(30)の開口部(27)を通って、少なくとも部分的に前記損耗面から突出する損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)による第1の側方ガイド段階の後に、引き続く第2の側方ガイド段階において、前記金属ストリップ(2)の少なくとも一方の側での側方ガイドが、前記損耗本体(12)によってのみ行われることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記側方ガイドのための装置(1)が、少なくとも1つの損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)を有し、
    前記主本体モジュール(7)及び任意に前記損耗本体(12)及び/又は前記損耗本体(12)の前記損耗面(30)から、前記損耗面(30)の隙間(29)又は前記損耗面(30)の開口部(27)を通って、少なくとも部分的に前記損耗面から突出する前記損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)による前記金属ストリップ(2)の少なくとも一方の側での第1の側方ガイド段階の後に、引き続く第2の側方ガイド段階において、前記金属ストリップ(2)の少なくとも一方の側における側方ガイドが、以下の態様:
    ‐前記損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)によってのみ
    ‐前記損耗本体(12)及び前記損耗本体ガイドローラー(22a、22b、22c、22d)によって
    のうちの1つで行われることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  18. 前記第1の側方ガイド段階の後に、少なくとも1つの前記損耗本体(12)及び/又は前記少なくとも1つの主本体モジュール(7)が、前記損耗本体(12)の前記損耗面(12a)が前記ガイド平面(10)の外側にある所定の位置に再調整されることを特徴とする請求項16又は17に記載の方法。
  19. 前記第2の側方ガイド段階中に、側方ガイドが、複数の前記損耗本体(12)によって前記金属ストリップの少なくとも1つの側に行われ、前記第2の側方ガイド段階中に、少なくとも1つの前記損耗本体(12)が、前記損耗本体(12)の前記損耗面(12a)と、前記金属ストリップ(2)との間の接触を失いつつ、前記金属ストリップ(2)から再調整されて離れ、前記損耗本体(12)は次いで、制御された態様で回転軸の回りに回転して規定の新しい回転位置へ回転し、前記損耗本体(12)は次いで、前記損耗本体(12)の前記損耗面(12a)と、前記金属ストリップ(2)と、の間の接触を復帰しつつ、前記金属ストリップ(2)に向かって再調整されることを特徴とする請求項16〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記側方ガイド段階中に、損耗本体(12)による滑動ガイドと、ローラーによる回動ガイドと、を切り替えるステップを備えることを特徴とする請求項16〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記側方ガイド段階中に、前記損耗本体(12)による滑動ガイドと、ローラーによる回動ガイドと、の両方が同時に行われるステップを備えることを特徴とする請求項16〜19のいずれか一項に記載の方法。
JP2018016280A 2013-09-26 2018-02-01 損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法 Active JP6779928B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13186131.2A EP2853315A1 (de) 2013-09-26 2013-09-26 Vorrichtung zur Führung von Metallbändern mit Schleißkörpern
EP13186131.2 2013-09-26

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016515544A Division JP6363177B2 (ja) 2013-09-26 2014-09-05 損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018089701A JP2018089701A (ja) 2018-06-14
JP2018089701A5 JP2018089701A5 (ja) 2019-01-31
JP6779928B2 true JP6779928B2 (ja) 2020-11-04

Family

ID=49274436

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016515544A Active JP6363177B2 (ja) 2013-09-26 2014-09-05 損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法
JP2018016280A Active JP6779928B2 (ja) 2013-09-26 2018-02-01 損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016515544A Active JP6363177B2 (ja) 2013-09-26 2014-09-05 損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法

Country Status (24)

Country Link
US (1) US10376938B2 (ja)
EP (2) EP2853315A1 (ja)
JP (2) JP6363177B2 (ja)
KR (1) KR101690963B1 (ja)
CN (1) CN105705260B (ja)
AT (1) AT15727U3 (ja)
BR (1) BR112016006157B1 (ja)
CA (1) CA2925378C (ja)
CZ (1) CZ31134U1 (ja)
DE (1) DE202014011026U1 (ja)
ES (1) ES2639800T5 (ja)
FI (2) FI3049198T4 (ja)
HU (2) HUE036286T2 (ja)
MX (1) MX2016003779A (ja)
MY (1) MY176656A (ja)
PL (1) PL3049198T5 (ja)
RS (1) RS56151B2 (ja)
RU (1) RU2664849C2 (ja)
SA (1) SA516370793B1 (ja)
SI (1) SI3049198T2 (ja)
SK (1) SK8208Y1 (ja)
TW (1) TWI624314B (ja)
UA (1) UA118855C2 (ja)
WO (1) WO2015043926A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10233035B2 (en) 2014-04-10 2019-03-19 Flexible Steel Lacing Company Conveyor transfer guards
EP3409388A1 (de) * 2017-06-02 2018-12-05 Primetals Technologies Austria GmbH Vorrichtung zur führung von metallbändern mit schleisskörpern in einer fertigstrasse
EP3552723A1 (de) * 2018-04-12 2019-10-16 Primetals Technologies Austria GmbH Vorrichtung und verfahren zur führung von metallbändern mit schleisskörpern mit trägerelement
EP3599038A1 (de) 2018-07-25 2020-01-29 Primetals Technologies Austria GmbH Verfahren und vorrichtung zur ermittlung der seitlichen bandkontur eines laufenden metallbandes
DE102018214542A1 (de) * 2018-08-28 2020-03-05 Sms Group Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Führung von Metallbändern durch Schleißkörper
RU189735U1 (ru) * 2018-10-30 2019-05-31 Публичное акционерное общество "Северсталь" Устройство для проводки двигающейся металлической полосы
CN109693961A (zh) * 2018-12-29 2019-04-30 中冶南方工程技术有限公司 耐磨件磨损补偿装置以及侧导系统
DE102019217682A1 (de) 2019-02-21 2020-08-27 Sms Group Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Transportieren von Bandmaterial, insbesondere Warmband
EP3711874A1 (de) * 2019-03-21 2020-09-23 Primetals Technologies Austria GmbH Vorrichtung mit einem gehäuse und einem in dem gehäuse drehbar und axial verschiebbar gelagerten drehelement
BR112023005146A2 (pt) 2020-09-22 2023-04-18 Flexible Steel Lacing Co Bloqueador de lacuna de transportador de rolo
US20230102050A1 (en) * 2021-09-24 2023-03-30 Flexible Steel Lacing Company Roller conveyor gap blocker

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1038514A (en) * 1911-05-31 1912-09-17 John William Anderson Jr Gravity-conveyer.
US2818954A (en) * 1954-04-23 1958-01-07 Armco Steel Corp Side guide for conveyors
DE1427923B2 (de) 1965-06-10 1970-05-27 Klöckner-Werke AG, 4100 Duisburg Führungslineale für Walzwerke für die Breitenführung von gewalztem oder aufgetrenntem Bandmaterial
JPS52150230A (en) * 1976-06-05 1977-12-13 Yukio Suzuki Rotary cutter for power grass mower
JPS5350039A (en) * 1976-10-20 1978-05-08 Hitachi Ltd Rolling mill alignment material guide apparatus
JPS55165605U (ja) * 1979-05-11 1980-11-28
SU1069896A1 (ru) * 1982-02-05 1984-01-30 Воронежский лесотехнический институт Проводка скольжени прокатной клети
JPS59215202A (ja) * 1983-05-20 1984-12-05 Nippon Steel Corp 厚板の幅方向圧延方法
JPS60195106A (ja) 1984-03-17 1985-10-03 Showa Denko Kk 架橋性組成物
JPS6234910U (ja) * 1985-08-20 1987-03-02
JPS6340609A (ja) * 1986-08-06 1988-02-22 Kobe Steel Ltd サイドガイド用デイスクロ−ラ
SU1560345A1 (ru) * 1988-04-25 1990-04-30 Новокраматорский Машиностроительный Завод Рольганг широкополосного прокатного стана
US5218848A (en) * 1990-02-13 1993-06-15 Hitachi, Ltd. Method and apparatus for correcting a widthwise bend in an end portion of a hot-rolled sheet-shaped product
JPH0732518Y2 (ja) * 1990-10-16 1995-07-26 バンドー化学株式会社 蛇行検出装置
JP2533708B2 (ja) * 1991-12-13 1996-09-11 新日本製鐵株式会社 熱間圧延鋼板の巻取り装置
ATE162741T1 (de) 1994-12-06 1998-02-15 Sidmar Nv Seitenführungen für bandmaterial
JPH09174132A (ja) * 1995-12-25 1997-07-08 Sumitomo Metal Ind Ltd 鋼板圧延機のサイドガイド装置
JP3285810B2 (ja) 1998-01-28 2002-05-27 三菱重工業株式会社 サイドガイド装置
DE19831479A1 (de) 1998-07-14 2000-01-20 Schloemann Siemag Ag Verschiebevorrichtung für auf einem Rollgang aufliegendes Walzgut
US5937688A (en) * 1998-08-19 1999-08-17 Sms Engineering Corporation, Inc. Adjustable side guide with quick change strip heater assembly
EP1118398B1 (en) 2000-01-20 2008-05-28 Rexam Aktiebolag Guiding device for a laser marking arrangement
KR100797316B1 (ko) * 2001-12-18 2008-01-22 주식회사 포스코 강판의 사이드 가이드 장치
RU2253524C1 (ru) * 2004-02-26 2005-06-10 Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Уральский государственный технический университет-УПИ" Выводная валковая арматура прокатного стана
DE102008032932A1 (de) * 2008-07-12 2010-01-14 Sms Siemag Aktiengesellschaft Verfahren zum Längsführen eines Walzgutes, insbesondere eines warmgewalzten Stahlbandes und Warmwalzwerk zur Durchführung des Verfahrens
KR20110130680A (ko) * 2010-05-28 2011-12-06 현대제철 주식회사 스트립 가이드 장치
JP2013128978A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Jfe Steel Corp サイドガイド装置およびサイドガイド方法
CN202824169U (zh) * 2012-10-08 2013-03-27 武汉钢铁(集团)公司 用于热轧机架及卷取机前的复合导板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016536141A (ja) 2016-11-24
RU2016116014A (ru) 2017-10-31
RU2016116014A3 (ja) 2018-06-18
CA2925378A1 (en) 2015-04-02
UA118855C2 (uk) 2019-03-25
US10376938B2 (en) 2019-08-13
RS56151B1 (sr) 2017-11-30
SI3049198T1 (sl) 2017-10-30
BR112016006157B1 (pt) 2022-11-01
RU2664849C2 (ru) 2018-08-23
EP3049198A1 (de) 2016-08-03
EP2853315A1 (de) 2015-04-01
SK8208Y1 (sk) 2018-09-03
AT15727U3 (de) 2018-07-15
PL3049198T5 (pl) 2023-09-11
TW201527007A (zh) 2015-07-16
CZ31134U1 (cs) 2017-10-30
FI11946U1 (fi) 2018-01-26
CN105705260A (zh) 2016-06-22
PL3049198T3 (pl) 2017-11-30
AT15727U2 (de) 2018-05-15
EP3049198B1 (de) 2017-06-14
CN105705260B (zh) 2017-10-13
ES2639800T5 (es) 2023-10-09
JP2018089701A (ja) 2018-06-14
BR112016006157A2 (pt) 2017-08-01
KR101690963B1 (ko) 2017-01-09
MX2016003779A (es) 2016-06-24
SI3049198T2 (sl) 2023-10-30
RS56151B2 (sr) 2023-08-31
SA516370793B1 (ar) 2020-04-01
ES2639800T3 (es) 2017-10-30
EP3049198B2 (de) 2023-05-24
CA2925378C (en) 2021-03-16
HUE036286T2 (hu) 2018-06-28
HU5010U (hu) 2019-06-28
DE202014011026U1 (de) 2017-06-08
JP6363177B2 (ja) 2018-07-25
TWI624314B (zh) 2018-05-21
SK1472017U1 (sk) 2018-04-04
KR20160055943A (ko) 2016-05-18
WO2015043926A1 (de) 2015-04-02
US20160214154A1 (en) 2016-07-28
FI3049198T4 (fi) 2023-08-31
MY176656A (en) 2020-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6779928B2 (ja) 損耗本体を有する、金属ストリップをガイドするための装置及び方法
JP2021175582A (ja) 仕上げ列において磨耗体を用いて金属ストリップを案内するデバイス
JP2022167978A (ja) 支持要素を有する研削体を備える、金属ストリップをガイドするための装置および方法
RU189735U1 (ru) Устройство для проводки двигающейся металлической полосы
RU2370352C2 (ru) Способ восстановления профилей катания железнодорожных колес по копирам
JP4000102B2 (ja) ロール用溶射装置及びロールの製造方法
JP2021532992A (ja) ストリップ材料、特に熱間ストリップを搬送するための装置及び方法
KR20150074259A (ko) 스트립의 용융아연도금 제조장치의 상부롤조립체
KR20120070052A (ko) 사행방지기능을 갖는 롤장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190128

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190418

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191216

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200914

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201014

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6779928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250