JP6770801B2 - トラクタ - Google Patents
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Description
特に、操作具が運転座席の横外側に配備されている場合には、前記空間を通って運転者側の領域に入り込んだ他物が操作具に接触するなどの不都合を招く虞がある。
本発明に係るトラクタは、
外部に開放された状態で車体の後部に配置される運転座席と、前記運転座席の左右の横外側に配置される左右のフェンダと、が備えられ、かつ、作業装置を取り付けて作業を行うトラクタであって、
前記運転座席のシートバックの側方又は後方で、かつ、左右の前記フェンダの後端よりも車体前側の位置に、仕切壁が備えられ、
前記運転座席の前方及び左右両側方が外部に開放されるとともに、前記仕切壁によって前記車体の領域が運転者側領域とその後方領域とに仕切られ、
前記仕切壁は、左右の前記フェンダの外端幅よりも狭く、かつ、前記シートバックよりも広い左右幅を有しており、かつ、前記シートバックの上部に対応する高さから前記シートバックの下部に対応する高さにわたる上下幅を有している。
また、別の手段として、
本発明に係るトラクタは、
車体の後部に配置される運転座席と、前記運転座席の左右の横外側に配置される左右のフェンダと、前記車体の領域を運転者側領域とその後方領域とに仕切る仕切壁とを備え、
前記仕切壁は、左右の前記フェンダの外端幅よりも狭く、かつ、前記運転座席のシートバックよりも広い左右幅を有して、前記シートバックの側方又は後方で、かつ、左右の前記フェンダの後端よりも車体前側の位置に配備され、
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記車体に起立姿勢で固定される下側フレーム部と、前記下側フレーム部の上部にヒンジを介して上下揺動可能に連結される上側フレーム部とを備え、
前記仕切壁は、前記ヒンジよりも低い位置に配備されている。
この手段によると、保護フレームの使用状態が、上側フレーム部を下側フレーム部の上側に位置させた状態と、上側フレーム部を下側フレーム部の後側に位置させた状態とにかかわらず、車体後方の他物が、前述した空間から運転者側領域に入り込む虞を回避することができる。
さらに、別の手段として、
本発明に係るトラクタは、
車体の後部に配置される運転座席と、前記運転座席の左右の横外側に配置される左右のフェンダと、前記車体の領域を運転者側領域とその後方領域とに仕切る仕切壁とを備え、
前記仕切壁は、左右の前記フェンダの外端幅よりも狭く、かつ、前記運転座席のシートバックよりも広い左右幅を有して、前記シートバックの側方又は後方で、かつ、左右の前記フェンダの後端よりも車体前側の位置に配備され、
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームと、ナンバープレート取り付け用のライセンスステーとを備え、
前記保護フレームは、左右の支柱部材を備え、
前記ライセンスステーは、左右の前記支柱部材の間で、かつ、左右の前記支柱部材の前後幅内における前記仕切壁よりも車体後側に配備されている。
この手段によると、ライセンスステーの背部に取り付けられるナンバープレートの車体後方からの視認が、仕切壁によって妨げられる不都合の発生を回避することができる。
又、ライセンスステーの左右の外端縁を左右の支柱部材にて隠すことができる。これにより、他物が、ライセンスステーにおける左右の外端縁のエッジ部に接触する虞を、専用のガード部材を備えることなく防止することができる。
本発明をより好適にするための手段の一つとして、
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、左右の前記支柱部材の前後幅内に配備されている。
この手段によると、仕切壁の左右の外端縁を左右の支柱部材にて隠すことができる。これにより、他物が、仕切壁における左右の外端縁のエッジ部に接触する虞を、専用のガード部材を備えることなく回避することができる。
前記車体に備えられた機器を操作する操作具が、前記仕切壁よりも車体前側に配備されている。
作業装置を取り付けて作業を行うように構成されており、
前記機器は、前記車体の後部に着脱可能に連結される前記作業装置を駆動する駆動部であり、
前記操作具は、前記駆動部の人為操作を可能にする作業用の操作具であり、
前記駆動部は、前記仕切壁よりも車体後側に配備されている。
つまり、車体後方の他物が、前述した空間から運転者側領域に入り込んで作業用の操作具に接触する虞を回避することができる。
前記駆動部は、前記作業装置を昇降駆動する昇降装置であり、
前記操作具は、前記昇降装置の人為操作を可能にする昇降レバーである。
つまり、車体後方の他物が、前述した空間から運転者側領域に入り込んで昇降レバーに接触する虞を回避することができる。
前記駆動部は、作業装置に動力を出力するPTO軸であり、
前記操作具は、前記PTO軸の伝動に関する人為操作を可能にするPTOレバーである。
つまり、車体後方の他物が、前述した空間から運転者側領域に入り込んでPTOレバーに接触する虞を回避することができる。
前記操作具は、前記運転座席の横外側に配備され、
前記仕切壁は、前記操作具における操作部の上下長さよりも長い上下幅を有して、前記操作部と同じ高さ位置に配備されている。
前記操作具は、左右の前記フェンダの上側に配備されている。
前記仕切壁は、左右の前記フェンダの内端同士の離間距離よりも長い左右幅を有している。
特に、車体後方の他物が、前述した空間から運転者側領域に入り込んで、左右のフェンダの上側に配備された操作具に接触する虞をより確実に回避することができる。
前記仕切壁は、前記シートバックの上部に対応する高さから前記シートバックの下部に対応する高さにわたる上下幅を有している。
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記仕切壁は、前記保護フレームに支持されている。
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、左右の前記支柱部材の横外端からはみ出さない左右幅を有している。
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、少なくとも左右の前記支柱部材にわたる左右幅を有している。
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、左側の前記支柱部材から前記シートバックにわたる左右幅を有する左側壁部と、右側の前記支柱部材から前記シートバックにわたる左右幅を有する右側壁部とを有している。
前記仕切壁は透視性を有している。
前記仕切壁は、主部材として多孔板を備えている。
又、車体の運転者側領域とその後方領域との間での通気性を確保することができ、運転者側領域での熱気の滞留などを回避することができる。
そして、走行中に仕切壁にかかる抵抗を低減することができる。これは、走行速度の速い路上走行時に特に有効である。
しかも、作業走行中に泥が仕切壁に向けて跳ね上がったとしても、仕切壁への泥の付着を抑制することができる。又、寒冷地においては、降雪時における仕切壁への雪の付着堆積を抑制することができる。これにより、仕切壁から泥又は雪などを落とす手間を要することなく、車体後方に対する運転者の視認性を常に良好に保つことができる。
ナンバープレート取り付け用のライセンスステーを備え、
前記ライセンスステーは、前記仕切壁よりも車体後側に配備されている。
又、図2に記載した符号Fの矢印が指し示す方向がトラクタの前側であり、符号Lの矢印が指し示す方向がトラクタの左側である。
これにより、車体後方の他物が、左右のフェンダ7の外端幅W1内における運転座席13のシートバック13Aの横外側の空間25から運転者側領域22に入り込む虞を、仕切壁24によって回避することができる。
これにより、車体後方の他物が、前述した空間25から運転者側領域に入り込んで各操作具Cに接触する虞を回避することができる。
これにより、例えば、後方領域23で駆動部B又は作業装置のメンテナンスなどを行う作業者の腕などが、前述した空間25から運転者側領域22に入り込んでPTOレバー20又は昇降レバー21などに接触する虞を回避することができる。
これにより、車体後方の他物が、前述した空間25から運転者側領域22に入り込む虞を、より確実に回避することができる。
特に、車体後方の他物が、前述した空間25から運転者側領域22に入り込んで、左右のフェンダ7の上側に配備された各レバー18〜21の操作部18A〜21Aに接触する虞をより確実に回避することができる。
これにより、車体後方の他物が、前述した空間25におけるシートバック13Aの上下幅範囲から運転者側領域22に入り込む虞を回避することができる。
これにより、仕切壁24を支持する専用の支持部材を備える場合に比較して、部品点数の削減による構成の簡素化などを図ることができる。
これにより、仕切壁24を備えながら、車体後方に対する運転者の視認性を確保することができる。
又、車体の運転者側領域22とその後方領域23との間での通気性を確保することができ、運転者側領域22での熱気の滞留などを回避することができる。
そして、走行中に仕切壁24にかかる抵抗を低減することができる。これは、走行速度の速い路上走行時に特に有効である。
しかも、作業走行中に泥が仕切壁24に向けて跳ね上がったとしても、仕切壁24への泥の付着を抑制することができる。又、寒冷地においては、降雪時における仕切壁24への雪の付着堆積を抑制することができる。これにより、仕切壁24から泥又は雪などを落とす手間を要することなく、車体後方に対する運転者の視認性を常に良好に保つことができる。
これにより、仕切壁24の保形性を高めることができる。
これにより、専用部材からなる連結部を備える場合に比較して、部品点数の削減による構成の簡素化などを図ることができる。
これにより、保護フレーム8は、その使用状態を、上側フレーム部8Cを下側フレーム部8Aの上側に位置させた第1状態と、上側フレーム部8Cを下側フレーム部8Aの後側に位置させた第2状態とに切り替え可能になっている。
その結果、このトラクタを果樹園などで使用する場合には、運転者は、保護フレーム8を第2状態に切り替えておくことにより、トラクタの走行中に上側フレーム部8Cが果樹の枝などに接触する不都合を生じ難くすることができる。
これにより、保護フレーム8の使用状態が第1状態と第2状態とにかかわらず、車体後方の他物が、前述した空間25から運転者側領域22に入り込む虞を回避することができる。
これにより、車体前後方向でのエキスパンドメタル26の四隅の位置が、左右の支柱部材29における各連結部29Aの車体前後方向での位置と異なる状態で、上下の補強部材27,28の左右両端部27A,28Aが、左右の支柱部材29の各連結部29Aにボルト連結される場合に比較して、仕切壁24を左右の支柱部材29に取り付けた状態での、仕切壁24の各連結部29Aからの車体前後方向での突出量を少なくすることができる。
これにより、仕切壁24を左右の支柱部材29に取り付けた状態においては、仕切壁24の各連結部29Aからの車体前後方向での突出量を少なくしながら、エキスパンドメタル26の左右の端縁部を左右の支柱部材29に接触させた状態又はそれに近い状態を得ることができる(図3参照)。
これにより、車体後方の他物が、前述した空間25のうちの左右の支柱部材29と13Aシートバックとの間の空間部分25Aから運転者側領域22に入り込む虞を確実に回避することができる。
これにより、仕切壁24の左右の外端縁を左右の支柱部材29にて隠すことができる。これにより、他物が、仕切壁24における左右の外端縁のエッジ部に接触する虞を、専用のガード部材を備えることなく回避することができる。
これにより、ライセンスステー30の背部に取り付けられるナンバープレート(図示せず)の車体後方からの視認が、仕切壁24によって妨げられる不都合の発生を回避することができる。
これにより、ライセンスステー30の左右の外端縁を左右の支柱部材29にて隠すことができる。これにより、他物が、ライセンスステー30における左右の外端縁のエッジ部に接触する虞を、専用のガード部材を備えることなく防止することができる。
これにより、左右の支柱部材29の前後幅W3を不必要に広くすることなく、仕切壁24とライセンスステー30とを左右の支柱部材29の前後幅W3内に配備することができる。
これにより、ガード部材34は、他物が連結具33における右側の露出端縁のエッジ部に接触する虞を防止することができる。
本発明は、上記の実施形態で例示した構成に限定されるものではなく、以下、本発明の代表的な別実施形態を例示する。
例えば、仕切壁24は、運転座席13のシートバック13Aの上部に対応する高さから左右のフェンダ7の上面にわたる上下幅Hを有していてもよい。
例えば、仕切壁24は、保護フレーム8における左右のヒンジ8Bの下側付近から左右のフェンダ7の上面にわたる上下幅Hを有していてもよい。
例えば、仕切壁24は、左右のフェンダ7の外端幅W1と略同じ左右幅W2を有していてもよい。
例えば、仕切壁24は、保護フレーム8における左右の支柱部材29の左右の外端同士にわたる左右幅W2を有していてもよい。
例えば、仕切壁24は、保護フレーム8における左右の支柱部材29の左右の内端同士にわたる長さよりも少し短い左右幅W2を有していてもよい。
この構成によると、仕切壁24の壁部(主部材26)が左右の支柱部材29にわたる長さを有する場合に比較して、車体の軽量化などを図ることができる。
この構成によると、車体後方の他物が、運転座席13のシートバック13Aと左右の支柱部材29との間の空間から運転者側領域22に入り込む虞を、左右の側壁部24Cによって回避することができる。
この構成によると、車体後方の他物が、左右の支柱部材29と左右のフェンダ7の外端との間の空間から運転者側領域22に入り込む虞を、左右の側壁部24Dによって回避することができる。
この構成によると、車体後方の他物が、運転座席13のシートバック13Aと左右の支柱部材29との間の空間から運転者側領域22に入り込む虞を、左右の側壁部24Cによって回避することができる。又、車体後方の他物が、左右の支柱部材29と左右のフェンダ7の外端との間の空間から運転者側領域22に入り込む虞を、左右の側壁部24Dによって回避することができる。
この構成によると、車体後方の他物が、前述した空間25から運転者側領域22に入り込んで、左右のフェンダ7の上方に配備された主変速レバー18の操作部18Aなどに接触する虞をより確実に回避することができる。
この構成によると、車体後方の他物が、仕切壁24の横外側を通って仕切壁24の前側の領域に入り込む虞を、左右の補助仕切壁35によって回避することができる。
特に、例えば、作業者が後方領域23における駆動部B又は作業装置の左右に位置して駆動部B又は作業装置のメンテナンスなどを行う場合に、作業者の腕などが、仕切壁24の横外側から運転者側領域22に入り込む虞を回避することができる。
尚、図9及び図10にて例示する左右の補助仕切壁35は、左右のフェンダ7及び保護フレーム8に支持されているが、これ以外に、例えば、左右の補助仕切壁35は、左右のフェンダ7及び仕切壁24に支持されていてもよい。
又、図9及び図10にて例示する左右の補助仕切壁35は、上記の実施形態で例示した仕切壁24と同様に、補助仕切壁35の主部材として、透視性などを有するエキスパンドメタル(多孔板の一例)26を備えているが、左右の補助仕切壁35に採用する主部材などは、仕切壁24と同様に種々の変更が可能である。
この構成によると、車体後方の他物が、仕切壁24の横外側を通って仕切壁24の前側の領域に入り込んでPTOレバー20の操作部20A又は昇降レバー21の操作部21Aなどに接触する虞を、左右の補助仕切壁35によって回避することができる。
特に、例えば、作業者が後方領域23における駆動部B又は作業装置の左右に位置して駆動部B又は作業装置のメンテナンスなどを行う場合に、作業者の腕などが、仕切壁24の横外側から運転者側領域22に入り込んでPTOレバー20の操作部20A又は昇降レバー21の操作部21Aなどに接触する虞を回避することができる。
この構成によると、車体後方の他物が、仕切壁24の横外側を通って仕切壁24の前側の領域に入り込んでPTOレバー20の操作部20A又は昇降レバー21の操作部21Aなどに接触する虞を、左右の補助仕切壁35によって、より確実に回避することができる。
特に、例えば、作業者が後方領域23における駆動部B又は作業装置の左右に位置して駆動部B又は作業装置のメンテナンスなどを行う場合に、作業者の腕などが、仕切壁24の横外側から運転者側領域22に入り込んでPTOレバー20の操作部20A又は昇降レバー21の操作部21Aなどに接触する虞を、より確実に回避することができる。
8 保護フレーム
8A 下側フレーム部
8B ヒンジ
8C 上側フレーム部
11 PTO軸
12 昇降装置
13 運転座席
13A シートバック
18A 主変速レバーの操作部
19A 副変速レバーの操作部
20 PTOレバー
20A PTOレバーの操作部
21 昇降レバー
21A 昇降レバーの操作部
22 運転者側領域
23 後方領域
24 仕切壁
24A 左側壁部
24B 右側壁部
26 主部材
29 支柱部材
30 ライセンスステー
A 機器
B 駆動部
C 操作具
H 仕切壁の上下幅
L 左右のフェンダの内端同士の離間距離
W1 左右のフェンダの外端幅
W2 仕切壁の左右幅
W3 支柱部材の前後幅
W4 左側壁部の左右幅
W5 右側壁部の左右幅
Claims (19)
- 外部に開放された状態で車体の後部に配置される運転座席と、前記運転座席の左右の横外側に配置される左右のフェンダと、が備えられ、かつ、作業装置を取り付けて作業を行うトラクタであって、
前記運転座席のシートバックの側方又は後方で、かつ、左右の前記フェンダの後端よりも車体前側の位置に、仕切壁が備えられ、
前記運転座席の前方及び左右両側方が外部に開放されるとともに、前記仕切壁によって前記車体の領域が運転者側領域とその後方領域とに仕切られ、
前記仕切壁は、左右の前記フェンダの外端幅よりも狭く、かつ、前記シートバックよりも広い左右幅を有しており、かつ、前記シートバックの上部に対応する高さから前記シートバックの下部に対応する高さにわたる上下幅を有しているトラクタ。 - 車体の後部に配置される運転座席と、前記運転座席の左右の横外側に配置される左右のフェンダと、前記車体の領域を運転者側領域とその後方領域とに仕切る仕切壁とを備え、
前記仕切壁は、左右の前記フェンダの外端幅よりも狭く、かつ、前記運転座席のシートバックよりも広い左右幅を有して、前記シートバックの側方又は後方で、かつ、左右の前記フェンダの後端よりも車体前側の位置に配備され、
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記車体に起立姿勢で固定される下側フレーム部と、前記下側フレーム部の上部にヒンジを介して上下揺動可能に連結される上側フレーム部とを備え、
前記仕切壁は、前記ヒンジよりも低い位置に配備されているトラクタ。 - 車体の後部に配置される運転座席と、前記運転座席の左右の横外側に配置される左右のフェンダと、前記車体の領域を運転者側領域とその後方領域とに仕切る仕切壁とを備え、
前記仕切壁は、左右の前記フェンダの外端幅よりも狭く、かつ、前記運転座席のシートバックよりも広い左右幅を有して、前記シートバックの側方又は後方で、かつ、左右の前記フェンダの後端よりも車体前側の位置に配備され、
前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームと、ナンバープレート取り付け用のライセンスステーとを備え、
前記保護フレームは、左右の支柱部材を備え、
前記ライセンスステーは、左右の前記支柱部材の間で、かつ、左右の前記支柱部材の前後幅内における前記仕切壁よりも車体後側に配備されているトラクタ。 - 前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、左右の前記支柱部材の前後幅内に配備されている請求項1〜3のいずれか一つに記載のトラクタ。 - 前記車体に備えられた機器を操作する操作具が、前記仕切壁よりも車体前側に配備されている請求項1〜4のいずれか一つに記載のトラクタ。
- 作業装置を取り付けて作業を行うように構成されており、
前記機器は、前記車体の後部に着脱可能に連結される前記作業装置を駆動する駆動部であり、
前記操作具は、前記駆動部の人為操作を可能にする作業用の操作具であり、
前記駆動部は、前記仕切壁よりも車体後側に配備されている請求項5に記載のトラクタ。 - 前記駆動部は、前記作業装置を昇降駆動する昇降装置であり、
前記操作具は、前記昇降装置の人為操作を可能にする昇降レバーである請求項6に記載のトラクタ。 - 前記駆動部は、前記作業装置に動力を出力するPTO軸であり、
前記操作具は、前記PTO軸の伝動に関する人為操作を可能にするPTOレバーである請求項6に記載のトラクタ。 - 前記操作具は、前記運転座席の横外側に配備され、
前記仕切壁は、前記操作具における操作部の上下長さよりも長い上下幅を有して、前記操作部と同じ高さ位置に配備されている請求項5〜8のいずれか一つに記載のトラクタ。 - 前記操作具は、左右の前記フェンダの上側に配備されている請求項5〜9のいずれか一つに記載のトラクタ。
- 前記仕切壁は、左右の前記フェンダの内端同士の離間距離よりも長い左右幅を有している請求項1〜10のいずれか一つに記載のトラクタ。
- 前記仕切壁は、前記シートバックの上部に対応する高さから前記シートバックの下部に対応する高さにわたる上下幅を有している請求項2〜11のいずれか一つに記載のトラクタ。
- 前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記仕切壁は、前記保護フレームに支持されている請求項1〜12のいずれか一つに記載のトラクタ。 - 前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、左右の前記支柱部材の横外端からはみ出さない左右幅を有している請求項1〜13のいずれか一つに記載のトラクタ。 - 前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、少なくとも左右の前記支柱部材にわたる左右幅を有している請求項1〜14のいずれか一つに記載のトラクタ。 - 前記車体の後部に起立姿勢で配置される保護フレームを備え、
前記保護フレームは、前記シートバックの左右両端よりも車体横外側に配置される左右の支柱部材を備え、
前記仕切壁は、左側の前記支柱部材から前記シートバックにわたる左右幅を有する左側壁部と、右側の前記支柱部材から前記シートバックにわたる左右幅を有する右側壁部とを有している請求項1〜15のいずれか一つに記載のトラクタ。 - 前記仕切壁は透視性を有している請求項1〜16のいずれか一つに記載のトラクタ。
- 前記仕切壁は、主部材として多孔板を備えている請求項1〜17のいずれか一つに記載のトラクタ。
- ナンバープレート取り付け用のライセンスステーを備え、
前記ライセンスステーは、前記仕切壁よりも車体後側に配備されている請求項1〜18のいずれか一つに記載のトラクタ。
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