JP5580696B2 - 作業車 - Google Patents

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本発明は、車体の前部に運転部が配置され、車体の後部に荷台が配置され、この荷台の下側にエンジンが配置され、前記荷台が、前端部を上昇させることにより積載物の排出が可能なダンプ作動型に構成されている作業車に関する。
上記のように構成された作業車として特許文献1には、運転部(文献では運転キャビン)と、この運転部の後方に配置される荷台(文献ではダンプ荷台)とを備えた作業車が記載されている。この特許文献1の作業車は荷台の前端側を持ち上げるダンプ作動を可能にするため、運転部の後部と荷台の前部との間に間隙が形成されている。
特開2008‐94179号公報
この種の作業車を農作業や果樹園での作業に用いる場合を考えると、荷台に対し藁屑や枝葉を積載して運搬することも多い。しかしながら、特許文献1にも記載されるように運転部の後部と荷台の前部との間に間隙が形成されているものでは、積載物の一部が間隙を介して下方に落下することもあり、エンジンの上面やエンジンの近傍の機器に付着することも考えられた。
そして、エンジンに藁屑や枝葉が付着した場合には、エンジンの冷却性能を低下させるだけではなく、エンジンの熱により藁屑や枝葉の成分を蒸発させ異臭の発生を招くこともあった。
また、運転部の後部と荷台の前部との間に間隙が形成されている作業車では、エンジンの熱が隙間を介して上昇して運転部に達し、運転者に不快感を与えることもあり改善の余地があった。
本発明の目的は、運転部の後部と荷台の前部との間に間隙が形成されていても、間隙に起因する不都合を解消し得る作業車を合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、車体の前部に運転部が配置され、車体の後部に荷台が配置され、この荷台の下側にエンジンが配置され、左右一対のメインフレームを有し、前記荷台が、前端部を上昇させることにより積載物の排出が可能なダンプ作動型に構成されている作業車であって、
前記運転部の後部と前記荷台の前部との間の間隙の下部で前記エンジンより高い位置に、平面視で前記間隙を覆う防塵体が備えられ、前記防塵体は平面視において前記左右一対のメインフレームに亘る幅を有すると共に、前記防塵体の後端部が前記荷台が下降位置にある状態において前記荷台の前端部の底部の下側に入り込む位置まで延びている点にある。
この構成によると、防塵体が間隙の下部でエンジンより高い位置に配置され、しかも、この防塵体が平面視で間隙を覆うように形成されているので、荷台に積載した藁屑や枝葉の一部等の異物が荷台の前端から落下することがあっても、この異物を防塵体が受け止めることになりエンジンの部位に達することが少なくなる。更に、雨水が間隙に侵入する場合でも、この雨水の下方への侵入を防塵体が遮断する。また、エンジンで加熱された熱気も防塵体で遮られるため間隙から上方に上昇することもない。
従って、運転部の後部と荷台の前部との間に間隙が形成されていても、間隙を有することに起因する不都合を解消した作業車が構成された。
本発明は、車体の前部に運転部が配置され、車体の後部に荷台が配置され、この荷台の下側にエンジンが配置され、前記荷台が、前端部を上昇させることにより積載物の排出が可能なダンプ作動型に構成されている作業車であって、
前記運転部の後部と前記荷台の前部との間の間隙の下部で前記エンジンより高い位置に、平面視で前記間隙を覆う防塵体が備えられており、
前記エンジンの吸気管が前記防塵体に貫通して配置され、この吸気管に接続するエアクリーナが前記防塵体の上方位置に配置されている点にある。
これによると、エンジンで熱せられた空気の上昇が防塵体で遮られるため、エンジンで熱せられた空気をエアクリーナが吸引することはない。これにより、エンジンの性能の低下を招くこともない。
本発明は、前記エアクリーナの上方位置に、平面視で前記間隙を覆う補助防塵体が備えられても良い。
これによると、荷台の前端位置から藁屑や枝葉等の異物が間隙の上方に落ち込む状況であっても、この落ち込みを補助防塵体が阻止し、異物がエアクリーナに吸引される不都合を解消できる。更に、間隙において異物や雨水の下方への移動を補助防塵体と防塵体とで阻止するため、これらの異物や雨水がエンジンに部位に達する不都合を一層確実に阻止できるものとなる。
本発明は、前記補助防塵体が、前記荷台の前端位置から前方に突出する姿勢で備えられると共に、前記運転部の後部位置に後方に向けて突出する姿勢となる支持板が備えられ、前記荷台が下降位置にある状態で、前記補助防塵体の前端が前記支持板の上面に乗り掛かる位置にあるように相対的な位置関係が設定されても良い。
これによると、荷台の前端部が下降位置にある状態では、補助防塵体の前端が支持板の上面に乗り掛かるため、補助防塵体の前端と支持防塵体との間に隙間が形成されることがない。また、荷台の前端部が昇降する際には、補助防塵体が荷台と一体的に昇降することになり昇降作動を損なうことはない。特に、補助防塵体にゴム等の可撓性のシートを用いた場合のように先端側が垂れ下がる方向に変形することがあっても、この先端を支持板が受け止めることになり大きく垂れ下がる姿勢にすることがない。
本発明は、前記荷台の前端位置に、前端側が斜め上方に向かう姿勢のブラケットが備えられ、このブラケットの前端側に可撓性のシート状材料で成る前記補助防塵体が備えられても良い。
これによると、ブラケットに補助防塵体を備えた場合には、この補助防塵体の先端側が斜め上方に向かう姿勢に設定される。これにより、この補助防塵体の上面に藁屑や枝葉等の異物や雨水が触れた場合には、これらを傾斜面に沿って移動させ、最終的に幅方向の両端から排出させることが可能となる。
作業車の側面図である。 作業車の平面図である。 フレーム構成を示す斜視図である。 荷台を下降させた状態での防塵体と補助防塵体とを示す側面図である。 荷台を上昇させた状態での防塵体と補助防塵体とを示す側面図である。 防塵体の配置を示す後面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1、図2に示すように、操向操作自在な左右一対の前車輪1と、左右一対の後車輪2とを車体3に備え、この車体3の前後中央部に運転部10を備え、車体3の後部に荷台4を備え、この荷台4の下方位置に原動部30を備えて作業車が構成されている。
この作業車は、車体3の前部位置にボンネット5を備え、その左右には前車輪1の上方を覆うフロントフェンダー6を備え、車体3の後部の左右には後車輪2の上方を覆うリヤフェンダー7を備えている。
この作業車は、原動部30からの駆動力を前車輪1と後車輪2とに伝える4輪駆動型に構成され、農作業や運搬作業等の多目的の作業に使用される。前記運転部10を取り囲む位置には、運転部10を保護する保護フレーム11が備えられている。
原動部30は、エンジン31と、ベルト無段変速装置32と、ミッションケース33と、これらの後方位置のマフラー40とを備えており、これらは荷台4の下方位置に配置されている。
前記荷台4は、前端部を昇降できるように後部位置の支軸4Xを中心にして揺動自在に車体3に支持され、この荷台4の前端側を昇降作動させる油圧式のアクチュエータ(図示せず)が備えられている。
〔運転部〕
前記運転部10には、運転者が着座する運転座席12と、前車輪1を操向制御するステアリングホイール13と、変速レバー14と、走行速度を制御するアクセルペダル15と、前車輪1及び後車輪2のブレーキ装置(図示せず)を操作するブレーキペダル16とが備えられている。尚、運転部10には、運転座席12と隣接する位置に助手席が配置されている。運転座席12と助手席とは、横長の単一のシートベース12Aと、横長の単一のシートバック12Bとで成るベンチシート型に構成されている。
前記変速レバー14は走行速度の設定と、前進と後進との切換を単一のレバー操作で実現するものであるが、例えば、変速を行うレバーと、前進と後進との切換を行う前後進レバーとの2本のレバーを運転部10に備えても良い。
図3に示すように、車体3を構成する車体フレームは、車体前端から運転部10の下方を通過し運転部10の後部で上方に屈曲して前記原動部30に達する前後向き姿勢の左右一対のメインフレーム21を有している。前記保護フレーム11は、左右一対のサイドフレーム11Aと、この左右のサイドフレーム11Aを連結する複数の横フレーム11Bとで構成されている。この保護フレーム11は、左右一対のメインフレーム21と中間フレーム等を介して連結している。
左右一対のサイドフレーム11Aはループ状となる構造を有しており、このサイドフレーム11Aの下端部分と、左右一対のメインフレーム21とを連結する位置に板材で成るステップ23が形成されている。また、運転座席12の後部位置で左右のサイドフレーム11Aに亘る領域にバックプレート24が備えられている。尚、ステップ23が運転者の搭乗面となり、バックプレート24が運転者の背部に配置され、このバックプレート24に対してシートバック12Bが取付られている。
この作業車では、運転部10に保護フレーム11を備えているが、フロントガラス、サイドガラス、ルーフ、開閉自在なドア等を備えたキャビンを運転部10に備えても良い。
〔荷台〕
図1、図2、図4に示すように、荷台4は底壁4Aと、前壁4Bと、左右の側壁4Cと、後壁4Dとを備えている。後壁4Dは、下端側が横向き姿勢の揺動軸(図示せず)を中心にして上端側が揺動自在となるように支持されている。また、この後壁4Dの揺動を規制する規制具(図示せず)が荷台4に備えられている。
この作業車では、荷台4の前端側を持ち上げる形態でのダンプ作動を可能にするため、運転部10の後部と、荷台4の前部との間に間隙が形成されている。具体的には、運転部10と、荷台4の前壁4Bとの間に間隙70が形成されている。
図4〜図6に示すように間隙70内で前記バックプレート24の後面側の左右中央部には、エンジン31の吸気用の空気を供給するための第1エアクリーナ45と、ベルト無段変速装置32に冷却風を供給するための第2エアクリーナ46とが一体的に構成されて左右に並んだ状態で配備されている。
この作業車では、荷台4に対して藁屑や枝葉を積載して運搬することもあり、この藁屑や枝葉等の異物が間隙70から下方に落下することもある。このように間隙70に異物が落下した場合には原動部30のエンジン31や、この近傍の機器に付着してエンジン31の熱の影響により異臭を発生させる不都合を招くこともあった。
〔防塵構造〕
このような不都合を抑制するために、本発明の作業車では、間隙70に対する異物や雨水の侵入を阻止する防塵体71と、この防塵体71の上側に配置される補助防塵体72とを備えている。防塵体71は、ゴムや防水性の布材等で成る可撓性のシート状材料で形成され、第1エアクリーナ45及び第2エアクリーナ46より低い位置に配置されている。補助防塵体72もゴムや防水性の布材等で成る可撓性のシート状材料で形成され、第1エアクリーナ45及び第2エアクリーナ46より高い位置に配置されている。
尚、この実施形態では、防塵体71と補助防塵体72との材料として金属板や樹脂板等の剛性の高い材料を用いても良い。また、運転部10の後部にバックプレート24を備えているが、このバックプレート24を備えずネットや格子を備えても良い。
バックプレート24に連結する中間フレーム73が備えられ、この中間フレーム73の上面に防塵体71の前端部が支持されている。中間フレーム73は、車体3の横方向に伸びる棒状であり、上面が後側ほど下側に傾斜する斜め姿勢でバックプレート24の傾斜部分に支持されている。そして、中間フレーム73の上面に対してリベットやビスによって防塵体71の前端側が連結支持されている。防塵体71及び中間フレーム73の前部側の左右両端部には、サイドフレーム11Aの下部とメインフレーム21とを連結する左右の連結フレーム77を避ける左右の切り欠き部71A、73Aが夫々形成されている。防塵体71は間隙70の下部でエンジン31より高いレベルにおいて、平面視で間隙70を覆う位置に配置され、全体的に後部側が低いレベルとなる傾斜姿勢となる。尚、防塵体71の後端側は少し弾性変形してメインフレーム21の上面に接当支持された状態となる。
この防塵体71の横幅が、荷台4の横幅と略等しい寸法に設定され、この防塵体71の後端側が荷台4の前端部の下側に入り込み、メインフレーム21の上面で受け止められるように前後方向の寸法が設定されている。尚、この防塵体71を支持する構成として、防塵体71の後端側のみをメインフレーム21に連結する構成を採用して良く、また、この防塵体71の前端部を中間フレーム等に連結するとともに防塵体71の後端側をメインフレーム21等に連結する構成を採用しても良い。
第1エアクリーナ45には、空気をエンジン31に導く吸気管47が接続しており、第2エアクリーナ46には、空気をベルト無段変速装置32に供給する吸気ダクト67が接続している。この吸気管47と吸気ダクト67とが防塵体71に形成された孔部に対して貫通状態で配置されている。
荷台4の前壁4Bの上部位置の端部が下方に折り曲げた縦壁片4vを有しており、この縦壁片4vに鋼材で成るブラケット74を備え、このブラケット74に対して補助防塵体72の後端部が支持されている。この補助防塵体72の横幅が、荷台4の横幅と略等しい寸法に設定され、この補助防塵体72の前端がバックプレート24の後面近傍に達するように前後方向の寸法が設定されている。このように補助防塵体72の横幅が荷台4の横幅と略等しいため、この補助防塵体72の下側には左右両方向に開放する空間が形成されることになり、第1エアクリーナ45と第2エアクリーナ46とは横方向に開放した空間の空気を吸引することになる。
ブラケット74は、断面形状が鋭角に折り曲げられたアングル状で荷台4の横幅方向の全長に略等しい長さを有しており、後端側の連結面が縦壁片4vに対して溶接やリベット等を介して連結されている。このブラケット74の前端側の連結面に対して補助防塵体72がリベットやビスによって連結されている。
この実施形態ではブラケット74を介して補助防塵体72の後端を支持する構成であるが、例えば、荷台4の前壁4Bの縦壁片4vを更に前方に延出するように屈曲させ、この部位に補助防塵体72を連結することでブラケット74を用いない構成を採用しても良い。
このような構成から補助防塵体72は、前端側ほど上方に向かう前上がりの斜め姿勢で支持される。また、バックプレート24の上部位置には、荷台4の前端部を下降させた状態(ダンプしない状態)では図4に示す如く補助防塵体72の前端部を受け止める支持板75が備えられている。この支持板75はバックプレート24の上端部を後方下方向きに折り曲げることにより、バックプレート24と一体的に形成されるものであるが、この支持板75を別部材で構成してバックプレート24に連結することや、サイドフレーム11Aに両端が連結する部材で構成しても良い。
補助防塵体72は、可撓性のシート状材料で形成されているため、荷台4の前端部を上昇させた場合には、この補助防塵体72の自重により図5に示す如く前端部が少し垂れ下がる姿勢となる。そして、荷台4の前端部を下降させた際には、補助防塵体72の前端が支持板75の上面に乗り掛かることにより、この補助防塵体72が密着する状態で受け止められ、この補助防塵体72と支持板75との間に隙間が形成されない。
このように補助防塵体72の前端が支持板75に支持される状態で、この補助防塵体72は、前述した防塵体71と同様に全体的に後部側が低いレベルとなる傾斜姿勢で支持されることになる。
補助防塵体72は、第1エアクリーナ45と第2エアクリーナ46との上方位置に配置されるものであるため、荷台4の前端に連結されるものでなくとも良い。つまり、補助防塵体72の前端部を運転部10の後面側のフレーム類に連結し、この補助防塵体72の後端部を後方に向けて突出させるように支持しても良い。このような構成を採用する場合には荷台4の前端部を下降させた状態で、この荷台4の前端部が補助防塵体72の後端の上下に重複するように寸法関係、相対的な位置関係を設定することにより、良好な防塵効果を得るものとなる。
〔実施形態の作用・効果〕
このような防塵構造を備えているため、運転部10と荷台4との間隙70に藁屑や枝葉等の異物が落ち込む状況でも、この異物の落ち込みを間隙70の全域又は略全領域を覆う補助防塵体72が阻止するため、この異物が第1エアクリーナ45あるいは第2エアクリーナ46から吸引されることが少なくなる。更に、補助防塵体72の下方に配置された防塵体71が異物の下方への侵入を阻止するため、異物が原動部30に到達することが少なくなる。特に、降雨時に作業を行った場合には補助防塵体72と防塵体71とが雨水を受け止め、補助防塵体72と防塵体71の横方向の端部から車体3の外方に排出するため、雨水が原動部30に達することが少なくなる。
荷台4の前端を上昇させた場合には、補助防塵体72の前端と運転部10との間に間隙70が形成されるものであるが、間隙70の全域又は略全領域を覆う防塵体71が異物や雨水等の下方への侵入を阻止する。補助防塵体72に可撓性のシート状材料が用いられ、荷台4の前端部を下降させた場合には、補助防塵体72の前端が支持板75の上面に乗り掛かるので、支持板75に対して補助防塵体72が密着する状態に達し、補助防塵体72の前端側に隙間を形成することはなく防塵性能を高く維持する。
原動部30のエンジン31で熱せられた高温の空気は、防塵体71により上昇が阻止され、防塵体71の両端部から車体3の外部に排出されることになる。このため、高温の空気を第1エアクリーナ45が吸引する不都合が解消され、この高温の空気が運転部10に達することもない。
本発明は、運転部と荷台との間に間隙が形成された作業車に利用することができる。
3 車体
4 荷台
10 運転部
31 エンジン
45 エアクリーナ(第1エアクリーナ)
47 吸気管
70 間隙
71 防塵体
72 補助防塵体
74 ブラケット
75 支持板

Claims (5)

  1. 車体の前部に運転部が配置され、車体の後部に荷台が配置され、この荷台の下側にエンジンが配置され、左右一対のメインフレームを有し、前記荷台が、前端部を上昇させることにより積載物の排出が可能なダンプ作動型に構成されている作業車であって、
    前記運転部の後部と前記荷台の前部との間の間隙の下部で前記エンジンより高い位置に、平面視で前記間隙を覆う防塵体が備えられ、前記防塵体は平面視において前記左右一対のメインフレームに亘る幅を有すると共に、前記防塵体の後端部が前記荷台が下降位置にある状態において前記荷台の前端部の底部の下側に入り込む位置まで延びている作業車。
  2. 車体の前部に運転部が配置され、車体の後部に荷台が配置され、この荷台の下側にエンジンが配置され、前記荷台が、前端部を上昇させることにより積載物の排出が可能なダンプ作動型に構成されている作業車であって、
    前記運転部の後部と前記荷台の前部との間の間隙の下部で前記エンジンより高い位置に、平面視で前記間隙を覆う防塵体が備えられており、
    前記エンジンの吸気管が前記防塵体に貫通して配置され、この吸気管に接続するエアクリーナが前記防塵体の上方位置に配置されている作業車。
  3. 前記エアクリーナの上方位置に、平面視で前記間隙を覆う補助防塵体が備えられている請求項2記載の作業車。
  4. 前記補助防塵体が、前記荷台の前端位置から前方に突出する姿勢で備えられると共に、前記運転部の後部位置に後方に向けて突出する姿勢となる支持板が備えられ、前記荷台が下降位置にある状態で、前記補助防塵体の前端が前記支持板の上面に乗り掛かる位置にあるように相対的な位置関係が設定されている請求項3記載の作業車。
  5. 前記荷台の前端位置に、前端側が斜め上方に向かう姿勢のブラケットが備えられ、このブラケットの前端側に可撓性のシート状材料で成る前記補助防塵体が備えられている請求項3又は4記載の作業車。
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