JP2001224208A - 乗用型田植機 - Google Patents

乗用型田植機

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JP2001224208A
JP2001224208A JP2000033491A JP2000033491A JP2001224208A JP 2001224208 A JP2001224208 A JP 2001224208A JP 2000033491 A JP2000033491 A JP 2000033491A JP 2000033491 A JP2000033491 A JP 2000033491A JP 2001224208 A JP2001224208 A JP 2001224208A
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JP
Japan
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roof
support frame
bonnet
fuselage
roof support
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Application number
JP2000033491A
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English (en)
Inventor
Tomio Tanaka
富穂 田中
Makoto Yamashita
眞 山下
Tsuyoshi Nakagami
剛志 中上
Shigeyoshi Ajiro
成良 網代
Takeshi Mukai
猛 向井
Noboru Too
登 東尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボンネットを運転部の前部に配置し、ボンネ
ットの左右にステップ部を備えた乗用型田植機におい
て、運転部の上方に屋根を配置しても、ステップ部を通
っての運転部への乗降が行い難くならないように構成す
る。 【解決手段】 ボンネット13の左右に沿って上方に屋
根支持フレーム33を延出して、屋根41を屋根支持フ
レーム33に支持させ、ボンネット13の左右にステッ
プ部30を備えて、ステップ部30の機体右側部及び機
体左側部に、予備苗のせ台支持フレーム37を上向きに
配置する。屋根支持フレーム33と予備苗のせ台支持フ
レーム37との下側の間隔よりも、屋根支持フレーム3
3と予備苗のせ台支持フレーム37との上側の間隔を広
いものに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗用型田植機におい
て、運転部の上方に位置する屋根及び予備苗のせ台の配
置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用型田植機ではボンネットを運転部の
前部に配置した場合、ボンネットの機体右側下部及び機
体左側下部にステップ部を備えることにより、水田にお
いて機体の前部が畦に当たる位置まで機体を前進させる
ことによって、畦から運転部への乗降を右側及び左側の
ステップ部を通って行うことができるように構成された
ものがある。このような右側及び左側のステップ部を備
えた場合、右側のステップ部における機体右側部及び左
側のステップ部の機体左側部に、予備苗のせ台支持フレ
ームを上向きに配置し、予備苗のせ台支持フレームに予
備苗のせ台を備えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】乗用型田植機では運転
部の日除け等の目的の為に、運転部の上方に屋根を配置
することが提案されており、右側及び左側の屋根支持フ
レームをボンネットの右壁部及び左壁部に沿って立設し
て、右側及び左側の屋根支持フレームに屋根を支持させ
ることが考えられる(運転部の中に屋根支持フレームを
立設すると、屋根支持フレームが作業者の邪魔になるこ
とが考えられ、運転部の後部に屋根支持フレームを立設
すると、運転部の後側に配置された苗植付装置への苗の
補給が行い難くなることが考えられる為)。
【0004】これにより「従来の技術」に記載のように
右側及び左側のステップ部、右側及び左側の予備苗のせ
台支持フレームを備えた乗用型田植機において、前述の
ような右側及び左側の屋根支持フレームを備えた場合、
右側及び左側のステップ部を通っての運転部への乗降が
行い難くなることが考えられる。又、走行用の変速装置
を操作する変速レバーを運転部の前側に備えた場合、右
側及び左側のステップ部を通っての運転部への乗降を行
うと、作業者の体が変速レバーに当って、変速レバーが
操作されてしまうことが考えられる。
【0005】乗用型田植機において、「従来の技術」に
記載のように右側及び左側のステップ部、右側及び左側
の予備苗のせ台支持フレームを備える際、特に背の高い
予備苗のせ台支持フレームを立設するとなれば、予備苗
のせ台支持フレームの上部が振れないように補強を行う
必要が生じる。この場合、予備苗のせ台支持フレームの
上部の振れを防止する補強部材が、右側及び左側のステ
ップ部の上方に入り込み、右側及び左側のステップ部を
通っての運転部への乗降が行い難くなることが考えられ
る。
【0006】本発明はボンネットを運転部の前部に配置
し、ボンネットの機体右側下部及び機体左側下部にステ
ップ部を備えた乗用型田植機において、運転部の上方に
屋根を配置しても、右側及び左側のステップ部を通って
の運転部への乗降が行い難くならないように構成するこ
とを目的としており、予備苗のせ台支持フレームの上部
の振れを防止する補強部材を備えても、右側及び左側の
ステップ部を通っての運転部への乗降が行い難くならな
いように構成することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】[I]請求項1の特徴に
よると、ボンネットを運転部の前部に配置し、ボンネッ
トの機体右側下部及び機体左側下部にステップ部を備え
た乗用型田植機において、右側及び左側の屋根支持フレ
ーム、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレームを備え
た場合、右側(左側)の屋根支持フレームと右側(左
側)の予備苗のせ台支持フレームとの下側の間隔より
も、右側(左側)の屋根支持フレームと右側(左側)の
予備苗のせ台支持フレームとの上側の間隔が広いものに
設定されている(例えば、右側及び左側の屋根支持フレ
ームの下部の間隔よりも、右側及び左側の屋根支持フレ
ームの上部の間隔の方が狭いような状態や、右側及び左
側の予備苗のせ台支持フレームが斜め横外側の上向きに
立設されている状態、並びに前述の両方の状態等)。
【0008】これにより、請求項1の特徴によると、右
側及び左側のステップ部を通っての運転部への乗降を行
う場合に、作業者は右側及び左側のステップ部を通る際
に、歩く方向に対して上半身を無理に横に向けなくて
も、右側及び左側のステップ部を通っての運転部への乗
降を楽に行うことができる。
【0009】[II]請求項2の特徴によると、ボンネ
ットを運転部の前部に配置し、ボンネットの機体右側下
部及び機体左側下部にステップ部を備えた乗用型田植機
において、右側及び左側の屋根支持フレーム、走行用の
変速装置を操作する変速レバーを備えた場合、中立位置
に操作された変速レバーが、機体の正面視で屋根支持フ
レームから機体横外側に出ないように構成されている。
【0010】一般に変速レバーを中立位置に操作し走行
用のクラッチを切り操作して、機体を停止させた状態
で、右側及び左側のステップ部を通っての運転部への乗
降を行う。これにより、請求項2の特徴によると、右側
及び左側のステップ部を通っての運転部への乗降を行う
際、作業者の体が屋根支持フレームに当たることはあっ
ても、中立位置に操作された変速レバーに作業者の体が
当たることは少ない。この場合、屋根支持フレームの後
方に変速レバーが配置されて、屋根支持フレームに対し
て運転部側に変速レバーが配置された状態になっている
ので、運転部の作業者にとって変速レバーを操作を行う
際に、屋根支持フレームが邪魔になることはない。
【0011】[III]請求項3の特徴によると、請求
項1又は2の場合と同様に前項[I][II]に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。乗用型田植機において例えば、屋根
を備えた機種と屋根を備えない機種とを生産する場合、
屋根を備えない機種では、右側及び左側の屋根支持フレ
ームを考慮せずに、運転部の前部の構造物を覆うのに必
要な大きさを確保しながら、ボンネットを小さく構成す
る(運転部から斜め下方前方の視界を確保する為)。前
述のような屋根を備えない機種のボンネットに対し、屋
根を備えた機種において、右側及び左側の屋根支持フレ
ームの下部を、ボンネットの右壁部及び左壁部の内側に
配置するように構成すれば、右側及び左側の屋根支持フ
レームの下部が入るように、ボンネットの右壁部及び左
壁部を、横外側に膨らんだように形成しなければならな
い。これにより、屋根を備えた機種と屋根を備えない機
種とを生産する場合に、2種類のボンネットを生産しな
ければならない。
【0012】請求項3の特徴によると、右側及び左側の
屋根支持フレームの下部が、ボンネットの右壁部及び左
壁部の横外側に配置されて、右側及び左側の屋根支持フ
レームの上部がボンネットから上方に延出されている。
これにより、屋根を備えた機種と屋根を備えない機種と
を生産する場合、屋根を備えない機種において、右側及
び左側の屋根支持フレームを考慮せずに、運転部の前部
の構造物を覆うのに必要な大きさを確保しながら、ボン
ネットを小さく構成しても、屋根を備えない機種のボン
ネットを略そのまま使用し、ボンネットの右壁部及び左
壁部の横外側に右側及び左側の屋根支持フレームを配置
することによって、屋根を備えた機種を生産することが
できる。従って、請求項3の特徴によると、屋根を備え
た機種と屋根を備えない機種とを生産する場合に、2種
類のボンネットを生産する必要がない。
【0013】[IV]請求項4の特徴によると、請求項
1〜3のうちのいずれか一つの場合と同様に前項[I]
〜[III]に記載の「作用」を備えており、これに加
えて以下のような「作用」を備えている。乗用型田植機
では、運転部に着座する作業者の身長に対応できるよう
にする為や、乗用型田植機をトラック等で運搬する際に
屋根の位置が高くなり過ぎないようにする為に、屋根を
右側及び左側の屋根支持フレームに上下位置変更自在に
支持させることがある。
【0014】前述のように構成した場合に、請求項4の
特徴によると、屋根の位置を下側に設定した状態で運転
部の後側の苗植付装置を上昇駆動しても、苗植付装置が
屋根に干渉しないように構成されているので、苗植付装
置を上昇駆動した際に苗植付装置が屋根に干渉して、苗
植付装置や屋根が破損すると言うような状態は生じな
い。
【0015】[V]請求項5の特徴によると、請求項1
〜4のうちのいずれか一つの場合と同様に前項[I]〜
[IV]に記載の「作用」を備えており、これに加えて
以下のような「作用」を備えている。ボンネットを運転
部の前部に配置し、ボンネットの機体右側下部及び機体
左側下部にステップ部を備えた乗用型田植機において、
右側及び左側の屋根支持フレームをボンネットの右壁部
及び左壁部に沿って上方に立設する場合、請求項5の特
徴によると、ボンネットの機体右側下部及び機体左側下
部に配置された支持フレームに、右側及び左側のステッ
プ部と右側及び左側の屋根支持フレームとが支持されて
いる。これにより、右側及び左側の支持フレームを、右
側及び左側のステップ部を支持する支持フレームの一
部、並びに、右側及び左側の屋根支持フレームを支持す
る支持フレームの一部に兼用することができる。
【0016】[VI]請求項6の特徴によると、ボンネ
ットを運転部の前部に配置し、ボンネットの機体右側下
部及び機体左側下部にステップ部を備えた乗用型田植機
において、右側のステップ部の機体右側部及び左側のス
テップ部の機体左側部に、予備苗のせ台支持フレームを
上向きに配置した場合、右側及び左側の予備苗のせ台支
持フレームの上部に亘って、着脱自在な補強部材が架設
されている。請求項6の特徴のように、右側及び左側の
予備苗のせ台支持フレームの上部に亘って補強部材を架
設することにより、右側及び左側の予備苗のせ台支持フ
レームの上部の振れを抑えることができる。
【0017】この場合、補強部材が右側及び左側のステ
ップ部の上方を横切るような状態になるが、請求項6の
特徴によると、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレー
ムに対して補強部材が着脱自在に構成されているので、
例えば右側の予備苗のせ台支持フレームから補強部材を
取り外したり、左側の予備苗のせ台支持フレームから補
強部材を取り外したり、又は右側及び左側の予備苗のせ
台支持フレームから補強部材を取り外したりすることに
よって、右側及び左側のステップ部を通っての運転部へ
の乗降の際に、補強部材が邪魔にならないようにするこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1に示すように、右及び左に操
向操作自在な前輪1及び後輪2で支持された機体に、運
転席19を備えた運転部4が配置され、運転部4の後部
に施肥装置16が備えられており、機体の後部に平行4
連式のリンク機構5を介して6条植型式の苗植付装置6
が昇降自在に連結され、リンク機構5を昇降駆動する油
圧シリンダ7が備えられて、乗用型田植機が構成されて
いる。
【0019】図1及び図2に示すように、苗植付装置6
は所定のストロークで往復横送り駆動される苗のせ台
8、植付伝動ケース9、植付伝動ケース9の後部で回転
駆動される回転ケース10、回転ケース10に支持され
た一対の植付爪11、及び複数のフロート12等を備え
て構成されており、回転ケース10の回転によって、植
付爪11が苗のせ台8の下部から交互に苗を取り出して
田面に植え付けるように構成されている。
【0020】図1及び図2に示すように、施肥装置16
は横長の肥料貯留ホッパー17、肥料貯留ホッパー17
の下部に連結された繰り出し部18を備えて構成され、
フロート12に支持された作溝器20と繰り出し部18
とが、ホース21によって接続されている。これによ
り、苗の植え付けに伴って作溝器20によって田面に溝
が形成され、肥料貯留ホッパー17から繰り出し部18
を介して繰り出された肥料が、ホース21及び作溝器2
0を介して田面の溝に供給される。
【0021】図1,2,3に示すように、運転部4の前
部にエンジン3が配置されて、エンジン3を覆う開閉式
の前部ボンネット13、エンジン3の後部に配置された
後部ボンネット14、エンジン3の上部に配置された上
部パネル15が備えられており、前輪1を右及び左に操
向操作する操縦ハンドル22が上部パネル15に配置さ
れている。
【0022】図1及び図6に示すように、機体の前部の
ミッションケース23から左右に前車軸ケース24が延
出されて、右側及び左側の前車軸ケース24の端部に右
側及び左側の前輪1が操向自在に支持されている。ミッ
ションケース23の上部の左側面に静油圧式無段変速装
置25が連結され、ミッションケース23から前方に延
出されたエンジンフレーム26に、エンジン3が支持さ
れている。図3,4,5,6に示すように、側面視で門
型の右側及び左側の支持フレーム27が備えられて、右
側及び左側の支持フレーム27の前端が、エンジンフレ
ーム26の前部の横側面にボルトで連結され、右側及び
左側の支持フレーム27の後端が右側及び左側の前車軸
ケース24に、ボルト及びU字状の連結金具28を介し
て連結されている。正面視L字状の右側及び左側の支持
フレーム29が、エンジンフレーム26の前後中央付近
の横側面と右側及び左側の支持フレーム27の前後中央
付近とに亘って連結されており、図4及び図6に示すよ
うに、左側の支持フレーム27の下側で左側の支持フレ
ーム29の横外側に、マフラー35が配置されている。
【0023】図1及び図2に示すように、前部及び後部
ボンネット13,14の機体右側下部及び機体左側下部
にステップ部30が配置されており、右側及び左側のス
テップ部30につながるように運転部4のフロア31が
配置されている。図3,4,5,6に示すように、板材
を折り曲げて形成されたブラケット32が右側及び左側
の支持フレーム27に固定されており、後述する右側
(左側)の屋根支持フレーム33の基部とブラケット3
2との間に右側(左側)のステップ部30が挟み込まれ
るように、右側(左側)の屋根支持フレーム33の基部
と右側(左側)のステップ部30とが、一緒にブラケッ
ト32にボルトで連結されている。
【0024】図3及び図6に示すように、フロア31を
支持する複数のフロアフレーム(図示せず)が、フロア
31の下側に配置されて、前側のフロアフレームの端部
がブラケット34を介して、右側及び左側の前車軸ケー
ス24の端部に連結されている。図1及び図2に示すよ
うに、右側及び左側のステップ部30とフロア31との
機体右側部及び機体左側部に補助ステップ部36が配置
され、右側及び左側の補助ステップ部36がフロアフレ
ームに支持されており、右側及び左側の補助ステップ部
36に乗降用の足掛け部36aが備えられている。
【0025】図1及び図2に示すように、丸パイプを側
面視で逆U状に折り曲げて形成されて、予備苗のせ台支
持フレーム37が形成されており、図3及び図6に示す
ように右側及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37の
前側の下端が、右側及び左側の支持フレーム29に連結
され、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37の
後側の下端が、ブラケット34に連結されている。これ
により、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37
が、右側及び左側のステップ部30の機体右側部及び機
体左側部に位置して、右側及び左側のステップ部30に
対し略直交するように上向きに配置されている。図1,
2,3に示すように、複数の予備苗のせ台38が、右側
及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37に横外向きに
備えられている。図3及び図6に示すように、右側及び
左側の予備苗のせ台支持フレーム37の前側のブラケッ
ト37a及び後側のブラケット37bに、右側及び左側
の補助ステップ部36の前部が連結されている。
【0026】図3,4,5に示すように、右側及び左側
の屋根支持フレーム33の基部が、右側及び左側のステ
ップ部30を間に挟み込んで、ブラケット32にボルト
で連結されている。図1,3,7に示すように、前部及
び後部ボンネット13,14の右壁部及び左壁部の横外
側において、右側及び左側の屋根支持フレーム33が側
面視で斜め後方上方に延出され(図1参照)、右側及び
左側の屋根支持フレーム33の間隔が上側ほど狭くなる
ように(図3参照)、右側及び左側の支持フレーム33
が正面視で、機体左右中央側に向く斜め上方に延出され
ている。右側及び左側の屋根支持フレーム33の中間部
及び上端部に亘って、フレーム39,40が連結されて
おり、右側及び左側の屋根支持フレーム33の上端に、
半透明の日除け板51が固定され、屋根41が後向きに
片持ち状に支持されている。
【0027】図3に示すように、右側及び左側の屋根支
持フレーム33の間隔が上側ほど狭くなるように、右側
及び左側の支持フレーム33が正面視で、機体左右中央
側に向く斜め上方に延出されている点、並びに、右側及
び左側の予備苗のせ台支持フレーム37が、右側及び左
側のステップ部30に対し略直交するように上向きに配
置されている点により、右側(左側)の屋根支持フレー
ム33と右側(左側)の予備苗のせ台支持フレーム37
との間の間隔が、上側ほど広くなる状態となっている。
【0028】図1,2,3に示すように、丸パイプ状の
補強ステー56が用意されており、図9に示すように弾
性を備えた樹脂製の挟持部56aが補強ステー56の両
端に取り付けられて、補強ステー56の挟持部56a
を、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37の上
部に嵌め込んだり取り外したりすることが、容易に行え
るように構成されている。図9に示すように、右側及び
左側の予備苗のせ台支持フレーム37の上部の各々に、
一対の位置決め板37cが固定されている。
【0029】これにより、図1,2,3,9に示すよう
に、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37にお
ける位置決め板37cの間に、補強ステー56の挟持部
56aを嵌め込むことにより、右側及び左側の予備苗の
せ台支持フレーム37の上部に亘って、補強ステー56
が架設される。例えば、左側のステップ部30を通って
作業者が運転部4に乗降する場合、補強ステー56の挟
持部56aを左側の予備苗のせ台支持フレーム37の上
部から取り外し、右側の予備苗のせ台支持フレーム37
の上部を支点として、補強ステー56を上方に持ち上げ
ればよい。又、補強ステー56が不要の場合には、補強
ステー56の挟持部56aを右側及び左側の予備苗のせ
台支持フレーム37の上部から取り外せばよい。
【0030】図6に示す静油圧式無段変速装置25は、
中立位置から前進及び後進の高速側に無段階に変速自在
に構成されており、静油圧式無段変速装置25を操作す
る変速レバー42及びレバーガイド43が、図1,3,
7に示すように上部パネル15の左側部に備えられてい
る。図7に示すように、レバーガイド43において、中
立位置43Nの機体左右中央側部から前方に前進経路4
3Fが形成され、中立位置43Nの機体横外側部から後
方に後進経路43Rが形成されて、中立位置43N、前
進及び後進経路43F,43Rがクランク状に構成され
ている。変速レバー42を中立位置43Nに操作する
と、静油圧式無段変速装置25が中立位置に操作されて
機体が停止するのであり、変速レバー42を前進経路4
3F(後進経路43R)に操作すると、静油圧式無段変
速装置25が前進(後進)の高速側に操作される。
【0031】変速レバー42はバネ(図示せず)により
機体左右中央側に付勢されており、変速レバー42を中
立位置43Nに操作すると、図7に示すように変速レバ
ー42が中立位置43Nの機体左右中央側部に当たり、
中立位置43Nの角部43aに当たる状態となる。図3
及び図7に示すようにレバーガイド43が左側の屋根支
持フレーム33の後方で、左側の屋根支持フレーム33
よりも機体左右中央側(図7の紙面右側)に位置してい
る。変速レバー42を中立位置43Nに操作している状
態において、変速レバー42の握り部42aが、機体の
正面視で左側の屋根支持フレーム33の後方に位置し、
左側の屋根支持フレーム33よりも少し機体左右中央側
(図7の紙面右側)に位置している。操縦ハンドル22
よりも機体横外側に、右側及び左側の屋根支持フレーム
33が位置している。
【0032】これにより、変速レバー42を中立位置4
3Nに操作している状態において、左側のステップ部3
0を通って作業者が運転部4に乗降しても、作業者の体
が操縦ハンドル22及び変速レバー42に当たることは
少ない。例えば作業者が畦から左側のステップ部30を
通って運転部4に乗り込んだ際(左側のステップ部30
を図7の紙面上側から紙面下側に作業者が移動)、作業
者の体が変速レバー42に当っても、変速レバー42が
中立位置43Nにおいて中立位置43Nの角部43aに
当たっていることにより、変速レバー42が中立位置4
3Nから後進経路43Rに操作されることは少ない。
【0033】図3及び図7に示すように、上部パネル1
5に計器盤44が備えられ、上部パネル15の右側部
に、エンジン3のアクセルレバー45、エンジン3の始
動用のキースイッチ46、及び操作レバー47が備えら
れている。図3,7,8に示すように、フロア31の右
側部において、ブレーキペダル48及びロックレバー4
9が備えられている。アクセルレバー45、キースイッ
チ46、操作レバー47、ブレーキペダル48及びロッ
クレバー49が右側の屋根支持フレーム33の後方で、
右側の屋根支持フレーム33よりも機体左右中央側(図
7の紙面左側)に位置している。これにより、右側のス
テップ部30を通って作業者が運転部4に乗降しても、
作業者の体がアクセルレバー45、キースイッチ46、
操作レバー47、ブレーキペダル48及びロックレバー
49に当たることは少ない。
【0034】図3及び図7に示す操作レバー47は、上
下方向及び前後方向に操作自在であり、操作レバー47
を上方に操作すると、苗植付装置6に動力を伝達する植
付クラッチ(図示せず)が伝動遮断側に操作されて、苗
植付装置6が上限位置まで一気に上昇駆動され、操作レ
バー47を下方に操作すると、植付クラッチが伝動遮断
側に操作された状態で、苗植付装置6が田面まで一気に
下降駆動されるのであり、操作レバー47を下方にもう
一度操作すると、植付クラッチが伝動側に操作される。
苗植付装置6が下降駆動された状態で、操作レバー47
を前方に操作すると、左側のマーカー(図示せず)が格
納姿勢から田面に突入する接地姿勢に操作され、操作レ
バー47を後方に操作すると、右側のマーカー(図示せ
ず)が格納姿勢から田面に突入する接地姿勢に操作され
る。
【0035】図1に示すように、運転席19の右横側に
昇降レバー50が配置されている。昇降レバー50は、
植付クラッチが伝動遮断側に操作された状態で苗植付装
置6が上昇駆動される上昇位置、植付クラッチが伝動遮
断側に操作された状態で苗植付装置6が停止する中立位
置、植付クラッチが伝動遮断側に操作された状態で苗植
付装置6が下降駆動される下降位置、及び植付クラッチ
が伝動側に操作される植付位置に操作自在に構成されて
おり、昇降レバー50によって苗植付装置6を任意の位
置に上昇及び下降駆動して停止させることができる。
【0036】図7に示すブレーキペダル48を踏み操作
すると、主クラッチ(図示せず)(前輪1及び後輪2、
植付クラッチに動力を伝達するもの)が伝動遮断側に操
作されて、前輪1及び後輪2に制動を掛けるブレーキ
(図示せず)が制動側に操作されて、苗植付装置6及び
機体が停止する。ブレーキペダル48を踏み操作した
後、ロックレバー49をブレーキペダル48側に揺動操
作し、ブレーキペダル48に係合させることにより、ブ
レーキペダル48を踏み状態で保持することができる。
【0037】図8に示すように、丸パイプを平面視でU
字状に折り曲げて構成されたフレーム52が、右側及び
左側の屋根支持フレーム33の上端の横軸芯P1周りに
上下揺動自在に支持され、樹脂製の屋根41がフレーム
52に固定されている。フレーム52にバックミラー5
5が備えられ、右側の屋根支持フレーム33とフレーム
52の右側部とに亘って、伸縮自在及び任意の位置で固
定自在な伸縮シリンダ53が架設されており、フレーム
52の右側部に把手54が備えられ、伸縮シリンダ53
の操作レバー53aが把手54の下側に延出されてい
る。
【0038】図1及び図2に示すように、屋根41の後
部の横幅よりも屋根41の前部の横幅が狭くなるよう
に、屋根41が前すぼまり状に構成されており(図2参
照)、屋根41の前部が前下がり状に構成されている
(図1参照)。図1及び図8に示す状態は、屋根41が
フロア31と略平行になるように伸縮シリンダ53を固
定した固定状態であり、屋根41の後部が肥料貯留ホッ
パー17の上方に位置している。ず2に示すように、肥
料貯留ホッパー17の横幅(右及び左側の補助ステップ
部36の端部と肥料貯留ホッパー17の端部とが略同じ
位置)よりも、屋根41の横幅の方が狭いものとなって
おり、屋根41の横幅とフロア31の横幅とが略同じ状
態になっている。
【0039】図1及び図8に示す操作レバー53aを上
方に操作しながら把手54と一緒に持つことにより、伸
縮シリンダ53の固定状態が解除されるので、把手54
及び操作レバー53aを持った状態で、図1の二点鎖線
で示す上限位置A1及び下限位置A2の範囲で、屋根4
1の姿勢を上下に変更することができる。操作レバー5
3aから手を離すと操作レバー53aが下方に戻り、伸
縮シリンダ53が固定状態となるので、屋根41を任意
の姿勢に設定することができる。作業者がフロア31で
立ち上がって作業行う際に、屋根41の姿勢を上限位置
A1に設定すればよく、乗用型田植機をトラック等に載
せて運搬する際や、納屋等に格納する際に、屋根41の
姿勢を下限位置A2に設定すればよい。この場合、図1
に示すように操作レバー47及び昇降レバー50により
苗植付装置6を上限位置まで上昇駆動した際、下限位置
A2を含むどの姿勢に屋根41を設定していても、苗の
せ台8が屋根41に干渉することはない。
【0040】[発明の実施の第1別形態]図1,2,3
に示す構造では、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレ
ーム37の上部に亘り、長い一本の補強ステー56を架
設するように構成しているが、図10に示すように短い
2本の補強ステー56を用意して、右側及び左側の屋根
支持フレーム33の横軸芯P2周りに上下揺動自在に補
強ステー56を支持し、補強ステー56の先端に図9に
示す挟持部56aを備えてもよい。
【0041】これにより、補強ステー56を上方に揺動
させて、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37
の上部に、補強ステー56の挟持部56aを下側から嵌
め込むことによって、右側の予備苗のせ台37支持フレ
ームの上部と右側の屋根支持フレーム33とに亘って一
方の補強ステー56を架設し、左側の予備苗のせ台37
支持フレームの上部と左側の屋根支持フレーム33とに
亘って他方の補強ステー56を架設する。例えば左側の
ステップ部30を通って作業者が運転部4に乗降する場
合、図10の一点鎖線に示すように左側の補強ステー5
6の挟持部56aを、左側の予備苗のせ台支持フレーム
37の上部から取り外し、左側の補強ステー56を左側
の屋根支持フレーム33に沿う位置まで下方に操作すれ
ばよい。
【0042】図10に示す構造において、右側及び左側
の屋根支持フレーム33の横軸芯P2の構造を廃止し、
右側及び左側の補強ステー56の各々の両端に挟持部5
6aを備えて、右側及び左側の補強ステー56を、右側
及び左側の屋根支持フレーム33並びに右側及び左側の
予備苗のせ台支持フレーム37の上部に、嵌め込み及び
取り外し自在に構成してもよい。図3及び図10に示す
構造において、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレー
ム37における最上位置の予備苗のせ台38と次の下側
の予備苗のせ台38との間の部分に、補強ステー56の
挟持部56aを嵌め込むように構成してもよい。
【0043】[発明の実施の第2別形態]図3及び図1
0に示す構造において、右側及び左側の屋根支持フレー
ム33の下部を右側及び左側のステップ部30に対し直
交するように立設し、右側及び左側の屋根支持フレーム
33の上部を機体の正面視で機体左右中央側に向く斜め
上方に延出して、右側及び左側の屋根支持フレーム33
の間隔が上側ほど狭くなるように構成してもよい。
【0044】右側及び左側の屋根支持フレーム33の間
隔が上側ほど狭くなる構成に加えて(図3参照)、右側
及び左側の予備苗のせ台支持フレーム37を斜め横外側
の上向きに立設してもよい。右側及び左側の屋根支持フ
レーム33を右側及び左側のステップ部30に対し直交
するように立設し、右側及び左側の予備苗のせ台支持フ
レーム37を斜め横外側の上向きに立設してもよい。
【0045】[発明の実施の第3別形態]図1及び図8
に示す構造では、右側及び左側の屋根支持フレーム33
の横軸芯P1周りに上下揺動自在に屋根41を支持して
いるが、右側及び左側の屋根支持フレーム33に、屋根
41をフロア31と平行な姿勢を維持しながら上下にス
ライド自在に支持するように構成してもよい。以上の
[発明の実施の形態]〜[発明の実施の第3別形態]に
示すような本発明は、エンジン3を機体の前部ではな
く、運転席19の下側に配置した乗用型田植機にも適用
できる。
【0046】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、ボンネットを
運転部の前部に配置し、ボンネットの機体右側下部及び
機体左側下部にステップ部を備えた乗用型田植機におい
て、右側及び左側の屋根支持フレーム、右側及び左側の
予備苗のせ台支持フレームを備えた場合、作業者が右側
及び左側のステップ部を通る際に歩く方向に対して上半
身を無理に横に向けなくても、右側及び左側の屋根支持
フレームや右側及び左側の予備苗のせ台支持フレーム
が、作業者の上半身の邪魔になることが少なく、右側及
び左側のステップ部を通っての運転部への乗降を楽に行
うことができるようになって、乗用型田植機の乗降性を
向上させることができた。
【0047】請求項2の特徴によると、ボンネットを運
転部の前部に配置し、ボンネットの機体右側下部及び機
体左側下部にステップ部を備えた乗用型田植機におい
て、右側及び左側の屋根支持フレーム、走行用の変速装
置を操作する変速レバーを備えた場合、右側及び左側の
ステップ部を通っての運転部への乗降を行う際に、作業
者の体が中立位置に操作された変速レバーに当たること
は少ないので、変速レバーが中立位置から誤って操作さ
れてしまうことによる手間(例えば、畦から運転部に乗
り込んだ作業者が、変速レバーを中立位置に戻し操作し
てから、再び変速レバーを高速側に操作して機体を発進
させると言うような操作)を避けることができた。請求
項2の特徴によると、屋根支持フレームに対して運転部
側に変速レバーの変速経路が配置された状態になってお
り、運転部の作業者にとって変速レバーの操作を行う際
に、屋根支持フレームが邪魔になることがないので、変
速レバーの操作性の面で不具合はない。
【0048】請求項3の特徴によると、請求項1又は2
の場合と同様に前述の請求項1又は2の「発明の効果」
を備えており、この「発明の効果」に加えて以下のよう
な「発明の効果」を備えている。請求項3の特徴によれ
ば、屋根を備えた機種(屋根支持フレームを備えた機
種)と、屋根を備えない機種(屋根支持フレームを備え
ない機種)とを生産する場合に、2種類のボンネットを
生産する必要がないので、生産コストの低減の面で有利
なものとなった。
【0049】請求項4の特徴によると、請求項1〜3の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項1〜3の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて
以下のような「発明の効果」を備えている。請求項4の
特徴によると、屋根の位置を下側に設定した状態で運転
部の後側の苗植付装置を上昇駆動しても、苗植付装置が
屋根に干渉しないように構成されているので、干渉によ
る苗植付装置や屋根の破損が防止されて、乗用型田植機
の耐久性を向上させることができた。
【0050】請求項5の特徴によると、請求項1〜4の
うちのいずれか一つの場合と同様に請求項1〜4の「発
明の効果」を備えており、この「発明の効果」に加えて
以下のような「発明の効果」を備えている。請求項5の
特徴によると、右側及び左側の支持フレームに、右側及
び左側のステップ部と右側及び左側の屋根支持フレーム
とが支持されており、右側及び左側の支持フレームを、
右側及び左側のステップ部を支持する支持フレームの一
部、並びに、右側及び左側の屋根支持フレームを支持す
る支持フレームの一部に兼用することができるので、構
造の簡素化を図ることができて、生産コストの低減の面
で有利なものとなった。
【0051】請求項6の特徴によると、ボンネットを運
転部の前部に配置し、ボンネットの機体右側下部及び機
体左側下部にステップ部を備えた乗用型田植機におい
て、右側のステップ部の機体右側部及び左側のステップ
部の機体左側部に、予備苗のせ台支持フレームを上向き
に配置した場合、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレ
ームの上部の振れを補強部材によって抑えることができ
るようになって、右側及び左側の予備苗のせ台支持フレ
ームの上部が振れることによる不具合(例えば、予備苗
のせ台から予備の苗が落ちる等)を防止することができ
た。請求項6の特徴によると、補強部材が右側及び左側
のステップ部の上方を横切るような状態になるが、右側
及び左側のステップ部を通っての運転部への乗降の際に
補強部材を取り外せば、補強部材が邪魔にならないよう
にすることができるので、乗用型田植機の乗降性が低下
することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】乗用型田植機の全体平面図
【図3】乗用型田植機の全体正面図
【図4】機体の左側前部の側面図
【図5】機体の右側前部の側面図
【図6】ミッションケース付近の平面図
【図7】前部及び後部ボンネット付近の平面図
【図8】屋根の支持構造を示す斜視図
【図9】補強ステーにおける挟持部付近の斜視図
【図10】発明の実施の第1別形態における乗用型田植
機の全体正面図
【符号の説明】
4 運転部 6 苗植付装置 13,14 ボンネット 25 走行用の変速装置 27 支持フレーム 30 ステップ部 33 屋根支持フレーム 37 予備苗のせ台支持フレーム 41 屋根 42 変速レバー 43N 中立位置 56 補強部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中上 剛志 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 網代 成良 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 向井 猛 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 東尾 登 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B064 AA05 AA07 AC01 CA02 CA11 CB01 CB10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンネットを運転部の前部に配置し、前
    記ボンネットの右壁部及び左壁部に沿って上方に屋根支
    持フレームを延出して、前記運転部の上方に位置する屋
    根を前記屋根支持フレームに支持させ、 前記ボンネットの機体右側下部及び機体左側下部にステ
    ップ部を備えて、前記右側のステップ部における機体右
    側部及び前記左側のステップ部の機体左側部に、予備苗
    のせ台支持フレームを上向きに配置すると共に、 前記屋根支持フレームと前記予備苗のせ台支持フレーム
    との下側の間隔よりも、前記屋根支持フレームと前記予
    備苗のせ台支持フレームとの上側の間隔を広いものに設
    定してある乗用型田植機。
  2. 【請求項2】 ボンネットを運転部の前部に配置し、前
    記ボンネットの右壁部及び左壁部に沿って上方に屋根支
    持フレームを延出して、前記運転部の上方に位置する屋
    根を前記屋根支持フレームに支持させ、前記ボンネット
    の機体右側下部及び機体左側下部にステップ部を備える
    と共に、 走行用の変速装置を操作する変速レバーを備えて、中立
    位置に操作された前記変速レバーが機体の正面視で前記
    屋根支持フレームから機体横外側に出ないように、前記
    屋根支持フレームの後方に前記変速レバーを配置してあ
    る乗用型田植機。
  3. 【請求項3】 前記右側及び左側の屋根支持フレームの
    下部を、前記ボンネットの右壁部及び左壁部の横外側に
    配置してある請求項1又は2に記載の乗用型田植機。
  4. 【請求項4】 前記屋根を前記屋根支持フレームに上下
    位置変更自在に支持させると共に、 昇降駆動自在な苗植付装置を前記運転部の後側に備え
    て、前記屋根の位置を下側に設定した状態で前記苗植付
    装置を上昇駆動しても、前記苗植付装置が前記屋根に干
    渉しないように、前記屋根及び苗植付装置の位置を設定
    してある請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の乗
    用型田植機。
  5. 【請求項5】 前記ボンネットの機体右側下部及び機体
    左側下部に支持フレームを配置し、前記右側及び左側の
    支持フレームに、前記右側及び左側のステップ部と前記
    右側及び左側の屋根支持フレームとを支持させてある請
    求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の乗用型田植
    機。
  6. 【請求項6】 ボンネットを運転部の前部に配置し、前
    記ボンネットの機体右側下部及び機体左側下部にステッ
    プ部を備えて、前記右側のステップ部の機体右側部及び
    前記左側のステップ部の機体左側部に、予備苗のせ台支
    持フレームを上向きに配置すると共に、 前記右側及び左側の予備苗のせ台支持フレームの上部に
    亘って、着脱自在な補強部材を架設してある乗用型田植
    機。
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