JP2007319145A - 苗移植機 - Google Patents

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Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Takuya Okada
岡田  卓也
Daisuke Imaizumi
大介 今泉
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】狭いデッキフロア上に配置されるステアリングポストの側方のレバーの影響を受けることなく、能率良くデッキフロア上の作業が可能となる苗移植機を提供する。
【解決手段】苗移植機は、作業用のデッキフロア6と、操舵操作用のステアリングハンドル5を支持するステアリングポスト4と、このステアリングポスト4の側方で投入位置に応じて機器を動作させるレバー29,32と、機体後部に取付けた植付部7とを水田走行用の機体に備えて構成され、上記レバー29,32の投入動作範囲は、ステアリングポスト4の近傍で機体内方のステアリングハンドル5に近接する位置に投入が可能な収納用位置を含み、この収納用位置は機体停車操作に応じてレバー29,32を強制投入可能に構成したものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、作業用のデッキフロア上に操舵用のステアリングポストを備え、機体後部の植付部によって苗を移植する苗移植機に関するものである。
水田作業車の一例である特許文献1に示す苗移植機は、作業用のデッキフロアと、操舵操作用のステアリングポストと、機体後部に取付けた植付部と、その他の機器を水田走行用の機体に備えて構成される。
上記ステアリングポストの左右の側方には、それぞれ、変速レバー、植付部の昇降用レバーが配置され、機体走行中にレバーの投入位置を操作することによって植付部の昇降および機体走行車速の調節をすることができる。
特開2003−52207号公報
しかしながら、上記レバーは、操舵操作との干渉を避けるために、ステアリングポストの左右の側方の狭いデッキフロア上に飛び出すように配置されていることから、オペレータがデッキフロアを移動する際にはレバーが邪魔になって作業能率の低下を招くという問題があった。
本発明の目的は、狭いデッキフロア上に配置されるステアリングポストの側方のレバーの影響を受けることなく、能率良くデッキフロア上の作業が可能となる苗移植機を提供することにある。
請求項1に係る発明は、作業用のデッキフロアと、操舵操作用のステアリングハンドルを支持するステアリングポストと、このステアリングポスト側方で投入位置に応じて機器を動作させるレバーと、機体後部に取付けた植付部とを水田走行用の機体に備えた苗移植機において、上記レバーの投入動作範囲は、ステアリングポストの近傍で機体内方のステアリングハンドルに近接する位置に投入が可能な収納用位置を含み、この収納用位置は機体停車操作に応じてレバーを強制投入可能に構成したことを特徴とする。
請求項1の構成により、作業走行中は、ステアリングポスト側方のレバーの操作の投入位置に応じて対応の機器が動作し、また、オペレータが機体を停車操作した時は、レバーが収納用位置に強制投入されてステアリングポストに近接した位置に保持され、デッキフロアが広く確保される。
上記苗移植機は、機体の停車操作時は、レバーが収納用位置に強制投入されてデッキフロアが広く確保されることから、デッキ作業に際してレバーを除ける手間を要することなく、能率良く作業を進めることができる。
この発明の一実施例である4条植え乗用型苗移植機について説明する。
乗用苗移植機の側面図および平面図をそれぞれ図1、図2に示す。
水田走行可能な機体1の前後には走行車輪としての左右一対の前輪2、2及び後輪3、3が架設されている。車体上前部に各種操作部をステアリングポストに集約構成した操作ボックス4及びステアリングハンドル5等を有する操縦装置がデッキフロア6上に設けられ、車体後方部には昇降可能に植付部7が装着されている。操作ボックス4の後側に運転席8が設けられ、運転席8の下側に田植機の各部に動力を供給するエンジン9が搭載されている。また、デッキフロア6の後方部分は後輪3のフェンダーカバーを兼ねている。なお、本明細書では乗用田植機の前進側に向かって左方向、右方向をそれぞれ左側、右側という。
植付部7は、左右に往復動する苗載タンク10、一株分の苗を切取って土中に植込む植付装置11、苗植付面を整地するフロート12等からなる。エンジン9の駆動により、エンジン出カプーリ13、伝動ベルト14b及びミッション入力プーリ15を介して入力軸(図示せず)へ伝動し、該入力軸によりミッションケース17内へ動力を伝達する構成である。
ミッションケース17から左右方向に突設する前輪アクスルケース(不図示)を介して左右前輪駆動ケース19内へ伝動し、前輪車軸20を回転駆動して左右の前輪2、2を駆動するようになっている。また、該ミッションケース17の後部から後方に動力を伝達する左右の後輪伝動軸21を設け、該左右の後輪伝動軸21の駆動により左右それぞれの後輪伝動ケース22内に伝動し、後輪車軸23を回転駆動して左右の後輪3、3を駆動するようになっている。
なお、植付部7は、油圧昇降シリンダ24の伸縮による昇降リンク機構25の上下回動により、上下方向に昇降するよう設けられている。また、植付部7は、前記ミッションケース17からの動力により、該ケース17から後方へ延びる植付伝動軸26により伝動されて作動する構成となっている。
ステアリングハンドル5は、これの回動操作によりステアリング軸27及び図示しないピットマンアームとタイロッド等を介して左右の前輪2、2を操向させ操舵するようになっている。ステアリングハンドル5の左側には主変速レバー29を、右側にはスロットルレバー30を設けている。また、操作ボックス4の左側部には機体の走行及び植付部7の駆動の停止操作を行う停止レバー31を、右側部には植付部7の昇降及び駆動の入切が行える植付・昇降レバー32(図2)を設けている。
車体1前部の左側寄り位置には主クラッチペダル33(図2)を設けている。この主クラッチペダル33の踏み込み操作により機体の走行及び植付部7の駆動を停止するように構成している。また、車体1前部の右側寄り位置にはブレーキ操作具(以下ブレーキペダルという)34(図2)を設けている。このブレーキペダル34は、該ペダル34の踏み込み操作で図示しない連結機構を介してミッションケース17内の4輪ブレーキ装置(図示せず)を作動させて左右の前後輪2、3を制動するように構成している。なお、主クラッチペダル33を省略して、ブレーキペダル34の踏み込み操作にて主クラッチが同時に切れる構成にしても良い。
上記主変速レバー29、植付・昇降レバー32の支持構成について詳細に説明すると、ステアリングポスト部の正面透視図および側面透視図を図3、図4にそれぞれ示すように、主変速レバー29および植付・昇降レバー32は、車幅方向の横支軸41によって機体の前後方向の傾動動作が可能に軸支するとともに、両レバー29、32の基部に機体の前後方向の支軸29b、32bを形成し、それを横支軸41の両端位置に取付けた軸支持部29s,32sにより機体内方のステアリングポスト4の近傍でステアリングハンドル5に近接する収納位置まで内傾動作可能にトルクスプリング等により付勢して軸支する。
また、両レバー29、32をブレーキペダル34の操作に応じてそれぞれの中立位置に戻すケーブル29c、32cを連結し、それぞれの投入動作範囲を規定するレバーガイド29g、32gを取付ける。主変速レバー29のレバーガイド29gは、中立位置Nから機体前方に前進F側、機体後方に後進R側を形成し、かつ、中立位置Nからステアリングポスト4側に収納用位置Sを配置する。同様に、植付・昇降レバー32のレバーガイド32gは、その中立位置Nからステアリングポスト4側に収納用位置Sを配置する。
上記構成の主変速レバー29、植付・昇降レバー32により、作業走行中は、主変速レバー29の傾動操作によって走行速度を調節し、また、植付・昇降レバー32の傾動操作によって植付部7の昇降調節を行い、走行を停止する際は、ブレーキペダル34の操作とともに両レバー29、32がケーブル29c、32cを介してそれぞれ中立位置N,Nに戻されるとともに、それぞれの付勢トルクによって収納用位置S、Sに投入され、機体内方のステアリングポスト4の近傍の収納位置まで内傾動作することにより、デッキフロアが広く確保される。
このように、上記レバー支持構成により、機体走行中はステアリングポスト4の側方部のレバー29、32の操作を介して機器の動作制御をすることができるとともに、停車時は、同レバー29、32がそれぞれ収納位置に保持されることから、デッキフロアが広く確保されて能率良く作業を進めることができる。なお、上記両レバーガイド29g、32gの支持構造につき、それぞれの下端部を横支軸41に支持することにより、支持剛性を向上できるとともに、構成部品の簡略化を図ることができる。
次に、操作レバーのリンク機構について説明する。
植付・昇降レバー32には、その要部側面透視図および正面透視図をそれぞれ図5,図6に示すように、同レバー32の基部と連結して前後に揺動可能なカムプレート32pを設け、このカムプレート32pには機体の後退動作と連動して植付部7を上昇するオートリフト制御機構を構成し、さらに、ピットマンアーム51と植付アームローラ52間にオートリフト入切フック53、二股のオートリフトケーブル54を介設する。
上記構成のオートリフト制御機構は、ピットマンアーム51の差動角を利用して一定の操舵操作に伴う操舵ハンドル5の切角と対応したオートリフト動作が可能なる。上記オートリフトケーブル54は、1本の二股ケーブルにより低コストでオートリフト入切制御機構を構成することができる。また、オートリフトレバー55によりオートリフト入切フック53を解除可能に構成することにより、オートリフトケーブル54を緩ませてオートリフトを切状態に切換えることができる。
主変速レバー29のリンク機構については、その要部側面透視図および正面透視図をそれぞれ図7,図8に示すように、同レバー29とオートリターンロッド61の一端をケーブル62で連結し、回動支点61sを中心に反対動作するオートリターンロッド61の他端部で油圧プレート63を押すようにリンク機構を構成する。この油圧プレート63によって油圧アーム64をカム65部分より外すことにより、主変速レバー29のオートリターンが可能ととなり、また、非オートリターン位置においては、ケーブル62の屈曲によってレバーの作動が吸収される。このようにして、主変速レバー29のオートリターン機構を簡易に構成することができる。
次に、図9のトランスミッションの要部軸線展開図に示すように、植付速と移動速とを切換える副変速部を複数機種に共用する場合の構成について、一方の伝動系71を共通のギヤー比とし、他方の伝動系72のギヤー比を機種別に構成した例である。このように、ギヤ構成を共用することにより、型費(鍛造)の削減、部品管理費の削減を図ることができる。
次に、苗枠装置の構成例を図10の平面図(a)と背面図(b)によって示すように、L字形パイプ81と直パイプ82とを組み合わせることにより、苗箱を受ける苗枠を構成する。具体的には、直パイプ82を支柱として起立し、その上部にL字形パイプ81の水平部を車幅方向にスライド可能に支持し、Rピン等のピン固定により取外し容易に苗枠装置を構成する。
この苗枠装置は、L字形パイプ81に苗箱を受けるための複数段の横フレーム83,83を取り付けることにより、そのままスライドすれば車幅方向寸法を小さく収納することができるので、従来の構成部品が複雑で部品点数が多い回転収納式のもに比較して、部品点数を減らし、なおかつ、同様の機能を持たせることができる。
本実施例の苗移植機の側面図である。 図1の苗移植機の平面図である。 ステアリングポスト部の正面透視図である。 ステアリングポスト部の側面透視図である。 植付・昇降レバー支持部の要部側面透視図である。 図5の支持部の正面透視図である。 主変速レバー支持部の要部側面透視図である。 図7の支持部の正面透視図である。 副変速部の要部軸線展開図である。 苗枠装置の平面図(a)と背面図(b)である。
符号の説明
1 機体
2 前輪
3 後輪
4 操作ボックス(ステアリングポスト)
5 ステアリングハンドル
6 デッキフロア
7 植付部
8 運転席
17 ミッションケース
25 昇降リンク機構
29 主変速レバー
29b 支軸
29g レバーガイド
30 スロットルレバー
31 停止レバー
32 植付・昇降レバー
32b 支軸
32g レバーガイド
33 主クラッチペダル
34 ブレーキペダル
41 横支軸
N 中立位置
S 収納用位置

Claims (1)

  1. 作業用のデッキフロア(6)と、操舵操作用のステアリングハンドル(5)を支持するステアリングポスト(4)と、このステアリングポスト(4)の側方で投入位置に応じて機器を動作させるレバー(29,32)と、機体後部に取付けた植付部(7)とを水田走行用の機体に備えた苗移植機において、
    上記レバー(29,32)の投入動作範囲は、ステアリングポスト(4)の近傍で機体内方のステアリングハンドル(5)に近接する位置に投入が可能な収納用位置を含み、この収納用位置は機体停車操作に応じてレバー(29,32)を強制投入可能に構成したことを特徴とする苗移植機。
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