JP4797382B2 - 作業車両の変速調節装置 - Google Patents
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Description
前記変速レバー(4)は、固定機枠側との間にブレーキ機構(37)を構成して、変速レバー(4)を前後操作の任意位置で保持可能な構成とし、
前記変速レバー(4)の動きは連動ロッド(39),回動アーム(44),中間連動軸(34),回動アーム(52)に伝達される構成とし、該回動アーム(52)に細ピン(52a)を設け、該細ピン(52a)はプレート(57)の長孔(57a)に係合し、
変速レバー(4)を前進方向に操作すると回動アーム(52)の動きで細ピン(52a)が長孔(57a)の端部に係合してプレート(57)を動かし、該プレート(57)の動きはスプリング(64)を介して連動ロッド(41)に伝達され、
変速レバー(4)を後進方向に操作すると回動アーム(52)の動きで細ピン(52a)が長孔(57a)の端部に係合してプレート(57)を動かし、該プレート(57)の動きはスプリング(64)を介して連動ロッド(41)に伝達され、
前記連動ロッド(41)の動きはトラニオンアーム(43)を介してトラニオン軸(35)を動かす構成とし、
前記車速減速ペダル(5)の回動支点(P)の連動操作軸(50)を静油圧式無段変速装置(3)側に延長して構成し、該連動操作軸(50)に操作カム(51)を取り付け、該操作カム(51)をトラニオンアーム(43)に圧接する構成とし、
車速減速ペダル(5)を踏み込むと、連動操作軸(50),操作カム(51),トラニオンアーム(43)を介してトラニオン軸(35)を減速方向に動かすとともに、車速減速ペダル(5)を踏み込むと連動ロッド(41)はスプリング(64)を介してプレート(57)を動かし、該プレート(57)が動くと停止している細ピン(52a)がプレート(57)の長孔(57a)に対する位置が変わるように構成し、
細ピン(52a)が長孔(57a)の端部に係合しても変速レバー(4)の動きは前記ブレーキ機構(37)で保持されて車速減速ペダル(5)の踏み込みの動きが変速レバー(4)に伝わらない構成にするとともに、スプリング(64)で連動ロッド(41)のみが減速側に動く構成とし、
車速減速ペダル(5)は、踏込量を調整する調整装置(6)を取り付けて、上記減速幅を調節可能に構成したことを特徴とする作業車両の変速調節装置とする。
車速減速ペダル(5)は、減速幅を調整するために、踏み込み量を調整する装置(6)を設け、作業の種類や作業者の運転技術のレベルに応じて調節して安全で適確な運転ができるものである。そして、この発明は、車速減速ペダル(5)の操作連動機構をロッド、アーム、カム等の簡単な機械的構成にしているから、コスト的に安価に製作できる利点があり、廉価型の作業車両に最適な装置となっている。
また、車速減速ペダル(5)のトラニオンアーム(43)の減速側作動を長孔とスプリング(64)で吸収するとともに、変速レバー(4)はブレーキ機構(37)で変速位置を保持する構成とすることで、この減速側作動を変速レバー(4)に伝達しない。
また、車速減速ペダル(5)の操作においては、他の走行系の操作ペダル、例えば、走行ブレーキペダル(54),(55)や走行クラッチペダル(56)等との操作上において、ブラインドタッチの状態でも混同なく足踏み操作ができる配置であって、操作性を損なうことはなく、安全な操作ができる特徴がある。
まず、作業車両1は、図4、及び図5に示すように、左右の前輪11,11、及び後輪12,12を有する車体フレーム2を、前部のフレーム2aと後部フレーム2bとによって構成している。このうち後部フレーム2bの上に運転操作席7を設け、その前方にはステアリングハンドル9を設けて上記前輪及び後輪を操舵できる構成としている。
そして、車速メータ回転取出軸25aは、図6に示すように、前記油圧モータ3Mのミッション装置13へ出力するモータ軸25を反対方向に延長し、図7に示しているように、ワンウエイクラッチ26を装備した駆動プーリ27からタコメータ側の従動プーリ28にベルト29で伝動する構成としている。この場合、ワンウエイクラッチ26は、前進側の回転のみを伝動して、後進回転は伝動できないクラッチ構成にしている。
これら2つの変速レバー4と車速減速ペダル5とは、静油圧式無段変速装置3を構成する前記油圧ポンプ3Pの作動油の流れを制御する斜板を操作するためのトラニオン軸35に操作力が伝達できるように接続した構成となっている。
まず、支持装置59は、図8に示すように、車台2の側部に左右一対の支持プレート60,60をバッテリーホルダ61の横幅に相当する間隔を隔てて車台2に溶着して設け、この一対の支持プレート60,60に、バッテリー58を載置したホルダ61を吊持ち状態に取り付けて構成している。そして、バッテリー58は、バッテリー液の補充等のメンテナンスを行うことが多く、上記支持装置59に支持した状態で機外に取り外すことなく、ホルダ61を正規の保持位置から吊持ち状態のまま下方に移動して行う構成になっている。
実施例に係るバッテリー支持装置59は、上記のように構成したから、内部にバッテリー58を載置したバッテリーホルダ61を支持するに、外側に設けた左右2本ずつの固定ボルト63,63を支持プレート60、60の長孔62、62に挿通して、上部孔62aでねじ締めして保持している。そして、バッテリーホルダ61は、バッテリー58をメンテナンス位置まで移動する場合には、固定ボルト63、63を緩めて長孔62に沿って下端まで移動させる。
従来、この種の防除装置65でブームランス67に吊り下げ状態に設けた懸垂ノズル66は、上下方向に高さを調節することができず、作物の成長に応じて葉や茎に適確に薬液を噴霧できない課題があった。
1 車両
2 車台
3 静油圧式無段変速装置
4 変速レバー
5 車速減速ペダル
6 調整装置
7 運転操作席
8 フロア
9 ステアリングハンドル
34 中間連動軸
35 トラニオン軸
37 ブレーキ機構
39 連動ロッド
41 連動ロッド
43 トラニオンアーム
44 回動アーム
50 連動操作軸
51 操作カム
52 回動アーム
52a 細ピン
53 フットアクセル
54,55 ブレーキペダル
57 プレート
57a 長孔
64 スプリング
Claims (2)
- 車両(1)の前進と後進との走行切換と、車速の増減速とを行う静油圧式無段変速装置(3)を設け、該静油圧式無段変速装置(3)には、前記走行切換と車速の増減速とを操作する変速レバー(4)と、車速を減速側にのみ操作する車速減速ペダル(5)とを操作可能に接続して設け、該車速減速ペダル(5)は、踏込量に基づいて車速の減速幅で減速され踏込操作の解除によって元の車速に復帰する構成とし、車速減速ペダル(5)は、運転操作席(7)の前側に設けたフロア(8)の端縁より外側に配置して設け、
前記変速レバー(4)は、固定機枠側との間にブレーキ機構(37)を構成して、変速レバー(4)を前後操作の任意位置で保持可能な構成とし、
前記変速レバー(4)の動きは連動ロッド(39),回動アーム(44),中間連動軸(34),回動アーム(52)に伝達される構成とし、該回動アーム(52)に細ピン(52a)を設け、該細ピン(52a)はプレート(57)の長孔(57a)に係合し、
変速レバー(4)を前進方向に操作すると回動アーム(52)の動きで細ピン(52a)が長孔(57a)の端部に係合してプレート(57)を動かし、該プレート(57)の動きはスプリング(64)を介して連動ロッド(41)に伝達され、
変速レバー(4)を後進方向に操作すると回動アーム(52)の動きで細ピン(52a)が長孔(57a)の端部に係合してプレート(57)を動かし、該プレート(57)の動きはスプリング(64)を介して連動ロッド(41)に伝達され、
前記連動ロッド(41)の動きはトラニオンアーム(43)を介してトラニオン軸(35)を動かす構成とし、
前記車速減速ペダル(5)の回動支点(P)の連動操作軸(50)を静油圧式無段変速装置(3)側に延長して構成し、該連動操作軸(50)に操作カム(51)を取り付け、該操作カム(51)をトラニオンアーム(43)に圧接する構成とし、
車速減速ペダル(5)を踏み込むと、連動操作軸(50),操作カム(51),トラニオンアーム(43)を介してトラニオン軸(35)を減速方向に動かすとともに、車速減速ペダル(5)を踏み込むと連動ロッド(41)はスプリング(64)を介してプレート(57)を動かし、該プレート(57)が動くと停止している細ピン(52a)がプレート(57)の長孔(57a)に対する位置が変わるように構成し、
細ピン(52a)が長孔(57a)の端部に係合しても変速レバー(4)の動きは前記ブレーキ機構(37)で保持されて車速減速ペダル(5)の踏み込みの動きが変速レバー(4)に伝わらない構成にするとともに、スプリング(64)で連動ロッド(41)のみが減速側に動く構成とし、
車速減速ペダル(5)は、踏込量を調整する調整装置(6)を取り付けて、上記減速幅を調節可能に構成したことを特徴とする作業車両の変速調節装置。 - 前記変速レバー(4)と車速減速ペダル(5)とは、運転操作席(7)の前側に設けたステアリングハンドル(9)を基準にして左側に配置して設け、ステアリングハンドル(9)を基準にして右側にフットアクセル(53),左右一対のブレーキペダル(54),(55)を設けたことを特徴とする請求項1記載の作業車両の変速調節装置。
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