JP2005160445A - 農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンから油圧式無段変速装置を介してミッションケース内の伝動装置に動力を伝達すると共に、当該動力を走行伝動装置と作業機伝動装置とに分岐して伝達する農作業機において、後進時の作業機伝動装置の逆転を防止すべく油圧式無段変速装置の伝動下手側に設けられているワンウェイクラッチを廃止し、伝動装置のコストダウンを図る。
【解決手段】油圧式無段変速装置15を操作する変速操作具7の中立操作領域95mにおける後進変速操作領域95b側への操作によって、作業機クラッチ30が機械的連繋機構Jを介して直接的に切られるように構成した。
【選択図】図12

Description

本発明は、エンジンから油圧式無段変速装置(HST)を介してミッションケース内の伝動機構に動力を伝達すると共に、当該動力を走行伝動系と作業機伝動系とに分岐して伝達するように構成した乗用型田植機等の農作業機に関する。
従来、上述したような乗用型田植機の伝動構造は、エンジンからの動力を、主変速装置である油圧式無段変速装置(HST)を介して正逆回転切換えした後にミッションケースに伝達すると共に、前記油圧式無段変速装置及びミッションケース内の副変速装置により変速された動力が、ミッションケースから後車軸ケース介して左右の後輪に、また、前車軸ケースを介して左右の前輪に、更に、伝動軸を介して植付部に夫々伝達されるようになっている。
即ち、エンジンからの動力を前輪及び後輪に伝達する走行伝動系と、該走行伝動系で変
速された後の動力を分岐し、ワンウェイクラッチ、植付クラッチ、株間変速装置等を介して植付部に伝達する植付伝動系が構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、運転席の前部に配置した表示パネルに、植付作業時にオン操作して各種モニタ及
び警報装置を作動可能状態にする作業機スイッチ(植付スイッチ)を設け、この作業機ス
イッチがオン作動状態にある場合にのみ、変速操作レバーの後進側への切換え操作によって植付伝動系への動力伝達を断つと共に、植付部を自動上昇させるバックアップ機能を備えたものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開平10−327625号公報(第3頁、図2) 特開2000−139140号公報(第4頁、図6)
しかし、例えば上述した特許文献1の乗用型田植機のように、通常逆転しての使用がなされない苗植付装置のような作業機を備えた農作業機で、且つ主変速装置である油圧式無段変速装置によって機体の前後進速度を無段階に変速するものでは、後進時の作業機伝動装置の連れ回りによるプランタの逆転を回避して、作業機伝動装置、及び作業機の破損を防止するために、当該油圧式無段変速装置の伝動下手側において、作業機伝動装置にワンウェイクラッチを設けなければならずコスト高となっていた。
また、植付伝動機構の逆転を防止するために、特許文献2のようなバックアップ機能を用いて後進操作時に植付クラッチを切ることもできるが、前記バックアップ機能は、植付部を自動植付作業中に機体を後進操作した際、植付部の引きずりによる破損を防止するために植付部を上昇させると共に、苗の空中植えを防止するために植付部の上昇に伴って植付クラッチを切るものであって、不必要な時に植付部が上昇しないように、植付作業を行わない場合には変速操作レバーを後進側へ切換え操作したとしても、当該バックアップ機能が作動しない構成になっており、常時変速操作レバーの後進側への切換え操作によって
植付装置への動力伝達が断たれるものではなく、例えばメンテナンス時等において、植付作業時以外に植付クラッチを入りにした際に誤って変速操作レバーが後進側に操作されると、植付伝動機構が逆転してしまうものであった。更に、斯かるバックアップ機能は、マイコンユニットを含む多くの電装部品を用いて複雑な制御がなされており、水田内で植付作業を行う乗用型田植機においては故障の発生が懸念される。また、前記バックアップ機能をリンク機構等によって機械的に構成することも可能であるが、複雑な構成となるので信頼性に欠ける他、コストの観点から低下価格の農作業機に採用することができなかった
本発明は、上記課題を解決することを目的として創案したものであって、走行機体に作業機を昇降自在に連結すると共に、エンジンから油圧式無段変速装置を介して伝達した動力を走行伝動装置と作業機伝動装置に分岐して伝達し、作業機の昇降と作業機クラッチの入・切とを単一の作業機操作具で行うように構成した農作業機において、前記作業機伝動装置は、ワンウェイクラッチを具備することなく作業機クラッチを備え、また、前記油圧式無段変速装置を操作する変速操作具は、前進変速操作領域と、後進変速操作領域とを中立操作領域を挟んで左右に偏移させた操作ガイドに沿って操作可能に構成されると共に、当該変速操作具の中立操作領域における後進変速操作領域側への操作によって、前記作業機クラッチが機械的連繋機構を介して直接的に切られるように構成したことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、油圧式無段変速装置の後進変速操作がなされる前の変速操作具が、後進変速操作領域側に操作された時点で、当該操作に連繋して自動的に作業機クラッチの操作機構を切側に操作するので、逆転駆動可能に構成されていない作業機を備えた農作業機においても、後進時の作業機伝動装置の連れ回りによる逆転を確実に回避することができるので、油圧式無段変速装置の伝動下手側に、従来の如くワンウェイクラッチを設けず伝動装置のコストダウンを図りながら、作業機伝動装置、及び作業機の破損を防止することができる。
また、前記変速操作具の操作により作業機クラッチが機械的連繋機構を介して直接的に操作されるので、安価、且つ故障が少ない構成で作業機伝動装置への動力伝達のみを確実に断つことができ、作業機伝動装置の逆転による作業機伝動装置、及び作業機の破損を作業機操作レバーの操作、その他の作業機制御の状態に拘らず確実に防止できる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、1は農作業機として例示した乗用型田植機であって、該乗用型田植機1は、前輪2及び後輪3に支持される走行機体4を有しており、該走行機体4にはボンネット5で覆われたエンジンE(図3参照)を搭載すると共に、ボンネット5の後方にはステアリングハンドル6や主変速レバー7等を備えた操縦部8、及び運転席9を配設してある。
そして、前記走行機体4の後方には、昇降リンク機構10を介して作業機である植付部11を昇降自在に連結している。この植付部11は、前方に傾斜して設けられた苗載台12と、該苗載台12から苗を掻取って植え付ける複数のプランタ13を備え、該プランタ13の下方には植付け田面を整地するフロート14を設けているが、これらの基本的な構成は何れも従来通りであり詳細な説明を省略する。
図3に示すように、走行機体4の前部に搭載されたエンジンEの動力は、油圧式無段変速装置(HST)15を介して正逆回転切換え変速された後、ミッションケース16に入力される。そして、ミッションケース16内の変速装置は、油圧式無段変速装置15から入力された動力を変速して、フロントアクスルケース17、リヤアクスルケース51(図6参照)及び植付PTO軸31(図4参照)に伝動するように構成されている。尚、前記フロントアクスルケース17には、左右の前輪2、2がステアリングハンドル6の操作によって操舵可能に支持されている。
更に詳しくは、油圧式無段変速装置15からミッションケース16に入力された動力は
、図4に示すように、入力軸20に回転自在に支持された筒軸21と、該筒軸21に並列する植付第1軸22と、該植付第1軸22に並列する植付第2軸23とを経由すると共に
、植付クラッチ(作業機クラッチ)30等を介して植付PTO軸31に伝動される。
また、前記入力軸20と筒軸21との間には、主クラッチ機構24が設けてあり、その入り切り動作によって走行動力と植付動力は断接される。主クラッチ機構24の伝動下手側となる筒軸21には、走行動力及び植付動力を取り出すギヤ25と、植付動力のみを取り出すギヤ26とが一体的に設けられており、前記走行動力は、伝動ギヤ25と常時噛合するギヤ27を介して駆動される走行第1軸28と、該走行第1軸28に並列する走行第2軸29等を経由して走行PTO軸32に伝動される。
そして、前記植付第1軸22と植付第2軸23の伝動上手側には、複数の変速ギヤの選択的に噛み合いにより構成される株間変速機構35を設けている。尚、前記植付第2軸23の伝動下手側端部には、トルクリミッタ36を設けている。
また、図4及び図5(a),(b)に示すように、前記走行第2軸29には、シフトギヤ31がスプライン嵌合されており、該シフトギヤ31はステアリングハンドル6の右側に設けられた副変速レバーF(図2参照)の操作により、走行第1軸28の伝動下手側のギヤ33、ギヤ34と噛合または離脱し、それによって路上走行、中立(ニュートラル)、及び作業走行位置への副変速がなされる。
上述した副変速レバー32は、前後揺動操作可能にその基端部を支点軸Pに軸支すると共に、当該基端部に連繋するロッド41、回動アーム42、回動アーム43、及び副変速シフタ軸44を介して、シフトギヤ31を作動(摺動)させるように構成してあり、図5(a),(b)には、前記シフトギヤ31がギヤ33及びギヤ34の何れとも噛合していない中立(ニュートラル)の状態が実線で示されている。尚、前記ロッド41、回動アーム42、回動アーム43、及び副変速シフタ軸44は図中に示す矢印方向に往復作動するように構成してある。
また、走行機体4の後部には、図6に示すようなリヤアクスルケース51が設けられており、該リヤアクスルケース51に左右の後輪3,3への動力伝達機構を内装すると共に
、この後輪3,3への動力伝達機構にサイドクラッチA及びサイドブレーキBを介装してある。
即ち、前記リヤアクスルケース51に内装した後車軸52に左右のサイドクラッチA及びサイドブレーキBを配設すると共に、後車軸52の両端に伝動機構を介して連結した支持軸53,53に左右の後輪3,3を装着している。尚、54は、ベベルギヤ55を介してミッションケース16からの動力を後車軸52に伝達するプロペラシャフトである。
前記サイドクラッチAは、後車軸52の従動側52aにクラッチケース56がスプライン嵌合されており、このクラッチケース56と後車軸52の駆動側52bとの間に介装した複数の摩擦板57を介して従動側52aに動力を伝達するように構成してある。そして
、前記クラッチケース56のボス部には2個のボールべアリング58を内装した作動ボス59が嵌装してあり、該作動ボス59によりクラッチケース56を摺動させて動力を入り切りする構成になっている。
また、61はサイドブレーキBを構成するブレーキ板であり、前記作動ボス59でクラッチケース56を押圧摺動させて動力を断った後、当該ブレーキ板61をリヤアクスルケース51に固定された固定板(不図示)に押圧することによって、後車軸52の従動側52aの回転が制止されるようになっている。そして、前記作動ボス59の外側には、後述する単一の操作具であるクラッチ・ブレーキ兼用ペダル81の踏み込み操作によって、直接左右のブレーキ板61,61のみを押圧して機体停止用のブレーキ(左右のサイドブレーキB,B)を掛ける摺動体62が設けてある。
符号63は、前記作動ボス59を押圧摺動させるシフタであって、該シフタ63を回動させることにより作動ボス59を押圧摺動させてサイドクラッチAを切断し、更にシフタ63を回動させることによってサイドブレーキBも作動する構成になっている。そして、ステアリングハンドル6により前輪2を所定角度以上操舵することによって旋回内側のシフタ63が作動するように構成してあり、それによって乗用型田植機1の円滑な小回り旋回が可能となる。
また、図7に示すように、ステアリングハンドル6の近傍には、後述する作業機(植付部11)の昇降操作を行う昇降操作機構と、作業機クラッチ30の入・切操作を行う作業機クラッチ操作機構とを操作する上下及び前後揺動可能なクイックアップレバー71が設けてあり、該クイックアップレバー71の上下方向の操作により植付部11の昇降及び植付クラッチ30の入・切がなされる一方、前後方向の操作によって図示しない左右の線引きマーカの作動開始順序が選択できるようになっている。
図8に示すように、上述した植付クラッチ30の入・切を制御する制御部75は、CPU、ROM、RAM等を備えて構成されており、その入力部には、クイックアップレバー71の操作位置を検出するレバースイッチ71a〜77d、植付作業時にON操作される植付スイッチ(警報入切スイッチ)76、後述するリフタカム81のポジションを検出するリフタカムセンサ(ポテンショメータ)82、昇降リンク機構10の昇降ポジションを検出するリフト角センサ(ポテンショメータ)83等が入力インタフェース回路を介して接続される一方、出力部には、後述するリフタカムモータ84及びモニタランプ85、警報ブザー86等が所定の出力インタフェース回路を介して接続されている。つまり、制御部75は、前記クイックアップレバー71の操作に応じて、図9及び図10に示すリフタカム81のポジションを制御する油圧昇降制御や、各種の検出信号に応じてモニタランプ85を点灯する制御を実行するためのプログラムを備えている。
次に、作業機(植付部11)の昇降操作を行う昇降操作機構について説明する。符号87は、作業機昇降シリンダ(不図示)の伸縮動作を制御する作業機昇降制御バルブであって、該作業機昇降制御バルブ87の近傍には、クイックアップレバー71の操作に応じて駆動するリフタカムモータ84が配設されており、このリフタカムモータ84に設けられたピニオンギヤ84aと、リフタカム81のセクタギヤ81aとを歯合させると共に、図示しないバルブ操作板の係合ピンと係合する第1カム部81bをリフタカム81に設け、前記第1カム部81bがバルブ操作板の係合ピンに係合した状態で、当該リフタカム81が回動軸Pを中心として回動するように構成し、それによって作業機昇降制御バルブ87がリフタカムモータ84の駆動に応じて、上げ・固定・下げ・植付の4ポジションに移動制御されるようになっている。
そして、前記リフタカム81には、植付クラッチ(作業機クラッチ)30を入・切するためのカム部81cが形成してあり、このカム部81cに当接するボールベアリング88を一端に取着して回動軸P1を中心に回動する回動アーム89と、該回動アーム89の他端に連結したロッド90を介してクラッチシフタ91を作動させる作業機クラッチ操作機構を構成することによって、当該植付クラッチ30の入・切がなされるようになっている
。尚、図11(a)は、植付クラッチ30が入状態におけるリフタカム81の回動位置を示したものであり、この時、リフタカム81に押圧されて回動軸P1を中心に回動する回動アーム89と、ロッド90を介して植付クラッチ30が入側に付勢されている。一方、図11(b)は、植付クラッチ30が切状態におけるリフタカム81の回動位置を示したものである。
また、操縦部8の左前側部に設けられている主変速レバー7は、図12及び図13に示すように、操作ガイド95である溝に沿って前後方向に回動操作可能に構成されており、当該主変速レバー7を中立位置(N)95mから前方向へ回動操作することによって前進の低速から高速への無段変速と、中立位置(N)から後方向へ回動操作することによって後進の低速から高速への無段変速が行えるようになっている。尚、前記操作ガイド(溝)95は、中立操作領域95mを挟んで前進変速操作領域95aと後進変速操作領域95bが左右に偏移して形成されている。
更に詳しくは、主変速レバー7の基端部は、回動軸P2を中心に左右方向にも回動可能に構成されており、常時は引張スプリング96を介して機体内側(前進変速操作領域95a側)に向けて付勢されている。即ち、主変速レバー7が中立位置(N)にある時は、図中に示すR側に付勢されている。
また、主変速レバー7の基端部には、アーム7aが一体形成されており、このアーム7aと、ステアリングコラム97の基部に設けた回動軸P3を中心に回動するアーム98とをプレート99で連結すると共に、前記アーム98の一端に連結してなるワイヤ101の他端を、引張スプリング102を介して植付クラッチ30を入・切させるクラッチシフタ91の回動アーム91aの先端と連結し、それによって走行伝動装置の変速操作具である主変速レバー7と、植付クラッチ30を入・切する前記作業機クラッチ操作機構との間に機械的連繋機構Jを構成している。
上述した機械的連繋機構Jを設けることによって、主変速レバー7を操作ガイド溝)95の中立操作領域95mを経由して後進変速操作領域95bまで操作しようとする時、当該主変速レバー7は、先ず操作ガイド95の中立操作領域95mにおいて、図中R側からL側に回動軸P2を中心に回動操作される。この時、機械的な連繋機構Jを構成するアーム7a、プレート99、アーム98、ワイヤ101、及びクラッチシフタ91の回動アーム91aが、図12に示す矢印の如く順次応動して植付クラッチ30が断たれる構成になっている。また、前記作業機クラッチ操作機構には、弾性部材からなる融通機構Fを介設してあり、作業機クラッチ操作機構の操作具であるクイックアップレバー71により植付クラッチ30が入操作されていても、主変速レバー7の後進変速操作領域95b側への操作によって植付クラッチ30を直接的に切ることができる。
即ち、走行伝動装置の変速操作具である主変速レバー7を後進変速操作領域95b側へ変速操作すると、当該操作に連繋して自動的に作業機クラッチである植付クラッチ30が断たれ、後進時の作業機伝動装置の連れ回りによる逆転を回避することができるので、油圧式無段変速装置15の伝動下手側に、従来の如くワンウェイクラッチを設けなくて済むようになってコストダウンが図れる。また、前記主変速レバー7を後進変速操作領域95b側へ変速操作することにより、作業機昇降操作機構の上昇操作を介することなく作業機伝動装置への動力伝達が完全に断たれ、それによって不測の作業機(植付部11)の上昇を伴うことなくプランタ13が作動しなくなるので安全性が向上する。そして、従来のバックアップ機能と併用することによって、更に安全な植付作業が行えるようになる。
そして、主変速レバー7と、植付クラッチ30を断接するクラッチシフタ91の回動アーム91aとは、互いに近い位置に配設されており、それによって上述した機械的連繋機構Jを構成するアーム98、プレート99、ワイヤ101、及び引張スプリング102等を直接連結させることができると共に、当該機械的連繋機構J自体が、従来のワンウェイクラッチのようにミッションケース16内に設けられるものではないので、そのメンテナンス作業も容易に行うことができる。
乗用型田植機(農作業機)の側面図。 同上平面図。 エンジン及びミッションケースを示す側面図。 ミッションケースの展開図。 (a)副変速装置の側面図。(b)(a)図におけるC矢視図。 リヤアクスルケースの断面図。 クイックアップレバーを示す斜視図。 制御部を示すブロック図。 作業機昇降制御バルブの切換機構を示す側面図。 (a)植付クラッチ機構を示す側面図。 (b)植付クラッチ機構を示す平面図。 (a)植付クラッチ入状態におけるリフタカムの回動位置を示側面図。 (b)植付クラッチ切状態におけるリフタカムの回動位置を示側面図。 主変速レバーと作業機操作機構との間に設ける連繋機構を示側面図。 図12におけるZ矢視図。
符号の説明
4 走行機体
7 変速操作具
11 作業機
15 油圧式無段変速装置
16 ミッションケース
71 作業機操作系の操作具
30 作業機クラッチ
95a 前進変速操作領域
95b 後進変速操作領域
95c 中立操作領域
E エンジン
J 機械的連繋機構

Claims (1)

  1. 走行機体(4)に作業機(11)を昇降自在に連結すると共に、エンジン(E)から油圧式無段変速装置(15)を介して伝達した動力を走行伝動装置と作業機伝動装置に分岐して伝達し、作業機(11)の昇降と作業機クラッチ(30)の入・切とを単一の作業機操作具で行うように構成した農作業機において、前記作業機伝動装置は、ワンウェイクラッチを具備することなく作業機クラッチ(30)を備え、また、前記油圧式無段変速装置(15)を操作する変速操作具(7)は、前進変速操作領域(95a)と、後進変速操作領域(95b)とを中立操作領域(95m)を挟んで左右に偏移させた操作ガイド(95)に沿って操作可能に構成されると共に、当該変速操作具(7)の中立操作領域(95c)における後進変速操作領域(95b)側への操作によって、前記作業機クラッチ(30)が機械的連繋機構(J)を介して直接的に切られるように構成したことを特徴とする農作業機。




































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