JP6764767B2 - 車両用ロック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ロック装置に関するものである。
従来、車両用ロック装置としては、例えば、特許文献1に記載された車両用シートのロック装置が知られている。このロック装置は、固定部材としての車両に固定されるストライカが挿入可能であるベース溝部を有するベース部材と、ベース部材と連結される伝達機構と、伝達機構と連結されるケーブル部材とを備える。ベース部材は、可動部材としての車両用シートの脚部に取り付けられ、ベース溝部でストライカを固定するロック位置とベース溝部からストライカを解放するアンロック位置との間を移動可能である。伝達部材は、ベース部材がロック位置からアンロック位置に移動するとき、及び、その反対方向に移動するとき、その移動を妨げる力がベース部材に作用するように弾性部材により付勢されている。このロック装置においては、伝達機構と連結されたケーブル部材が上方に引っ張られることにより、伝達機構を介してベース部材がロック位置からアンロック位置に向けて移動する。このため、車両用シートとストライカとの連結が解除される。
特開2014−141241号公報
ところで、車両用ロック装置においては、ベース部材をロック位置からアンロック位置に移動させるときにベース部材に加えられる力が弱い場合、ベース部材をロック位置からアンロック位置に移動させることができないおそれがある。このため、固定部材と可動部材とがロックされた状態を解除できないおそれがある。
本発明の目的は、固定部材と可動部材とがロックされた状態を簡単な構成で容易に解除できる車両用ロック装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用ロック装置は、固定部材及び可動部材のいずれか一方に固定されるストライカが挿入可能なベース溝部を有し、前記固定部材及び前記可動部材のいずれか他方に固定されるベース部材と、前記ベース部材に回動自在に連結され、前記ストライカが挿入可能なラッチ溝部を有し、前記ベース溝部との間で前記ストライカを固定するロック位置と前記ベース溝部から前記ストライカを解放するアンロック位置との間を回動可能なラッチと、前記ベース部材に回動自在に連結され、前記ロック位置から前記アンロック位置に前記ラッチを回動させるロック解除位置と前記ロック位置にある前記ラッチの前記アンロック位置への回動を阻止する係止位置との間で回動可能であり、ロック解除操作にともない前記係止位置から前記ロック解除位置へと回動する解除レバーとを備え、
前記解除レバーは、前記係止位置から前記ロック解除位置へと回動する過程において前記ラッチと接触することにより、前記ラッチを前記ロック位置から前記アンロック位置に向けて回動させる係合解除部材を有する。
この構成によれば、解除レバーが係止位置からロック解除位置へ向けて回動するときにラッチと接触することによりラッチをロック位置からアンロック位置に向けて回動させるため、ストライカとベース部材とがロックされた状態を容易に解除することができる。このため、固定部材と可動部材とがロックされた状態を簡単な構成で容易に解除することができる。
上記車両用ロック装置において、前記ベース部材に回動自在に連結され、前記ロック位置にある前記ラッチと係合するカム部材をさらに備え、前記ラッチが前記ロック位置に配置されているときにおいて、前記解除レバーは、前記係止位置から前記ロック解除位置に回動するとき、前記カム部材に接触して前記カム部材と前記ラッチとの係合を解除することが好ましい。
この構成によれば、解除レバーの係止位置からロック解除位置への回動にともない、カム部材とラッチとの係合が解除されるため、ラッチをロック位置からアンロック位置に容易に回動させることができる。
上記車両用ロック装置において、前記解除レバーは、前記係止位置から前記ロック解除位置に回動する過程において、前記カム部材と前記ラッチとの係合を解除した後、前記係合解除部材と前記ラッチとを接触させることで前記ラッチを前記アンロック位置に向けて回動させることが好ましい。
この構成によれば、ラッチをロック位置からアンロック位置に向けて円滑に回動させることができる。
上記車両用ロック装置において、前記ラッチは、前記係合解除部材によって前記ロック位置から前記アンロック位置に向けて回動し始めてから前記アンロック位置に到達するまでの中間位置で前記解除レバーと係合し得る係合状態を形成可能であり、前記解除レバーは、前記係合状態において、前記ラッチが前記ロック位置に向けて回動することを抑制することが好ましい。
ラッチがロック位置からアンロック位置に向けて回動している最中に、例えば、可動部材の自重により、ロック位置に向けて回動させる力がラッチに加わる場合がある。この構成によれば、ラッチがロック位置からアンロック位置に向けて回動している最中にラッチがロック位置に戻ることが抑制される。
本発明は、固定部材と可動部材とがロックされた状態を簡単な構成で容易に解除できる効果がある。
一実施形態の車両用ロック装置が搭載された車両の後部シートを示す斜視図。 同実施形態の車両用ロック装置が備えるロック本体の正面図。 同実施形態のロック本体の分解斜視図。 図2のロック本体の左側面図。 図2のロック本体の右側面図。 同実施形態の車両用ロック装置について、ラッチがアンロック位置のときのロック本体を模式的に示す正面図。 同実施形態の車両用ロック装置について、ラッチが中間位置のときのロック本体を模式的に示す正面図。 同実施形態の車両用ロック装置について、解除レバーがロック解除位置のときのロック本体を模式的に示す正面図。 同実施形態の車両用ロック装置について、ロック直前状態のときのロック本体を模式的に示す正面図。 同実施形態の車両用ロック装置について、ラッチがロック位置のときのロック本体を模式的に示す正面図。
図1〜図10を参照して本発明を自動車などの車両の後席側に搭載される車両用シートの車両用ロック装置の一実施形態について説明する。
車両用ロック装置は、ロック本体21を含む。以下では、ロック本体21について説明する。なお、便宜上、ロック本体21において、ロック本体21に対してストライカ20を挿入するベース溝部24A、25A(後述参照)の開口側を下側とし、その反対側を上側とする。また、ロック本体21において、ベース部材23(後述)側を背面とし、その反対側の面を正面とする。さらに、ロック本体21の上下方向を鉛直方向に沿うように配置して、ロック本体21を正面視したときの右手側を「右側」とし、左手側を「左側」と定義する(図3参照)。
図1に示されるように、後部シート10は、乗員の着座部をなすシートクッション11の後端部に、背もたれ部をなす可動部材としてのシートバック12がその下端部において前後方向に傾動自在に支持されている。シートバック12の幅方向外側面には、ロック本体21が設けられている。固定部材としての車体(図示略)において、図1に実線で示されるように、シートバック12が後側に起こされている状態でロック本体21に幅方向で対向するように、例えば金属棒からなるストライカ20が固定されている。ロック本体21の一側の端部には、棒状の操作レバー22が連結されている。シートバック12の外側には、操作レバー22の操作スイッチ22Aが露出している。
シートバック12が後側に起こされている状態では、ストライカ20とロック本体21とが係合することでシートバック12の姿勢が保持される。操作スイッチ22Aが操作されることにより操作レバー22が操作されると、ストライカ20とロック本体21の係合状態が解除されて、図1の二点鎖線で示されるように、シートクッション11に対しシートバック12が前側に傾動可能となる。
図3を参照して、ロック本体21の詳細について説明する。図3は、ロック本体21の背面視におけるロック本体21の分解斜視図である。
図3に示されるように、ロック本体21の筐体をなすベース部材23は、例えば金属板からなるベースプレート24と、ベースプレート24の板厚方向に重ねられる、例えば樹脂材からなる略箱状のベースハウジング25とを備える。ベースプレート24及びベースハウジング25は、シートバック12(図1参照)を後側に起こす際の移動軌跡上でストライカ20(図1参照)に臨むように開口する略U字状のベース溝部24A、25Aをそれぞれ有する。ベース溝部24A、25Aは、ロック本体21の正面視において、略C字状である。シートバック12が後側に起こされることでベース溝部24A、25Aにストライカ20が挿入され、反対にシートバック12が前側に倒されることでベース溝部24A、25Aがストライカ20から離脱される。なお、ベース溝部24A、25Aの最深部となる奥側端面が、ストライカ20に当接可能な底面241A、251Aとなる。
ベースプレート24は、ベース溝部24Aの右上側に形成された円形の固定孔24Bと、ベース溝部24Aを挟んで固定孔24Bの反対側に形成された略楕円形の固定孔24Cと、固定孔24Cの左上側に形成された円形の固定孔24Dとを有する。
ベースハウジング25は、固定孔24Bと同軸で突設された円筒状のボス部25Bと、固定孔24Cと同軸で突設された円筒状のボス部25Cと、固定孔24Dと同軸で突設された円筒状のボス部25Dとを有する。ベースハウジング25は、さらに、ボス部25Bの左側に形成されたボス部25Bと同心の略円弧柱状のばね係止部25Eと、ボス部25Cの右上側に形成されたボス部25Cと同心の略円弧柱状のばね係止部25Fと、ボス部25Dの下側に形成されたボス部25Dと同心の略円弧柱状のばね係止部25Gとを有する。
ベース部材23には、板材からなるラッチ27が、ボス部25Bに装着されるラッチブッシュ26を介して回動自在に連結されている。ラッチブッシュ26は、ボス部25Bに圧入されて先端で固定孔24Bに固着される略円筒状の支持部26Aと、支持部26Aのベースプレート24から離隔する側の先端から径方向外側に延出するフランジ26Bとを有する。
ラッチ27には、支持部26Aの外径と同等の内径を有する円形の挿通孔27Aが形成されている。ラッチ27は、ボス部25Bの先端面とフランジ26Bとの間で軸方向への移動が規制される態様で、挿通孔27Aに挿通される支持部26A回りに回動自在に支持されている。
ラッチ27は、ベース溝部24A、25A付近でその中央部に向かって凹設された略U字状のラッチ溝部27Bを有して略C字状に成形されている。ラッチ溝部27Bの開口幅は、ストライカ20(図2参照)の直径よりも若干大きく設定されている。ラッチ27は、ラッチ溝部27Bに対してベース溝部24A、25Aの開口側に設けられた第1係合部28と、ベース溝部24A、25Aの開口側と反対側である底面241A、251A側に設けられた第2係合部29とを有する。
第2係合部29のうちのベースハウジング25と対向する面と反対側の面には、円柱状の第1ラッチ突部30Aが第2係合部29の板厚方向に突設されている。第2係合部29のラッチ溝部27Bに繋がる端面である第1ラッチ側係合面29Aは、略円弧面状である。第2係合部29の第1ラッチ側係合面29Aに繋がる端面である第2ラッチ側係合面29Bは、ラッチブッシュ26の挿通孔27Aを中心とする略円弧面状である。第2係合部29におけるベースハウジング25と対向する面のうち、挿通孔27Aと第2ラッチ側係合面29Bとの間の中間部には、第2ラッチ突部30Bが第2係合部29の板厚方向に突設されている。
ベース部材23には、ボス部25Cに装着される第1レバーブッシュ31を介して板材からなる解除レバー50が回動自在に連結されている。第1レバーブッシュ31は、ボス部25Cに圧入されて先端で固定孔24Cに固着される略円筒状の支持部31Aと、支持部31Aのベースプレート24から離隔する側の先端から径方向外側に延出するフランジ31Bとを有する。
解除レバー50は、第1レバーブッシュ31を介してベース部材23に連結されるポール32と、第2レバーブッシュ51を介してポール32に連結される係合解除部材52とを有する。第2レバーブッシュ51は、ポール32及び係合解除部材52に挿入される略円筒状の支持部51Aと、支持部51Aのベースハウジング25から離隔する側の先端から径方向外側に延出するフランジ51Bとを有する。
ポール32は、支持部31Aの外径と同等の内径を有する円形の挿通孔32Aと、支持部51Aの外径と同等の内径を有する円形の連結孔32Bとを有する。連結孔32Bの内径は、挿通孔32Aの内径よりも小さい。ポール32は、さらに、ポール32の長手方向において挿通孔32Aと連結孔32Bとの間に設けられたポール側突部32Fを有する。ポール32のうちのベースハウジング25とは反対側の面には、ポール側突部32Fがポール32の板厚方向に突設されている。
ポール32は、ボス部25Cの先端面とフランジ31Bとの間で軸方向への移動が規制される態様で、挿通孔32Aに挿通される支持部31A回りに回動自在に支持されている。ポール32は、軸線方向における位置がラッチ27に一致するように配置されている。ポール32の板厚は、ラッチ27と同等に設定されている。
ポール32は、その長手方向中間部においてラッチ27側に設けられた段差32Cを介して先端側が縮幅されている。段差32Cは、挿通孔32Aを中心とする略円弧面状に成形されている。図2に示されるように、段差32Cに第1ラッチ側係合面29Aが近接する状態では、第1ラッチ側係合面29Aの略円弧面状の中心と挿通孔32Aの中心とが略一致している。ポール32は、段差32Cを挟んで挿通孔32A側に形成された第1ポール側係合面32Dと、段差32Cを挟んで連結孔32B側に形成された第2ポール側係合面32Eとを有する。
第1ポール側係合面32Dは、中央の凹んだ略円弧面状である。第2ポール側係合面32Eは、挿通孔32Aを中心とする径方向において、段差32Cから離間した位置に設けられている。ポール32には、段差32Cの近傍かつ連結孔32Bの下側の位置に略円柱形状のポール係合突部33がポール32の板厚方向に突設されている。ポール係合突部33は、ポール側突部32Fと同軸上に設けられている。
図2に示されるように、係合解除部材52は、ポール32からラッチ27の第1ラッチ突部30Aを跨ぐように湾曲して延びる形状である。係合解除部材52は、ポール32のポール側突部32Fの外径と同等の内径を有する円形の接合孔52Aと、支持部51A(図3参照)の外径と同等の内径を有する円形の挿通孔52Bとを有する。係合解除部材52の接合孔52Aにポール32のポール側突部32Fが挿入され、係合解除部材52の挿通孔52B及びポール32の連結孔32Bに第2レバーブッシュ51の支持部51A(図3参照)が挿入される。このため、ポール32が支持部31A(図3参照)回りに回動した場合であっても、係合解除部材52とポール32との相対的な位置は変化しない。すなわち、係合解除部材52とポール32とは、支持部31A回りに一体的に回動する。
図3に示されるように、ボス部25Bの回りには、ねじりコイルばねからなるラッチスプリング41が巻回される。ラッチスプリング41は、一方の端部がばね係止部25Eに係止され、他方の端部がラッチ27に係止される。ラッチスプリング41は、ラッチ27を図2において反時計回り方向に回動するように付勢している。
ボス部25Cの回りには、ねじりコイルばねからなるポールスプリング42が巻回される。ポールスプリング42は、一方の端部がばね係止部25Fに係止され、他方の端部がポール32に係止される。ポールスプリング42は、ポール32を図2において時計回り方向に回動するように付勢している。
図6、図9及び図10を参照して、ロック本体21にストライカ20が挿入するときの、ラッチ27及びポール32の動作を説明する。なお、図6〜図10においては、ベースハウジング25を二点鎖線で示し、ロック本体21のうちのポール32、ラッチ27及びカム部材36以外の部材の図示を省略している。
図6に示されるように、ラッチスプリング41(図3参照)により回動付勢されるラッチ27は、図6において反時計回り方向への回動にともないベースハウジング25の内壁面にその対向面が当接することで、所定の回動位置(以下「アンロック位置」)に配置される。一方、ポールスプリング42(図3参照)により回動付勢されるポール32は、第1ポール側係合面32Dの先端が第2ラッチ側係合面29Bに接触する回動位置(以下、「許容位置」)に配置される。ポール32が許容位置のとき、第1ラッチ側係合面29Aは、ベース溝部24A、25Aを横切るように配置される。このため、ベース溝部24A、25Aにストライカ20が挿入されると、ラッチ27は、第1ラッチ側係合面29Aがストライカ20に押圧されることで、第2ラッチ側係合面29Bを第1ポール側係合面32Dに摺動させつつ、ラッチスプリング41の付勢力に抗して図6において時計回り方向に回動する。これにともない、ベース溝部24A、25Aに挿入されたストライカ20は、第1ラッチ側係合面29Aを経てラッチ溝部27Bに係入される。一方、ポール32は、挿通孔32A回りをほとんど揺動することなく許容位置のままラッチ27の回動を許容する。
第2ラッチ側係合面29Bがポール32の第1ポール側係合面32Dの終端部(第1ポール側係合面32Dにおける段差32C側の端部)に到達した状態(以下、「ロック直前状態」)から、ストライカ20に押圧されるラッチ27がさらに図9において時計回り方向に回動すると、第2ラッチ側係合面29Bが第1ポール側係合面32Dを解放する(図9参照)。これにより、ポール32は、ポールスプリング42(図3参照)に付勢されて、段差32Cを第1ラッチ側係合面29Aと対向させつつ図9において時計回り方向に回動する。そして、図10に示されるように、第2ポール側係合面32Eが第2ラッチ側係合面29Bに当接する。このとき、ポール32の段差32Cは、第2係合部29の第1ラッチ側係合面29Aの反時計回り方向の回動軌跡上に位置しているため、ラッチ27がアンロック位置に向かう方向への回動を規制する。
一方、ラッチ27は、第1係合部28をベース溝部24A、25Aに横切らせる態様で、ラッチ溝部27Bに係入されたストライカ20をベース溝部24A、25Aとの間で固定する。以下では、このときのラッチ27の回動位置を「ロック位置」という。また、図10に示されるように、第2ラッチ側係合面29Bが第2ポール側係合面32Eに当接するポール32の回動位置を「係止位置」という。
以上のように、ラッチ27は、ポール32が許容位置にあるときにアンロック位置とロック位置との間での回動が許容される。また、ラッチ27は、ロック位置においてポール32が係止位置にあるとき、アンロック位置に向かう方向への回動が係止される。なお、ラッチ27がロック位置にあるとき、第2ラッチ突部30Bのラッチ側係合面30Cは、カム部材36を支持するカムピン35が圧入されるボス部25D(後述参照)に対向する。
次に、カム部材36について説明する。
図3に示されるように、ベース部材23には、ボス部25Dに装着されるカムピン35により、板材からなるカム部材36が回動自在に連結されている。カムピン35は、ボス部25Dに圧入されて先端で固定孔24Dに固着される略円柱状の支持部35Aと、支持部35Aのベースプレート24から離隔する側の先端から径方向外側に延出するフランジ35Bとを有する。
カム部材36には、支持部35Aの外径と同等の内径を有する円形の挿通孔36Aが形成されている。カム部材36は、ボス部25Dの先端面とフランジ35Bとの間で軸方向への移動が規制される態様で、挿通孔36Aに挿通される支持部35A回りに回動自在に支持されている。
図4及び図5に示されるように、カム部材36は、軸線方向において、ラッチ27及び解除レバー50よりもベースプレート24側に配置されている。カム部材36の板厚は、ラッチ27の板厚及び解除レバー50の板厚よりも十分に小さく設定されている。なお、図4及び図5においては、軸線方向におけるラッチ27と解除レバー50とカム部材36との位置関係の把握を容易にするため、ベースハウジング25の図示を省略している。
図2に示されるように、カム部材36は、ベース溝部24A、25Aの上側でカムピン35の右上側に延在している。カム部材36の先端には、カムピン35を中心とする径方向の距離が図2において反時計回り方向に向かうに従って漸増する斜面状の係合面36Bが形成されている。カム部材36は、カム部材36の延伸方向に略沿って延びて係合面36B側に開口するカム溝部37を有する。カム溝部37の開口端部は、拡開されるように傾斜するガイド部37Aを形成している。
図3に示されるように、支持部35Aのフランジ35Bよりもベースプレート24から離隔する側の先端部回りには、ねじりコイルばねからなるカムスプリング43が巻回される。カムスプリング43は、一方の端部がばね係止部25Gに係止され、他方の端部がカム部材36に係止される。カムスプリング43は、カム部材36を図2において時計回り方向に付勢している。
図6及び図10を参照して、カム部材36と他の部品との係合関係及びカム部材36の動作を説明する。
図6に示されるように、ラッチ27がアンロック位置にあって、ラッチ27の第2ラッチ側係合面29Bがポール32の第1ポール側係合面32Dの先端を摺動する状態では、許容位置にあるポール32のポール係合突部33がカム溝部37に当接することで、ポール32に対してカム部材36が保持される。このとき、カム部材36の係合面36Bは、第2ラッチ突部30Bの回動軌跡を解放する。
図10に示されるように、ラッチ27がロック位置にあって、ラッチ27の第2ラッチ側係合面29Bが第2ポール側係合面32Eに当接する状態では、係止位置にあるポール32のポール係合突部33がカム溝部37から外れることで、カム部材36は、カムスプリング43に付勢されて図10における時計回り方向に回動する。このとき、前述の態様で径方向の距離が漸増する斜面状の係合面36Bは、ロック位置にあるラッチ27の第2ラッチ突部30Bのラッチ側係合面30Cに圧接する。これにより、ラッチ溝部27Bに係入されたストライカ20がベース溝部24A、25Aの底面241A、251Aに当接するまでラッチ27を図10における時計回り方向、すなわち、アンロック位置からロック位置に向かう方向にさらに回動させる。なお、第1ラッチ側係合面29Aは、ラッチ27の回動量に応じてポール32の段差32Cから挿通孔27Aを中心とする周方向に離れるものの、依然として第1ラッチ側係合面29Aの回動軌跡上に段差32Cが配置される。また、ラッチ27の回動にともない、第2ラッチ側係合面29Bが第2ポール側係合面32Eを摺接することで係止位置からのポール32の揺動が抑制される。
次に、操作スイッチ22A(図1参照)の操作(以下、「ロック解除操作」)にともなう、ポール32、ラッチ27及びカム部材36の動作を説明する。
ロック解除操作は、ラッチ27がロック位置に配置されているときにユーザーにより行われる。ロック解除操作に基づく操作レバー22の動作により、ポール32は、図10に示される係止位置から図6に示される許容位置を通過して図8に示されるロック解除位置まで回動する。ロック解除位置は、ポール32の第1ポール側係合面32D及び第2ポール側係合面32Eのいずれもがラッチ27と接触しないポール32の位置である。
ロック解除操作にともない、ポール32がポールスプリング42(図3参照)の付勢力に抗して図10において係止位置からロック解除位置に向かって反時計回り方向に回動すると、ポール係合突部33によりガイド部37Aが押圧されるカム部材36は、第2ラッチ突部30Bから係合面36Bを離脱させつつ、挿通孔36Aを中心に図10における反時計回り方向に回動する。これにともない、第2ラッチ突部30Bから係合面36Bが完全に離脱すると、ラッチ27は、ラッチスプリング41に付勢されて図10における反時計回り方向に回動する。
また、ポール32がポールスプリング42の付勢力に抗して係止位置からロック解除位置に向かって反時計回り方向に回動する過程において、ポール32が許容位置を通過すると、係合解除部材52の内周面とラッチ27の第1ラッチ突部30Aとが接触する。そして、ポール32及び係合解除部材52が図9において反時計回り方向にさらに回動すると、ラッチ27は、ラッチスプリング41の付勢力と、ポール32の回動に基づく係合解除部材52の押圧力とによって回動が促進されて、反時計回り方向に回動し、図6に示されるように、アンロック位置に復帰する。また、ポール32が係止位置からロック解除位置に向かって回動する過程において、ポール32のポール係合突部33がカム溝部37に嵌入するカム部材36は、ポール32及び係合解除部材52の回動に連動して反時計回り方向に回動する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図6に示されるように、ラッチ27がアンロック位置であり、ポール32が許容位置である場合、カム部材36は、ガイド部37Aにポール係合突部33が接触することで、ラッチ27の移動軌跡を開放する回動位置でポール32によって保持されている。この状態で、シートバック12(図1参照)の後側への起立にともないベース溝部24A、25Aにストライカ20が挿入されると、ストライカ20に押圧されるラッチ27がラッチスプリング41の付勢力に抗して図6において時計回り方向に回動する。そして、ベース溝部24A、25Aに挿入されたストライカ20は、ラッチ溝部27Bに係入される。この段階では、ポール32は、ラッチ27の回動を許容する状態を維持し、ポール32に保持されたカム部材36もラッチ27の移動軌跡を開放した状態を維持する。
そして、図9に示されるロック直前状態において、ストライカ20に押圧されるラッチ27がさらに時計回り方向に回動すると、ポール32は、ラッチ27から第1ポール側係合面32Dが解放されることで、ポールスプリング42に付勢されて図9において時計回り方向に回動し、図10に示される係止位置に移動する。これにより、ラッチ27のロック位置からアンロック位置に向かう方向への回動が規制される。ラッチ27は、ロック位置において、ラッチ溝部27Bに係入されたストライカ20をベース溝部24A、25Aとの間で固定する。一方、カム部材36は、ポール32のポール係合突部33からカム溝部37が解放されることで、カムスプリング43に付勢されて図10において時計回り方向に回動する。そして、カム部材36は、係合面36Bを第2ラッチ突部30Bに圧接させることで、ラッチ溝部27Bに係入されたストライカ20がベース溝部24A、25Aの底面241A、251Aに当接するまでラッチ27を図10における時計回り方向に更に回動させる。これにより、ストライカ20のがたつきが抑制される。
また、ラッチ27がロック位置において、例えば、ベース溝部24A、25Aから抜けようとするストライカ20にラッチ27が押圧された場合、ラッチ27の図10における反時計回り方向への回動、すなわち、ロック位置からアンロック位置に向かう方向への回動は、軽微な力であれば第2ラッチ突部30Bに圧接する斜面状の係合面36Bによって規制される。また、仮に、著しい外力の作用によるカム部材36等の座屈によって係合面36Bと第2ラッチ突部30Bとの圧接状態が外れたとしても、係止位置にあるポール32の段差32Cがラッチ27の第1ラッチ側係合面29Aに対向していることで、依然としてラッチ27の図10における反時計回り方向への回動は阻止される。
図10に示されるように、ラッチ27がロック位置であり、ポール32が係止位置である場合、操作スイッチ22A(図1参照)の操作にともない、ポール32がポールスプリング42の付勢力に抗して図10における反時計回り方向に回動した場合、ポール係合突部33にガイド部37Aが押圧されるカム部材36は、第2ラッチ突部30Bから係合面36Bを離脱させつつ、図10における反時計回り方向に回動する。これにより、ラッチ27は、カム部材36の係合面36Bから第2ラッチ突部30Bが解放される。
図9に示されるように、ポール32の段差32Cが第1ラッチ側係合面29Aの終端(第1ラッチ側係合面29Aと第2ラッチ側係合面29B側との境界)に到達すると、ポール32のポール係合突部33がカム部材36のカム溝部37に嵌入し始める。その後、係合解除部材52とラッチ27の第1ラッチ突部30Aとが接触する。
ポール32及び係合解除部材52がさらに回動すると、係合解除部材52によりラッチ27が図8における反時計回り方向、すなわち、アンロック位置に向かう方向に押されるため、ラッチ27の回動が促進される。このため、ストライカ20がラッチ27によって押されるようにしてベース溝部24A、25Aから離脱する。これにより、ロック解除操作によって、ストライカ20とロック本体21の係合状態を解除できる。その後、操作レバー22(図1参照)の操作が開放されると、ポール32は、ポールスプリング42(図3参照)に付勢されて第1ポール側係合面32Dが第2ラッチ側係合面29Bに当接するまで回動し、図6に示される許容位置に復帰する。
ところで、ロック解除操作の途中で、例えば、シートバック12の自重等により偶発的にストライカ20にベース溝部24A、25Aの奥に進入する力(以下、「逆方向の力」)が加わることがある。このような場合、ラッチ27がラッチスプリング41の付勢力に抗して、図8における時計回り方向に回動するおそれがある。特に、ロック解除操作の完了後、すなわち、操作レバー22による力がポール32に加わらないときは、係合解除部材52と第1ラッチ突部30Aとが接触した状態が解除されてラッチ27をアンロック位置に回動させる促進力が弱くなっている。このときに、ストライカ20に上述のような逆方向の力が作用すると、図8における時計回り方向に回動するおそれがある。
このような状態になったとき、ラッチ27がラッチスプリング41の付勢力に抗して図8における時計回り方向に回動する間に、ポール32が、ポールスプリング42の付勢力により図8における時計回り方向に回動し、ポール32とラッチ27とが接触する中間位置を形成する。
図7に示されるように、中間位置においては、ポール32の第1ポール側係合面32Dの終端部(第1ポール側係合面32Dにおける段差32C側の端部)とラッチ27の第2ラッチ側係合面29Bの始端部(第2ラッチ側係合面29Bにおける第1ラッチ側係合面29A側の端部)とが係合する。すなわち、ラッチ27は、において、ポール32と係合する係合状態を形成する。このため、ラッチ27のロック位置への回動が規制される。これにより、ラッチ27のロック位置への回動が規制されて一旦静止するため、その後、ストライカ20の押圧力により再びラッチ27はアンロック位置へ回動し始める。このようにして、ロック解除操作の途中で、予期に反してストライカ20とロック本体21とが係合することが抑制される。
本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)解除レバー50が係止位置からロック解除位置へ向けて回動するときに係合解除部材52がラッチ27の第1ラッチ突部30Aと接触することによりラッチ27をロック位置からアンロック位置に向けて回動させる。このため、固定部材であるストライカ20と可動部材であるベース部材23とがロックされた状態を簡単な構成で容易に解除することができる。
(2)解除レバー50の係止位置からロック解除位置への回動にともない、カム部材36とラッチ27との係合が解除されるため、ラッチ27をロック位置からアンロック位置に容易に回動させることができる。
(3)解除レバー50は、係止位置からロック解除位置に回動する過程において、カム部材36とラッチ27との係合を解除した後、係合解除部材52とラッチ27とを接触させることでラッチ27をアンロック位置に向けて回動させる。このため、ラッチ27をロック位置からアンロック位置に向けて円滑に回動させることができる。
(4)係合解除部材52は、解除レバー50が係止位置からロック解除位置への回動にともなって第1ラッチ突部30Aと係合して、ラッチ27をアンロック位置に向けて回動させることが可能な形状を有する。より好ましくは、係合解除部材52の形状は、解除レバー50が図10に示される係止位置から図9に示される許容位置を超えたときに初めて第1ラッチ突部30Aに接触する形状であることが好ましい。これにより、ラッチ27と解除レバー50とが干渉することが抑制され、ラッチ27をアンロック位置に向けて円滑に回動させることができる。
(5)ラッチ27は、係合状態を形成可能であるため、ラッチ27がロック位置からアンロック位置に向けて回動している最中にラッチ27がロック位置に戻ることが抑制される。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態において、ポール32と係合解除部材52とを一体的に形成してもよい。この変形例においては、ラッチ27の第1ラッチ突部30Aは、例えば、第2係合部29の周面に設けられる。
・前記実施形態において、ラッチ27及びカム部材36と、第2ラッチ突部30B及び係合面36Bの配置関係は逆であってもよい。すなわち、カム部材36にその板厚方向に突設された突部を形成し、その突部をラッチ27の適宜の端面で形成される係合面に圧接させることで、ストライカ20がベース溝部24A、25Aの底面241A、251Aに当接するようにラッチ27を回動させてもよい。
・前記実施形態において、カム部材36に、カム溝部37に代えて、ポール係合突部33が遊挿・係合されるカム孔を設けてもよい。
・前記実施形態において、固定部材である車両にロック本体21を設け、可動部材であるシートバック12にストライカ20を設けてもよい。
・前記実施形態の車両用ロック装置は、例えば、シートクッション11の前後位置を調整するスライド装置、シートクッション11の上下位置を調整するリフト装置、シートクッション11の長さを調整する調整装置、又は、オットマン装置に適用してもよい。あるいは、前記実施形態の車両用ロック装置は、車両に搭載される可動部材の位置を調整する、ステアリングのチルト調整装置又はドアロック装置等に適用してもよい。
12…シートバック(可動部材)、20…ストライカ、21…ロック本体、23…ベース部材、24…ベースプレート(ベース部材)、25…ベースハウジング(ベース部材)、24A、25A…ベース溝部、27…ラッチ、27B…ラッチ溝部、32…ポール、3、36…カム部材、50…解除レバー、52…係合解除部材。

Claims (4)

  1. 固定部材及び可動部材のいずれか一方に固定されるストライカが挿入可能なベース溝部を有し、前記固定部材及び前記可動部材のいずれか他方に固定されるベース部材と、
    前記ベース部材に回動自在に連結され、前記ストライカが挿入可能なラッチ溝部を有し、前記ベース溝部との間で前記ストライカを固定するロック位置と前記ベース溝部から前記ストライカを解放するアンロック位置との間を回動可能なラッチと、
    前記ベース部材に回動自在に連結され、前記ロック位置から前記アンロック位置に前記ラッチを回動させるロック解除位置と前記ロック位置にある前記ラッチの前記アンロック位置への回動を阻止する係止位置との間で回動可能であり、ロック解除操作にともない前記係止位置から前記ロック解除位置へと回動する解除レバーとを備え、
    前記解除レバーは、前記係止位置から前記ロック解除位置へと回動する過程において前記ラッチと接触することにより、前記ラッチを前記ロック位置から前記アンロック位置に向けて回動させる係合解除部材を有する
    車両用ロック装置。
  2. 前記ベース部材に回動自在に連結され、前記ロック位置にある前記ラッチと係合するカム部材をさらに備え、
    前記ラッチが前記ロック位置に配置されているときにおいて、前記解除レバーは、前記係止位置から前記ロック解除位置に回動するとき、前記カム部材に接触して前記カム部材と前記ラッチとの係合を解除する
    請求項1に記載の車両用ロック装置。
  3. 前記解除レバーは、前記係止位置から前記ロック解除位置に回動する過程において、前記カム部材と前記ラッチとの係合を解除した後、前記係合解除部材と前記ラッチとを接触させることで前記ラッチを前記アンロック位置に向けて回動させる
    請求項2に記載の車両用ロック装置。
  4. 前記ラッチは、前記係合解除部材によって前記ロック位置から前記アンロック位置に向けて回動し始めてから前記アンロック位置に到達するまでの中間位置で前記解除レバーと係合し得る係合状態を形成可能であり、
    前記解除レバーは、前記係合状態において、前記ラッチが前記ロック位置に向けて回動することを抑制する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用ロック装置。
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