JP6194538B2 - 車両用ドアラッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のドア内に設けられるドアラッチ装置に係り、特に、側面衝突等によりドアが変形した際でも、ドアが閉状態に維持されるようにした車両用ドアラッチ装置に関する。
一般的な車両用のドアラッチ装置は、ドア内に固定されるベース部材と、当該ベース部材に設けられ、車体側のストライカに係合することにより、ドアを閉状態に保持可能な噛合機構と、ベース部材に前後方向を向く枢軸回りに回動可能に設けられ、ドアを開扉する際に操作されるアウトサイドハンドルの操作力が操作力伝達部材を介して伝達されるアウトサイドレバーと、当該アウトサイドレバーに連係され、噛合機構をリリース方向(ストライカとの係合が解除される方向)へ作動させる操作機構等とを備えている。
このようなドアラッチ装置においては、アウトサイドレバーが、ドアのアウタパネルに設けられるアウトサイドハンドルに、操作力伝達部材を介して連係されることから、操作力伝達部材及びその下端部に連結されるアウトサイドレバーの連結部は、ベース部材の車外側の側端部よりアウタパネル側(車外側)に突出している。
そのため、アウタパネルが側面衝突等の衝撃により車内側に変形すると、アウタパネルが、アウトサイドレバーの車外側の端部または操作力伝達部材に接触することがある。このようになると、アウトサイドレバーがリリース方向(ドアを開扉する方向)に回動して、予期せずドアが開いてしまうおそれがあるため、例えば特許文献1に開示されているドアラッチ装置(ドアロック装置)のように、側面衝突によりアウトサイドレバーが車内方向に移動しても、当該アウトサイドレバーがリリース方向に回動しないようにして、ドアが閉状態に維持されるような対策を講じたものがある。
特開2013−142251号公報
しかし、特許文献1に記載のドアラッチ装置は、側面衝突によりアウトサイドレバーに車内方向の荷重が作用したときには、そのリリース方向への回動を効果的に阻止可能であるが、アウトサイドレバーに軸方向前向き、または後向きの荷重が作用したときには対応することができない。すなわち、車両のドアのアウタパネルは、例えば車両の横転や、後方または前方からの衝突荷重等により、車内方向だけでなく前方または後方にも変形することがあり、このような場合には、アウトサイドハンドルが前方または後方へ移動し、それに伴い、操作力伝達部材によってアウトサイドレバーがリリース方向に変位するおそれがある。これを防止するためには、ドアパネルを補強したり、ドアラッチ装置に噛合解除防止機構を設けたり、操作力伝達部材をケーブル化したりする必要があり、コストが高くなるという課題がある。
本発明は、上記課題に鑑み、低コストで簡単な構成によって、ドアが前方または後方に変形した際、または車内方向に変形した際に、ドアが閉状態に維持されるようにした車両用ドアラッチ装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
第1の発明は、ドア内に固定されるベース部材に支持され、車体側のストライカと係合可能な噛合機構部と、前記ベース部材に枢支され、前記ドアのアウタパネルに設けられるアウトサイドハンドルに操作力伝達部材を介して連係されるアウトサイドレバーとを備え、前記アウトサイドハンドルの操作に基づいて前記アウトサイドレバーが待機位置からリリース方向へ回動することにより、前記アウトサイドレバーに連結されるリリースレバーを介して前記噛合機構部と前記ストライカとの係合を解除するようにした車両用ドアラッチ装置において、
前記アウトサイドレバーを、前後方向の枢軸により上下方向に回動可能に枢支され、車内側の端部が前記リリースレバーに連係される第1アウトサイドレバーと、前記枢軸に支持され、前記第1アウトサイドレバーに対して前後方向へ移動可能であるとともに、第1付勢手段をもって前記第1アウトサイドレバー方向へ付勢され、車外側の端部が前記操作力伝達部材を介して前記アウトサイドハンドルに連係されることにより、前記アウトサイドハンドルの操作に基づいてリリース方向へ回動可能な第2アウトサイドレバーとの2分割構造とし、前記アウトサイドハンドルの通常操作時には、前記第2アウトサイドレバーのリリース方向への回動を前記第1アウトサイドレバーに伝達可能とし、前記第2アウトサイドレバーに前方または後方への外力が加わったときには、前記第2アウトサイドレバーが前記第1付勢手段に抗して前記第1アウトサイドレバーに対し相対的に前方または後方へ移動することにより、前記第2アウトサイドレバーのリリース方向への回動を前記第1アウトサイドレバーに伝達不能としたことを特徴としている。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記第2アウトサイドレバーは、前記第1アウトサイドレバーに対して車内方向にも移動可能であるとともに、第2付勢手段をもって車外方向へ付勢され、前記第2アウトサイドレバーに車内方向への外力が加わったとき、前記第2アウトサイドレバーが前記第1アウトサイドレバーに対し相対的に車内方向へ移動することにより、前記第2アウトサイドレバーのリリース方向への移動を前記第1アウトサイドレバーに伝達不能としたことを特徴としている。
第3の発明は、上記第2の発明において、前記第2アウトサイドレバーは、前記第1アウトサイドレバーに当接することにより、リリース方向への回動を前記第1アウトサイドレバーに伝達可能とする係合部を有し、前記係合部は、前記第2アウトサイドレバーが前記第2付勢手段の付勢力に抗して車内方向、前方または後方へ移動することにより前記第1アウトサイドレバーから外れることを特徴とする。
第4の発明は、上記第1〜第3のいずれかの発明において、前記第1及び第2付勢手段は、前記枢軸に嵌装された圧縮ねじりコイルばねであり、該圧縮ねじりコイルばねにより前記第2アウトサイドレバーを前記第1アウトサイドレバー方向へ付勢するとともに、前記圧縮ねじりコイルばねの一方の足片を、前記ベース部材に係合させ、他方の足片を前記第1アウトサイドレバーに係止することにより、前記第1及び第2アウトサイドレバーを待機位置に付勢することを特徴とする。
本発明によると、アウトサイドレバーを、第1アウトサイドレバーと第2アウトサイドレバーとの2分割構造とし、第2アウトサイドレバーに前方または後方への外力が加わったとき、第2アウトサイドレバーのリリース方向への移動が、第1アウトサイドレバーに伝達されないようにしたことにより、ドアが前方または後方に変形した際でも、低コストで簡単な構成により、ドアの閉状態を維持することができる。
本発明のドアラッチ装置を備える車両の前半部の右側面図である。 同じく、ドアラッチ装置を車体の後方より見た正面図である。 同じく、ドアラッチ装置の分解斜視図である。 図2におけるIV−IV線拡大横断面図である。 ドアラッチ装置におけるアウトサイドレバー取付部の拡大図である。 同じく、通常時においてアウトサイドレバーが下向きに回動したときの拡大図である。 同じく、側面衝突直後の第2アウトサイドレバーの動きを説明する拡大図である。 同じく、側面衝突時において第2アウトサイドレバーが下向きに回動したときの拡大図である。 図5のIX−IX線拡大縦断面図である。 同じく、第2アウトサイドレバーが前方に移動したときの拡大縦断面図である。 第1及び第2アウトサイドレバーの連係手段の変形例を示す要部の拡大図である。 同じく、側面衝突時の第2アウトサイドレバーの動きを説明する要部の拡大図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図2及び図3における左方を車両の「車内側」、同じく右方を「車外側」とする。また、本発明のドアラッチ装置は、車両における左右のフロントサイドドア(以下、ドアと略称する)の後端部の内部に取付けられるものであるが、本実施形態では、図1に示すように、ドアラッチ装置1を右側のドア2に取付けた例について説明する。
ドア2は、アウタパネル2aとインナパネル(図示略)とを備え、アウタパネル2aの後上部の外側面には、操作力伝達部材3を介して、ドアラッチ装置1を車外よりオープン操作するアウトサイドハンドル4と、操作力伝達部材5を介して、ドアラッチ装置1を車外よりアンロック操作及びロック操作するキーシリンダ6が設けられている。インナパネルの前部側の内側面には、操作力伝達部材7を介して、ドアラッチ装置1を車内よりオープン操作するインサイドハンドル8と、操作力伝達部材9を介して、ドアラッチ装置1を車内よりアンロック操作及びロック操作するロックノブ10が設けられている。
図2及び図3に示すように、ドアラッチ装置1は、車体側のストライカSに係合することによってドア2を閉状態に保持するための噛合部アッセンブリ11を、当該噛合部アッセンブリ11を操作するための操作部アッセンブリ12に組み付けて、噛合部アッセンブリ11と操作部アッセンブリ12とを一体化することにより構成されている。
噛合部アッセンブリ11は、ドア2内においてその後端部に固定される合成樹脂製のボディ13と、ボディ13内に前後方向のラッチ軸14により枢支され、車体側のストライカSに係合可能なラッチ15と、ボディ13内に前後方向のラチェット軸16により枢支され、ラッチ15に係合可能なラチェット17と、ボディ13の裏側(ドアラッチ装置1をドア2に取り付けた状態においては前側)に配設され、ラチェット17と一体的に設けられたラチェットピン171と、ボディ13の表側(ドアラッチ装置1をドア2に取り付けた状態においては後側)を閉塞する金属製のカバープレート18と、ボディ13の裏側に固定される金属製のバックプレート19とを備えている。
ドア2が閉じられると、車体側のストライカSがカバープレート18の上下方向のほぼ中央部に設けられたストライカ進入溝181に進入してラッチ15に係合するとともに、ラチェット17がラッチ15に係合して、ラッチ15の開き方向(図2、図3において時計方向)への回動を阻止することにより、ドア2は閉状態に保持される。
操作部アッセンブリ12は、バックプレート19を介してボディ13の裏側に固定される、ベース部材としての合成樹脂製のケーシング20と、ケーシング20内に組み付けられる各種操作レバー、連係レバー及びモータ(図示略)等の操作機構を備える。
ケーシング20内に組み付けられる各種操作レバーには、前述したアウトサイドハンドル4に、操作力伝達部材3を介して連結されたアウトサイドレバー21、前述したドア2のインサイドハンドル8に操作力伝達部材7を介して連係され、インサイドハンドル8の操作に連動するインサイドレバー(図示略)、前述したロックノブ10に操作力伝達部材9を介して連係され、ロックノブ10の操作に連動するロッキングレバー(図示略)、前述したキーシリンダ6に操作力伝達部材5を介して連係され、キーシリンダ6の操作に連動するキーレバー(図示略)等がある。
また、連係レバーには、アウトサイドレバー21を構成する後述の第1アウトサイドレバー211及び第2アウトサイドレバー212のうち第1アウトサイドレバー211の内端部211dに連結されるとともに、ロッキングレバーの作動に連動して、アンロック位置及びロック位置に移動可能なリリースレバー22がある。リリースレバー22は、アンロック位置にあるとき、アウトサイドハンドル4の開操作に伴う第1アウトサイドレバー211のリリース作動(例えば、図5において時計方向へ所定角度回動する作動)に連動して上方へ移動することで、第1アウトサイドレバー211のリリース作動をラチェット17に伝達可能としてラチェット17をラッチ15から外れる解除方向へ回動させてドア2の開きを可能にする。なお、上記アウトサイドレバー21以外のインサイドレバー、ロッキングレバー、キーレバー及びリリースレバー22等の各種レバーは、通常のドアラッチ装置に装着される公知のものであるので、それらの構造やレバー同士の連係形態等の詳細な説明は省略する。
ケーシング20は、噛合部アッセンブリ11と操作部アッセンブリ12とを一体化した状態おいて、ボディ13の裏面側にバックプレート19を介して噛合部アッセンブリ11の裏面側に固定される第1ケーシング201と、第1ケーシング201に対して直角な前方を向く第2ケーシング202とを備え、第2ケーシング202内に、アウトサイドレバー21以外の上述した各種レバーが組み付けられている。なお、本実施形態におけるラッチ15及びラチェット17は、本発明に係る噛合機構部を構成し、ボディ13またはケーシング20は、本発明に係るベース部材に相当する。
噛合部アッセンブリ11と操作部アッセンブリ12とを強固に一体化するために、ケーシング20の上部と下部が、後方を向くボルト23、24をもってバックプレート19に締結されている。下側のボルト24は、図4に示すように、第1ケーシング201の後面に一体的に突設された、アウトサイドレバー21を枢支するための前後方向を向く枢軸25の中心を貫通して、バックプレート19に螺合している。
図3、図4及び図5の拡大図に示すように、アウトサイドレバー21は、ドア2の車内外方向を向くとともに、中央部に軸孔26を有する第1アウトサイドレバー211と、同じくドア2の車内外方向を向くとともに、車内側の端部に車内外方向を向く長孔27が形成された第2アウトサイドレバー212との2分割構造とされている。第1アウトサイドレバー211の軸孔26は、第1ケーシング201に設けた枢軸25の先端部(後端部)の小径軸部25aに回動可能に嵌合されている。また、第2アウトサイドレバー212は、第1アウトサイドレバー211の前面と重合するようにして、長孔27を枢軸25の大径軸部25bに車内方向と前後方向へ移動可能かつ回動可能に嵌合することにより、第1アウトサイドレバー211に対して車内外方向及び前方に相対移動しうるようになっている。
第1アウトサイドレバー211の車外側の端部(アウタパネル2aに対向する端部)には、第2アウトサイドレバー212に設けられた後述する係合突部212aと対応するように上端面を傾斜させた上向きの被係合突部211aが設けられ、この被係合突部211aの車内側には、下向きの凹入部211bが設けられている。また、軸孔26よりもやや内方寄りにおいて第1アウトサイドレバー211の下端には、後述する圧縮ねじりコイルばね28の一方の足片281を係止するための係止片211cが、下向きに突設されている。
第2アウトサイドレバー212における長手方向のほぼ中央部上端には、側面視倒立L字状をなし、第2アウトサイドレバー212の回動軌跡における接線方向に傾斜する係合突部212aが突設されている。係合突部212aは、第2アウトサイドレバー212が後述の通常位置にあるとき、自体の後向部の下面が、第1アウトサイドレバー211の被係合突部211aの上面と係合するようになっている(図5、図9参照)。なお、上記被係合突部211aと、係合部としての係合突部212aとにより、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212とを連係する連係手段を構成している。
第1ケーシング201と第2アウトサイドレバー212間において、枢軸25の大径軸部25bには、圧縮ねじりコイルばね28が嵌装され、この圧縮ねじりコイルばね28における一方の足片281の後向き折曲部281aは、第1アウトサイドレバー211の係止片211cに係止され、同じく他方の足片282後向き折曲部282aは、弾性力を付与した状態で、第1ケーシング201の後面に突設した係止突部29に、車内側(図5において左側)から係止されている。また、他方の足片282の後向き折曲部282aは、第2アウトサイドレバー212の係合突部212aの車内側の側端にも当接している。なお、圧縮ねじりコイルばね28は、本発明に係る第1及び第2付勢手段に相当する。
これにより、第1アウトサイドレバー211は、図2、図3において枢軸25を中心として反時計方向に付勢されるとともに、被係合突部211aの上端が、第2アウトサイドレバー212における係合突部212aの下面と当接することにより、第2アウトサイドレバー212も枢軸25を中心として反時計方向に付勢される。この結果、アウトサイドレバー21全体が圧縮ねじりコイルばね28により反時計方向に付勢されることとなり、非作動時において、第1アウトサイドレバー211の係止片211cの車外側の側縁が、第1ケーシング201に設けたストッパ32の車内側の側縁に当接することにより、アウトサイドレバー21全体は待機位置(図2、図5に示す位置)に停止している。また、第2アウトサイドレバー212は、圧縮ねじりコイルばね28により後方、すなわち第1アウトサイドレバー211方向にも付勢され、通常状態では第1アウトサイドレバー211の前面と当接または近接している。従って、通常状態において、第2アウトサイドレバー212の係合突部212aが、第1アウトサイドレバー211被係合突部211aの上端より前方に離間するおそれはない(図9参照)。
図5に示すように、圧縮ねじりコイルばね28の他方の足片282は、第2アウトサイドレバー212を車外側に付勢することによって、通常位置(第1アウトサイドレバー211の被係合突部211aに対して第2アウトサイドレバー212の係合突部212aが当接可能な状態にあって、第2アウトサイドレバー212のリリース作動(アウトサイドハンドル4の開操作に基づいて、圧縮ねじりコイルばね28の付勢力に抗して、図5において時計方向へ所定角度回動する作動)を第1アウトサイドレバー211に伝達可能な位置)に向けて付勢する付勢手段を兼ねている。すなわち、アウトサイドレバー21全体が待機位置にあって、通常位置に停止しているとき、第2アウトサイドレバー212における係合突部212aの車内側の側端を、圧縮ねじりコイルばね28の他方の足片282における後向き折曲部282aに当接させることにより、第2アウトサイドレバー212は、圧縮ねじりコイルばね28の付勢力により常時車外側に付勢されるようになっている。この際、枢軸25が長孔27の車内側の端縁と当接することで、第2アウトサイドレバー212の車外側への移動が規制されて、第2アウトサイドレバー212は通常位置に保持される。
第1アウトサイドレバー211における車内側の端部、すなわちケーシング20内に配置される内端部211dは、第2ケーシング202内に設けられたリリースレバー22に連係されている。第2アウトサイドレバー212における車外側の端部(アウタパネル2aに対向する端部)、すなわち第1ケーシング201から突出する部分の端部には、上下方向の貫通孔(図示略)を有する連結部212bが後向きに一体的に折曲形成され、この連結部212bの貫通孔には、合成樹脂製の受け部材31が圧嵌されている。連結部212bには、上端部がアウトサイドハンドル4に連係され、アウトサイドハンドル4の操作力を第2アウトサイドレバー212に伝達可能なロッドよりなる操作力伝達部材3の下端部のクランク状の折曲部3aが受け部材31を介して上方より連結されている。
次に、図5〜図8を参照して、本実施形態のドアラッチ装置1の作用、特に側面衝突時等におけるアウトサイドレバー21の動きについて説明する。
図5及び図6は、ドアラッチ装置1の通常状態(通常のドア開扉操作状態)を示すもので、アウトサイドハンドル4が開扉操作され、それに連係された操作力伝達部材3が下方に移動すると、図6に示すように、アウトサイドレバー21全体、すなわち第2アウトサイドレバー212と、この第2アウトサイドレバー212の係合突部212aに被係合突部211aを介して係合している第1アウトサイドレバー211とが、圧縮ねじりコイルばね28の付勢力に抗して、図5に示す待機位置(ドア閉扉位置)から図6に示す作動位置(ドア開扉位置)まで、一体的にリリース方向(図5において時計方向)へ所定角度回動する。
これにより、ロックノブがアンロック状態にあってロッキングレバー及びリリースレバー22がアンロック位置にあるときには、第1アウトサイドレバー211の内端部211dに連係されているリリースレバー22が上方へ移動してラチェットピン171に下方から当接することで、ラチェット17とラッチ15との係合を解除してドア2を開けることができる。なお、図5、図6に示す通常状態においては、前述したように、第2アウトサイドレバー212は、圧縮ねじりコイルばね28の他方の足片282の付勢力により、常時車外方向と後方(第1アウトサイドレバー211方向)に押圧されているので、被係合突部211aと係合突部212aとの係合状態が解除されるおそれはなく、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212は、一体のアウトサイドレバー21として機能するので、ドアラッチ装置1としての信頼性は高い。
図7に示すように、ドア2が閉扉されている状態において、側面衝突等により、ドア2のアウタパネル2aが初期段階において車内側に変形し、ドアラッチ装置1のアウトサイドレバー21に衝突荷重が加わると、枢軸25に長孔27を介して枢支されている第2アウトサイドレバー212のみが、圧縮ねじりコイルばね28の付勢力に抗して、枢軸25及び第1アウトサイドレバー211に対し相対的に車内側に移動し、枢軸25が長孔27の端縁に当接する位置まで相対移動したところで停止する。すると、それまで係合状態にあった第2アウトサイドレバー212の係合突部212aが、第1アウトサイドレバー211の被係合突部211aの内方に移動して離間することにより、これら係合突部212aと被係合突部211aとの連係手段の係合状態が解除される。また、アウタパネル2aの変形時の衝突荷重が操作力伝達部材3に加わり、この操作力伝達部材3が車内側に押動された際にも、第2アウトサイドレバー212が車内側に移動して、第1アウトサイドレバー211との係合が解除される。
なお、第2アウトサイドレバー212が車内側に移動すると、係合突部212aに当接している圧縮ねじりコイルばね28の他方の足片282が車内側に移動するので、第2アウトサイドレバー212は車内側へ支障なく移動することができる。また、一旦変形したアウタパネル2aが車外側に復元し、第2アウトサイドレバー212から離れた際には、圧縮ねじりコイルばね28の足片282の付勢力により第2アウトサイドレバー212を車外側に移動させ、第1アウトサイドレバー211の被係合突部211aと第2アウトサイドレバー212の係合突部212aとが再度係合する。
図7に示す状態において、アウタパネル2aが、図8に示すように、第2アウトサイドレバー212を下向きに回動させる方向にさらに変形すると、第2アウトサイドレバー212は、圧縮ねじりコイルばね28の付勢力に抗して、リリース方向(図7において時計方向)へ回動するが、第2アウトサイドレバー212の係合突部212aと第1アウトサイドレバー211の被係合突部211aとの係合状態は解除されているため、第2アウトサイドレバー212のリリース方向の回動は、第1アウトサイドレバー211に伝達されることはない。従って、第2アウトサイドレバー212のみがリリース方向へ回動し、第1アウトサイドレバー211はリリース方向へ回動することはない。なお、第2アウトサイドレバー212のみがリリース方向へ回動すると、係合突部212aが第1アウトサイドレバー211の凹入部211b内に進入するので、係合突部212aと被係合突部211aとが再係合することはない。
このように、側面衝突時等でアウタパネル2aが変形した場合であっても、第2アウトサイドレバー212を第1アウトサイドレバー211に対し相対的に車内側に移動させて、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212との係合状態を解除させ、第2アウトサイドレバー212のみをリリース方向に回動可能として、第2アウトサイドレバー212の回動が第1アウトサイドレバー211に伝達されないようにすることによって、ラチェット17とラッチ15との係合を維持して、ドア2が予期せず開いてしまうことを防止することができる。
一方、車両の横転または後方からの衝突荷重等により、アウタパネル2aが車内方向及び前方に変形し、それに伴う変形荷重によってアウトサイドハンドル4が前方に移動し、操作力伝達部材3やアウトサイドレバー21に前向きの押圧荷重として作用することがあるが、この際にもドア2を閉扉状態に維持することができる。
すなわち、第2アウトサイドレバー212は、枢軸25に前後方向に移動可能に嵌合され、かつ第1ケーシング201と第2アウトサイドレバー212間の枢軸25に嵌装した圧縮ねじりコイルばね28の付勢力により、常時後方(第1アウトサイドレバー211方向)に付勢されているので、操作力伝達部材3やアウトサイドレバー21に前向きの押圧荷重が作用すると、図10に矢印で示すように、第2アウトサイドレバー212のみが、圧縮ねじりコイルばね28を圧縮させながら、第1アウトサイドレバー211に対し前方に移動する。これにより、上述と同様に、第2アウトサイドレバー212の係合突部212aと第1アウトサイドレバー211の被係合突部211aとの係合状態が解除される。従って、その後、第2アウトサイドレバー212にこれをリリース方向に回動させる押圧荷重が作用しても、第2アウトサイドレバー212のみがリリース方向に回動するので、ドア2が予期せず開いてしまうのを防止することができる。
以上説明したように、上記実施形態に係るドアラッチ装置1においては、アウトサイドレバー21を、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212との2分割構造とし、通常時には、第2アウトサイドレバー212のリリース方向の回動を第1アウトサイドレバー211に伝達可能とし、第2アウトサイドレバー212に車内方向または前方への外力が加わったとき、第2アウトサイドレバー212のリリース方向への回動が、第1アウトサイドレバー211に伝達されないようにしたことにより、ドアが車内方向だけでなく前方に変形した際でも、低コストで簡単な構成をもって、ドアの閉状態を維持することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。
例えば、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212とを連動可能に係合し、アウトサイドレバー21に車内方向または前方への衝突荷重が作用したとき、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212との係合状態が解除されるように連係する連係手段に、図11及び図12に示すような連係手段を用いてもよい(圧縮ねじりコイルばね28は省略)。
すなわち、第2アウトサイドレバー212における長孔27よりも車外側に、内外方向及び上方を向く後面視内向きL字状の係合孔32を設け、この係合孔32に、第1アウトサイドレバー211における軸孔26よりも車外側の後面に突設した前方を向く係合突部33を、摺動可能かつアウトサイドレバー21が図11に示す待機位置にあるとき、係合孔32の車内側の側端部に位置するように嵌合する。
これにより、通常のドア開扉操作時には、係合孔32と係合突部33とが係合状態となるので、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212は、互いに連動して時計方向に回動する。また、図12に示すように、側面衝突時等には、係合突部33が係合孔32に沿って移動するので、第2アウトサイドレバー212のみが下向きに回動し、その回動力が第1アウトサイドレバー211に伝達されるのが防止される。さらに、第2アウトサイドレバー212に前向きの衝突荷重が加わり、第2アウトサイドレバー212が第1アウトサイドレバー211に対し前方に移動した際には、係合突部33が係合孔32より離脱して、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212との係合状態が解除されて、第2アウトサイドレバー212のみがリリース方向に回動可能となる。なお、図示は省略するが、この変形例においては、上記とは反対に、第1アウトサイドレバー211側に、上記とは逆向きの係合孔を、第2アウトサイドレバー212側に係合突部を設けてもよい。
上記実施形態では、第2アウトサイドレバー212に車内方向または前方への外力が加わったとき、第2アウトサイドレバー212のリリース方向への回動が第1アウトサイドレバー211に伝達されないようにしたが、第2アウトサイドレバー212を第1アウトサイドレバー211に対し前後方向へのみ相対移動可能なように、枢軸25に回動可能に嵌合し、第2アウトサイドレバー212が前方に押動されたときにのみ、第1アウトサイドレバー211との係合状態が解除されて、第2アウトサイドレバー212のみがリリース方向に回動可能となるようにすることもある。この際には、第2アウトサイドレバー212を車外方向に付勢する付勢手段及び長孔27が不要となる。また、第2アウトサイドレバー212に後方への外力が加わったときに、第2アウトサイドレバー212のリリース方向への回動が第1アウトサイドレバー211に伝達されないようにすることも可能である。この際には、第1アウトサイドレバー211と第2アウトサイドレバー212との位置関係を前後逆とするとともに、係合突部212aを前向きとし、さらに、圧縮ねじりコイルばね28を、バックプレート19と、後方に配置した第2アウトサイドレバー212との間において枢軸25に嵌装すればよい。
また、上記実施形態では、部品点数を削減するために、1個の圧縮ねじりコイルばね28により、第2アウトサイドレバー212を車外側と前方に付勢しているが、例えば、第2アウトサイドレバー212を後方に付勢する圧縮コイルばねを枢軸25に嵌装し、引張コイルばね等の付勢手段を別途設けて、第2アウトサイドレバー212を車外側に付勢するようにしてもよい。
さらには、ドアを車両のスライドドアまたはバックドアとしてもよい。
1 ドアラッチ装置
2 ドア
2a アウタパネル
3 操作力伝達部材
3a 折曲部
4 アウトサイドハンドル
5 操作力伝達部材
6 キーシリンダ
7 操作力伝達部材
8 インサイドハンドル
9 操作力伝達部材
10 ロックノブ
11 噛合部アッセンブリ
12 操作部アッセンブリ
13 ボディ(ベース部材)
14 ラッチ軸
15 ラッチ(噛合機構部)
16 ラチェット軸
17 ラチェット(噛合機構部)
18 カバープレート
19 バックプレート
20 ケーシング(ベース部材)
21 アウトサイドレバー
22 リリースレバー
23、24 ボルト
25 枢軸
25a 小径軸部
25b 大径軸部
26 軸孔
27 長孔
28 圧縮ねじりコイルばね(第1、第2付勢手段)
29 係止突部
30 ストッパ
31 受け部材
32 係合孔
33 係合突部
171 ラチェットピン
181 ストライカ進入溝
201 第1ケーシング
202 第2ケーシング
211 第1アウトサイドレバー
211a 被係合突部
211b 凹入部
211c 係止片
211d 内端部
212 第2アウトサイドレバー
212a 係合突部(係合部)
212b 連結部
281、282 足片
281a、282a 後向き折曲部
S ストライカ

Claims (4)

  1. ドア内に固定されるベース部材に支持され、車体側のストライカと係合可能な噛合機構部と、前記ベース部材に枢支され、前記ドアのアウタパネルに設けられるアウトサイドハンドルに操作力伝達部材を介して連係されるアウトサイドレバーとを備え、前記アウトサイドハンドルの操作に基づいて前記アウトサイドレバーが待機位置からリリース方向へ回動することにより、前記アウトサイドレバーに連結されるリリースレバーを介して前記噛合機構部と前記ストライカとの係合を解除するようにした車両用ドアラッチ装置において、
    前記アウトサイドレバーを、前後方向の枢軸により上下方向に回動可能に枢支され、車内側の端部が前記リリースレバーに連係される第1アウトサイドレバーと、前記枢軸に支持され、前記第1アウトサイドレバーに対して前後方向へ移動可能であるとともに、第1付勢手段をもって前記第1アウトサイドレバー方向へ付勢され、車外側の端部が前記操作力伝達部材を介して前記アウトサイドハンドルに連係されることにより、前記アウトサイドハンドルの操作に基づいてリリース方向へ回動可能な第2アウトサイドレバーとの2分割構造とし、
    前記アウトサイドハンドルの通常操作時には、前記第2アウトサイドレバーのリリース方向への回動を前記第1アウトサイドレバーに伝達可能とし、前記第2アウトサイドレバーに前方または後方への外力が加わったときには、前記第2アウトサイドレバーが前記第1付勢手段に抗して前記第1アウトサイドレバーに対し相対的に前方または後方へ移動することにより、前記第2アウトサイドレバーのリリース方向への回動を前記第1アウトサイドレバーに伝達不能としたことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。
  2. 前記第2アウトサイドレバーは、前記第1アウトサイドレバーに対して車内方向にも移動可能であるとともに、第2付勢手段をもって車外方向へ付勢され、前記第2アウトサイドレバーに車内方向への外力が加わったとき、前記第2アウトサイドレバーが前記第1アウトサイドレバーに対し相対的に車内方向へ移動することにより、前記第2アウトサイドレバーのリリース方向への移動を前記第1アウトサイドレバーに伝達不能としたことを特徴とする請求項1に記載の車両用ドアラッチ装置。
  3. 前記第2アウトサイドレバーは、前記第1アウトサイドレバーに当接することにより、リリース方向への回動を前記第1アウトサイドレバーに伝達可能とする係合部を有し、前記係合部は、前記第2アウトサイドレバーが前記第2付勢手段の付勢力に抗して車内方向、前方または後方へ移動することにより前記第1アウトサイドレバーから外れることを特徴とする請求項2に記載の車両用ドアラッチ装置。
  4. 前記第1及び第2付勢手段は、前記枢軸に嵌装された圧縮ねじりコイルばねであり、該圧縮ねじりコイルばねにより前記第2アウトサイドレバーを前記第1アウトサイドレバー方向へ付勢するとともに、前記圧縮ねじりコイルばねの一方の足片を、前記ベース部材に係合させ、他方の足片を前記第1アウトサイドレバーに係止することにより、前記第1及び第2アウトサイドレバーを待機位置に付勢することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ドアラッチ装置。
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