JP6745142B2 - 内容物を計量して塗布する塗布容器 - Google Patents

内容物を計量して塗布する塗布容器 Download PDF

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本発明は、内容物を計量して塗布する塗布容器に関する。
従来から、人体の頭皮等の被塗布部に対して薬液等の内容物を塗布する塗布容器が知られている。この種の塗布容器は、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、容器本体の口部に装着され、容器本体内に連通する連通孔を有する中栓部材と、中栓部材との間に、連通孔を通して容器本体内に連通する計量室を形成する計量筒部材と、計量筒部材から外部に突出するとともに、計量室内に連通する吐出孔を有する弁部材と、を備えている(例えば、下記特許文献1参照)。
また、上述した弁部材は、弁部材の吐出孔を通した外部と計量室内との連通を遮断し、かつ計量室内と容器本体内とを連通させる計量位置と、容器軸方向における計量位置よりも中栓部材側に位置するとともに、計量室内と容器本体内との連通を遮断し、かつ計量室内と外部とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設されている。
上述した塗布容器において、内容物を被塗布部に塗布するには、まず弁部材を計量位置に移動させた状態で塗布容器を倒立姿勢にし、容器本体内の内容物を計量室内に流入させる。これにより、計量室に所定量の内容物が計量される。この状態で、弁部材の先端部を被塗布部に押し付ける。すると、弁部材が塗布位置に移動することで、計量室内の内容物が弁部材の吐出孔を通して吐出される。これにより、被塗布部に内容物が塗布される。
特許第3759428号公報
しかしながら、上述した従来の塗布容器では、塗布位置において、弁部材の吐出孔を通して吐出される内容物の吐出量を制御することが難しく、吐出精度を高めることに改善の余地があった。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、吐出精度の向上を図ることができる塗布容器を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る塗布容器は、被塗布部に塗布する内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔を有する中栓部材と、前記中栓部材との間に、前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、前記計量室内と外部とを連通する挿通孔が形成された計量筒部材と、前記計量室内に設けられるとともに前記計量室内と外部とを連通可能な吐出路が形成され、先端部が前記挿通孔から外部に突出可能な塗布栓と、を備え、前記塗布栓は、前記計量室内と前記吐出路との連通を遮断し、かつ前記計量室内と前記容器本体内とを連通させる計量位置と、容器軸方向において前記計量位置よりも前記中栓部材側に位置するとともに、前記計量室内と前記容器本体内との連通を遮断し、かつ前記計量室内と前記吐出路とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設され、前記吐出路には、前記吐出路における内容物の流通を制限する制限部材が設けられ、前記制限部材は、前記吐出路から外部に突出し、前記塗布栓が前記塗布位置に位置して前記制限部材が前記被塗布部に押し当てられていない状態で、前記吐出路を通して前記計量室内と外部とが連通していることを特徴とする。
このような特徴により、塗布栓が計量位置にある状態で、塗布容器を塗布栓が下向きの例えば倒立姿勢等にすると、容器本体内の内容物が、連通孔を通して計量室内に流入する一方、この内容物の外部への流出は防止されている。そのため、計量室内に所定量の内容物が計量される。
その後、前記倒立姿勢等のままで塗布栓を塗布位置に移動させることで、計量室内の内容物を吐出路を通して被塗布部に吐出することができる。
ここで、吐出路に制限部材が設けられている。したがって、制限部材によって吐出路における内容物の流通を制限し、吐出路から一度に多量の内容物が吐出するのを抑制することができる。これにより、吐出路から吐出される内容物の流量を制御することが可能になり、吐出精度の向上を図ることができる。
この場合、制限部材が、吐出路から外部に突出している。したがって、内容物を被塗布部に塗布するときに、制限部材を被塗布部に押し付けて、内容物を、制限部材を介して被塗布部に塗布することができる。これにより、内容物の塗布位置の精度を高め易くすることが可能になり、吐出精度の更なる向上を図ることができる。
前記制限部材は、弾性変形可能に形成されていてもよい。
この場合、制限部材が、弾性変形可能に形成されている。したがって、制限部材を被塗布部に押し付けるときに弾性変形させることができるので、塗布時において、被塗布部に及ぼされる衝撃や外力等が制限部材のクッション作用により緩和されることになる。そのため、柔らかな塗布感触を得ることができるとともに、不快さや心地悪さを低減し、快適で心地よい塗布を行うことができる。
前記塗布栓が前記塗布位置に位置するときに、前記計量室内が、前記挿通孔の内周面と前記塗布栓の外周面との間を通して外部に連通してもよい。
この場合、塗布栓が塗布位置に位置するときに、計量室内が、挿通孔の内周面と塗布栓の外周面との間を通して外部に連通する。したがって、例えば、挿通孔の内周面と塗布栓の外周面との間を通して外部から空気を導入することで、計量室内の内容物を空気置換し易くすることができる。
前記制限部材は、含浸体により形成されていてもよい。
この場合、制限部材が、含浸体により形成されている。したがって、内容物を制限部材に含浸させることで、内容物の流通を適度に制限することが可能になり、吐出精度の向上を効果的に図ることができる。
前記制限部材は、前記吐出路内に、前記計量室内と外部とを連通可能であるとともに前記吐出路よりも流路断面積が小さい制限路を形成してもよい。
この場合、制限部材が、吐出路内に制限路を形成する。したがって、内容物に制限路を流通させることで、内容物の流通を適度に制限することが可能になり、吐出精度の向上を効果的に図ることができる。また、制限路の深さや幅(有効断面積)を調整することで、吐出量を調整することができる。
なお、制限路が複数設けられている場合、複数の制限路の一部を通して外部から空気を導入することで、計量室内の内容物を空気置換し易くすることができる。
本発明によれば、吐出精度の向上を図ることができる。
第1実施形態に係る塗布容器(オーバーキャップが装着状態で、かつ塗布栓が塗布位置)を示す部分断面図である。 図1に示すA−A断面矢視図である。 第1実施形態に係る塗布容器(塗布栓が計量位置で、かつ塗布容器が正立姿勢)の動作説明図である。 第1実施形態に係る塗布容器(塗布栓が塗布位置で、かつ塗布容器が倒立姿勢)の動作説明図である。 第1実施形態に係る塗布容器(塗布栓が塗布位置で、かつ塗布容器が倒立姿勢、さらに制限部材が弾性変形状態)の動作説明図である。 第2実施形態に係る塗布容器(オーバーキャップが装着状態で、かつ塗布栓が塗布位置)を示す部分断面図である。 図6に示すB−B断面矢視図である。 第2実施形態に係る塗布容器(塗布栓が計量位置で、かつ塗布容器が正立姿勢)の動作説明図である。 第2実施形態に係る塗布容器(塗布栓が塗布位置で、かつ塗布容器が倒立姿勢)の動作説明図である。 第3実施形態に係る塗布容器を示す断面図であって、図6に示すB−B断面矢視図に相当する断面図である。 第4実施形態に係る塗布容器(オーバーキャップが装着状態で、かつ塗布栓が塗布位置)を示す部分断面図である。 図11に示すC−C断面矢視図である。 第4実施形態に係る塗布容器を構成する制限部材の拡大断面図である。 第5実施形態に係る塗布容器(オーバーキャップが装着状態で、かつ塗布栓が塗布位置)を示す部分断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1から図5を参照し、本発明の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、塗布容器10は、容器本体11と、中栓部材12と、計量筒部材13と、塗布栓14と、制限部材15と、オーバーキャップ16と、を備えている。容器本体11および中栓部材12は有底筒状に形成され、オーバーキャップ16は有頂筒状に形成されている。塗布栓14は筒状に形成されている。
ここで容器本体11、中栓部材12、計量筒部材13、塗布栓14およびオーバーキャップ16は、それぞれの中心軸が共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う容器本体11側を単に下側、オーバーキャップ16側を単に上側という。容器軸O方向から見た平面視において、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
容器本体11内には、人体の頭皮等の被塗布部S(図4および図5参照)に塗布される育毛剤や薬液等の内容物が収容されている。容器本体11の口部11aは、口部11a以外の部位(胴部や底部、肩部)よりも小径とされるとともに、上部の外径が下部の外径に比べて小さくなっている。口部11aのうち、下部の外周面には雄ねじ部が形成され、上部の外周面には径方向の外側に向けて突出する突起部が周方向に沿って延設されている。
中栓部材12は、容器本体11の口部11aに装着され、口部11aを閉塞する。中栓部材12は、容器本体11内に連通する連通孔21を有する。
中栓部材12は、口部11aの開口縁上に配設された支持筒22と、支持筒22の下端部から径方向の内側に向けて突設された内フランジ部23と、内フランジ部23に連結されるとともに口部11a内に嵌合されるシール筒24と、シール筒24に対して径方向の内側に連なる受け部材25と、受け部材25から上方に立設されたガイド部26と、を有している。
支持筒22は、容器軸O方向に沿って延在している。支持筒22の外周面には、径方向の外側に向けて突出する突起部が周方向に沿って延設されている。
シール筒24は、内フランジ部23における径方向の内側端部から容器軸O方向に延在している。シール筒24のうち、内フランジ部23よりも下方に位置する部分は、口部11a内に密に嵌合されている。
受け部材25は、有底筒状を呈している。受け部材25は、口部11a内に配置されている。受け部材25の上端部は、口部11a内においてシール筒24の下端部に径方向の内側から連なっている。受け部材25には、前記連通孔21が形成されている。
連通孔21は、受け部材25を貫通している。連通孔21は、周方向に間隔をあけて複数形成されている。各連通孔21は、容器軸O方向に沿う縦断面視でL字状を呈している。各連通孔21は、受け部材25のうち底壁及び周壁に至る部分に跨って形成されている。なお、連通孔21は、受け部材25の底壁及び周壁のうち、少なくとも一方に形成されていても構わない。
ガイド部26は、塗布栓14の容器軸O方向の移動を案内する。ガイド部26は、受け部材25の底壁から上方に向けて延びる柱状に形成されている。ガイド部26の上端縁は、シール筒24の上端縁よりも上方に位置している。なお、ガイド部26は柱状の他、中空筒状等、適宜設計変更が可能である。
ガイド部26の下端部には、容器軸O方向に延びる支持リブ27が径方向の外側に向けて突設されている。支持リブ27は、周方向に間隔をあけて複数配設されている。各支持リブ27の下端面は、受け部材25の底壁に上方から連なっている。支持リブ27の上端面は、受け部材25の上端面よりも下方に位置している。なお、支持リブ27に代えて、筒状のストッパ部材をガイド部26に外嵌しても構わない。また、塗布栓14を弾性支持する弾性部材をガイド部26に外嵌しても構わない。
計量筒部材13は、中栓部材12との間に、連通孔21を通して容器本体11内に連通する計量室29を形成する。計量筒部材13は、容器本体11の口部11aおよび中栓部材12に装着されている。計量筒部材13には、計量室29内と外部とを連通する挿通孔57が形成されている。
計量筒部材13は、容器軸O方向に延びる多段筒状に形成されている。計量筒部材13は、下方から上方に向かうに従い漸次、段状に縮径している。計量筒部材13は、容器軸Oと同軸に配置されている。計量筒部材13は、大径部51と、下段部52と、中径部53と、上段部54と、小径部55と、を備えている。
大径部51は、口部11aおよび支持筒22に径方向の外側から装着されている。大径部51には、径方向の内側に向けて突出する突起部が周方向に沿って延設されている。突起部は、容器軸O方向に間隔をあけて2つ配置されていて、これら2つの突起部のうち、一方の突起部は口部11aの突起部に下方から係止され、他方の突起部は支持筒22の突起部に下方から係止されている。これにより、計量筒部材13が口部11aおよび中栓部材12にそれぞれアンダーカット嵌合されている。
下段部52は、大径部51の上端部から径方向の内側に向けて延びている。下段部52は、支持筒22の上端部に上方から突き当たる。下段部52の内周縁部には、被着筒部56が設けられている。被着筒部56は、支持筒22とシール筒24との間に嵌合されている。
中径部53は、下段部52の内周縁部から上方に向けて延びている。
上段部54は、中径部53の上端部から径方向の内側に向けて延びている。
小径部55は、上段部54の内周縁部から上方に向けて延びている。小径部55内は、前記挿通孔57とされている。挿通孔57の内周面には、台座部58が設けられている。台座部58は、挿通孔57から径方向の内側に向けて突出している。台座部58は、環状に形成され、周方向の全周にわたって連続して延びている。台座部58は、挿通孔57における容器軸O方向の中央部に設けられている。
塗布栓14は、計量室29内に設けられている。塗布栓14には、計量室29内と外部とを連通可能な吐出路43が形成されている。塗布栓14の先端部は、挿通孔57から外部(上方)に突出可能とされている。塗布栓14は、容器軸O方向に沿って移動自在に設けられ、挿通孔57内に挿通されている。
塗布栓14は、流路筒部41と、弁筒部42と、ガイド筒部45と、計量シール部46と、を備えている。流路筒部41、弁筒部42およびガイド筒部45は、容器軸O方向に延び、容器軸Oと同軸に配置されている。
流路筒部41は、有底筒状に形成されている。流路筒部41は、挿通孔57内および台座部58内に挿通可能である。流路筒部41の上端部には、径方向の外側に突出する第1係止部41aが形成されている。
流路筒部41の内部は、上方(容器軸O方向に沿う反中栓部材側)に向けて開口している。流路筒部41の底部は、ガイド部26の上端部に上方から対向している。
流路筒部41の内部は、前記吐出路43とされている。吐出路43は、容器軸O方向に直線状に延びる。吐出路43は、容器軸Oと同軸に配置されている。図2に示すように、容器軸Oに直交する横断面視において、吐出路43は、真円形状に形成されている。
なお、吐出路43の横断面視形状は、真円形状に限られない。また吐出路43は、容器軸O方向の全長にわたって同径であってもよく、下方から上方に向かうに従い漸次、拡径していてもよい。吐出路43が、前述のように漸次、拡径している場合、吐出路43が全長にわたって漸次、拡径していてもよく、吐出路43の上端部のみが漸次、拡径していてもよい。
図1および図2に示すように、流路筒部41には、貫通孔44が形成されている。貫通孔44は、流路筒部41を貫通する。貫通孔44は、流路筒部41を径方向に貫通する。貫通孔44は、吐出路43と計量室29内とを連通する。貫通孔44は、周方向に間隔をあけて複数設けられている。
図1に示すように、弁筒部42の上端部は、流路筒部41の下端部に径方向の外側から連結されている。弁筒部42は、挿通孔57において台座部58よりも下側に位置する下端部内に挿通可能である。
弁筒部42の上端部には、規制部50が設けられている。規制部50は、塗布栓14の上方への移動を規制する。規制部50は、台座部58の下端部に下方から対向している。塗布栓14が上方に移動して弁筒部42が挿通孔57の下端部内に挿通されたときに、規制部50が台座部58に下方から当接することで、塗布栓14の更なる移動が規制される。
弁筒部42の下端部には、塗布栓14の移動に伴い受け部材25の内周面上を摺動可能な塗布シール部49が形成されている。塗布シール部49は、受け部材25の内周面に密に嵌合し、計量室29内と連通孔21との連通を遮断している。塗布シール部49は、弁筒部42における他の部分に比べて薄肉の筒状に形成されている。塗布シール部49は、下方に向かうに従い径方向の外側に向けて延びるテーパ状を呈している。
ガイド筒部45は、ガイド部26に外挿されている。ガイド筒部45は、流路筒部41の底部から下方に延びている。ガイド筒部45は、弁筒部42の内部に配置されている。ガイド筒部45は、ガイド部26に径方向の内側から支持されている。ガイド筒部45の下端面は、支持リブ27に上方から当接している。
計量シール部46は、弁筒部42の外周面に設けられている。計量シール部46は、弁筒部42から径方向の外側に向けて突出している。計量シール部46は、容器軸Oと同軸の環状に形成されている。計量シール部46は、周方向の全周にわたって延びている。
制限部材15は、吐出路43に設けられている。制限部材15は、吐出路43における内容物の流通を制限する。制限部材15は、含浸体により形成され吐出路43内に配置されている。制限部材15は、容器軸O方向(吐出路43の流路方向)に延びる棒状に形成されている。制限部材15は、弾性変形可能に形成されており、容器軸O方向に弾性的に圧縮変形可能である。
制限部材15は、吐出路43内(流路筒部41内)に嵌合されている。制限部材15の直径は、容器軸O方向の全長にわたって同等である。制限部材15は、吐出路43から外部に突出している。制限部材15の上端部は、吐出路43から上方に突出している。
なお、制限部材15の下端面は、流路筒部41の底部に当接していてもよく、底部から離間して底部に対して浮くように配置されていてもよい。また、前記底部に台座が立設されている場合、制限部材15の下端面が前記台座に当接していてもよい。
オーバーキャップ16は、容器本体11の口部11aに着脱自在に装着されて計量筒部材13および塗布栓14を覆う。オーバーキャップ16は、容器本体11の口部11aからの離脱に伴って塗布栓14を上昇させる。オーバーキャップ16は、容器本体11の口部11a、計量筒部材13および塗布栓14を径方向の外側から取り囲む周壁部61と、周壁部61の上端開口部を閉塞する天壁部62と、を有している。
周壁部61の下部内周面には、雌ねじ部が形成されており、オーバーキャップ16は、口部11aの雄ねじ部に螺着されている。なおオーバーキャップ16は、例えば、アンダーカット嵌合により口部11aに装着される等して、容器本体11に対して容器軸O回りに回転させることなく着脱される構成であってもよい。
天壁部62には、下方に向けて延びる係止筒63および押下部64が配設されている。
係止筒63は、容器軸Oと同軸に配置されている。係止筒63の下端部は、流路筒部41に径方向の外側から嵌合されている。係止筒63は、挿通孔57において台座部58よりも上側に位置する上端部に、径方向の内側から嵌合されている。係止筒63の下端部には、流路筒部41の前述した第1係止部41aに、係脱可能に係止される第2係止部63aが形成されている。
押下部64は、係止筒63内に配置されている。押下部64は、容器軸Oと同軸の環状に形成されている。押下部64は、周方向に間隔をあけて配置された複数の押下片64aによって形成されている。押下片64aの下端部は、塗布栓14の上端面に上方から当接している。押下片64aの径方向の外側の端部は、係止筒63の内周面に連結されている。
次に、上述した塗布容器10の作用について説明する。なお以下の説明では、図1に示すような、オーバーキャップ16が容器本体11の口部11aに装着された状態を初期状態とする。初期状態の塗布容器10では、塗布栓14が、計量室29内と容器本体11内との連通孔21を通した連通を遮断し、かつ吐出路43を通して計量室29内と外部とを連通させる塗布位置P2に位置している。塗布位置P2において、塗布栓14の先端面は、計量筒部材13の先端面よりも上方に位置している。
初期状態の塗布容器10において、容器本体11の口部11aとオーバーキャップ16との螺着を解除し、オーバーキャップ16を取り外す。オーバーキャップ16と容器本体11とを螺着が解除される方向に相対回転させると、この相対回転に伴いオーバーキャップ16が容器本体11に対して上方移動する。このときオーバーキャップ16が、係止筒63、第2係止部63aおよび第1係止部41aを介して塗布栓14に係止されているため、オーバーキャップ16の上方移動に伴い、ガイド筒部45がガイド部26によって案内されながら、塗布栓14が引き上げられる。
塗布栓14は、図3に示すように、規制部50が台座部58の下端部(計量筒部材13)に当接して更なる上方移動が規制されるまで、オーバーキャップ16とともに引き上げられる。この状態で、オーバーキャップ16と容器本体11とを螺着が解除される方向にさらに相対回転させると、塗布栓14に対してオーバーキャップ16が上方移動することで、第1係止部41aと第2係止部63aとが互いに乗り越える。これにより、オーバーキャップ16と塗布栓14との係止が解除され、オーバーキャップ16のみが上方移動することで、オーバーキャップ16と容器本体11の螺着が解除され、オーバーキャップ16が取り外される。
このとき塗布栓14の塗布シール部49は、中栓部材12の受け部材25から離脱されていて、中栓部材12の連通孔21と計量室29内とは、塗布シール部49の下端部と受け部材25の上端部との間を通して連通されている。一方、塗布栓14の計量シール部46が、挿通孔57の内周面(計量筒部材13)に密に当接しており、計量室29と貫通孔44との連通が遮断されている。このように塗布栓14は、オーバーキャップ16を取り外した直後には、吐出路43を通した計量室29内と外部との連通を遮断し、かつ計量室29内と容器本体11内とを連通孔21を通して連通させる計量位置P1に位置する。
次に、容器本体11内の内容物を計量室29内に流入させる。塗布栓14が計量位置P1にある状態で、塗布容器10を塗布栓14が下向きとなる倒立姿勢とする。すると、容器本体11内の内容物が、連通孔21を通して計量室29内に流入する。一方、計量位置P1においては、吐出路43と計量室29内との連通が遮断されているため、吐出路43を通した外部への内容物の流出が防止されている。これにより、計量室29内に所定量の内容物が計量される。なお、倒立姿勢では、塗布容器10の上下が反転するため、容器軸O方向に沿う塗布栓14側が下側、容器本体11側が上側となる。
続いて、図4および図5に示すように、塗布容器10を倒立姿勢に維持した状態で、塗布容器10を被塗布部Sに突き当てる。本実施形態では、塗布栓14から制限部材15が突出していることから、図4に示すように、まず制限部材15が被塗布部Sに押し当てられる。そして図5に示すように、その押付力に応じて制限部材15が容器軸O方向に弾性変形し、制限部材15の先端面の容器軸O方向の位置が、塗布栓14の先端面の容器軸O方向の位置と同等となると、塗布栓14の先端面が被塗布部Sに突き当たる。
図4および図5に示すように、制限部材15を被塗布部Sに押し付けたり、塗布栓14を被塗布部Sに押し付けたりすると、ガイド筒部45がガイド部26によって案内されながら、塗布栓14が上方に向けて移動する。すると、塗布栓14の塗布シール部49が受け部材25内に嵌合される塗布位置P2まで塗布栓14が移動する。塗布栓14の移動は、塗布栓14のガイド筒部45が支持リブ27に突き当たることで規制される。このとき、計量室29内の内容物が吐出路43内に流入し、吐出路43内の内容物の流通が制限部材15によって制限されながら、内容物が被塗布部S上(外部)に吐出される。本実施形態では、吐出路43内に流入した内容物は、制限部材15に含浸される。その後、制限部材15から内容物が染み出ることで、内容物が被塗布部Sに塗布される。
なお、塗布栓14が塗布位置P2に位置するときに、計量室29内が、挿通孔57の内周面と塗布栓14の外周面との間を通して外部に連通している。図示の例では、挿通孔57の内周面と塗布栓14の外周面との間に、環状の連通隙間59が設けられている。連通隙間59は、外部の空気を計量室29内に導入する。
以上説明したように、本実施形態に係る塗布容器10によれば、吐出路43に制限部材15が設けられている。したがって、制限部材15によって吐出路43における内容物の流通を制限し、吐出路43から一度に多量の内容物が吐出するのを抑制することができる。これにより、吐出路43から吐出される内容物の流量を制御することが可能になり、吐出精度の向上を図ることができる。
また制限部材15が、吐出路43から外部に突出している。したがって、内容物を被塗布部Sに塗布するときに、制限部材15を被塗布部Sに押し付けて、内容物を、制限部材15を介して被塗布部Sに塗布することができる。これにより、内容物の塗布位置の精度を高め易くすることが可能になり、吐出精度の更なる向上を図ることができる。
また制限部材15が、弾性変形可能に形成されている。したがって、制限部材15を被塗布部Sに押し付けるときに弾性変形させることができるので、塗布時において、被塗布部Sに及ぼされる衝撃や外力等が制限部材15のクッション作用により緩和されることになる。そのため、柔らかな塗布感触を得ることができるとともに、不快さや心地悪さを低減し、快適で心地よい塗布を行うことができる。
また、塗布栓14が塗布位置P2に位置するときに、計量室29内が、挿通孔57の内周面と塗布栓14の外周面との間(連通隙間59)を通して外部に連通する。したがって、例えば、挿通孔57の内周面と塗布栓14の外周面との間を通して外部から空気を導入することで、計量室29内の内容物を空気置換し易くすることができる。なお、連通隙間59を通して計量室29内の内容物が外部に吐出されてもよい。
また制限部材15が、含浸体により形成されている。したがって、内容物を制限部材15に含浸させることで、内容物の流通を適度に制限することが可能になり、吐出精度の向上を効果的に図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態の塗布容器60を、図6から図9を参照して説明する。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る塗布容器60では、図6および図7に示すように、制限部材15が含浸体により形成されているのに代えて、制限部材15が、実質的に含浸しない非含浸体により形成されている。制限部材15は、例えばシリコンゴムやLLDPE等の合成樹脂材料により形成されている。制限部材15は、容器軸O方向(吐出路43の流路方向)に延びる棒状に形成されている。制限部材15は、吐出路43から外部に突出している。制限部材15の上端部は、吐出路43から上方に突出している。
制限部材15は、吐出路43内に制限路43aを形成する。制限路43aは、計量室29内と外部とを連通可能である。制限路43aの流路断面積は、吐出路43の流路断面積よりも小さい。制限路43aは、制限部材15の外周面と、吐出路43の内周面と、の間に設けられている。制限路43aは、周方向に間隔をあけて複数配置されている。
制限路43aは、制限部材15の外周面に配置された縦溝15aによって形成されている。縦溝15aは、制限部材15の容器軸O方向の全長にわたって形成されている。図7に示すように、縦溝15aは、周方向に同等の間隔をあけて複数、図示の例では5つ設けられている。複数の縦溝15aは、互いに同等の形状でかつ同等の大きさに形成されている。縦溝15aの少なくとも一部は、貫通孔44を通して流路筒部41から径方向の外側に向けて露出している。
縦溝15aは、径方向の外側から内側に向かうに従い漸次、周方向に小さくなっている。縦溝15aは、容器軸Oに直交する横断面視において、径方向の内側に向けて突となる曲線状に形成されている。
周方向に隣り合う縦溝15a同士の間は、柱部15bとされている。柱部15bの周方向の大きさは、縦溝15aの周方向の大きさと同等である。
また本実施形態に係る塗布容器60では、塗布栓14が塗布位置P2に位置するときに、挿通孔57の内周面と塗布栓14の外周面とが当接していて、計量室29内が、挿通孔57の内周面と塗布栓14の外周面との間を通して外部に連通していない。図示の例では、台座部58の内周面と流路筒部41の外周面とが密に当接しており、連通隙間59が設けられていない。
次に、上述した塗布容器60の作用について説明する。
初期状態の塗布容器60において、容器本体11の口部11aからオーバーキャップ16を取り外すと塗布栓14が引き上げられ、図8に示すように、塗布栓14が計量位置P1に位置する。
その後。塗布栓14が計量位置P1にある状態で、塗布容器60を倒立姿勢とし、計量室29内に所定量の内容物を計量する。
続いて、図9に示すように、塗布容器60を倒立姿勢に維持した状態で、制限部材15を被塗布部Sに押し当て、制限部材15を介して塗布栓14を押し上げて塗布栓14を塗布位置P2まで移動させる。すると、計量室29内の内容物が、制限路43aを流通して被塗布部Sに塗布される。
以上説明したように、本実施形態に係る塗布容器60によれば、制限部材15が、吐出路43内に制限路43aを形成する。したがって、内容物に制限路43aを流通させることで、内容物の流通を適度に制限することが可能になり、吐出精度の向上を効果的に図ることができる。また、制限路43aの深さや幅(有効断面積)を調整することで、吐出量を調整することができる。なお、制限路43aの断面形状や断面積を、容器軸O方向の途中で変化させても良い。
また本実施形態のように、制限路43aが複数設けられている場合、複数の制限路43aの一部を通して外部から空気を導入することで、計量室29内の内容物を空気置換し易くすることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る第3実施形態の塗布容器70を、図10を参照して説明する。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る塗布容器70では、制限路43aが、周方向に5つ設けられているのに代えて、3つ設けられている。各制限路43aは、容器軸Oに直交する横断面視において、径方向よりも周方向に大きい偏平形状に形成されている。
(第4実施形態)
次に、本発明に係る第4実施形態の塗布容器80を、図11から図13を参照して説明する。
なお、この第4実施形態においては、第3実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る塗布容器80では、図11および図12に示すように、制限路43aが、縦溝15aと、周溝15cと、によって形成されている。周溝15cは、制限部材15の外周面に形成されている。周溝15cは、周方向の全周にわたって連続して延びている。周溝15cは、周方向に隣り合う縦溝15a同士を連結している。
周溝15cは、容器軸O方向に間隔をあけて一対設けられている。周溝15cは、流路筒部41の先端面よりも下方に位置している。
一対の周溝15cのうち、下側の周溝15cは、貫通孔44と容器軸O方向に同等の位置に配置されている。周溝15cは、貫通孔44を通して径方向の外側に露出する。下側の周溝15cは、貫通孔44よりも容器軸O方向に小さい。
図13に示すように、一対の周溝15cのうち、上側の周溝15cは、制限部材15の先端部を、制限部材15において先端部よりも下側に位置する部分と区画する。これにより、制限部材15の先端部が、上側の周溝15cを起点として径方向に変形し易くなっている。前記先端部は、上側の周溝15cを起点として径方向に大きく揺動することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る塗布容器80によれば、制限路43aが、縦溝15aだけでなく、縦溝15aおよび周溝15cによって形成されているので、吐出路43から吐出される内容物の流量をより制御し易くすることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明に係る第5実施形態の塗布容器90を、図14を参照して説明する。
なお、この第5実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付し、その説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る塗布容器90では、制限部材15が吐出路43から突出していない。制限部材15の先端面は、流路筒部41の先端面よりも下方に位置している。
前記塗布容器90では、内容物を被塗布部Sに塗布するときに、制限部材15を被塗布部Sに押し当てるのに代えて、塗布栓14の先端面を被塗布部Sに押し当てる。計量室29内の内容物は、制限路43aを流通した後、吐出路43における外部に向けた開口端(吐出孔)を通して被塗布部Sに塗布される。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、容器本体11は、自立可能な底部を有する形状に限らず適宜変更可能であり、容器の横断面形状等も種々のものを採用することができる。
前記実施形態では、計量シール部46が挿通孔57の内周面に密に当接し、計量シール部46による径方向のシールを確保することで、計量室29と貫通孔44との連通が遮断されているが、本発明はこれに限られない。例えば、計量シール部46を規制部50に設け、計量シール部46が台座部58の下端部に密に当接し、計量シール部46による容器軸O方向のシールを確保することで、前記遮断をしてもよい。さらに、計量シール部46を、弁筒部42の外周面および規制部50の両方に設け、計量シール部46による容器軸O方向および径方向の両方向のシールを確保することで、前記遮断をしてもよい。
第1実施形態に係る塗布容器10では、塗布栓14が塗布位置P2に位置するときに、計量室29内が、挿通孔57の内周面と塗布栓14の外周面との間(連通隙間59)を通して外部に連通していて、第2実施形態から第5実施形態に係る塗布容器60、70、80、90では、前記連通が遮断されているが、本発明はこれらに限られない。
第1実施形態に係る塗布容器10において、前記連通が遮断されていてもよい。この場合、例えば、制限部材15(含浸体)内を通して外気を計量室29内に導入するような構成を採用することができる。
第2実施形態から第5実施形態に係る塗布容器60、70、80、90において、前記連通が遮断されておらず、前記連通隙間59が設けられていてもよい。この場合、例えば、内容物や外気が、制限路43aや連通隙間59を適宜、流通するような構成を採用することができる。
制限部材15が弾性変形可能でなくてもよい。
制限部材15が、他の部材と一体に形成されていてもよい。例えば、制限部材15が流路筒部41の底壁を容器軸O方向に貫通し、ガイド部26と一体に形成されていてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10、60、70、80、90 塗布容器
11 容器本体
11a 口部
12 中栓部材
13 計量筒部材
14 塗布栓
15 制限部材
21 連通孔
43 吐出路
43a 制限路
44 貫通孔
46 計量シール部
57 挿通孔
O 容器軸
P1 計量位置
P2 塗布位置
S 被塗布部

Claims (5)

  1. 被塗布部に塗布する内容物が収容される容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔を有する中栓部材と、
    前記中栓部材との間に、前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、前記計量室内と外部とを連通する挿通孔が形成された計量筒部材と、
    前記計量室内に設けられるとともに前記計量室内と外部とを連通可能な吐出路が形成され、先端部が前記挿通孔から外部に突出可能な塗布栓と、を備え、
    前記塗布栓は、
    前記計量室内と前記吐出路との連通を遮断し、かつ前記計量室内と前記容器本体内とを連通させる計量位置と、
    容器軸方向において前記計量位置よりも前記中栓部材側に位置するとともに、前記計量室内と前記容器本体内との連通を遮断し、かつ前記計量室内と前記吐出路とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設され、
    前記吐出路には、前記吐出路における内容物の流通を制限する制限部材が設けられ
    前記制限部材は、前記吐出路から外部に突出し、
    前記塗布栓が前記塗布位置に位置して前記制限部材が前記被塗布部に押し当てられていない状態で、前記吐出路を通して前記計量室内と外部とが連通していることを特徴とする塗布容器。
  2. 前記制限部材は、弾性変形可能に形成されていることを特徴とする請求項に記載の塗布容器。
  3. 前記塗布栓が前記塗布位置に位置するときに、前記計量室内が、前記挿通孔の内周面と前記塗布栓の外周面との間を通して外部に連通することを特徴とする請求項1または2に記載の塗布容器。
  4. 前記制限部材は、含浸体により形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の塗布容器。
  5. 前記制限部材は、前記吐出路内に、前記計量室内と外部とを連通可能であるとともに前記吐出路よりも流路断面積が小さい制限路を形成することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の塗布容器。
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