JP7012531B2 - フォーマポンプ - Google Patents

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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
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Description

本発明は、フォーマポンプに関する。
従来、例えば下記特許文献1で示されるようなポンプ付き容器が知られている。この容器は、内容液が収容される容器本体の口部に装着される装着キャップと、装着キャップに立設されたステムを有するポンプと、ステムの上端部に装着された押下ヘッドと、を備える。この容器では、吐出量を調整するために、装着キャップと押下ヘッドとの間に、着脱自在なスペーサーを設けている。スペーサーが押下ヘッドに当接することにより、押下ヘッドのストローク量が調整され、その結果、内容液の吐出量が調整される。
ところで、泡状の内容液を吐出するフォーマポンプにおいても、内容液の吐出量の調整が望まれており、上記のように装着キャップと押下ヘッドとの間やステムにスペーサーを設ける場合がある。なお、ステムにスペーサーを設けたフォーマポンプでは、例えば、スペーサーがステムのうち、空気用シリンダ内に位置する部分に設けられ、ステムが下降するときに、スペーサーが空気用シリンダに突き当たることで、ステムの更なる下降が規制される。
実用新案登録第2563083号公報
しかしながら、前述のようなスペーサーをフォーマポンプに採用した場合には、ストローク量のみが変化するために、空気用シリンダ内における空気の圧縮力がスペーサーの有無によって大きく異なってしまう。そのため、スペーサーを設けた場合には、空気の流速が遅くなり吐出後に泡が遅れて吐出される等、泡質に悪い影響が生じたり、液だれが生じ易くなったりする。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、泡質を確保し液だれを抑制した上で、吐出量を調整することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係るフォーマポンプは、内容液が収容された容器体の口部に、上方付勢状態で下方移動可能に立設されるステムと、前記ステムの上下動に連係する液用ピストンが内部に上下摺動可能に収容された液用シリンダと、前記ステムの上下動に連係する空気用ピストンが内部に上下摺動可能に収容された有底筒状の空気用シリンダと、前記液用ピストンの下方移動によって前記液用シリンダ内から供給された内容液、及び前記空気用ピストンの下方移動によって前記空気用シリンダ内から供給された空気を利用して泡状の内容液を生成する造泡部と、前記空気用シリンダの底部に配置された嵩上げ部材と、を備え、前記嵩上げ部材は、下方移動した前記ステムおよび前記空気用ピストンのうちの少なくとも一方に当接して前記ステムの下方移動を規制する。
この場合、空気用シリンダの底部に配置された嵩上げ部材が、下方移動したステムおよび空気用ピストンの少なくとも一方に当接してステムの下方移動を規制する。したがって、嵩上げ部材が、空気用シリンダの内容積を減少させつつ、空気用ピストン(ステム)の下降量を制限することができる。これにより、ステムのストローク量が短くても、空気用シリンダ内から造泡部に供給される空気の圧縮力(流速)を確保し易くすることが可能になり、良好な泡質を確保するとともに液だれを抑制することができる。
また、嵩上げ部材がステムの下方移動を規制することで、空気用ピストンだけなく液用ピストンの下方移動も規制することができる。これにより、嵩上げ部材の有無によらず造泡部における気液の混合比を適切に維持し、良好な泡質を確実に確保することができる。
また、単に空気用シリンダ内に嵩上げ部材を配置すればよいので、従来から存在するフォーマポンプにも適用することができる。さらに、従来から存在するフォーマポンプだけでなく、新規にフォーマポンプを設計する場合でも、他の部品を共通にしつつ嵩上げ部材を追加するだけで、吐出量の異なるフォーマポンプとすることが可能になり、金型等の製造のための初期コストを抑えつつ、フォーマポンプのバリエーションを増加させることができる。
前記嵩上げ部材は、前記空気用シリンダ内を、前記造泡部に連通可能な第1空間と、前記造泡部に非連通とされた第2空間と、に区画してもよい。
この場合、嵩上げ部材が、空気用シリンダ内を第1空間と第2空間に区画する。そのため、例えば、嵩上げ部材の体積そのものによって空気用ピストンの内容積を減少させる場合に比べて、嵩上げ部材を形成する材料を少なくすることが可能になり、例えば、重量の増大を抑制すること等ができる。
前記嵩上げ部材は、前記第1空間と前記第2空間とを上下方向に区画するベース部を備えていてもよい。
前記ステムは、前記空気用シリンダ内に挿通され、前記ベース部は、前記ステムが挿通された環状に形成され、前記嵩上げ部材は、前記ベース部から下方に延び、前記ステムが挿通された内筒部を備え、前記第2空間は、前記ベース部の下方かつ前記内筒部の径方向の外側に画成されていてもよい。
これらの場合、例えば、第2空間を嵩上げ部材によって大きく確保すること等ができる。
本発明によれば、泡質を確保し液だれを抑制した上で、吐出量を調整することができる。また、他の部品は共通であっても、嵩上げ部材を追加するだけで、吐出量の異なるフォーマポンプとすることができる。
本発明に係るフォーマポンプの実施形態を示す縦断面図である。 図1に示すフォーマポンプにおける押下ヘッドの周辺を拡大した縦断面図である。 図1に示すフォーマポンプにおける液用シリンダの周辺を拡大した縦断面図である。
以下、本発明に係るフォーマポンプ1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1~図3に示すように、本実施形態のフォーマポンプ1は、内容液が収容された有底筒状の容器体2の口部3に装着キャップ4を介して装着されたポンプ5と、泡状の内容液を生成する造泡部6と、泡状の内容液を外部に吐出するノズル孔7が形成されたノズル筒部8を有する押下ヘッド9と、を備えている。
本実施形態では、容器体2の中心軸線を軸線Oとし、軸線Oに沿って押下ヘッド9側を上側、その反対側を下側という。また、軸線O方向から見た平面視で、軸線Oに交差する方向を径方向といい、軸線O回りに周回する方向を周方向という。
図2に示すように、装着キャップ4は、上方に向けてガイド筒部10が立設された天壁部11、及び天壁部11の外周縁部から下方に向けて延びると共に、容器体2の口部3を径方向外側から囲む周壁部12を備えた筒状に形成され、軸線Oと同軸に配置されている。
周壁部12の内周面には、容器体2の口部3に形成された第1ねじ部14(例えば雄ねじ部)に螺合する第2ねじ部15(例えば雌ねじ部)が形成されている。これにより、装着キャップ4は、容器体2の口部3に装着されている。ただし、装着キャップ4の装着方法は、螺着に限定されるものではなく、例えば容器体2の口部3に装着キャップ4をアンダーカット嵌合することで装着しても構わない。
図1に示すように、ポンプ5は、容器体2の口部3に上方付勢状態で下方移動可能に立設されたステム20と、押下ヘッド9及びステム20の上下動に連係した空気用ピストン21が内部に上下摺動可能に収容された空気用シリンダ22と、押下ヘッド9及びステム20の上下動に連係した液用ピストン23が内部に上下摺動可能に収容された液用シリンダ24と、空気用シリンダ22の底部22a上に配置された嵩上げ部材25と、を備えている。
液用シリンダ24及び空気用シリンダ22はそれぞれ円筒状に形成され、軸線Oと同軸に配置されている。図示の例では液用シリンダ24の上端開口部と空気用シリンダ22の下端開口部とが一体に連設されることで、液用シリンダ24及び空気用シリンダ22が一体に形成されている。
具体的には、空気用シリンダ22は有底筒状に形成され、その底面に筒状の液用シリンダ24が空気用シリンダ22の内部と連通した状態で連結されている。つまり、大径の空気用シリンダ22の下側に小径の液用シリンダ24が連設されている。ただし、液用シリンダ24と空気用シリンダ22とをそれぞれ別体に構成したうえで、例えば両者を係止する等して一体に繋げても構わない。
空気用シリンダ22の底部22aの外周部および内周部は、いずれも軸線Oに対して直交する方向に延びる平板状に形成されている。この底部22aにおいて、外周部と内周部とを接続する中間部は、径方向の外側から内側に向かうに従い上側に向けて延びるテーパ形状に形成されている。底部22aにおける内周部と中間部との境界には、上方に向けて突出する受け筒部22bが突設されている。
空気用シリンダ22の上端部は、装着キャップ4における周壁部12及び天壁部11の内面にそれぞれ密に接した状態で連結されていると共に、容器体2の口部3の上端開口縁と天壁部11との間に挟まれている。これにより、液用シリンダ24及び空気用シリンダ22は、装着キャップ4から垂下した状態で容器体2の内側に配置されている。
図2に示すように、空気用ピストン21は、多段筒状に形成された外筒30、外筒30の内側に配置された内筒31、及び外筒30の上端部と内筒31の外周面とを連結する環状の連結板32を有し、軸線Oと同軸に配設されたピストン本体33と、内筒31の外側に嵌合された筒状のピストン用弁体34と、を備えている。
内筒31の内側には、該内筒31に対して上下動可能にステム20が挿入されている。内筒31の上端部には、上方に向けてさらに延びるように上側摺動筒部35が形成されている。上側摺動筒部35は、後述する押下ヘッド9における垂下筒部76の内側に下方から入り込むと共に、垂下筒部76の内周面に対して密に摺接している。
外筒30の下端部には、空気用シリンダ22の内周面に対して密に摺接する下側摺動筒部36が形成されている。下側摺動筒部36は、上下方向の中央部から上方及び下方に向かうに従って漸次拡径していて、上下方向の両端部に位置するリップ部36aを備えている。リップ部36aは、空気用シリンダ22の内周面に対して密に摺接している。これにより、リップ部36aと空気用シリンダ22の内周面との間には、一定のシール性が確保されている。
連結板32には、該連結板32を上下方向に貫通する空気孔37が例えば周方向に間隔をあけて複数形成されている。ピストン用弁体34は、空気孔37を下方から開放可能に閉塞している。
図1に示すように、液用ピストン23は、筒状に形成され、軸線Oと同軸に配置されている。液用ピストン23の上端部側は、ステム20の内側に下方から入り込んでいる。液用ピストン23の下端部には、ステム20よりも下方に配置されると共に、液用シリンダ24の内周面に対して密に摺接する摺動筒部40が形成されている。
摺動筒部40は、上下方向の中央部から上方及び下方に向かうに従って漸次拡径していて、上下方向の両端部に位置するリップ部40aを備えている。リップ部40aが液用シリンダ24の内周面に対して密に摺接している。これにより、リップ部40aと液用シリンダ24の内周面との間には、一定のシール性が確保されている。
液用ピストン23及び液用シリンダ24の内部には、棒状の弁部材41が軸線Oと同軸に配設されている。弁部材41は、その上端部が中空逆円錐状に形成された上部弁体42とされていると共に、その下端部が液用シリンダ24内の下端開口部に対して離反可能に着座する下部弁体43とされている。上部弁体42は、液用シリンダ24内とステム20内との連通及びその遮断を切換える切換弁とされている。
液用ピストン23と液用シリンダ24の下端部との間には、コイルばね45が配設されている。コイルばね45は、液用ピストン23を下方から上方付勢状態で下方移動可能に支持している。
ステム20は、筒状に形成され、空気用ピストン21の内筒31の内側に軸線Oと同軸に配置されている。ステム20は、装着キャップ4の天壁部11(図2参照)よりも上方に突出し、且つ空気用ピストン21よりも下方に突出するように軸線Oに沿って延びている。ステム20は、空気用シリンダ22内に挿通され、ステム20の下端部は、液用シリンダ24の上端部内に配置されている。ステム20の下端部は、液用ピストン23の上端部に径方向の外側から密に嵌合され、かつ、液用ピストン23の下端部に形成された上方を向く段部23aに、段部23aの上方から当接している。これにより、ステム20は液用ピストン23を介してコイルばね45に支持され、コイルばね45によって上方付勢状態で下方移動可能とされている。
図3に示すように、ステム20の外周面のうち空気用ピストン21の内筒31の下方に位置する部分には、径方向外側に向けて張り出すように突出した環状のフランジ部50が形成されている。
フランジ部50は、押下ヘッド9を押下げ操作する前の待機状態では、空気用ピストン21の内筒31の下端部に下方から接触している。図示の例では、フランジ部50はステム20に一体に形成されているが、この場合に限定されるものではなく、別体に形成されていても構わない。
フランジ部50には、筒状部50aが設けられている。筒状部50aは、軸線Oと同軸に配置され、フランジ部50から上側に向けて延びている。筒状部50aは、内筒31の下端部に径方向の外側から嵌合している。
ステム20の外周面のうち空気用ピストン21の内筒31の内側に位置する部分には、径方向外側に向かって突出すると共に内筒31の内周面に対して接触或いは近接する縦リブ51が周方向に間隔をあけて複数形成されている。縦リブ51は、内筒31の略全長に亘って延びている。周方向に隣接する縦リブ51同士の間には、上方に開口する縦長の第1縦溝52が形成されている。
ステム20の上端部は、装着キャップ4のガイド筒部10の内側に配置されている。ステム20の上端部側の内周面には、径方向内側に向けて円環状の弁座53が突設されている。ステム20内には、弁座53に対して上方に離反可能に着座するボール弁54が配設されている。
ボール弁54は、液用シリンダ24内から後述する造泡部6の気液混合室60に向けた内容液の移動を許容し、且つその逆の内容液の移動を規制する液吐出弁とされている。
図3に示すように、嵩上げ部材25は、空気用シリンダ22とは別部材により形成されて空気用シリンダ22に後付けされ、図示の例では空気用シリンダ22に着脱自在に装着されている。なお例えば、嵩上げ部材25が空気用シリンダ22に接着等されていて、嵩上げ部材25が空気用シリンダ22に着脱不能に装着されていてもよい。
嵩上げ部材25は、空気用シリンダ22内を、造泡部6に連通可能な第1空間S1と、造泡部6に非連通とされた第2空間S2と、に区画する。嵩上げ部材25は、第1空間S1と第2空間S2とを上下方向に区画し、ステム20が挿通された環状のベース部55と、ベース部55における内周部から下方に延び、ステム20が挿通された内筒部56と、ベース部55における外周部から下方に延びる外筒部57と、を備えている。
ベース部55は、空気用シリンダ22内に密に嵌合されている。ベース部55は、空気用ピストン21の下方に軸線Oと同軸に配置され、空気用ピストン21に対して下方から対向している。ベース部55は、径方向の外側から内側に向かうに従い徐々に上方に向けて延びるテーパ部55aと、テーパ部55aの内周縁から径方向の内側に向けて突出する規制部55bと、テーパ部55aから径方向の外側に向けて突出するシール部55cと、を備えている。
テーパ部55aの外周縁は、受け筒部22bよりも径方向の外側に位置し、受け筒部22bよりも上方に位置する。テーパ部55aの内周縁は、受け筒部22bのほぼ真上に位置し、受け筒部22bに対して上方から対向している。
規制部55bは、周方向の全周にわたって延びる環状に形成されている。規制部55bは、フランジ部50の下方に位置し、フランジ部50に下方から対向している。規制部55bの内径は、フランジ部50の筒状部50aの内径と同等である。規制部55bは、軸線Oに直交する方向に延びる平板状かつ環状(円環状)に形成されている。規制部55bは、空気用シリンダ22における上下方向の中央部に配置されている。なお、規制部55bの形態を適宜変更することが可能であり、例えば、規制部55bを、周方向に間隔をあけて配置した複数の規制片により構成してもよい。さらに例えば、規制部55bを、周方向の全周にわたっては延びていない1つの円弧状の規制片によって形成してもよい。
シール部55cは、周方向の全周にわたって延びる環状に形成されている。シール部55cは、空気用シリンダ22の内周面に全周にわたって圧接している。テーパ部55aの外周縁からのシール部55cの突出量(シール部55cの径方向の大きさ)は、テーパ部55aの内周縁からの規制部55bの突出量(規制部55bの径方向の大きさ)よりも小さい。
内筒部56および外筒部57は、上下方向に同等の大きさとされている。
内筒部56は、テーパ部55aと規制部55bとの接続部分から下方に延びている。内筒部56の下端部は、受け筒部22b内に密に嵌合され、空気用シリンダ22の底部22aにより下方から支持されている。内筒部56の下端部は、外筒部57の上端部よりも下方に、かつ外筒部57の下端部よりも上方に配置されている。なお例えば、内筒部56の下端部が受け筒部22b内に密に嵌合されることで、第2空間S2が画成されている場合、内筒部56の下端部が空気用シリンダ22の底部22aから離間していてもよい。
外筒部57は、テーパ部55aとシール部55cとの接続部分から下方に延びている。外筒部57の下端部は、底部22aに対して、上方に離間している。外筒部57の外周面は、空気用シリンダ22の内周面に対して、径方向の内側に離間している。外筒部57は、シール部55cを補強している。
なお外筒部57が、空気用シリンダ22の底部22aに当接し、底部22aによって支持されていてもよい。この場合、内筒部56が底部22aに接触していなくてもよく、内筒部56および外筒部57のうちの少なくとも一方が、底部22aに接触する構成に適宜変更してもよい。
また、外筒部57の外周面が空気用シリンダ22の内周面に圧接(密に接触)していてもよい。この場合、シール部55cを設けなくてもよい。
さらに、外筒部57が空気用シリンダ22の底部22aに接触することで、第2空間S2が密閉空間となっている場合、嵩上げ部材25と空気用シリンダ22の内周面との間に径方向の隙間があってもよい。言い換えると、この場合、外筒部57の外周面が、空気用シリンダ22の内周面に対して径方向の内側に離間し、かつ、シール部55cが無くてもよい。
第1空間S1および第2空間S2は、空気用シリンダ22内において空気用ピストン21よりも下方に位置する下室Sを形成している。
第2空間S2は、ベース部55の下方かつ内筒部56の径方向の外側に画成されている。第2空間S2は、ベース部55(テーパ部55aおよびシール部55c)と、内筒部56と、受け筒部22bと、空気用シリンダ22の底部22aと、空気用シリンダ22の周壁部と、の間に画成されている。第2空間S2は、軸線Oと同軸の環状に形成されている。第2空間S2には、嵩上げ部材25の外筒部57が配置されている。
第1空間S1は、下室Sのうち、第2空間S2以外の部分である。第1空間S1は、空気用ピストン21と、ステム20と、空気用シリンダ22の底部22aと、嵩上げ部材25と、空気用シリンダ22の周壁部と、の間に画成されている。第1空間S1は、軸線Oと同軸の環状に形成されている。第1空間S1は、後述するように、ステム20のフランジ部50と、空気用ピストン21の内筒31と、の間に形成される隙間を通して、造泡部6の気液混合室60に連通可能である。
なお図示の例では、第1空間S1の容積が、第2空間S2の容積よりも大きいが、第1空間S1の容積は、目的とする内容液の吐出量に合わせて適宜設定することが可能であり、例えば、第1空間S1の容積が、第2空間S2の容積以下でもよい。
図2に示すように、造泡部6は、液用ピストン23の下方移動によって液用シリンダ24内から供給された内容液と、空気用ピストン21の下方移動によって空気用シリンダ22内から供給された空気と、を利用して泡状の内容液を生成する。本実施形態の造泡部6は、後述する押下ヘッド9の装着筒部71の内側に配設されている。
造泡部6は、液用シリンダ24からの内容液と空気用シリンダ22からの空気とを合流させ、両者を混合させる気液混合室60と、空気用シリンダ22からの空気を気液混合室60に導く空気通路61と、気液混合室60で混合された気液混合体を発泡させて、泡状の内容液を生成する発泡部材62と、を備えている。
発泡部材62は、ステム20の上端部に装着された筒状のケーシング63と、ケーシング63内に装着された2つの発泡エレメント64と、を備えている。
ケーシング63は、発泡エレメント64が収容される大径部63aと、大径部63aの下方に位置する小径部63bと、大径部63aと小径部63bとを接続する段部63cと、を備えた2段の円筒状に形成されている。
大径部63aは、押下ヘッド9の装着筒部71の内側に嵌合されている。小径部63bは、ステム20の上端部の内側に嵌合されている。
小径部63bの外周面及び段部63cには、ケーシング溝65が例えば周方向に間隔をあけて複数形成されている。ケーシング溝65は、気液混合室60内に連通していると共に、径方向外側に向けて開口して後述する第2縦溝79内に連通している。
発泡エレメント64は、上下に2段に重なった状態でケーシング63の大径部63aの内側に装着されている。発泡エレメント64は、筒状体64a及び筒状体64aの一端開口端に張設されたメッシュ部材64bを備えている。
2つの発泡エレメント64のうち、下方に位置する発泡エレメント64はメッシュ部材64bが下側になるように配置され、上方に位置する発泡エレメント64はメッシュ部材64bが上側になるように配置されている。
ステム20の内部において、ケーシング63の小径部63bと、弁座53との間に形成される空間(すなわちボール弁54が位置する空間)が気液混合室60とされている。
空気通路61は、ステム20に形成された第1縦溝52、ステム20と押下ヘッド9の装着筒部71との間に形成されると共に、第1縦溝52に連通する後述する空間部78、装着筒部71に形成されると共に、空間部78に連通する後述する第2縦溝79、及びケーシング63に形成されると共に、第2縦溝79に連通するケーシング溝65で構成されている。
押下ヘッド9は、平面視円形状の頂壁部70と、頂壁部70から下方に向けて延びると共にステム20の上端部に嵌合された装着筒部71と、頂壁部70から下方に向けて延びると共に装着筒部71を径方向外側から囲む外筒部72と、頂壁部70の外周縁部から下方に向けて延びると共に外筒部72を径方向外側から囲む外郭筒部73と、を備えた有頂筒状に形成されている。外筒部72の内径は、ガイド筒部10の外径よりも大きく形成されている。
外郭筒部73には、径方向外側に向けて突出し、その先端にノズル孔7が形成されたノズル筒部8が形成されている。
ノズル筒部8は、頂壁部70と一体となるように形成されていると共に、外郭筒部73の内側に延びて、外筒部72及び装着筒部71のうちステム20よりもノズル孔7側に位置する部分を径方向に貫くように、これら外筒部72及び装着筒部71に一体に接続されている。
装着筒部71は、装着キャップ4におけるガイド筒部10の内側に上方から上下動可能に挿入され、ステム20の上端部を径方向外側から囲んでいる。装着筒部71のうちステム20よりも上方に位置する部分の内側には、先に述べたように発泡部材62におけるケーシング63の大径部63aが嵌合されている。これにより、装着筒部71は、ケーシング63を介してステム20の上端部に装着されている。
装着筒部71のうちケーシング63よりも上方に位置する部分の内周面には、径方向内側に向けて突出した縦リブ75が例えば周方向に間隔をあけて複数形成されている。
縦リブ75の下端部は、ケーシング63の大径部63aの上端開口端に対して上方から接触している。これにより、ケーシング63は、縦リブ75によって上方への抜け止めがされている。
装着筒部71の下端部には、下方に向けてさらに突出すると共に空気用シリンダ22における上側摺動筒部35を径方向外側から囲む垂下筒部76が形成されている。
垂下筒部76は、装着筒部71よりも内径が大きく形成され、その内周面は上側摺動筒部35に対して上下方向に摺動可能に接触している。装着筒部71の下端部と垂下筒部76の上端部との接続部分には、テーパ状の段差部77が形成されている。
段差部77は、上側摺動筒部35の上方に一定の隙間をあけて配置されている。これにより、段差部77は押下ヘッド9の押下げに伴って上側摺動筒部35に対して徐々に接近した後、上側摺動筒部35に接触して空気用ピストン21を下方に押下げることが可能とされている。
なお、垂下筒部76は、上記一定の隙間以上の間隔をあけた状態で、空気用ピストン21における連結板32の上方に配置されている。
装着筒部71の段差部77と上側摺動筒部35の上端部との間には、ステム20に形成された第1縦溝52に連通する環状の空間部78が形成されている。
装着筒部71のうちステム20の上端部を径方向外側から囲む部分の内周面には、径方向外側に向かって僅かに窪み、且つ上下方向に沿って延びる第2縦溝79が周方向に間隔をあけて複数形成されている。第2縦溝79は、ケーシング溝65に連通していると共に、下方に開口して空間部78に連通している。なお、上記空間部78及び第2縦溝79は空気通路61の一部を構成する。
ノズル筒部8内と、装着筒部71内及び外筒部72内と、は隔壁部80によって仕切られている。隔壁部80は、ノズル筒部8を形成する壁部の一部を構成する。
隔壁部80には、該隔壁部80を上下方向に貫通する連通孔81が形成されている。連通孔81は、軸線Oと略同軸に配置され、ノズル筒部8内と装着筒部71内とを連通している。これにより、発泡部材62で生成した泡状の内容液を、装着筒部71内から連通孔81を通じてノズル筒部8内に導くことが可能となる。
(フォーマポンプの作用)
次に、上述のように構成されたフォーマポンプ1を使用する場合について説明する。
図1~図3に示すように、押下ヘッド9を押下げ操作する前の待機状態では、ステム20のフランジ部50が空気用ピストン21における内筒31の下端部に下方から接触していると共に、押下ヘッド9における装着筒部71の段差部77が空気用ピストン21の上側摺動筒部35の上方に待機している。また、ボール弁54が弁座53に着座している。
泡状の内容液を吐出する場合には、図2に示す状態から押下ヘッド9を押下げ操作する。すると、押下ヘッド9の押下げに伴って装着筒部71が下方移動するので、それに追従してコイルばね45が圧縮変形しながらステム20及び液用ピストン23が下方に移動する。
装着筒部71が下方移動することで、段差部77が空気用ピストン21の上側摺動筒部35に接近するように下方移動する。このとき、空気用ピストン21は、装着筒部71の段差部77が上側摺動筒部35に接触するまでは、下方移動しない。そのため、ステム20のフランジ部50は、空気用ピストン21における内筒31の下端部から離れるように下方移動するので、フランジ部50と内筒31の下端部とに隙間が形成される。従って、この隙間を通じて第1空間S1内(空気用シリンダ22内)と第1縦溝52とが連通する。
また、液用ピストン23の下方移動に伴い、図1に示す下部弁体43が下方移動し、液用シリンダ24の下端開口部に着座して該下端開口部を閉塞する。すると、液用ピストン23の上端部が弁部材41の上部弁体42から相対的に下方に離反し、液用シリンダ24内とステム20内とが連通する。
そして、押下ヘッド9をさらに押下げ操作すると、図2に示す装着筒部71の段差部77が空気用ピストン21の上側摺動筒部35に上方から接触するので、空気用ピストン21が押下ヘッド9の押下げに伴って下方移動する。このとき、空気用ピストン21は、ピストン用弁体34が空気孔37を閉塞したままの状態で下方移動する。また、フランジ部50と内筒31の下端部との間に隙間が形成された状態のまま、空気用ピストン21はステム20と共に下方移動する。
空気用ピストン21が下方移動することで、第1空間S1内の空気が圧縮され、第1空間S1内の圧力が上昇する。従って、第1空間S1内の空気を、フランジ部50と内筒31の下端部との間に形成された隙間を通じて第1縦溝52内に供給することができ、空気通路61を通じて気液混合室60内に供給することができる。
さらに、図1に示す弁部材41の下部弁体43が液用シリンダ24の下端開口部を閉塞した状態で、液用ピストン23が下方移動するので、液用シリンダ24内の圧力を上昇させることができる。これにより、液用シリンダ24内の内容液をステム20内に供給することができると共に、さらに図2に示すボール弁54を弁座53から上方に離反させながら、気液混合室60内に内容液を供給することができる。
従って、造泡部6によって内容液と空気とを混合させながら発泡させて泡状の内容液を生成することができる。
具体的には、気液混合室60内に内容液及び空気をそれぞれ供給することで、気液混合室60内で内容液及び空気を合流させて混合させ、気液混合体にすることができる。すると、気液混合体は、発泡部材62の内部に流れ込んで発泡すると共に、2つの発泡エレメント64のメッシュ部材64bを順次通過することで、きめの細かい所定の泡状となる。これにより、泡状の内容液を生成することができる。
そして生成した泡状の内容液を、連通孔81を通じて装着筒部71内からノズル筒部8内に供給することができる。その結果、ノズル孔7を通じて泡状の内容液を外部(前方)に向けて吐出することができる。
なおステム20、空気用ピストン21および液用ピストン23の下方移動は、図3に示す嵩上げ部材25によって規制される。嵩上げ部材25は、下方移動したステム20および空気用ピストン21のうちの少なくとも一方に当接してステム20の更なる下方移動を規制する。本実施形態では、嵩上げ部材25は、下方移動したステム20に当接する。このとき、嵩上げ部材25の規制部55bの上面が、ステム20のフランジ部50の下面に当接する。なお、空気用ピストン21の下側摺動筒部36(リップ部36a)は、嵩上げ部材25に当接してもしなくてもよい。
内容液の吐出終了後、図1に示す押下ヘッド9の押下げを解除すると、コイルばね45の弾性復元力により押下ヘッド9、ステム20、空気用ピストン21及び液用ピストン23を上方移動させることができる。これにより、さらなる上方移動によって、押下ヘッド9、ステム20、空気用ピストン21及び液用ピストン23を元の状態に復帰させることができる。
詳細には、コイルばね45の弾性復元力によって液用ピストン23と共にステム20が上方移動する。これにより、ステム20のフランジ部50が、図3に示す嵩上げ部材25の規制部55bから離間して空気用ピストン21における内筒31の下端部に下方から接触するので、空気用ピストン21がステム20と共に上方移動する。その結果、押下ヘッド9、ステム20、空気用ピストン21及び液用ピストン23を図1に示す元の状態に復帰させることができる。
なお、液用ピストン23が上方移動することで、液用ピストン23の上端部が弁部材41の上部弁体42に接触し、液用シリンダ24内とステム20内との連通を遮断すると共に、弁部材41を上方移動させる。これにより、弁部材41の下部弁体43が液用シリンダ24の下端開口部から上方に離反して、該下端開口部を開放する。さらに、液用ピストン23が上方移動することで液用シリンダ24内が負圧になるので、容器体2の内容液を液用シリンダ24内に吸い上げて、次の吐出に備えることができる。
さらに、空気用ピストン21がステム20と共に上方移動する際、フランジ部50と内筒31の下端部との間の隙間は閉じているので、第1空間S1内(空気用シリンダ22内)は減圧される。そのため、ピストン用弁体34を開弁させることができ、空気孔37を開放させることができる。これにより、空気孔37を通じて外部から第1空間S1内に空気を引き込むことができ、空気置換を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態のフォーマポンプ1によれば、空気用シリンダ22の底部22aに配置された嵩上げ部材25が、下方移動したステム20および空気用ピストン21の少なくとも一方に当接してステム20の下方移動を規制する。したがって、嵩上げ部材25が、空気用シリンダ22の内容積を減少させつつ、空気用ピストン21(ステム20)の下降量を制限することができる。これにより、ステム20のストローク量が短くても、空気用シリンダ22内から造泡部6に供給される空気の圧縮力(流速)を確保し易くすることが可能になり、良好な泡質を確保するとともに液だれを抑制することができる。
また、嵩上げ部材25がステム20の下方移動を規制することで、空気用ピストン21だけなく液用ピストン23の下方移動も規制することができる。これにより、嵩上げ部材25の有無によらず造泡部6における気液の混合比を適切に維持し、良好な泡質を確実に確保することができる。
また、単に空気用シリンダ22内に嵩上げ部材25を配置すればよいので、従来から存在するフォーマポンプにも適用することができる。さらに、従来から存在するフォーマポンプだけでなく、新規にフォーマポンプを設計する場合でも、他の部品を共通にしつつ嵩上げ部材25を追加するだけで、吐出量の異なるフォーマポンプ1とすることが可能になり、金型等の製造のための初期コストを抑えつつ、フォーマポンプ1のバリエーションを増加させることができる。
また、嵩上げ部材25が、空気用シリンダ22内を第1空間S1と第2空間S2に区画する。そのため、例えば、嵩上げ部材25の体積そのものによって空気用ピストン21の内容積を減少させる場合に比べて、嵩上げ部材25を形成する材料を少なくすることが可能になり、例えば、重量の増大を抑制すること等ができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形例には、例えば当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、均等の範囲のものなどが含まれる。
嵩上げ部材25が、下方移動したステム20ではなく、下方移動した空気用ピストン21に当接してもよい。
嵩上げ部材25が、下室S内(空気用シリンダ22内)を第1空間S1と第2空間S2とに区画しなくてもよい。例えば、嵩上げ部材25が、前記実施形態の第2空間S2と同程度の体積を有する中実の部材により形成されていてもよい。この場合、下室S内のうち、嵩上げ部材25以外の部分を第1空間S1とすることができる。
さらに、造泡部6の構成は上記実施形態に限定されるものではなく、空気用シリンダ22からの空気と液用シリンダ24からの内容液とを利用して泡状の内容液を生成できれば、その他の構成を適宜採用しても構わない。
1 フォーマポンプ
2 容器体
3 口部
6 造泡部
20 ステム
21 空気用ピストン
22 空気用シリンダ
22a 底部
23 液用ピストン
24 液用シリンダ
25 嵩上げ部材
S1 第1空間
S2 第2空間

Claims (4)

  1. 内容液が収容された容器体の口部に、上方付勢状態で下方移動可能に立設されるステムと、
    前記ステムの上下動に連係する液用ピストンが内部に上下摺動可能に収容された液用シリンダと、
    前記ステムの上下動に連係する空気用ピストンが内部に上下摺動可能に収容された有底筒状の空気用シリンダと、
    前記液用ピストンの下方移動によって前記液用シリンダ内から供給された内容液、及び前記空気用ピストンの下方移動によって前記空気用シリンダ内から供給された空気を利用して泡状の内容液を生成する造泡部と、
    前記空気用シリンダの底部に配置された嵩上げ部材と、を備え、
    前記嵩上げ部材は、下方移動した前記ステムおよび前記空気用ピストンのうちの少なくとも一方に当接して前記ステムの下方移動を規制するフォーマポンプ。
  2. 前記嵩上げ部材は、前記空気用シリンダ内を、前記造泡部に連通可能な第1空間と、前記造泡部に非連通とされた第2空間と、に区画する請求項1に記載のフォーマポンプ。
  3. 前記嵩上げ部材は、前記第1空間と前記第2空間とを上下方向に区画するベース部を備えている請求項2に記載のフォーマポンプ。
  4. 前記ステムは、前記空気用シリンダ内に挿通され、
    前記ベース部は、前記ステムが挿通された環状に形成され、
    前記嵩上げ部材は、前記ベース部から下方に延び、前記ステムが挿通された内筒部を備え、
    前記第2空間は、前記ベース部の下方かつ前記内筒部の径方向の外側に画成されている請求項3に記載のフォーマポンプ。
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