JP6734917B2 - アンカー位置における掘削モジュールの水平移動を可能にするアンカー装置を備えた掘削機 - Google Patents

アンカー位置における掘削モジュールの水平移動を可能にするアンカー装置を備えた掘削機 Download PDF

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Description

本発明は、特に、並置されたコンクリート壁要素によって構成される連続する遮蔽物のような、基礎を建設するために、地中を掘削することの分野に関する。
本発明は、より正確には、実質的に垂直である掘削方向に地面を、より具体的には硬質地盤を掘るための掘削機に関する。
より具体的には、本発明は、カッタ部材を備える底部及び上部の両方を有する機械に関し、掘削機は、掘削機の上部と底部との間に延びる長手方向を示し、掘削機は:
前面及び後面を有するアンカーモジュールであって、アンカーモジュールは、前面に配置される少なくとも1つの前部アンカーパッド及び後面に配置される少なくとも1つの後部アンカーパッドを有する少なくとも1つのアンカー装置を有し、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドは、アンカーモジュールを地中に静止して保持するために、掘削穴の壁を押すように、掘削機の長手方向に対して横方向に延びる展開方向に展開可能である、アンカーモジュール;並びに
カッタ部材を担持する掘削モジュールであって、アンカーモジュールと協働する、掘削モジュール;を有する。
この種類の掘削機は、一般的に、硬質地盤、例えば、花こう岩の掘削のために使用される。移動装置が、掘削を容易にする目的で、掘削ツールに追加のスラスト(押付力)をかけるのに役立つ。
このような機械は、特に特許文献1に記載されている。アンカーモジュールは、掘削機を掘削穴に静止して保持するのに役立つことを理解することができる。それにもかかわらず、その掘削機は、掘削経路を効果的に修正できるようにすることができない。掘削機の掘削経路を修正することは、トレンチにおけるその位置が修正されることを必要とする。その位置を修正した後、掘削機は概して、もはや掘削穴の中心にはないが、大きい壁の一方に、それが反対側の壁に対するよりも、近い。また、アンカーパッドを展開することは、掘削穴において掘削機を再センタリングする効果を有し、したがって、掘削機の位置を修正し、その結果、もう一度掘削経路をずらす。
EP 0 811 724
本発明の目的は、掘削穴において掘削機の横方向位置を変えることなしにアンカーされるのに適する掘削機を提案することである。
本発明は、アンカー装置が:
前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドを担持する(支える)フレームであって、掘削モジュールを支持する、フレームと;
前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドが留められるアクチュエータ装置であって、アクチュエータ装置は、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドが格納される格納状態、並びに前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドが展開される展開状態を引き起こさせ、アクチュエータ装置は、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドに作用する一方で展開方向に平行に延びる移動方向にフレームに対して移動可能である、アクチュエータ装置と;を有し、
前部アンカーパッド、後部アンカーパッド、及びアクチュエータ装置によって構成されるアセンブリが、フレーム及び掘削モジュールに対して移動方向に移動可能である、
という事実によってこの目的を達成する。
掘削モジュールを担持するフレームに対してスライドするためのアクチュエータ装置と共に前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドによって構成されるアセンブリの間のスライド接続部があることが理解することができ、このスライド接続部は、長手方向に対して横方向に延びる移動方向に延びる。有利には、前部アンカーパッド、後部アンカーパッド、及びアクチュエータ装置によって構成されるアセンブリは、移動方向にフレーム及び掘削モジュールに対して自由に移動可能である。これはいわゆる「フローティングマウント」である。
アンカー(固定)中、アクチュエータ装置は、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドを展開位置にさせるように展開される。例えば、後部アンカーパッドより前に前部アンカーパッドが掘削穴の壁の一方を押すようになる場合、アクチュエータ装置及び後部アンカーパッドは、後部アンカーパッドが反対側の壁と接触するまでフレームに対して移動方向に沿って横方向に動く。前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドの展開並びにアクチュエータ装置の移動は、フレーム及び掘削モジュールに対して行われるので、掘削モジュールはアンカー段階の間静止したままであることが理解することができる。さらに、本発明によって、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドは、掘削穴の壁に対して掘削モジュールの横(通常、水平)位置を変えることなしに展開される。
言い換えれば、地中に掘削モジュールを正しく位置決めした後、本発明は、掘削モジュールの水平位置を変えることなしに地中にアンカーモジュールをアンカーすることを可能にする。本発明によって、アンカーは掘削経路を変更しない。
とりわけ、本発明は、このように掘削経路の精度を向上させることを可能にする。
本発明の第1の実施形態では、アクチュエータ装置は、移動方向に平行な方向にスライド可能であるようにフレームに留められるボディを有する。したがって、第1の実施形態では、アクチュエータは2つの機能:具体的には、前部アンカーパッド及び後ろアンカーパッドを動かすこと、並びに、前部アンカーパッド及び後ろアンカーパッドに対して掘削モジュールと一緒のフレームの移動も案内することの両方、を実行する。第1の実施形態では、アクチュエータ装置は、前部アンカーパッドと後ろアンカーパッドとの間のスライド接続部がアクチュエータ装置によって提供されるように、フレームに留められる。
有利には、アクチュエータ装置は、スライド可能な方法でフレームに留められ且つ前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドの一方に留められるシリンダを有するジャッキである、一方、ジャッキのロッドは、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドの他方に留められる。
変形形態では、アクチュエータ装置は、スライド可能な方法でフレームに留められるシリンダを有するジャッキであり、ジャッキは、前部アンカーパッドに留められる第1のロッドと、第1のロッドと同じ軸上にあり且つ後部アンカーパッドに留められる第2のロッドを有する。
第2の実施形態では、アンカー装置はさらに:
展開方向のフレームに対する前部アンカーパッドの移動を案内するための前部案内装置;及び/又は
展開方向のフレームに対する後部アンカーパッドの移動を案内するための後部案内装置;
を有する。
前部及び後部案内装置は、前部及び後部アンカーパッドの展開、並びにアンカー段階の間静止したままである掘削モジュールに対するアクチュエータ装置のアンカーパッドの移動も案内する働きをする。
前部及び後部案内装置を加えることの他の利点は、そこに長手方向の力を伝達することであり、それによって、パッドを展開する機能及び(垂直の)長手方向の力を引き受ける機能を分離する。これはまた、フレームが、例えば、掘削モジュールの重量に関連する、より大きい長手方向の力を引き受けることを可能にし、したがって、掘削機の頑健性を向上させる効果を有する。
好ましくは、第2の実施形態では、そのようなアクチュエータ装置は、フレームに直接接続される。このいわゆる「フローティング」マウントは、フレームが、前部及び後部アンカーパッド並びにアクチュエータ装置によって構成されるアセンブリに対して容易に動くことを可能にする効果を有する。
好適な方法では、前部案内装置は、前部アンカーパッドに留められる少なくとも1つの第1の前部案内部材を含み、第1の前部案内部材は、展開方向に平行な方向に沿ってスライド可能であるように、フレームに対して取り付けられる。
これを行うために、フレームは、例として、第1の前部案内部材がスライド可能に取り付けられる穴部を含む。
第1の案内部材がフレームから外れることを避けるために、第1の前部案内部材は、フレームの中の第1の前部案内部材の動きの振幅を制限する当接部を含む。
好ましくは、排他的ではないが、当接部は、第1の前部案内部材の留め部から離れている第1の前部案内部材の端部に配置される。
有利には、長手方向の力を引き受ける能力をさらに向上させるために、前部案内装置はさらに、第1の前部案内部材と同一である第2の前部案内部材を含み、第1及び第2の前部案内部材は、アクチュエータ装置の両側に配置される。
好ましくは、後部案内装置は、前部案内装置と同様である。
したがって、後部案内装置は、ファスナ部によって後部アンカーパッドに留められる少なくとも1つの第1の後部案内部材を含み、第1の後部案内部材は、展開方向に平行な方向に沿ってスライド可能であるように、フレームに対して取り付けられる。
有利には、長手方向の力を引き受ける能力をさらに向上させるために、後部案内装置はさらに、第1の後部案内部材と同一である第2の後部案内部材を含み、第1及び第2の案内部材は、アクチュエータ装置の両側に配置される。
有利には、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドは、ヒンジ接続される方法でアクチュエータ装置に留められる。水平軸の少なくとも1つのピボット接続部、好ましくはボールジョイント接続部を有する、このヒンジ接続は、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドが、掘削穴の壁に平行な位置を取ることを可能にする。これは、アンカーパッドと掘削穴の壁との間の接触面積を最大化する効果を有し、それによって、掘削穴におけるアンカーモジュールのアンカーを向上させる。
好ましくは、第2の実施形態を参照すると、前部アンカーパッドは、ヒンジ接続される方法で前部案内装置に留められ、後部アンカーパッドは、ヒンジ接続される方法で後部案内装置に留められる。
より好ましくは、前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドのそれぞれは、第1及び第2の前部及び後部案内部材に対してヒンジ接続される。
有利には、前部アンカーパッド、後部アンカーパッド、前部案内装置、及び後部案内装置によって構成されるアセンブリは、変形可能な台形を形成し、アンカーモジュールのフレームは、掘削モジュールと一緒に、展開方向に前記変形可能な台形に対して移動可能である。アンカーパッドが展開されるとき、変形可能な台形は、効果的なアンカーを提供するとともに、アンカーモジュールを支持しながらそれを行うために、厳密に垂直でない、掘削穴の壁に対して掘削モジュールの移動を案内するように働く剛性の高い単一部品構造を構成する。
好適な実施形態では、アクチュエータ装置は少なくとも1つのジャッキを有する。変形形態では、アクチュエータ装置は、並んで配置される2つの平行なジャッキを有する。
本発明の他の有利な態様では、掘削機はさらに、掘削機の長手方向にアンカーモジュールに対してカッタ部材を動かすための、アンカーモジュールと掘削モジュールとの間に配置される移動装置を有する。
カッタ部材は、有利には、アンカーモジュールが地中にアンカーされた後に長手方向に動かされ、それによって、特に、カッタ部材に下方に向けられたスラストをかけることを可能にする。このために、移動装置は、掘削モジュールを長手方向に下方に動かすために、掘削モジュールに作用する。掘削機は、さらにまた、カッタ部材がアンカーモジュールから離れて動かされる展開位置、及びカッタ部材がアンカーモジュールの近くに持ってこられる格納位置を引き起こさせる。
有利には、掘削モジュールは、カッタ部材を担持する底部セクション及び長手方向に延びる上部セクションを有し、掘削モジュールの上部セクションは、リフトケーブルの底端部から吊るされる。
リフトケーブルがアンカーモジュールに留められている特許文献1とは異なり、本発明では、リフトケーブルが掘削モジュールに留められていることが理解することができる。本発明では、リフトケーブルを作動させることは、アンカーモジュールに対して掘削モジュールを長手方向に動かすように働き、アンカーモジュールが地中にアンカーされることを提供する。
利点は、アンカーモジュールが地中にアンカーされていないとき、移動装置によって支持される荷重を減らすことである。移動装置は、アクチュエータ装置のみを担持し、このアクチュエータ装置は、掘削モジュールより軽い。
有利には、移動装置は、アンカー装置のフレームと掘削モジュールの底部セクションとの間に配置される少なくとも1つのスラストジャッキを有し、掘削モジュールの上部セクションは、アンカー装置のフレームに対して前記長手方向に沿って移動可能である。
スラストジャッキを作動させることは、カッタ部材を担持する掘削モジュールの底部セクションを下降させる効果を有し、上部セクションと掘削モジュールとの間の協調は、移動を案内するように働く。
好適な変形形態では、上部セクションは、アンカーモジュールを長手方向に通過するバーである。バーは、アンカー装置のフレームに対してスライドするように取り付けられる。
有利には、アンカーモジュールは、複数のアンカー要素を含み、アンカー要素の前記フレームは、骨組みを形成するために、互いに留められる。掘削モジュールの上部セクションは、好ましくは、骨組みに対してスライドするように取り付けられる。このために、骨組みは、上部セクション、特にバーがスライド可能に取り付けられる、スリーブを形成する案内部材を含み得る。
本発明の有利の態様では、アンカーモジュールはさらに、掘削モジュールを垂直面内で旋回させる経路補正手段を含む。
経路補正手段を作動させることは、カッタ部材の位置が、掘削穴の掘削モジュールの3次元位置を変更することによって、補正されることを可能にする。その後、アンカーパッドは、アンカーモジュールを地中に静止して保持するように展開される。前部アンカーパッド及び後部アンカーパッドが、アクチュエータ装置と共に、掘削モジュールを担持するフレームに対して移動可能である結果として、前部及び後部アンカーパッドは、掘削モジュールを動かすことなしに動く。
その後、移動装置を作動させることは、カッタ部材に補正された掘削方向に沿って下方にスラストをかける効果を有し、それによって、所望の方向に掘削し続けることを可能にする。
有利には、経路補正手段は、掘削モジュールを垂直面内で旋回させるように掘削穴の壁の少なくとも一方を押すために掘削モジュールに対して横方向に延びる方向に展開可能である経路補正パッドを有する。
経路補正パッドが、掘削穴の壁部に対してスラストをかけるような方法で押すようになるとき、それは、掘削モジュールを経路補正パッドの展開方向と反対の方向に移動させる。
経路補正パッドは、掘削モジュールの前面及び後面に配置される。
好ましくは、経路補正パッドは、掘削モジュールの上部セクション及び/又は底部セクションに配置される。
掘削モジュールの旋回を容易にするために、経路補正パッドは、掘削モジュールの上部セクション及び底部セクションの前面及び後面に配置される。
本発明は、非限定の例として与えられる実施形態の以下の説明を読むこと、及び添付の図面を参照して、より良く理解することができる。
格納位置の本発明の掘削機の斜視図である。 図1の掘削機を正面図で示す。 掘削機の第1の実施形態のアンカー装置のIII−III断面の側面図である。 図3のアンカー装置の変形を示す。 本発明の掘削機の第2の実施形態のアンカー装置の断面の側面図であり、アンカーパッドは格納されている。 図5のアンカー装置の断面の側面図であり、前部及び後部アンカーパッドは展開されている。 図6のアンカー装置を示し、アンカーパッドの一方が他方のアンカーパッドに対して傾斜している。 本発明の掘削機を正面図で示す図である。 本発明の掘削機の経路が補正され且つ掘削機がアンカーされることを示す図である。 本発明の掘削機の経路が補正され且つ掘削機がアンカーされることを示す図である。 本発明の掘削機の経路が補正され且つ掘削機がアンカーされることを示す図である。 本発明の掘削機の経路が補正され且つ掘削機がアンカーされることを示す図である。 図8の掘削機のアンカー要素の動作を示す図である。 図8の掘削機のアンカー要素の動作を示す図である。 図8の掘削機のアンカー要素の動作を示す図である。 図8の掘削機のアンカー要素の動作を示す図である。
図1及び2は、本発明による掘削機10の例を示す。掘削機10は、実質的に垂直である掘削方向Fで地中Sに掘削穴Eを作るように設計されている。言い換えれば、本発明の掘削機10は、地中に垂直トレンチを作るように設計されている。掘削機10は、掘削機10の上部12と底部14との間に延びる長手方向Lを示す。
図1に見ることができるように、底部14は、この実施形態では、離間している平行な回転軸A及びBの周りに回転するように取り付けられるドラムの2つのペア18及び20を有する、カッタ部材16を備える。回転軸A及びBは、掘削機10の長手方向Lに対して直交している。さらに、ドラムのペア18及び20は、それ自体知られている、カッタ歯22をそれらの周囲に備える。言い換えれば、この例では、掘削機10は、地中に垂直トレンチを作るように適合されるミリング機械である。
掘削機10はまた、前面32及び前面32の反対側の後面34を提示するアンカーモジュール30を有する。掘削機が地中にあるとき、前面及び後面32及び34は、掘削穴Eのより大きい壁P1及びP2に面する。掘削穴のより小さい壁P3及びP4は、掘削穴Eのより大きい壁P1及びP2に対して垂直であり、図2に見ることができる。
アンカーモジュール30は、作動されるとき、アンカーモジュールを地中で静止して保持するように働く、複数のアンカー装置40を有する。これらのアンカー装置は以下により詳細に記載される。
掘削機10はまた、掘削機の底部14に配置される掘削モジュール50を有し、掘削モジュール50は、カッタ部材16を担持する。
この例では、掘削モジュール50は、長手方向Lに沿ってアンカーモジュールに対して並進移動で移動可能である。アンカーモジュール30に対して掘削モジュール50を動かすために、掘削機10はまた、アンカーモジュール30と掘削モジュール50との間に配置される移動装置60を有する。この例では、移動装置60は、アンカーモジュールが地中にアンカーされるとき、カッタ部材16にスラストをかけるように働く2つのスラストジャッキ62及び64によって構成され、長手方向のこのスラストは下方に向けられる。
掘削モジュール50はまた、カッタ部材を担持する底部セクション52、及び掘削モジュール50の底部セクションの上端部52aから長手方向Lに延びる上部セクション54を有する。さらに、図2に見ることができるように、掘削モジュール50の上部セクション54は、アンカーモジュール30を長手方向に通過するバー56である。図2を参照すると、掘削モジュール50の上部セクション54がリフトケーブル71の底端部71aによって吊るされていることを見ることができる。リフトケーブルは、その上端部で、それ自体知られている、キャリアブーム(図示せず)に接続される。
移動装置60、特にスラストジャッキ62、64がアンカーモジュール30の底端部30bと掘削モジュール50の底部セクション52の上端部52aとの間に配置されていることを理解することができる。
図3を参照すると、本発明の第1の実施形態に対応するアンカー装置40のより詳細な説明が続く。
各アンカー要素40は、アンカーモジュール30の前面32に配置された前部アンカーパッド42、及びアンカーモジュール30の後面34に配置された後部アンカーパッド44を有する。図3から理解できるように、前部及び後部アンカーパッドは、掘削機10の長手方向Lに対して横方向である展開方向Dに展開可能である。前部及び後部アンカーパッド42及び44は、アンカーパッドが、アンカーモジュール30を地中Sに静止して保持するために掘削穴Eのより大きい壁P1及びP2を押圧している図3に示されるように、格納位置と展開位置の両方を提供する。
アンカーを向上させるために、前部及び後部アンカーパッドは、この例ではスパイク46を備え、このスパイクは、壁に面するアンカーパッドの外面に配置される。
アンカー装置40はまた、前部及び後部アンカーパッド32及び34を担持するフレーム70を有する。図2から理解できるように、フレーム70は、フレーム70が掘削モジュール50を支持するように移動手段60に留められる;より正確には、図2の非限定の例では、アンカーモジュール30は、そのフレーム70が、移動装置60を介して、具体的にはスラストジャッキ62、64を介して、掘削モジュール50を支持する骨組みを形成するように、互いに留められている、複数のアンカー装置40を有する。したがって、掘削機がリフトケーブル71の端部で空中に吊るされるとき、スラストジャッキ62及び64はアンカーモジュールの重量のみを担持することを理解することができる。
もう一度図3を参照すると、アンカー装置40はまた、前部及び後部アンカーパッド32及び34が留められるアクチュエータ装置72を有することを見ることができる。この例では、アクチュエータ装置72は、前部アンカーパッド42に留められたシリンダ76及び後部アンカーパッド44に留められたロッド78を有する液圧ジャッキ74である。この第1の実施形態では、ジャッキ74のシリンダ76は、掘削機の長手方向に対して横方向である方向にスライドするようにフレーム70に対してスライド可能に留められる;具体的には、この方向は展開方向である。液圧ジャッキ74は、フレーム70と伴にスライド接続部を形成し、これは展開方向に延びる。
このために、シリンダ76は、フレーム70の案内フィンガ79と協働するスロット78を含む。
アクチュエータ装置72は、前部及び後部アンカーパッド42及び44が格納された格納状態、並びに前部及び後部アンカーパッド42及び44が展開された、図3に示されるような、展開状態を示す。アクチュエータ装置72は、したがって、前部及び後部アンカーパッド42及び44に作用する一方、掘削機の長手方向に対して横方向に延びる移動方向D2にフレーム70に対して移動可能であるように、適合される。この例では、移動方向D2は、展開方向D1に対応する。
したがって、前部アンカーパッド42、後部アンカーパッド44、及びアクチュエータ装置72(ジャッキ74)によって構成されるアセンブリは、フレーム70及び掘削モジュールに対して移動方向D2に移動可能であることを理解することができる。
もう一度図3を参照すると、この第1の実施形態では、前部及び後部アンカーパッド42及び44のそれぞれはアクチュエータ装置72にヒンジ接続される方法で留められることを見ることができる。より正確には、前部アンカーパッド42は、アクチュエータ装置72に対して実質的に水平軸X周りに旋回するように取り付けられる。同様の方法で、後部アンカーパッド44は、同様に、アクチュエータ装置72に対して軸Y周りに旋回可能に取り付けられる。
図3から理解できるように、ヒンジアセンブリは、前部及び後部アンカーパッド42及び44を、傾斜させるとともに、掘削穴Eの壁P1及びP2に対して平らに保つことを可能にするように有利に働き、これらの壁は、特に、掘削経路が所望の経路に対してそれた場合に、必ずしも厳密に垂直ではなく、それらは、互いに平行である必要はない。
図4に示されるアンカー装置40’は、図3に示されたアンカー装置40の変形である。図4の変形は、アクチュエータ装置72’が、フレーム70‘’に移動可能に接続され且つ共通軸上に2つのロッド78’a及び78’bを有するシリンダ76’を有するジャッキ74’であるという事実によって図3の装置とは異なる。第1のロッド78’aは、ヒンジ接続される方法で前部アンカーパッド42’に留められ、一方、第2のロッド78’bは、ヒンジ接続される方法で後部アンカーパッド44’に留められる。アクチュエータ装置72’の作動中、第1及び第2のロッド78’a及び78’bは、前部及び後部アンカーパッドを掘削穴の壁P1及びP2に接触させるように反対方向に展開される。
図5乃至7を参照すると、本発明のアンカー装置140の第2の実施形態の説明が続く。
アンカー装置140は、図1の掘削機10の掘削モジュール30の前面32に配置される前部アンカーパッド142と、図1の掘削機10の掘削モジュール30の後面34に配置される後部アンカーパッド144とを有する。第1の実施形態と同様の方法で、前部及び後部アンカーパッドは、アンカーモジュールを地中に静止して保持するために掘削穴Eの壁P1及びP2を押すように、掘削機10の長手方向Lに対して横方向に延びる展開方向D1に展開可能である。
アンカー装置140はまた、上述の移動装置60を介して掘削モジュール50を支持するフレーム170を有する。
アンカー装置140はまた、そこに留められる前部及び後部アンカーパッド142及び144を有するアクチュエータ装置172を有する
この第2の実施形態では、アクチュエータ装置172は、第1のジャッキ1741及び第2のジャッキ1742を有し、第1及び第2のジャッキ1741、1742の各々は、実質的に水平な軸Y1、Y2のピボット接続部を介して後部アンカーパッド144にヒンジ接続される方法で留められるそれぞれのロッド1781、1782を有する。第1及び第2のジャッキ1741、1742は、実質的に水平である軸X1及びX2のピボット接続部を介して前部アンカーパッド142にヒンジ接続される方法で留められるそれぞれのシリンダ1761、1762を有する。
アクチュエータ装置172は、前部及び後部アンカーパッド142及び144が格納された、図5に示される、格納状態、並びに、図6に示される、展開状態を示す。本発明にしたがって、アクチュエータ装置172は、この例では展開方向D1と一致する移動方向D2に、フレーム170に対して移動可能である。
第1の実施形態とは異なり、アクチュエータ装置172は、フレーム170に直接接続されていない。
本発明の範囲を超えることなしに、アクチュエータ装置172は1つのジャッキのみを有することができる。
図5及び6に見ることができるように、この第2の実施形態では、アクチュエータ装置はまた、展開方向D1にフレーム170に対して前部アンカーパッド142の移動を案内するための前部案内装置180を有する。前部案内装置180は、ファスナ部184によって前部アンカーパッド142に留められる第1の前部案内部材182を有する。これを行うために、第1の前部案内部材182は、フレーム170に設けられた開口部186にスライド可能に取り付けられる。第1の前部案内部材182はまた、ファスナ部184の反対側である第1の前部案内部材182の端部に配置される当接部187を有する。この当接部は、第1の前部案内部材たフレームから外れることを回避するように働く。加えて、第1の前部案内部材182は、上述の軸X1及びX2と平行な回転の軸X3を有するピボット接続部を介してヒンジ接続される方法で、前部アンカーパッド142に留められる。
前部案内装置180はまた、第1の前部案内部材182と同一である第2の前部案内部材188を有し、第1及び第2の前部案内部材182及び188は、アクチュエータ装置172の両側に配置される。第2の前部案内部材188はヒンジ接続される方法で前部アンカーパッド142に同様に止められることが定められる。
第1及び第2の前部案内部材がフレーム170に取り付けられる限りにおいて、第1の前部案内部材188と前部アンカーパッド142との間のヒンジは、前部アンカーパッドが後部アンカーパッドに対して傾斜することを可能にするように、長手方向Lに沿った並進の小さい量の移動を可能にするように適合される。
アンカー装置140はまた、展開方向D1にフレーム170に対して後部アンカーパッド144の移動を案内するための後部案内装置190を有する。後部案内装置190は、前部案内装置180と非常に似ているので、より明確に説明する。後部案内装置は、軸Y1及びY2に平行な回転の軸Y3周りにヒンジ接続される方法で後部アンカーパッド144に留められる第1の後部案内部材192を有し、第1の後部案内部材192はまた、展開方向D1に沿ってスライド可能であるように、フレーム170に取り付けられる。後部案内装置190はまた、第1の後部案内部材192と同一である第2の後部案内部材198を有し、第1及び第2の後部案内部材は、アクチュエータ装置172の両側に配置される。加えて、この第2の実施形態では、第1及び第2の前部案内部材182及び188は、第1及び第2の後部案内部材192及び198のいずれかの側に配置される。
図7は、掘削壁P1及びP2が厳密に垂直でない、又は互いに正確に平行でない状況を示す。アクチュエータ装置172を作動させた後、前部及び後部アンカーパッド142及び144は、掘削穴の壁P1及びP2に対して平らな位置を取る。壁P1が壁P2に対して平行でない限りにおいて、前部及び後部アンカーパッド142及び144は互いに対して傾斜することを理解することができる。さらに、前部案内装置180の前部アンカーパッド142、後部アンカーパッド144、特に第1及び第2の前部案内部材、並びに特に第1及び第2の後部案内部材によって構成されるアセンブリは台形を形成する。
フレーム170が第1及び第2の前部及び後部案内部材182、188、192、198に対して展開方向D1に沿ってスライドするように取り付けられる限りにおいて、フレーム170は、アンカーモジュールが地中にアンカーされている間でさえ、その後移動方向D2を構成する展開方向D1に動くことができることを理解することができる。結果として、アンカーモジュール30のフレーム170は、掘削モジュール50とともに、移動方向D2に台形に対して動かされることができる。
図8は、アンカー装置のそれぞれのアクチュエータ装置が、参照番号174を与えられた、1つのジャッキだけを有することを除いて、図5乃至7に示されたもののような2つのアンカー装置140を有する本発明の掘削機10を示す図形である。
図8を参照すると、アンカー装置140のフレーム170は、掘削モジュール50、特に、底部セクション52を担持することを理解することができる。掘削モジュール50は、アンカーモジュール30に対してスライドするように取り付けられていることも理解することができる。図8から理解できるように、アンカー装置のフレーム170は、好ましくは、アンカーモジュールの剛性を向上させるように働く接続部材173によって互いに固定される。
もう一度図1及び2を参照すると、掘削モジュール50はまた、ドラム18、20の回転軸A、Bに平行である垂直面Q1内で掘削モジュールを旋回させるための経路補正手段90を有する。
これらの経路補正手段90は、底部セクションの前面に配置される第1の経路補正パッド92を有し、この第1の経路補正パッドは、掘削モジュールを垂直面Q1内で旋回させるために掘削穴Eの壁P1、P2の少なくとも1つを押すためにドラムの回転軸A、Bと平行な方向Tに展開されることができる。この例では、経路補正手段90はまた、掘削モジュール50の底部セクション52の後面に配置される第2の経路補正パッド94を含む。展開可能なパッド92、94は、この例では、掘削モジュールの底部セクションに配置される。掘削モジュールを垂直面Q1内で旋回させることを容易にするために、掘削モジュールの上部セクションに配置される他の展開可能なパッドもまた設けられ得る。
図9A乃至10Dを参照すると、経路補正手段がどのように動作するかのより詳細な説明が続く。
図9Aの例では、掘削機10の掘削経路Fは、垂直方向Vに対して角度θで偏向している。アンカー装置が格納位置にある状態で、経路補正手段が、より具体的には、後部パッド94が作動され、この後部パッドは掘削穴Eの壁P2を押し、したがって、ケーブル71から吊るされた掘削機を垂直面Q1内で傾けさせる。掘削機の長手方向Lに対応する掘削方向Fが垂直方向Vに再配置された後、アンカー装置140が、図9Cに示されるように、アンカーモジュール30を掘削穴Eに静止して保持するように、作動される。上で説明されたように、展開可能なアンカーパッド142、144を展開させ、場合によりアクチュエータ装置を移動させる、アンカー装置140の作動は、掘削穴の壁に対するフレーム又は掘削モジュール50の位置を変えることなしに実行される。
アンカーモジュール30をアンカーした後、移動装置は、今や垂直である補正された掘削方向Fで掘削を続けるために、カッタ部材16に下方に向けられたスラストをかけるように作動される。
図10A乃至10Dは、図9A乃至9Dに示された掘削機の位置に対応する、アンカー装置140のアンカーモジュール30を詳細に示す。

Claims (21)

  1. 実質的に垂直な掘削方向に沿って地中に掘削穴を作る掘削機であって、前記掘削機は、カッタ部材を備える底部及び上部を有し、前記掘削機は、前記掘削機の前記上部と前記底部との間に延びる長手方向を示し、前記掘削機は:
    前面及び後面を有するアンカーモジュールであって、前記アンカーモジュールは、前記前面に配置される少なくとも1つの前部アンカーパッド及び前記後面に配置される少なくとも1つの後部アンカーパッドを有する少なくとも1つのアンカー装置を有し、前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドは、前記アンカーモジュールを地中に静止して保持するために前記掘削穴の壁を押すように、前記掘削機の前記長手方向に対して横方向に延びる展開方向に展開可能である、アンカーモジュールと;
    前記カッタ部材を担持する掘削モジュールであって、前記アンカーモジュールと協働する、掘削モジュールと;
    を有し、
    前記アンカー装置はさらに:
    前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドを担持するフレームであって、前記掘削モジュールを支持する、フレームと;
    前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドが留められるアクチュエータ装置であって、前記アクチュエータ装置は、前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドが格納される格納状態、並びに前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドが展開される展開状態を引き起こさせ、前記アクチュエータ装置は、前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドに作用する一方で前記長手方向に対して横方向に延びる移動方向にフレームに対して移動可能である、アクチュエータ装置と;
    を有し、
    前記前部アンカーパッド、前記後部アンカーパッド、及び前記アクチュエータ装置によって構成されるアセンブリが、前記フレーム及び前記掘削モジュールに対して前記移動方向に移動可能である、
    掘削機。
  2. 前記アクチュエータ装置は、前記移動方向に平行な方向に移動可能であるように前記フレームに留められるボディを含む、
    請求項1に記載の掘削機。
  3. 前記アンカー装置はさらに:
    前記展開方向の前記フレームに対する前記前部アンカーパッドの移動を案内するための前部案内装置;及び/又は
    前記展開方向の前記フレームに対する前記後部アンカーパッドの移動を案内するための後部案内装置;
    を有する、
    請求項1に記載の掘削機。
  4. 前記前部案内装置は、前記前部アンカーパッドに留められる少なくとも第1の前部案内部材を含み、前記第1の前部案内部材は、前記展開方向に平行な方向に沿ってスライド可能であるように、前記フレームに対して取り付けられる、
    請求項3に記載の掘削機。
  5. 前記前部案内装置はさらに、前記第1の前部案内部材と同一である第2の前部案内部材を含み、前記第1の前部案内部材及び前記第2の前部案内部材は、前記アクチュエータ装置の両側に配置される、
    請求項4に記載の掘削機。
  6. 前記後部案内装置は、前記後部アンカーパッドに留められる少なくとも第1の後部案内部材を含み、前記第1の後部案内部材は、前記展開方向に沿ってスライド可能であるように、前記フレームに対して取り付けられる、
    請求項3乃至5のいずれか1項に記載の掘削機。
  7. 前記後部案内装置はさらに、前記第1の後部案内部材と同一である第2の後部案内部材を含み、前記第1の後部案内部材及び前記第2の後部案内部材は、前記アクチュエータ装置の両側に配置される、
    請求項6に記載の掘削機。
  8. 前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドのそれぞれは、ヒンジ接続される方法で前記アクチュエータ装置に留められる、
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の掘削機。
  9. 前記前部アンカーパッドは、ヒンジ接続される方法で前記前部案内装置に留められ、前記後部アンカーパッドは、ヒンジ接続される方法で前記後部案内装置に留められる、
    請求項3乃至7のいずれか1項を引用する請求項8に記載の掘削機。
  10. 前記前部アンカーパッド及び前記後部アンカーパッドのそれぞれは、前記第1及び前記第2の前記前部案内部材及び前記後部案内部材に対してヒンジ接続される、
    請求項及び7を引用する請求項9に記載の掘削機。
  11. 前記前部アンカーパッド、前記後部アンカーパッド、前記前部案内装置、及び前記後部案内装置によって構成されるアセンブリは、変形可能な台形を形成し、前記アンカーモジュールの前記フレームは、前記掘削モジュールと一緒に、前記展開方向に前記変形可能な台形に対して移動可能である、
    請求項9又は10に記載の掘削機。
  12. 前記アクチュエータ装置は少なくとも1つのジャッキを含む、
    請求項1乃至11のいずれか1項に記載の掘削機。
  13. 前記掘削モジュールは、前記長手方向に前記アンカーモジュールに対して移動可能であり、前記掘削機はさらに、前記長手方向に前記アンカーモジュールに対して前記カッタ部材を動かすように、前記アンカーモジュールと前記掘削モジュールとの間に配置される少なくとも1つの移動装置を有する、
    請求項1乃至12のいずれか1項に記載の掘削機。
  14. 前記掘削モジュールは、前記カッタ部材を担持する底部セクション及び前記長手方向に延びる上部セクションを有し、前記掘削モジュールの前記上部セクションは、リフトケーブルの底端部から吊るされる、
    請求項1乃至13のいずれか1項に記載の掘削機。
  15. 前記移動装置は、前記アンカー装置の前記フレームと前記掘削モジュールの前記底部セクションとの間に配置される少なくとも1つのスラストジャッキを有し、前記掘削モジュールの前記上部セクションは、前記アンカー装置の前記フレームに対して前記長手方向に沿って移動可能である、
    請求項13を引用する請求項14に記載の掘削機。
  16. 前記上部セクションは、前記アンカーモジュールを長手方向に通過するバーを有する、
    請求項14又は15に記載の掘削機。
  17. 前記アンカーモジュールは、複数のアンカー装置を含み、前記アンカー装置の前記フレームは、互いに留められる、
    請求項1乃至16のいずれか1項に記載の掘削機。
  18. 前記アンカーモジュールはさらに、前記掘削モジュールを垂直面内で旋回させる経路補正手段を含む、
    請求項1乃至17のいずれか1項に記載の掘削機。
  19. 前記経路補正手段は、前記掘削モジュールを前記垂直面内で旋回させるように前記掘削穴の前記壁の少なくとも一つを押すために前記掘削モジュールに対して横方向に延びる方向に展開可能である経路補正パッドを有する、
    請求項18に記載の掘削機。
  20. 前記経路補正パッドは、前記掘削モジュールの前記上部セクション及び/又は前記底部セクションに配置される、
    請求項14を引用する請求項19に記載の掘削機。
  21. 前記掘削機は、平行、別個、且つ前記掘削方向に対して垂直である回転軸周りに回転可能であるドラムを有するカッタ部材を有するミリング機械である、
    請求項1乃至20のいずれか1項に記載の掘削機。
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