JP6691014B2 - 改善された剛性プロファイルを有する穂先竿を備えた釣り竿 - Google Patents

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本発明は、穂先竿を備えた釣り竿に関し、特に改善された剛性プロファイルを有する穂先竿を備えた釣り竿に関する。
釣り竿を構成する各竿体は、竿体同士が重ね合わされている区間を除けば、穂先に向かうにつれてその曲げ剛性が単調に小さくなるように構成される。このような剛性プロファイルを有する釣り竿がたとえば特開2002−34394号公報(たとえば図2参照)に開示されている。釣り竿の竿体のうち穂先竿以外の竿体については、当該穂先竿以外の竿体の一部に繊維強化樹脂シートを巻き付けて剛性プロファイルを調整することが知られている。例えば、特開2014−8003号公報には、穂先竿以外の竿体の一部に繊維強化樹脂シートを巻き付けて、当該竿体において当該繊維強化樹脂シートが巻き付けられた部分の曲げ剛性を高めることにより、魚がかかったときの竿体の曲がりカーブの頂上の移動速度を変化させることが開示されている。
特開2002−34394号公報 特開2014−8003号公報
上述のように、穂先竿以外の竿体においては、竿体のある部分の曲げ剛性が当該部分よりも根元側の曲げ剛性よりも高いことがある。しかしながら、従来の穂先竿は、穂先に向かうにつれて曲げ剛性が単調に小さくなるように構成されている。したがって、従来の穂先竿を備えた釣り竿の根元側の部分を把持して竿先(穂先竿の先端)を動かそうとしても、穂先竿の曲げ剛性が比較的小さい部分が曲がってしまうので、釣り竿の根元側の部分の移動を竿先に伝達しにくい。釣種によっては、釣り竿の根元側にある部分(例えば、根元側に設けられたグリップ)の操作により竿先を動かすことが頻繁に行われる。例えば、鮎釣り用の釣り竿においては、仕掛けに取り付けられたおとり鮎を所望の方向に泳がせるために釣り竿の根元側の部分が頻繁に操作される。このような釣種を釣るためには、その根元側の部分の操作が竿先に伝達されやすい釣り竿が望まれる。
穂先竿を全長にわたって大径化すれば、その曲げ剛性が総じて大きくなるため、釣り竿の根元側の部分の操作は竿先に伝達されやすくなる。しかしながら、穂先竿は軽量であることが求められるため、穂先竿を全長にわたって大径化することは望ましくない。特に、穂先竿の先端は、強度を確保するために金属材料から作製されることもある。金属材料は一般に樹脂材料よりも高密度であるため、金属材料から成る穂先竿の先端を大径化すると穂先竿全体の重量が大きくなりやすい。また、穂先竿全体の曲げ剛性を高めると、釣り竿の根元側に加えられた意図せざる動きも竿先に伝達されてしまう。特に、おとり鮎を使って鮎釣りを行う場合には、このような意図せざる動きが竿先に伝達されると、おとり鮎が弱りやすくなってしまう。よって、穂先竿は、その竿先付近は撓みやすく構成されていることが望ましい。
このように、穂先竿の先端付近が撓みやすいとともに手元側の部分の操作を竿先に伝達しやすい釣り竿が求められている。本発明の目的の一つは、穂先竿先端付近が撓みやすいとともに手元側の部分の操作を竿先に伝達しやすい釣り竿を提供することである。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係る釣り竿は、穂先竿を備える釣り竿であり、当該穂先竿は、中空で細長い本体部と、前記本体部の先端に取り付けられた細長い穂先部と、を備える。当該穂先部は、前記本体部の先端から所定の挿入長だけ前記本体部に挿入されることにより前記本体部に取り付けられている。また、当該穂先部は、その任意の部分の曲げ剛性が前記本体部の任意の部分の曲げ剛性よりも小さくなり、且つ、その曲げ剛性が前記本体部の先端から前記穂先部の先端までの区間において先端に行くほど減少するように構成されている。前記本体部は、その全長にわたって延伸する少なくとも1つの第1繊維強化樹脂シートと、当該本体部の先端から前記本体部の先端と根元端との間にある中間位置まで延伸する第2繊維強化樹脂シートと、を備える。当該第2繊維強化樹脂シートは、その軸方向の長さが前記挿入長よりも長く、前記本体部の先端と前記中間位置との間の任意の位置における前記穂先竿の曲げ剛性を前記中間位置における前記穂先竿の曲げ剛性よりも大きくするように構成されている。
当該実施形態に係る釣り竿においては、穂先竿の本体部に備えられている第2繊維強化樹脂シートにより、当該穂先竿の曲げ剛性が、本体部の先端と中間位置との間の任意の位置において当該中間位置よりも大きくなっている。よって、当該実施形態に係る釣り竿は、本体部の先端と中間位置との間における曲げ剛性が当該中間位置における曲げ剛性よりも大きくなっているので、竿先に向かって曲げ剛性が単調減少するように構成されている従来の穂先竿を備える釣り竿と比べて、手元側の操作を竿先(前記穂先部の先端)へ伝達しやすい。
また、当該穂先竿の先端にある穂先部の曲げ剛性は、その根元端から先端まで単調に減少するので、当該穂先竿は先端付近が撓みやすくなっている。
本発明の実施形態によって、穂先竿先端付近が撓みやすいとともに手元側の部分の操作を竿先に伝達しやすい釣り竿を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る釣り竿を示す側面図である。 図1の釣り竿に備えられる穂先竿を示す断面図である。 図2の穂先竿の穂先部を構成する構成部材を示す図である。 図2の穂先竿の本体部を構成する構成部材を示す図である。 本発明の一実施形態に係る釣り竿に備えられる穂先竿の剛性分布を示す図である。
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、各図面において共通する構成要素に対しては同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣り竿1を示している。図示のとおり、本発明の一実施形態に係る釣り竿1は、穂先竿2、2番竿3、及び元竿4を備えている。穂先竿2はその手元端において2番竿3の先端と接合されており、2番竿3はその手元端において元竿4の先端と接合されている。本発明を適用可能な釣り竿は、図1に例示したものに限定されない。釣り竿1は、4本以上の竿体を接合させて構成するものであってもよいし、単一の竿体から成るものであってもよい。釣り竿1が単一の竿体から成る場合には、当該単一の竿体が後述する穂先部2a及び本体部2bを有する。釣り竿1は、並継式であってもよいし、振出式であってもよい。
図2は、釣り竿1に備えられる穂先竿2を示す側断面図である。図示のように、一実施形態において、穂先竿2は、穂先部2aと本体部2bとを備える。穂先部2aは、中実で細長い棒状の形状を有する。穂先部2aは、根元端から先端に行くほど径が小さくなるテーパを有するように形成される。これにより、穂先部2の曲げ剛性は、その根元端から先端まで単調に減少する。本体部2bは、中空の細長い筒状の形状を有する。穂先部2aは、本体部2bの先端から長さLだけ本体部2bの内部に挿入される。つまり、穂先部2aは、その根元端が本体部2bの先端と長さLにわたって重複するように、本体部2bに挿入される。このようにして、穂先部2aは、本体部2bの先端に装着される。
図3は、穂先竿2の穂先部2aを構成する構成部材及び当該構成部材から穂先部2aを製造する製造方法を説明する図である。図示のように、一実施形態において、穂先部2aは、芯材C1と、当該芯材に巻きつけられる繊維強化樹脂シート12,14,16を備える。芯材C1は、金属材料から中実の棒状に形成される。図示のように、芯材C1は、先端P1に向かって先細となるように形成される。芯材C1は、その先端P1の外径が概ね0.1mm〜2.0mm、その根元端の外径が概ね0.8mm〜2.0mm程度となるように形成される。芯材C1の素材として用いられる金属材料には、Ni基合金、Cr基合金等の各種超合金、Au−Cd、Cu−Al−Ni、Au―Cd等の形状記憶合金、ステンレス、及びチタンが含まれる。芯材C1の形状、寸法、及び素材は、本明細書で明示的に説明されたものに限られない。芯材C1は、用途に応じて様々な形状、寸法をとることができる。
芯材C1には、繊維強化樹脂シート12,14,16がこの順に巻きつけられる。繊維強化樹脂シート12,14はそれぞれ、先端P1よりも根元側にある中間位置P2から根元端P3まで延伸する。芯材C1は、繊維強化樹脂シート12,14を巻き付けやすいように、中間位置P2から根元端P3までは同径に形成されてもよい。繊維強化樹脂シート14の上には、台形の繊維強化樹脂シート16が巻き付けられる。繊維強化樹脂シート16は、根元側の脚が底辺とほぼ直交し、先端側の脚が底辺(図3の上側の底辺)と約30°の角度を為す方向に延伸している。繊維強化樹脂シート16は、その先端が中間位置P2よりもやや根元寄りの位置にあるように配置される。軸方向に沿って先細または同径に形成された芯材C1に台形の繊維強化樹脂シート16を巻きつけることにより、穂先部2の径は、その根元端P3から先端P1まで単調に減少する。したがって、穂先部2の曲げ剛性も、根元端P3から先端P1に向かって径の減少に伴って単調に減少する。
繊維強化樹脂シート12,14,16はいずれも、所定方向に配向させた炭素繊維等の強化繊維から成る強化繊維束をマトリクス樹脂に含浸させたシート状の複合部材である。繊維強化樹脂シート12,14,16としては、公知の繊維強化樹脂シート(プリプレグとも呼ばれる。)を用いることができる。繊維強化樹脂シートは釣り竿の素材として広く用いられているので、本明細書ではその詳細な説明を省略する。繊維強化樹脂シート12,14,16の各々の強化繊維の配向方向、弾性率、及び素材は目的に応じた好適なものを用いることができる。
このように芯材C1に巻きつけられた繊維強化樹脂シート12,14,16を焼成することにより穂先部2aが得られる。
図4は、穂先竿2の本体部2bを構成する構成部材及び当該構成部材から穂先部2bを製造する製造方法を説明する図である。本体部2bは、複数の繊維強化樹脂シートから、中空の細長い筒状に形成される。一実施形態において、本体部2bは、不図示のマンドレルに繊維強化樹脂シート22,24,26,28を巻回した後、公知の焼成、脱芯等の工程を経て形成される。この焼成、脱芯等の繊維強化樹脂シートから釣り竿の竿体を作製する方法は周知であるため、本明細書ではその詳細な説明は省略する。
本体部2bを構成する繊維強化樹脂シートのうち、繊維強化樹脂シート22及び繊維強化樹脂シート24は、当該本体部2bの全長にわたって、すなわち当該本体部2bの先端P4から根元端P6まで延伸している。繊維強化樹脂シート26,28は、繊維強化樹脂シート22及び繊維強化樹脂シート24よりも短い長さを有する。繊維強化樹脂シート26は、その先端が本体部2bの先端P4と一致し、その後端が先端P4と根元端P6との間にある中間位置P5と一致するように配置される。繊維強化樹脂シート28は、その後端が本体部2bの根元端P6と一致するように配置される。繊維強化樹脂シート22,24,26,28の各々の強化繊維の配向方向、弾性率、及び素材は目的に応じた好適なものを用いることができる。繊維強化樹脂シート26は、その軸方向の長さ(すなわち、本体部2bの先端P4と中間位置P5との間の長さ)が、穂先部2aが本体部2bとが重複する部分の軸法の長さLよりも長くなるように形成される。
本発明の一実施形態において、本体部2bは、その先端P4における内径が1.5mm〜2.0mmとなるように構成される。
繊維強化樹脂シート26は、上述のように、強化繊維から成る強化繊維束をマトリクス樹脂に含浸させたものである。本発明の一実施形態において、繊維強化樹脂シート26の強化繊維は20t/mm2〜30t/mm2、22t/mm2〜28t/mm2、又は23t/mm2〜27t/mm2の弾性率を有する。本発明の一実施形態における繊維強化樹脂シート26は、繊維目付が5g/m2以上、6g/m2以上、7g/m2以上、8g/m2以上、9g/m2以上、又は10g/m2以上となるように構成される。
本発明の一実施形態において、繊維強化樹脂シート26に含まれる強化繊維は、本体部2bの周方向(本体部2bの軸方向に対して直交する方向)に対して傾斜した方向に引き揃えられている。この強化繊維は、当該周方向に対して90°傾いていてもよいし、90°未満傾いていてもよい。この周方向に対して90°傾いている(すなわち、軸方向に延伸している)強化繊維を有する繊維強化樹脂シートは、ユニダイレクション(UD)シートと呼ばれることもある。一実施形態において、当該強化繊維は、当該周方向に対して45°傾斜している。この周方向に対して90°未満の角度だけ傾いている強化繊維を有する繊維強化樹脂シートは、バイアスシートと呼ばれることもある。
図5は、本発明の一実施形態に係る釣り竿1に備えられた穂先竿2の剛性分布を従来の穂先竿の剛性分布と比較して示す図である。図5において、横軸は穂先竿2の先端P1からの距離を示しており、縦軸は曲げ剛性EIを示している。また、実線のグラフは、本発明の一実施形態に係る釣り竿1に備えられた穂先竿2の剛性分布を示し、点線のグラフは、従来の穂先竿の剛性分布を示す。図5に示した剛性分布を有する従来の穂先竿は、繊維強化樹脂シート26を含まない点で本発明の実施形態である穂先竿2と異なっているが、それ以外は穂先竿2と同様に構成されている。この図5を参照して、穂先竿2の根元端P6から先端P1へ向かって当該穂先竿2の曲げ剛性のプロファイルを説明する。必要に応じて、穂先部2a及び本体部2bの個別の曲げ剛性にも言及する。
図示のように、穂先竿2の根元端(すなわち、本体部2bの根元端P6)から本体部2bの中間位置P5までは、穂先竿2の曲げ剛性(本体部2bの曲げ剛性)が根元端P6から先端P1に向かって単調に減少している。すなわち、根元端P6から中間位置P5までの区間の任意の位置における穂先竿2の曲げ剛性は、当該位置より根元側にある位置における曲げ剛性よりも小さくなっている。これは、本体部2bがこの区間(P6〜P5)において同一素材から先細となるテーパを有するように形成されているためである。
次に、本体部2bの中間位置P5から穂先部2aの根元端P3までの区間においては、穂先竿2の曲げ剛性が中間位置P5における曲げ剛性よりも大きくなる。これは、本体部2bの先端P4から中間位置P5までの区間に繊維強化樹脂シート26が巻き付けられていることにより、当該区間における本体部2bの径が大径化されているためである。
次に、穂先部2aの根元端P3から本体部2bの先端P4までの区間は、穂先部2aと本体部2bとが重複しているので、この両者の剛性が加え合わされて前後の区間とは不連続に大きな曲げ剛性が得られる。
次に、本体部2bの先端P4から穂先部2aの中間位置P2までの区間及び穂先部2aの当該中間位置P2から先端P1までの区間においてはいずれも、穂先竿2の曲げ剛性は単調に減少している。これは、穂先部2aの芯材C1が軸方向において同径または先細になるように形成され、また、芯材C1の根元側に台形の繊維強化樹脂シート16が巻き付けられているためである。
最後に、穂先部2aの中間位置P2からその先端P1までは、穂先竿2の曲げ剛性(穂先部2aの曲げ剛性)は先端P1に向かって単調に減少している。すなわち、中間位置P2から先端P1までの区間の任意の位置における穂先竿2の曲げ剛性は、当該位置より根元側にある位置における曲げ剛性よりも小さくなっている。
図示のように、従来の穂先竿の曲げ剛性は、本体部2bの先端P4から中間位置P5以外の区間においては、穂先竿2の曲げ剛性と概ね同じであり、一方、本体部2bの先端P4から中間位置P5の区間においては、穂先竿2の曲げ剛性よりも小さくなっている。これは、穂先竿2は、本体部2bの先端P4から中間位置P5の区間に繊維強化樹脂シート26が配置されているためである。
穂先竿2の曲げ剛性は、本体部2bの中間位置P5と先端P4との間において繊維強化樹脂シート26によって大径化されているため、当該中間位置P5と先端P4との間の任意の位置において当該中間位置P5における曲げ剛性よりも大きくなっている。よって、この穂先竿2は、竿先に向かって曲げ剛性が単調に減少する従来の穂先竿と比べて、釣り竿の根元側の部分の操作を竿先(前記穂先部の先端)へ伝達しやすい。また、当該穂先竿2の先端にある穂先部2aの曲げ剛性は、その根元端P3から先端P1まで単調に減少するので、当該穂先部2aを備える穂先竿2は先端付近が撓みやすくなっている。
本発明の一実施形態に係る釣り竿2は、鮎釣り用竿として用いるのに好適である。釣り竿2を鮎釣り用の釣り竿として用いることにより、仕掛けに取り付けられたおとり鮎を操作しやすくなる。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
1 釣り竿
2 穂先竿
2a 穂先部
2b 本体部
26 繊維強化樹脂シート

Claims (8)

  1. 穂先竿を備える釣り竿であって、
    前記穂先竿は、中空で細長い本体部と、前記本体部の先端に取り付けられた細長い穂 先部と、を備え、
    前記穂先部は、前記本体部の先端から所定の挿入長だけ前記本体部に挿入されること により前記本体部に取り付けられており、
    前記穂先部は、その任意の部分の曲げ剛性が前記本体部の任意の部分の曲げ剛性より も小さくなり、且つ、その曲げ剛性が前記本体部の先端から前記穂先部の先端までの区 間において先端に行くほど減少するように構成されており、
    前記本体部は、その全長にわたって延伸する少なくとも1つの第1繊維強化樹脂シー トと、当該本体部の先端から前記本体部の先端と根元端との間にある中間位置まで延伸 する第2繊維強化樹脂シートと、を備え、
    前記第2繊維強化樹脂シートは、その軸方向の長さが前記挿入長よりも長く、前記軸 方向に引き揃えられた強化繊維を有し、前記本体部の先端と前記中間位置との間の任意 の位置における前記穂先竿の曲げ剛性を前記中間位置における前記穂先竿の曲げ剛性よ りも大きくするように構成されている、
    釣り竿。
  2. 前記穂先竿は、その曲げ剛性が前記本体部の根元端から前記中間位置までの区間にお いて先端に行くほど減少するように構成されている、請求項1に記載の釣り竿。
  3. 前記穂先部は、金属製の芯材を備える、請求項1又は請求項2に記載の釣り竿。
  4. 前記第2繊維強化樹脂シートは、弾性率が20t/mm2〜30t/mm2である強 化繊維を備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の釣り竿。
  5. 前記第2繊維強化樹脂シートは、繊維目付が5g/m2以上である、請求項1から請 求項4のいずれか1項に記載の釣り竿。
  6. 前記第2繊維強化樹脂シートは、前記本体部の周方向に対して傾斜した方向に引き揃 えられた強化繊維を備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の釣り竿。
  7. 前記本体部は、その先端における内径が1.0mm〜3.0mmとなるように構成さ れている、
    請求項1から請求項6にいずれか1項に記載の釣り竿。
  8. 前記第2繊維強化樹脂シートは、前記本体部の径方向において前記第1繊維強化樹脂 シートよりも外側に設けられている、
    請求項1から請求項7にいずれか1項に記載の釣り竿。

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