JP2009033987A - 釣竿の穂先 - Google Patents

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誠司 松井
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Abstract

【課題】軽量で且つ大きな撓みに対応可能な優れた剛性を有するとともに、先端側から継ぎ合わせ部分を経て基端側まで滑らかに撓むことができる感度の良好な釣竿の穂先の提供を目的としている。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る釣竿の穂先では、継ぎ部20の周辺領域において繊維強化樹脂層40の先端側部分40Aが筒状体16の先端から突出して配置されるとともに、繊維強化樹脂層40の破断伸度が筒状体16の破断伸度よりも大きく、芯材15を形成する超弾性材料の破断伸度が繊維強化樹脂層40の破断伸度よりも大きくなっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、釣竿に関し、詳細には、超弾性材料で形成された芯材を有する釣竿の穂先に関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されるように、中実で超弾性合金や超弾性樹脂で形成された穂先竿を用いた釣竿が知られている。このような穂先竿は、撓み性に優れた特徴があるため、ねばりがあって感度の良い釣竿が得られるようになる。
また、一般に、釣竿用穂先は、その先側における調子が柔らかく、しかも大きな撓みに対応可能な剛性を有し、その元側においては、調子が硬く、軽量であることが要求される。そのため、このような釣竿用穂先では、先側に中実部である中実竿杆を配し、この中実竿杆の元側に中空部である中空竿杆を連結した構造のものが用いられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−37378号公報 特開2005−278551号公報
ところで、穂先に伝わる魚の僅かな微妙なアタリ(魚による餌のついばみ等)は、穂先の一部がしなやかに曲がるだけでは、手元側で竿を把握する釣人まで伝わることは難しい。このことは、感度を高めるために特許文献1に開示されるように穂先竿に超弾性材料を用いる場合でも、軽量化のために特許文献2に開示されるように中実竿杆と中空竿杆とを継ぎ合わせた構造を採用する際に言えることであり、その継ぎ合わせ部分での曲がり具合によっては微妙な魚のアタリが手元側まで伝わり難くなる虞がある。また、超弾性材料によって竿杆の撓み性を高めても、継ぎ合わせ構造によっては、大きな撓みにより継ぎ合わせ部分に応力が集中してその部分で竿杆が折れてしまうことも考えられる。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、軽量で且つ大きな撓みに対応可能な優れた剛性を有するとともに、先端側から継ぎ合わせ部分を経て基端側まで滑らかに撓むことができる感度の良好な釣竿の穂先を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、超弾性材料によって形成される芯材の基端側の外層に繊維強化樹脂層を積層して成る竿体と、繊維強化樹脂製の筒状体とを継ぎ合わせた継ぎ部を有する釣竿の穂先であって、前記繊維強化樹脂層の破断伸度が前記筒状体の破断伸度よりも大きく、前記超弾性材料の破断伸度が前記繊維強化樹脂層の破断伸度よりも大きいことを特徴とする。
上記構成において、前記継ぎ部は、前記繊維強化樹脂層の外周に前記筒状体の先端側部分が配置されている。その場合、前記繊維強化樹脂層の先端側部分は前記筒状体の先端から突出して配置されていることが好ましい。また、上記構成において、前記継ぎ部は、前記繊維強化樹脂層の基端に前記筒状体の先端を突き合わせて成っていても良い。
また、上記構成においては、釣糸を案内するための複数のガイドが穂先の軸長方向に沿って所定の間隔で設けられ、これらのガイドは、穂先先端に取り付けられたトップガイドと、トップガイドから基端側に向かって1番目に位置する第1ガイドと、2番目に位置する第2ガイドとを含んでいても良い。その場合、前記継ぎ部は、前記第1ガイドの固定位置と前記第2ガイドの固定位置との間に配置され、前記繊維強化樹脂層の先端は、前記第1ガイドの固定位置もしくはそれよりも基端側に位置していることが好ましい。なお、本構成において、「固定位置」とは、ガイドが竿に対して移動不可能に固着して取り付けられている場合にはガイドのその取付位置(竿と接触するガイドの接触領域全体)を意味しており、また、ガイドが竿に対して移動可能に設けられている場合にはガイドを軸方向手元側に移動させた際にそれ以上手元側に移動させることができなくなる予め定められたガイドの実釣時における固定位置(竿と接触するガイドの接触領域全体)のことを意味している。
更に、上記構成において、前記繊維強化樹脂層の先端部の外周に被覆層が配置されていても良い。更に、上記構成において、前記継ぎ部の近傍では、前記繊維強化樹脂層から前記筒状体へ向かってその外径が次第に大きくなっていることが好ましい。
なお、上記構成において、各構成要素の「先端」とは釣竿の穂先の竿先の方に位置する端部のことであり、また、「基端」とは釣竿の穂先の竿元(手元側)の方に位置する端部のことである。
本発明によれば、穂先竿の筒状体から繊維強化樹脂層を経て芯材へ至るにつれて破断伸度が徐々に大きくなるように変化することで、穂先が大きく撓んだ際の穂先竿の先端部の折れを効果的に防止することができ、また、継ぎ合わせ部分での層間の剥離も防止できる。すなわち、本発明によれば、軽量で且つ大きな撓みに対応可能な優れた剛性を有するとともに、先端側から継ぎ合わせ部分を経て基端側まで滑らかに撓むことができる感度の良好な釣竿の穂先を提供できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る穂先竿(釣竿の穂先)10を有する釣竿の一実施形態を示す側面図である。
図示のように、本実施形態の釣竿1は、例えば磯竿であり、元竿3と、1本以上の中竿5と、穂先竿10とを備えた構成となっている。各竿は、並継式または振り出し式によって継合されている。なお、中竿5は無い構成であっても良い。
元竿3の基端部には、把握されるグリップ7およびリールRが装着されるリールシート8が設けられている。また、元竿3、中竿5、及び穂先竿10には、リールRから繰り出される釣糸を案内するためのガイド9が固定して設けられ或いは移動可能に設けられている
ここで、穂先竿10の構成について、図2および図3を参照して説明する。これらの図において、図2は穂先竿の要部の側部断面図、図3は図2のP部の拡大断面図である。
図2に示されるように、穂先竿10には、その軸長方向に沿って所定の間隔で、釣糸を案内するための複数のガイド9が固定して設けられ或いは移動可能に設けられている。これらのガイド9は、穂先先端に取り付けられたトップガイド9Aと、トップガイド9Aから基端側に向かって1番目に位置する第1ガイド9Bと、2番目に位置する第2ガイド9Cとを含んでいる。
また、図3に明確に示されるように、穂先竿10は、超弾性材料によって形成される芯材15の基端側部分15aの外層に繊維強化樹脂層40を積層して成る竿体12と、繊維強化樹脂製の筒状体16とを継ぎ合わせることにより形成されている。繊維強化樹脂層40は、内側の第1の層40aと外側の第2の層40bとから成る。
芯材15はその先端方向がストレートもしくは先細りに形成される。そして、この芯材15の基端には小径部15bが同軸的に突出されて形成される。芯材15の小径部15bは、ガラス等から成るパイプ材(補強層)50の一端部に内挿される。このパイプ材50は、ステンレス、NT合金、アルミニウム、真鍮、チタン、マグネシウム等の金属材料やカーボン繊維、ガラス繊維、アラミド繊維等の強化繊維等の材料を用いてパイプ状の所望の寸法に形成され、その一端部に芯材15の小径部15bが内挿されて接着等により接合される。
また、パイプ材50は、その他端部にマンドレルと称する芯金に設けた嵌合部が離型剤を用いて引き抜き可能に内挿される。この芯金は、先端部がパイプ材50の外径と略同寸法に形成され、その先端に前記嵌合部がパイプ材50の内径部位に内挿可能に形成される。これにより、芯金は、前記嵌合部がパイプ材50に内挿された状態で、その外周壁がパイプ材50の外径と略面一となる。そして、パイプ材50は、その一端部に芯材15の小径部15bが内挿されると共に、その他端部に芯金の前記嵌合部が内挿されると、これら芯材15と芯金との相互間を直線状に位置決めする。ここで、芯材15の基端側外周に繊維強化樹脂層40の第1の層40aおよび第2の層40bをそれぞれ形成する例えば第1および第2の繊維強化プリプレグを順次に先端を軸長方向にずらした積層状態で巻回した後、パイプ材50の一端側部分から芯金上に筒状体16を形成する例えば繊維強化プリプレグを巻回し、その状態で加熱焼成した後、その成形体から芯金を取り除く(脱芯する)。これにより、図3に示されるような構造が形成される。
このような構造において、竿体12と筒状体16とが継ぎ合わされて成る継ぎ部20は、繊維強化樹脂層40の外周に筒状体16の先端側部分16aを配置することによって形成される。この場合、継ぎ部20は、第1ガイド9Bの固定位置30と第2ガイド9Cの固定位置32との間に配置され、繊維強化樹脂層40の先端側部分40Aは筒状体16の先端19から突出して配置されているとともに、繊維強化樹脂層40の先端は、第1ガイド9Bの固定位置30もしくはそれよりも基端側に位置されている(図では、繊維強化樹脂層40の先端が第1ガイド9Bの固定位置30に近接している)。また、継ぎ部20の近傍では、繊維強化樹脂層40から筒状体16へ向かってその外径が次第に(図では、テーパ状に)大きくなっている(段階的に大きくなっていても良い)。そして、本実施形態において、繊維強化樹脂層40の破断伸度は筒状体16の破断伸度よりも大きく、芯材15を形成する超弾性材料の破断伸度は繊維強化樹脂層40の破断伸度よりも大きく設定されている。
ここで、「破断伸度」とは、材料に固有の値であり、引張試験において試験片の決められた標点間での破断直前の伸び率(%)のことである。また、「超弾性材料」とは、一般には、5〜8%等、3%以上の伸び率を有する合金や樹脂等であって、軸長方向に引張って負荷を加えた際に、約3%の以上の伸び率を示して形状変形し、その負荷を取り去れば約90%以上の復元率で回復するものが該当する。また、弾性率(曲げ剛性)としては、500〜30000kgf/mm2(4900〜294000N/mm2)の範囲に設定されていることが好ましい。具体的には、例えばNi−Ti系合金、Ni−Ti−Fe系合金、Ni−Ti−Cu系合金、Ni−Ti−Cr系合金などの超弾性合金や、ポリフェニールサルホン(PPSU)など超弾性樹脂によって形成することができる。また、「伸び率」とは、初期状態(伸びる前の状態)における素材の軸長方向の全長を基準にして、その初期状態の全長に対する伸び量を百分率(%)で表したものである。なお、伸び率を計測する際には、画一的な伸び率を得るために、各種素材に対して各々同一の引っ張り力(負荷)を加えるものとする。
また、前記繊維強化樹脂は、特に3〜10t/mm2 程度の弾性率および2〜5%程度の伸び率を有するガラス繊維やアラミド繊維などの種々の強化繊維、カーボン繊維等にエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂等の樹脂が含浸されて形成されることが好ましい。
例えば、本実施形態では、筒状体16にカーボン繊維(補強層50の基端部位での弾性率は例えば1212kgf/mm2)が用いられ、繊維強化樹脂層40にガラス繊維が用いられる。一方、超弾性材料から成る芯材15には例えばNi−Tiが用いられる。また、芯材15は、その先端の外径が例えば0.55mm(その場合の弾性率は29.2kgf/mm2)であり、繊維強化樹脂層40の先端部位での外径が例えば0.95mm(その場合の弾性率は260kgf/mm2)である。また、一例として、繊維強化樹脂層40のガラスの破断伸度は3.5〜4%、芯材15の超弾性材料(Ni−Ti)の破断伸度は5〜8%、筒状体16のカーボンの破断伸度は1.6〜2.2%である。
以上説明したように、本実施形態では、繊維強化樹脂層40の破断伸度が筒状体16の破断伸度よりも大きく、芯材15を形成する超弾性材料の破断伸度が繊維強化樹脂層40の破断伸度よりも大きくなっている。すなわち、穂先竿10の筒状体16から繊維強化樹脂層40を経て芯材15へ至るにつれて破断伸度が徐々に大きくなるように変化している。そのため、穂先竿10は先端側ほど撓みが大きくなるのに対し、先端部の折れを効果的に防止することができる。
また、本実施形態では、超弾性材料(金属等)の中実の芯材15が先端に位置し、この芯材15に対して中空の筒状体16が接続されているため、魚の微妙なアタリを適格に手元側まで伝えることができる。
また、本実施形態では、継ぎ部20の周辺領域において繊維強化樹脂層40の先端側部分40Aが筒状体16の先端19の前側近傍に位置している。具体的には、継ぎ部20は、繊維強化樹脂層40の外周に筒状体16の先端側部分を配置して成り、繊維強化樹脂層40の先端側部分が筒状体16の先端から突出して配置されている。しかも、穂先竿10の撓み時に継ぎ部20の基端側の筒状体16から繊維強化樹脂層40を経て芯材15に向かって軸長方向の変位量が大きくなる部分の破断伸度は前述したように徐々に大きくなっている。そのため、層間の追従性が向上し、層間の剥離を防止することができる。
また、本実施形態では、継ぎ部20が第1ガイド9Bの固定位置30と第2ガイド9Cの固定位置32との間に配置されるとともに、繊維強化樹脂層40の先端が第1ガイド9Bの固定位置30もしくはそれよりも基端側に位置しており、第1ガイド9Bの先端側には超弾性材料の芯材15のみが存在している。そのため、大きく撓む第1ガイド9Bの先端側での破損を効果的に防止できる(例えば、釣糸の巻き取り過ぎによる穂先先端から第1ガイド9Bまでの間の局部的な撓みによる穂先の折れも防止できる)とともに、芯材15、繊維強化樹脂層40、筒状体16の各層間での剥離を防止することができる。また、このように中実部分である超弾性材料の芯材15を穂先竿10の先端側領域にのみ設ける(それ以外は中空のみ)ため、穂先竿10の先端部の重量増大を防止でき(穂先竿10全体の軽量化を図ることができ)、竿の振り調子への影響を抑えられる。
また、本実施形態では、繊維強化樹脂層40から筒状体16へ向かってその外径が次第に大きくなっている。そして、穂先竿10の外面は、段差が少ない或いは段差が全くない滑らかな略テーパ状の面として形成されている。したがって、釣糸が継ぎ部20の周面で段差に引っ掛かることを防止でき、また、そのような引っ掛かりによる釣糸の切れを防止できる。また、前記引っ掛かりが釣糸の放出・巻き取り操作時に抵抗になることも防止できる。
図4は前述した実施形態の第1の変形例を示している。図示のように、この変形例では、繊維強化樹脂層40の基端40Bに筒状体16の先端19を突き合わせることにより継ぎ部20が形成されている。無論、この場合も、繊維強化樹脂層40の破断伸度が筒状体16の破断伸度よりも大きく、芯材15を形成する超弾性材料の破断伸度が繊維強化樹脂層40の破断伸度よりも大きくなっている。このような継ぎ部20の構造によれば、前述した実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、繊維強化樹脂層40の基端40Bに筒状体16の先端19が突き合わせられている(繊維強化樹脂層40の基端40Bの外周に筒状体16が設けられていない)ため、第1の実施形態の場合よりも継ぎ部20の外径を細くすることができる。
図5は前述した実施形態の第2の変形例を示している。図示のように、この変形例では、繊維強化樹脂層40の先端部40Aの外周に、例えばウレタン系、アクリル系、エポキシ系、フッ素系の樹脂から成る被覆層70が配置されている。特に、本変形例では、穂先竿10のほぼ全長にわたって被覆層70が配置されている。なお、それ以外の構成は前述した実施形態と同じである。
このような構成では、穂先竿10が大きく湾曲した際にその曲げ応力が集中し易い継ぎ部20の剥離、特に繊維強化樹脂層40の先端部40Aの剥離を被覆層70によって未然に防止することができるとともに、穂先竿10の外面が被覆層70によって保護されるため穂先竿10の外面の傷付きを防止できる。特に超弾性材料が金属である場合には、傷付き部から進行する材料破損を未然に防止できるため有益である。
本発明の一実施形態に係る穂先を有する釣竿の側面図である。 本発明の一実施形態に係る穂先の側部断面図である。 図2のP部の拡大断面図である。 図3の実施形態の第1の変形例を示す断面図である。 図3の実施形態の第2の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 釣竿
9 ガイド
9A トップガイド
9B 第1ガイド
9C 第2ガイド
10 穂先竿(穂先)
12 竿体
16 筒状体
20 継ぎ部
30,32 固定位置
40 繊維強化樹脂層
70 被覆層

Claims (6)

  1. 超弾性材料によって形成される芯材の基端側の外層に繊維強化樹脂層を積層して成る竿体と、繊維強化樹脂製の筒状体とを継ぎ合わせた継ぎ部を有する釣竿の穂先であって、
    前記繊維強化樹脂層の破断伸度が前記筒状体の破断伸度よりも大きく、前記超弾性材料の破断伸度が前記繊維強化樹脂層の破断伸度よりも大きいことを特徴とする釣竿の穂先。
  2. 前記継ぎ部は、前記繊維強化樹脂層の外周に前記筒状体の先端側部分を配置して成り、前記繊維強化樹脂層の先端側部分が前記筒状体の先端から突出して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の釣竿の穂先。
  3. 前記継ぎ部は、前記繊維強化樹脂層の基端に前記筒状体の先端を突き合わせて成ることを特徴とする請求項1に記載の釣竿の穂先。
  4. 釣糸を案内するための複数のガイドが穂先の軸長方向に沿って所定の間隔で設けられ、これらのガイドは、穂先先端に取り付けられたトップガイドと、トップガイドから基端側に向かって1番目に位置する第1ガイドと、2番目に位置する第2ガイドとを含み、
    前記継ぎ部は、前記第1ガイドの固定位置と前記第2ガイドの固定位置との間に配置され、
    前記繊維強化樹脂層の先端は、前記第1ガイドの固定位置もしくはそれよりも基端側に位置していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の釣竿の穂先。
  5. 前記繊維強化樹脂層の先端部の外周に被覆層が配置されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の釣竿の穂先。
  6. 前記継ぎ部の近傍では、前記繊維強化樹脂層から前記筒状体へ向かってその外径が次第に大きくなっていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の釣竿の穂先。
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