JP4726112B2 - 穂先竿 - Google Patents

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Description

本発明は、穂先竿及びその製造方法に関する。
穂先竿としては、中実棒状の竿先側部材とその竿先側部材を連結固定する中空状の竿元側部材とからなるものがある(特許文献1参照)。
特開2005−27593号公報(公報段落番号〔0003〕、〔0005〕、〔0023〕、図3〜図6)
上記したように、中実棒状の竿先側部材を採用するのは、魚が掛かった場合の反応の良さと軽量化とを両立させるものである。しかし、竿先側が中実棒状体であり、竿元側が中空状部材であるために、両者の連結構造に種々の工夫が凝らされているが、それでも、次ぎのような問題があった。
つまり、前記した公報の図6に示すように、竿元側部材の先端開口部に竿先側部材の竿元端を嵌合させる嵌合面を削り加工するために、プリプレグからなる補助パターンを削り代として先端開口内周面に装着していたが、竿元側部材の竿先端の外周面が盛り上がりを生じたり、その補助パターンの外側に巻き付けたメインパターンに段差部分ができて、その段差部分での皺が発生する等の問題があった。
また、補助パターンを竿先側に設けているので、竿元側部材の竿先端の外周面に盛り上がりを生じるところから、竿先側部材を竿元側部材に連結固定した際に、その連結部位において、公報の図2で示すように、竿先側部材と竿元側部材との夫々の外周面との間に段差が形成されることになる。そこで、その段差部分を埋めるために、塗料等を厚めに施して被覆する構成を採っていた。
そうすると、この塗料の塗布により、その塗布した部分に盛り上がりを生ずることになり、デザイン上違和感が生ずるものであり、かつ、塗料を塗布する修正作業のような工程が必要となる欠点があった。
本発明の目的は、デザイン上の違和感を解消し、塗料を塗布する修正作業のような工程を必要としない穂先竿を提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、竿軸線方向に沿って強化繊維を引き揃え配置してあるプリプレグ製の中実棒状の竿先側部材とその竿先側部材に連結固定されるプリプレグ製の中空状の竿元側部材とからなり、前記竿元側部材の竿先端の内周面に、前記竿先側部材の竿尻端部を内嵌保持するための内向きに突出する内嵌合膨出部を形成するとともに、前記内嵌合膨出部を強化繊維が円周方向に沿って引き揃えられているプリプレグで構成し、前記内嵌合膨出部の竿先端部に、竿元側程小径となる入口急傾斜面部を形成し、前記竿先側部材の竿元端部の外周面に、前記竿元側部材の入口急傾斜面部に内嵌合する急傾斜面部とその急傾斜面部の竿元側に位置して前記竿元側部材の内嵌合膨出部に内嵌合する小径連結部とを形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。

〔作用〕
つまり、竿元側部材の竿先端の内周面に、竿先側部材の竿元端を内嵌合するための削り代を確保する手段として、内向きに膨出する内嵌合膨出部を形成した。これによって、この膨出部分に対して竿先側部材の竿元端を嵌合する為の研削処理を施すことができるとともに、内向きに膨出する構成を採ったので、竿元側部材の外周面が従来のように盛り上がりを生ずることはない。
〔効果〕
したがって、竿連結部位の盛り上がりを解消できて、盛り上がりができることによる違和感を解消できるとともに、盛り上がりができたことによる竿先側部材と竿元側部材との段差を解消する為の塗料の塗布等を行う必要がない。
請求項2に係る発明の特徴構成は、前記竿元側部材の竿先端から竿元側に向けて、竿元側程小径となる入口急傾斜面部を形成して前記竿元側部材の竿先端での肉厚を略零厚に近い状態に形成し、前記竿先側部材と前記竿元側部材とを連結した状態で、前記竿先側部材の外周面と前記竿元側部材の外周面とが、それらの外周面の竿の軸線に対して傾斜する傾斜度が同一又は略同一の状態で段差無く繋がる点にある。
請求項3に係る発明の特徴構成は、請求項1又は2記載の穂先竿における中空状の竿元側部材の製作方法であって、一方向に引き揃えた強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグを竿体長に相当する長さに裁断したメインパターンと、前記プリプレグを前記竿体長よりも短い長さに裁断した補助パターンとを形成するとともに前記メインパターンと前記補助パターンとを巻回して筒状体を形成する際に利用する芯金を設け、前記芯金を中間部から元側に掛けて一定の割合で大径化する棒状体に形成するとともに先端部に段付き面を介して先端側程前記内嵌合膨出部の突出量だけ小径化する小径部を形成し、前記小径部に前記補助パターンを強化繊維が円周方向に引き揃えられた状態で巻回するとともにその補助パターンの外周面と前記芯金の前記中間部から元側に掛けての外周面とに亘って前記メインパターンを巻回し、前記中空状の竿元側部材に前記内嵌合膨出部を形成する点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
つまり、竿元側部材の内嵌合膨出部を形成するのに、補助パターンをメインパターンに先行して芯金に巻回する製作方法を示したが、この方法を採る場合に、芯金の先端側部分に段付き面を介して小径部を形成することとしたので、この小径部に補助パターンを巻回することによって、巻回した補助パターンの外面を芯金の中間部の外面径と段差のできない径に形成することができる。
このような構成によって、補助パターンを芯金に巻回した状態でその外面にメインパターンを巻回しても補助パターンによる盛り上がりが生ずることはない。
以上のように、補助パターンによる削り代を確保するものであっても、芯金の外周面に対する改造を施すことによって、盛り上がりができることによる違和感を解消できるとともに、盛り上がりができたことによる竿先側部材と竿元側部材との段差を解消する為の塗料の塗布等を行う必要がない。
並継式または振出式の釣り竿における穂先竿Aについて説明する。図1に示すように、穂先竿Aは、中実棒状の竿先側部材1とその竿先側部材1に連結固定される中空状の竿元側部材2とからなる。ここでは、竿先側部材1と竿元側部材2とに外付けの釣り糸ガイド3を備えたもので説明する。
中実棒状の竿先側部材1について説明する。図1(ロ)に示すように、竿先側部材1は、竿の軸線X方向に沿って徐々に大径化する円錐棒状のものに形成されるとともに、竿元端近くに形成される最大大径部aから竿元端側に竿元側程小径化する急傾斜面部1Aとそのさらに竿元側に円柱状の小径連結部1Bとを形成して、竿元側部材2に連結可能に構成してある。
一方、中空状の竿元側部材2について説明する。図1(ロ)に示すように、竿元側部材2の竿先端開口部に奥側程小径化する入口急傾斜面部2Bを形成するとともに、その入口急傾斜面部2Bから更に奥側に向かって小径孔状の内嵌合膨出部2Aを形成してある。小径孔状の内嵌合膨出部2Aは一定長さに形成されているだけで、内嵌合膨出部2Aの竿元側端より更に竿元側には、通常の肉厚を有する竿体部分2Cを形成している。
竿先側部材1の製作方法は次ぎの通りである。図示はしていないが、軸線に沿って束ねたガラス強化繊維の束(500本〜1000本)を熱硬化性樹脂液内に潜らせてその樹脂を含浸させた後ダイスより引き抜き所定長さに裁断して中実棒状の部材を形成する。ここで、強化繊維としては炭素繊維等も使用できるが、炭素繊維等に比して弾性率が低く柔軟性の高いガラス繊維を採用する。
このように穂先竿の先端に使用する部材を中実棒状としているのは、魚が掛かった場合に、竿が鋭敏に反応すべく構成する必要があるとともに、竿の先端に設けるものであるために、中実棒状の方が中空状のものに比べて軽量でありながら細径化できるからである。
ただし、剛性が高すぎると急激な魚の引き等に対応できずに折れや割れが発生する虞があるので、靭性を保持する為にガラス繊維を採用する方がよい。
以上のように形成した中実棒状の部材の外周面に対して竿元側程徐々に大径化する円錐状に研削加工を施すとともに、竿元端部に削り加工を施して、竿元側程小径化する急傾斜面部1Aとそのさらに竿元側に一定の径を有する小径連結部1Bとを形成する。
中空状の竿元側部材2の製作方法について説明するが、まず、芯金4の形状について説明する。図2に示すように、棒状の素材より研削加工を施して、先端側から元側に掛けてその外周面を、一定の割合で大径化する棒状体4Bに形成するとともに先端部に段付き面4aを介して竿先側程小径化する小径部4Aを形成する。
このような芯金4に対して巻き付けられる側のプリプレグパターンについて説明する。図2に示すように、一方向に引き揃えた炭素繊維(又はガラス繊維)等からなる強化繊維c群にエポキシ等の熱硬化性樹脂(又は熱可塑性樹脂)を含浸させてプリプレグを形成する。プリプレグから竿元側部材2として必要な竿の長さに相当する長さに裁断してメインパターン5を形成し、プリプレグから竿に相当する長さよりも短い長さに裁断した補助パターン6を形成する。
以上のように形成したメインパターン5と補助パターン6とから中空状の竿元側部材2を形成する。図2に示すように、補助パターン6の強化繊維cの方向を円周方向に引き揃える。引き揃えた補助パターン6を芯金4の先端側に形成された小径部4Aに巻き付ける。この場合に巻付ける回数として2〜3回(所謂2プライから3プライ)巻付けることにする。それによって、十分な肉厚を確保できる。巻付け方は、補助パターン6の一枚で3プライを賄えるパターンに裁断することでもよいが、1回巻のパターンのものを複数枚巻付けるものでもよい。
このように、複数回に亘って補助パターン6を巻付けることによって、芯金4の小径部4Aが覆われて段付き面4aが隠される。つまり、小径部4Aに巻き付けられた補助パターン6の表面と芯金4の中間部外周面とが段差の無い状態となる。
次に、メインパターン5を巻き付ける。図2に示すように、メインパターン5として、強化繊維cの引き揃え方向を円周方向に設定した内側メインパターン5A、強化繊維cの引き揃え方向を軸線方向に設定した中間メインパターン5B、強化繊維cの引き揃え方向を円周方向に設定した外側メインパターン5Cを用意する。これらのメインパターン5を、補助パターン6の外周面を含んで芯金4の略全長に亘って巻回する。
メインパターン5を複数巻きした後は、図示していないが、セロファンテープ等で緊縛するとともに、焼成炉で焼成した後に、そのテープを剥離し、所定長さに裁断する。裁断した後には、センタレス研磨機等で所定の外面形状に加工する。つまり、竿元側に掛けて徐々に大径化する筒状体に形成され、所定の塗料や釣り糸ガイド3等を取り付けて竿元側部材2を形成する。
図3(イ)に示すように、上記したような製作方法で竿元側部材2の竿先端内周面には、補助パターン6を巻回したことによる内嵌合膨出部2Aが設けてあり、竿先側部材1の小径連結部1Bを内嵌合すべく構成してある。
なお、センタレス研磨機等で所定の外面形状に加工する段階で、竿先側部材1との連結部を形成する為に、図3(イ)(ロ)に示すように、ドリル等の適当な工具によって内嵌合膨出部2Aの入口に竿元側程小径化する入口急傾斜面部2Bを形成してある。
中空状の竿元側部材2に使用される強化繊維として20〜24トン/平方ミリメートルの弾性率を持つ繊維が選ばれる。この弾性率は一般的にみれば、中弾性系に属するものであり、強化繊維としてはPAN系炭素繊維やアラミド繊維、ボロン繊維等が使用できる。
中実棒状の竿先側部材1に使用される強化繊維としては、5〜10トン/平方ミリメートルの弾性率を持つ繊維が選ばれる。この弾性率は一般的にみれば、低弾性系に属するものであり、強化繊維としてはガラス繊維等が使用できる。
以上のように構成した竿先側部材1と竿元側部材2とを連結するに、図1(ハ)に示すように、竿先側部材1の急傾斜面部1Aと小径連結部1Bとを、竿元側部材2の入口急傾斜面部2Bから内嵌合膨出部2Aに亘って内嵌するように構成してある。この内嵌連結する場合に、入口急傾斜面部2Bから内嵌合膨出部2Aに掛けて接着剤を塗布することによって、連結構造を強固にできる。
〔別の実施形態〕
(1) この種の穂先竿Aを適用する竿としては、外面に釣り糸ガイド3を有していない鮎竿等に使用可能である。
(2) 上記したように、竿先側部材1と竿元側部材2とを連結する場合に、入口急傾斜面部2Bから内嵌合膨出部2Aに掛けて接着剤を塗布することについて言及した。これに関連して、図4に示すように、入口急傾斜面部2Bから内嵌合膨出部2Aに掛けて環状溝2a又は螺旋溝を形成して、接着剤の保有空間を確保する構成を採っても良い。
尚、このように環状溝2a等を形成することによって、竿先側部材1と竿元側部材2との連結部位における断面二次モーメント等の剛性に関係するものを低下させることができる。これによって、魚が掛かった場合の曲げの伝達が円滑になり、この部位での突っ張り感等が解消されることが期待できる。
(イ)は穂先竿を構成する中実棒状の竿先側部材と中空状の竿元側部材とを連結した状態を示す側面図、(ロ)は中実棒状の竿先側部材の後端部と中空状の竿元側部材の先端部との連結前の状態を示す縦断側面図、(ハ)は連結後の状態を示す縦断側面図 中空状の竿元側部材の製作方法を示し、プリプレグをマンドレルに巻き付ける前の状態を示す斜視図 (イ)は図2の製作方法によって内嵌合膨出部のみを形成された筒状体を示す縦断側面図、(ロ)は(イ)の状態から竿先開口に竿元側程小径化する入口急傾斜面部を形成した状態を示す縦断側面図 中空状の竿元側部材の入口急傾斜面部と内嵌合膨出部とに環状溝を形成した状態を示す縦断側面図
符号の説明
1 竿先側部材
2 竿元側部材
2A 内嵌合膨出部
4 芯金
4A 小径部
4B 棒状体
4a 段付き面
5 メインパターン
6 補助パターン
c 強化繊維

Claims (3)

  1. 竿軸線方向に沿って強化繊維を引き揃え配置してあるプリプレグ製の中実棒状の竿先側部材とその竿先側部材に連結固定されるプリプレグ製の中空状の竿元側部材とからなり、前記竿元側部材の竿先端の内周面に、前記竿先側部材の竿尻端部を内嵌保持するための内向きに突出する内嵌合膨出部を形成するとともに、前記内嵌合膨出部を強化繊維が円周方向に沿って引き揃えられているプリプレグで構成し、前記内嵌合膨出部の竿先端部に、竿元側程小径となる入口急傾斜面部を形成し、前記竿先側部材の竿元端部の外周面に、前記竿元側部材の入口急傾斜面部に内嵌合する急傾斜面部とその急傾斜面部の竿元側に位置して前記竿元側部材の内嵌合膨出部に内嵌合する小径連結部とを形成してある穂先竿。
  2. 竿元側程小径となる前記入口急傾斜面部を形成して前記竿元側部材の竿先端での肉厚を略零厚に近い状態に形成し、前記竿先側部材と前記竿元側部材とを連結した状態で、前記竿先側部材の外周面と前記竿元側部材の外周面とが、それらの外周面の竿の軸線に対して傾斜する傾斜度が同一又は略同一の状態で段差無く繋がる請求項1記載の穂先竿。
  3. 請求項1又は2記載の穂先竿用の竿体における中空状の竿元側部材の製作方法であって、一方向に引き揃えた強化繊維群に樹脂を含浸させたプリプレグを竿体長に相当する長さに裁断したメインパターンと、前記プリプレグを前記竿体長よりも短い長さに裁断した補助パターンとを形成するとともに、前記メインパターンと前記補助パターンとを巻回して筒状体を形成する際に利用する芯金を設け、前記芯金を中間部から元側に掛けて一定の割合で大径化する棒状体に形成するとともに先端部に段付き面を介して先端側程前記内嵌合膨出部の突出量だけ小径化する小径部を形成し、前記小径部に前記補助パターンを強化繊維が円周方向に引き揃えられた状態で巻回するとともにその補助パターンの外周面と前記芯金の前記中間部から元側に掛けての外周面とに亘って前記メインパターンを巻回し、前記中空状の竿元側部材に前記内嵌合膨出部を形成する穂先竿における中空状の竿元側部材の製造方法。
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