JP6682259B2 - 定着用回転体及び加熱装置 - Google Patents
定着用回転体及び加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6682259B2 JP6682259B2 JP2015244333A JP2015244333A JP6682259B2 JP 6682259 B2 JP6682259 B2 JP 6682259B2 JP 2015244333 A JP2015244333 A JP 2015244333A JP 2015244333 A JP2015244333 A JP 2015244333A JP 6682259 B2 JP6682259 B2 JP 6682259B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- image
- concave portion
- surface layer
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G21/00—Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
- G03G21/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
- G03G21/1661—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
- G03G21/1695—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for paper transport
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2017—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
- G03G15/2028—Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
- G03G15/2053—Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
- G03G15/5054—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
第1の実施形態について、図1ないし図10を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
画像形成装置100は、像担持体としての感光ドラム(感光体)101を有し、感光ドラム101は、矢印の方向に所定のプロセス速度(周速度)で回転駆動される。感光ドラム101は、その回転過程で帯電装置としての帯電ローラ102により所定極性に表面が帯電処理される。次いで、その帯電処理された表面に、レーザ光学系により構成される露光装置110から出力されるレーザ光103により、入力された画像情報に基づき露光処理される。露光装置110は、不図示の画像読み取り装置やパーソナルコンピュータなどの外部端末からからの画像情報の各色に対応した画素信号に対応して変調(オン/オフ)したレーザ光103を出力する。そして、感光ドラム101の表面を走査露光する。その結果、この走査露光により感光ドラム101面には画像情報に対応した静電潜像が形成される。なお、露光装置110から出力されるレーザ光103は、偏向ミラー109により感光ドラム101の露光位置に偏向される。
次に、定着装置200の概略構成について、図2を用いて説明する。定着装置200は、加熱部材としての定着ベルト201、ニップ形成部材としての加圧ローラ206などを有する。そして、定着ベルト201と加圧ローラ206との間で、上述のように定着装置200に導入される記録材Pを挟持搬送する定着ニップ部Nを形成する。定着ベルト201は、詳しくは後述するように、シリコーンゴム弾性層などを備えた無端状のベルトであり、表面(外面)に記録材が接触して回転する回転部材である。また、定着ベルト201は、記録材Pに形成されたトナー像を定着するための定着用回転体である。
次に、定着ベルト201の構成について、図3を用いて詳しく説明する。定着ベルト201は、図3(a)に示すように、基部201Aと、基部201Aの表面(外周面)に設けられた表面層(離型層)201Bとを備える。基部201Aは、無端状に形成された基体201aと、摺動層201bと、プライマー層201cと、弾性層201dと、接着剤層201eとで構成される。摺動層201bは、基体201aの内周面に形成される。ここで、摺動層201bは、押圧部材としての定着ヒータ202との摺動性を向上させるために設けており、摺動性を特に向上させる必要がない場合には、省略しても良い。弾性層201dは、プライマー層201cを介して基体201aの外周面を被覆したシリコーンゴム製の弾性層である。
基体201aは、定着ベルト201に耐熱性が要求されるため、耐熱、耐屈曲性に配慮されたもので、金属基体や耐熱性樹脂基体などを用いるのが好ましい。例えば、金属基体としては、特開2002−258648号公報、国際公開第05/054960号、特開2005―121825号公報などに記載されているように、ニッケル電鋳などを用いることができる。耐熱性樹脂基体としては、特開2005―300915号公報、特開2010−134094号公報などに記載されているように、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂などを用いることができる。本実施形態では、国際公開第05/054960号で開示されているような、ニッケル−鉄合金からなる内径φ30mm、厚み40μm、長さ400mmの無端状の基体を用いた。
摺動層201bは、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂のような高耐久性、高耐熱性を持つ樹脂が適している。特に、制作の容易さ、耐熱性、弾性率、強度等の面から、ポリイミド樹脂が好ましい。ポリイミド樹脂により摺動層201bを形成する場合、例えば、次のように行う。芳香族テトラカルボン酸二無水物或いはその誘導体と、芳香族ジアミンとの略等モルを有機極性溶媒中で反応させて得られるポリイミド前駆体溶液を、上述の基体201aの内面に塗工、乾燥、加熱し、脱水閉環反応させる。これにより、基体201aの内面にポリイミド樹脂製の摺動層201bを形成することができる。
弾性層201dは、定着ニップ部Nでトナー像を記録材に定着する時に、トナーを必要以上に押しつぶさず、記録材が紙である場合に紙の繊維の凹凸に追従する柔軟性を有する弾性を定着ベルト201に持たせる層として機能する。また、定着ベルト201の機能としては、定着ニップ部Nにおいて短時間で、記録材に対しトナーを溶融するだけの十分な熱量を供給することも求められている。定着ベルト201の熱供給能力は、特開2014−142611号公報に記載されているように、弾性層の熱浸透率(b=(λ・Cp・ρ)0.5)、即ち熱伝導率と体積熱容量を高く設計することで向上させることができる。このような柔軟性と熱供給能力を発現させる弾性層としては、特開2014−142611号公報に記載されているように、付加硬化型シリコーンゴムのベース材に、炭素繊維と無機フィラーを配合させ硬化させたシリコーンゴム弾性層が知られている。
接着剤層201eは、弾性層201dである硬化シリコーンゴム弾性層上にフッ素チューブを固定するものである。このような接着剤層201eは、弾性層201dの表面に1〜10μmの厚みで均一に塗布した付加硬化型シリコーンゴム接着剤の硬化物からなっている。そして、付加硬化型シリコーンゴム接着剤は、自己接着成分が配合された付加硬化型シリコーンゴムを含む。
表面層201Bの形成には、例えば、以下に例示列挙する樹脂をチューブ状に成形したものが用いられる。テトラフルオロエチレン−パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)などである。
次に、上述のような定着ベルト201に情報300を表示させるレーザマーキング処理について説明する。前述したように、製造ロット番号や加工向きなどの情報300を付与(刻印)するために、定着ベルト201の表面層201Bの表面にレーザマーキング処理を行う。レーザマーキング処理は、刃物などにより刻印する場合と比べて、摩耗・劣化といった消耗部品の交換が不要であるため、生産性に優れている。また接触せず加工するため加工時に加工材が応力・圧力により変形しにくいため、表面層201Bであるシリコーンゴムに対しても加工精度がよい。
ここで、上述のように情報300が形成される表面層201Bとなるフッ素樹脂チューブの配向性について説明する。前述したように、フッ素樹脂チューブは、溶融したPFAのペレットを円筒状の型から押出して、円周方向に合わせ目の無いシームレスなチューブとして押し出すことで成形する。このような方法でフッ素樹脂チューブ501を成形すると、図7に示すように、PFA樹脂の主鎖mは押出方向に配向する傾向がある。この押し出し方向は、定着ベルト201の長手方向となる。押出方向の配向度が50以上100以下であると表面層201Bは長手方向に裂けやすい。このため、押し出し成型で形成される表面層201Bは、押出方向、即ち、長手方向に裂け易くなる。なお、本実施例のフッ素樹脂チューブは不透明であるため配向度を直接確認すること困難である。しかしながら、押し出し成型時の押出し速度などから配向度を推測することができる。
そこで、本実施形態の場合、情報300を表示するための凹部301を、情報300を構成するフォントが長手方向(定着ベルト201の表面に沿った方向で、且つ、回転方向に直交する直交方向)に対して傾斜するように形成している。即ち、上述した第2工程で、凹部301を長手方向に対して傾斜するように処理されたフォントを用いて形成している。なお、情報300を構成するフォントは、好ましくは、長手方向に対して5°以上85°以下の傾斜を、より好ましくは10°以上80°以下の傾斜をさせる。
第2の実施形態について、図11及び図12を用いて説明する。本実施形態では、表面層201Bの非画像範囲内に形成する情報300のフォントを斜体としている。即ち、第1の実施形態で説明した第2工程で、凹部を斜体のフォントを用いて形成している。具体的には、図11に示すように、表面層201Bにレーザ刻印する文字のフォントを斜体に設定し、文字の配列方向である所定方向が定着ベルト201の周方向に平行となるように、情報300を印字した。例えば、情報300は、表面層201Bに形成された凹部301によって視認可能とされる文字であって、アルファベット及び数字の中から選ばれる文字が定着ベルト201の周方向に沿って並置された文字部である。そして、文字部を定着ベルト201の長手方向に対し傾斜した斜体文字により構成している。ここでの斜体とは、傾いてデザインされたイタリック体などの文字や、傾いてない文字を画像処理で傾けたオブリーク体を含む。なお、図12に、フォントの具体例、その標準体、及び斜体を列挙する。
第3の実施形態について、図13及び図14を用いて説明する。本実施形態の場合、図13(a)に示すように、表面層201Bの表面の非画像範囲内で、情報300の画像範囲側に定着ベルト201の回転方向に沿った画像側凹部303を形成している。即ち、本実施形態では、情報300のフォントは、第1の実施形態のように傾斜させておらず、また、第2の実施形態にように斜体ともしていない。このため、前述の図10(b)に示したように、長手方向と平行となる直線部の凹部が生じ、この直線部の凹部に沿って裂けが生じ得る。そこで、本実施形態では、情報300と画像範囲との間に、周方向に沿った画像側凹部303を、レーザマーキング処理により形成している。
第4の実施形態について、図15を用いて説明する。本実施形態は、上述の第2の実施形態のように、情報300のフォントを斜体とすると共に、上述の第3の実施形態のように、情報300と画像範囲との間に画像側凹部303を形成している。即ち、図15に示すように、フォントを斜体としても、フォントによっては、定着ベルト201の長手方向と平行となる方向の直線部の凹部が生じ得る。例えば、文字「M」、「W」にこのような直線部の凹部が生じ得る。そして、この直線部の凹部に沿って、裂け302が生じ易くなる。このため、本実施形態では、第3の実施形態のように、情報300と画像範囲との間に画像側凹部303を形成している。
第5の実施形態について、図16を用いて説明する。上述の第3、第4の実施形態では、情報300の画像範囲側に画像側凹部303を形成した。但し、定着ベルトを複数の張架ローラに掛け渡して回転駆動する構成も従来から知られている。このような構成の場合、張架ローラのアライメントなどの影響により、定着ベルトが回転方向と直交する幅方向(長手方向、直交方向)に移動する「寄り」が発生する。このため、従来から、定着ベルトの幅方向端部の位置をセンサで検知し、定着ベルトの寄りを制御する構成が知られている。
上述の各実施形態のうち、第1〜3の実施形態にそれぞれ対応する実施例1〜3と、比較例とを用いて、第1〜3の実施形態の効果を調べるために行った実験について説明する。なお、実施例1は第1の実施形態の図10(c)のように、実施例2は第2の実施形態の図11のように、実施例3は第3の実施形態の図13(b)のように、比較例は図10(b)のように、それぞれ情報300を表面層の表面に形成した。
上述の各実施形態は、適宜組み合わせて実施可能である。例えば、第2の実施形態のように情報300のフォントを斜体とする共に、第1の実施形態のようにフォントを傾斜させても良い。また、第1の実施形態の構成に、第3の実施形態を組み合わせても良い。
Claims (14)
- 記録材に形成されたトナー像を定着するための定着用回転体であって、
基部と、前記基部の表面に設けられた表面層と、を備え、
前記表面層の表面で、画像形成可能な領域に対応する画像範囲から外れた非画像範囲内に、情報を表示するための凹部が形成されており、
前記凹部は、所定方向に並べられた複数の文字又は図形の情報であり、且つ、前記凹部は、前記所定方向が前記定着用回転体の表面に沿った方向で、且つ、前記定着用回転体の回転方向に対して10°以上80°以下に傾斜するように形成されている、
ことを特徴とする定着用回転体。 - 記録材に形成されたトナー像を定着するための定着用回転体であって、
フッ素樹脂チューブの表面層と、
前記表面層に形成された凹部によって視認可能とされる文字であってアルファベット及び数字の中から選ばれる文字が前記定着用回転体の周方向に沿って並置された文字部と、を有し、
前記文字部は前記定着用回転体の長手方向に対し傾斜した斜体文字により構成されており、
前記斜体文字に含まれる直線部は前記定着用回転体の長手方向に対して5°以上85°以下に傾斜している、
ことを特徴とする定着用回転体。 - 前記表面層の表面の前記非画像範囲内で、前記定着用回転体の回転方向に直交する直交方向に関して前記情報の凹部の前記画像範囲側に、前記回転方向に対する角度が、10°以上80°以下の傾斜で傾斜した直線部、又は、前記直線部を複数組み合わせた前記情報の凹部とは異なる画像側凹部が形成されている、
ことを特徴とする、請求項1に記載の定着用回転体。 - 前記表面層の表面の前記非画像範囲内で、前記定着用回転体の回転方向に直交する直交方向に関して前記情報の凹部の前記画像範囲側に、前記回転方向に対する角度が、−10°〜+10°の範囲の直線部を持たないような前記情報の凹部とは異なる画像側凹部が形成されている、
ことを特徴とする、請求項1に記載の定着用回転体。
- 記録材に形成されたトナー像を定着するための定着用回転体であって、
基部と、前記基部の表面に設けられた表面層と、を備え、
前記表面層の表面で、画像形成可能な領域に対応する画像範囲から外れた非画像範囲内に、情報を表示するための凹部が形成されており、
前記凹部は、前記定着用回転体の表面に沿った方向で、且つ、回転方向に直交する直交方向に対する角度が、−10°〜+10°の範囲の直線部を有し、
前記表面層の表面の前記非画像範囲内で、前記直線部の前記画像範囲側の端部から前記直交方向に前記画像範囲側に延出した仮想線と交差するように、前記情報の凹部とは異なる画像側凹部が形成されている、
ことを特徴とする定着用回転体。 - 記録材に形成されたトナー像を定着するための定着用回転体であって、
基部と、前記基部の表面に設けられた表面層と、を備え、
前記表面層の表面で、画像形成可能な領域に対応する画像範囲から外れた非画像範囲内に、情報を表示するための凹部が形成されており、
前記凹部は、前記定着用回転体の表面に沿った方向で、且つ、回転方向に直交する直交方向に対する角度が、−10°〜+10°の範囲の直線部を有し、
前記表面層の表面の前記非画像範囲内で、前記直交方向に関して少なくとも前記直線部の前記画像範囲側に、前記回転方向に対する角度が、10°以上80°以下の傾斜で傾斜した直線部、又は、前記直線部を複数組み合わせた前記情報の凹部とは異なる画像側凹部が形成されている、
ことを特徴とする定着用回転体。 - 記録材に形成されたトナー像を定着するための定着用回転体であって、
基部と、前記基部の表面に設けられた表面層と、を備え、
前記表面層の表面で、画像形成可能な領域に対応する画像範囲から外れた非画像範囲内に、情報を表示するための凹部が形成されており、
前記凹部は、前記定着用回転体の表面に沿った方向で、且つ、回転方向に直交する直交方向に対する角度が、−10°〜+10°の範囲の直線部を有し、
前記表面層の表面の前記非画像範囲内で、前記直交方向に関して少なくとも前記直線部の前記画像範囲側に、前記直交方向に対する角度が、−10°〜+10°の範囲の直線部を持たないような前記情報の凹部とは異なる画像側凹部が形成されている、
ことを特徴とする定着用回転体。 - 前記定着用回転体は、無端状のベルトである、
ことを特徴とする、請求項1ないし7のうちの何れか1項に記載の定着用回転体。 - 前記定着用回転体は、トナー像が形成された記録材を加熱する加熱部材である、
ことを特徴とする、請求項1ないし8のうちの何れか1項に記載の定着用回転体。 - 前記表面層は、フッ素樹脂層である、
ことを特徴とする、請求項1ないし9のうちの何れか1項に記載の定着用回転体。 - 前記表面層は、前記基部に接着されたチューブである、
ことを特徴とする、請求項1、5ないし7のうちの何れか1項に記載の定着用回転体。 - 前記表面層は、表面抵抗率が1012Ω/□以下である、
ことを特徴とする、請求項1ないし11のうちの何れか1項に記載の定着用回転体。 - 前記凹部の深さは、5μm以上で、表層の厚みの50%以下であり、線幅は10μm以上200μm以下である、
ことを特徴とする請求項1ないし12のうちの何れか1項に記載の定着用回転体。 - トナー像が形成された記録材を加熱する加熱部材と、
前記加熱部材との間で記録材を挟持搬送するニップ部を形成するニップ形成部材と、とを備えた加熱装置であって、
前記加熱部材と前記ニップ形成部材との少なくとも一方が、請求項1ないし13のうちの何れか1項に記載の定着用回転体である、
ことを特徴とする加熱装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US15/260,696 US9791812B2 (en) | 2015-09-29 | 2016-09-09 | Rotatable feeding member and rotatable fixing member |
EP16188767.4A EP3151068B1 (en) | 2015-09-29 | 2016-09-14 | Rotatable feeding member and rotatable fixing member |
PH12016000329A PH12016000329A1 (en) | 2015-09-29 | 2016-09-21 | Rotatable feeding member and rotatable fixing member |
MYPI2016001751A MY177374A (en) | 2015-09-29 | 2016-09-27 | Rotatable feeding member and rotatable fixing member |
KR1020160124604A KR101951995B1 (ko) | 2015-09-29 | 2016-09-28 | 회전가능 반송 부재 및 회전가능 정착 부재 |
CN201610863991.5A CN106557001B (zh) | 2015-09-29 | 2016-09-29 | 可旋转供给构件和可旋转定影构件 |
SG10201608160SA SG10201608160SA (en) | 2015-09-29 | 2016-09-29 | Rotatable feeding member and rotatable fixing member |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015191882 | 2015-09-29 | ||
JP2015191882 | 2015-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017068224A JP2017068224A (ja) | 2017-04-06 |
JP6682259B2 true JP6682259B2 (ja) | 2020-04-15 |
Family
ID=58492405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015244333A Active JP6682259B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-12-15 | 定着用回転体及び加熱装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6682259B2 (ja) |
KR (1) | KR101951995B1 (ja) |
MY (1) | MY177374A (ja) |
PH (1) | PH12016000329A1 (ja) |
SG (1) | SG10201608160SA (ja) |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01255544A (ja) * | 1988-04-05 | 1989-10-12 | Asahi Optical Co Ltd | 斜体文字生成装置 |
FR2691670B1 (fr) * | 1992-05-26 | 1994-08-26 | Plastic Omnium Cie | Ruban en polytétrafluoroéthylène apte au marquage par laser. |
KR100420244B1 (ko) * | 2002-05-11 | 2004-03-02 | 주식회사 이오테크닉스 | 필름 마커 시스템 및 이의 제어 방법 |
JP2005017422A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005114624A (ja) * | 2003-10-09 | 2005-04-28 | Nitto Denko Corp | シート状製品の検査方法及びシート状製品の検査システム及びシート状製品及び枚葉物 |
JP2005338350A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Canon Inc | 定着装置及び定着部材へのマーキング方法 |
JP2006300986A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Canon Inc | エンドレスベルト及び画像形成装置 |
JP5013699B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2012-08-29 | 株式会社キーエンス | 3次元加工データ設定装置、3次元加工データ設定方法、3次元加工データ設定プログラム、コンピュータで読み取り可能な記録媒体及び記録した機器並びにレーザ加工装置 |
JP2008094065A (ja) * | 2006-10-16 | 2008-04-24 | Union Seiki:Kk | 円筒面にローレットが刻設されている金属品及び金属円筒面にローレットと図形や文字を刻設する装置 |
JP5979840B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2016-08-31 | キヤノン株式会社 | 交換用定着ベルト及び定着ベルトの交換方法 |
KR20130041662A (ko) * | 2011-10-17 | 2013-04-25 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치의 정착 유닛 및 그 제어방법 |
JP2014164147A (ja) * | 2013-02-26 | 2014-09-08 | Canon Inc | 定着部材、およびこれを用いる画像形成装置 |
JP2015041033A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
KR101512142B1 (ko) * | 2013-12-31 | 2015-04-14 | (주)엔에스 | 필름 제조 장치 |
JP6282141B2 (ja) * | 2014-03-03 | 2018-02-21 | キヤノン株式会社 | 定着装置 |
-
2015
- 2015-12-15 JP JP2015244333A patent/JP6682259B2/ja active Active
-
2016
- 2016-09-21 PH PH12016000329A patent/PH12016000329A1/en unknown
- 2016-09-27 MY MYPI2016001751A patent/MY177374A/en unknown
- 2016-09-28 KR KR1020160124604A patent/KR101951995B1/ko active IP Right Grant
- 2016-09-29 SG SG10201608160SA patent/SG10201608160SA/en unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
PH12016000329B1 (en) | 2018-03-26 |
JP2017068224A (ja) | 2017-04-06 |
SG10201608160SA (en) | 2017-04-27 |
KR101951995B1 (ko) | 2019-02-25 |
KR20170038166A (ko) | 2017-04-06 |
MY177374A (en) | 2020-09-14 |
PH12016000329A1 (en) | 2018-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9791812B2 (en) | Rotatable feeding member and rotatable fixing member | |
JP2743151B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP2012037874A (ja) | 加圧ローラ、及びこの加圧ローラを用いた像加熱装置 | |
CN102308262B (zh) | 定影装置和成像设备 | |
JP2009251435A (ja) | 加熱用回転体、及びその加熱用回転体を有する像加熱装置 | |
JP5251737B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002116648A (ja) | 外部加熱型の変形可能な融着ローラ | |
JP6682259B2 (ja) | 定着用回転体及び加熱装置 | |
JP2019066722A (ja) | 定着ベルト基材の製造方法および定着ベルトの製造方法 | |
JP4463736B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2017111242A (ja) | 搬送回転体およびこれを備える画像形成装置、搬送回転体の製造方法 | |
JP2017067949A (ja) | 回転部材及び加熱装置 | |
JP2003149976A (ja) | 定着用回転体、加圧用回転体および定着装置 | |
JP2005284089A (ja) | 加圧回転体及び定着装置及び画像形成装置並びに加圧回転体の製造方法 | |
JP2007025475A (ja) | 加熱定着装置及び画像形成装置 | |
CN105938316B (zh) | 电子照相部件及其制备方法 | |
JP2013142837A (ja) | 像加熱装置 | |
JP2016004161A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2003316172A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007047381A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018040894A (ja) | 定着装置 画像形成装置 定着方法 | |
JP3615329B2 (ja) | カラープリンター用熱定着弾性回転体 | |
JP2020194067A (ja) | 定着装置及び定着方法 | |
JP2005308806A (ja) | エンドレスベルト及び画像形成方法 | |
JP2005149952A (ja) | 加熱装置および画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190619 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190625 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190910 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191203 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200130 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200206 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20200207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200225 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200325 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6682259 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |